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ココのトロフィーはサーキットレイアウトを模ったものが多いですね。時期的にも4月後半から5月中盤にありますから「あの出来事」のメモリアルになります。歴代の優勝者と共に、セナだけでなくラッツェンバーガーにもちゃんと触れているところが◯。忘るまじMay 1,1994。

柔らかコンパウンドながら1回ピットが予想される各車のスタートタイヤはこのようになっています。
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大多数の15人が黄色いミディアムからおそらくハードに履き替え。11番手に甘んじたペレス、17番手の周、最後尾は免れた19番手サージェントの3人はハードタイヤからおそらくミディアムに履き替える逆ストラテジー。ただ15番手ガスリーとピットスタートを選んだアストンマーティンのアロンソは自棄っぱちか一か八かのソフトタイヤ。アロンソは今回珍しく苦戦していましたね。ちょっとスランプかな。

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スタートはスムーズ。ココのターン1(ヴァリアンテ・タンブレロ)は近代サーキットにありがちなタイトなラインでは無いですもんね。
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2周目の順位変動は穏やか。よく言えば穏やかだけど、ココは何せ抜き辛い。スタートで抜けなければ、あとは限られたピット戦略でどうにかしないと、なかなか前を窺うチャンスもありません。10番スタートのヒュルケンベルグが-2の8位浮上。逆に7番スタートの角田と9番スタートのリカルドが揃って順位を落としてしまっています。あと何気に後方のマグヌッセンも-2(そこは触れなくていいって?)

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またもや予想通り4位サインツと5位ピアストリが長らく戯れていますね(笑)サインツは前でもぶつぶつ無線で言っていましたなぁ。
注目は7位ハミルトンと8位ヒュルケンベルグとのギャップです。いつもながらハースがダラついて、ヒュルケンベルグと角田も至近戦になっています。ヒュルケンベルグも巧みだし、サーキットが悪い、角田はなかなかパスできずに停滞中。
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もう付き合っていられない!ちょっと早いけど、角田、動きます!13周目にミディアムからハードに乗り換えて、残り50周をノンストップで行く決断をします。
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角田「だけ」は行かせない!ハース魂!ヒュルケンベルグ、動く!
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静止時間2.5秒でピットをあとにし、結果はどうか?!
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へっへっへー!角田の勝ちー!アンダーカット成功!ハース「だけ」は前においてならぬのだ!

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いつものようにフェルスタッペンに逃げられがちになっている2位ノリスはフェルスタッペンより先に動く。23周目にミディアムからハードへ(文字情報の「アルボン」はこれとは別件です)
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戻ればフェルスタッペン、ではなくペレスの方。ちょっと面倒な位置で復帰してしまったか。ハード履きのペレスに捨て身のハース法やられると、ますますフェルスタッペンの背中が遠退いてしまう。
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でもGPウィナーの仲間入りを果たしたノリスはそんなことお構い無し。チャンピオンマシンとはいえ、こちらは新品ハード、相手はペレスでしょう、そんなもん
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ぶち抜く!(笑)お見事!
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フェルスタッペンも一応ノリスを警戒してか、翌25周目にカバーする形で新品ハードに履き替えています。

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ノリスのすぐ後24周目にタイヤ交換を終えたピアストリは、25周目の時点で未だタイヤ交換を終えていないサインツの前に出るという試算が出ています。抜けなきゃこれで前に出るしかない。
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フェラーリはそんな最中、サインツを招き入れず、前を走るルクレールを先に呼ぶ。
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ルクレールは当然ピアストリの前で戦列復帰しますが、ピアストリは早速ファステストラップを築いて「目に見えない」サインツと戦っています。フェラーリさん、気付いていますか?!大丈夫ですか?
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ピアストリはルクレールに続いて、ダラダラのペレスをパス。ピアストリは今やルクレールと1秒差ですよ?
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28周目にようやくサインツにお声がかかる。ピアストリとのギャップを足し算しても、ピットロスと比較して、、
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サインツがピットレーンから頭を出してももう遅い!ピアストリが完全に前。残念でしたー。

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2スティントに入ると、2位ノリスと3位ルクレールが至近戦になっています。ノリスとは近付き、ピアストリを引き離している様子からも、マクラーレンよりフェラーリの方がレースペースがいいのか。FullSizeRender
段々と近付き、DRSを使ってノリスを追い立てられそうだ。
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あちゃーヴァリアンテ・アルタで止まり切れずショートカット。ルクレールは以前もココで紅っ恥をかいていましたよね。ルクレールって速いけど、こういうドジを踏むんですよね。これでノリスは遠く彼方に逃げていってしまいましたとさ。

