8月の雨、9月は厳しい残暑を迎え、最近は急に肌寒くなってきました。今年は全世界が歴史的異常事態に見舞われ、多くのスケジュールが変更になり、生活スタイルを一変させ、また多くの尊い命を失うこととなりました。少し怖いのは「この状況がいつまで続くのか」また「いざ通常の生活に戻る時、ちゃんと適応できるのか」ということ。慣れとは怖いもので、初めは違和感しかなかったこの状況や世相も時が経てば当たり前になってしまいます。本当は今のこの状況こそが異常なことなのにね。もしかしたらこれが当たり前になり、今までの生活が異常だった、なんて考えが備わってしまうのかもしれない。みんな先のことは不透明だし、わかりませんよね。
F1もこんな中ようやく開催を迎え、後半戦に突入しました。こちらの世界は実に明確にチャンピオンがどこになるのか、誰がなるのかが見えつつあります。例年10月ともなれば薄々わかりつつありますが、今年は開幕してまだ3ヶ月、たった10戦終えた段階です。シーズンが凝縮されただけにとどまらず、パワーバランスも相まって、そちらも早々に決着がついてしまうというのもどこか寂しさと物足りなさを感じてしまいます。

と前段はこのくらいにして、今回は年に数回やらせて頂く「私事」回になります。先日のロシアGP決勝の回でこのmiyabikunブログ「F1 えきぞーすとのーと」は1,000記事目を迎えました。人の勧めを受け、2015年のシーズン開幕直前の3月11日からライブドアで書き始め、約5年半で到達したことになります。ひとえに皆さんから多く閲覧頂き、コメントを頂けている事に尽きます。本当にありがとうございます。
このブログの本質は「雑多なものではなく、基本は何らかF1が絡んでいる」「ニュースや噂話など、メディアや他のブログで目にできる記事は取り扱わない」「miyabikunが観たり読んだりしてきた内容、知識とその感想」「事実から読み解くF1のすごさ楽しさ」を書くことです。日本GP以外はほぼテレビ観戦となり、常に最新の情報や技術について先取りすることはできませんが、あくまで自分の身の丈に合った範囲で、分からないことは調べ、説明のための図表を手作りして分かりやすく伝える事をモットーとしてきました。中には面白くない回やシリーズ、結論に終わる記事もあったかと思いますが、無い知恵を最大限に絞って、拙いながらも毎回企画と執筆を自らの手でやっています。
今回の私事のメモリアル回は今まで索引のようなタイトルを並べてきました。今回はさすがに1,000タイトルを並べるわけにはいきません。そこで今回は記事をまとめているグループ単位で簡単なご紹介をさせて頂きたいと思います。もうご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、パソコン版でもスマートフォン版でもいくつかのカテゴリー分けをして整理しています。その他、年や月単位、キーワードによる検索や関連付けをしていますので、昔のタイトルについても到達まで多少近道ができます。1記事について、2つのカテゴリーと10個のキーワードを付けることができますので、今後の閲覧の際はご活用下さい。

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《観戦記(決勝)》113記事
《観戦記(予選)》114記事
文字通りのカテゴリーです。テレビまたは現地観戦の予選、決勝レースの内容と感想を書いています。始めた頃は非常にシンプルな書き方をしてしまっていましたが、年々コーナーを設けて単に内容や結果を書くだけではなく、miyabikunなりの着眼点でコーナーを追加して内容を拡大しつつあります。
基本はレースの時系列で書き進めていくため、内容や結果をご存知の方にはクドい読み物になってしまっているかもしれません。これはテレビ観戦できない方、F1初心者、またレース後や後日に内容を確認できる視点で書いています。あと、こちらもポリシーとして「タイトルやトップ画像、本文冒頭でポールポジションや優勝者がわからないようにする」配慮をしています。結果を先に知ってゲンナリするの、辛いですもんね。予選と決勝で掲載数にズレがあるのは「予選が決勝とワンデイ開催されたことがある」ためです。

《順位予想!》170記事
予選前の予選順位、また予選後の表彰台予想をしているカテゴリーはこちらです。予選や決勝の観戦記を上回っているのは、そのどちらでも記載しているためであり、予選の倍数でないのはブログ開始2年目の2016年シーズンから始めたためです。
サーキットレイアウトは以前に描いたものからセクター毎に切って繋げています。横着して一度描いたものを繰り返し使っているわけですが、セクションがたまにズレたり、DRS区間もズレたり増えたり減ったりしますので間違いがありましたらご指摘下さい。今後久々に行われるニュルブルクリンクやイスタンブールパーク、イモラは作図済み。セクター分け作業をミヤビマン・ティルケに頼んでおかなきゃな(笑)
予選順位予想は一応マシン特性やドライバーの得意不得意を考えつつ、フリー走行2回目までの流れで決めています。が、これがなかなか当たらないものです。賭け事はしていませんので、何卒心配無く。

