F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:F1

F1は再びアジアに戻ってきました。ナイトで煌びやかなシンガポールからスタートです。

《サーキットの基本情報》
    マリーナ・ベイ市街地サーキット
        全長           :5.063km×61周=計308.843km
        コーナー数:23箇所
        高低差       :5.3m
        DRS区間数:2箇所

《ゲーム上のサーキット眺望》
シンガポールは小さくても綺麗で豪華な街、国です。日本からも近いですし、GPの中でも集客と利益が見込めると聞いたことがあります。いつか行ってみたいなと思っていつつ、なかなかそれに至らないし、サーキットレイアウトがすごーく楽しいかと言われたら、個人的にはそうでもないかなと。miyabikunは声を小にして言いたい(笑)でも儲かるし、仕方がない。
先日はF1ウィークでないマリーナ・ベイ市街地サーキットを散策しました。市街地サーキットならではの楽しみ方の一つですね。毎度このタイミングで「ゲームによるタイムトライアル」に入るわけですが、せっかくなので「ゲームでも同じ視点」でサーキットの様子をみていきます。大体似通った位置でシャッターを切っていますので、ゲームと実際の風景の比較を楽しんでもらえたらと思います。

《セクター1》
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公園の敷地内でサーキット専用区間がスタート地点でした。ハイウェイを潜って左右左の1,2,3
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おー似ていますね。低速なターン3を曲がると一気に夜明けでしたが、
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今回は明けません。しっかりナイトレースのまま。
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ターン5は直進せずシンガポール・フライヤーを前に右へ。まあまあいい感じに再現できています。前も書きましたが、ナイトレースって、空の描写が要らないから、そこそこ似せられそう。

《セクター2》
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DRSでストレートを加速し、正面が晴海、豊洲チックになったら左でしたね。
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奥は新宿副都心、を右。
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アンダーソン・ブリッジはこんな感じに再現されています。
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そしてタイトなマーライオン・ヘヤピンは向かい側からのアングル(笑)ゲームでも見れました。ちょうどスピンすると、こうなります。
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エスプラネード・ブリッジを渡ってからの右手「イモムシ」までがセクター2でした。

《セクター3》
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鋭角な右ターン14を過ぎスタンド手前をまた右へ入り直角低速区間へ。
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やっぱりシンガポール・フライヤーの光は弱い。
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ハードブレーキングで左へ、スタンドの基礎の下を潜って右折してココも振り返る。再現できていますか?!道路の区画線は似ていますね。
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最終区間はまたフライヤー手前でクランクして無事に1周を迎えます。市街地ならではの直角コーナーとサイドウォールに要注意です。ゲームでは大幅なタイムロスとなり、リアルレースではリタイヤに直結してしまいます。

《2018年のポールポジション》
    2018年 ハミルトン(メルセデス)
               1分36秒015

《ポールポジションレコードタイム》
    2018年 ハミルトン(メルセデス)
               1分36秒015(一周5.063km)

《miyabikun現時点のゲーム上ファステスト》
    2019年 miyabikun(えきぞーすとのーと)
               1分34秒082

タイム的には昨年のハミルトンを2秒近く上回るベストタイムを持っていますが、これ以上のタイム更新がなかなか難しい。miyabikunは総じて市街地サーキットが苦手。始めて1ヶ月後の集計では1分32秒884なんてのを記録していたのが信じられない(笑)
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マシンを壊さないよう、頑張ります!
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《miyabikun今回の走行タイム》
    2019年 miyabikun(えきぞーすとのーと)
    1分33秒011   S1:25秒40 S2:34秒55 S3:31秒42

苦しくも1秒ほどタイム更新!もっと攻められた気がしなくもないが、壁にどうしてもビビってしまいます。左回り(反時計回り)のサーキット故に左コーナーが多いわけですが、後半の左がキツ過ぎる。特に鋭角のマーライオン・ヘヤピンとスタンドを潜る手前の左ターン18。5ラップ限定のタイムアタックなのに、集中力が保ちません。ドライバーは決勝で61ラップするなんて、信じられない。。


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やっと整理を終えました!何とかシンガポールGP開催前に滑り込みセーフ、ということで夏休みを挟んだ2019年シーズン中盤7戦の各種結果と統計をみていきたいと思います。

