今回は一旦今年の話題、2025年に関する話題となります。なかなか決まらず、年末にようやく出揃った今シーズンのドライバーラインナップについて、例年通りみていきたいと思います。
《ドライバー移籍状況》
昨年の開幕は珍しく、前年閉幕時のドライバーと全く同じとなりました。その反動なのか、今年はかなりドライバーの移籍と入れ替わりがみられます。いくつかの系統別に、2年振りとなるところてん式の移籍状況を整理しました。
in → Team → out
〈メルセデス系〉
◯ アントネッリ→メルセデス→ハミルトン
ハミルトン→フェラーリ→サインツ
サインツ→ウィリアムズ→コラピント ●
〈フェラーリ、ルノー系〉
◯ ベアマン→ハース→マグヌッセン ●
◯ ドゥーハン→アルピーヌ→オコン
オコン→ハース→ヒュルケンベルグ
ヒュルケンベルグ→キックザウバー→ボッタス ●
◯ ボルトレト→キックザウバー→周冠宇 ●
〈RBPT系〉
◯ ハジャー→レーシングブルズ→ローソン
ローソン→レッドブル→ペレス ●
マクラーレン・メルセデス MCL39
4 ランド・ノリス(イギリス)
81 オスカー・ピアストリ(オーストラリア)
フェラーリ SF-25
16 シャルル・ルクレール(モナコ)
44 ルイス・ハミルトン(イギリス)
レッドブル・HRBPT RB21
1 マックス・フェルスタッペン(オランダ)
30 リアム・ローソン(ニュージーランド)
メルセデス F1 W16 E Performance
63 ジョージ・ラッセル(イギリス)
12 アンドレア・キミ・アントネッリ(イタリア)◯
アストンマーティン・メルセデス AMR25
14 フェルナンド・アロンソ・ディアス(スペイン)
18 ランス・ストロール(カナダ)
アルピーヌ・ルノー A525
10 ピエール・ガスリー(フランス)
7 ジャック・ドゥーハン(オーストラリア)◯
ハース・フェラーリ VF-25
31 エステバン・オコン(フランス)
87 オリバー・ベアマン(イギリス)◯
レーシングブルズ・HRBPT VCARB02
22 角田裕毅(日本)
6 アイザック・ハジャー(フランス)◯
ウィリアムズ・メルセデス FW47
23 アレクサンダー・アルボン(タイ)
55 カルロス・サインツ(スペイン)
キックザウバー・フェラーリ C45
27 ニコ・ヒュルケンベルグ(ドイツ)
5 ガブリエル・ボルトレト(ブラジル)◯
今年もまた、チーム名が変更されましたね。ビザ・キャッシュアップ・RBがレーシング・ブルズに短縮されます。ほらね、長いしスポンサー名を無理くり入れるのはとっつき難いんだって。ヴイカーブ?!申し訳ないけどダサかったよ。miyabikunのレーシングブルズで正解だったでしょう?

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《ドライバー移籍状況》
昨年の開幕は珍しく、前年閉幕時のドライバーと全く同じとなりました。その反動なのか、今年はかなりドライバーの移籍と入れ替わりがみられます。いくつかの系統別に、2年振りとなるところてん式の移籍状況を整理しました。
in → Team → out
〈メルセデス系〉
◯ アントネッリ→メルセデス→ハミルトン
ハミルトン→フェラーリ→サインツ
サインツ→ウィリアムズ→コラピント ●
〈フェラーリ、ルノー系〉
◯ ベアマン→ハース→マグヌッセン ●
◯ ドゥーハン→アルピーヌ→オコン
オコン→ハース→ヒュルケンベルグ
ヒュルケンベルグ→キックザウバー→ボッタス ●
◯ ボルトレト→キックザウバー→周冠宇 ●
〈RBPT系〉
◯ ハジャー→レーシングブルズ→ローソン
ローソン→レッドブル→ペレス ●
◯はF1新規参戦、●はF1シート喪失
間違いや抜けは無いはずですが、、大丈夫でしょうか。
きっかけはメルセデスに長く所属したキングことハミルトンのフェラーリ移籍でした。そこから大シャッフルが始まりましたね。メルセデス系と括ったグループはそのハミルトンを中心に追い出される形となったサインツのウィリアムズの移籍、ハミルトンの抜けたシートには超大型新人アントネッリがおさまりました。
フェラーリ、ルノー系と括ったのはハースとキックザウバー、アルピーヌにまつわる移籍です。ハースのヒュルケンベルグが母国のワークスであるアウディ参戦を見据え、1年前倒しでキックザウバーへ移籍。空いたシートにアルピーヌのオコンがフランスから脱出。ほかマグヌッセン、ボッタス、周のシート喪失はベアマンとドゥーハン、ボルトレトが新規で加わります。
まあ騒ぎとなったレッドブルグループは契約の残るペレスをいよいよ解雇。後任に選んだのは(なぜだか)若手のローソンを昇格させ、そのローソンの後任にはグループのハジャーを起用することで(丸く?)おさまりました。
《2025年新規ドライバー》

