F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:2019

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今回は2019年の話題ですよー。この時期にお決まりの「2019年版の自作ディスクレーベル」です。毎年チャンピオンがレーベルを飾ることになります。果たして誰が飾るのでしょうかー?!

①決勝+GPニュース:10枚
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GP決勝のノーカット版とそのGP直後にフジテレビNEXTで放映される解説番組「GPニュース」を非圧縮で同じディスクにまとめているものです。GPは昨シーズンと同じ全21戦で行われており、11枚を要したものが何故だか今シーズンは10枚におさまりました。怒涛の三連戦が無くなり、GPの配分の仕方が異なるからでしょうか。はたまた一説にある「F1中継の4K化」によって、2K放送の画質が落ち、容量が減ったから?!確かに画質は落ちた気がします。何故そう思うのか、miyabikunは観戦記を書くために「放送を一時停止している」ため、目で見てそう感じます。前は静止画がもっと綺麗でした。F1を4Kで観るのは憧れるし、今の環境で観ようと思えば観れなくはないのですが、今回の話題の通り「記録するハード機」が整っていないのです。壊れていないのにレコーダーを高価なものに買い換える余裕がありません。残念ながらやれても「リアルタイム観戦は4K、記録や保存は2K」で我慢するしかありません。
レーベルは家族やチームメイトを前に3年連続6回目のチャンピオンを獲得して羽ばたくハミルトンを採用しました。実は母親の姿も画像中央付近にお見えになっているのですが、切れてしまいました。ママ、ごめんなさい。

②予選+決勝:3枚
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GP翌週末に再放送される「カット版」の予選、決勝を7レースずつ3枚に分けました。21レースは3で割れば7レースずつになりますが、来シーズンは過去最多の22レースで行われますので、またこのシリーズの「まとめ方」は考えなければならなくなりました。22は2でしか割れません。レースにもよりますが予選は大抵1時間半、決勝は2時間半といったところで1レース4時間程度です。片面二層の50GBディスク1枚に11レース詰め込んだら、44時間分か。何倍速に圧縮しなければならないかというところだし、たぶんギザギザのモザイクみたいに劣化して、観れたモンじゃないだろうな(笑)6レース分と5レース分で4枚になるでしょうね。
レーベルは今年の画像ではありません。ラウダは今シーズンのレースに一度も帯同していないからです。しかしハミルトンのメルセデス移籍や移籍後の活躍、メンタル面のアドバイスなど、ラウダあっての結果だと思っています。二度とみることができなくなった「不死鳥のレジェンドと現役最強レジェンド」のツーショットを2019年の代表ディスクに採用しました。

③GPニュース:2枚
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こちらも昨年の3枚から2枚に非圧縮の状態でおさまりました。やっぱり1回の容量が減っているのでしょうね。開幕直前スペシャルからシーズン途中の前半戦総括、最終戦アブダビGPとシーズン総括まで全てを記録しました。このディスクも歴代で残してはいるものの、川井ちゃんには申し訳ないのですが、そう頻繁に観返すことはありません(笑)
今シーズンのレーベルは川井ちゃんとベテランアナウンサーである野崎さんを採用しました。フジテレビF1中継黎明期の実況を担当するなど、F1の知識にも長けたアナウンサーなので、昔の出来事を絡めながら安心して聴けますが、声がたまに耳に障ることがある。声が大きいのかな、音圧が強い?!これはmiyabikunの好みの問題です。川井ちゃんの「高い」に似た耳障り感(笑)


④その他:3枚
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最後はいつもの「さらに前のシーズン」と「とてもとても前のシーズン」のディスクとなる、2018年の総集編1枚とシーズンオフF1 LEGENDS 2枚です。総集編は2018年のチャンピオンであるハミルトンが表彰台で「悟りを開いた瞬間」の様子を採用しました。近年はずーっとハミルトンなのです。そろそろハミルトンでないチャンピオンが出てくれないと、miyabikunの作るレーベルがハミルトンだらけになってしまう。ハミルトンのビデオを集めているのではなく、あくまで「F1レース」のコレクションです。頑張ってくれよ、ハミルトン以外の諸君!

