F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:第15戦

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シンガポールGPの決勝終了からだいぶ時間を要してしまいました。カラダは半分ロシアの方を向いている頃ですね。皆さん既にレース内容と結果はご存知かと思いますので、今回の観戦記はポイントをいくつか挙げ、長い長いレースの備忘録のような形で記しておきたいと思います。

《スタートでみた執念》
上位メンバーのスタートは混乱もなくスムーズでしたね。3戦連続のポールポジションを獲得したルクレールが涼しげな顔をして逃げ、スタート順位通りに続いていきました。個人的に注目したのは奇数側3番手のスタートとなったベッテルでした。予選の取り組みも比較的調子よく入れたベッテルは果敢に2番手ハミルトンに食らいつき、隙を伺う様子を見て取れました。
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毎年チャンピオン候補に挙げられつつも自身のミスや戦略の脆弱さもあって、シーズン中盤に散らかってしまうベッテル。
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特に今年はチームメイトに若くしたたかなルクレールを迎え、最速と目されるマシンに乗りつつも、序盤から不調に陥り「ベッテルは既に賞味期限切れ」「フェラーリのエースの座を明け渡した」と囁かれるようになりました。
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しかしながら、今回の予選やスタート直後の走りを見る限りではベッテルはまだ走れる、どうにか負のループから抜け出したいという意気込みを感じました。現時点で2019年のチャンピオン獲得はほぼ絶望的にありますが、レースもチャンピオンシップも「先行逃げ切り」から「賢く冷静にライバルの隙をつく走り」に切り替えて復調を願いたいと思いました。誉めれば伸びるチャンピオン経験者。そしてベッテル自身も誉められるような貫禄を身に付けてほしいですね。

《パッシング職人健在》
自ら昨年まで在籍した「勝てる」トップチームのシートを捨て「勝ちまで遠い」ワークスチームへの移籍を選んだリカルド。案の定、今シーズンは優勝はおろか表彰台にも手が届かず、マシントラブルにも見舞われて中団でレースをするようになってしまいました。先述のベッテルとは異なる形で株を下げ、持ち味のビッグブレーキからのパッシングも目立たないで過ごしていました。この予選は違反が見つかり最後尾からのスタートとなりますが、それで吹っ切れたのか序盤で「リカルドらしい」反則スレスレで強引なパッシングをいくつもみることができましたね。
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スタートダッシュもよく、ラッセルのフロントウィングに悪さをしつつも、1周目で4台抜き。
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レーシングポイントのストロールはインから。
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10周目に立ち上がりのスピードを活かして旧友クビアトを仕留めていきます。抜き辛いシンガポールでこうスパスパとリカルドらしいパッシングがみられてよかったです。ドライバー・オブ・ザ・デイ候補か?!ただ中盤34周目にアルファロメオのジョビナッツィをインからさす際、タイヤ同士が触れ合って
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自身は弾み、ジョビナッツィはあわやウォール行きに。抜いたけど、少し減点。チームは予選で粗相したことを悔やんだでしょう。

《チームの「色」と戦略の是非》
トップ勢はたった1回キリと思われるタイヤ交換までに近からず遠からずのギャップでマッタリし始めています。おきまりセーフティカー発動にピッタリ合わせたいですが、序盤は比較的平和で発動の気配無し。
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ここで20周目に先陣を切ったのは3番手ベッテルと4番手フェルスタッペンがハードタイヤに履き替え。
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ベッテルが後退し、ハミルトンがルクレールに急接近し始めた翌21周目にルクレールを呼び込みます。
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ところがピットアウトすると、1周前に交換を終えた暫定7位のベッテルが前となり、ポール発進で特に落ち度もなかったルクレールはアンダーカットされてしまいました。どこかで入れ替えの対応をすれば結果オーライとなりますが、これがフェラーリの狙いかはたまたアクシデントか。綺麗なレース展開を作るのが上手くないフェラーリです。
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本当にこれが正解?!だ、大丈夫ですか?

