F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:F1

2024シーズンも第2戦まで終えて、皆さんはどのように感じ、勢力図が頭に浮かんだでしょうか。今シーズンは昨シーズンから目立ったレギュレーション変更やドライバー変更は無く、概ね昨シーズン後半の勢力図がそのままスライドするものと思われてきました。今回はこの時期に毎年行っている「シーズン幕開け直後の戦績」とそこから導き出されたライバルの位置関係について、各チームのマシンの特徴や戦いを勘案、最終的にはささやかならランク付けしてみました。
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《第2戦終了時点のドライバーズランキング》
 1  (1) フェルスタッペン 51pts
 2  (2) ペレス      36pts
 3  (5) ルクレール    28pts
 4  (8) ラッセル     18pts
 5  (9) ピアストリ    16pts
 6  (7) サインツ     15pts
 7  (4) アロンソ     12pts
 8  (6) ノリス         12pts
 9  (3) ハミルトン      8pts
  10 ( - )ベアマン       6pts
  11 (10)ストロール       1pt
       (16)ヒュルケンベルグ    1pt

《第2戦終了時点のコンストラクターズランキング》
 1  (1) レッドブル・HRB      87pts
 2  (3) フェラーリ・F      49pts
 3  (4) マクラーレン・M    28pts
 4  (2) メルセデス・M     26pts
 5  (5) アストンマーティン・M 13pts
 6 (10)ハース・F           1pt

( )は昨シーズンのポイントランキング

まず、ドライバーズ、コンストラクターズ共に「順位のつくもの」のみを挙げさせてもらいました(決勝順位から以下も順位付けできるのですが、、ごめん今回は割愛〜)あと、参考までに昨シーズンの最終ランキングを載せました。この序盤2戦終了のタイミングにおいて、どちらのランキングも昨シーズンと似たような面々がランクインしてきていることからも、大きな変化は無さそうですが、全く変化がないわけでも無さそう。そこは驚いたし、ある意味安心しました。
ドライバーズついては、概ね上位5チーム10人が並びました。ただ、たった2戦ながら、一部下位からその隙を突かんばかりの動きもみられています。フェラーリのサインツに代わって代走デビューを果たしたベアマンはイレギュラーとして除外すると、ハースのヒュルケンベルグがその成功例です(あまりそこをフィーチャーすると、よくないのかな)チームメイトを使っての力尽くで捻り出した1ポイントでした。やり方とその対象がたまたまよくなかったこともあって、ちょっとした話題になりました。
コンストラクターズはそのドライバーズを集約する形で昨シーズンの上位5チーム+ハースと並んでいます。ただその順番こそ昨シーズンからは若干異なり、レッドブルは二戦連続のワンツーフィニッシュで盤石。それに続いたフェラーリは3位表彰台二連続、表彰台こそ無いものマクラーレンが僅差でメルセデスを上回り、メルセデスはランキング4位に転落しています。

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《各チームの序盤2戦の個人的印象》
2024シーズンを2戦終えた段階のチーム、各ドライバーをmiyabikunの独断と偏見で書いてみます。

〈レッドブル〉
レースに直接関係無いところでザワザワしているチャンピオンチームです。マシンは完璧、エースドライバーも弱点無く順調な幕開けを迎えたので、このチームを蹴落とすのはライバルやドライバーではなく、それらチームのザワザワだったりして。昨シーズンあれだけ最強マシンを仕立て上げたにも関わらず、今シーズンは正常進化に留まることなく、前衛的なサイドポンツーンを起用してくるのは脅威です。
フェルスタッペン、順調ですね。今のところ「全戦ポールポジション、全戦優勝」が可能な戦績です。揚げ足を取るならば、開幕戦のポールポジションについては最速ではなく、運的要素も持ち合わせていましたが、まあ決勝になればいずれにしても早い段階で先頭に難無く浮上していたことでしょう。何も心配は見当たりません。今のフェルスタッペンは怪我や病気さえ気を付けていれば、成すでしょう。
毎年のように来シーズンの去就が話題となるペレス。今のところは順調だと思います。自身がチャンピオンを目指さず、シート安泰に重きを置くならば、ですが。予選はフェルスタッペンに続く2番手を獲れずも何も問題無い、最強マシンがついている。決勝でライバルを追い抜くことは容易です。ペレスをみていると、自身の仕事や私生活にダブらせて考えてしまうことがあります。「攻めの姿勢でハイリスクハイリターン」を採るのか「事を荒立てること無く細く長く息を保つ」のどちらがいいのか。私達とは違うアスリートですし、キャリアの長いベテランですから、まだ前者を推していてほしいものですが。

〈メルセデス〉
今シーズンのマシンの中でカラーリングが一番好みだったのが、このW15でした。それなら是非、レッドブル討伐に向かってもらいたいものですが、、トップチームには属しつつも、フェラーリ相手にも速さ、ロングランとも敵いませんし、相変わらずバムバム弾みますね。フェラーリみたいに弾んでも速ければ帳消しになるのに、イマイチ取り柄やウリが見当たらない感じがします。色は速そうだしカッコいいんだけどなぁ。
昨シーズンは未勝利ながらドライバーズランキング3位で終えた(元)キングことハミルトン。ちょっとやる気あるのか?!マシンのアジャストにだいぶ苦戦していますね。目の前で見ているわけではないのでこちらもあくまでmiyabikunの想像に過ぎませんが、もがき苦しんでいるというより、まあいいか的な諦め感があります。確かにね、辞めるのは決まっていますし、合同テストやこの2戦でライバル(ほぼレッドブル)との差をみせつけられたら、やる気も失せるかな。繋ぎだし。ハミルトンって、昔からそんな気がある。とはいえF1では散々大成したし、来シーズンのチームは「F1界のルイ・ヴィトン」を身に纏って肩で風切って歩いて終わるんだろうし。
去る人はさておき、こちらは必死のラッセルはその方よりも精力的にこなせています。マシンの合う合わないはあるにせよ、ハミルトンの体たらくっぷりはこの人の頑張りでより助長、証明されます。一発の速さもロングランもラッセルが上。来シーズンはどんなチームメイトが横に座るのか、めちゃ若い子か、めちゃオジサンか、そのまま入れ替わりになるのか定かではありませんが大丈夫!メルセデスの新エースはラッセルであることに変わりはないから。

〈フェラーリ〉
一発の速さは今シーズンも健在ですね。取り柄があって、よかった。今のところレースペースもさほど悪くないし、戦略も悪目立ちしていないでしょうか。ある1チームがずば抜けた状態でなければ、フェラーリは優勝争いができる有力候補になったと思います(まだ言い切るのは早い?!)アジアラウンドが終わり、ヨーロッパに入ってからどうなるか見ものです。
開幕戦予選のルクレールは惜しかったですね。速さは確実にルクレールが上でした。ルクレールがフェルスタッペンより前方のグリッドからスタートした場合の攻防は今後の注目点、楽しみではありますが、何周耐えられるかな。逃げ切れるかな。来シーズンはサインツとはキャリアもアプローチも年齢も異なるハミルトンがチームメイトになることが決まっています。今からその心配しても仕方が無い。勝つしかない。勝てるんじゃないかな、若くこれからのF1を背負うルクレールならば。その印象付けにも、立場の近いサインツにはしっかり勝って存在感や注目を集めておきたいところです。
まだ2戦中1戦しか走れていないので、走れた開幕戦での出来でしか評価できませんが、サインツも上々の滑り出しとなったように思います。予選こそいつもながらルクレールに獲られ、決勝もマシントラブルがあったにせよ、レッドブルを除く18人では最も安定し、3位表彰台を獲得しました。父親がお世話になったアウディ(現 キック・ザウバー)への移籍が噂されていますが、miyabikun個人的にはそこへ行くより、銀の方が抜けた穴を狙った方が得策だし、狙ってほしいな。まだ老け込むには早いよ。