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シーズンオフはこれらのレースを観返して、当時気付かなかったことや、トップ争い以外で光るドライビングなどを見付けたいと思います。また12/29にはフジテレビNEXTにて「2019年総集編」が3時間にわたり放映されます。見逃したレースのある方は必見です!

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アブダビGPはトワイライトレースで有難いことに「日本時間」にも合わせたいつも通りの時間帯なはずなのに、miyabikunはフェラーリのダブルピットストップを見届けたあたりの途中で寝てしまいました。。記念すべき2019年シーズンのラストレースでお恥ずかしい。。単なるおっちゃんだからというわけではなく、理解ある方なら理由は言わずともお察し頂けると思います。というわけで、二夜連続となった決勝観戦記を書き綴っていきます。

トップ集団のスタート直後の混乱は無し。ただ中団が騒つく。
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レーシングポイント2台に挟まれる形のグリッドとなったトロ・ロッソのガスリーはターン1をターンインする際に13番手スタートのストロールに左リヤをヒットされる。
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左に急転すると続いては11番手スタートのペレスに左フロントをヒットさせてしまいます。フロントウィングも失ったガスリーはスタート直後に最後尾降格へ。今シーズンは昇格に降格、初表彰台登壇と印象深いシーズンとなりましたね。来シーズンも表彰台登壇の自信で新生「アルファタウリ」を引っ張っていきたいですね。
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2番手フェルスタッペンの序盤はキレが無く、宿敵ルクレールに2位を明け渡し、4位番手スタートのベッテルにも並ばれかけていました。まだ「エンジンがかかっていない」ご様子。
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マッタリし始めた13周目にルクレールに続いてベッテルがダブルピットをグズグズ終えたのを見届けたあたりで「安心」したのか、緊張感から解き放たれて目を開けつつ頭は寝てしまっていました。


このアブダビGPの序盤は全車に対して「DRSが使用できない」という珍事がありましたね。追い抜きに手こずるアブダビGPでそれを取り上げられると接戦チームはたまったもんじゃない。
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最後尾スタートからタイヤ交換無しで順当にきたボッタスは序盤で5位まで浮上するも、同じくタイヤ交換を引っ張るファイナルヒュルケンベルグにはさすがに引っかかって、ベッテル、アルボンも続いています。みんなみんな、普段はDRSを使える区間でもフラップは閉じています。
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タイヤ交換を終えたベッテルにとっては、使い古し連中に付き合っている場合ではない。「グレーな」ハイパワーでDRSを使わず攻めてみる。
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抜けない。相手はボッタスでも、マシンはメルセデスですから、生半可ではとても無理。サーキット特性もありますが、近代ドライバーはDRSありきで長らくF1を戦ってきました。昔のドライバーはこんなの無しで、時にはラフでリスキーなパッシングをしたものよ。
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18周目にようやくDRSが使用可能に。15周遅いぞ!
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ヒュルケンベルグの背中を使い、こぞって開放。
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ようやくボッタスが「喉の支え」を取り払う。さあボッタスは最後尾から何位まで鬱憤を晴らせるか。Q2で履いたミディアムタイヤは55周レースの30周まで引っ張りました。

うーん、月曜夜に観返しても、見せ場が少ないなぁ。ツッコミどころに悩む。。

MS「今パパが抜かれた理由はわかるか?ロビン」
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RR「おじちゃんのはなしきかないよ。パパにたにんのはなしはきいちゃいけないといわれた」