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モヤモヤするトップに続くメルセデスもすんなり綺麗にはいきませんでしたね。ハミルトンより先に23周目にタイヤ交換を終えたボッタスは25周目にファステストラップを記録してフェルスタッペンから4.37秒後方、アルボンの2.32秒前の位置にいます。ところがここでチームはボッタスにペースダウンを指示しています。それはなぜなら、27周目にハミルトンがピットに入り、ボッタスがそれをアンダーカットしてしまうから。
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ボッタスは従順に指示に従い、ハミルトンとの順列を守る。来シーズンも気持ちよく最速チームに乗れるという契約もありますしね。フェラーリはポールスタートのルクレールがモヤモヤする戦略。メルセデスは速く走れたはずのボッタスがモヤモヤする戦略を採りました。誰かを立てれば誰かが犠牲になるリスクはあります。F1は個人競技であり、チーム競技でもあるため、ドライバー、チーム、そしてファンの想いなど、全員が納得する戦略を採ることは難しいです。良し悪しはシーズンが終わる頃「数字として」現れてくるでしょう。
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《セーフティカーありきのレース》
市街地サーキットにつき物なのはセーフティカーです。発動するのはトラブルか事故が発生した時であり、無くて済むなら円滑なレースが展開されるし、発動されれば近年色濃くなってきた「動きの少ないレース」のいいスパイスにもなります。レース序盤は平和に進行して出番はありませんでしたが、中盤の35周目にその出番が訪れます。ストレートの中腹外側にウィリアムズのラッセルが取り残されています。原因は?!
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グロージャンとの絡みでした。アウトから仕掛けたグロージャンとイン側ラッセルが突っぱねて
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グロージャンにウォールへと誘導される。何か起きるところにハースあり(笑)これで遅くても皆勤賞のウィリアムズ一台が「怪我による早退」を強いられました。
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2度目の発動は43周目のペレス。外傷はみられないものの、ハザードも点けずに路上駐車。
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3度目は2度目のセーフティカー退去から間もない50周目の巨匠でした。クビアトにインをさされたのがうかつだったか
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そのままくっついたままコース外へ道連れして、左フロントを骨折。巨匠にしては間抜けなリタイヤでしたね。
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中継中にフジテレビNEXTの解説陣も話していましたが、市街地サーキットでもモナコはここよりも狭隘で限られたスペースの中、非常に効率的に事故処理が行われます。市街地サーキットはなかなか重機の設置などで制約もあるかと思うのですが、トラブルや事故の際にそれに手間取ってセーフティカーが増えてしまうのもどうかと思います。近年ではビアンキの事故もありましたのでレース中の重機の位置や扱いも慎重に行う必要があります。せっかく通りを封鎖して行っているのだから、袋小路のエスケープゾーンを各所に設置して、なるべくバーチャルセーフティカーで処理が済むくらいでレースが進行ができれば、セーフティカー頼みにならず、レース時間が少しでも短縮するのではないかと思います。

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フェラーリ間でフォーメーションが行われるのかなと思っていましたが、何もなくそのままベッテルが1年振り優勝となりました。無線でキャンキャン叫ぶかと思いきや、意外と冷静。大人になったのね(笑)

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《決勝結果》
   1 ベッテル              (フェラーリ・F)
   2 ルクレール   (フェラーリ・F)
   3 フェルスタッペン(レッドブル・H)

時間が目一杯かかるシンガポールは歴代退屈なレースになりがちですが、今シーズンは多少なりとも楽しめたのではないかと思います。

《ファステストラップ》
   マグヌッセン(ハース・F)1分42秒301
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
   ベッテル  (フェラーリ)

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
   ベッテル  (フェラーリ)

序盤はリカルドも候補にありましたが、少々やけっぱちな強引パッシングでジョビナッツィをヤりかけてしまったので落選。首をかしげたくなる珍優勝ではありますが、ようやくフェラーリの「本エース」が1勝を挙げました。このシンガポールでの好調が以降どこまで続くか、どこで強みをみせるか定かではありませんが、まだルクレールに完敗してしまうには早い!ノリノリに戻って残り6勝を目指して頑張ってもらいましょう。

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《第15戦シンガポールGPのポイント》
・手違いもチームとしては3連勝オーライ
・レッドブルグループは静かにシンガポールを後に
・セーフティカーは出ないに越したことはない
・シンガポールは相変わらず、長ーい!