◯ アンドレア・キミ・アントネッリ(イタリア)
2006年8月25日生まれ
2022年イタリアF4 ランキング1位
2022年ドイツF4 ランキング1位
2023年フォーミュラヨーロッパ ランキング1位
2024年F2 ランキング6位
2025年メルセデスよりF1初フル参戦
今シーズン最も注目される新人といえば、この彼ではないでしょうか。
「F1界にキミが戻ってきたぞー!」なんて。
でも大本のキミ・マティアス・ライコネンのキミはファーストネームですが、この彼のキミはミドルネーム。だから全く一緒ではないのかな。まあF1ファンや関係者はやっぱり「キミ」って呼びたくなるのでしょうな。

驚くポイントはそんなことだけではない。まず年齢。2006年生まれといえば、今シーズンも(しぶとく)出走を続けるアストンマーティンの稼ぎ頭、アロンソ様の2回目チャンピオンを獲得した年です。miyabikunもよく覚えていますよ、その年。つい最近に感じてしまう(はさすがに言い過ぎか)現チャンピオンであるフェルスタッペンがデビューした際に「やっぱりF1は18歳になってから」ルールが出来上がりました。当然それ以降はそれに従い、フェルスタッペンのような若さでの契約が無かったわけですが、このアントネッリはルールを緩和を受け、17歳の時点でF1のレギュラーシートを射止めました。それもさらに驚くのは単にシートを得ただけではなく、それがトップチームの一角をなすメルセデスという。何という大抜擢。近年は年齢もさることながら、直前になって「そこには乗らねーし」発言で驚かされたピアストリが思い出されますが、それを上回る衝撃を覚えました。miyabikun毎度ながら下位カテゴリーをよく知らないのですが、彼はそんなにすごい逸材なのか?!非常に楽しみです。

父親もレース経験があり、7歳からモータースポーツを始め、2019年よりメルセデスのジュニアチームに所属。母国のイタリアF4や並行してドイツF4でもチャンピオンを獲得すると、F3をドライブせずにF2に飛び級と才能に満ち溢れているのは間違い無さそう。若くしてF1の門を叩き、いきなりのトップチーム(マクラーレン )で頭角を示したハミルトンの後釜、という点もどこかダブる面を持ちつつ、アントネッリもいきなりのトップチームでプレッシャーが大きいことでしょうが、ルールまで緩和させた彼がどこまでやれるのかに注目しましょう。

◯ オリバー・ベアマン(イギリス)
2005年5月8日生まれ
2021年イタリアF4 ランキング1位
2021年ドイツF4 ランキング1位
2022年F3 ランキング3位
2023年F2 ランキング6位
2024年フェラーリ、ハースよりF1スポット参戦
2025年ハースよりF1初フル参戦
昨年2024年は2つの顔を持つスーパーサブをやってのけ、見事にどちらのチームでもポイントを獲得。存在感をしっかり見せつけてくれました。アントネッリがメルセデスジュニアならば、こちらはフェラーリジュニア。レギュラーシート獲得はもちろん納得です。

ベアマンは8歳からカートを始め、アントネッリと同様に1年前のイタリアF4やドイツF4に参戦、いずれもアントネッリより先にチャンピオンを獲得しています。2021年より今は亡きビアンキやペレスやストロール、そしてルクレールも在籍したフェラーリアカデミーに加わり、以降はF3やF2と着実なステップアップを果たして昨年よりフェラーリのリザーブに起用されました。F3やF2ではチャンピオン獲得はなりませんでしたが、第2戦サウジアラビアGPで病欠となったサインツに代わりF1スポット参戦となり、予選11番手から決勝は7位入賞と結果をしっかり残しました。またシーズン後半ではハースのマグヌッセンの出場停止と病欠に代わって代走に抜擢され、第17戦アゼルバイジャンGPは予選11番手、10番グリッドから決勝10位入賞と「同一シーズンにおける他チームでそれぞれ入賞」という珍記録をマークしているのは記憶に新しいですね。

ベアマンのよさは「マシンを壊さない丁寧な走りと先輩をも食う一発の速さ」だと思います。予選の速さ、得意さに定評のあるベテランのヒュルケンベルグをハースのマシンで2回中2回上回って、決勝もしっかり完走する。早かれ遅かれF1のレギュラーシートを得る期待を感じました。ハースのマシンはフェラーリ仕込みで決して遅いマシンでありませんし、(やや姑息ながら)チーム代表は賢く、突飛な戦略でライバルに当たり負けしない戦いをします。やや曲者ではあるものの、先輩オコンの戦い方から得るものも大きいのではないかと「いい期待」をしています。

