今回も日曜決勝のみの現地観戦となりました。土曜予選は過去に何回か観戦歴があるものの、なかなか金曜や木曜から現地入りは難しいです。いつかゆっくりと趣味にどっぷり浸かれる機会が設けられるかな。おじいちゃんくらいにならないと難しいかな。その頃F1は続いているのかな。鈴鹿サーキットでやってるのかな。日本GPはあるのかな。それ以前にmiyabikunは生きていられるのかな。なーんて考えていたら悲しくなるから止めよう(笑)大丈夫、いつかは観られるさ。
関東もだいぶ桜が咲いていますが、三重はもっとしっかり咲いていました。何よりすごく暑かったです。駅からいつものように歩く前に、半袖シャツに着替えてウォーキング、いい汗かけました。晴れてよかった。
今回も昨年同様にいつもと違う席を取りました。座席からスマートフォンの望遠モードでこんな写真が撮れました。
結構近いでしょう。ヘルメットやカーナンバーも肉眼でしっかり見えました。昨年のシートもなかなか近かったのですが、今までの生観戦で一番近かったように感じます。速度域は高くないけど、パッシングもそこそこあったし、メインゲートからもそう遠くないし、悪くない。
ただ現地観戦はビジョンや場内放送があってもなかなか全貌や詳細を把握できませんので、帰宅してからテレビ録画観て復習しました。
いつも通りスタートタイヤを確認しましょう。
白のハードタイヤ履きはいませんが、赤のソフトが後方寄りの8台、黄色のミディアムが前寄り12台と分かれました。抜き難い鈴鹿で5番グリッド発進のアロンソは蹴り出しいいソフトをチョイス、母国入賞を目指す角田はリカルドと共にミディアムでスタート。
フェルスタッペンは順調な加速をみせ、その背後にいた奇数側3番グリッドのノリスが4番グリッドのサインツに並ばれていく。
ノリスは何とか耐えたかな。レッドブル2台は早々とギャップを築いていますね。このまま逃げちゃうのかな。そうなると、、あはは(笑)
順調なスタートかと思いきや、S字内側のタイヤバリアにウィリアムズの23番車(アルボン)が突き刺さる。リヤ付近にもう一つリヤウィングとタイヤが見えます。
VISA、、レーシングブルズじゃん。どちらだ?!
アルボン車からのカメラ。前方に2台のレーシングブルズが見えます。右側イン側が10番手の角田、アウト側が11番手のリカルドです。アルボンは14番手発進ですので、2人ともスタートで出遅れたのか。
イン側の角田がターン1でスッと前に出て、リカルドがアルボンの左斜め前方にいます。リカルドがイン側に寄って、アルボンの進路がだいぶ狭まる。
アルボンがマシン2/3ほどトラック外にはみ出た瞬間にアルボンの左フロントとリカルドの右リヤタイヤが接触して両者制御不能となり、タイヤバリアへ。
角田でなくリカルドだったんですね。よかった(なんて仮に思ったとしても言ってはいけない)
こちらは16番スタートだったストロールのカメラです。右前方に見えるのがリカルドです。ストロールは外側縁石に乗るくらいはみ出していたんですね。それからそれから、、
次に訪れる左コーナーのターン3に進入するため、リカルドもストロールもトラック右寄りにシフトしていく。
ストロールからは全く見えませんが、リカルドの右後方にアルボンがおり、接触。
後方にいたアルボンが引くべきという見解やリカルドがアルボンを視認できていなかったなど様々な見解がありますが、両者にはペナルティは無し。スタート直後でまだ隊列が整っておらず、ただでさえトラック幅員が狭いクラシカルな鈴鹿ですから、これは仕方が無い気がします。
身体は無事でぶん殴り合いもしていないからよかった。レースは赤旗中断となり、バリアの修復とマシン撤去、生き残る18台は「セクター1通過時の順位」をもって再スタートとなります。
こちらが赤旗中にタイヤ交換を行った者とそのコンパウンド、再スタート順位になります。0周の者がタイヤ交換を行っています。角田はミディアムから皮剥き程度の中古ソフトに履き替えています。
何だ?!シグナルの下付近に見える白のハース、ヒュルケンベルグが全く加速せず。そのすぐ後ろにいた角田はピットウォール側からそれをパス。
早速フェルスタッペンはズバ抜けてしまってまったく、、それはそうと、何で角田は17位なんだ?!決勝モタモタのヒュルケンベルグを抜いたはずだけど?