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いいですねーワインを片手にF1を観る。オツです。miyabikunはスパークリングワインを口にして観戦してみたいな。家でなら出来るって?!(笑)予選を前に、先日2人目のお子さんが誕生したレーシングポイントのペレスがギヤボックス交換のため5グリッド降格が決まっています。

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シンガポールはフェラーリよりレッドブルでしょうという大方の予想を覆し、Q1の1本目からフェラーリがアタマを獲ってきます。それも2戦連続のポールトゥウィンできているルクレールが前。
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ベッテル形無し。
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一方でフェラーリのみならずフェルスタッペンにも先行されたメルセデスの1本目はミディアムタイヤでのアタックでした。2本目はソフトに履き替え、ライバルより一足早くトラックインして、二人占め。
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そしてハミルトンではなくボッタスがドーンと一発!やっぱりフェラーリに3タテ食うわけにはいきませんよね。
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フリー走行3回目でエンジンを旧バージョンに戻したクビアトはガスリーに大きく水を開けられ15番手。その後トラックコンディションがよくなりペレスに抜かれて結果16番手でアウト。最近のクビアトって、そもそもの予選がよくないんだよなぁ。
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Q2で先陣を切ったハミルトンは今度は初めからソフトでアタックし、1分37秒を切るところに到達してきました。牙を剥くかメルセデス。
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ところがルクレールはQ2に入っても衰える事なくハミルトンを上回り1分36秒台に入れてきます。あれ、シンガポールってレッドブルが期待できそうだったのでは?!なかなか上位に顔を出してきませんね。
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シンガポールで恐るのはコレです。来月またmiyabikunの1つ先輩になられる巨匠自らが手本を。
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火花まで出しちゃう。
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ホイールでウォールの表面を削ぎ取って帰ってきました。ホイールを割るまでには至らない巧みさ(笑)ただしタイムはここまで。ジョビナッツィと共にQ2でお終い。ガスリーもお終いでトロ・ロッソは結局Q3進出ならず。予想から大きく外れていく。。
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Q3はルクレールを従えてベッテルが前をいく。そろそろ先輩の意地を見せてもらいたいですね。
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最終でウォールをナメてタイムをロスしましたがセクター1、2で最速を記録し、ベッテルがまず今日一番のタイムでライバルを待ちます。
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ハミルトンの1本目はベッテルの1秒落ち。
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ルクレールも0.35秒落ちで、今日こそベッテルの日か?!2本目でとどめを刺したい。
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しかし今度はタイム更新がみられず、最後は諦めてピットへ。後続のルクレールが最速セクターを記録して差を詰めてきました。
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ルクレールが更新!ハミルトンもベッテルを上回って流れはアジアに来てもルクレールのまま。

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《予選結果》
   1 ルクレール(フェラーリ・F) 1分36秒217
   2 ハミルトン(メルセデス・M)1分36秒408
   3 ベッテル   (フェラーリ・F) 1分36秒437

《予想との答え合わせ》
今回も上位から大外ししましたね。6番手アルボン、19番手ラッセル、20番手クビカ。3つ。ウィリアムズがいつも通りだったので命拾いしました。ハミルトンがポールでなかったのは幸いでしたが、まさかのフェラーリが来て、レッドブルとトロ・ロッソが思いの外パッとしませんでしたね。

《Q3トップのルクレールとの差》 
 メルセデス(ハミルトン)が0.2秒落ち
 フェラーリ(ベッテル)も0.2秒落ち
 レッドブル(フェルスタッペン)は0.6秒落ち
 マクラーレン(サインツ)が1.6秒落ち
 ルノー(リカルド)が1.9秒落ち
 レーシングポイント(ペレス)は2.4秒落ち
 アルファロメオ(ジョビナッツィ)が2.5秒落ち
 トロ・ロッソ(ガスリー)も2.5秒落ち
 ハース(マグヌッセン)は3.4秒落ち
 ウィリアムズ(ラッセル)は4.7秒落ち

