今回はF1からちょっと離れつつ遠からずの息抜き回にしたいと思います。
去る5/6にイギリスのチャールズ国王(前 皇太子)の戴冠式が行われました。miyabikun個人的には、過去にあれこれあってあまりいいイメージが無い方のですが(なんて書いたばかりに、国際指名手配とかにならないよね?パスポートは無くしていないから、ドバイとかに逃げておいた方がいい?!)これからはエリザベス女王に続いて「イギリスの顔」となっていかれるのでしょう。F1に顔を出したりもするのかな。その戴冠式の少し前、4/28にアップした「アゼルバイジャンGP予選予想」の時にmiyabikunこのブログでルクレールのことを珍しくファーストネームの「チャールズくん」と呼びました。我々日本人にはあまり想像付かないことですが、海外の名前は国によって様々な綴りや読み方に変化するものがあります。ルクレールの名前は日本において一般的にはフランス読みのCharles「シャルル」と呼んでいますが、綴りを読もうと思えば「チャールズ」と読めなくもない。今回は「国によって読み方が変わる人名についてみていこうと思います。
以下にアルファベットの頭文字順でよく聞くファーストネームを英語を基本に、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語を連ねていきます。カタカナで読み方も記していますが、当然ながら日本語でバチっと充てられないものもありますので、参考程度ということで。
Andrew:アンドリュー(英語)
=André:アンドレ(フランス語)
=Andreas:アンドレアス(ドイツ語)
=Andrea:アンドレア(イタリア語)
Arthur:アーサー(英語)
=Arthur:アルテュール(フランス語)
=Arthur:アルトゥール(ドイツ語)
=Arturo:アルトゥーロ(イタリア語)
Bernard:バーナード(英語)
=Bernard:ベルナール(フランス語)
=Bernhard:ベルンハント(ドイツ語)
=Bernardo:ベルナルド(イタリア語)
Clara , Clare:クララ , クレア(英語)
=Claire:クレール(フランス語)
=Klara:クララ(ドイツ語)
=Chiara:キアーラ(イタリア語)
Charles:チャールズ(英語)
=Charles:シャルル(フランス語)
=Karl:カール(ドイツ語)
=Carlo:カルロ(イタリア語)
=Carlos:カルロス(スペイン語)
ココが今回のネタのキッカケとなったチャールズ国王とルクレールくんの共通点になります。イギリスでチャールズと呼ぶ名はフランスではシャルル、ドイツではイニシャルがCからKに変わりカール、イタリアではカルロ、そしてスペインではカルロスになるそうです。ん、待てよ。シャルルとカルロスが英語でいうチャールズに値するって、そうなったら現フェラーリドライバーの2人はイギリスに行くと2人ともチャールズになっちゃうの?!
ほー、君ら同名になっちゃうのね。初耳でした。この前は兄弟みたいにイジっちゃったけど、下の名前が同じならば兄弟にならないじゃん(笑)
もっと言えば、ふた昔前くらいのオーストリア人F1ドライバーにKarl Wendlinger(カール・ヴェンドリンガー)がいました。カールがチャールズのドイツ語読みならば、ルクレールもサインツもヴェンドリンガーもみんなチャールズということになるのか。
Ferdinand:ファーディナンド(英語)
=Ferdinand:フェルディナン(フランス語)
=Ferdinand:フェルディナント(ドイツ語)
=Ferdinando:フェルディナンド(イタリア語)
=Fernando:フェルナンド(スペイン語)
Frederick:フレデリック(英語)
=Frédéric:フレデリック(フランス語)
=Friedrich:フリードリヒ(ドイツ語)
=Federico:フェデリコ(イタリア語)
George:ジョージ(英語)
=Georges:ジョルジュ(フランス語)
=Georg:ゲオルグ(ドイツ語)
=Giorgio:ジョルジョ(イタリア語)
=Jorge:ホルヘ(スペイン語)
Henry:ヘンリー(英語)
=Henri:アンリ(フランス語)
=Heinrich:ハインリヒ(ドイツ語)
=Enrico:エンリコ(イタリア語)
=Enrique:エンリケ(スペイン語)
James:ジェームス(英語)
=Jacques:ジャック(フランス語)
=Giacomo:ジャコモ(イタリア語)
=Jaime:ハイメ(スペイン語)
1997年のドライバーズチャンピオンを獲得したジャック・ヴィルヌーブはカナダ人でもフランス語を主とする方です。英語でいうジェームスに該当。あまりジェームスって感じではないかなー(笑)やっぱりジャックが一番しっくりくる、というか慣れというか。