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スタート直後に辱められたフェルスタッペンは31周目に再びあのルクレールと接近します。
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ラッセルの背中を借りて将来有望な2人はDRS対決!
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MV「えへへ、もうエンジンかかったもんねー」
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相手はルクレールですからね、黙って引き下がるわけがない。アウトからやり返す。
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危ない!またやるか?!今シーズンでよくわかったこと。ルクレールはあんな顔して、闘争心と負けん気が強く、えげつない。まるで羽生結弦みたいだ。チャンピオンを獲得するには必要な資質です。

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《決勝結果》
   1 ハミルトン   (メルセデス・M)
   2 フェルスタッペン(レッドブル・H)
   3 ルクレール   (フェラーリ・F)

《ファステストラップ》
   ハミルトン   (メルセデス・M)1分39秒283
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
   ヒュルケンベルグ(ルノー)

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
   ボッタス    (メルセデス)

予選後の予想ではアルボンを捕まえるあたりまでタイヤ交換を引っ張るのではないかと思っていましたが、フェラーリが早い段階で1回目を終えたこともあって暫定ながら4位となる30周まで耐え抜きました。結果的にトップ3のベッテルとアルボンを食うことに成功して4位で終えたことは数少ないアブダビGPの中での力強い話題でした。ボッタスも数年に渡りこの最強メルセデスをドライブし、隣にはチャンピオンを獲得した者がいるわけですから、来シーズンはどうすればいいか身をもってわかっているはずです。期待していますよ!

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《最終戦アブダビGPのポイント》
 ・ナイトレース、アブダビは、眠くなっちゃうん
 ・久々キングの完璧な逃げレース
 ・最近のお子にアブダビのDRSお預けは地獄
 ・ヒュルケンベルグ、クビカ、お疲れ様でした!

《2019年ドライバーズランキング》
 1 413 → ハミルトン   (メルセデス・M)★
 - - - - - - - - - - - - - - - - - -
 3 278 → フェルスタッペン(レッドブル・H)
 4 264 → ルクレール   (フェラーリ・F)
 5 240 → ベッテル    (フェラーリ・F)
 6   96  ↑  サインツ    (マクラーレン・R)
 7   95  ↓  ガスリー    (トロ・ロッソ・H)
 8   92 → アルボン    (レッドブル・H)

《2019年コンストラクターズランキング》
 1 739 → メルセデス・M ★
 - - - - - - - - - - - - - - - - - -
 5   91 → ルノー・R
 6   85 → トロ・ロッソ・H
 7   73 → レーシングポイント・M
 8   57 → アルファロメオ・F

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2019年のF1はいかがでしたでしょうか?!面白かったと思う方、つまらなかったと思う方、それぞれいることと思います。今年も1ヶ月を切りました。12月は毎年恒例の様々な「まとめ月間」です。データが整い次第アップしていきますので、シーズンの振り返りに使ってもらえれば幸いです。今シーズンも一年間、観戦記にお付き合い頂きありがとうございました。
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アブダビGPのスタートは「F1の夕暮れ」でもあります。チャンピオン争いは例年とさほど変わらないシーズンではありましたが、新たなポールシッターと新たな優勝者、新たな表彰台登壇者、さらには将来期待できる若手や新人を生み出して70年目を締めくくります。

優秀な新人との出会いがあれば長年に渡ってF1に携わったドライバーとの別れもありますね。F1大国になり得た真っ只中にデビューし、浪人や度重なる移籍で安定したキャリアを積んだルノーのヒュルケンベルグ
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一方で前例の無いポーランドから代走を経て、早い時期に「将来のチャンピオン候補」とも言われた矢先にドライバー人生を失う大事故、そこからの奇跡の復帰を果たした不死鳥クビカ
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どちらもF1を知る者であれば欠かせないドライバーでしたね。この先はまだ分かりませんが、ひとまずF1ラストレースとなります。しかと走りを見届けましょう。

