F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:新車

なにナニ、親分が失脚しただと?!イジりやすいチーム代表がいなくなっちゃったではないかー。チーム創設時から代表を担っていたギュンター・シュタイナーに代わり、今シーズンから日本人の小松礼雄がチーム代表に昇格しました。気合いのチームから、利口な戦略とマシン作りに向いてくれるかの期待が寄せられます。ハースVery First-24になります。

《設計》
 アンドレア・デ・ゾルド
(シモーネ・レスタ)

《外見》
ハースのカラーリングは毎年赤、黒、白の3色を基本色とし、少しずつ変化しています。今シーズンはどんな遣い分けになるか。
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おーなるほど。今シーズンは黒ベースですな。ハースらしいものでカッコはいいが、ちょっとガチャガチャしていて重たいかな。miyabikunはVF-23の方が好みです。
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サイドポンツーン開口など、ザックリ見る限り先日のフェラーリSF-24に似ています。が、サイドポンツーンの高さや張り出し具合、天端の窪みなどが無いことなど、大柄でシンプルな造形に見えます。
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アンダーカットに白いラインが入っているのが有難い。
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上から。黒のシェアが多いですね。今シーズンのチームカラーは引き続き黒でよさそうだな。
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ハースは他よりもカット多めにお送りしています。珍しい真後ろからのカットになります。とはいえ、エキゾースト周りやディフューザーは真っ黒過ぎて何が何だかわかりませんが。見た目だけなら速そうなんだけどなぁ。

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《シャシー》
 VF-24
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:798kg
 最大燃料搭載量:110kg
 ブレーキキャリパー:
 ブレーキディスク、パット:
 サスペンション フロント:プッシュロッド
          リヤ :プルロッド
 ホイール:BBS
 タイヤ:ピレリ

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《エンジン》
 フェラーリ 066/12
  V型6気筒・バンク角90° シングルターボ
 排気量:1,600cc
 ICE最高回転数:15,000rpm
 MGU-K最大回転数:50,000rpm
 MGU-H最大回転数:125,000rpm
 最大出力: - 馬力+120kW(非公開)
 燃料・潤滑油:シェル

《ドライバー》
 No.27 ニコラス・ヒュルケンベルグ(ドイツ)
 No.20 ケビン・マグヌッセン(デンマーク)

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ラインナップは変わらず、ヒュルケンベルグとマグヌッセンの渋々ベテランコンビです。ちゃんと調べていないけど、平均年齢は最年長チームなのかな。表記の順列は昨シーズンの獲得ポイントの上位を優先し、ヒュルケンベルグを上にしています。年齢もキャリアも身長もヒュルケンベルグの方が高いもんね(笑)

スーパーサブとして重宝され、昨シーズンから久々のレギュラードライバーに昇格したわけですが、ハースのマシンに乗っても予選一発の速さは錆びついておらず、さすがの一言でした。陸上競技でいう完全なスプリンター、短距離選手です。miyabikunも学生時代6年間は陸上競技部で短距離をやっていたのでよく分かりますが、短距離選手は中距離はともかく、長距離がてんでダメでした。ヒュルケンベルグも同じく長距離(決勝レース)がイマイチ。走れば走るほど息が上がっちゃって乳酸が溜まるかのごとくズルズル後退してしまうんですよね。生身の身体で走るわけでも無く、マシンを介しているのにね。ただヒュルケンベルグはご存知の通り、過去にはル・マン24時間レースで優勝を挙げた経歴があります。よく分かりません(笑)あ、トラック競技の10,000mは苦手だけど、駅伝は得意ということかな。相方マグヌッセンはアドバイスの必要も要らないようなベテランではありますので、アロンソやボッタスのような「教育担当」のような役割でもありませんが、チームより参戦数が多いキャリア(チームはこの開幕戦で参戦167戦目、ヒュルケンベルグは207戦目)で「チームやマシンにいいフィードバックをしながら、自身がまだ達成していない「表彰台登壇」をハースで達成できたらカッコいいですね。