〈マクラーレン〉
昨シーズンはシーズン中盤からメキメキと復調した若手の有望株2人によるオレンジ軍団です。昨シーズンの勢いそのままに今シーズンを迎えると思いきや、思いの外尖った勢いは無く、マイルドです。昨シーズンの序盤ほど悪くないものの、同じような系譜を辿るのかな。出来れば序盤からレッドブルに噛み付いてほしかったんだけど。
エースで先輩のノリスのエンジンがまだかかり切っていないようです。レースになればしぶとさが際立ちますが、予選がピリッとしません。ピアストリに肉薄されています。あと月並みですが、ノリスといえば待たれる初優勝です。今シーズンこそその栄冠に輝くことができるのか、勢力図が変わるまでお預けか。ノリスもF1をドライブして100戦を超え、今の時点で勝利すると歴代で「遅い方の十傑」に数えられる領域になります。
成長著しいピアストリもノリス同様に「上位グリッド、入賞」を果たすものの、昨シーズンのような勢いは鳴りを潜めています。第2戦では長らくハミルトンに引っかかるシーンがみられたように、課題であったレースペースもまだ残されています。2年目ではあるけど、一般的な2年目よりも高い期待を寄せるばかり、厳しめな視点になってしまうのは可哀想だけど仕方が無い。何せドライブするのは中団上位に位置する名門マクラーレンだから。彼の成長を観察し、シーズン終了後にはノリスと互角、いや上回るような戦績となれば嬉しいです。

〈アストンマーティン〉
マクラーレンとは対照的に昨シーズンは上々の滑り出しをみせつつ、後半戦で失速したアストンマーティンの今シーズン序盤は、また勢いを取り戻し、アロンソは上位入賞、ストロールも何とか入賞を果たしています。ライバルの技術陣をどんどん招き入れ、強化に糸目を付けないこのチーム。後半戦もバテることがなければ、4番チーム浮上も夢ではありません。
アロンソ様は相変わらずやる気に満ちております。ギンギンのギラギラです。このわかりやすいまでの枯れることのないハングリー精神は若手(特に年齢上から2番目の方)も見習うべきです。そんなアロンソ様も今後の去就を問われる1年となります。走りはギンギンでも年齢は43歳になる年。同世代のmiyabikunとしても大きな期待を寄せつつ、そろそろ若手にシートを、、なんてのも思いつつ。シートにも数限りがありますからね。再びトップチーム返り咲きを狙うか、このまま家庭教師として後任育成に注ぐか。まだまだ狙うかこの方は。
ちゃまよ、今のドライバーの半数は君の順位を虎視眈々と狙ってるぞ!サーキットにもよりますが、チーム単位、ドライバー単位で上位から数えていくと、ストロールは入賞ギリギリの10位に位置します。開幕戦ではその通り10位フィニッシュ。第2戦はドライビング自らのクラッシュによりその10位が空き、その奪い合いでちょっとした物議となりましたね。下位はみんなココを狙っています。下位のドライバーやチームは必死よ。君みたいにのうのうと戦っていないのさ。来シーズンのシートや分配金がかかっている。精進しなさい!

〈アルピーヌ〉
唯一の一匹狼、アルピーヌ。どうした?!重症じゃないか。母国の宝、GPウィナーの2人も予選、決勝と全く光るところ無くくすんでしまっているぞ。貴重なチームの技術者も追い出しちまって。。名前は変われど、ココはれっきとした名門ワークス、ルノーです。このチームの没落が今のところこの2戦で一番の衝撃的な後退でした。
昨シーズンは僅差でチームの先輩を上回ったガスリーは、アルファタウリ(現 レーシング・ブルズ)を離れて成功だったといえます。ただ今シーズンはどうでしょう。角田擁するレーシング・ブルズの後ろから抜け出せるか?!まだ全ドライバーの平均順位を割り出していませんが、開幕戦は18位フィニッシュ、第2戦はマシントラブルながらリタイヤ(20位扱い)となると、平均19位。ヤバい。他探すか?!
ガスリーだけでなく、同じことは当然オコンにも言えます。チームメイトとバチバチするどころか、その戦闘力すら無く、存在感もありません。あんな高身長なのに。まだ救いなのは開幕戦は予選、決勝ともガスリーより一つ前の17位完走、第2戦はトラブル無く、終盤にヘトヘトに疲れ果てた角田をかわして13位完走を果たしたこと。とはいえ、入賞まではまだ程遠い状況に違いありません。チームは早急の対応を図らないと、最下位を彷徨うことになりそう。

〈ウィリアムズ〉
昨シーズンは「ほぼ1人の力」で最下位から一気に下位トップに成り上がったウィリアムズ。今シーズンは2馬力でシーズンに臨んでほしいですが、大丈夫かな。上位5チームがガチガチに決まっていますから、先日の非難覚悟の「力業」を使わないと次なるステージへの飛躍は難しそうです。チームプレイするにも、ちょっと差が大き過ぎる。。
頼みの綱、アルボンの入りはややおとなしめ。昨シーズンも前半戦はそうでしたね。アルボンの本領発揮はライバルがバテ始めた夏の高速ヨーロッパからか?!下位チームで出来る最大限、いやそれ以上の力を発揮して飛躍する姿は頼もしいし、観ているこちらも嬉しくなります。早く中団下位をかき回すアルボンを観たいですね。アルボンの荒らしはどこかの誰かと違って、スマート!
アメリカの星、サージェントも無事に2年目を迎えました。昨シーズンは最後尾の常連で、あとは上がるしかないという、いわば成長が単純明快にわかる位置にいますが、、うーん、怪しいチームはあってもまだ下を這っています。2年目ですから、段々と周囲の目や評価は厳しくなるぞー。アルボンが出来て何故君は出来ないと言われるようになるぞ!今シーズンも3箇所「母国GP」あるんだから、頑張ってね!