今回の予選はフェラーリ内での争いにハミルトン一人が食い込み、少し離れてフェルスタッペンとボッタスが続くような順列となりました。マクラーレンの若い2人がルノーを差し置いて4番手チームの位置を確立しています。来シーズンも「ケンカ上等」の布陣を発表した「黒みの強い」ハースは完全に中団戦線から脱落ですね。

《miyabikunのドライバー・オブ・ザ・デイ》 
    ルクレール(フェラーリ)

まさかフェラーリがここまでやると思いませんでした。感触のよいベッテルを軽々と上回って、ますますフェラーリのエースの座を手繰り寄せていくルクレールにあげます。

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《決勝の表彰台予想!》
   1 ルクレール(フェラーリ・F)
   2 ベッテル    (フェラーリ・F)
   3 ハミルトン(メルセデス・M)

決勝のロングランは果たしてどうなることやら。今シーズン勝ちに恵まれなかったフェラーリはコツを覚え出したルクレールで連勝街道を続けられるか?!フェルスタッペンがおとなしいレースはフェラーリのワンツーで「無駄な抵抗」を続けてほしいです。

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決勝観戦記はmiyabikunの私用のため日曜観戦が出来ず、月曜夜中から火曜日頃のアップになると思います。予めご了承下さい。

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2019年シーズンも残り1/3となりました。少しずつではありますが、2020年シーズンの各シートが埋まりつつあります。今シーズンほど大幅な異動はないものの、F1を去る者などもちらほら出始めました。チャンピオン争い、ランキング争いにも注目しつつ、残り7戦の勇姿を見届けてあげたいですね。
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《シンガポールGPの基本情報》
    マリーナ・ベイ市街地サーキット
        全長           :5.063km×61周=計308.843km
        コーナー数:23箇所
        高低差       :5.3m
        DRS区間数:3箇所
        母国GP      :なし

《シンガポールGPの個人的印象》
 ・ナイトレースがさらなる優雅さを演出
 ・バンピーならではの火花が全開!
 ・直角に直角と市街地らしい市街地サーキット
 ・速度が遅く、完走に時間いっぱいかかる

コースレイアウトは変わらずの5.063kmですが、今シーズンはターン13「マーライオン・ヘヤピン」から交差点を鋭角に右折するターン14の間、エスプラネード・ブリッジのストレートもDRS作動可能区間に追加されました。ヘヤピン手前で検知します。タイトコーナーの飛び込みでパッシングが増えるといいのですが、接触やクラッシュのリスクも高くなりますので注意が必要です。

《過去5年のポールポジション》
    2018年 ハミルトン(メルセデス)
                1分36秒015
    2017年 ベッテル    (フェラーリ)
                1分39秒491
    2016年 ロズベルグ(メルセデス)
                1分42秒584
    2015年 ベッテル   (フェラーリ)   
                1分43秒885
    2014年 ハミルトン(メルセデス)
                1分45秒681

《ポールポジションレコードタイム》
    2018年 ハミルトン(メルセデス)
                1分36秒015(一周5.063km)

《現役ポールポジション獲得者と回数》
(★はその年のチャンピオン)
    4回 ハミルトン(2009,12,14★,18★)
   ベッテル   (2011★,13★,15,17)

現役のポールポジション獲得者はたったの2人。スーパーチャンピオンのみに絞られます。それもがっぷり4回ずつ。チームはメルセデスとフェラーリが交互に獲ってきているわけで、今シーズンはフェラーリのターンと言いたいところですが、お世辞にも厳しそう。毎年ココを比較的得意としているチーム、または最終セクターの低速エリアで力を発揮しそうなところが台頭してきそうです。

《過去5年の優勝者》
    2018年 ハミルトン(メルセデス)
    2017年 ハミルトン(メルセデス)
    2016年 ロズベルグ(メルセデス)
    2015年 ベッテル   (フェラーリ)
    2014年 ハミルトン(メルセデス)

《現役歴代優勝者 回数》
    4回 ハミルトン(2009,14★,17,18★)
   ベッテル   (2011★,12★,13★,15)