《過去のGP》122記事
タイトル通り「2015年以前に行われた過去のレース」の予選決勝内容を振り返っています。近年5年は挙げないとしてやってきましたが、今年は2020年ですから、ブログ開始前年の2014年シーズンまでの全てのレースが対象となりました。ただ1,000戦を超えるレースのうち、ただ無作為に選ぶのも至難の業。選定条件は「miyabikun個人で印象に残っているもの」「F1の歴史に残る事件や出来事があったもの」「ドライバーやチームなど特筆すべきもの」を行われるGPに合わせて紹介、振り返っていこうと考えて始めました。若いファンの方々には知らざる過去を知って頂き、ベテランのファンは懐かしんで頂ければと思います。カテゴリーとしては122となりますが、番外編みたいなものもカウントしているため、実際の振り返りは今のところ117戦です。昨年までは実際に観たり記憶に残っている1990年以降から選んできましたが、今年からはちょこっと背伸びして1980年代のレースにも挑戦し始めました。いずれは1970年代の面白レースにも手を出していきたいと考えています。

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《名車と迷車》64記事
こちらもタイトル通り、一台のマシンに着目したカテゴリーです。皆が知るチャンピオンマシンをはじめ、未勝利や未表彰台のマシン、技術的にユニークなものなどについても区別無く取り扱い、わかる範囲で諸元や戦績を深掘りしていきます。今現在は60台のマシンをみてきました。チーム別にみると多い順でフェラーリとマクラーレンが11台、ウィリアムズが8台、ルノーが3台となっています。やっぱり歴史あるチーム、チャンピオンチーム、新技術導入などインパクトあるものが優先になってしまいますね。レース同様に取り扱えるマシン、振り返るべきマシンは山程残っていますので、少しずつ数を増やしていければと思います。

《データでみるF1》170記事
当ブログの骨子をなしているもの。観戦記に次いで力を入れているのは「F1の様々な記録、数字」で評価、検証していくことです。GPの各数字をはじめ、様々なジャンルを数字で示し、時代毎に異なるレギュレーションを平準化してみていきたいという思いがあります。数字がズラズラ並んだり、見辛い部分、飽きてしまうこともあるかと思いますが、グラフを使ってなるべくわかりやすく視覚化できるよう心掛けています。単に優勝回数や勝率などは情報誌や他ブログなどでもよく見かけると思いますが、このブログでは「ネタにしないであろうしょうもない数字やデータ」も引っ張ってきて整理し、比較しちゃいます。皆がやらないこともやる、それがmiyabikunブログ(笑)

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《F1サーキットいろは》118記事
F1は様々なサーキットで行われ、そのサーキットも新設や改良を重ねて日々進化、入れ替えられてきました。現在行われるサーキットはもちろんのこと、廃止されたサーキット、改良された部位、サーキットの歴史や地理、特性など、こちらもわかる範囲でまとめたり調べた結果を集めています。F1はサーキットが無ければ始まりません。名サーキットもあれば不評かつ危険極まりないものなど、掘り下げてみるとなかなか面白いです。

《ドライバーピックアップ》48記事
現役ドライバーはもちろんのこと、過去のドライバーなどを掘り下げてきたものはこちらのカテゴリーに集めてみました。70年、1,000戦を超えるF1の歴史の中には沢山の個性豊かなドライバーがいます。時には誉めて、時には笑い、時代も国籍も異なりつつも似たもの同士なドライバーを並べてみたりしています。最近追加できていないから、落ち着いたら久々にこのカテゴリーで新ネタをやりたいですね。

《F1コンストラクター》80記事
F1はドライバーだけが主役ではない。個人プレーではなく、チームプレーも栄冠を勝ち取る重要なカギを握ります。どうしても歴史ある名門チームが主体となりますが、今まで増えては消えてきたチーム、コンストラクターについて色んな角度から着目しています。新車発表が続く毎年2月末から3月はこのカテゴリーが賑やかになります。

《F1 de Let’s study!》65記事
何だかふざけたカテゴリー名ですが、単に語呂合わせで付けました。F1をきっかけに賢くなろう!という書いているmiyabikun自身も勉強するという合わせ技で構成されるカテゴリーです。F1で英文法、やりましたね。久々にグラマーの参考書を片手に書いていました(笑)で間違えて皆さんから指摘されて訂正するという赤っ恥もかきました。miyabikunは所詮理系出身だから、、は言い訳。F1は英語を聴けた方がなおいいわけです。
最近はクイズネタばかりに利用してこのカテゴリーを深掘りできずだなぁ。あっクイズはまだいくつも予定はあります。頭の体操にもってこい!いくつになっても勉強。日々勉強!