中古のソフトで再スタートに臨んだ角田はラッセルに抜かれて10位に後退すると、8周目にハードに履き替え、ボッタスの後ろ16位で復帰しています。
12周目に3位走行のノリス、翌13周目には相方ピアストリが早めにミディアムを捨ててハードに履き替えています。再スタート前に履き替えなかった2人ですが、気温が高い鈴鹿ではミディアムでもキツかったか。
現地観戦をしている当時、どうしてそうなったのか分からなかったのが2つあります。1つ目はこちら。
14周目に同じタイヤチョイスに同じ走行履歴でメルセデスのハミルトンとラッセルのスイッチ。チームからの指示の前にハミルトン自身で入れ替えを提案していました。ハミルトンはスタート直後にルクレールとコンタクトしてマシンを傷めていたんですね。知りませんでした。てっきりやる気が出ないものとばかり(笑)
16周目に2位ペレス、3位浮上のサインツが同時にピットへ。
順位の入れ替えは無くトラックインしていきますが、ペレスは先にタイヤ交換していたノリスの後ろで戻っています。ノリスのアンダーカット大成功です。
ノリスはハードタイヤがマッチし、なかなかいいペースを築いています。これは危ういと感じたか、レッドブル陣営もフェルスタッペンに対してピットインの指示が飛ぶ。
さすがに届かないか。フェルスタッペンはラッセルの後ろとなる暫定3位で復帰。17周目にラッセルをかわし、20周目にはタイヤ交換を引っ張るルクレールをかわして定位置に戻っていきましたとさ。
そしてこちらも手に持つライブタイミングがバグったんじゃないかと思える出来事が。2つ目の不思議現象です。
23周目に中団でマグヌッセンを先頭に連なっていた5台、マグヌッセン、ボッタス、サージェント、角田、ストロールが一気にビットへとなだれ込んでいます。
で、ピットアウトすると角田が先頭になっている。
一体どういうこと?!
中団下位の5チームがそれぞれ同時にピットインとなったわけですが、レーシングブルズのピットが実に迅速で、前3台を一気抜き。14位から11位に浮上しています。前を走る10位ヒュルケンベルグはもう一度タイヤ交換をするはずですから、角田はスターティンググリッドと同じ10位入賞の有力候補となります。珍しくレーシングブルズのピットタイミングとその動きはGood jobでした。
その後角田は34周目のS字から逆バンクの区間でヒュルケンベルグをアウト側からパス。自力で10位に浮上しています。応援席から近いところというのも粋ですね!
27周目にノリスの2回目はルクレールの1回目に合わせ込む形でピットに入り、34周目にペレス、35周目にフェルスタッペン、そして37周目にサインツが上位で最後のタイヤ交換を終えています。ここから粘りのサインツの猛追は面白かったです。
2回目ピット以降、ルクレールに前を抑えられ勢いが止まってしまったノリスを追いかける。
44周目にパス。これでフェラーリはスリーフォーフィニッシュ確定。ただサインツはこれでは飽き足らない。
チームメイトを射程圏内に捉えています。
46周目の第1コーナー進入でアウトからズバッと。お見事!今年の味方は来年の敵。
《決勝結果》
1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
2 ペレス (レッドブル・HRB)
3 サインツ (フェラーリ・F)
予選はギリギリも決勝はタイヤをセーブしながら賢く冷静に勝つ。フェルスタッペンが早々と表彰台の中央に戻ってきてしまいました(笑)2位は「本来いるべき位置」に戻ったペレスとなり、おらくるれっどぶるれーしんぐがシーズン3回目のワンツーフィニッシュ。
角田はスタートこそ順位を下げますが、再スタートでのリカバーとミラクルピットの後押しもあり自力でプラマイゼロの10位入賞、母国で初ポイントをゲットしています。
《ファステストラップとそのタイミング》
フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
1分33秒706 50周目/53周
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
ルクレール (フェラーリ・F)
《完走(扱い)台数と規定周回走破台数》
完走台数:17台(17台フィニッシュ)
規定周回:9台
《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
サインツ(フェラーリ・F)
候補は時系列で変化しました。序盤はノリス、中盤はピットストップを我慢して上位で耐え抜いた本家で選出のルクレール、ただ終盤になるとサインツのペースがよく、1戦欠場しながら全戦表彰台を獲得しているサインツが光っていたため、miyabikunはサインツを選定します。