◯ ジャック・ドゥーハン(オーストラリア)
2003年1月20日生まれ
2019年F3アジア ランキング2位
2020年F3アジア ランキング2位
2021年F3 ランキング2位
2023年F2 ランキング3位
2024年アルピーヌよりF1スポット参戦
2025年アルピーヌよりF1初フル参戦
ベアマン同様にこちらも昨年の最終戦にオコンに代わって一足先にアルピーヌからF1デビューを果たしたドライバーの1人。
miyabikunこちらも詳しくないのですが、二輪好きの方でドゥーハンという名を聞くと、1990年代にMotoGPで活躍した父マイケルを思い出す方も多いと思います(miyabikunも名前だけなら知っていました)父マイケルは二輪最高峰カテゴリーと称されるMotoGPの500ccクラスで5年連続チャンピオンを獲得したレジェンド。近年でいうところのロッシやマルケスの先輩にあたる方。F1界でいうM・シューマッハではないけど、プロストあたり?!ちょっと違うか。まあ偉大な方を父に持っているということで。息子は二輪でなく四輪で最高峰クラスに今年上り詰めました。

いい笑顔ですね。この笑顔、どこかで見覚えがあるように思いますが、ドゥーハンはF1少数派のオセアニア、オーストラリア国籍です。オーストラリア、ああリ◯ルドかって。ただ同郷でもピアストリとはタイプが違いそうかな。
ドゥーハンも15歳からイギリスそしてイタリアやドイツF4に参戦。その後戦いの舞台をアジアのF3に移して戦績を積んできました。2022年からアルピーヌアカデミーに所属し、翌23年よりF1のリザーブに昇格したというエスカレーターに乗ったわけですが、実は以前2017年から21年まではレッドブルのジュニアに所属していたんですね。知りませんでした。

昨年最終戦アブダビGPでF1本戦に出走した際は予選最下位20番手、決勝15位とこの1戦だけで真価は計れませんでしたが、どうやらバックにはウィリアムズでのスポット参戦で(色んな意味で)インパクトを残したコラピントがいるようですから、まずはマシンを壊さず、着実な完走と中団上位のフィニッシュを心掛けてほしいと思います。

◯ アイザック・ハジャー(フランス)
2004年9月28日生まれ
2021年フランスF4 ランキング3位
2022年F3アジア ランキング3位
2024年F2 ランキング2位
2025年レーシングブルズよりF1初フル参戦
今シーズンのレギュラーシートを最後の最後に掴んだのはレーシングブルズの角田の相方、ハジャーでした。呼び方(ファミリーネーム)について「ハジャール」や「ハジャル」なども見受けますが、当ブログでは「ハジャー」と呼ばせていただくことにしました。名前が今までのF1にはあまり無いタイプに感じるのは、アフリカ北部アルジェリア系のフランス人だからでしょうか。生まれと国籍はあくまでフランスです。

11歳でカートを始め、15歳となる2019年よりフランスF4に参戦しています。その後アジアF3を経て、2021年にレッドブルジュニアに加入しました。2022年よりF3、翌23年よりF2にステップアップすると共にレッドブルならびにアルファタウリのテストドライバーを担当。先輩ローソンがレッドブルに昇格したことにより、空いたシートを掴んでいます。

日本のファンからすれば、角田の横に座るわけで、当然ながら比較対象になります。近年の角田はベテランだろうがスポットだろうが、チームメイトに負けることが無いまでに成長しており、ハジャーに対して(恐らく)負けることは無いと信じたいのですが、決して侮るわけにはいきません。ハジャーにしてみれば、参戦5年目の先輩を打ち負かすことができれば、実力を示すいい材料となります。今回のこの項は「新人紹介」ですから、主役はハジャー。ハジャー頑張って!というところ。

◯ ガブリエル・ボルトレト(ブラジル)
2004年10月14日生まれ
2021年イタリアF4 ランキング5位
2022年フォーミュラヨーロッパ ランキング6位
2023年F3 ランキング1位
2024年F2 ランキング1位
2025年キックザウバーよりF1初フル参戦
最初名前を見た時「ポートレート(肖像画)?!」と思ってしまいましたが、濁点の「ボルトレト」ですね(笑)失礼しました。こちらもメディアによっては「ボルトレート」というところも見かけますが、ここではひとまず「ボルトレト」と呼ぶことにしました。その名の響きが一昔前にいたマルドナド(マルドナード)を彷彿とさせます。

まだ20歳になったばかりでだいぶ若いのですが、見た目かなり落ち着いていますね(もちろんいい意味で)この並びでいくとチームスタッフにも見えてしまう。先程のアントネッリのイタリアと同様に久々となる貴重な貴重なブラジリアンです。アルゼンチン出身のコラピントといい、ようやく南米の有力ドライバーが出てきました。

8歳でカートを始め、母国ブラジルを拠点にレースで経験を積むと、16歳からイタリアF4に籍を移しています。2023年にF3チャンピオン、昨年2024年にF2でチャンピオンを獲得ととんとん拍子に進み、マクラーレンでF1テスト走行も経験しています。昨年、将来的にアウディワークスを目指すキックザウバーの若手枠として起用が決まりました。昨年に大苦戦したキックザウバーからのデビューということで、実力を発揮できるか心配はあるものの、経歴をみる限り上記5人のうち直近の下位カテゴリーで最上位といえる戦績の持ち主。隣に座るのは無冠の鉄人ヒュルケンベルグ。彼の走りは堅実ですから、教育係としては充分なはずです(兎にも角にも、マシンさえよければ)