John:ジョン(英語)
=Jean:ジャン(フランス語)
=Johann , Johannes:ヨハン , ヨハネス(ドイツ語)
=Giovanni:ジョヴァンニ(イタリア語)
=Juan:ファン(スペイン語)
F1のジャンといえばフランス人のアレジ。ファンといえば、近年ではファン・パブロ・モントーヤでしょうか。モントーヤはコロンビア人ドライバーですが、コロンビアの公用語はスペイン語を使います。アレジとモントーヤのお名前は同じ。
Laurence:ローレンス(英語)
=Laurent:ローラン(フランス語)
=Lorenz:ローレンツ(ドイツ語)
=Lorenzo:ロレンツォ(イタリア語)
=Lorenzo:ロレンソ(スペイン語)
現代のF1におけるローレンスといえばストロールのパパ。すごーく昔のドライバーにはロレンツォ・バンディーニがいました。miyabikunは二輪競技はあまり詳しくありませんが、以前MotoGPで活躍したスペイン人チャンピオンのホルヘ・ロレンソならば知っています。3人とも同じ名前(ただしロレンソは姓)
Lewis:ルイス(英語)
=Louis:ルイ(フランス語)
=Ludwig:ルートヴィヒ(ドイツ語)
=Ludovico:ルドヴィーコ(イタリア語)
=Luis:ルイス(スペイン語)
昔、バッグブランドのルイ・ヴィトンの綴りは「ロイス」なのになぜ「ルイ」と読むのか疑問に思っていました。フランス読みだとルイスはルイになるんですね。ハミルトンがフランスに行くと「ルイ・ハミルトン」になるの?!高級バッグに高級腕時計!(笑)
ルートヴィヒの語尾「〜ッヒ」というのがドイツ語っぽいし、語尾が「〜ィーコ」となると確かにイタリアっぽくなりますね。
にほんブログ村
去る5/6にイギリスのチャールズ国王(前 皇太子)の戴冠式が行われました。miyabikun個人的には、過去にあれこれあってあまりいいイメージが無い方のですが(なんて書いたばかりに、国際指名手配とかにならないよね?パスポートは無くしていないから、ドバイとかに逃げておいた方がいい?!)これからはエリザベス女王に続いて「イギリスの顔」となっていかれるのでしょう。F1に顔を出したりもするのかな。その戴冠式の少し前、4/28にアップした「アゼルバイジャンGP予選予想」の時にmiyabikunこのブログでルクレールのことを珍しくファーストネームの「チャールズくん」と呼びました。我々日本人にはあまり想像付かないことですが、海外の名前は国によって様々な綴りや読み方に変化するものがあります。ルクレールの名前は日本において一般的にはフランス読みのCharles「シャルル」と呼んでいますが、綴りを読もうと思えば「チャールズ」と読めなくもない。今回は「国によって読み方が変わる人名についてみていこうと思います。
以下にアルファベットの頭文字順でよく聞くファーストネームを英語を基本に、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語を連ねていきます。カタカナで読み方も記していますが、当然ながら日本語でバチっと充てられないものもありますので、参考程度ということで。
Andrew:アンドリュー(英語)
=André:アンドレ(フランス語)
=Andreas:アンドレアス(ドイツ語)
=Andrea:アンドレア(イタリア語)
Arthur:アーサー(英語)
=Arthur:アルテュール(フランス語)
=Arthur:アルトゥール(ドイツ語)
=Arturo:アルトゥーロ(イタリア語)
Bernard:バーナード(英語)
=Bernard:ベルナール(フランス語)
=Bernhard:ベルンハント(ドイツ語)
=Bernardo:ベルナルド(イタリア語)
Clara , Clare:クララ , クレア(英語)
=Claire:クレール(フランス語)
=Klara:クララ(ドイツ語)
=Chiara:キアーラ(イタリア語)
Charles:チャールズ(英語)
=Charles:シャルル(フランス語)
=Karl:カール(ドイツ語)
=Carlo:カルロ(イタリア語)
=Carlos:カルロス(スペイン語)
ココが今回のネタのキッカケとなったチャールズ国王とルクレールくんの共通点になります。イギリスでチャールズと呼ぶ名はフランスではシャルル、ドイツではイニシャルがCからKに変わりカール、イタリアではカルロ、そしてスペインではカルロスになるそうです。ん、待てよ。シャルルとカルロスが英語でいうチャールズに値するって、そうなったら現フェラーリドライバーの2人はイギリスに行くと2人ともチャールズになっちゃうの?!