サインツは来シーズンの契約が無いことが逆にカンフル剤となり、肩の力を抜きつつも巧みさが光っています。フェラーリはサインツを捕まえておかなくて本当によかったのか?!もったいないと心底思います。チャンピオン級かと問われれば、あと一皮剥けてほしい気もしますが、サインツを欲しがるチームはいくつかあると思います。誰が追放されるだ、反旗を翻すだ関係無く、これからも勝てるチームに進み、チャンピオン争いに混ざっていってほしい人材です。
次点は現地で当時観ていてよくわからなかったけど、ミラクルピットを決めて角田の入賞を後押しできたレーシングプルズのクルーと本線上でパッシングをみせた角田。あとは上記で選定できなかったルクレールでした。いつもながら優勝争いより入賞争いで存分に楽しませてもらいました。
《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
該当無し
スタート直後のリカルドとアルボンの接触は判定のし難いものだと思います。スチュワードの判定もペナルティ無しですし、スタート直後の位置獲り合戦によるもので片付けた方がよさそう(個人的にはリカルドの急激なイン寄せはアルボンの存在を確認していなかったものと考えています、が)
あとテレビで観るまでもなく、上位ではメルセデスが、後方ではアルピーヌのレースペースのイマイチさはよく分かりました。バカスカ抜かれていましたよね。失礼ながらアルピーヌの位置が最後尾かなという目印として毎ラップ観ていました。メルセデスはともかく、アルピーヌは深刻です。
《ドライバーズポイントランキング》
1 → フェルスタッペン 77pts
2 ↑ ペレス 64pts(-13pts)
3 ↓ ルクレール 59pts (-5pts)
4 → サインツ 55pts (-4pts)
5 ↑ ノリス 37pts(-18pts)
《コンストラクターズポイントランキング》
1 → レッドブル 141pts
2 → フェラーリ 120pts(-21pts)
3 → マクラーレン 69pts(-51pts)
4 → メルセデス 34pts(-35pts)
5 → アストンマーティン 33pts (-1pt)
ドライバーズポイントはペレスとルクレールが入れ替わり、サインツは1戦足りないながらもルクレールの至近距離となっています。角田はポイントを7とし、単独のランキング11位としています。コンストラクターズは順位変動は一つも無く、ポイントを取れるチームがそれぞれ上乗せしたまで。ランキング4位のメルセデスのすぐ後ろまでアストンマーティンが迫っています。前絶対王者も落ちるところまで落ちたか。
《第4戦日本GPのポイント》
・フェルスタッペンは危なげ無く定位置復帰
・フェラーリは何だかんだでサインツに勢いあり
・鈴鹿は狭いので、ちゃんとミラー見て無理せずに
・角田、母国入賞を自力&チームの助けでゲット
桜満開に囲まれた春鈴鹿。チャンピオン争いという観点からは縁遠くなりましたが、気候的にはこちらの方がいい気もしました。日本の桜を世界中に見せられるいい機会かもしれません。来シーズンは桜もGP開催ももう少し早まるのかな。
関東もだいぶ桜が咲いていますが、三重はもっとしっかり咲いていました。何よりすごく暑かったです。駅からいつものように歩く前に、半袖シャツに着替えてウォーキング、いい汗かけました。晴れてよかった。
今回も昨年同様にいつもと違う席を取りました。座席からスマートフォンの望遠モードでこんな写真が撮れました。
結構近いでしょう。ヘルメットやカーナンバーも肉眼でしっかり見えました。昨年のシートもなかなか近かったのですが、今までの生観戦で一番近かったように感じます。速度域は高くないけど、パッシングもそこそこあったし、メインゲートからもそう遠くないし、悪くない。
ただ現地観戦はビジョンや場内放送があってもなかなか全貌や詳細を把握できませんので、帰宅してからテレビ録画観て復習しました。
いつも通りスタートタイヤを確認しましょう。
白のハードタイヤ履きはいませんが、赤のソフトが後方寄りの8台、黄色のミディアムが前寄り12台と分かれました。抜き難い鈴鹿で5番グリッド発進のアロンソは蹴り出しいいソフトをチョイス、母国入賞を目指す角田はリカルドと共にミディアムでスタート。
フェルスタッペンは順調な加速をみせ、その背後にいた奇数側3番グリッドのノリスが4番グリッドのサインツに並ばれていく。
ノリスは何とか耐えたかな。レッドブル2台は早々とギャップを築いていますね。このまま逃げちゃうのかな。そうなると、、あはは(笑)
順調なスタートかと思いきや、S字内側のタイヤバリアにウィリアムズの23番車(アルボン)が突き刺さる。リヤ付近にもう一つリヤウィングとタイヤが見えます。
VISA、、レーシングブルズじゃん。どちらだ?!