リアム・ローソン(ニュージーランド)
2002年2月11日生まれ
2017年オーストラリアF4 ランキング2位
2021年ドイツF4 ランキング2位
2020年F3 ランキング5位
2021年DTM ランキング2位
2022年F2 ランキング3位
2023年スーパーフォーミュラ ランキング2位
2023年アルファタウリよりF1スポット参戦
2024年レーシングブルズよりF1スポット参戦
2025年レッドブルよりF1初フル参戦
ど新人ではありませんが、過去2年でクローズアップしてこれませんでしたので、今更ながら少しおさらいを。え、やらんでいい?!見たくもない?!そんな意地悪言わないで!彼もまた苦労人ちゃ苦労人だから。

前 角田の相方としてお馴染みファミリーマー、、いやローソンですね(そのくだり、もういいよ)ローソンも先輩リ◯ルドと同じオセアニアのニュージーランド出身。そういや、ニュージーランド出身はレッドブルグループで過去にいましたなぁ。何処となく似ている感じもします。
ローソンもまた7歳からカートに乗り、ニュージーランドやオーストラリアF4で慣らした後、2018年からヨーロッパ、アジアに舞台を移し、様々なカテゴリーを経験しています。レッドブルのジュニア加入は角田と同じ2019年です。
今までみてきた各新人にはない経歴としては2021年にはドイツツーリングカー選手権(DTM)や2023年にはレッドブルのリザーブドライバーをしつつ、日本の最高峰カテゴリーであるスーパーフォーミュラにも参戦、3勝を挙げてランキング2位を獲得している点です。今年フル参戦を果たすドライバーの中では最高齢の22歳(とはいえ若い)ではあるものの、このシートを得るまでは実に様々な経験を経て、待ちに待ったタイミングであることは事実です。

2023年のアルファタウリ時代に5戦、レーシングブルズに名を変えた昨年は終盤の6戦とトータル11戦しか経験していない中でのレッドブル昇格。何故?どうして?と確かに思ってしまいます。過去のレッドブルジュニアで大成功ドライバーの1人であるベッテルはBMWザウバーへのレンタルを含めて26戦、現エースのフェルスタッペンが23戦。ほかリカルドは50戦、クビアトが19戦、そしてアルボンが12戦でそれぞれレッドブルに昇格したことを考えると早い。ただローソンの立場は決して浮かれることばかりでは無く「比較対象がフェルスタッペン(前任のペレス)である」ことを考えれば前途多難ともいえます。さすがに◯指立てている場合ではありませんし、今まで以上ににチームプレイや「政治」も要求されますから、それらのプレッシャーやヤキモキに耐えながら、自身の戦績向上に勤しむ必要があります。大変ですよー?
間違いや抜けは無いはずですが、、大丈夫でしょうか。
きっかけはメルセデスに長く所属したキングことハミルトンのフェラーリ移籍でした。そこから大シャッフルが始まりましたね。メルセデス系と括ったグループはそのハミルトンを中心に追い出される形となったサインツのウィリアムズの移籍、ハミルトンの抜けたシートには超大型新人アントネッリがおさまりました。
フェラーリ、ルノー系と括ったのはハースとキックザウバー、アルピーヌにまつわる移籍です。ハースのヒュルケンベルグが母国のワークスであるアウディ参戦を見据え、1年前倒しでキックザウバーへ移籍。空いたシートにアルピーヌのオコンがフランスから脱出。ほかマグヌッセン、ボッタス、周のシート喪失はベアマンとドゥーハン、ボルトレトが新規で加わります。
まあ騒ぎとなったレッドブルグループは契約の残るペレスをいよいよ解雇。後任に選んだのは(なぜだか)若手のローソンを昇格させ、そのローソンの後任にはグループのハジャーを起用することで(丸く?)おさまりました。
《2025年新規ドライバー》

◯ アンドレア・キミ・アントネッリ(イタリア)
2006年8月25日生まれ
2022年イタリアF4 ランキング1位
2022年ドイツF4 ランキング1位
2023年フォーミュラヨーロッパ ランキング1位
2024年F2 ランキング6位
2025年メルセデスよりF1初フル参戦
今シーズン最も注目される新人といえば、この彼ではないでしょうか。
「F1界にキミが戻ってきたぞー!」なんて。
でも大本のキミ・マティアス・ライコネンのキミはファーストネームですが、この彼のキミはミドルネーム。だから全く一緒ではないのかな。まあF1ファンや関係者はやっぱり「キミ」って呼びたくなるのでしょうな。