優勝経験者もポールポジションと同じ2人がこちらも同じ回数ですね。今まではレッドブルが得意、ベッテルが得意で続いてきていたところが、現パワーユニットになってからは完全にメルセデスの領地と化しつつあります。パワーのメルセデスのはずが、今シーズンは低速コーナーも貼り付くように速く走るようになりましたので、気温さえ極端に上がらなければ弱みはほぼ克服されたようなもの。恐ろしやー。

《過去5回のファステストラップ獲得者》
    2018年 マグヌッセン(ハース)
    2017年 ハミルトン    (メルセデス)
    2016年 リカルド       (レッドブル)
    2015年 リカルド       (レッドブル)
    2014年 ハミルトン    (メルセデス)

《現役ファステストラップ獲得者 回数》
    2回 ハミルトン          (2014★,17★)
          リカルド              (2015,16)
    1回 ライコネン          (2008)
          ヒュルケンベルグ(2012)
          ベッテル              (2013★)
          マグヌッセン       (2018)

歴代現役のファステストラップ獲得者はいつもの面々に加えヒュルケンベルグとマグヌッセンも入ってきます。この2人は時として速さをみせるベテランですね。2人はタイプは違えど、どこかが惜しい。ヒュルケンベルグは来年どうするんでしょう。いよいよお払い箱か?!

《使用されるタイヤコンパウンド》
    赤:ソフト  (C5)
    黄:ミディアム(C4)
    白:ハード  (C3)

この前のイタリアGPのようなクソ予選にはならないはずです。生半可な気持ちで取り組めば、マーライオンの餌食になるぞ!

《シンガポールGPの個人的予選予想》
〜Q1〜
 20.クビカ                 (ウィリアムズ)
 19.ラッセル              (ウィリアムズ)
 18.マグヌッセン       (ハース)
 17.グロージャン       (ハース)
 16.ストロール          (レーシングポイント)
〜Q2〜
 15.ライコネン          (アルファロメオ)
 14.ペレス                 (レーシングポイント)
 13.ジョビナッツィ   (アルファロメオ)
 12.ヒュルケンベルグ(ルノー)
 11.リカルド              (ルノー)
〜Q3〜
 10.クビアト              (トロ・ロッソ)
   9.ノリス                  (マクラーレン)
   8.サインツ              (マクラーレン)
   7.ガスリー              (トロ・ロッソ)
   6.アルボン              (レッドブル)
   5.ルクレール          (フェラーリ)
   4.ベッテル              (フェラーリ)
   3.ボッタス              (メルセデス)
   2.フェルスタッペン(レッドブル)
P.P.ハミルトン          (メルセデス)

と予想してみました。レッドブルおよびホンダ、フェルスタッペンファンの方々、すみません。毎度のことながら、フェルスタッペンの見せ場は予選より決勝に取っておきたいのです。彼には決勝で暴れてもらいましょう!ならばとボッタスが来てくれれば何よりですが、ソツがなくともいい意味でも悪い意味でも地味過ぎ。というわけで意には半しつつもキングを定位置におさめました。
フリー走行の順位に過ぎませんが、アルボンとガスリーは同じエンジン、同じグループのマシンとはいえ差が歴然と出ています。300戦練磨のチャンピオン経験者ライコネンとて、昨年のトップチームマシンと比較してもだいぶ順位が落ちます。やっぱりマシンの要素って大きいんだなということを知らしめられますね。そんなアルファロメオは「予選だけは」そこそこ走るジョビナッツィを立てました。彼で恐れるは「決勝で何かを発令させるんじゃないか」ということ。最近はレースを左右するオイシいところを押さえる傾向がある。
終盤7戦はフェラーリに代わってレッドブルグループにメルセデス狩りを託しましょう。そして日本GPまでにボルテージを存分に高めてもらいましょう。

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いつ見ても綺麗な夜景です。日本にもいくつかの大都市はあるけど、ここまできらびやかな都市はないと思います。日本にはあまり見ない青や赤のライティングが映えます。F1開催時以外もこの様な色使いで彩られているのでしょうか。香港や台湾でF1が開催されても面白そうですね。