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残り10周。ルクレールを振り切ったノリスはしれっと逃げるフェルスタッペンにじわりじわりと近付き始めています。
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残り3周。1.7秒差。気付かないわけあるまい。フェルスタッペンはペースコントロールしているのか振り切る耐力を残しているのか?!
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お!フェルスタッペンは充電があまり無いって!行けノリス!2連勝してしまえ!
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ファイナルラップ!行け!例えマシン壊してでも抜け!(笑)
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《決勝結果》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ノリス     (マクラーレン・M)
 3 ルクレール   (フェラーリ・F)

残念ながらノリスは0.725秒届かず。フェルスタッペンは危機一髪を乗り切り今シーズン5勝目。3位はルクレールで前戦マイアミGPと同じ3人が表彰台に乗りました。
角田は一時期8位を走行しますが、終盤にペレス、ストロールにかわされて10位入賞。ヒュルケンベルグ対策に翻弄されて、ロングスティントになったのがやや悔やまれます。

《ファステストラップとそのタイミング》
 ラッセル(メルセデス・M)
  1分18秒589 54周目/63周
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ノリス (マクラーレン・M)
《完走(扱い)台数と規定周回走破台数》
 完走台数:19台(19台フィニッシュ)
 規定周回:9台

ファステストラップはハミルトンに順位を譲り2回ピットを行ったラッセルが獲得。順位は落としたが名前は刻めたか。規定周回の63周をこなしたのは9位のストロールまで。珍しくセーフティカーが無かったため、角田は周回遅れ入賞となりました。

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ノリス(マクラーレン・M)

前戦に引き続き、今回も優勝者ではない(笑)今回は公式でも選出されたノリスで間違い無いでしょう。
前戦マイアミGPの初優勝は優勝には違いないけど、正直「運要素」が強かった。今回は残念ながら優勝まであと一歩のところまで追い詰めましたが、前戦よりもいいレースだったように感じます。終始ダレないフェルスタッペンがトラックリミットやタイヤフィーリングに懸念があり、いつものような強気な走りが出来ていませんでした。ところがノリスはタイヤ交換後一度フェラーリのルクレールに詰め寄られるつつも、終盤はペースが安定し、ジワジワとフェルスタッペンとのギャップを縮める走りはマシンのポテンシャル以上の力強さと自信に満ち溢れていました。今回の方が観ていて逞しかったです。
次点はだいぶノリスから離れてチームメイトのピアストリです。予選でのペナルティ降格がイタかったですね。第3位はさらに離れてほんのちょこっとストロール。アロンソのいない分をちょこっとフォロー出来たかな(本当なら日々この位置にいるべきか)

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 フェラーリ・F

今回のこちらは綺麗に無し。と言いたいところですが、細かいのを一つ。サインツのアンダーカット、アレもったいないっす。前例として角田の例を見ていても、ピアストリとの位置関係から察してほしかったです。前戦マイアミGPでもサインツとピアストリは似たような位置とペースで争っていたわけですから、もっと意識しないと!サインツはいずれチームを去るからって?!去らせたのはおたくらチームでしょうよ(笑)来シーズンはライバルになるのよ、大丈夫?!

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《ドライバーズポイントランキング》
 1 → フェルスタッペン 161pts
 2  ↑  ルクレール       113pts(-48pts)
 3  ↓  ペレス      107pts  (-6pts)
 4 → ノリス         101pts  (-6pts)
 5 → サインツ          93pts  (-8pts)

《コンストラクターズポイントランキング》
 1 → レッドブル     268pts
 2 → フェラーリ     212pts(-56pts)
 3 → マクラーレン    154pts(-58pts)
 4 → メルセデス       79pts(-75pts)
 5 → アストンマーティン   44pts(-35pts)

ドライバーズ上位はペレスが3位陥落。6ポイント差でノリスが追ってきています。その下のサインツも何気に近いですぞ!

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《第7戦エミリア・ロマーニャGPのポイント》
・フェルスタッペン辛勝。この先簡単には勝てぬか
・ノリス、よくぞ追い詰めた!自力で仕留めよ!
・ピアストリVSサインツ、リベンジ完了!
・ハース対策角田、こうしてまた強くなる

チャンピオン防衛最有力にあるものの、レッドブルに綻びか、はたまたマクラーレンの発展か。フェルスタッペンは今後楽には勝てなくなる予感を垣間見たレースだったように思います。

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ベッテルちゃん、お疲れ様です。そのポーズ久々ね!
以上、ボローニャ県イモラ市のレースをナガノ県マツモト市よりお送りしましたー(またそれかい!)
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この写真はスワ市ね!

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