ほー、君ら同名になっちゃうのね。初耳でした。この前は兄弟みたいにイジっちゃったけど、下の名前が同じならば兄弟にならないじゃん(笑)
もっと言えば、ふた昔前くらいのオーストリア人F1ドライバーにKarl Wendlinger(カール・ヴェンドリンガー)がいました。カールがチャールズのドイツ語読みならば、ルクレールもサインツもヴェンドリンガーもみんなチャールズということになるのか。
Ferdinand:ファーディナンド(英語)
=Ferdinand:フェルディナン(フランス語)
=Ferdinand:フェルディナント(ドイツ語)
=Ferdinando:フェルディナンド(イタリア語)
=Fernando:フェルナンド(スペイン語)
Frederick:フレデリック(英語)
=Frédéric:フレデリック(フランス語)
=Friedrich:フリードリヒ(ドイツ語)
=Federico:フェデリコ(イタリア語)
George:ジョージ(英語)
=Georges:ジョルジュ(フランス語)
=Georg:ゲオルグ(ドイツ語)
=Giorgio:ジョルジョ(イタリア語)
=Jorge:ホルヘ(スペイン語)
Henry:ヘンリー(英語)
=Henri:アンリ(フランス語)
=Heinrich:ハインリヒ(ドイツ語)
=Enrico:エンリコ(イタリア語)
=Enrique:エンリケ(スペイン語)
James:ジェームス(英語)
=Jacques:ジャック(フランス語)
=Giacomo:ジャコモ(イタリア語)
=Jaime:ハイメ(スペイン語)
1997年のドライバーズチャンピオンを獲得したジャック・ヴィルヌーブはカナダ人でもフランス語を主とする方です。英語でいうジェームスに該当。あまりジェームスって感じではないかなー(笑)やっぱりジャックが一番しっくりくる、というか慣れというか。
John:ジョン(英語)
=Jean:ジャン(フランス語)
=Johann , Johannes:ヨハン , ヨハネス(ドイツ語)
=Giovanni:ジョヴァンニ(イタリア語)
=Juan:ファン(スペイン語)
F1のジャンといえばフランス人のアレジ。ファンといえば、近年ではファン・パブロ・モントーヤでしょうか。モントーヤはコロンビア人ドライバーですが、コロンビアの公用語はスペイン語を使います。アレジとモントーヤのお名前は同じ。
Laurence:ローレンス(英語)
=Laurent:ローラン(フランス語)
=Lorenz:ローレンツ(ドイツ語)
=Lorenzo:ロレンツォ(イタリア語)
=Lorenzo:ロレンソ(スペイン語)
現代のF1におけるローレンスといえばストロールのパパ。すごーく昔のドライバーにはロレンツォ・バンディーニがいました。miyabikunは二輪競技はあまり詳しくありませんが、以前MotoGPで活躍したスペイン人チャンピオンのホルヘ・ロレンソならば知っています。3人とも同じ名前(ただしロレンソは姓)
Lewis:ルイス(英語)
=Louis:ルイ(フランス語)
=Ludwig:ルートヴィヒ(ドイツ語)
=Ludovico:ルドヴィーコ(イタリア語)
=Luis:ルイス(スペイン語)
昔、バッグブランドのルイ・ヴィトンの綴りは「ロイス」なのになぜ「ルイ」と読むのか疑問に思っていました。フランス読みだとルイスはルイになるんですね。ハミルトンがフランスに行くと「ルイ・ハミルトン」になるの?!高級バッグに高級腕時計!(笑)
ルートヴィヒの語尾「〜ッヒ」というのがドイツ語っぽいし、語尾が「〜ィーコ」となると確かにイタリアっぽくなりますね。
Luke:ルーク(英語)
=Luc:リュック(フランス語)
=Lukas:ルーカス(ドイツ語)
=Luca:ルカ(イタリア語)
=Lucas:ルカス(スペイン語)
Mary:メアリー(英語)
=Marie:マリー(フランス語)
=Maria:マリア(ドイツ語)
=Maria:マリーア(イタリア語)
Michael:マイケル(英語)
=Michel:ミシェル(フランス語)
=Michael:ミハエル(ドイツ語)
=Michele:ミケーレ(イタリア語)
=Miguel:ミゲル(スペイン語)
この名もF1においては有名な変換。日本で多く呼ばれるミハエル(ミヒャエル)・シューマッハは英語圏ではマイケル・シューマッハになります。彼をマイケルと呼ぶ方もたまにいますよね。マイコー!