驚くポイントはそんなことだけではない。まず年齢。2006年生まれといえば、今シーズンも(しぶとく)出走を続けるアストンマーティンの稼ぎ頭、アロンソ様の2回目チャンピオンを獲得した年です。miyabikunもよく覚えていますよ、その年。つい最近に感じてしまう(はさすがに言い過ぎか)現チャンピオンであるフェルスタッペンがデビューした際に「やっぱりF1は18歳になってから」ルールが出来上がりました。当然それ以降はそれに従い、フェルスタッペンのような若さでの契約が無かったわけですが、このアントネッリはルールを緩和を受け、17歳の時点でF1のレギュラーシートを射止めました。それもさらに驚くのは単にシートを得ただけではなく、それがトップチームの一角をなすメルセデスという。何という大抜擢。近年は年齢もさることながら、直前になって「そこには乗らねーし」発言で驚かされたピアストリが思い出されますが、それを上回る衝撃を覚えました。miyabikun毎度ながら下位カテゴリーをよく知らないのですが、彼はそんなにすごい逸材なのか?!非常に楽しみです。

父親もレース経験があり、7歳からモータースポーツを始め、2019年よりメルセデスのジュニアチームに所属。母国のイタリアF4や並行してドイツF4でもチャンピオンを獲得すると、F3をドライブせずにF2に飛び級と才能に満ち溢れているのは間違い無さそう。若くしてF1の門を叩き、いきなりのトップチーム(マクラーレン )で頭角を示したハミルトンの後釜、という点もどこかダブる面を持ちつつ、アントネッリもいきなりのトップチームでプレッシャーが大きいことでしょうが、ルールまで緩和させた彼がどこまでやれるのかに注目しましょう。

◯ オリバー・ベアマン(イギリス)
2005年5月8日生まれ
2021年イタリアF4 ランキング1位
2021年ドイツF4 ランキング1位
2022年F3 ランキング3位
2023年F2 ランキング6位
2024年フェラーリ、ハースよりF1スポット参戦
2025年ハースよりF1初フル参戦
昨年2024年は2つの顔を持つスーパーサブをやってのけ、見事にどちらのチームでもポイントを獲得。存在感をしっかり見せつけてくれました。アントネッリがメルセデスジュニアならば、こちらはフェラーリジュニア。レギュラーシート獲得はもちろん納得です。

ベアマンは8歳からカートを始め、アントネッリと同様に1年前のイタリアF4やドイツF4に参戦、いずれもアントネッリより先にチャンピオンを獲得しています。2021年より今は亡きビアンキやペレスやストロール、そしてルクレールも在籍したフェラーリアカデミーに加わり、以降はF3やF2と着実なステップアップを果たして昨年よりフェラーリのリザーブに起用されました。F3やF2ではチャンピオン獲得はなりませんでしたが、第2戦サウジアラビアGPで病欠となったサインツに代わりF1スポット参戦となり、予選11番手から決勝は7位入賞と結果をしっかり残しました。またシーズン後半ではハースのマグヌッセンの出場停止と病欠に代わって代走に抜擢され、第17戦アゼルバイジャンGPは予選11番手、10番グリッドから決勝10位入賞と「同一シーズンにおける他チームでそれぞれ入賞」という珍記録をマークしているのは記憶に新しいですね。

ベアマンのよさは「マシンを壊さない丁寧な走りと先輩をも食う一発の速さ」だと思います。予選の速さ、得意さに定評のあるベテランのヒュルケンベルグをハースのマシンで2回中2回上回って、決勝もしっかり完走する。早かれ遅かれF1のレギュラーシートを得る期待を感じました。ハースのマシンはフェラーリ仕込みで決して遅いマシンでありませんし、(やや姑息ながら)チーム代表は賢く、突飛な戦略でライバルに当たり負けしない戦いをします。やや曲者ではあるものの、先輩オコンの戦い方から得るものも大きいのではないかと「いい期待」をしています。

◯ ジャック・ドゥーハン(オーストラリア)
2003年1月20日生まれ
2019年F3アジア ランキング2位
2020年F3アジア ランキング2位
2021年F3 ランキング2位
2023年F2 ランキング3位
2024年アルピーヌよりF1スポット参戦
2025年アルピーヌよりF1初フル参戦
ベアマン同様にこちらも昨年の最終戦にオコンに代わって一足先にアルピーヌからF1デビューを果たしたドライバーの1人。
miyabikunこちらも詳しくないのですが、二輪好きの方でドゥーハンという名を聞くと、1990年代にMotoGPで活躍した父マイケルを思い出す方も多いと思います(miyabikunも名前だけなら知っていました)父マイケルは二輪最高峰カテゴリーと称されるMotoGPの500ccクラスで5年連続チャンピオンを獲得したレジェンド。近年でいうところのロッシやマルケスの先輩にあたる方。F1界でいうM・シューマッハではないけど、プロストあたり?!ちょっと違うか。まあ偉大な方を父に持っているということで。息子は二輪でなく四輪で最高峰クラスに今年上り詰めました。