《予選編》
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まずは「各チーム予選最速のタイムの差」を比較します。一般的にはQ1よりQ2、Q2よりQ3の方がタイムは向上しますが、チーム毎にみてそのGP最速のタイムを採用しています。ベンチマークのタイムを記録したのは7戦中メルセデスが3GP(フランス、イギリス、ドイツ)、フェラーリも3GP(オーストリア、ベルギー、イタリア)、そしてレッドブルがハンガリー1GPとなっています。大方の予想通り、パワーサーキットでフェラーリが最速で、2番手と最大の差を築いたのは第13戦ベルギーGPの0.763秒差でした。ルクレールが抜群な速さをみせました。逆に2番手とギリギリだったのはフェルスタッペンの初ポール獲得となった第12戦ハンガリーGPでメルセデスとの差はわずか0.018秒!距離にして106cm(合ってる?!)でした。苦労して獲得したフェルスタッペンのポールはギリギリでしたね。喜ばしいやら、どこか寂しいような。まだ言ってる(笑)
以前に振り返った序盤7戦から全体的な序列は大幅に変わっておらず、少しレッドブルが接近できました。中団以下は中盤前半はマクラーレンが好位置につけ、後半はルノーがまずまずと言った感じ。序盤と同様に、グラフの上限を5秒に設定しています。ウィリアムズはベルギーGPで5.029秒差となったため、とうとうグラフからはみ出てしまいました。2人とも頑張っているのは伝わりますが、マシン自体がついていけていません。

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スターティンググリッド降格は反映しない、ドライバー別の予選平均順位になります。ガスリーとアルボンの2人は一応チームカラーでグラデーションにしてあげました。同系色だからあまり目立ちませんね。
メルセデス2人の2位台を筆頭に少し離れてルクレールが3位台、フェルスタッペンが5位台となりました。ベッテルの第9戦オーストリアはQ3走らず、第11戦ドイツGPは予選自体走れずが響き、結果7位台はかなり情けない。さらにガスリーが2チーム含めて平均9.14位で格下出戻りライコネンと並びました。近年のレッドブルは「予選命」ではないレース運びをするにせよ、フェルスタッペンとの差を考えるとやはりイマイチでした。結果、レッドブルでは表彰台に手がかかりませんでした。逆にしぶとくQ3に顔を出すライコネンは誉められるべき順位だと思います。クビアトは決勝での幸運、また予選では被害者になる面もありましたが、予選順位だけ切り取るともう少し上位で予選を終えてほしいなと思います。
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コンストラクター単位で均します。ズタボロのハースに代わって、ベテラン布陣のルノーが中団の筆頭です。マクラーレンは序盤7戦とほぼ変わらずの10位台、ジョビナッツィが少しまともになったこともあってアルファロメオが僅差で追っています。

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予選編の最後はチームメイト対決。グラフ左手の青組が先輩もしくはエース格、右手の紅組が新入りやセカンド格を並べ、ドライバーチェンジのあったレッドブルとトロ・ロッソのセカンド側は連名としました。なお、予選順位でみるため引き分けや降格ペナルティは反映しません。純粋な予選終了時の順位で判定します。引き分けのない7戦だと、必ず優劣が付くからわかりやすいですね。
ウィリアムズの0-7は当然というか諦めもつきますが、もう1チームの0-7は頂けません。精神的にやられてしまっている気がします。誰か救ってあげて下さい。マクラーレンのノリスはサインツ相手に速さをみせていましたね。序盤も3-4で勝っていましたので、ノリスの課題は決勝レースということになります。肩を持つわけではないけど決勝はノリス自身ではどうしようもできないトラブルも多々ありました。ちなみにレッドブルの6-1の内訳を補足すると、第14戦イタリアGPのフェルスタッペンがQ1タイム無しだったためアルボンに白が1つ付き、ガスリーに対しては5戦全勝でした。

