F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:A1リンク

レース前の記者会見で鋭い質問を受けるバリチェロ。先週振り返った2001年のレースで「シューマッハに2位を順位を譲った件」について再び問われています。IMG_3759
バリチェロは「先のことを考えても仕方がないし、心配し過ぎの人生はもったいない。日曜日になればわかる」と回答。よい事をしたはずなのに、色々詰め寄られ、心中は当然納得していないだろうし、葛藤していると思います。今回振り返るのもオーストリア2連戦目、前回の翌年にあたる2002年、A1リンク(現 レッドブルリンク)での第6戦オーストリアGPです。このシーズンも「諸事情」により取り扱いは少なく、今回でまだ3レース目です。このレース自体も面白いかと聞かれれば???ですが、この時代を象徴する一つとして挙げてみました。

これまでのポイントリーダーはフェラーリのM・シューマッハが第2戦マレーシアGP以外の5戦全てで勝ち、絶賛独走中。チームメイトのバリチェロは逆に第4戦サンマリノGPの2位以外はノーポイントと、同じチームでも天地の差を築いています。M・シューマッハの落とした第2戦の勝者はこの方
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金髪に仕立て上げられた弟、ウィリアムズのR・シューマッハ。脱シューマッハしたかったのかな、金髪は全然似合っていにゃい(笑)ということでこの5戦は全て「シューマッハ姓」の優勝となっています。ポイントランキング上の2位は同じウィリアムズのモントーヤではあるものの、どうした非シューマッハ諸君、という感じ。
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チームメイトが2年目にして「自分がリザーブしていたはず」のトップチームに引き抜かれ、ザウバーに居残る形となったハイドフェルド。この年から参戦したマッサと共に「リアルサッカーゲーム」になり切って戯れています。
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まさかこのあと大飛躍を遂げて、別々の系譜を辿るとは、この時点で予想もしていなかったでしょう。コレ、どこかで聞いたセリフだな(笑)

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予選は外野の雑音をものともせず、2番手に0.282秒の差でバリチェロがポールポジションを獲得。今回は文句無しか?!一方M・シューマッハは急遽、今では許されていないスペアカーでのアタックとなり3番手。またこの年から(ジョーダン・)ホンダでF1デビューを果たした佐藤琢磨はフィジケラに及ばず18番手となっています。悔しいけど、まあそこはあまり気にしてないC。IMG_3767
いやー近い近い近い!!

《予選結果》
 1 R・バリチェロ(フェラーリ・F・BS)
 2 R・シューマッハ(ウィリアムズ・B・MI)
 3 M・シューマッハ(フェラーリ・F・BS)
 ※BSはブリヂストン、MIはミシュラン
  BはBMW

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2番手の弟は3番手の兄を乗っけから、、いやフェラーリ2台が好スタートを決め、ターン1までにワンツー体制を確立。またこのパターンか(笑)IMG_3769
5周目、BAR・ホンダのヴィルヌーブが13位走行のルノーのトゥルーリをターン1でかわすと、アウトサイドに白煙が立ち昇っています。
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この年からマクラーレンのシートを得た2年目のライコネンでした。シルバーカラーにホワイトの煙。エンジントラブルはこのチームお決まり。

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この日のヴィルヌーブは珍しく、実に元気でした。13周目にもう一人のルノー、バトンをかわすと、18周目には次なるターゲットである参戦1年目トヨタのサロをパス。IMG_3774
地味に「日本対決」を演じています。こればかりはトヨタも黙っちゃいないぞ、こちらは妻も日本人なんだぞ!どうだ、参ったか?!
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珍しくヴィルヌーブが頑張っているのに、サブ格の先輩パニスはというと、22周目に入ったコントロールライン付近で
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負けじとド派手な演出。こちらもエンジンが悲鳴を上げて、セーフティカーを呼ぶ。IMG_3780
となれば、フェラーリは2台続けてタイヤ交換に入ります。ギャップはたっぷり。後ろは気にせず、余裕余裕!しかし戻るとM・シューマッハはバリチェロを待った分、ステイしたR・シューマッハが間に割って入ります。弟だから、まあココはどうにでもなるか(笑)

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26周目にヒヤリハットでは済まず、ヒヤリ「ドッカン」が起きてしまいました。レムズ手前でバランスを崩したハイドフェルドが制御の利かないマシンでレムズに進入IMG_3782
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ラップダウンの佐藤に突っ込んでしまいます。FullSizeRender
お互いに命には別条ありませんでしたが、佐藤にとってはいい迷惑なもらい事故。サッカーゲームなんてして戯れている場合ではありませんでしたね。
レース最終周では「珍しく」気合が入っていたヴィルヌーブまで
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燃え尽きた。一応10位完走扱いではあるものの、2台がエンジン絡みで1台はアクシデント。健全だったのはフィジケラたった1台とホンダにとって辛い週末となりました。