アルボン車からのカメラ。前方に2台のレーシングブルズが見えます。右側イン側が10番手の角田、アウト側が11番手のリカルドです。アルボンは14番手発進ですので、2人ともスタートで出遅れたのか。
イン側の角田がターン1でスッと前に出て、リカルドがアルボンの左斜め前方にいます。リカルドがイン側に寄って、アルボンの進路がだいぶ狭まる。
アルボンがマシン2/3ほどトラック外にはみ出た瞬間にアルボンの左フロントとリカルドの右リヤタイヤが接触して両者制御不能となり、タイヤバリアへ。
角田でなくリカルドだったんですね。よかった(なんて仮に思ったとしても言ってはいけない)
こちらは16番スタートだったストロールのカメラです。右前方に見えるのがリカルドです。ストロールは外側縁石に乗るくらいはみ出していたんですね。それからそれから、、
次に訪れる左コーナーのターン3に進入するため、リカルドもストロールもトラック右寄りにシフトしていく。
ストロールからは全く見えませんが、リカルドの右後方にアルボンがおり、接触。
後方にいたアルボンが引くべきという見解やリカルドがアルボンを視認できていなかったなど様々な見解がありますが、両者にはペナルティは無し。スタート直後でまだ隊列が整っておらず、ただでさえトラック幅員が狭いクラシカルな鈴鹿ですから、これは仕方が無い気がします。
身体は無事でぶん殴り合いもしていないからよかった。レースは赤旗中断となり、バリアの修復とマシン撤去、生き残る18台は「セクター1通過時の順位」をもって再スタートとなります。
こちらが赤旗中にタイヤ交換を行った者とそのコンパウンド、再スタート順位になります。0周の者がタイヤ交換を行っています。角田はミディアムから皮剥き程度の中古ソフトに履き替えています。
何だ?!シグナルの下付近に見える白のハース、ヒュルケンベルグが全く加速せず。そのすぐ後ろにいた角田はピットウォール側からそれをパス。
早速フェルスタッペンはズバ抜けてしまってまったく、、それはそうと、何で角田は17位なんだ?!決勝モタモタのヒュルケンベルグを抜いたはずだけど?
中古のソフトで再スタートに臨んだ角田はラッセルに抜かれて10位に後退すると、8周目にハードに履き替え、ボッタスの後ろ16位で復帰しています。
12周目に3位走行のノリス、翌13周目には相方ピアストリが早めにミディアムを捨ててハードに履き替えています。再スタート前に履き替えなかった2人ですが、気温が高い鈴鹿ではミディアムでもキツかったか。
現地観戦をしている当時、どうしてそうなったのか分からなかったのが2つあります。1つ目はこちら。
14周目に同じタイヤチョイスに同じ走行履歴でメルセデスのハミルトンとラッセルのスイッチ。チームからの指示の前にハミルトン自身で入れ替えを提案していました。ハミルトンはスタート直後にルクレールとコンタクトしてマシンを傷めていたんですね。知りませんでした。てっきりやる気が出ないものとばかり(笑)
16周目に2位ペレス、3位浮上のサインツが同時にピットへ。
順位の入れ替えは無くトラックインしていきますが、ペレスは先にタイヤ交換していたノリスの後ろで戻っています。ノリスのアンダーカット大成功です。
ノリスはハードタイヤがマッチし、なかなかいいペースを築いています。これは危ういと感じたか、レッドブル陣営もフェルスタッペンに対してピットインの指示が飛ぶ。
さすがに届かないか。フェルスタッペンはラッセルの後ろとなる暫定3位で復帰。17周目にラッセルをかわし、20周目にはタイヤ交換を引っ張るルクレールをかわして定位置に戻っていきましたとさ。
そしてこちらも手に持つライブタイミングがバグったんじゃないかと思える出来事が。2つ目の不思議現象です。
23周目に中団でマグヌッセンを先頭に連なっていた5台、マグヌッセン、ボッタス、サージェント、角田、ストロールが一気にビットへとなだれ込んでいます。
で、ピットアウトすると角田が先頭になっている。
一体どういうこと?!
中団下位の5チームがそれぞれ同時にピットインとなったわけですが、レーシングブルズのピットが実に迅速で、前3台を一気抜き。14位から11位に浮上しています。前を走る10位ヒュルケンベルグはもう一度タイヤ交換をするはずですから、角田はスターティンググリッドと同じ10位入賞の有力候補となります。珍しくレーシングブルズのピットタイミングとその動きはGood jobでした。
その後角田は34周目のS字から逆バンクの区間でヒュルケンベルグをアウト側からパス。自力で10位に浮上しています。応援席から近いところというのも粋ですね!