Q1の1本目アタックの直前で早速この方がやらかしていました。
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毎年の事になっていますが、このレースでこのシーズンも終わるから。厄は旧年に全て落としておきましょうね。来年がマジの正念場になるだろうから。
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この方も充分ベテランなのに毎年ポイントを稼げずにきています。一緒にいる分には悪い人では無いんだろうけどツキもなくまま暴れちゃうし、成績が不安定ですね。
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それに追い討ちをかけるように、ヒヤリハットの横槍を入れる人が
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クビアトです。ただでさえ予選位置が安定しないってのに、チームもちゃんとみてあげてよ。
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タイムアップ直前でレーシングポイントのペレスがトップのハミルトンから1.1秒落ちの5番時計はすごい!ストロールも12番手通過で幸先いいタイム計測ができています。Q1は邪魔されグロージャンと前戦ブラジルGPでミラクル上位フィニッシュでポイントを稼いだアルファロメオがそろって脱落。ライコネンをもってしても18番手って酷すぎるな。一応、アブダビGP優勝経験者なんだけど。
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Q2のハミルトンとレッドブル勢は黄色いミディアムタイヤで出発。フェラーリは?!
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ボディカラーと同じ赤いソフトだ。そう来たか。
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KM「ミディアムなら、俺もだよ」
ハースのマグヌッセンもでしたね、失礼!こちらは黄色いミディアムの方がマシンに映えてカッコいい。
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1本目はソフトのフェラーリよりミディアムを履いたメルセデスの方が僅差で速い。同じタイヤならもっと差がつくと考えると、アブダビはやはりメルセデスの独壇場になりそうな気配です。
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あ、ボッタス走るんだ。いいことだけど、チェック程度だよね?!パワーユニット交換ペナルティをはじめ、予選前までに「色んな出来事」があったけど、金曜のフリー走行は好調だったもんね。ポールポジション獲れたかもしれない。
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え、2番手タイム?!マジか、、いいことだけど、そのタイムなら充分Q2突破しちゃうんじゃ、、いや、いいのいいの!コッチの話(笑)
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Q2のタイムアップ直前にはルクレールがミディアムタイヤでトップタイムを叩き出した関係で、スタートタイヤはミディアムに決定。ということは、トップチームでソフトタイヤスタートとなったのはベッテル独りぼっち。まあこれなら戦略も違うし同士討ちは免れるかな。
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Q2のトップタイムを奪われたハミルトンはQ3の1本目からリベンジを図ります。チャンピオンは獲ったけど、得意としてきたポールポジションは今シーズン少なめでした。ポールからでなくても勝ち、F1ナンバーワンドライバーに向けたいい進化です。その後ボッタス、ルクレール、ベッテルと続いて、このアブダビGPで輝きがみられないフェルスタッペンは
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0.3秒落ちでハミルトンの後ろに割って入る。レッドブルはどうしてもフェルスタッペン1人に託す形になりがちで、セカンドがついてこれない。
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ポールポジションを決めるオーラス2本目はルクレールが隊列の最後尾に就きます。残り1分でターン9を過ぎたあたり。ヤス・マリーナサーキットは1周で1分30秒以上かかります。第3セクターはカクカク低速エリアだし、この位置でアタックに間に合うの?!
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前を走るベッテルはギリギリセーフ、ルクレールは赤信号が灯り、タイムアップ。間に合わないじゃん、何やってるの?!これじゃあダラダラなイタリアGPの二の舞じゃん。
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ボッタスは結局Q3も真面目に取り組んで、2番手を獲得。結局、降格ありきで変に詮索したりせず、普通に予想してよかったんだね(笑)鬱憤を晴らせたかな。

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《予選結果》
 1 ハミルトン     (メルセデス・M)1分34秒779
 2 ボッタス      (メルセデス・M)1分34秒973
 3 フェルスタッペン(レッドブル・H)1分35秒139