話を上位勢に戻し、さり気なく2位に復帰したR・シューマッハが47周目に最初で最後のピットを終え、3位に後退すると、またまたバリチェロ1位、M・シューマッハが2位のワンツー体制に戻りました。ここでジャン・トッドとロス・ブラウンが何やらコンタクトして、、まさか?!
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デジャヴなんかでなく、身に覚えのある宣告が。IMG_3794
2位のM・シューマッハがみるみるうちにバリチェロの背後に。IMG_3795

《決勝結果》
 1 M・シューマッハ(フェラーリ・F・BS)
 2 R・バリチェロ(フェラーリ・F・BS)
 3 J・P・モントーヤ(ウィリアムズ・B・MI)

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バリチェロ、M・シューマッハとも、力無くコントロールラインを通過していきます。イン側のM・シューマッハが前、ということは2年連続のフォーメーション成立。それも前年の2位3位ではなく、今回は1位と2位。バリチェロは指示に従い、ポールポジションからの優勝を自ら棄てました。IMG_3797
さすがのM・シューマッハは遠慮がちに手を振る。IMG_3799
観客は総立ちでブーイング。
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表彰台では、一応バリチェロを中央に立たせ、トロフィーを持たす。コレ本当はダメなんですよね。こんなことではバリチェロもレースを観に来たファン達も納得しません。バリチェロは心の中で思ったでしょう
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「本当の勝者はボクなんだ、みんな知っている」

JM「先輩、今回のコレはマズいんとちゃいます?」IMG_3804
RB「うーん、いやぁ、、まあ、、」
MS「ん、何がかな?言われなくても知ってるよ」

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日曜になればわかること。これがバリチェロの本音です。M・シューマッハの前人未到の7回チャンピオンに91勝、今でも語り継がれるF1の輝かしい大記録ではありますが、このような計らいがあってなし得たことも忘れてはならない事実です。2週連続で振り返ったオーストリアGPでの出来事、バリチェロはこの先2005年までこの悩みと葛藤し続けることとなります。またいつの日か、続く。。

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問題です。額にニキビを蓄えたこの金髪の青年は誰だ?!20年近く前のドライバーです。結構前になりますが、今F1を観ている方なら絶対知っているはず。IMG_3681
正解はライコネンです。当時21歳ですので、年齢的に今のルクレールやM・フェルスタッペンのちょい下、ストロールやラッセルに相当します。最近メディアでちらほら見かけるようになった息子のロビン君もだいぶ似てきて可愛いでしょう?!今でこそ最年長の脱力系おっちゃんとしてでんと構えて人気を博していますが、この頃はようやく正式なスーパーライセンスが発給されたばかり。研修期間をようやく脱するタイミングでした。デビュー戦でいきなり6位完走を果たすなど、チームメイトでこちらも若手有望株の一人であるハイドフェルドもこの一年生を高評価しています。IMG_3682
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まさか翌年に大飛躍を遂げて、別々の系譜を辿ることは、この時点で予想もしていなかったでしょう(笑)
前段が長くなりましたが、今回は2001年第6戦にA1リンク(現 レッドブルリンク)で行われたオーストリアGPを振り返ります。
今まで色んな時代やサーキットを取り扱ってきた「過去のレース」ですが、2001年シーズンもオーストリアGPもこれがまだ3回目なんですよね。オーストリアGPは大好きだからもっとやっているという錯覚がありました。2001年シーズンは、まあ、、まあまあまあ(笑)これまでの5戦はというと、前年に久々のチャンピオンに返り咲いたフェラーリのM・シューマッハが3勝してランキングトップの36ポイントで快走中。一方ライバルでマクラーレンのハッキネンは4位1回6位1回のたった4ポイント。そりゃF1辞めたくもなるわなあ。代わってチームメイトのクルサードが26ポイントで追っています。

予選は近年ココを得意としてきたマクラーレン絶不調。クルサード7番手、ハッキネンは8番手に沈みます。ポールポジションはウィリアムズ2台を僅差で退けたM・シューマッハが獲得しています。流れは完全にディフェンディングチャンピオン達成に向いています。「一年目のベテラン」モントーヤはシューマッハ兄弟に挟まれて、ちょっとやり辛そう。IMG_3685
《予選結果》
 1 M・シューマッハ (フェラーリ・F・BS)
 2 J・P・モントーヤ(ウィリアムズ・B・MI)
 3 R・シューマッハ (ウィリアムズ・B・MI)
 ※BSはブリヂストン、MIはミシュラン
   BはBMW

