シルバーストンでの第2GPはどのようなネーミングにするのか、いい名前を充てましたね。こんな名前シルバーストン以外に名乗り様の無い唯一無二のネーミングです。実態は先日の第4戦イギリスGPと同じ。違うのはタイヤコンパウンドと若干気温差がありそうかな。相変わらず風は吹いています。そしてペレスの代走もヒュルケンベルグベルグですね。今回はレースする姿見たいですね!疑うようで申し訳ないんだけど、ペレスって本当に陽性なのかな。こんな状態にナニガシ企んでいるとかないよね?!なんて変な想像をしてしまったmiyabikunです。
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《F1 70周年記念GPの基本情報》
 シルバーストンサーキット
  全長           :5.891km×52周=計306.332km
  開催回数 :55回目
  コーナー数:18箇所
  高低差       :11.3m
  DRS区間数:2箇所
  母国レース :ハミルトン、ラッセル、ノリス
        マクラーレン、ウィリアムズ、
        レーシングポイント

《F1 70周年記念GP個人的印象》
 ・飛行場跡地で平坦。風も敵になる。
 ・歴史は古いがコロコロ変わるレイアウト
 ・速度高めでなかなかテクニカル
 ・過去にタイヤに悩まされたレースもちらほら

形式上「F1 70周年記念GP」なんて書いていますが、基本情報も印象もシルバーストンそのものです。先日の決勝レースをみていると、毎年恒例の風の印象よりもタイヤに厳しい印象が勝ってしまいました。前回振り返った2013年もタイヤバースト問題がありましたし、最近では2017年もレース最終盤にフェラーリが襲われたんですよね。事故があっては困るけど、多少荒れる分には面白いリスキーさ。

《過去5年のポールポジション》
 2020年-1 ハミルトン(メルセデス)
     1分24秒303
 2019年    ボッタス (メルセデス)
     1分25秒093
 2018年    ハミルトン(メルセデス)
     1分25秒892
 2017年    ハミルトン(メルセデス)
     1分26秒600
 2016年    ハミルトン(メルセデス)
     1分29秒287
 2015年    ハミルトン(メルセデス)
     1分32秒248

《ポールポジションレコードタイム》
 2020年-1 ハミルトン(メルセデス)
     1分24秒303(一周5.891km

《現役ポールポジション獲得者と回数》
  (★はその年のチャンピオン)
 7回 ハミルトン
  (2007,13,15★,16,17★,18★,20-1)
 2回 ベッテル (2009,10★)
 1回 ライコネン(2004)
   ボッタス (2019)

前回との違いは、頭二つほど出ているハミルトンが頭三つに増えたこと。シルバーストンはハミルトンの庭。近所にプラっと買い物に行って帰ってくるくらい手慣れたもの。これを止められそうなのは、もはや一発の速さだけはまだ持っている相方位しか候補に無さそうか?!

《過去5年の優勝者》
 2020年-1 ハミルトン(メルセデス)
 2019年    ハミルトン(メルセデス)
 2018年    ベッテル (フェラーリ)
 2017年    ハミルトン(メルセデス)
 2016年    ハミルトン(メルセデス)
 2015年    ハミルトン(メルセデス)

《現役歴代優勝者と回数》
 7回 ハミルトン 
  (2008★,14★,15★,16,17★,19★,20-1)
 2回 ベッテル (2009,18)
 1回 ライコネン(2007★)

こちらの前回との違いは、頭二つほど出ているハミルトンが頭三つに増えたこと。以下同文です。戦略的にまだ手立てがあれば微かな希望が持てるものの、タイヤバーストというオマケが付いてようやくコーナーあと一つの差になるくらい。今回は柔らかいコンパウンドになりますが、メルセデスが全く同じストラテジーで来るわけもないし、最終周に「イベント」を再現するわけもありません。そこを期待してはいけない。

《過去5年のファステストラップ獲得者》 
 2020年-1 フェルスタッペン(レッドブル)
 2019年    ハミルトン   (メルセデス)
 2018年    ベッテル    (フェラーリ)
 2017年    ハミルトン   (メルセデス)
 2016年    ロズベルグ   (メルセデス)
 2015年    ハミルトン   (メルセデス)

《現役ファステストラップ獲得者と回数》
 4回 ライコネン   (2005,07★,08,12)
   ハミルトン   (2014★,15★,17★,19★)
 2回 ベッテル    (2009,18)
 1回 フェルスタッペン(2020-1)

唯一前回と異なるのが、最終盤に隙間をみつけてタイヤ交換で1ポイントを稼いだフェルスタッペンということ。スポーツにタラレバはナンセンスですが、もしボッタスのバースト後退がある上で、フェルスタッペンがステイし、ハミルトンが予定通りのバーストだったら、フェルスタッペンの優勝だったし、フェルスタッペンがタイヤ交換してハミルトンがバーストしないレースペースでの優勝であれば、もっと大差の2位でした。どちらにしても「2位18ポイント+ファステスト1ポイント」が確実に獲得できた最大限だったと思います。孤軍でよく奮闘したなと誉めてあげなければなりません。

《使用されるタイヤコンパウンド》
 赤:ソフト  (C4)
 黄:ミディアム(C3)
 白:ハード  (C2)

先日の第4戦の組み合わせよりも一段階柔らかめのものが採用されています。例のバースト問題はこの短期間でタイヤ構造改良はできませんので、マシン側、ドライバー側の走り方にかかってきます。C4は数周しか保たないという噂を耳にしました。予選用タイヤみたいになっていますね。決勝は2ピットストップかな、はたまた3回かな。

《F1 70周年記念GPの個人的予選予想》
〜Q1〜
 20.ラティフィ   (ウィリアムズ)
 19.ライコネン   (アルファロメオ)
 18.ジョビナッツィ (アルファロメオ)
 17.グロージャン  (ハース)
 16.マグヌッセン  (ハース)
〜Q2〜
 15.ラッセル    (ウィリアムズ)
 14.クビアト    (アルファタウリ)
 13.アルボン    (レッドブル)
 12.オコン     (ルノー)
 11.ガスリー    (アルファタウリ)
〜Q3〜
 10.ベッテル    (フェラーリ)
   9.ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)
   8.ストロール   (レーシングポイント)
   7.リカルド    (ルノー)
   6.サインツ    (マクラーレン)
   5.ノリス     (マクラーレン)
   4.ルクレール   (フェラーリ)
   3.フェルスタッペン(レッドブル)
   2.ボッタス    (メルセデス)
  P.P.ハミルトン   (メルセデス)

フロントロウはいいとして、、基本は先日の予選を参考にする形を採りました。Q3進出メンバーの順番、ヒュルケンベルグの位置、ベッテルを上げるかガスリーを上げるかで迷ったくらい。先日の決勝ではガスリーにパッシングされたベッテルですが、一発の速さならベッテルに分があるでしょうか。
アルボンをこんな下に、、彼には試練を与えます。ラッセルもすぐそこ、もちろんこの位置にいるべきドライバーではありませんし、実際はもっと上位フィニッシュしてくれたら何よりです。屈辱的かもしれませんが、今一度冷静になって、決勝で誰かとぶつかるのではなく、予選から好位置につけることを学ぶべきです。
Q1止まりのメンバーは目に見えています。順位こそ変動があるかと思いますが、ハースやアルファロメオのもがく姿を見ているのも辛いですね。今やラッセルはこの集団を卒業しています。ラティフィもマシンに慣れ、ミスさえなけばこの集団の卒業も遠い話ではなくなりましたね。
いずれにせよ、今回のキーワードは「ソフトタイヤの扱い方」になりそうです。

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