マグヌッセン、舎弟もいないし親分いなくなったけど大丈夫か?!(笑)こちらも参戦数は開幕戦を迎えて165戦目ですから、大ベテランです。F1二世。衝撃的な「デビュー戦2位表彰台」さらには102戦目での初ポール獲得とアベコベな戦績を持っています。昨年はやや落ち着いていましたが、1周目からガツガツ攻めるモンだから、せっかくそこそこいいグリッドを獲得しても、接触やらマシン損傷してしまい、順位を落としてしまいがち。昔よくいた荒手の攻めをドライバーをする者が減った今、観ていて面白いのですが、ハラハラも多いです。ヒュルケンベルグと同様に、伊達に多くのレースに出ていたわけではないので、当然マシンで競争力を与えてあげれば、マシン+αくらい引き上げてくれることも期待できますが、フェラーリ系のマシンは似たような特性でタイヤに厳しいものが続いています。

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ドライバーは(荒れ散らかさない限り)心配無し。あとはマシンをまず整えてあげて下さい。日本人チーム代表だから、というわけではありませんが、このチームはどこか憎めない。個人的にいつも気になります。最下位、脱出しようぜ!

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メルセデス系が続いたので、別の系列をみることにしましょう。F1において、フェラーリを後回しにするとは何事か!F1=フェラーリ、速さはピカイチなんだぞ!速さだけでは勝てないことを毎年証明してくれるミスターF1、フェラーリSF-24です。

《設計》
 エンリコ・カーディル
 デビッド・サンチェス
 ディエゴ・イオヴェルノ
 ロイック・ビコワ
 ディエゴ・トンディ

《外見》
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ココのネーミングは不規則性。近年は暗記もままならない名前を掲げてきます。今シーズンは、、昨年SF-23から素直な連番となるらSF-24となりました。普通、、というか有難い。もはや名前はどうでもいいんです。ウリの速さが二の次でもいい。一にも二にも、決勝の速さ。タイヤに優しいマシンを願います。
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昨シーズンはシンプルに、真紅と黒のツートンで落ち着いていました。今シーズンも真紅と黒をベースにしつつも、白と黄色のラインがコクピット前方とサイドポンツーン外からリヤエンドに向かって差し込まれています。シンプルですが、エネルギッシュで攻撃的な雰囲気。また、フェラーリの特徴的なサイドポンツーン天端の窪みはカーボン地無塗装です。
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昨シーズンのSF-23はエンジンカバーからリヤエンドにかけて、小判形で比較的に大柄でしたが、今年はシェイプアップし、細身になった印象を受けます。
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サイドポンツーン開口は下側が前方に迫り出した「受け口状」となっています。
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背景の色がまた反則気味にカッコいい。ズルい(笑)

《シャシー》
 SF-24
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:798kg
 最大燃料搭載量:110kg
 ブレーキキャリパー:ブレンボ
 ブレーキディスク、パット:ブレンボ
 サスペンション フロント:プッシュロッド
          リヤ :プルロッド
 ホイール:BBS
 タイヤ:ピレリ

 《パワーユニット》
 フェラーリ 066/12
  V型6気筒・バンク角90° シングルターボ
 排気量:1.6ℓ
 ICE最高回転数:15,000rpm
 MGU-K最大回転数:50,000rpm
 MGU-H最大回転数:125,000rpm
 最大出力: - 馬力+120kW(非公開)
 燃料・潤滑油:シェル 

《ドライバー》
 No.16 シャルル・ルクレール(モナコ)
 No.55 カルロス・サインツ(スペイン)

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ドライバーはF1界屈指のイケメンコンビ、ルクレールとサインツが引き続き担います。ただし、こちらのコンビも今シーズン限り。なかなかいいコンビだと思いますが、勝つためには手段を選ばず容赦無くいくのも、フェラーリ流。

