イタリア国歌も散々聴いてきましたよね。その多くがM・シューマッハをはじめフェラーリにまつわる優勝時に聴けるものであり、このあとわかりますが、イタリア人F1ドライバーによるものは国歌の知名度の割には意外と少ないものになります。
《イタリア国歌》
曲名:L'inno di Mameli(マメーリの賛歌)
制定:不明(1740年や1745年など諸説あり)
作詞:ゴッフレード・マメーリ
作曲:ミケーレ・ノヴァーロ
Fratelli d'Italia, l'Italia s'è desta,
dell'elmo di Scipio s'è cinta la testa.
Dov'è la Vittoria?
Le porga la chioma, ché schiava di Roma
Iddio la creò.
〜間奏〜
Fratelli d'Italia, l'Italia s'è desta,
dell'elmo di Scipio s'è cinta la testa.
Dov'è la Vittoria?
Le porga la chioma, ché schiava di Roma
Iddio la creò.
Stringiamci a coorte,
siam pronti alla morte.
Siam pronti alla morte,
l'Italia chiamò.
Stringiamci a coorte,
siam pronti alla morte.
Siam pronti alla morte,
l'Italia chiamò.(Sì!)
イタリアの兄弟よ、イタリアは今目覚めた
シピオの兜を頭に戴き
勝利の女神ヴィットリアは何処に?
主が創りたもうたローマのしもべ
我がイタリア その美しい髪を捧げよ
イタリア人最多は頭一つ抜けた13勝のアスカリで、以下はパトレーゼ、ファリーナとアルボレート、フィジケラにアンジェリスまでが複数回、そして他9人が1勝となっています。1勝するだけでも大変で、勝てない人はもっと山のようにいるんですから、M・シューマッハの91勝は異次元過ぎることがよくわかりますよね。
先日チーム別のドライバー戦績を見てきました。ドイツ人のM・シューマッハがイタリア国歌を流すチャンスは72回ありました。続いてオーストリア人のラウダが14回、ドイツ人のベッテルが直近のベルギーGPを制したことでアスカリに並ぶ13回まで飛躍し、現役では歌詞無しアロンソが11回、母国GP無しライコネン9回ですから、聴き慣れているわけですよね。
イタリア人よりよっぽどイタリアに貢献してきたM・シューマッハはイタリア国歌にまつわる逸話があります。優勝しご機嫌なシューマッハは表彰台の中央で聴くイタリア国歌のタクトを振る仕草を度々していましたが、国歌斉唱は厳粛な行事であり、本人はそんな気はさらさらなかったのでしょうが、イタリア首相などから侮辱行為であると厳しい指摘をされたことがあります。今ベッテルも優勝して表彰台の中央で口ずさんで頭を振る姿が見受けられますが、大先輩と同様に感極まって指揮し出しちゃうんじゃないかとヒヤヒヤして見てしまいます。ベッテルが勝つとイタリアと実はドイツ国歌も聴けるんだから、メルセデスにとってもそう悪い気はしない?!いや悔しいかな。
《イタリア国歌》
曲名:L'inno di Mameli(マメーリの賛歌)
制定:不明(1740年や1745年など諸説あり)
作詞:ゴッフレード・マメーリ
作曲:ミケーレ・ノヴァーロ
Fratelli d'Italia, l'Italia s'è desta,
dell'elmo di Scipio s'è cinta la testa.
Dov'è la Vittoria?
Le porga la chioma, ché schiava di Roma
Iddio la creò.
〜間奏〜
Fratelli d'Italia, l'Italia s'è desta,
dell'elmo di Scipio s'è cinta la testa.
Dov'è la Vittoria?
Le porga la chioma, ché schiava di Roma
Iddio la creò.
Stringiamci a coorte,
siam pronti alla morte.
Siam pronti alla morte,
l'Italia chiamò.
Stringiamci a coorte,
siam pronti alla morte.
Siam pronti alla morte,
l'Italia chiamò.(Sì!)
イタリアの兄弟よ、イタリアは今目覚めた
シピオの兜を頭に戴き
勝利の女神ヴィットリアは何処に?
主が創りたもうたローマのしもべ
我がイタリア その美しい髪を捧げよ
〜間奏〜
イタリアの兄弟よ、イタリアは今目覚めた
シピオの兜を頭に戴き
勝利の女神ヴィットリアは何処に?
シピオの兜を頭に戴き
勝利の女神ヴィットリアは何処に?
主が創りたもうたローマのしもべ
我がイタリア その美しい髪を捧げよ
さあ隊列を組め、我等は死をも恐れない
我等は死をも恐れない
イタリアが呼んでいる
さあ隊列を組め、我等は死をも恐れない
我等は死をも恐れない
イタリアが呼んでいる(そうだ!)