《予想との答え合わせ》
あくまでボッタスの降格は考慮せず、予選の順位との答え合わせをしていきます。
ポールのハミルトン、7番手ノリス、8番手リカルド、11番手ペレス、17番手ジョビナッツィ、19番手ラッセル、20番手クビカとなり、正解は7人でした。ドライバーの中には「ボッタスはQ2以降は走らないはず」なんて読みでQ3進出を狙った者がいたかもしれませんね。残念でしたー。

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《Q3トップのハミルトンとの差》 
 メルセデス(ボッタス)は0.2秒落ち
 レッドブル(フェルスタッペン)が0.4秒落ち
 フェラーリ(ルクレール)も0.4秒落ち
 マクラーレン(ノリス)は1.7秒落ち
 ルノー(リカルド)も1.7秒落ち
 レーシングポイント(ペレス)が2.2秒落ち※
 トロ・ロッソ(ガスリー)は2.3秒落ち
 ハース(マグヌッセン)が2.5秒落ち
 アルファロメオ(ジョビナッツィ)は3.3秒落ち
 ウィリアムズ(ラッセル)が3.9秒落ち
 ※は最速タイムから算出

コンストラクターの「中の上」に位置するマクラーレンとルノーは4台揃って非常に僅差でした。今回がひとまずのラスト予選となるヒュルケンベルグとクビカの2人は残念ながら相方には勝てずでした。次は頑張りましょう、いや次は無いんだ。ごめん。

《miyabikunのドライバー・オブ・ザ・デイ》 
 ボッタス(メルセデス)

色んなことがあろうがなかろうが、一生懸命タイムアタックに臨んでも実に地味。でも当たり前とはいえQ2で手を抜く事なく、最後まで参加し、自身の速さを見せつけたボッタスを誉めたいと思います。いいないいなー来シーズンもメルセデスのマシンに乗れるし、新しい女の子にも乗りたい放題じゃないか!地味が何だ、エミリアが何だ、ファンが少ないが何だ、miyabikunはこれからも君の走りに注目し、クローズアップしていくから心配するな!

《決勝の表彰台予想!》
 1 ハミルトン   (メルセデス・M)
 2 フェルスタッペン(レッドブル・H)
 3 ルクレール   (フェラーリ・F)

ヤス・マリーナは抜き辛いコースレイアウトであるため。予選スターティンググリッド順で表彰台順位も決めました。ボッタスはおそらく6位アルボンとのバトルできるまではミディアムタイヤで乗り切る気がします。表彰台まではなかなかまだ遠いけど、決勝での何台抜いてこられるかに注目したいと思っています。

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泣いても笑っても、決勝レースが今シーズンのラストレースとなります。予想を覆す順位で皆に頑張ってもらいたいですね!

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時は間も無く12月に入りますね。年間21戦もいよいよ最終戦を迎えます。長かったですか?!それともあっという間でしたか?!もう少し観ていたかった方も多いかと思いますが、来シーズンはF1史上最多の全22戦で予定されていますので、たっぷり観られます。まだバタバタやっているGPもあるようだし、果たして本当に22戦も行えるのだろうか。大切なのは「量より質」だと思うのですが、、。
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《アブダビGPの基本情報》
 ヤス・マリーナ
  全長   :5.554km×周=計305.470km
  コーナー数:21箇所
  高低差       :10.7m
  DRS区間数:2箇所
  母国GP      :無し

《アブダビGPの個人的印象》
 ・ゲームの中の世界みたい
 ・ここって、雨降るの?!
 ・なかなか勝てないフェラーリ第二のお膝元
 ・ピットアウトレーンが事故りそうで怖い

開始直後は明るい、終了する頃は真っ暗のアブダビGPです。施設は豪華絢爛、ナイトレースでもしっかりした照明のおかげでレース自体に支障をきたしたりはしないものの、抜き難いんですよね。前を走る人がモタモタノロノロして、後ろがつかえてしまう、なんてシーズンもありました。中団以下はともかく、先頭は代わり映えのない「ナリの」レースにナリがちなのが特徴。