〈レーシング・ブルズ〉
日本のF1ファン、いや世界中から注目される長い名前(違うか、短いか)レーシング・ブルズは序盤2戦でモヤモヤしたレース内容で終えました。奇しくも2戦とも角田が絡んでしまっています。あと、マシンだけでなく戦略もイマイチピリッとしないシーンがチラホラ見受けられます。どうして兄弟チームでこうも違うんだろう。。情報共有とか技術提携は無いんだろうか(パーツやデバイスの共有には制限があるけど、人事異動とか育成があってもいい気がする)
まず角田くんから。予選はかなり健闘しています。開幕戦は惜しくも11番手、第2戦はしっかりQ3進出を果たして9番手を獲得しましたね。角田自身はひた向きに入賞を狙っています。が、周りがそうさせないし、角田自身も細かいのをパラパラとやらかしてしまっているのも事実無くはない。ミラーは自らもぎ取ることは無いでしょうが「待て」の合図は待たなきゃ。そしてたまたま前に毎回マグヌッセンがいますが、今シーズンはこの位置付けや接近戦が続くと思います。マグヌッセンやヒュルケンベルグら「ハースの壁」を破らないことには入賞まではやや距離がありそう。
相対してリカルド。全く存在感が無い。ひいきや区別をする気はもちろんありませんが、完全に角田にエースの座を奪われ続けとるではないか、8回ウィナーの14年生、しっかりせい!本当は豊かなリカルドの経験をフィードバックしたいんだ(今のところその位しか言えぬ)

〈キック・ザウバー〉
こちらもメンバー据え置きでチーム名を新たに迎えたチームですね。マシンのカラーリングは目立つしライバルとだいぶ差別化できていていいと思いました。ただ、残念ながら目立たない。予選も早々に終えちゃうし、決勝でもなかなかお目にかかれません。ドライバーは面白いのに勿体無い。
ボッタスよ、タガが外れてだいぶ伸び伸びやっているようだけど、以前みせてくれていたあの速さ、どこに行った?!周くんに食われ始めていないか?!一昔前にハミルトンに匹敵する速さを持ち合わせていたのが懐かしいです。やっぱりマシンが変わるとこうも苦戦し、埋もれてしまうのが現代のF1なんでしょうね。ライコネンやベッテルもそうだったように。そろそろ存在感示さないと、エースの座も危ういですぞ。みせてくれ、優れたフィンランド人の意地!
ウィリアムズのサージェント同様に大国の期待を背負う周くんにも毎回同じことを言っている気がします。同じアジアの血統として、角田やアルボンと同じように気には止めているし、少しずつながら成長しているのもわかります。中国からの貴重なF1シートであることを誇りに、もう少し攻めの姿勢が見たいです。

〈ハース〉
昨シーズンはまた最下位に戻ってしまいました。このチームは隔年で中団と最下位を行き来していますよね。チーム創設から番を張っていたボスが離れて、今シーズンからは久々の日本人がチーム代表に就任しました。今まではどちらかといえば金策に頭を抱えて迷走し、気合いで乗り切るような風潮を感じましたが、知性と姑息さで息を吹き返す雰囲気が漂います。昨シーズンもそうですが、一発の速さはそこそこあり、シーズン序盤戦はそれで何とかポイント獲得するものの、後半戦は息切れしてしまう傾向があるので、それが心配。
ヒュルケンベルグは相変わらず予選大得意ですね。開幕戦バーレーンGPで早速Q3進出はさすがです。マシンの特性なのか、はたまた彼の特性なのか、せっかく予選で上位グリッドを獲得しても、決勝になるとこちらもお決まりのように息切れしあれよあれよと入賞圏外に追いやられてしまうので、それを克服できればチビチビとポイントを積める気がします。
マグヌッセンは近代F1には珍しい荒々しいドライビングをするドライバーです。近くを走る時は要注意!先日のサウジアラビアGPでのアルボンや角田に対する動きはダーティーだけど、彼というドライバーを端的に説明しています。ただ強面な見た目や走りの荒々しさと裏腹に、後輩や仲間を気遣ったり、自分を犠牲にしてまでチームの底上げに献身できる優しさや忠誠心は持っています。ベテランなんだから、もう少しクレバーに、スマートになれればカッコいいんだけどなぁ。

《第2戦終了時点の個人的勢力予想》
最後に、現時点でまだたったの2戦を終えたばかりですが、何となく見えてきた2024シーズンF1の勢力図をこちらもmiyabikunの独断と偏見でランク付けしてみました。

 1 レッドブル・HRB

 2 フェラーリ・F
 3 マクラーレン・M
 4 メルセデス・M

 5 アストンマーティン・M

 6 ハース・F
 7 レーシング・ブルズ・HRB
 8 ウィリアムズ・M

 9 アルピーヌ・R
  10 キック・ザウバー・F

サーキット特性や天候、気温、風向きなど、サーキットによっては逆転やジャンプアップもあるでしょうが、予選の速さ、決勝でのロングラン、戦略等々を2人のドライバーで平均化した際のmiyabikun個人的な勢力予想になります。
レッドブルは完全に頭一つ飛び出たトップであることは言うまでもなく。続く第二集団は予選で好位置をキープし、決勝も奇抜な戦略を採らなければあまり後続は脅威と感じなさそうなフェラーリを筆頭に、逆に予選はともかく決勝レースで遅れを取り戻せそうなマクラーレンと今のところラッセルの位置がマシンの限界と感じるメルセデスという順で並べました。
中団は依然としてアロンソ頼みでレースペースで第二集団にやや見劣りを感じるアストンマーティンが単独の5番手。入賞圏内の一枠を狙うのはハース、レーシングブルズ、ウィリアムズの集団とし、先日のようなやや非情な策を惜しみ無く投入できそうなハースを筆頭にしました。
下位は中団からはやや離れて現時点で速さや強みを全く感じないアルピーヌとキックザウバーの順としました。どちらかといえばアルピーヌがやや上か。

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この先オーストラリアGP、3つのアジアラウンド、そして第6戦マイアミGPを経てヨーロッパに入る初戦、第7戦エミリア・ロマーニャGPあたりから本格的な各チーム大型アップデートを投入することとなると思います。そこでまたさらに勢力図に変化が現れるのでしょうが、勝者や表彰台登壇者、入賞者がまたシャッフルされてこんなmiyabikunの考えたグループ分けが崩れ、各グループの垣根を越えた下剋上などがみられると盛り上がってなおいいなと密かに、いや強く願っています。

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今シーズンからはレース前でなく、レース後に企画があります。「予選チャンピオンシップ」です。サウジアラビアGPを終えてようやく2戦目。データに少しずつ厚みが増してくるかな。みていきましょう。

《第2戦サウジアラビアGPの予選順位》
P.P.   フェルスタッペン 25pts
 2 ルクレール    18pts
 3 ペレス      15pts
 4 アロンソ     12pts
 5 ピアストリ    10pts
 6 ノリス        8pts
 7 ラッセル          6pts
 8 ハミルトン      4pts
 9 角田裕毅       2pts
  10 ストロール      1pt
  11 ベアマン
  12 アルボン
  13 マグヌッセン
  14 リカルド
  15 ヒュルケンベルグ
  16 ボッタス
  17 オコン
  18 ガスリー
  19 サージェント
  20 周冠宇
Fast   フェルスタッペン   1pt

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入賞扱いとなるサウジアラビアGP予選(Q3)順位です。

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レッドブルのフェルスタッペンが2番手のルクレールに対し、0.319秒差をつけて2戦連続のポールポジションを獲得してしまいました(笑)参りましたねー、本家の決勝のポイントランキングと変わらない状況になっています。誰か止め下さい本当に!2番手の紅い方!オレンジの若い2人!銀の方も!あ、紺のもう1人の方もね。ちなみに「予選全体の最速ラップ」もポールの方でした。やりたくないけど1ポイントあげます。miyabikunが決めちゃったルールだから。クソぅ。
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皆さん注目、レーシングブルズの角田は何とQ3進出!9番手2ポイント獲得!おめでとうございます!本家よりも先にこちらでランクインを果たしました。今シーズンもレースペースの心配と「周辺の影響」もあり、入賞までやや遠い状況が続いています。こんなmiyabikunのタラレバ遊びではなく、1日も早く入賞を果たしてほしいですね!