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スタートはポールのM・シューマッハが出遅れ、ウィリアムズがワンツーでターン1「カストロール・エッジ」に進入してきました。これは面白い!IMG_3691
しかし毎年何らかの接触やオーバーランで荒れるスタート以前に、まさかの「スタート出来ず」のドライバーが4人もいました。黄色のジョーダン2台、ザウバーのハイドフェルド、そして
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何とハッキネン!一見集団の中を走行しているようにも見えますが、これは微動だにせず1周遅れになる様子。チームクルーが近付けず放置されています。1ミリも動かない0周リタイヤ。この年は「トラクションコントロール」が久々に搭載可能になったシーズンですが、正常に機能する者しない者、また使用するのをためらう者がいるなど、全員がイコールコンディションとは言えない時期でもありました。ヨーロッパラウンド序盤でこんなトラブルが出てしまうと、完全にシーズンの勝機を失ってしまいますね。やっぱりオーストリアの1周目は何かがあります。

「悪い荒れ」ばかりでなく「いい荒れ」もありました。予選は16番手となったアロウズのJ・フェルスタッペンは1周目に7位まで急浮上!4周目には緑のジャガーを駆るアーバインをレムズで捕らえる。IMG_3696
さらに翌周5周目は格上のクルサードにも襲いかかって、同様にレムズでパッシング。IMG_3698
まさに「オレンジ爆弾」20年近く後の昨年は息子がココで快進撃をみせていましたね。さすが親子、似ています。

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トップを快走するモントーヤに2位のR・シューマッハがついていけず、フェラーリ2台とフェルスタッペンに詰められています。これはいつもの「兄への忖度」かななんて思ったりもしますが、どうやら今回は様子が違う。
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ブレーキの不調を訴えています。チームは問題ない旨を回答。ところが10周目に曲がり切れず戦線離脱。フェラーリ2台に併せてフェルスタッペンもその隙に前に。IMG_3704
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無線で皮肉たっぷり。怒り冷めやらぬマシンを降ります。ドライバーのフィーリングをもっと尊重してあげたいですね。

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続いてモントーヤもペースダウンし始め、またもやフェラーリ2台とフェルスタッペンがオマケで迫っています。赤系カラーリングが三位一体で「猛獣狩り」か。IMG_3711
左からでも、
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右からでも、どちらからでもイケるけど?!と言わんばかりのあおりです。これをリアルに路上でやられたら怖いですね。皆さんダメですよ、このご時世こんなあおり方したら。撮られて晒されて、しっかりと厳罰が下りますからね(笑)やっていいのはサーキットだけ!IMG_3714
普通の新人ならビビってしまうところですが、この新人はそこらの単なる新人ではありません。面の皮が違います、頑として譲りません。しかし16周目、ドライバー以上にマシンが限界でした。
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レムズで曲がり切れずオーバーラン、それも外側を陣取っていた2位のM・シューマッハも道連れに。
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代わってトップに立ったのはフェラーリのバリチェロ、フェルスタッペンもごっつぁんの2位に浮上。あおりを食らった形となったM・シューマッハはIMG_3718
クルサード、ライコネン、BARのパニスにまでかわされ6位に陥落してしまいました。
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ここからM・シューマッハが本領を発揮します。25周目にパニス、28周目にライコネンをかわして3位に復帰。あと前を走るのは2位のクルサードとトップのバリチェロを残すのみ。

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47周目にバリチェロが最初で最後のピットインを終え、暫定のトップとなったクルサードは50周目までピットを引っ張りました。
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バリチェロはトップ奪還できるか?!IMG_3731
一歩足らずでクルサードがトップを守りました。ことごとくライバルに翻弄され続けるフェラーリ。
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これはイカン、どうにかせねば!そこでチームは考えました。2位バリチェロにこの後無線で実に生々しい「指示」が下ります。
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最終ラップの最終コーナーでM・シューマッハと順位入れ替えのフォーメーション指示です。果たして素直に指示を受け入れるかどうか?!IMG_3740

《決勝結果》
 1 D・クルサード (マクラーレン・M・BS)
 2 M・シューマッハ(フェラーリ・F・BS)
 3 R・バリチェロ (フェラーリ・F・BS)