27周目にノリスの2回目はルクレールの1回目に合わせ込む形でピットに入り、34周目にペレス、35周目にフェルスタッペン、そして37周目にサインツが上位で最後のタイヤ交換を終えています。ここから粘りのサインツの猛追は面白かったです。
2回目ピット以降、ルクレールに前を抑えられ勢いが止まってしまったノリスを追いかける。
44周目にパス。これでフェラーリはスリーフォーフィニッシュ確定。ただサインツはこれでは飽き足らない。
チームメイトを射程圏内に捉えています。
46周目の第1コーナー進入でアウトからズバッと。お見事!今年の味方は来年の敵。
《決勝結果》
1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
2 ペレス (レッドブル・HRB)
3 サインツ (フェラーリ・F)
予選はギリギリも決勝はタイヤをセーブしながら賢く冷静に勝つ。フェルスタッペンが早々と表彰台の中央に戻ってきてしまいました(笑)2位は「本来いるべき位置」に戻ったペレスとなり、おらくるれっどぶるれーしんぐがシーズン3回目のワンツーフィニッシュ。
角田はスタートこそ順位を下げますが、再スタートでのリカバーとミラクルピットの後押しもあり自力でプラマイゼロの10位入賞、母国で初ポイントをゲットしています。
《ファステストラップとそのタイミング》
フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
1分33秒706 50周目/53周
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
ルクレール (フェラーリ・F)
《完走(扱い)台数と規定周回走破台数》
完走台数:17台(17台フィニッシュ)
規定周回:9台
《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
サインツ(フェラーリ・F)
候補は時系列で変化しました。序盤はノリス、中盤はピットストップを我慢して上位で耐え抜いた本家で選出のルクレール、ただ終盤になるとサインツのペースがよく、1戦欠場しながら全戦表彰台を獲得しているサインツが光っていたため、miyabikunはサインツを選定します。
サインツは来シーズンの契約が無いことが逆にカンフル剤となり、肩の力を抜きつつも巧みさが光っています。フェラーリはサインツを捕まえておかなくて本当によかったのか?!もったいないと心底思います。チャンピオン級かと問われれば、あと一皮剥けてほしい気もしますが、サインツを欲しがるチームはいくつかあると思います。誰が追放されるだ、反旗を翻すだ関係無く、これからも勝てるチームに進み、チャンピオン争いに混ざっていってほしい人材です。
次点は現地で当時観ていてよくわからなかったけど、ミラクルピットを決めて角田の入賞を後押しできたレーシングプルズのクルーと本線上でパッシングをみせた角田。あとは上記で選定できなかったルクレールでした。いつもながら優勝争いより入賞争いで存分に楽しませてもらいました。
《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
該当無し
スタート直後のリカルドとアルボンの接触は判定のし難いものだと思います。スチュワードの判定もペナルティ無しですし、スタート直後の位置獲り合戦によるもので片付けた方がよさそう(個人的にはリカルドの急激なイン寄せはアルボンの存在を確認していなかったものと考えています、が)
あとテレビで観るまでもなく、上位ではメルセデスが、後方ではアルピーヌのレースペースのイマイチさはよく分かりました。バカスカ抜かれていましたよね。失礼ながらアルピーヌの位置が最後尾かなという目印として毎ラップ観ていました。メルセデスはともかく、アルピーヌは深刻です。
《ドライバーズポイントランキング》
1 → フェルスタッペン 77pts
2 ↑ ペレス 64pts(-13pts)
3 ↓ ルクレール 59pts (-5pts)
4 → サインツ 55pts (-4pts)
5 ↑ ノリス 37pts(-18pts)
《コンストラクターズポイントランキング》
1 → レッドブル 141pts
2 → フェラーリ 120pts(-21pts)
3 → マクラーレン 69pts(-51pts)
4 → メルセデス 34pts(-35pts)
5 → アストンマーティン 33pts (-1pt)
ドライバーズポイントはペレスとルクレールが入れ替わり、サインツは1戦足りないながらもルクレールの至近距離となっています。角田はポイントを7とし、単独のランキング11位としています。コンストラクターズは順位変動は一つも無く、ポイントを取れるチームがそれぞれ上乗せしたまで。ランキング4位のメルセデスのすぐ後ろまでアストンマーティンが迫っています。前絶対王者も落ちるところまで落ちたか。
《第4戦日本GPのポイント》
・フェルスタッペンは危なげ無く定位置復帰
・フェラーリは何だかんだでサインツに勢いあり
・鈴鹿は狭いので、ちゃんとミラー見て無理せずに
・角田、母国入賞を自力&チームの助けでゲット
桜満開に囲まれた春鈴鹿。チャンピオン争いという観点からは縁遠くなりましたが、気候的にはこちらの方がいい気もしました。日本の桜を世界中に見せられるいい機会かもしれません。来シーズンは桜もGP開催ももう少し早まるのかな。