この国歌は聴いているだけで勇ましい気分になれます。面白いのは間奏を挟んで曲調が変わる点でしょうか。聴き慣れない時は「終わったのに、まだ続きあるんだ?!」という感覚に度々陥ったのを思い出します。勇ましい気分になるのはそのテンポのいい曲調に加え、戦い前を連想する士気を高めるような歌詞にもあるのかもしれません。F1の場合、イタリアGP以外は戦の後に流れるものではあるのですが。国歌は5番まであるものの、例のごとく知名度は低く、イタリア国民でも5番までしっかり知っている人は限られているようです。
https://youtu.be/-uSKxNAIQ-8
《国歌を聴ける、聴けた機会など》
現役ドライバー:なし(A・ジョビナッツィ)
OBドライバー:アスカリ、トゥルーリ、フィジケラ
アルボレート、ファリーナ、
パトレーゼ、ナニーニ ほか
優勝者上位5人:1 13回 A・アスカリ 30.2%
2 6回 R・パトレーゼ 14.0%
3 5回 G・ファリーナ 11.6%
5回 M・アルボレート 11.6%
5 3回 G・フィジケラ 7.0%
他 11回 25.6%
合計43回 100.0%
コンストラクター:フェラーリ、トロ・ロッソ、
アルファロメオ、マセラティ
開催国として:イタリアGP(2018年は第14戦)
間も無くF1は1,000戦の大台に達します。イタリアは誰もが知るフェラーリのお国、歴史長きモンツァでのF1の割に、イタリア人ドライバーの優勝回数となるとたったの43回なんです。一人ずば抜けた人は別として、近年ではハミルトンやベッテルが着実に勝ち星を積み重ねて歴代上位に立ち、イタリア人全員を余裕で上回る数となっています。
我がイタリア その美しい髪を捧げよ
さあ隊列を組め、我等は死をも恐れない
我等は死をも恐れない
イタリアが呼んでいる
さあ隊列を組め、我等は死をも恐れない
我等は死をも恐れない
イタリアが呼んでいる(そうだ!)
この国歌は聴いているだけで勇ましい気分になれます。面白いのは間奏を挟んで曲調が変わる点でしょうか。聴き慣れない時は「終わったのに、まだ続きあるんだ?!」という感覚に度々陥ったのを思い出します。勇ましい気分になるのはそのテンポのいい曲調に加え、戦い前を連想する士気を高めるような歌詞にもあるのかもしれません。F1の場合、イタリアGP以外は戦の後に流れるものではあるのですが。国歌は5番まであるものの、例のごとく知名度は低く、イタリア国民でも5番までしっかり知っている人は限られているようです。
https://youtu.be/-uSKxNAIQ-8
《国歌を聴ける、聴けた機会など》
現役ドライバー:なし(A・ジョビナッツィ)
OBドライバー:アスカリ、トゥルーリ、フィジケラ
アルボレート、ファリーナ、
パトレーゼ、ナニーニ ほか
優勝者上位5人:1 13回 A・アスカリ 30.2%
2 6回 R・パトレーゼ 14.0%
3 5回 G・ファリーナ 11.6%
5回 M・アルボレート 11.6%
5 3回 G・フィジケラ 7.0%
他 11回 25.6%
合計43回 100.0%
コンストラクター:フェラーリ、トロ・ロッソ、
アルファロメオ、マセラティ
開催国として:イタリアGP(2018年は第14戦)
間も無くF1は1,000戦の大台に達します。イタリアは誰もが知るフェラーリのお国、歴史長きモンツァでのF1の割に、イタリア人ドライバーの優勝回数となるとたったの43回なんです。一人ずば抜けた人は別として、近年ではハミルトンやベッテルが着実に勝ち星を積み重ねて歴代上位に立ち、イタリア人全員を余裕で上回る数となっています。
イタリア人最多は頭一つ抜けた13勝のアスカリで、以下はパトレーゼ、ファリーナとアルボレート、フィジケラにアンジェリスまでが複数回、そして他9人が1勝となっています。1勝するだけでも大変で、勝てない人はもっと山のようにいるんですから、M・シューマッハの91勝は異次元過ぎることがよくわかりますよね。
先日チーム別のドライバー戦績を見てきました。ドイツ人のM・シューマッハがイタリア国歌を流すチャンスは72回ありました。続いてオーストリア人のラウダが14回、ドイツ人のベッテルが直近のベルギーGPを制したことでアスカリに並ぶ13回まで飛躍し、現役では歌詞無しアロンソが11回、母国GP無しライコネン9回ですから、聴き慣れているわけですよね。
イタリア人よりよっぽどイタリアに貢献してきたM・シューマッハはイタリア国歌にまつわる逸話があります。優勝しご機嫌なシューマッハは表彰台の中央で聴くイタリア国歌のタクトを振る仕草を度々していましたが、国歌斉唱は厳粛な行事であり、本人はそんな気はさらさらなかったのでしょうが、イタリア首相などから侮辱行為であると厳しい指摘をされたことがあります。今ベッテルも優勝して表彰台の中央で口ずさんで頭を振る姿が見受けられますが、大先輩と同様に感極まって指揮し出しちゃうんじゃないかとヒヤヒヤして見てしまいます。ベッテルが勝つとイタリアと実はドイツ国歌も聴けるんだから、メルセデスにとってもそう悪い気はしない?!いや悔しいかな。