Paul:ポール(英語)
=Paul:ポール(フランス語)
=Paul:パウル(ドイツ語)
=Paolo:パオロ(イタリア語)
=Pablo:パブロ(スペイン語)
今度はパブロが出てきました。ポールのスペイン語読みになります。モントーヤを英語読みすると「ジョン・ポール・モントーヤ」になるのかな。モントーヤも英語式では違うものに変換されそう。
Peter:ピーター(英語)
=Pierre:ピエール(フランス語)
=Peter:ペーター(ドイツ語)
=Pietro:ピエトロ(イタリア語)
=Pedro:ペドロ(スペイン語)
フランス人のピエールといえば、現役でガスリーがいます。英語でいうピーターに該当。ペーターもいますね。スイス出身でザウバー(現 アルファロメオ)チーム創始者のペーター・ザウバー。ピエトロはなかなかレギュラードライバーになれないエマーソンの孫、ピエトロ・フィッティパルディがいますし、ペドロは90年代を代表する「ペイドライバー」ペドロ・ディニスや名前に「・」がいっぱいのスペイン人ペドロ・デ・ラ・ロサを連想します。ペドロ・デラロサではありませんよ、デ・ラ・ロサですからね!
Richard:リチャード(英語)
=Richard:リシャール(フランス語)
=Richard:リヒャルト(ドイツ語)
=Riccardo:リッカルド(イタリア語)
=Ricardo:リカルド(スペイン語)
現在F1浪人中のリカルドについて、リチャードやリチャルドと呼ばれているのは知っていますが、miyabikun昔もう一つ気になっていることがありました。
レッドブル在籍時代の2015年から16年の前半にチームメイトにダニール・クビアトがいました。ダニエルとダニールって綴りこそ違いますがどこか似ていませんか?!調べてみると、クビアトはロシア人ではありますが、ロシアの西側、東欧エリアのスラブ圏では「ダニエルがダニールに変化した」という経緯があるようです。ということは、当時のレッドブルは「2人のダニエルがいた」という解釈もできます。その昔、グループ内に「3人のセバスチャンがいた」ということもありましたね。たまたまだとは思いますが、希少な偶然。
Robert:ロバート(英語)
=Robert:ロベール(フランス語)
=Robert:ロベルト(ドイツ語)
=Roberto:ロベルト(イタリア語)
William:ウィリアム(英語)
=Guillaume:ギヨーム(フランス語)
=Wilhelm:ヴィルヘルム(ドイツ語)
=Guglielmo:グリエルモ(イタリア語)
=Guillermo:ギリェルモ(スペイン語)
フランス語にしても、ドイツ語にしても、イタリア語にしても、何だか「っぽい感じ」に変換されていますよね。下に並べた言語ほど、クセが強く出ている様にも感じます。
まだまだ調べればたくさんあると思いますが、F1や日常生活で耳にしそうな代表的なものを挙げてみました。言語によってこのような変化があるとわかっていれば、聞く人が聞けば、国籍を聞かずしても出身地や地方にあたりがつけられるというわけか。確かに日本の姓名に関しても地域性のあるものや、「なかじま」と書いても中島さんや中嶋さんがいたり「中島」と書いてもなかじまさんやなかしまさんがいるなど、結構奥深いものがありますよね。人名と地名は本当に難しい。
チャールズ国王がきっかけで思いついた今回のこの企画、調べてみて驚いたこともありつつ、なかなか勉強になりました。
でも今回一番驚いたのはやっぱり君ら2人かな。
まさか同じ名前だったとは、、。(断言はできませんが)
Luke:ルーク(英語)
=Luc:リュック(フランス語)
=Lukas:ルーカス(ドイツ語)
=Luca:ルカ(イタリア語)
=Lucas:ルカス(スペイン語)
Mary:メアリー(英語)
=Marie:マリー(フランス語)
=Maria:マリア(ドイツ語)
=Maria:マリーア(イタリア語)
Michael:マイケル(英語)
=Michel:ミシェル(フランス語)
=Michael:ミハエル(ドイツ語)
=Michele:ミケーレ(イタリア語)
=Miguel:ミゲル(スペイン語)
この名もF1においては有名な変換。日本で多く呼ばれるミハエル(ミヒャエル)・シューマッハは英語圏ではマイケル・シューマッハになります。彼をマイケルと呼ぶ方もたまにいますよね。マイコー!