《決勝編》
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続いて決勝の平均順位編。順位はイジワルmiyabikun式の「リタイヤは20位」扱いです。1位のハミルトンは珍しく3位台まで下がっていますね。7戦中リタイヤは無く優勝が3つ、2位1回、3位1回、5位1回で散らかったドイツGPで9位をかました影響です。もうちょっとかましてくれるとシーズンは盛り上がります。中盤は地味ボッタスよりもルクレールの活躍が光りました。2勝とも清々しい勝ち方だったかと言われたら、首が5°ほど傾く内容ですが、勝ちは勝ち。今シーズンのフェラーリの「手ぶら」は何とか免れました。アルボン以下クビアトまでの9人は非常に接近しています。ちょうど9位台後半から12位台とうまくいけば入賞圏内、下手をすると圏外に沈むというサーキット特性やマシンの具合などで左右されるギリギリのラインを争っています。
序盤7戦はその集団にいたマグヌッセンでしたが、中盤になるとマシン自体が迷走状態で挙げ句の果てには「本来の仲間とやり合う」という独自のレース展開が定着してしまっていました。その結果、ウィリアムズのラッセルにすら抜かれて仲間と揃ってF1の底辺付近に位置しています。後半戦もごちゃごちゃやっているようではmiyabikun式で計算するとビリよりリタイヤの方が低く評価されますので、本当に底辺に並んでしまうぞ?!この後出てきますがウィリアムズは遅くても「完走」はしてきます。
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コンストラクター単位の決勝平均順位です。予選がまあまあのアルファロメオとハースが順位を下げ、トロ・ロッソと地味にレーシングポイントが上がっています。決勝はライバルがリタイヤすることを考えると、トップ争いならともかく下位は予選の平均順位を上げていきたいですね。

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決勝周回数ランキングです。この中盤7戦の全周回数は407周でした。こちらもガスリーとアルボンはグラデーション仕上げにしています。全周回消化は序盤7戦に続いてハミルトンただ1人でした。散らかりドイツGPは9位ですが周回遅れにもなっていません。これで全14戦でみても全周回消化はハミルトン1人となっています。特に驚きもせず、さすがチャンピオンという走りです。
ウィリアムズは先程少し話題に出した通り2人とも周回遅れながら完走しているため好位置に入ってきます。クビカはドイツGPで繰り上がり10位入賞を果たしました。レーシングポイントのストロールも中盤7戦は完走しています。ドイツGPの4位は惜しかったですね。
「最も仕事をしていなかったで賞」はグロージャンの331周で消化率81.3%の76周足らずでした。1レース分以上足りません。「来シーズンのF1に乗れないで賞」にならないといいのですが。下位は揃って白煙を吹くトラブルに見舞われたり、接触やクラッシュが多かったイメージ。マシントラブルはドライバーにとってはやり切れません。
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チーム別周回数はこちら。2台で参戦していますので、全周回数はドライバーくくりの2倍となる814周とみます。全周回消化のハミルトン擁するメルセデスが数を下げているのは言わずともボッタスのことです。濡れたドイツGPで滑ってぶつけてゲンコツを食らっています。先日のイタリアGPといい、勝負弱い。来シーズンのメルセデスドライブは決めたけど、立ち位置は既に決まっているような気がします。チャンピオンを獲らせてあげたいけど、それでも獲りにいけないくらい、勝負弱い。優しいんだろうなぁ。

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決勝編最後はチームメイト対決です。引き分けは「両者ともリタイヤした場合」でグラフ中央に黒帯で表現しました。チーム内の成績、力関係は序盤7戦と同じところがほとんどの中、フェラーリだけは入れ替わりました。序盤は6-1だったのに対し、中盤は2-5となっています。これで合算すると8-6。まだ若干ベッテルが勝っている状態で終盤はどういう争いになるか見ものです。果たしてフェラーリのエースでいられるか、もう賞味期限切れと言われるか?!
ルノーの引き分けはドイツGPの両リタイヤ、ハースの引き分けはイギリスGPから来ています。共通しているのは実力差も伯仲していて、マシンの速さと信頼性が不安定である点。