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《この人だあれ?》21記事
先程の「ドライバー」も含め、日本のファンには馴染みの薄い過去の大先輩やドライバー以外のF1で名前はよく耳にするんだけど、実際のところよく知らないし、何者なの?!という方を特集しているカテゴリーになります。マシンデザイナーさんもいればサーキット屋さんもいる。惜しまれつつ亡くなった関係者など、F1を知る上では押さえておくべき方々も沢山いますね。

《なんでもF1》176記事
このカテゴリーは一番便利な使い方をしています。だって「なんでも」だから。各カテゴリーに当てはまりそうで当てはまらなかったり、どこに入れようか迷ったらココ!故に数が多い。記事的にはF1色が薄く、ライトなもの、たまにある「息抜き回」がここに集まってきます。暇潰しに使って下さい(笑)息抜き回とはいいつつ、miyabikunは「手抜き回」は無いつもりで書いています。1,000記事全て真剣に、誠実に書いてきたつもり。

《タラレバF1》44記事
スポーツおいて本来「タラレバ」はご法度とされています。でも普段の生活や仕事、家庭、そしてF1でも「もし、、だったら、、」なんて考えてしまうことありますよね。人間ですから欲や憧れや妬み、現実逃避はよくあること。ここではF1の「もし、、だったら、、」を取り上げて書いています。もし理想的なサーキットを造るならば、、もし今と違うポイント制度ならば、、もし自分がF1に乗りサーキットを走ったならば、、考えるとなかなか面白い。マニアの極みって「妄想すること、自分自身に当てはめて考えること」と聞いたことがあります。多くいるF1ファンがやらなそうな「タラレバネタ」にトライしてみたものの、これをやり出し、一人ニタニタ楽しむmiyabikunもいよいよ「怪しい領域」に突入してしまったのかもしれない。。

《わたくしごと》32記事
最後はF1とは最も遠い「miyabikun自身にまつわるネタ」を書いたカテゴリーになります。正しく今回の記事はココに該当します。年齢をはじめ性別や性格などぽろぽろとmiyabikun自身に関して書いていることもありますが、基本は明るみに出しませんし、出すつもりもありません。しかしやっぱりたまにはガチガチなF1ネタを離れて気楽に自分の思いを書きたくなることもあります。miyabikunって、一体どんなヤツなんでしょう。おそらく男だと思うけど、どんな気持ち悪いヤツなんだろう。理屈っぽい神経質なのかな。会うと話が長いヤツかな。ハゲてるのかな、おデブさんなのかな、それともチビで毛むくじゃらかも。。ご想像にお任せします。もし知っているよという方がいてもコメント欄にくれぐれも書かないで下さい(笑)


だいぶ色々書いてしまいましたが、現時点での全14カテゴリーのご紹介でした。気分によってカテゴリーを変えたり、今後も細分化や新規立ち上げがあるかもしれません。今後も少しでもとっつきやすく、過去の記事に辿り着けるよう工夫していくつもりです。最近は一時期に比べて記事のアップ頻度が落ちたり、閲覧者数も波がある日もありますが、続けることが大事、そして少しずつ日本語も鍛錬して読みやすく、わかりやすい書き方に心掛けていきたいと思っています。このペースでいければ、2,000記事目は5年半後の46歳かぁ。F1は続いていることでしょうが、miyabikun自身はちゃんと生きているのかな(笑)
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最後に、先日の1,000記事、そして今回の1,001記事目、5年半続けてこられたのもひとえに皆さまからのご意見や反応、温かいお言葉があったことに尽きます。本当にありがとうございます。内容が脱線したり、ふざけた事を書いたり為にならない内容の回も多くあるかと思いますが、これからも誰にも負けない「F1愛」で続けていければいいなと考えています。今後もお付き合いのほどよろしくお願いします。

miyabikun

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