2戦終了時点のタラレバ予選ポイントランキングはこのようになりました。

《予選ドライバーズポイントランキング》
 1 → フェルスタッペン 51pts
 2 → ルクレール    37pts(-14pts)
 3  ↑  ペレス      25pts(-12pts)
 4  ↓  ラッセル     21pts   (-4pts)
 5  ↑  アロンソ     20pts   (-1pt)
 6  ↑  ノリス         14pts   (-6pts)
     ↑  ピアストリ    14pts     (0pts)
 8  ↓  サインツ     12pts   (-2pts)
 9 → ハミルトン      6pts   (-6pts)
  10  ↑  角田裕毅      2pts   (-4pts)

《予選コンストラクターズポイントランキング》
 1 → レッドブル・HRB      76pts
 2 → フェラーリ・F      49pts(-27pts)
 3  ↑  マクラーレン・M    28pts(-21pts)
 4  ↓  メルセデス・M     27pts  (-1pt)
 5 → アストンマーティン・M 21pts  (-6pts)
 6  ↑  レーシングブルズ・HRB  2pts(-19pts)
 7  ↓  ハース・F          1pt   (-1pt)
 -    ウィリアムズ・M       0pts
 -    キックザウバー・F       0pts
 -    アルピーヌ・R         0pts

第2戦サウジアラビアGPではフェラーリのサインツが欠場し、ノーポイントとなったため順位に変動があります。上の2人は変わらず、3位はラッセルに代わりペレスが浮上。ほか、アロンソ、ノリスがランクを上げています。そして角田が9位2ポイントを獲得したことでランキング単独10位にランクイン。
コンストラクターズはマクラーレンが3位浮上。また角田効果によりレーシングブルズがハースを上回ることに成功しました。


以下は「本来の」ポイントである決勝のポイントランキングです。

参考《ドライバーズポイントランキング》
 1 → フェルスタッペン 51pts
 2 → ペレス      36pts(-15pts)
 3  ↑  ルクレール    28pts   (-8pts)
 4  ↑  ラッセル     18pts (-10pts)
 5  ↑  ピアストリ    16pts  (-2pts)
 6  ↓  サインツ     15pts   (-1pt)
 7  ↑  アロンソ     12pts   (-3pt)
 8  ↓  ノリス         12pts    (0pts)
 9  ↓  ハミルトン      8pts   (-4pts)
  10  ↑  ベアマン       6pts   (-2pts)

参考《コンストラクターズポイントランキング》
 1 → レッドブル・HRB      87pts
 2 → フェラーリ・F      49pts(-38pts)
 3  ↑  マクラーレン・M    28pts(-21pts)
 4  ↓  メルセデス・M     26pts  (-2pts)
 5 → アストンマーティン・M 13pts(-13pts)
 6  ↑  ハース・F          1pt  (-12pts)
 -    キックザウバー・F       0pts
 -    レーシングブルズ・HRB   0pts
 -    ウィリアムズ・M       0pts
    -    アルピーヌ・R        0pts

上位5チームに続いたのはサウジアラビアGPで10位1ポイントを得たハースでした。この1ポイントのために、、ドラマ(インシデント)がありましたなぁ。。

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決勝開催からだいぶ時間が開きましたが、miyabikunまだジェッダに居残っております(笑)せっかくの決勝土曜開催を全く活かすことが出来ませんでした。早く日本に戻って、オーストラリアに行く準備しなきゃね!

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スタートタイヤはこうなりました。サインツに代わってスポット参戦となったフェラーリのベアマンと16番スタートのボッタスが赤のソフトタイヤをチョイス。ほかは黄色いソフト。スタートダッシュで前に出られるかな?!
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フォーメーションラップで不穏な無線が。アルピーヌのガスリーはとことんツイていないなぁ。一応スタートは切れたものの、結局リタイヤ。誰か堕ちるところまで堕ちたアルピーヌを救ってあげておくれー。

スタートの瞬間を観ていて、6番グリッドのノリスは目で見てよくわかる不可解な動きをしていましたね。
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見辛いけど、これ。ノリスのマシンはピクっと動いています。チビっちゃいましたね。7番スタートのラッセルにしっかりチクられてしまっています。これはフライングをとられちゃうのかな(結果的にこれは「フライングではない」そうです。そうなの?変なのー)
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ターン2で3番スタートのペレスがルクレールを捕まえる。同じマシンに乗るんだし、ついていきたいよね。と思ったら
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あら、差し返された。考えていることはルクレールも同じ。シーズン序盤から離されては困る。持ち前の速さで食らい付いてください!
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スタートでやや出遅れた青マシンはこちらも紅いマシンにまくられています。角田とベアマンです。
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何とか耐え抜きますが、ベアマンは予選から注目の的ですぞ。気を付けて!

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4周目のコントロールラインでペレスは再びルクレールを捉えてターン1へ。
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これでレッドブルがワンツー。早いな。。決まりか。

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6周目に9位を走行していたアストンマーティンのストロールはイン側のウォールを舐め過ぎて
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ロッドを壊して制御不能。反対側のウォールに突き刺さります。ストロールの身体は無事も、セーフティカーが入り、レースは動きをみせます。
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まだレース序盤だけど、このタイミングでミディアムを捨てちゃうのかな。
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多くのマシンがタイヤを替え、2スティントを迎える中、スタートでチビった6位走行のノリスはステイ。ほか、ハミルトン、ヒュルケンベルグ、周もステイしています。まだミディアムタイヤ使えるし、ハードでどんなペースを築けるかわからないしね。一か八かかけてみるのは面白いかも。

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13周目にフェルスタッペンはノリスをかわしてトップ復帰。もう少しノリスを泳がせてくれてもいいじゃん、もう!(笑)
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後方ではハースのマグヌッセンがウィリアムズのアルボンに壁際へ追いやり接触するという恐喝行為により、マグヌッセンに10秒のタイムペナルティが下っています。マグヌッセンらしいっちゃらしいけど、相変わらずの乱暴さんだな(笑)
これがキッカケにもなり、以降の「事件」が勃発しましたね。変にぶり返すの何だけど、備忘録としてこの後触れていきます。