いい笑顔ですね。この笑顔、どこかで見覚えがあるように思いますが、ドゥーハンはF1少数派のオセアニア、オーストラリア国籍です。オーストラリア、ああリ◯ルドかって。ただ同郷でもピアストリとはタイプが違いそうかな。
ドゥーハンも15歳からイギリスそしてイタリアやドイツF4に参戦。その後戦いの舞台をアジアのF3に移して戦績を積んできました。2022年からアルピーヌアカデミーに所属し、翌23年よりF1のリザーブに昇格したというエスカレーターに乗ったわけですが、実は以前2017年から21年まではレッドブルのジュニアに所属していたんですね。知りませんでした。

昨年最終戦アブダビGPでF1本戦に出走した際は予選最下位20番手、決勝15位とこの1戦だけで真価は計れませんでしたが、どうやらバックにはウィリアムズでのスポット参戦で(色んな意味で)インパクトを残したコラピントがいるようですから、まずはマシンを壊さず、着実な完走と中団上位のフィニッシュを心掛けてほしいと思います。

◯ アイザック・ハジャー(フランス)
2004年9月28日生まれ
2021年フランスF4 ランキング3位
2022年F3アジア ランキング3位
2024年F2 ランキング2位
2025年レーシングブルズよりF1初フル参戦
今シーズンのレギュラーシートを最後の最後に掴んだのはレーシングブルズの角田の相方、ハジャーでした。呼び方(ファミリーネーム)について「ハジャール」や「ハジャル」なども見受けますが、当ブログでは「ハジャー」と呼ばせていただくことにしました。名前が今までのF1にはあまり無いタイプに感じるのは、アフリカ北部アルジェリア系のフランス人だからでしょうか。生まれと国籍はあくまでフランスです。

11歳でカートを始め、15歳となる2019年よりフランスF4に参戦しています。その後アジアF3を経て、2021年にレッドブルジュニアに加入しました。2022年よりF3、翌23年よりF2にステップアップすると共にレッドブルならびにアルファタウリのテストドライバーを担当。先輩ローソンがレッドブルに昇格したことにより、空いたシートを掴んでいます。

日本のファンからすれば、角田の横に座るわけで、当然ながら比較対象になります。近年の角田はベテランだろうがスポットだろうが、チームメイトに負けることが無いまでに成長しており、ハジャーに対して(恐らく)負けることは無いと信じたいのですが、決して侮るわけにはいきません。ハジャーにしてみれば、参戦5年目の先輩を打ち負かすことができれば、実力を示すいい材料となります。今回のこの項は「新人紹介」ですから、主役はハジャー。ハジャー頑張って!というところ。

◯ ガブリエル・ボルトレト(ブラジル)
2004年10月14日生まれ
2021年イタリアF4 ランキング5位
2022年フォーミュラヨーロッパ ランキング6位
2023年F3 ランキング1位
2024年F2 ランキング1位
2025年キックザウバーよりF1初フル参戦
最初名前を見た時「ポートレート(肖像画)?!」と思ってしまいましたが、濁点の「ボルトレト」ですね(笑)失礼しました。こちらもメディアによっては「ボルトレート」というところも見かけますが、ここではひとまず「ボルトレト」と呼ぶことにしました。その名の響きが一昔前にいたマルドナド(マルドナード)を彷彿とさせます。

まだ20歳になったばかりでだいぶ若いのですが、見た目かなり落ち着いていますね(もちろんいい意味で)この並びでいくとチームスタッフにも見えてしまう。先程のアントネッリのイタリアと同様に久々となる貴重な貴重なブラジリアンです。アルゼンチン出身のコラピントといい、ようやく南米の有力ドライバーが出てきました。

8歳でカートを始め、母国ブラジルを拠点にレースで経験を積むと、16歳からイタリアF4に籍を移しています。2023年にF3チャンピオン、昨年2024年にF2でチャンピオンを獲得ととんとん拍子に進み、マクラーレンでF1テスト走行も経験しています。昨年、将来的にアウディワークスを目指すキックザウバーの若手枠として起用が決まりました。昨年に大苦戦したキックザウバーからのデビューということで、実力を発揮できるか心配はあるものの、経歴をみる限り上記5人のうち直近の下位カテゴリーで最上位といえる戦績の持ち主。隣に座るのは無冠の鉄人ヒュルケンベルグ。彼の走りは堅実ですから、教育係としては充分なはずです(兎にも角にも、マシンさえよければ)

リアム・ローソン(ニュージーランド)
2002年2月11日生まれ
2017年オーストラリアF4 ランキング2位
2021年ドイツF4 ランキング2位
2020年F3 ランキング5位
2021年DTM ランキング2位
2022年F2 ランキング3位
2023年スーパーフォーミュラ ランキング2位
2023年アルファタウリよりF1スポット参戦
2024年レーシングブルズよりF1スポット参戦
2025年レッドブルよりF1初フル参戦
ど新人ではありませんが、過去2年でクローズアップしてこれませんでしたので、今更ながら少しおさらいを。え、やらんでいい?!見たくもない?!そんな意地悪言わないで!彼もまた苦労人ちゃ苦労人だから。