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バリチェロはストレートで速度を緩め、甘んじて指示を受け入れました。個人ではスポーツとして相応しい裁定でないにしても、チームとしては有益という判断。これが約束、契約です。
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チーム関係者のみならず、我々ファンも重々承知しています。バリチェロはこれから先もフェラーリをドライブする以上、厳しく酷ではありますがこれから先もついて回ることになります。続く。。IMG_3749

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ちなみに優勝はクルサード、今では想像もつかない手を振り喜びを表現するライコネンは自身最高位更新の4位、そして「金魚のフン」的に一躍目立ったフェルスタッペンはギリギリ6位入賞でフィニッシュとなりました。ラストが衝撃的過ぎて、危うく報告を忘れるところでした(笑)

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ようやくこの企画が活きてくる!2020年シーズンが始まりますね!
改めまして、この企画は現サーキット各シーズンのポールポジションタイムを比較して、歴代のレギュレーション変更が与えたタイム変遷、マシンの進化がどう表れたかをみるもので、最終的には「最速シーズンはいつなのか」みたいなものを割り出せたらいいなと目論んでいます。今回は皆さんも期待大でお待ちかねのことでしょう、オーストリアGPのレッドブルリンク編になります。

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《レッドブルリンクの基本情報》
    全長  :5.911km(1970〜76)
       5.942km(1977〜87)
       4.319km(1997〜99)
       4.326km(2000〜03,14〜16)
       4.318km(2017〜)
 コーナー数:10箇所(2017〜)
   開催回数  :31回(全時代を含む)

近年2014年から「レッドブルリンク」という名に変更されているものの、サーキットを買収したいわば企業名が入っており「シュピールベルク」という地名を用いられることもあります。オーストリア国内で2箇所目の開催地でサーキット名称をカレンダー復活の度に変えつつ、F1の高速サーキットの一つとして君臨しています。
時代は大きく3つの時代に大別されます。まず70年代から80年代は「エステルライヒリンク」と呼ばれた時代で、今と同じ地を使いつつ今よりも長い一周全長で使用されました。9年程空白期間を経た第二弾はヘルマン・ティルケの手が入り「A1リンク」に変更されました。miyabikun世代的には一番馴染みのある呼び名です。いまだに「A1」と呼んでしまいます。そしてまた10年間空き現パワーユニット方式となった14年より「レッドブルリンク」に改称されています。大規模なレイアウト変更は一度キリであり、細かで把握している限りを下記に示します。
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 ・1970〜76年 5.911km 赤実線(オリジナル)
 ・1977〜87年 5.942km 赤破線(シケイン設置)
 ・1997〜99年 4.319km           (ショートコース)
 ・2000〜16年 4.326km
 ・2017〜現在  4.318km 黒実線(最終を狭小化)

ひと回り大きく、滑らかな三角形がエステルライヒリンク時代、小振りで刺々しいのがA1およびレッドブルリンクとなります。2000年に7mほど延長されていますが、どこだったっけなーと寝ずに考えましたが思い出せませんでした。ターン3「レムズ」の改良(後退)だったかな?!2017年にコーナー扱いを一つ増やして(手を加えていないほぼ直線扱いのターン2)現在のコーナー数は10です。最終コーナーを狭くややタイトにした関係で全長が変化したと記憶しています。初開催が70年と今から50年近く前なのに、開催回数が3つ合計で31回なのは、先述の空白期間があるためです。なのでまたそろそろお休みが10年程入ったりして(笑)今シーズンは先般の事情により前代未聞の「同じサーキットで二開催」という特別措置が施行されます。

《レッドブルリンクの予選P.P.タイム変遷》
 70 5.911km 1分39秒230 リント
 71 5.911km 1分37秒440 シフェール
 72 5.911km 1分35秒970 Eフィッティパルディ
 73 5.911km 1分34秒980 Eフィッティパルディ
 74 5.911km 1分35秒400 ラウダ
 75 5.911km 1分34秒850 ラウダ
 76 5.911km 1分35秒200 ハント
 77 5.942km 1分39秒320 ラウダ
 78 5.942km 1分37秒710 ピーターソン
 79 5.942km 1分34秒070 アルヌー
 80 5.942km 1分30秒270 アルヌー
 81 5.942km 1分32秒018 アルヌー
 82 5.942km 1分27秒612 ピケ
 83 5.942km 1分29秒871 タンベイ
 84 5.942km 1分26秒173 ピケ
 85 5.942km 1分25秒490 プロスト
 86 5.942km 1分23秒549 Tファビ
 87 5.942km 1分23秒357 ピケ