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26周目にそのマグヌッセンを13位走行の角田が狙っています。
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あ、逃げやがった。マグヌッセンいけずぅ!
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29周目、コントロールラインで角田はアウトから並びかけていく。
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ターン1獲ったか!
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マグヌッセンはターン2のエイペックス「より内側」から角田に並び、
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出口でトラック外に追いやる。マグヌッセン久々に荒れてるぞ。面白いけどやり過ぎ。これでさらに10秒の合計20秒加算へ。ペナルティ貰って自暴自棄になったか?!頑なにディフェンスに徹し、みるみるうちに後続が詰まりだす。
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タイムペナルティを貰ったマグヌッセンの本来の位置は角田ら集団よりだいぶ後ろにあります。しかし、マグヌッセンは遅く走ってもその状況は変わりません。これは単にマグヌッセンが荒れ狂っているわけではない。セーフティカーピットインを行わず10位入賞圏内を走行するチームメイト、ヒュルケンベルグのための捨て身の走りでしたね。荒っぽいが、仲間もしっかり立てるのがマグヌッセンの男気。ただ後ろを走る者、特に先程いけずぅな走りをされて、変にトラックリミット違反までとられた角田にとってはまったくもって面白くないこと。
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まだタイヤ交換を済ませていない周はさておき、マグヌッセンまでのギャップはしっかり築いてヒュルケンベルグはピットイン、そしてトラックイン。ハースとしてはグッジョブ、ケビン!ハースとしては、ね。

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話を少しだけ戻して27周目の5位、6位争い。前がまだタイヤ交換をしていないハミルトン、後ろがタイヤ交換を済ましてハードタイヤを履くピアストリです。
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35周目の5位、6位争い。まだやってる。確かに7回チャンピオンと2年目の若手を同等比較するのは可哀想。ただハミルトンは使い古しのミディアムタイヤであり、ピアストリはハードタイヤとはいえ履歴は浅い。昨シーズンのデビューイヤーも感じましたが、ピアストリは一発の速さはなかなか切れ味抜群なものの、ロングラン、レースペースとなるとやや物足りなさを感じます。これも伸び代ですね!気になったので挙げてみました。

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ステイアウトした面々は34周目にヒュルケンベルグ、37周目にハミルトン、翌38周目にノリス、そして周はレース終盤の40周までミディアムタイヤを引っ張りました。ヒュルケンベルグは予選15番手から10位フィニッシュ、ハミルトンは8番手で9位フィニッシュ、ノリスが6番手から8位フィニッシュ、周は20番手から2人のリタイヤがあって18位フィニッシュでした。ヒュルケンベルグは先述のように「チームメイトの恐喝的なバックアップ」があり順位を上げましたが、他の3人は順位を落としています。レース序盤に起きたセーフティカーピット、結果的には「入らにゃ損」という結果になりました。

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え?何て?!後ろで何かあったの?!

《決勝結果》
  1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
  2 ペレス     (レッドブル・HRB)
  3 ルクレール   (フェラーリ・F)

優勝は、、言うまでもありません(笑)2位も、、同じチームです。3位は開幕戦のサインツに変わり、今回はルクレールが獲得と2戦連続で同じチームで構成された表彰台となりました。じゃあ、第3戦も?!大3成、いや勘弁してくれ(笑)

《ファステストラップとそのタイミング》
 ルクレール(フェラーリ・F)
  1分31秒632 50周目/50周
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ベアマン (フェラーリ・F)
《完走(扱い)台数と規定周回走破台数》
 完走台数:18台(18台フィニッシュ)
 規定周回:12台

今回の規定周回は50周で、上位12人がこなしており13位以下が周回遅れとなります。12位完走は何とマグヌッセン!20秒の罰金刑ならぬ「罰時刑」を食らっても、アルボン1人にしか抜かれませんでした。マグヌッセンがとっ散らかしたには違いないけど、それはそれで後続は情けなくないか。疲弊しちゃった?!

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ベアマン (フェラーリ・F)

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お、サインツ!体調はいかが?!てっきり手術して入院していると思っていたので、ガレージにいたのは驚きました。サインツが見つめるモニターの先は
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もちろん代役ベアマンです。予選、決勝としっかり代役は果たせたと思います。ニューフェイスの活躍、嬉しいですね!公式の結果に異論無し!いいもの見せてもらいました!残念ながら来シーズンのフェラーリには空きシートがありませんが、気になったチーム、いくつかあったんじゃないでしょうか(ただあまり誉めたり期待を込めると、一昨年みたいなこともあるので、そこは冷静に。まだ若いですから)
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miyabikunが次点に選ぼうとしたのはマグ、、ウソウソ、それは止めておこう。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 該当無し

また該当無し?!あったろmiyabikun、お前さんの目は節穴かい。
例のでしょう、迷いましたよ。でも一部は目に余りましたが、一部はよくやったとも思っています。アルボンにした行為は確かに危険。ミラーを見ていなかったのか。そして角田とのバトルも決してスマートではないし、一歩間違えば大惨事です。誉められたものではありませんが、いずれもマグヌッセンのあの走りは今回に始まったことではない、よくあること。ベテランにもなってやっていいものではない。ただマグヌッセンはある意味評価すべきです。それは貴重な貴重なチームメイトの、チームのポイントゲットを確実にこなしたんです。ハースをはじめ、中団下位チームにとっては喉から手が出るほどほしい1ポイント。これを「チームの指示」でやりました。
近年のF1は本当にお利口さんであり、怪しげな走りや忖度があった日には非難轟々です。最近の日本のスキャンダルもそう、当事者はもちろん、周囲の目も厳しく、間接的に関与している我々の声が大きく届く世の中になりました。先日のバーレーンGPもそうですが、F1には昔からチームオーダーやチームワークは存在し、それこそ皆に崇められたセナやシューマッハの頃はもっと露骨にレースを支配する力が働いたものです。観ていて悔しかったり、腹立つことがあっても、その中で戦っていくのがF1です。この点においてよく「F1はスポーツか」ということが議論に上がり、今回もいくつかみられた「偏りのある裁定」があるのもまた悔しいけど、それもF1なんですよね。変に冷めた視点かもしれませんが、miyabikunは長年F1を観戦していく中で半ば割り切って観戦できるようにもなりました。ルールの不公平さ、偏りは是非無くしてほしい。全員が全員納得できる裁定はなかなか難しそうですが、前例を吟味し、少しずつ是正、改善に向かってほしいなと思っています。

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《ドライバーズポイントランキング》
   1 → フェルスタッペン 51pts
   2 → ペレス      36pts(-15pts)
   3  ↑  ルクレール       28pts  (-8pts)
   4  ↑  ラッセル        18pts(-10pts)
   5  ↑  ピアストリ       16pts  (-2pts)

《コンストラクターズポイントランキング》
   1 → レッドブル     87pts
   2 → フェラーリ     49pts(-38pts)
   3  ↑  マクラーレン    28pts(-21pts)
   4  ↓  メルセデス     26pts  (-2pts)
   5 → アストンマーティン 13pts(-13pts)

《第2戦サウジアラビアGPのポイント》
・表彰台登壇チームが早くも決まりつつあるか
・セーフティカーピットはした方が得
・ベアマンの代役アピール大成功!
・敵に回すと危ないが味方ならば心強いマグヌッセン