予選は圧勝だったハミルトン、すぐ後ろには何かしでかしそうな2人が続きます。昨年のこともありますからね、シンガポールはスタート大事。
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ベッテルが加速良くフェルスタッペンに並びかける。おいおい、お利口にしてくれよ
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お利口に、お利口に。怖い怖い!
しでかしたのは前の2人ではなく、同じ色ピンクの2人でした。
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ターン3をアウトからクイックに切り込むオコンにペレスは気付かなかったか気付かぬふりをしていたか、タイヤで押し出す。
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ウォールにガツン。オコン終了。当然黄旗が出ます。どうしても早めに前に出たいベッテルは黄旗区間外でフェルスタッペンをさす。
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抜いたところでセーフティカーが発動されます。チャーリー・ホワイティングは間合いを見計らいましたね。

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4周目にセーフティカーが退去し、しばらく順位変動は無くハミルトン以下1秒程度の間隔でマッタリとレースが進行しています。12周の時点でハミルトンの1.6秒後方にベッテル、その1.2秒後方がフェルスタッペンとなっています。抜けないサーキット、保たないハイパーソフトタイヤの延命もあってレースペースをコントロールするハミルトンは13周目から徐々にペースアップ。タイヤを使い切るのか揺さぶり始めました。
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14周目はベッテルと2.9秒、そこからフェルスタッペンは2.3秒とみるみるうちに離れていきます。これで離されたら、またハミルトンに逃げを打たれる。ファステストラップを築くハミルトンを横目にベッテルは15周目にハイパーソフトを捨てて、一段階硬いウルトラソフトへチェンジしていきます(させられた感じかな)残り46周から考えると、タイヤは保ちそうにありません。
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一方ハミルトンは翌16周目に最も硬い「ソフトタイヤ」を選択して、これならフィニッシュまで走り切れるということで、戦略が分かれました。ピットアウトしても変わらずハミルトンが前となり、アンダーカットならず。
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それどころか速いけど遅いペレスに蓋をされています。あと1回分ピットに入らなきゃいけないのにこれは厄介ですね。同一周回だから自力で抜かなきゃならないし、メルセデスエンジンユーザーだし。気を付けないとまたタイヤで押し出されちゃう。
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18周目はフェルスタッペンがハミルトンと同じソフトタイヤ選択。えっとどこで戻ろうかな。
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あは、ベッテルの前で復帰できちゃった、あはは。せっかくセーフティカー前に自力でパスしたベッテルは、ピットアウトのタイミングとタイヤチョイスでペレスに引っかかり、ハンデを負う形となっています。これはチームのミスです。勝たせるどころか負ける方に促しているかのよう。この辺が「フェラーリ」

そのフェラーリに来年からドライブすることを発表したルクレールはこちらもレッドブル入りを決めているガスリー と前哨戦を繰り広げています。
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ハイパーソフトタイヤスタートをチョイスした上に先輩達より長い26周も引っ張らされて、タイヤがキツーい!
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こちらはフェラーリ組がレッドブルグループを凌駕しています。頑張れ若手!

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レース中盤の29周時点の順位変動はこんな感じです。リカルドは28周までタイヤを保たせるも順位は変わらず、三強の上位6人は予選時のまま。結果もこのまま変わらずでしたね。雨がパラつこうがシンガポールは抜けないし予選とスタートが決め手であることが明らかです。


退屈なレース内容の中には「イジリどころ」もいくつかありましたね。
①スタートで相方を殺めたペレスVSソフトタイヤに履き替えてマイペースながら1ピットストップで連続入賞を図りたいシロトキン
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ベッテルと同様のウルトラソフトタイヤを履いてるため、もう一度タイヤ交換が必要で飛ばしていきたいペレスは何ラップも攻防が続き、シロトキンにイライラ。
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もう我慢ならない。いく!近付き一言言いたい?!
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接触して両者負傷。ペレスはドライブスルーのペナルティのオマケ付き。これはやりそうだな、いつかやるんじゃないかと思った矢先にやりました。久々に荒れペレを見れて懐かしかった(笑)