 97 4.319km 1分10秒304 Jヴィルヌーブ
 98 4.319km 1分29秒598 フィジケラ
 99 4.319km 1分10秒954 ハッキネン
 00 4.326km 1分10秒410 ハッキネン
 01 4.326km 1分09秒562 Mシューマッハ
 02 4.326km 1分08秒082 バリチェロ
 03 4.326km 1分09秒150 Mシューマッハ

 14 4.326km 1分08秒759 マッサ
 15 4.326km 1分08秒455 ハミルトン
 16 4.326km 1分07秒922 ハミルトン
 17 4.318km 1分04秒251 ボッタス
 18 4.318km 1分03秒130 ボッタス
 19 4.318km 1分03秒003 ルクレール

純粋なポールポジションタイム一覧になります。細々と改良はあるものの、時代によってくっきり分かれている点はわかりやすいです。グラフを2つの時代で分けて作りました。
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エステルライヒリンク時代の最速はターン1にシケインを設けて延びた上の87年ピケの1分23秒357です。87年は過給圧に制限を設けた年ですが、ココはいつもより高地で気圧が薄いためターボの威力が絶大に効いてきます。
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A1リンクおよびレッドブルリンク時代の最速は昨年19年のルクレールです。2回目のポールポジションが今のレッドブルリンクのレコードホルダーとなっています。ん、何かしてたかって?!それはmiyabikunに聞いてはいけません。本人に聞いてみて下さい。きっと実力ですよ。
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レギュレーションやマシン規格が変わり、一度タイムが遅れている様子も見受けられますが、このサーキットも他との例外無く右肩下がりでタイム向上がみられています。各期間の中でも特に水色のターボ時代、そしてオレンジの現代のタイム短縮が目立ちます。黄緑色の帯、98年に一際遅いものがありますが、当時ベネトンの若手、フィジケラがパッとしなかったのではありません。雨ですね。さすがにそこまで遅いドライバーではありませんでした(笑)何せこれはポールポジションですから。先述のようにやはりココはターボが大活躍していることがよくわかります。さらなる過給圧制限のあった88年やターボが禁止となった89年あたりも比較してみたかったですね。今シーズン20年もターボ+モーターパワーですから、タイム向上が期待できます。いよいよ4.318kmで1分02秒台突入か?!

《レッドブルリンクの予選P.P.平均速度変遷》
 70 5.911km 214.4km/h 100% リント
 71 5.911km 218.4km/h 101.8% シフェール
 72 5.911km 221.7km/h 103.4% Eフィッティパルディ
 73 5.911km 224.0km/h 104.5% Eフィッティパルディ
 74 5.911km 223.1km/h 104.0% ラウダ
 75 5.911km 224.4km/h 104.6% ラウダ
 76 5.911km 223.9km/h 104.4% ハント
 77 5.942km 215.4km/h 100.4% ラウダ
 78 5.942km 218.9km/h 102.1% ピーターソン
 79 5.942km 227.4km/h 106.0% アルヌー
 80 5.942km 237.0km/h 110.5% アルヌー
 81 5.942km 232.5km/h 108.4% アルヌー
 82 5.942km 244.2km/h 113.9% ピケ
 83 5.942km 238.0km/h 111.0% タンベイ
 84 5.942km 248.2km/h 115.8% ピケ
 85 5.942km 250.2km/h 116.7% プロスト
 86 5.942km 256.0km/h 119.4% Tファビ
 87 5.942km 256.6km/h 119.7% ピケ

 97 4.319km 221.2km/h 103.1% Jヴィルヌーブ
 98 4.319km 173.5km/h   80.9% フィジケラ
 99 4.319km 219.1km/h 102.2% ハッキネン
 00 4.326km 221.2km/h 103.1% ハッキネン
 01 4.326km 223.9km/h 104.4% Mシューマッハ
 02 4.326km 228.7km/h 106.7% バリチェロ
 03 4.326km 225.2km/h 105.0% Mシューマッハ

 14 4.326km 226.5km/h 105.6% マッサ
 15 4.326km 227.5km/h 106.1% ハミルトン
 16 4.326km 229.3km/h 119.7% ハミルトン
 17 4.318km 241.9km/h 112.8% ボッタス
 18 4.318km 246.2km/h 114.8% ボッタス
 19 4.318km 246.7km/h 115.1% ルクレール