土曜決勝のチャンスを全く活かせなかったmiyabikun。第3戦も日本にとっては好都合、時差少なめのオーストラリアGPです。

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ん?サウジアラビアGPの決勝はどうした?!土曜夜観て、もう月曜なんですけど、、そうですよね。ちゃんとリアルタイムして書き進めてはいますが、今日は東日本大震災のあった日であることと同時に、毎年恒例の「このブログにおける記念日」ですので、そちらを先にやらせていただきます。わたくしごとを優先してすみません。。今日でこのブログも丸9年。いよいよ10年目のシーズンに入ります。
まず、この1年間でアップしたタイトル全てをズラリと並べていきたいと思います。

《2023年》
  3/11 祝八周年!
  3/18 F1第2戦 サウジアラビアGP予選予想!
  3/19 F1第2戦 サウジアラビアGP予選
  3/21 F1第2戦 サウジアラビアGP決勝
  3/28 たったの2戦で早くも勢力図みえたか?!
  3/30 過去のレースを振り返る 2002年オーストラリアGP

  4/1   F1第3戦 オーストラリアGP予選予想!
  4/2   F1第3戦 オーストラリアGP予選
  4/6   F1第3戦 オーストラリアGP決勝
  4/10 再 オーストラリアGPをゲームで走ってみよう!
  4/14 過去のレースを振り返る 2008年中国GP
  4/26 早熟かつ無邪気な4回レジェンドへのはなむけ
  4/28 F1第4戦 アゼルバイジャンGP予選予想!
  4/29 F1第4戦 アゼルバイジャンGP予選
  4/30 F1第4戦 アゼルバイジャンGPスプリントシュートアウト

  5/1   F1第4戦 アゼルバイジャンGPスプリント
  5/4   F1第4戦 アゼルバイジャンGP決勝
  5/6   F1第5戦 マイアミGP予選予想!
  5/7   F1第5戦 マイアミGP予選
  5/10 F1第5戦 マイアミGP決勝
  5/14 言語変われば、呼び名も変わる?!
  5/17 F1「死語辞典」 あ行 編
  5/19 過去のレースを振り返る 2001年サンマリノGP
  5/22 エミリア・ロマーニャGPをゲームで走ってみよう!
  5/26 過去のレースを振り返る 2007年モナコGP
  5/27 F1第6戦 モナコGP予選予想!
  5/28 F1第6戦 モナコGP予選
  5/29 F1第6戦 モナコGP決勝

  6/2   過去のレースを振り返る 1986年スペインGP
  6/3   F1第7戦 スペインGP予選予想!
  6/4   F1第7戦 スペインGP予選
  6/7   F1第7戦 スペインGP決勝
  6/14 クイズ「F1コレどのGP」〜2010年代編〜①
  6/16 過去のレースを振り返る 1981年カナダGP
  6/17 F1第8戦 カナダGP予選予想!
  6/18 F1第8戦 カナダGP予選
  6/20 F1第8戦 カナダGP決勝
  6/29 過去のレースを振り返る 1987年オーストリアGP
  6/30 F1第9戦 オーストリアGP予選予想!

  7/1   F1第9戦 オーストリアGP予選
  7/2   F1第9戦 オーストリアGPスプリントシュートアウト
  7/3   F1第9戦 オーストリアGPスプリント
  7/4   F1第9戦 オーストリアGP決勝
  7/6   過去のレースを振り返る 1991年イギリスGP
  7/8   F1第10戦 イギリスGP予選予想!
  7/9   F1第10戦 イギリスGP予選
  7/10 F1第10戦 イギリスGP決勝  
  7/12 今回早過ぎない?!2024年F1カレンダー発表  
  7/16 クイズ「F1コレどのGP」〜2010年代編〜②
  7/21 過去のレースを振り返る 2009年ハンガリーGP
  7/22 F1第11戦 ハンガリーGP予選予想!
  7/23 F1第11戦 ハンガリーGP予選
  7/25 F1第11戦 ハンガリーGP決勝
  7/27 過去のレースを振り返る 2012年ベルギーGP
  7/28 F1第12戦 ベルギーGP予選予想! 
  7/29 F1第12戦 ベルギーGP予選 
  7/30 F1第12戦 ベルギーGPスプリントシュートアウト   
  7/31 F1第12戦 ベルギーGPスプリント

  8/2   F1第12戦 ベルギーGP決勝
  8/8   過去のレースを振り返る 2004年フランスGP
  8/13 F1 2023シーズン前半を振り返る 〜予選編〜
  8/17 F1 2023シーズン前半を振り返る 〜決勝編〜
  8/21 F1 2023シーズン前半を振り返る 〜ポイント編〜
  8/24 過去のレースを振り返る 1983年オランダGP
  8/26 F1第13戦 オランダGP予選予想!
  8/27 F1第13戦 オランダGP予選
  8/31 F1第13戦 オランダGP決勝

  9/1   過去のレースを振り返る 1988年イタリアGP
  9/2   F1第14戦 イタリアGP予選予想!
  9/3   F1第14戦 イタリアGP予選
  9/7   F1第14戦 イタリアGP決勝
  9/13 過去のレースを振り返る 1982年ドイツGP
  9/15 過去のレースを振り返る 2009年シンガポールGP
  9/16 F1第15戦 シンガポールGP予選予想!
  9/18 F1第15戦 シンガポールGP予選
  9/19 F1第15戦 シンガポールGP決勝
  9/22 過去のレースを振り返る 1997年日本GP
  9/23 F1第16戦 日本GP予選予想!
  9/24 F1第16戦 日本GP予選
  9/28 F1第16戦 日本GP決勝

10/4   残るF1 2023シーズンはどうなるこうなる予想
10/6   F1第17戦 カタールGP予選予想!
10/7   F1第17戦 カタールGP予選
10/8   F1第17戦 カタールGPスプリントシュートアウト
10/9   F1第17戦 カタールGPスプリント
10/14 F1第17戦 カタールGP決勝
10/19 過去のレースを振り返る 2007年アメリカGP
10/20 F1第18戦 アメリカGP予選予想!
10/21 F1第18戦 アメリカGP予選
10/22 F1第18戦 アメリカGPスプリントシュートアウト
10/23 F1第18戦 アメリカGPスプリント
10/25 F1第18戦 アメリカGP決勝
10/27 過去のレースを振り返る 1987年メキシコGP
10/28 F1第19戦 メキシコシティGP予選予想!
10/29 F1第19戦 メキシコシティGP予選

11/3   F1第19戦 メキシコシティGP決勝
11/4   F1第20戦 サンパウロGP予選予想!
11/5   F1第20戦 サンパウロGP予選
11/6   F1第20戦 サンパウロGPスプリントシュートアウト
11/8   F1第20戦 サンパウロGPスプリント
11/12 F1第20戦 サンパウロGP決勝
11/17 過去のレースを振り返る 1981年アメリカGP
11/18 F1第21戦 ラスベガスGP予選予想!
11/19 F1第21戦 ラスベガスGP予選
11/23 F1第21戦 ラスベガスGP決勝
11/25 F1最終戦 アブダビGP予選予想!
11/26 F1最終戦 アブダビGP予選