《ドライバーズ、コンストラクターズランキング》
今回も最後はランキンググラフをみていきます。チーム毎に見慣れた色使いに塗り分けて、実線がエース格、破線がサブ格を示します。三強メンバーとそれ以外でグラフを分けますが、レッドブルについてはこの間の異動を伴いましたので、ガスリーとアルボンの2人はスペシャルにどちらにも登場します。
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トップ3チーム7人によるグラフです。メルセデスはライバルともチーム間でも交わらずの旅を続けています。レッドブルのスイッチ組も当然ながら交わらず。入れ替わりが激しかったのはフェラーリの2人とフェルスタッペンによる三者です。第8戦フランスGPで3位だったベッテルはオーストリアGPで優勝したフェルスタッペンに抜かれ、イタリアGPで優勝したルクレールにもとうとう抜かれて、現状はランキング5位です。
今回は新しい試みとして「第8戦基点のランキンググラフ」を作成しました。第8戦フランスGPを開幕戦のように見立ててイタリアGPまでの積み上げをみます。こうすることで序盤7戦と同列のバイオグラフとしてみることができます(序盤7戦のランキンググラフは割愛します。以前の記事を参照下さい)
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ハミルトンは序盤7戦を終えた時点で162ポイントでした。ところが中盤7戦の獲得は122ポイントに止まり、トータルで284ポイントとなります。またボッタスは序盤で133ポイントを稼いでいたのに対して中盤は88ポイントでした。対してフェルスタッペンは序盤の88ポイントから97ポイントに、ルクレールは72ポイントから110ポイントに飛躍しています。中盤戦はこの若い2人がメルセデスのポイントを削り取ることに成功しています。ベッテルは100ポイントから69ポイントと下がって不調(空回り)っぷりがよくわかります。
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三強以下はこうなりました。サインツが頑張っていますね。ベルギーやイタリアもその勢いを保てていればガスリー食いも可能でした。ノーポイントのドライバーはラッセルのみとなり、可哀想ですがグラフからは割愛しています。終盤7戦でグラフに登場するのを待ちましょう。
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7戦のみのグラフです。クビアト久々表彰台のドイツGPが際立ちます。このクラスの表彰台登壇は至難の業だと思いますが、一度でも表彰台に乗れば飛躍的にランクアップが期待できます。序盤に比べると、ライコネンとノリスが伸び悩んでいます。

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コンストラクターズポイントグラフです。三強の傾きは似通っています。メルセデスはハミルトン、フェラーリはルクレール、レッドブルはフェルスタッペンがチームを牽引しています。ファステストラップポイント獲得はメルセデスが2回、フェラーリが2回、そしてレッドブルが3回と全てが三強から選出されました。
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7戦のみでみます。レッドブルがフェラーリを食いかけています。終盤7戦は比較的レッドブルに分があるGPが残っていますので、コンストラクター2位を獲得する可能性を多く秘めています。
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三強以下のコンストラクターはこのような感じ。マクラーレンが単独の4番手チームとしてひた走っています。それに待ったをかけるワークスルノー、一度トロ・ロッソに獲られた5番手をイタリアで挽回してきました。トロ・ロッソはクビアトのドイツ「大爆発」以外は比較的低調です。アルボンに代わったガスリーがどこまで貢献できるかがカギですね。最後の最後はこちらの7戦のみグラブで〆たいと思います。
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終盤7戦は日本GPありナイトレースあり市街地ありと中盤とは全く毛色の違うフライアウェイが続きます。中盤は今シーズンもドイツGPが様々な影響を及ぼし、裁定やペナルティに疑問が残るレースが続きました。チャンピオンはいつ決まるのか、また勢力図の変化や番狂わせなどを期待しつつ、クリーンなバトルをみせてほしいものです。

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怪我からいよいよ戻ってきた。この年のこの男の役割は「ナンバー2としてチームとチームメイトを支えること」珍しく裏方に徹します。初開催で復帰初レース。チャンピオン争いも佳境を迎えた1999年第15戦マレーシアGPです。
チャンピオン争いは二連覇を図るマクラーレンのハッキネンが3勝の62ポイント、2位はM・シューマッハに代わってフェラーリのエースを仰せつかったアーバインが同じく3勝の60ポイントで続きます。この2ポイント差、残り2戦のタイミングでハッキネンにとって訃報といえる「厄介なナンバー2」がリハビリを兼ねての復帰です。今シーズンのイギリスGP前に振り返った第8戦イギリスGPで不可解なトラブルで戦線離脱して3ヶ月。シューマッハの立ち位置と走りがキーポイントになります。

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ドライバー全員にとって初開催のセパンサーキットの初ポールシッターとなったのはシューマッハでした。2番手アーバインからは0.9秒、4番手ハッキネンからは1.2秒も引き離して、怪我の影響も何のその。
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ガレージでタイムを待つアーバイン、順位は負けてもご満悦な表情。心強い。一方でハッキネンをサポートすべきチームメイトのクルサードは3番手となり、シューマッハ同様にどう立ち振る舞うか注目されます。日本で唯一の参戦となるアロウズ高木虎之介は最後尾の22番手スタート。母国GPを前に苦しい位置。