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平均速度グラフも2つの時代で分けたものから出します。グラウンドエフェクトカー登場から急激に速度を上げ、さらにターボ搭載で拍車がかかります。フラットボトムになろうがお構い無し!といった感じ。エステルライヒリンクはレイアウトからもわかるように、カーブで一周を形成しつつも非常に緩やかに滑らかな線形で構成されています。故に速度がとにかく高いです。初年の70年時点で214.4km/h、最終年87年では256.6km/hに到達します。最高速度ではなく、中低速コーナーの速度域も含めた「平均」です。最高速度で考えたらもっともっと高くなります。昨年19年の最高速度はマクラーレンのサインツが記録した332.3km/hでした。起伏ある山がちな田舎でこんな速度で走るのだから、そりゃ「危険」と言われるわけです。
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近代グループはこんな感じです。16年と17年では極めて若干の短縮があるにせよ、ほぼ誤差範囲の差。それでいて1年で12.6km/hも速度が高くなりました。ハミルトンがポールポジションを獲得した16年の予選はQ2で路面が濡れたため、タイム低下して1分07秒922となっています。ちなみに16年の最速はQ1でN・ロズベルグが記録した1分06秒516ですので、平均にすると234.1km/h相当です。こうなればもう少し上昇傾向が自然に繋がります。このグループの最高平均速度はタイムの通り19年の246.7km/hでした。ということは、通しでグラフを作ると、、
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87年が最速になります。現代のレッドブルリンクでも充分な高速度なのに、エステルライヒリンク時代はさらに速かったことになる。恐ろしや、、。そこらにいる雄牛もビックリだ。

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やっぱりのどかー。この頃はまだF1にレッドなブルがいなかった頃。こちらはホワイトカウって感じですね。今回は現レイアウトでの開催2回目、1998年のオーストリアGPを取り上げます。

今年のオーストリアGPはまだまだ前半戦の第9戦に設定されていますが、この年は全16戦中の第10戦にあたり、後半戦に入っています。ここまでマクラーレンのハッキネンとクルサードの2人で5勝、そのうちハッキネンが4勝。一方で最大のライバルであるフェラーリはM・シューマッハ一人で4勝を挙げ、がっぷり四つの状態で進行しています。ただし流れは至近レースで3連勝中のシューマッハにあり、ハッキネンとしてはこのヨーロッパラウンド中盤を乗り切れるか否かが初チャンピオン獲得のカギとなっています。

予選は濡れた路面で始まり、ドライ方向に向かうという番狂わせの様相。走る度にコンディションがよくなるため、いかに「時間いっぱいギリギリでタイムアタックできるか」にかかっています。
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大穴登場!ポールをもぎ取ったのは参戦3年目、35戦目となるベネトンのフィジケラが初獲得。希少なイタリア人の久々の快挙でした。2番手はそのフィジケラにベネトンを明け渡してザウバーで戦う不運のベテラン、アレジ。ポール屋さんになりつつあるハッキネンは3番手に止まり、4番手のシューマッハと共にセカンドロウに並んでいます。日本人はティレルの高木虎之介が20番手、ミナルディから出走する中野信治が21番手で「予選落ち屋さん」ロセットの前はしっかり確保。

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《予選結果》
   1 G・フィジケラ(ベネトン・PR・BS)
   2 J・アレジ        (ザウバー・F・GY)
   3 M・ハッキネン(マクラーレン・M・BS)
   ※BSはブリヂストン、GYはグッドイヤー
     PRはプレイライフ(ルノーカスタム)

ココのスタートは登り坂の「高速椅子取り合戦」ですからね。
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3番手のハッキネンがターン1までに定位置を獲得、メルセデスエンジン+ブリヂストンの組み合わせは他とは蹴り出しが違う。4番手シューマッハもアレジまでは捕まえて、ハッキネンを易々と逃すわけにはいかない。
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ほら、ターン1は気を付けなきゃ!先頭集団ではなく、最後尾集団が散らかっています。
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中嶋師匠からPIAAを継承した高木がターン1で止まり切れず、前後が反転してリヤウィングを無くしています。決勝でコーナーを一つも曲がらず終了。実は中野もそのとばっちりを受けてしまっています。日本人同士のニアミス。
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1周目はこれで終わらない。続くレムズで「黒カラス」アロウズのサロとディニスがやらかした。
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そしてこの日は何故か黒銀のクルサードもこんなところにいてとばっちりを食らいました。クルサードは雨の予選に大失敗して14番手スタートでした。いつもの3,4番手とは勝手が異なります。2箇所でやらかせば当然コレの出番。
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クルサードは高木のケースと異なり、交換可能なフロントウィングのため、セーフティカー発動のタイミングを活かしてピットイン、楽々な最後尾に喜んで戻っていきます。