12/2   F1最終戦 アブダビGP決勝
12/9   カタールGPをゲームで走ってみよう!
12/11 2024年ドライバーラインナップ
12/14 ラスベガスGPをゲームで走ってみよう!
12/19 F1 2023シーズン後半を振り返る 〜予選編〜
12/24 F1 2023シーズン後半を振り返る 〜決勝編〜
12/29 F1 2023シーズン後半を振り返る 〜ポイント編〜
12/31 2023年F1の印象ベスト5

《2024年》
  1/1   新年挨拶と2024年F1カレンダー確認
  1/11 過去のレースを振り返る 1982年南アフリカGP
  1/19 数字でみるF1 2023 〜予選編〜

  2/2   数字でみるF1 2023 〜決勝編〜
  2/16 数字でみるF1 2023 〜ポイントほか〜
  2/18 昨年も確かやってたよね、順位予想
  2/19 開幕前ギリギリで2023年ドライバー・オブ・ザ・イヤー発表!
  2/20 2024新車をみる マクラーレンMCL38
  2/21 2024新車をみる メルセデスF1 W15 E Performance
  2/22 2024新車をみる アストンマーティンAMR24
  2/23 2024新車をみる フェラーリSF-24
  2/24 2024新車をみる ハースVF-24
  2/25 2024新車をみる キック・ザウバーC44
  2/26 2024新車をみる アルピーヌA524
  2/27 2024新車をみる ウィリアムズFW46
  2/28 2024新車をみる ビザ・キャッシュアップRB VCARB01
  2/29 2024新車をみる レッドブルRB20

  3/1   F1開幕戦 バーレーンGP予選予想!
  3/2   F1開幕戦 バーレーンGP予選
  3/5   F1開幕戦 バーレーンGP決勝
  3/6   タラレバ「予選チャンピオンシップ」バーレーンGP
  3/8   F1第2戦 サウジアラビアGP予選予想!
  3/9   F1第2戦 サウジアラビアGP予選

以上、2023年3月11日から2024年3月10日まで1年間のタイトルでした。昨年は開幕戦が早かったため、観戦記は第2戦から始まり、今年は第2戦の予選までアップできました。繰り返し、先日のサウジアラビアGP決勝も3/10日曜日に書き切れば綺麗におさまったのですが、方や今回のこの記事をどうしても整えたかったため「わたくしごと」を優先してしまいました。

《年別記事アップ数》
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9年目、2023年度は一年で138回でした。確実な右肩下がり。。ヤバい。。意識して減らしているわけではありませんが、最多だった2018年度の204回からみれば、66回のダウン。ざっと均すと2.64日に1回のペースでした。同じ一年という日数でこれだけの差は大きいですね。我ながら昔はよくぞそこまで書けていたなと感心してしまいます。
138回のタイトルを眺めていると、観戦記は全戦の予選、決勝、さらにスプリント回など遅れはあれどアップすることはできました。また各レースを前段の「過去のレースを振り返る」も隙間があれば挿入できたかなと思います。一方で今までコンスタントに入れてきた「各GPにまつわるネタ」ができなかったり、なかなかの人気回である「名車を振り返る」が一度もできなかったのが悔やまれます。まだまだ注目したいマシンや珍マシンなどたくさんあるのですが。あと「F1死後辞典」や「クイズ」も続編が出来ていません。

《9年目の月別記事アップ数》 
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続いて月別のアップ数をグラフに示してみました。最多は7月の19回であり、7月は31日あると考えれば、1.63日に1回のペース。理由はタイトルのラインナップからもわかるように、1ヶ月で4回のGPがあったことによります。仮に年間通じてこのペースを維持した場合、223.9回のアップになります。先程の2018年度の204回と遠からず(ちなみに2018年度は1.79日に1回のペース)ほか、10月は15回、2月が14回、5月と9月は13回となっています。つい先日の2月が多いのはいうまでも無く「2024年型マシン」で稼いだためです。それをやらなかったら単純に-10になる(その代わりとして「シーズン前合同テスト」をゆっくりやれていたのかも)


毎年このタイミングで同じ謝罪と言い訳にはなりますが、なかなかコンスタントに、リズミカルにアップできず、皆さんからいただけるコメントへのお返事も遅くなり申し訳ない限りです。まだお返事仕切れていないものもたくさんありますね。本当にごめんなさい。お返事は頭と身体が落ち着き次第、必ずしますので、これからも懲りずにコメントいただければ嬉しいです。なかなか新しい企画にチャレンジすることができないのがもどかしいものの、10年目となるこれからも楽しくわわかりやすくF1にまつわるネタを投入して、陰ながらF1を盛り上げていければと思っています。

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改めまして最後に、2015年デビューのフェルスタッペンやサインツと同期。節目の10年目のシーズンに突入する当ブログ「F1 えきぞーすとのーと」をこれからも引き続きよろしくお願いします。

miyabikun

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木曜フリー走行中に体調不良を訴えていたフェラーリのサインツは金曜フリー走行直前に虫垂炎により急遽欠場を発表。フェラーリは育成選手でF2参戦中のイギリス人オリバー・ベアマンを代走起用することとなりました。
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2005年生まれのまだ18歳。2005年といえば、アロンソ様が初戴冠された年。miyabikunも既に大学を卒業して社会人やってたぞ。若いですね!

《Q1》
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ベアマン、早速入場します。カーナンバーにしろガレージ上のプラカードにしろ、あたかも予定していたかのように整うのがすごいですね。さすがF1。
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予選前に行われたフリー走行でクラッシュしてマシンを壊したキックザウバーの周はまだ修復中。間に合うのか?!
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ノリスがタイムアタックに入る。あ、このオンボードカメラ、アカンやつだ。まるで振子特急列車みたい。画面だけのティルトは、、よ、酔う。。
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ベアマンのF1本戦での1本目は生まれ年に23歳でチャンピオンを獲得したアロンソのタイムから1.260秒落ち。何せフリー走行の1回キリで臨んでいますから、致仕方が無い。
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ではチームメイトで予選が得意な先輩はどうか。アロンソから0.128秒差の暫定2番手となっています。ベアマンもいずれこうなれるから。
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残り10分半で2本目を走ったマクラーレンのピアストリがようやくアロンソをトップから引きずり下ろす。路面向上は大きそう。メルセデスは1本目は2人揃ってミディアムタイヤでのアタックで「ソフトを温存したつもり」でしょうが、あまりゆったりもしていられないぞ。
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ほらねベアマンも。ルクレール超え。後に走れば走るほど好ラップを刻める。
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フェルスタッペンが動き出したぞー。ゆっくり目にタイムアタックに入ったレッドブル系4台ですが、フェルスタッペンが一発でピアストリを一気抜き。
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残り5分。周のマシン修復は続く。このサーキットは全長が長いですから、アウトラップも時間かかるぞ。間に合うのか?!
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残り1分52秒でガレージをあとにする。タイムアタックは1分28秒かかるから、アウトラップはかなり急ぎめだよ。miyabikunは先日20番手予想を立てていたから変な話タイムアタック出来なくても正解してしまうけど、実力で自身のライバルとの位置関係を確認して存在感を示したいよね。FullSizeRender
一度Q1敗退ゾーンに降格したレーシングブルズの角田ですが、最終アタックで9番手ならばQ1突破は大丈夫そう。
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周は結局タイムアタックにギリギリ間に合わず、チームメイトのボッタスと共にQ1敗退。ほか、アルピーヌの2人にウィリアムズのサージェントと概ね読み通りのラインナップが散りました。