《過去5年のポールポジション》
 2018年 ハミルトン(メルセデス)
    1分34秒794
 2017年 ボッタス (メルセデス)
    1分36秒231
 2016年 ハミルトン(メルセデス)
    1分38秒755
 2015年 ロズベルグ(メルセデス)   
    1分40秒237
 2014年 ロズベルグ(メルセデス)
    1分40秒480

《ポールポジションレコードタイム》
 2018年 ハミルトン(メルセデス)
    1分34秒794

《現役ポールポジション獲得者と回数》
(★はその年のチャンピオン)
 4回 ハミルトン(2009,12,16,18★)
 2回 ベッテル   (2010★,11★)
 1回 ボッタス (2017)

2009年から11回目となる今年のアブダビGPはちょうどレッドブル、メルセデス天下になってからの開催ということもあり、ポール獲得者にも偏りがありますね。先日振り返った現パワーユニットとなる2014年からはメルセデスの牙城と化しています。今シーズンもそこからが妥当?!

《過去5年の優勝者》
 2018年 ハミルトン(メルセデス)
 2017年 ボッタス (メルセデス)
 2016年 ハミルトン(メルセデス)
 2015年 ロズベルグ(メルセデス)
 2014年 ハミルトン(メルセデス)

《現役歴代優勝者 回数》
 4回 ハミルトン(2011,14★,16,18★)
 3回 ベッテル (2009,10★,13★)
 1回 ライコネン(2012)
     ボッタス (2017)

優勝も予選と同じ流れを汲んでいます。2012年のロータスによるライコネンはちょっと異色でした。こちらも前に振り返りました。かの「名言」の出たF1復帰後初の優勝レースでしたね。

《過去5年のファステストラップ獲得者》
 2018年 ベッテル (フェラーリ)
 2017年 ボッタス (メルセデス)
 2016年 ベッテル (フェラーリ)
 2015年 ハミルトン(メルセデス)
 2014年 リカルド (レッドブル)

《現役ファステストラップ獲得者 回数》
 4回 ベッテル (2009,12★,16,18)
 2回 ハミルトン(2010,15★)
 1回 リカルド (2014)
     ボッタス (2017)

ファステストラップとなるとハミルトンに代わってベッテルが頭一つ多い数となっています。大丈夫、今シーズンからは1ポイント得られます。ただし「10位以内で完走できたら」です。レースを途中で止めるような人にはあげられません。

《使用されるタイヤコンパウンド》
 赤:ソフト  (C5)
 黄:ミディアム(C4)
 白:ハード  (C3)

前戦ブラジルGPと同様にランキング上位は事実上の消化試合。でも中団はまだどうにかなる位置の者もいます。来シーズンはドライバーもチームもほぼ変わりませんので、このレースでいい流れを作っておいて、来シーズンに備えたいところ。今シーズン最後の予選予想です。

《アブダビGPの個人的予選予想》
〜Q1〜
 20.クビカ                 (ウィリアムズ)
 19.ラッセル              (ウィリアムズ)
 18.ストロール          (レーシングポイント)
 17.ジョビナッツィ   (アルファロメオ)
 16.ライコネン          (アルファロメオ)
〜Q2〜
 15.ボッタス              (メルセデス)
 14.グロージャン       (ハース)
 13.マグヌッセン       (ハース)
 12.クビアト              (トロ・ロッソ)
 11.ペレス                  (レーシングポイント)
〜Q3〜
 10.ガスリー              (トロ・ロッソ)
   9.ヒュルケンベルグ(ルノー)
   8.リカルド              (ルノー)
   7.ノリス                  (マクラーレン)
   6.サインツ              (マクラーレン)
   5.アルボン              (レッドブル)
   4.フェルスタッペン(レッドブル)
   3.ルクレール          (フェラーリ)
   2.ベッテル              (フェラーリ)
P.P.ハミルトン          (メルセデス)