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せっかく逃げ逃げハッキネンの思惑は外れ、上昇気流に乗る紅のライバルが真後ろに迫ってきました。レムズで仕掛ける!
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ハッキネンはツボをつくライン採りでしのぎ、シューマッハの攻撃失敗。一度フィジケラを前にやり過ごします。
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初ポールごめんね、フィジケラを簡単にさばき、軽タンクで2ピット戦略のシューマッハはファステストラップを記録しつつ、再びターゲットをロックオン!
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今度はインからか?!ハッキネンは意地でも譲らない。ターン9でアンダーステアとなったシューマッハは、外側縁石を越え、
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うわ!
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フロントウィングをグラベルで粉砕して、傷を負ったまま1周分を乗り切らなければならないという試練が降りかかる。
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シューマッハも良かれと思って攻めた結果、ほぼビリの16位。

あさっての位置を走る先頭はさておき、シューマッハが消えて熾烈になるのは表彰台争奪戦。ヤングイタリアンVS輝き切れないベテラン。
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21周目のレムズ。
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インのフィジケラがガッつき、アウトのアレジは行く手を閉める。
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アレジはクルンと向きを変え、フィジケラはフロントサスペンションを折損して終了。フィジケラは勢いで行ってしまった。若いドライバーはどうしても前に出たいのです。こうやってベテランが諭して若手が洗練されていくものですね。

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初っ端のもらい事故により最後尾を強いられたクルサードは30周目にファステストラップを刻みながら実は2位まで浮上しています。この年のマクラーレンは本当に速い。もらい事故、もっと言えば決勝前日の予選から悔やまれますね。

こちらも最後尾を味わったシューマッハも54周目には5位まで浮上し、前はライバルチームの実弟R・シューマッハに遭遇します。
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抵抗はしないよねー。ボスも怒らないであろう(笑)
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最終盤67周目に3位走行中のチームメイト、アーバインもレムズ手前で進路を開けています。これはあくまでアーバインの「マシントラブル」とのこと。アヤシイ。。シューマッハはこのオーストリアGP前にフェラーリとの契約延長を発表していますが、これがあったからかどうか、アーバインもレース後にフェラーリとの契約延長にこぎつけています。

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《決勝結果》
   1 M・ハッキネン    (マクラーレン・M・BS)
   2 D・クルサード    (マクラーレン・M・BS)
   3 M・シューマッハ(フェラーリ・F・GY)

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先頭を走っている人を全く触れていませんでしたね(最近もこんなセリフ言った記憶が)スタートダッシュをしっかり決めて、後方での接触などつゆ知らず、ハッキネンがシューマッハの4連勝を食い止めました。いつの時代も後ろが見えないくらいぶっちぎっちゃうレース、あるものでした。数日後に控える2019年のオーストリアGP、今回こそはこうはならないレース運びだといいですね。

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色んなところで散々振り返ってきた過去のGPでまだオーストリアはやっていませんでした。エステルライヒリンク時代に比べると「速くて危険」というよりかは平面的にみればシンプルなサーキットレイアウト、といった感じでしょうか。若い頃はココの良さがあまりよくわかりませんでしたが、起伏に富んだ地形に数多くないコーナーがうまく貼り付くように盛り込まれており、歳を重ねる毎にこの立体的なレイアウトはなかなか深いサーキットなんだなと思うようになりました。名前は変われど場所は変わらぬ歴代オーストリアGPの個人的に印象に残っている一つは1999年のA1リンク時代です。未だに「レッドブル・リンク」という呼び名が咄嗟に出ず「エーワン」と呼んでしまっています。ごめんね、レッドブル。

1999年も今シーズンと同じく第9戦に設定されたオーストリアGPにはこの時代のフェラーリの代名詞M・シューマッハがいません。前戦の第8戦イギリスGPのスタート直後に発生したブレーキトラブルでクラッシュによる負傷で欠場したためです。エースを欠くフェラーリは代役としてサロを起用。B・A・Rでのアルバイトの後3戦のブランクでまたアルバイトということになりました。
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シューマッハの穴埋めというよりセカンドドライバーのアーバインのサポートに期待するとして、セカンドのセカンドだから、サードドライバー?!どんな形であれフェラーリをドライブできることは絶好のチャンスです。地元でさらにご近所同士でもある2つ歳下のチャンピオンと共に「ダブル・ミカ」がいよいよトップシートに並びます。

予選のそのサロは3戦振りでかついきなりのフェラーリで馴染めなかったかスチュワート2台に割って入られる7番手で終え、肝心なエースを仰せつかったアーバインはマクラーレン2台に及ばない3番手。方やスペアカーで臨んだマクラーレンのハッキネンがアーバインに1秒の差を付け唯一の1分10秒台に乗せ、イギリスGPに続く連続ポールポジションを獲得しています。