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《予選結果》
   1 M・シューマッハ(フェラーリ・F)
   2 E・アーバイン    (フェラーリ・F)
   3 D・クルサード   (マクラーレン・M)
   ※タイヤはブリヂストンのワンメイク

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決勝レースのスタート!新設サーキットは幅員に余裕があり、各車ワイドに広がっていきます。マクラーレン2台に付け入る隙はありません。
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4周目にシューマッハはアーバインにトップを譲り「壁シフト」開始です。いつもとは違う立場、レース前の宣言通り、アーバインとチームのための走りに徹していきます。
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まだハッキネンからもトップのアーバインまで目と鼻の先ではありますが、壁の存在がもどかしい。
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3位でこちらもサポートを命ぜられるクルサードがシューマッハの壁を貫き、2位に浮上しています。これでハッキネンの直前に壁が近付いてきました。早いうちにこの壁を打ち砕かないと、アーバインはみるみるうちに離れていく。
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15周目にクルサードがスローダウンしリタイヤ。クルサードは前年98年と同様に、肝心な時に全く役に立たない。ハッキネンはやはり自力で防衛するしかない。
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トップのアーバインは25周目に1回目のピットを済ませて、ハッキネンと好調ハーバートの後ろとなる余裕の4番手復帰。レースはスチュワートのハーバートを絡めた4台で進行していきます。

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47周目に2回目のピットのタイミングでハーバートに前を許してしまいます。アーバインはシューマッハのサポートがあるから順位はどうにでもなる。ハッキネンは4位ではダメ、自力で3位は死守して最終戦の日本GPに備えたい。何とか53周目に攻略して3位を確実なものとします。これが今回やれる精一杯です。
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一方で2回目のピットを済ませて順位が入れ替わっていたシューマッハはアーバインを再び譲り、トップに返り咲き。アーバインにとっては絵に描いたような理想的なレース運びとなりました。
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アーバインは笑いが止まらない。
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《決勝結果》
   1 E・アーバイン     (フェラーリ・F)
   2 M・シューマッハ(フェラーリ・F)
   3 M・ハッキネン   (マクラーレン・M)

この結果、ポイント上でアーバインはハッキネンを4ポイント逆転し、日本GPを迎えるはずでしたが、レース後にパドックがザワつきます。何とフェラーリ2台のディフレクター(バージボード)が規定に違反しているとし、失格。ハッキネンが繰り上げ優勝でチャンピオンとなる発表がされました。
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フェラーリは当然質問責めを受け、ロス・ブラウン自らディフレクターに金尺を当てて説明
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FIAに控訴します。
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結果的にマレーシアGPの順位は正当なものとされ、失格とハッキネンの繰り上げチャンピオンは撤回。4ポイント差のまま最終戦の日本GPに入ることとなりました。最近はこのような抗議や緊迫したチャンピオン争いもみられなくなったF1。ドライバーもスタッフもファンも緊張が走るヒヤヒヤなレースと裁定が懐かしいですね。

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もうシンガポール?早くない?!本当はシンガポールに来る前に第8戦〜第14戦までのシーズン中盤7戦をまとめる予定としていたのですが、イタリアGPと強力台風をやり過ごしたと思ったらmiyabikun自身が忙しくなって、データ整理が進んでいません。よって以降の予定を前倒しとし、モナコGP前に行った「市街地サーキットの日常風景」のシンガポール編を先にやることにしました。レース前にギュギュッと詰まるのも読み辛いし、こちらにせよまとめにせよ、必ずやるものと決めていたし、時間潰しの結果オーライということでお許し下さい。

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こちらがシンガポールGPの舞台となる「マリーナ・ベイ」です。画像中央に逆L字型の岸壁が見えます。それに沿うように底辺の長い逆L字をなすレイアウトとなっています。モンテカルロ同様に実際に行ったり歩いたわけではないので自信はありませんが、たぶん合っているはず。セクター毎にみていきます。