心の中で今回はボッタスがポールポジションです。パワーユニット交換降格はもったいないですね。もうエミリアに乗ることは出来なくなりましたが、今回はマシンに非常に乗れているご様子。紅の「ミスターF1チーム」が今回もお祭り騒ぎをするようなことがあれば、表彰台にも乗れるんじゃないかと期待できます。賢いメルセデスのことですから、ボッタスのQ2は「全く走らない」ではなく「走りには出てマシン調整してピットへ」という取り組みでタイヤ選択の余地は残すのではないかなと思います。
紅いチームは正直どちらが前でもいいです。どちらも何かにぶつかる可能性がありますもんね(笑)強いて言えば、最終戦のフロントロウは二大チャンピオンに並んでもらって、スタートガチンコをしてほしいという願いで決めました。
ブラジルGPで大フィーバーとなったレッドブルグループ。第3セクターはレッドブル向きなんて言われていますが、今シーズンは若干おとなしめでしょうか。いつも通りクビアト1人を残して、3人はQ3進出としました。ホンダにはあと1年以上F1で頑張ってもらう必要があるし、今シーズン得られた地位は誇らしいものでした。来シーズンのさらなる飛躍に繋げてもらいましょう。

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会ったことも話したこともないけど、ツンデレちゃんっぽいのかなという勝手なイメージ。今まで色々いじったりしてごめんね。ねえねえ、そっち行っちゃうなら、こっちに来る?(笑)

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サーキットの傍らでは上半身裸でボールを蹴る子供達。ブラジルといえばやっぱりサッカーですね。世界の競技人口で1,2を争うサッカーは例え11人集まらなくても、ゴールネットが無くてもボール1つあればできます。モータースポーツに比べるとお金もかからないし、ルールも明確で手軽ですね。F1ももう少し端的で手軽に楽しめるようになるといいのですが。
今シーズンのアメリカ大陸の時差対戦は最終章を迎えました。案の定月曜の帰宅後の観戦で今更になってしまいましたので、ピンポイントバージョンで綴っていきます。いやー序盤はマッタリ、終盤は大荒れのレースとなりましたね。

《キングなんぞ関係ない!抜けMAX!》
自身2度目となるポールポジションを獲得したフェルスタッペンのブラジルGPは終始元気MAXでした。
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予定通りスタートでしくじったベッテルをかわしたハミルトンに対してグングン差を広げてポールトゥウィンに向かって発進しました。
21周目に再びソフトタイヤに履き替えたハミルトンに合わせて翌22周目にタイヤ交換。
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クビカにちょっとしたいたずらをされつつ、ハミルトンにアンダーカットを食らう。でも「F1界の小島よしお」こと今日のフェルスタッペンにはそんなの関係ない。
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23周目にセオリー通りテールを捉えてかわす。フェルスタッペンのパッシングはいつ観ても爽快!1回キリではありませんよ、途中のゴチャゴチャはひとまずスルーして、終盤のセーフティカー明け。大渋滞のローリングスタートはいつでもどうぞ。
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ねえねえ、見ててよ!
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力づくでかわすよ!ほら。
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ハミルトンは2スティント目のソフトタイヤ選択に文句言っていましたね。フェルスタッペン対策にハミルトンはだいぶ焦っていたご様子。次の新チャンピオン候補筆頭は来年こそ序盤からキングを蹴散らしていきたいですね。