②25年前ならレース後のハミルトンにぶん殴られたであろうグロージャンVSシロトキン
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またシロトキン絡みです。①で負傷したため順位を落としたシロトキンは最近速さをやっと活かし始めたグロージャンに煽られています。
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後ろから先頭集団のハミルトン、フェルスタッペンが1.2秒以内に近付いてきますがグロージャン譲りません、シロトキンを抜くまでは。
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シロトキンは観念したのか空気を読んだかスロットルを緩めていますが、グロージャンは勝ったナリよ!(以下一部修正)ただこれは荒れグロがシロトキンより先に速やかに前を譲る必要がありました。グロージャンにはもれなくハミルトンから5秒ピットストップペナルティが贈呈されます。このシーンを観た時、前に振り返った1993年の日本GPでセナに立ちはだかるヒルとアーバインを思い出しました。あの時のセナはかなり怒ってましたね。このレース何かと目立つシロトキンへはその後ハートレイをウォールギリギリまで圧縮しそうになった件でペナルティが下っています。せっかくヘボいマシンで苦手系サーキットを頑張っていたのに惜しかったですね。

とまあ、後ろの方で微罪があろうが判断ミスがあろうが、予選で前に出てしまえば、決勝は手の上で転がせるわけです。
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《決勝結果》
   1 ハミルトン           (メルセデス・M)
   2 フェルスタッペン(レッドブル・TAG)
   3 ベッテル              (フェラーリ・F)

 13 ガスリー              (トロ・ロッソ・H)
 17 ハートレイ          (トロ・ロッソ・H)

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《ドライバーズランキング》
   1 ハミルトン           (メルセデス・M)    281
   2 ベッテル              (フェラーリ・F)     241
   3 ライコネン           (フェラーリ・F)     174
   4 ボッタス              (メルセデス・M)    171
   5 フェルスタッペン(レッドブル・TAG)148

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《第15戦シンガポールGPのポイント》
・シンガポールは予選でしっかり決めてしまおう
・ドライバーでなくチームの判断が勝敗を決める
・抜きたくても抜けないのがシンガポール
・速いのが来たら譲らなきゃ後で痛い目に遭う

ハミルトンとベッテルの差が40に離れました。これにより、仮に残り6戦でベッテルが全勝する以外は自力チャンピオンの望み絶たれます。逆を言えば、ハミルトンはあと一つ優勝することでベッテルの自力チャンピオンを絶つことができます。次はどちらかというとメルセデスが得意そうなロシアです。

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着々と2019年シーズンに向けたシートが埋まり始めましたね。ルクレールやガスリーといった次世代を担う若手は着実にステップアップを果たす一方で、miyabikun期待の若手の一人、オコンのメルセデス縛りは解かれることは無く、未だに決まらずにいます。先日メルセデス傘下で惜しくもシートを喪失したウェーレインの契約を終了する報道がなされましたが、これには何か意味が込められているのでしょうか。下位チームのシートを残したままアジアラウンドに入ります。

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フリー走行は好位置につけたフェラーリをはじめ、多くのチームがハイパーソフトタイヤを選択する中、メルセデスの2台はウルトラソフトでQ1にチャレンジしています。タイムはイマイチ伸びずに淡々とラップを重ねて、フリー走行みたいだ。決勝の履き心地を想定しているのかな。前戦イタリアでダブル入賞を果たすも、シンガポールでは予想通り苦悩し続ける名門チーム副代表の眉間のシワはこちら。違った、Q1の結果。ロングランをこなしたボッタスは12位、ハミルトンに至っては14位でした。惜しい!(笑)
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Q1とは打って変わってQ2は、フェラーリがウルトラソフト、メルセデスはQ1のタイム差を見ての判断かハイパーソフトを選択しています。フェラーリはメルセデスほどタイヤ差は大きくないとみたか決勝時を目論み、戦略を変えてきています。
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 1本目を終えるとクリアラップを取れずに諦めたライコネンはともかく、ベッテルまでもフォース・インディアやルノー2台にも食われてウルトラソフトのフェラーリ惨敗。こりゃダメだな。メルセデスも証明してくれたように、さすがのフェラーリとはいえハイパーソフトとの差は大きそうですね。ハイパーソフトならとライコネンが健全なタイムを記録してQ2結果はこちら。サインツ、ルクレール、ガスリーの移籍組、引退アロンソがこれにて店じまい。ベッテルはイマイチ。
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 1分36秒015?!Q3の1本目からハミルトンが今までのフリー走行や過去の最速ラップは何だったのと疑いたくなるようなスーパーラップを叩き出しやがりました。あとほんの少しで35秒台じゃん、ケタ違いだ。
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最大のライバルであるベッテル比でも得意傾向にあるセクター1も上回り、こうなるとフェラーリは完全に太刀打ちできない。トップ3のメンバーはまあ予想の範疇ではありましたが、順番は違う。シンガポールでもこんなのやられたら、予想やら統計などクソでも無い。まことにあっぱれです。
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《予選結果》
   1 ハミルトン            (メルセデス・M)   1分36秒015
   2 フェルスタッペン(レッドブル・TAG)1分36秒334
   3 ベッテル               (フェラーリ・F)    1分36秒628