《セクター1》
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コントロールタワーをはじめスタートやフィニッシュライン、ピットはこの辺り。過去の市街地サーキット同様に、市街地ではありますが常設されています。市街地サーキットは周辺道路を封鎖し、レーシングトラックの構築、またこのマリーナ・ベイ市街地サーキットではナイトレースとなるためにトラック両側に投光器が設置されますので、ピットが組み上がっているだけでも手間が減りますね。
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コントロールライン付近を見てみると、日常風景を散策したかったのにビューワーもトラック作りの真っ最中といった感じ。この区間は公道ではなく公園の舗装部分を使用しているため、普段は一般車の出入りが無いようです。
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ターン1,2,3はこんな感じ。レースシーンでよく見かけますね。欲しいのはこれじゃないだよなー。観客も居なく殺風景なターン3をバーチャルセーフティカーのようなペースで曲がると
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おお、急に明るくなった!公道区間かな。通りの名は「リパブリック・ブールバード」とある。ブルーバードかと思った(笑)ブールバード(ブールバール)って何だろうと調べるとフランス語で「両側を街路樹や側道を備えた広い道路」という意味だそうです。大学で都市計画も習ったんだけど、この言葉は知りませんでした。東京でいう、先日レッドブルがデモランを行った外苑イチョウ並木あたりになるのかなと。歩車分離もできるし、景観はいいですね。マリーナ・ベイ市街地サーキットは上空にハイウェイの本線やランプが多く跨いでいます。この区間のハイウェイからサーキットを俯瞰するアングルも見てみました。
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これはちょうどコントロールラインあたりでしょうか。ピットが見えますが、公道区間ではないためひと気も無く殺風景ですね。
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右のターン5は実は直進する道もありますが、レース時は当然封鎖されます。目の前にあるシンガポール・フライヤー、デカいけど昼間見ると案外と普通だな(笑)
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ラッフルズ・ブールバードに向きを変え、DRS区間に入ります。お高そうなホテルの間をフル加速してセクター1が終了。

《セクター2》
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ターン7は直角の左。ポツンと高いビルが見えるあたりは東京の晴海や豊洲の湾岸エリアみたい。ニコル・ハイウェイに入ります。
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今度は遠くに新宿副都心のような超高層ビル群が見えてきました。次の交差点を使ったレイアウトを初めて見た時は驚きましたよね。
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一つの交差点の4方向を全て使う。行きのターン8は画像右上から入り、鋭角で左に曲がりスタンフォード・ロードへ。後ほど通過する帰りのターン14は画像下方向から右下へ鋭角に抜けるというもの。この交差点で生観戦してみたい。
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セント・アンドリューズ・ロードに入ると、先程の「新宿」がより近くなってきました。このあたりがコントロールラインから最も離れた区間ですね。
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また直角に向きを変えプラートン・ロードを走ると、径間がさほど長くないアーチ橋「アンダーソン・ブリッジ」を越えていきます。本当はゆっくり海でも見ながらシンガポールの街に酔いしれてみたいけど、F1マシンは瞬く間に通過してしまいます。
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この次のターン13「マーライオン・ヘヤピン」が待ち構えています。画像は走行ラインではなく、反対側を押さえてみました。画像左上から手前に飛び込み、まさしく青いラインのように右上に抜けます。マーライオンって1つしかないと思っていましたが、実はシンガポール国内に7体あるそうです。シンガポールで唾を吐いてはいけません。その分、マーライオンがしっかり水を吐き出してくれています。
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線形のいいエスプラネード・ブリッジを越えると、右手に見えてきましたね。夜になるとウネウネ動いて見えるイモムシが。「エスプラネード・シアター」です。

《セクター3》
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セクター3に入り、その先がさっき出会った交差点でターン14にあたる右鋭角ターンとなります。いよいよこれから低速直角の「レッドブル大得意」区間。
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ラッフルズ・アベニューの右手に見えるのがライブなどで使用される「ザ・フロート@マリーナ・ベイ」のスタンドです。
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フロートってことは、舞台は海に浮いているのか。景観がお台場海浜公園みたいだ。スタンドの手前の右の細い道を入って、
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お、また夜になった。フェンスや投光器がバッチリ仕込まれていますね。
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シンガポール・フライヤーの光が弱い。
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この上の構造体はさっき進入したスタンドの真反対側だったんですね。
またラッフルズ・アベニューに戻ります。走行ラインと反対の夜と
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昼。夜間だからなおさら夜と昼の見栄えが違いますね。
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正面にフライヤーが近付いてきました。レース中はなかなか目がいきませんよね。フェンスも客席も投光器も無くなれば、こんなに近く、大きく見えるんですね。
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ラッフルズ・アベニューに別れを告げ、フライヤーズの右側(南側)にシフトして最終区間です。トラックはフライヤーズ直下の公園区間にあるため、ビューワーで追跡できなくなってしまいました。画像中心奥のハイウェイ手前をトラックに沿って投光器が続いていますので、この辺かなというあたりはつきます。これでマリーナ・ベイ市街地サーキット1周になります。お疲れ様でした!ちなみにさっき別れたラッフルズ・アベニューをそのまま道なりに走り続けると、セクター1のターン5に戻ります。

