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正式発表を待ち切れず、発表前にカラーリングをチラ見せなんぞ、とんだハースだ(笑)F1界のマル暴ならぬマルH。スポンサーロゴやチームメイト、ライバルとも、今年こそは揉めません!そろそろ落ち着いた「真の速さ」をみてみたい。フェラーリ系の第三弾、ハースVeryFirst-20です。

《設計》
 ロブ・テイラー
 ベン・アガサンジェロ

《外見》
昨シーズンはスポンサーの兼ね合いもあり黒地に金のエレガントなカラーでしたが、このVF-20は白、赤、黒のお馴染みに原点回帰。いいじゃないですか、この色使いこそがハース。miyabikunが暇な時にやっている「F1 Mobile Racing」のカラーリングにちょっと似てきたのが気に食わないが(笑)あれはハースのオマージュではありませんからね!
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ノーズはフェラーリ系チームと同様に太めのままです。特にハースはフェラーリに近い形を採ってきました。ノーズコーン先端の形状含め、フェラーリ次第なところがあるのかな。側面からマシンをみればフェラーリが強めのレーキ角を採ればハースもそうなりますね。右へ倣え!
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マシン下部が黒なのでディフレクターやポッドウィングなど、画像では非常に見にくい。
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サイドポンツーン後方は撫で肩になりつつも、ライバルにあるタイプの断面とは若干異なり、まだまだ大柄にみえます。エアインテークはアルファロメオもやっていたフェラーリ型の三角型。
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総じていえば、各所が相変わらずフェラーリと似ていて、今の最新鋭というよりかは古臭い感じが漂います。

《シャシー》
VF-20
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:746kg(ドライバー含む)
 最大燃料重量:110kg
 ブレーキキャリパー:
 ブレーキディスク・パッド:
 ホイール:OZ
 サスペンション:フロント プッシュロッド
          リヤ     プルロッド

《エンジン》
フェラーリ Tipo065
 V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
 排気量:1,600cc
 最高回転数:15,000rpm(制限)
 最大馬力: - 馬力
 燃料・潤滑油:

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《ドライバー》
 No.8   ロマン・グロージャン(フランス)
 No.20 ケビン・マグヌッセン(デンマーク)

仲がいいのか悪いのか。なかなかな空回り、いずれもF1でベテランの領域に入りつつあるこの組み合わせも早4年目。クラッシュのリプレイなんかをみると、スローでこのリヤウィングのロゴ「JACK & JONES」を見る確率が高い気がします。ああまたコイツら絡みなのかと笑ってしまうようになりました。
グロージャンは何だか心底ツイていないし、裏目裏目に出ている気がして、miyabikunは悪く言うことができません(笑)何度も言っていますが、今や大所帯になったフランス人を一人で担った時代もあるし、本当は速いのもわかっています。でもずっと不調、ずっと不安定。グロージャンはまずシーズン序盤からよくないんですよね。「エンジンのかかり」が遅過ぎます。マシンのバランスや出来がよくないと言われつつも、マグヌッセンは荒いながら走れているし、成績以外の他で評価があるのだろうから生き残れていますが、イキのいい若手が来たらそろそろ本格的にヤバい。もう一度輝くところがみてみたいです。
マグヌッセンも争うはチームメイトでなくライバル達ですね。争うといっても力業やダーティーなやり方でなく、スマートに。グロージャンと同様に参戦当初に好成績を残したこともあって、ポテンシャルは高いことがわかります。力ある若手がどんどん輩出されていく中、マグヌッセンにとっても結果が伴わないとシート存続が危うくなってきます。

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荒くれ軍団、笑いのネタのようにみてしまいがちですが、F1はトップもいればハースの2人のような中堅の経験者も重要な位置をなしています。若手に押されずF1の中間層を支える堅実な走りが彼ら2人に求められる命題であり、それを行えば好位置フィニッシュは決して難しい話でもありません。

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