《Q2》
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予選屋ヒュルケンベルグはQ2のアウトラップでマシンの不調を感じてストップし、赤旗中断のキッカケになってしまいました。
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昨年のポールシッターであるペレスは1分28秒中盤のタイムでトップに立ち、一度存在感は示すも、その命は17秒後に
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相方に0.461秒上回られる。デカい。
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さらには元気なアロンソに割って入られる。
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miyabikun今回のQ3進出の切符を得られるであろう予想のウィリアムズのアルボンは新人代走のベアマンにも敗れて12番手。アルボンのキャリアをもってしても、トップチームのマシンには勝てぬか。
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ベアマンのF1初予選は11番手。マシンのランクはあれど健闘しました。アルボンとハースの2台、レーシングブルズのリカルドの5人がこれにて終了。角田は8番通過でリカルドとは大きな差を生みました。
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《Q3》
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ペレスがマクラーレン、メルセデスらを上回り市街地得意をアピール。
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ただやっぱり同じマシンで0.335秒上回ってくる。あとの頼みの綱はやはりルクレールか。
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ルクレールのアタックラップは0.8秒落ち?!こりゃダメだ。。
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残り4分を切り、各車ラストアタックに向かいます。周くん、このくらい余裕が無いとダメだったよ。チームクルーの全力の補修の末のノータイムは非常に残念だけど。
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ピアストリはフェルスタッペンまでは遠いが、しっかりノリス超え。
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角田は五強の一角を切り崩して9番グリッドへ。
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仕切り直しのルクレールのラストアタックは0.319秒届かぬか。。
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やる気満々の元気なおじさんも4番手止まり。マクラーレンとメルセデス超えは立派!
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《予選結果》
P.P. フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
  1分27秒472
 2.ルクレール   (フェラーリ・F)
  1分27秒791 +0.319秒
 3.ペレス     (レッドブル・HRB)
  1分27秒807 +0.335秒

フェルスタッペンは2番手ルクレールに対して0.3秒の大差を付けるポールポジションを獲得。フロントロウは前戦バーレーンGPと同じ面々が並びました。市街地サーキットを得意とするペレスはルクレールの僅差に迫るも3番手。角田はサインツ欠場のチャンスをしっかりモノにし、今シーズン初のQ3進出、9番グリッドを獲得しています。

《先日の予選予想との答え合わせ》
ポールのフェルスタッペン、4番手アロンソ、14番手リカルド、16番手ボッタス、18番手ガスリー、20番手の周はオマケで6つ正解でした。第3戦の運を前借りしちゃったかな(笑)
Q3メンバーは「上位5チーム10人のうちのおこぼれ1枠」になりつつあり、今回はサインツに代わったベアマンがQ2脱落して角田が見事に掴みました。またQ1敗退メンバーもキックザウバー、アルピーヌの2人プラス1になっています。そう考えると、各セッションのラインナップはわかりやすい。あとは順番だけの問題か。次は頑張ります!(どこかでよく聞くフレーズ)

《予選最速タイム》
 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
  1分27秒472 Q3 ポールタイム

今回の予選最速タイムはフェルスタッペンがQ3でマークしたポールタイム1分27秒472でした。前戦バーレーンGPではQ2タイムだったわけですが、これがあるべき姿か。とにかく、このラップはとんでもなく速い。文句無し。

《Q3トップのフェルスタッペンと各チームの差》
 フェラーリ(ルクレール)   +0.319秒
 レッドブル(ペレス)     +0.335秒
 アストンマーティン(アロンソ)+0.374秒
 マクラーレン(ピアストリ)  +0.617秒
 メルセデス(ラッセル)    +0.844秒
 レーシングブルズ(角田)   +1.075秒
 ウィリアムズ(アルボン)   +1.508秒※
 ハース(マグヌッセン)    +1.548秒※
 キックザウバー(ボッタス)  +1.707秒※
 アルピーヌ(オコン)     +2.003秒※
 ※はQ1,Q2最速タイムから算出

今回の予選はポールポジションのフェルスタッペンが1人飛び抜けてしまっているのが印象的でした。市街地サーキットを得意とする相方ペレスはというと、フェラーリ(ルクレール)とアストンマーティン(アロンソ)に挟まれた0.3秒落ちグループにあり、レッドブルのマシンがとびきりマッチしていたというより「この差がフェルスタッペンとペレスの差」が表れたように思いました。
マクラーレンとメルセデスは今回0.3秒落ちからやや離れたグループとなり、下位はいつもと変わらぬ面々ながら、レーシングブルズ(角田)は前戦に近い水準の1.0秒落ちに止めて健闘したと思います。

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 アロンソ(アストンマーティン・M)

今回もフリー走行から好調さをみせたアロンソは予選でも大暴れしていましたね。miyabikunのドライバー・オブ・ザ・デイを決定付けるシーンらこちらでした。
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Q3でアタック中のハミルトンに当然ながら前を譲ったかと思えば
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そのハミルトンの背後やなピタリとしがみ付き
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自身のアタックラップにしっかり活用。このあたりのガメツさ、ちゃっかりさ。失礼(笑)テクニックはアロンソならではの賢さ。もしかしたらフェルスタッペンに続く2番手を期待した瞬間でした。若手に負けず劣らずの活き活きとした走り。この方まだまだやれると思えましたね(笑)「ハミルトンの背後」マジで狙ってるか?!
次点は全セッションでノリス先輩を上回ってみせたマクラーレンのピアストリ。Q3に進出して「ナニガシ」されないところまでチームメイトを引き離すことに成功した角田。急遽乗り慣れないトップチームで11番手を決めたフェラーリのベアマンでした。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 該当無し

危険度の高い高速市街地ジェッダにおいて派手なクラッシュなどのセッションストップは無く、皆健闘していましたので、こちらは気持ちよく「該当無し」です(地味にセッションストップはありましたが、これはあくまでマシン都合)
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《決勝の表彰台予想!》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ペレス     (レッドブル・HRB)
 3 ルクレール   (フェラーリ・F)

今回も土曜夜に行われる決勝表彰台予想は予選の額面通りと言いたいところですが、レッドブルのマシンのレースペースのよさは前戦で確認済み。先頭の方は別次元を走り、ペレスはセクター3の弓形区間でアウトからさっくりパスしてワンツーフィニッシュとなるのが目に見えています。また、前戦のサインツをみてもフェラーリのレースペースも悪いものではないと思われるので、ルクレールは表彰台登壇可能と読みます(マシントラブルや「名戦略」が炸裂したら話は別)一方でレースペースに難がありそうなアロンソは若いマクラーレンの応酬をどう耐え切るのかにも注目したいです。
角田くん、今回はイケるぞ!毎度お馴染みの「名戦略」さえなければ。レーシングブルズの新代表は、、、フェラーリから引き抜いたメキース?!、、うーん、まあ、、大丈夫!(笑)

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