《予選結果》
   1 M・ハッキネン(マクラーレン・M)
   2 D・クルサード(マクラーレン・M)
   3 E・アーバイン(フェラーリ・F)
   ※タイヤはブリヂストンのワンメイク


アーバインはエース不在で奮闘しますが、たかだか71秒周回のトラックでターゲットから1秒も離されてしまいました。マクラーレンを除く最前列からどこまでエースとなれるか、絶好のチャンスをトラック上でしかも「自力で」示すしかありません。
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1コーナーはガッチリとマクラーレンが抑えて、続くは3コーナーのレムズに飛び込むか?!ん?先頭を走るハッキネンの向きがおかしい。
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あー、クルサードがインからハッキネンを突いて方向転換、クルサードは無傷でシレッと前に。アーバインより先にクルサードが飛び込んで同士討ちしてくれました。ラッキー!
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AN「ショックで額から髪が生えそうだ。。」
ハッキネンはスタート直後で詰まった状態の固まった隊列の最後尾が去ったことを確認して方向修正して自ら最後尾へ。順位以外のダメージが無かったのは幸いでした。
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久々の名門上位スタートの上、同胞のコースオフが気になったか、サロは同じくレムズでハーバートのリヤにオカマして早々とフロントウィングを壊してしまいます。ミカとミカは一心同体か?!
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ヤバい、やっちまったぞ!こりゃ逃げるしかないな、と予選でみせたハイスピードを維持して2位のバリチェロ以下を目一杯引き離していくクルサード。そうなんです、接触したりしなければ、2台そのペースで悠々逃げ切れたんです。レムズの飛び込みはパッシングポイントではありますがなかなか難関です。抜かれる(並ばれる)側も「空気」を読みとらないと、我慢することで逆に接触を呼ぶことにもなります。

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近年でも言えることですが、トップドライバー、トップマシンが後塵を拝すことがあっても抜けないようで、速ければ当然抜けます。最後尾なら失うものはない、ハッキネンはとにかく早い段階で前を走るマシンをさばき、いつもの位置に戻らなければなりません。鬼の居ぬ間のチャンスはアーバインだけではない、ハッキネンをはじめライバル皆が思うこと。
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無限ホンダを搭載して好調なシーズンを送るジョーダンのフレンツェンに手をかけ、4位まで順当にリカバリーしてきました。
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アーバインは44周目のピットアウトで周回遅れのサロの後ろ、ちっこくホームストレートを駆けていくクルサードの前に復帰し、うまく流れをフェラーリへ向けることに成功しています。
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サロは周回遅れですから、すんなりとアーバインに前を譲り、クルサードとの一騎打ちに割って入る位置を占拠。

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いよいよハッキネンは3位走行のバリチェロをかわして表彰台の三段目へ。するや否やバリチェロのフォードエンジンが悲鳴をあげてリタイヤ。スタートでオカマほられるわ最後尾に落ちた人から追い立てられるわでスチュワートにとっても悔しいオーストリアGPとなっています。
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速さだけはあるクルサードはアーバインの跳ね馬を尻尾を捉えますが、時既に遅し。わずか0.3差でナンバー2対決は新生エースに軍配が上がりました。
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《決勝結果》
   1 E・アーバイン(フェラーリ・F)
   2 D・クルサード(マクラーレン・M)
   3 M・ハッキネン(マクラーレン・M)


クルサードはフィックスで予選と全く順位が入れ替わっています。速いのに負けたクルサード、スタートでエース蹴散らして最後尾まで追いやった結果は22秒差というギャップでした。後味の悪い表彰台の後は両者の言い訳大会(笑)
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最悪な事態から3位という被害最小限で留めたハッキネン。
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開き直りと度々思い出される耳の痛いインタビューで苦しいクルサード。
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今回は意図しないアクシデントとはいえ、チームメイトトラブルには慣れっこなロン・デニスは「大人なんだしおしまいにしよう」と何ともうまいまとめ方だ。
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ワンマンで潔癖、冷徹な面を持ち、度々采配に物議もなされたデニスではありますが、後任は依然として不振に喘いでいます。デニスは今のマクラーレンのどん底をどう見ているのでしょう。発端は確かにあなた。でもあなたが離れて改善どころか深いところまで落ちてなかなか出てこれない。やっぱりマクラーレンという名門はあなたが形成し、成り立っていたのかもしれない。

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