前 角田の相方としてお馴染みファミリーマー、、いやローソンですね(そのくだり、もういいよ)ローソンも先輩リ◯ルドと同じオセアニアのニュージーランド出身。そういや、ニュージーランド出身はレッドブルグループで過去にいましたなぁ。何処となく似ている感じもします。
ローソンもまた7歳からカートに乗り、ニュージーランドやオーストラリアF4で慣らした後、2018年からヨーロッパ、アジアに舞台を移し、様々なカテゴリーを経験しています。レッドブルのジュニア加入は角田と同じ2019年です。
今までみてきた各新人にはない経歴としては2021年にはドイツツーリングカー選手権(DTM)や2023年にはレッドブルのリザーブドライバーをしつつ、日本の最高峰カテゴリーであるスーパーフォーミュラにも参戦、3勝を挙げてランキング2位を獲得している点です。今年フル参戦を果たすドライバーの中では最高齢の22歳(とはいえ若い)ではあるものの、このシートを得るまでは実に様々な経験を経て、待ちに待ったタイミングであることは事実です。

2023年のアルファタウリ時代に5戦、レーシングブルズに名を変えた昨年は終盤の6戦とトータル11戦しか経験していない中でのレッドブル昇格。何故?どうして?と確かに思ってしまいます。過去のレッドブルジュニアで大成功ドライバーの1人であるベッテルはBMWザウバーへのレンタルを含めて26戦、現エースのフェルスタッペンが23戦。ほかリカルドは50戦、クビアトが19戦、そしてアルボンが12戦でそれぞれレッドブルに昇格したことを考えると早い。ただローソンの立場は決して浮かれることばかりでは無く「比較対象がフェルスタッペン(前任のペレス)である」ことを考えれば前途多難ともいえます。さすがに◯指立てている場合ではありませんし、今まで以上ににチームプレイや「政治」も要求されますから、それらのプレッシャーやヤキモキに耐えながら、自身の戦績向上に勤しむ必要があります。大変ですよー?
それにしてもさっきから上を見上げているカットばかり(miyabikunのさじ加減一つとはいえ)ローソンって勝手ながらそんなシーンばかりが連想されます。

