F1の楽しみ方は皆さん様々おありかと思います。フジテレビNEXTやDAZNなどの中継はもちろんのこと、専門書籍を購入して読んだり、このご時世F1の公式サイトで動画配信を観ることもできます。動画を配信してくれるようになったのは実に便利ですね。
先日のゴールデン、いやステイホームウィークで実家に顔を出した時に懐かしいものを漁ってきました。F1関連書籍です。よく読むものは今の住まいに置いていますが、全てはさすがに持ち出せず、他の雑誌も含め実家に預かってもらっています。今回は廃刊になったものや現在も発刊されているもの関係無く、お世話になってきた代表的なものをいくつか挙げてみます。

GPX
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GPXとは「F1 Grand Prix Express」の略。山海堂から出版されていたF1専門誌で、現在は発刊されていません。miyabikunが高校時代から大学時代にかけて初めてF1専門誌を定期購読(とはいっても毎回自分が書店で買う)したものです。画像では伝わり辛いかもしれませんが、この雑誌、実は結構デカいんです。
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最近のAUTO SPORTと並べてみれば一目瞭然です。変形B4判にあたるのでしょうか。これは書店で見つけ易く記事記載スペースや写真も大きく取れるという反面、持ち運びや蔵書する際はなかなか手を焼きました。暗所に保管しているので焼けは無いものの、他の関連雑誌と並べると上が飛び出たり、本棚にうまく入らないため、表紙のハッキネン右腕あたりに折り目が入ってしまっています。今回の撮影に際して一週間ほど復元措置を施しました。ハッキネン、暗い中で20年近くお辞儀させていてごめんね。
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GPXの気に入っていた点は紙面の大きさを活かした画像の大きさでした。迫力満点です。また紙のマットな質感も好きです。1枚が厚く、今この紙と大きさを考えたら500円で作れるのかどうか。高校時代はアルバイトをしておらず小遣い制で限られた資金から毎レース購入。大学生でアルバイトを始めてからも「必要経費」に組み込んでF1情報を入手していました。一時期の人気も下降線に入りつつあり「好きな人しか観ないし知らない」時代が徐々に始まっていましたので雑誌は貴重な情報源でした。
懐かしがって中を開いていくと、こんなものが
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某大手新聞のスクラップ記事です。この頃のmiyabikunはマメですねー。これは1998年の最終戦日本GPの回でしたので、ハッキネンの初チャンピオン獲得がデカデカと。ふた昔前は大手新聞のスポーツ欄にはまだF1がこんなにも大きく掲載されていたんですね。ハッキネンのチャンピオン獲得、嬉しかったなぁ。この後の大学受験勉強に精が出たものだ。

AUTO SPORT(auto sport)
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三栄書房(現 三栄)より日本のモータースポーツが世に出始めた頃から現在まで定期的に発売されるモータースポーツ誌の有名どころです。画像はだいぶ古い1991年の総集編。miyabikunがちょうどF1を録画観戦し始めた小学生の頃ですので、これは確か大人になってから古本屋を巡って状態の良さそうなものを探し買ったものだと思います。表紙は当然ながら中嶋悟。

AS+F(アズ・エフ)
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ASは先述オートスポーツの略。そのプラスFということで「F1専門」として枝分かれた雑誌でした。これも当時は500円で今は書籍として発売されなくなったものですね(電子書籍で復刻版があるのかな)先程のGPXから1年後となる1999年の最終戦日本GP編です。この頃は贅沢にどちらも買う、またはどちらかは立って斜め読みするという勉強そっちのけで読み漁ってF1を記憶。子供の頃から図鑑や写真集、地図などカラフルな本ばかりを読んできたので、やはりカラー写真は綺麗な方が目に止まります。
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そうそう、こういうのが勉強になります。個人的にだいぶお世話になりました。でも有難いことにテレビでは字幕スーパーや実況で教えてくれるし(たまに間違えている?)サーキットの走行中はカメラの色を見分けるよりかはカーナンバーの方が分かり易かったりするんですよね。
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ただ後半のメカニカルな「難しい」エリアは二色刷りになっちゃうんですよね。ココもちゃんと読みましたよ、1ページを1週間くらいかけてね。メカは詳しくはないけど好きです。
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わお、ハイレグ!この流れるような「サイドポンツーン」が何ともすごいなぁ。miyabikunが小学生の時がいわゆる「バブル時代」にあたるのでそのオイシさは知る由もありませんが、F1だけではない、オンナも、まあね、、好きっちゃ好きですよ。乗るのが好きですから(笑)
※女性は乗り物でありません、あしからず。

F1速報
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「エフ速」って呼ばれているものですね。今コンスタントに毎戦発売されているものですので愛読されている方は多いと思います。昔は毎戦ちゃんと買っていたのですが、本好きなmiyabikunは「買う本は捨てない」としているので貯まっていく一方です。よって「買ってはいるが、買う前に内容を一度斜め読みで拝見して、買う」としています。荒れたレースやメモリアルなレース、また総集編はちゃんと買っています。最近は店によってバンドで固く止めてあったりするので、そういう時は本の上や下や角を傷付かないよう軽くめくって、中を一応確認してから、、買っています。三栄さん、大丈夫です(笑)

F1全史
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三栄(当時 ニューズパブリッシング)から発売されている手軽にF1創成期から現代までを同じフォーマット、それも日本語で書かれている季節誌です。miyabikunとしては「F1百科事典」的なもの。このブログで実際に観たことも無い時代の話やデータをmiyabikunは偉そうに書いているわけですが、こういう古い時代を知る上で重宝しています。ドライバー一人一人の顔写真も有難いです。驚くのはその値段で、一冊4,400円也。うー高いがF1を心底知るには高いと言っていられない。
5年単位が一冊にまとめられており、現在は2011年〜15年の第13巻が最新です。次は2016年〜20年が14巻目として出るはずです。ただし今年20年のF1が開催されれば、の話。

F1マシンコレクション
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これやっている方、多いんじゃないでしょうか。CMでバシバシやっていたし、毎号に「オマケ」が付いてくる。ちゃんと中まで読んでますか?!本がオマケじゃありませんよ?!デアゴスティーニに怒られちゃいますよ!根っからのミニカーファンの方々からみたら、見栄え出来栄えに色々ご意見があるとは思いますが、様々な年代のマシンを同じスケールで横並びにできるのは面白いですよね。中には「なぜその年のそのマシンを選んじゃうのかなー」とか、、って、本がオマケじゃありませんよ。これはれっきとした本、マシンがオマケですからね!(笑)
初回のみ一冊999円、2巻目から一冊2,300円とデアゴスティーニお得意の戦略です。これももうすぐ90巻で終わりだーなんて思っていたら、先日120巻まで延長するというアナウンスが。ざっと計算してみると
 120巻×2,300円=276,000円!これだけでは終わらない、本を整理するバインダーやミニカーを飾るケースが別売であるわけです。これがデアゴスティーニ。miyabikun将来このミニカーの上で生活する覚悟が必要です。お子さんがいる方、ペットを飼われている方、壊されたり食べられないように気を付けて下さいね。


何だか三栄さんだらけで広告のようになってしまいましたが、何か貰ったりしているわけではありません。これ以外の出版社の雑誌、企画物、シリーズなどそれらをひっくるめてmiyabikunができています。おうちで過ごそう!F1再開を楽しみに待とう!ということで、F1を読書で楽しむのも悪くありませんよ!

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