Paul:ポール(英語)
=Paul:ポール(フランス語)
=Paul:パウル(ドイツ語)
=Paolo:パオロ(イタリア語)
=Pablo:パブロ(スペイン語)
今度はパブロが出てきました。ポールのスペイン語読みになります。モントーヤを英語読みすると「ジョン・ポール・モントーヤ」になるのかな。モントーヤも英語式では違うものに変換されそう。
Peter:ピーター(英語)
=Pierre:ピエール(フランス語)
=Peter:ペーター(ドイツ語)
=Pietro:ピエトロ(イタリア語)
=Pedro:ペドロ(スペイン語)
フランス人のピエールといえば、現役でガスリーがいます。英語でいうピーターに該当。ペーターもいますね。スイス出身でザウバー(現 アルファロメオ)チーム創始者のペーター・ザウバー。ピエトロはなかなかレギュラードライバーになれないエマーソンの孫、ピエトロ・フィッティパルディがいますし、ペドロは90年代を代表する「ペイドライバー」ペドロ・ディニスや名前に「・」がいっぱいのスペイン人ペドロ・デ・ラ・ロサを連想します。ペドロ・デラロサではありませんよ、デ・ラ・ロサですからね!
Richard:リチャード(英語)
=Richard:リシャール(フランス語)
=Richard:リヒャルト(ドイツ語)
=Riccardo:リッカルド(イタリア語)
=Ricardo:リカルド(スペイン語)
現在F1浪人中のリカルドについて、リチャードやリチャルドと呼ばれているのは知っていますが、miyabikun昔もう一つ気になっていることがありました。
レッドブル在籍時代の2015年から16年の前半にチームメイトにダニール・クビアトがいました。ダニエルとダニールって綴りこそ違いますがどこか似ていませんか?!調べてみると、クビアトはロシア人ではありますが、ロシアの西側、東欧エリアのスラブ圏では「ダニエルがダニールに変化した」という経緯があるようです。ということは、当時のレッドブルは「2人のダニエルがいた」という解釈もできます。その昔、グループ内に「3人のセバスチャンがいた」ということもありましたね。たまたまだとは思いますが、希少な偶然。
Robert:ロバート(英語)
=Robert:ロベール(フランス語)
=Robert:ロベルト(ドイツ語)
=Roberto:ロベルト(イタリア語)
William:ウィリアム(英語)
=Guillaume:ギヨーム(フランス語)
=Wilhelm:ヴィルヘルム(ドイツ語)
=Guglielmo:グリエルモ(イタリア語)
=Guillermo:ギリェルモ(スペイン語)
フランス語にしても、ドイツ語にしても、イタリア語にしても、何だか「っぽい感じ」に変換されていますよね。下に並べた言語ほど、クセが強く出ている様にも感じます。
まだまだ調べればたくさんあると思いますが、F1や日常生活で耳にしそうな代表的なものを挙げてみました。言語によってこのような変化があるとわかっていれば、聞く人が聞けば、国籍を聞かずしても出身地や地方にあたりがつけられるというわけか。確かに日本の姓名に関しても地域性のあるものや、「なかじま」と書いても中島さんや中嶋さんがいたり「中島」と書いてもなかじまさんやなかしまさんがいるなど、結構奥深いものがありますよね。人名と地名は本当に難しい。
チャールズ国王がきっかけで思いついた今回のこの企画、調べてみて驚いたこともありつつ、なかなか勉強になりました。
でも今回一番驚いたのはやっぱり君ら2人かな。
まさか同じ名前だったとは、、。(断言はできませんが)
にほんブログ村