LL「もちろん下も見るよ。ほらこんな時に」(笑)
《2025年ドライバーラインナップ》

LL「もちろん下も見るよ。ほらこんな時に」(笑)
《2025年ドライバーラインナップ》
全20人のドライバーを昨年のコンストラクターズランキング順で並べています。例年のようにマシン名称は確定していないため、それは明らかになり次第修正していくものとします。
マクラーレン・メルセデス MCL39
4 ランド・ノリス(イギリス)
81 オスカー・ピアストリ(オーストラリア)
フェラーリ SF-25
16 シャルル・ルクレール(モナコ)
44 ルイス・ハミルトン(イギリス)
レッドブル・HRBPT RB21
1 マックス・フェルスタッペン(オランダ)
30 リアム・ローソン(ニュージーランド)
メルセデス F1 W16 E Performance
63 ジョージ・ラッセル(イギリス)
12 アンドレア・キミ・アントネッリ(イタリア)◯
アストンマーティン・メルセデス AMR25
14 フェルナンド・アロンソ・ディアス(スペイン)
18 ランス・ストロール(カナダ)
アルピーヌ・ルノー A525
10 ピエール・ガスリー(フランス)
7 ジャック・ドゥーハン(オーストラリア)◯
ハース・フェラーリ VF-25
31 エステバン・オコン(フランス)
87 オリバー・ベアマン(イギリス)◯
レーシングブルズ・HRBPT VCARB02
22 角田裕毅(日本)
6 アイザック・ハジャー(フランス)◯
ウィリアムズ・メルセデス FW47
23 アレクサンダー・アルボン(タイ)
55 カルロス・サインツ(スペイン)
キックザウバー・フェラーリ C45
27 ニコ・ヒュルケンベルグ(ドイツ)
5 ガブリエル・ボルトレト(ブラジル)◯
今年もまた、チーム名が変更されましたね。ビザ・キャッシュアップ・RBがレーシング・ブルズに短縮されます。ほらね、長いしスポンサー名を無理くり入れるのはとっつき難いんだって。ヴイカーブ?!申し訳ないけどダサかったよ。miyabikunのレーシングブルズで正解だったでしょう?
新人のパーソナルカーナンバーも決まりましたね。ボルトレトはベッテルが使用していた5、ロズベルグやラティフィが使用していた6はハジャーが使用し、ドゥーハンはライコネンが使用していた7を受け継ぎます。歴代チャンピオンが使用してきたシングルナンバーがいよいよ二巡目、三巡目に入ります。
南米のブラジルから久々の参戦者が加わりました。また同じ南半球にあたるオーストラリアやニュージーランドといったオセアニア勢が3人になりました。アジアは周が離脱してしまったためまた2人になってしまいましたね。寂しいなぁ。
《2025年ドライバーのキャリア一覧》
最後は今シーズンのドライバーの参戦年と出走数を生年月日順で並べています(以前はグラフ化していましたが、うまく描画出来なくなってきたので止めました)
ドライバー 生年月日 デビュー F1出走
アロンソ 81/7/29生 2001〜 404戦
ハミルトン 85/1/7生 2007〜 356戦
ヒュルケンベルグ 87/8/19生 2010〜 229戦
サインツ 94/9/1生 2015〜 208戦
ガスリー 96/2/7生 2017〜 154戦
アルボン 96/3/23生 2019〜 105戦
オコン 96/9/17生 2016〜 156戦
フェルスタッペン 97/9/30生 2015〜 209戦
ルクレール 97/10/16生 2018〜 149戦
ラッセル 98/2/15生 2019〜 128戦
ストロール 98/10/29生 2017〜 168戦
ノリス 99/11/13生 2019〜 128戦
角田裕毅 00/5/11生 2021〜 90戦
ピアストリ 01/4/6生 2023〜 46戦
ローソン 02/2/11生 2023〜 11戦
ドゥーハン 03/1/20生 2024〜 1戦
ハジャー 04/9/28生 2025〜 0戦
ボルトレト 04/10/14生 2025〜 0戦
ベアマン 05/5/8生 2024〜 3戦
アントネッリ 06/8/25生 2025〜 0戦
年代毎にスペースで区切りました。miyabikunも属する1980年代生まれのドライバーはとうとう3人になってしまいました。日本式に言うと昭和生まれが3人とも。最多のアロンソはほぼ同世代として頑張ってほしいと思う反面、そろそろ若手に貴重なシートを譲った方いいかななんて思う気持ちは無きにしも非ず。ヒュルケンベルグからサインツまでの間が大きく空き、ノリスまでの90年代生まれのドライバーは最多の9人ですが、その後ろ角田からの2000年代生まれが激増。8人います。最高齢のアロンソから最年少のアントネッリの歳の差は25歳。最早、親子の差ですよ!(笑)
参戦数でみると、400戦超えが1人、300戦超えが1人、200戦超えが3人、100戦超えは7人にのぼり、何事も無ければ今シーズンの第10戦カナダGPを迎えると、角田も100戦。日本人最多出走となります。角田にとって、今シーズンはマジのマジで正念場です。数だけではなく、名実ともに日本最高ドライバーになれるか否か注目です。
最後は今シーズンのドライバーの参戦年と出走数を生年月日順で並べています(以前はグラフ化していましたが、うまく描画出来なくなってきたので止めました)
ドライバー 生年月日 デビュー F1出走
アロンソ 81/7/29生 2001〜 404戦
ハミルトン 85/1/7生 2007〜 356戦
ヒュルケンベルグ 87/8/19生 2010〜 229戦
サインツ 94/9/1生 2015〜 208戦
ガスリー 96/2/7生 2017〜 154戦
アルボン 96/3/23生 2019〜 105戦
オコン 96/9/17生 2016〜 156戦
フェルスタッペン 97/9/30生 2015〜 209戦
ルクレール 97/10/16生 2018〜 149戦
ラッセル 98/2/15生 2019〜 128戦
ストロール 98/10/29生 2017〜 168戦
ノリス 99/11/13生 2019〜 128戦
角田裕毅 00/5/11生 2021〜 90戦
ピアストリ 01/4/6生 2023〜 46戦
ローソン 02/2/11生 2023〜 11戦
ドゥーハン 03/1/20生 2024〜 1戦
ハジャー 04/9/28生 2025〜 0戦
ボルトレト 04/10/14生 2025〜 0戦
ベアマン 05/5/8生 2024〜 3戦
アントネッリ 06/8/25生 2025〜 0戦
年代毎にスペースで区切りました。miyabikunも属する1980年代生まれのドライバーはとうとう3人になってしまいました。日本式に言うと昭和生まれが3人とも。最多のアロンソはほぼ同世代として頑張ってほしいと思う反面、そろそろ若手に貴重なシートを譲った方いいかななんて思う気持ちは無きにしも非ず。ヒュルケンベルグからサインツまでの間が大きく空き、ノリスまでの90年代生まれのドライバーは最多の9人ですが、その後ろ角田からの2000年代生まれが激増。8人います。最高齢のアロンソから最年少のアントネッリの歳の差は25歳。最早、親子の差ですよ!(笑)
参戦数でみると、400戦超えが1人、300戦超えが1人、200戦超えが3人、100戦超えは7人にのぼり、何事も無ければ今シーズンの第10戦カナダGPを迎えると、角田も100戦。日本人最多出走となります。角田にとって、今シーズンはマジのマジで正念場です。数だけではなく、名実ともに日本最高ドライバーになれるか否か注目です。
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