《予想との答え合わせ》
6番手リカルド、17番手ハートレイ、18番手バンドーン、19番手シロトキン、20番手ストロール。1/4にあたる5人は当たりましたが相変わらずの1つ違いも多いし、腑抜けやら後ろばかり当たっても嬉しくもなんとも無いのだ。シンガポールでない、いつも通りの結果に対してmiyabikunはフランク・ウィリアムズばりに開いた口が塞がりません。

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《Q3トップのハミルトンとの差》 
    レッドブル(フェルスタッペン)が0.3秒落ち
    フェラーリ(ベッテル)は0.6秒落ち
    メルセデス(ボッタス)が0.7秒落ち
    フォース・インディア(ペレス)は2.0秒落ち
    ハース(グロージャン)が2.3秒落ち
    ルノー(ヒュルケンベルグ)は2.5秒落ち※
    マクラーレン(アロンソ)が2.6秒落ち
    ザウバー(ルクレール)は2.7秒落ち
    トロ・ロッソ(ガスリー)が3.6秒落ち※
    ウィリアムズ(シロトキン)は5.3秒落ち
    ※は最速タイム算出

ハミルトンが叩き出した異次元のタイムに対して、フェルスタッペンはこれでもよく食らいついていったと思います。文句は言ってもそれなりに結果も出してきます。ただどうしてもポールポジション獲得のお許しが下されません。フェラーリは完敗でしたね。有利、好調という前評判の上で0.6秒も離されてしまうのは致命的です。

《決勝の表彰台予想!》
   1 フェルスタッペン(レッドブル・TAG)
   2 ハミルトン          (メルセデス・M) 
   3 ベッテル             (フェラーリ・F)

《トロ・ロッソの決勝順位予想!》
 12 ガスリー    (トロ・ロッソ・H)
 15 ハートレイ (トロ・ロッソ・H)

いいかフェルスタッペン、キング討伐はお前がヤるんだ、いいな?キングは無理することはないだろう。あくまでお利口にかつアクティブに攻めてほしい。相手はベッテルではない、キングだ、頼んだぞエース!
今ハミルトンとベッテルのポイント差は30です。このレースでベッテルがノーポイントで終える様なことがあると、ハミルトンと42ポイント差、つまりハミルトン4位フィニッシュでドライバーズチャンピオンが決定してしまう段階まで来てしまいました。本来であれば今後7戦全てにおいてベッテルは優勝、少なくてもハミルトンの前でフィニッシュしなければなりませんのでそれが絶対条件です。あの予選ラップを見せつけられてしまうと、逆転を求めるのはリスキー過ぎるため、自爆も接触も辞さない姿勢のフェルスタッペンに期待したいと思います。
フェラーリと同様にまあまあイケるだろう前評判と裏腹にトロ・ロッソも消化不良気味なフリー走行と予選となっています。苦手と思われたイタリアがそこそこ良くて、シンガポールではパッとしない、どんな風の吹き回しなんでしょうか。すごく読みの難しいチームです。

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