いかがでしたでしょうか。国内の道案内ならまだしも、行ったこともない土地の仮設サーキットとなると自信はありませんが、概ね要所はトレースできたのではないかなと思います。
あー順番が狂っちゃって悔しいけど「2/3」はちゃんとやります、シンガポールGPが始まる前までには。。

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今回の「懐かしのF1オープニングテーマ」はお決まりT-SQUAREの「TRUTH」ではあるんだけど「RESONANCE-T Truth Drum'n Bass Mix」という、編曲されたバージョンになります。2002年から2006年に採用され、曲は耳にこびりついていたのですが、こんなタイトルであったのを今回初めて知りました。
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前回も原曲は同じTRUTHの「TRUTH 21c」というアレンジものだったわけですが、それに続いたこちらはさらに進化し、力強くさのメリハリが増したことで、軽やかで上品な原曲からだいぶ様変わりしています。これの次はどんなTRUTHになるんだろうと興味半分と不安で待っていたら、以前みたQueenシリーズに飛んだので、その驚きは半端じゃなかったなぁ。
45秒程で表現されるこのオープニングテーマの映像はCGがあまり無く、ほぼ実映像を断続的に瞬時に入れ替えるタイプの演出で進行していきます。非常にスピード感はあるのですが、数回観て慣れないと、初めは誰が何が映っているのか判読できないくらいの速さだったことを思い出します。使われるコマはいくつかにグループ分けされています。

序盤ゾーンは当時のトップドライバーの5〜6名ほどピックアップしています。本当に早いですよーまばたきしたらアウトなくらい早いですから、目を凝らしていて下さい。
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わかりましたか?!静止画にしているんだからわかるって?!(笑)まずライコネンに始まり、モントーヤ、トゥルーリ(遠くに小さくR・シューマッハ)、アロンソ、そして最後のM・シューマッハだけなぜか色がつく。チャンピオン様だからかな。確かに当日で優勝経験のある方達ばかりですね。そうそうたるメンバーなのに、この自体はなかなかチャンピオンを獲得するには至りませんでした。その辺は今の時代も変わらずですね。

次のグループはレース中のスタッフサイドの躍動的なカットが続いていきます。
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この方を見る度に毎回言ってしまうのですが、本当にオシャレでカッコいいなと思います。こういう上司なら、頑張って誉められたいと思えますよね。偉いんだけど気さくそうだし、スマートだし、オマケにエロそう(笑)
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miyabikunはレース中の再給油は推奨派です。

中盤以降はレースシーンなんですが、単なるレースシーンではないことに気付きました。ご存知でしたか?!
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これはモナコGPの「タバコ」に向かう有名なカットです。マシンを一台一台よく見て下さい。前からヘルメットの感じからおそらくクルサードのマクラーレン、その後ろはCOMPAQとキドニーグリルからウィリアムズとわかります。そのさらに後ろから追うフェラーリ、そしてアウト側からマールボロ・マクラーレンが抜きにかかる。ん?マクラーレン?!2台いる?
そうなんです。これ時代の違う車を合成させて争っているんですよね。面白いですよね。
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こちらは今でも芸術車と人気の高い7upジョーダン191ですね。後ろは定かではありませんがおそらくリヤウィングのマールボロから当時のフェラーリだと思います。
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これも文字化けしていて見辛い。先頭を走るのはCanonのリヤウィングに真四角のサイドポンツーン開口からFW11Bとあるように見えます。後ろはフェラーリでその後ろにもう一台ウィリアムズが隠れています。往年の名車と並べるのはユニークな演出です。できればもっとじっくり見てみたいものですね。

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2005年版のオープニングになると、全体的に前年「まで」活躍したフェラーリと、やっぱり日本のメーカーと日本のドライバー推しの内容になっています。フジテレビはホンダが大好き!
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ウェット路面でオーバーランするマクラーレン。
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「大丈夫、ですか?」
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KR「放っておいてくれ!あっちへ行け!」

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