《超えられぬ、壁》
先程のハミルトン然り、好調と不調を繰り返すボッタスのブラジルGPは「冴えない回」でした。
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1回目のタイヤ交換は引っ張り、ハードタイヤに履き替えるも思いの外早く脱ぎ捨てて2回目を終えたボッタスは中団スタートのルクレールに前を塞がれています。
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このセリフも今シーズン何回言ったことか。ほらチャンピオンチームだろ、捉えたら抜けよ!
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先程のフェルスタッペンと同じシチュエーションなんだけど、人がいいのか臆病なのか、キレが悪い。
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次なるチャンスも
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ダメ。ファステストラップは取れても、抜けない。そんなことをのらりくらりやった挙句の果てには
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白煙。抜けなかったのはパワーユニットのせいではないからね。さらにはこの件はマシン撤去のためにセーフティカーを発動させたきっかけにもなりましたね。この後起きるカオス状態は想像もしていなかったでしょう。チームメイトだけでなく他のメンバーもこの後大変だったのよ?!
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《おろかもの》
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60周目のセーフティカー明けでアルボンにかわされたベッテルは仕返しを試みますが、順位を取り返せずモタモタ。
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そうこうしているうちに同じマシンに乗るルクレールが近付いてきました。今の順位のままでは優勝を目指すフェルスタッペンにドライバーズランキング3位を獲られてしまう。悪いけど先に行くよ、先輩。
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ただ先輩にも意地とプライドがある。まさか中団スタートの後輩に順位を明け渡すなんて、許されない。
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DRSを開いて取り返しに行く!でも2人してタイヤが触れ合っていないか?!
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一瞬だけ、それも大きな衝撃は見られませんでしたが、ルクレールの右フロントとベッテルの左リヤが壊れていく。表彰台から陥落して、さらにはまさかの同士討ちとは呆れた。あまり汚い言葉を使わないように来たけど、今回は敢えて言わせてもらう。こいつらバカじゃないの?!
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来シーズンも同じラインナップでいくことが決まっていますが、この2人とこのチーム、今の時点でチャンピオン獲得は無理なんじゃないかと悟ります。
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《決勝結果》
   1 フェルスタッペン(レッドブル・H)
   2 ガスリー    (トロ・ロッソ・H)
   3 サインツ    (マクラーレン・R)

終盤は呆れるくらい荒れました。チャンピオンを獲得しても2位を諦めなかったハミルトンはがめつくアルボンを攻めたのはいいものの、アルボンの初表彰台を奪う接触にてペナルティ。間隙を上手く抜けたガスリーと繰り上がりサインツが揃って初表彰台獲得は嬉しい話題でした。ドイツGPに続き、レッドブル塾生の快挙です。

《ファステストラップ》
   ボッタス      (メルセデス・M)1分10秒698
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
   フェルスタッペン(レッドブル)

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
   アルボン    (レッドブル)

フェルスタッペンと「紅のおろかもの」をクローズアップしてしまい、アルボンに触れてあげる事はできませんでしたが、ベッテルをかわして猛追に耐え、さらにはハミルトンに果敢にチャレンジした姿勢は評価に値します。ノーポイントは可哀想だからmiyabikunは「4位表彰台」を心の中であげたいくらいです。

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《第20戦ブラジルGPのポイント》
 ・ピットで抜かれてもトラックで抜く、お見事!
 ・ガスリー、サインツ、表彰台おめでとう!
 ・メルセデスのブラジルは劣勢ちぐはぐ
 ・来期も無理じゃないか?!このおろかもの

《第20戦までのドライバーズランキング》
 1 387 → ハミルトン   (メルセデス・M)★
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 3 260  ↑  フェルスタッペン(レッドブル・H)
 4 249  ↓  ルクレール   (フェラーリ・F)
 5 230 → ベッテル    (フェラーリ・F)
 6   95  ↑  ガスリー    (トロ・ロッソ・H)
 7   95  ↑  サインツ    (マクラーレン・R)
 8   84  ↓  アルボン    (レッドブル・H)

《第20戦までのコンストラクターズランキング》
 1 701 → メルセデス・M ★
 - - - - - - - - - - - - - - - - - -
 5   91 → ルノー・R
 6   83  ↑  トロ・ロッソ・H
 7   67  ↓  レーシングポイント・M
 8   57 → アルファロメオ・F

荒れには荒れたけど、こういうレースもあっていいですね。レースは最後の最後まで何があるかわらない。最終戦もこんなの期待してしまいそう(笑)

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