ルクレールはフェラーリの生え抜き。フェラーリに骨を埋める覚悟で6シーズン目を迎えます。予選での速さはピカイチ。疑う余地もありません。決勝もその持ち前の速さで逃げ切れればいいのですが、残念ながらマシンやチームがそれを許してくれません(マシンはともかく、チームがそれを許さないというか、助けられないのはやり切れない)最近はチームにもはっきり物申す忠誠心あるドライバーをチームは無駄遣いするのか?!それとも開花させるのか?!ルクレールだけの問題ではないように思います。フェルスタッペン世代でフェルスタッペン討伐に最も近いこの才能を今シーズンこそ見せつけてもらいたいものです。

今シーズンで10年目を迎えるサインツは、今シーズンで4チーム目のチームをあとにします。チームは確実にグレードアップしていますが、10年で4チームは近年稀にみる移籍数です。決して遅いドライバーではないし、結果は残しているけど、強烈なインパクトに欠ける部分は否めません。来シーズンはハミルトンとスイッチし、サインツは行き先が決まっていませんが、フェラーリの同等か上級チームはレッドブルかメルセデスの2チームしかありません。サインツは来シーズンどこにいくのでしょう。このフェラーリでの4年間がキャリアハイになってしまうのでしょうか。派手さは無くとも、堅実さや安定感は定評があります。チームにも物怖じしないその性格で、予選からチームを鼓舞していければ、まだまだエース格として招きたいチームはありますので頑張ってほしいと思います。

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まだ搭載まで2年ありますが、早くも何かと去就が注目されるアストンマーティンです。今シーズンはまだメルセデスパワーユニットを搭載します。ドライバーもアロンソ様とちゃまの2人。AMR24をみていきます。

《設計》
 ダン・ファロウズ
 エリック・ブランディン
 アンドリュー・アレッシ
 羽下晃生
 キース・バークレイ
(アンドリュー・グリーン)

《外見》
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カラーリングはお馴染みのブリティッシュグリーンにブラック、そしてイエローのサイドラインは変わらずです。ノーズの形状も基本的に昨シーズンのAMR23と変わりませんが、天端が平坦になったように見えます。
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このアストンマーティンのグリーンは光に当てると鮮やかな緑に見えますが、逆光や遠くになると某チームの黒っぽく見えて、案外見難い(miyabikunは色盲で緑と黒の区別が苦手)サイドポンツーンの側面は緑でも、天端は黒なんですよね。その部分はフェラーリに端を発する窪みがやや深めに入ります。レッドブルはこの辺の形状がまるで違う。特にアストンマーティンは歴代、サイドポンツーンのアンダーカットもそこまでキツくなく、大柄な印象があります。
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アストンマーティンは近年立て続けにライバルから技術者を引き抜いてきました。レッドブルからはファロウズ、アレッシを呼び、メルセデスからはブランディンを引き抜き、さらなるマシン強化に励んでいます。その効果もあってか、昨シーズンは開幕戦から競争力のあるマシンに仕立て上げてきました。サーキットの得意不得意があるようですが、風洞施設も完成して、今シーズンはいよいよ上位グループ浮上を狙います。
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《シャシー》
 AMR24
 全長:  - mm
 全幅:2,000mm
 全高:  - mm
 最低車体重量:798kg
 最大燃料搭載量: - kg
 ブレーキキャリパー:
 ブレーキディスク、パット:
 サスペンション フロント:プッシュロッド
          リヤ :プルロッド
 ホイール:BBS
 タイヤ:ピレリ

 《エンジン》
 メルセデスF1 M15 E Performance
  V型6気筒・バンク角90° シングルターボ
 排気量:1.6ℓ
 ICE最高回転数:15,000rpm
 MGU-K最高回転数:50,000rpm
 MGU-H最高回転数:125,000rpm
 最大出力: - 馬力+120kW(非公開)
 燃料・潤滑油:ペトロナス

 《ドライバー》
 No.14 フェルナンド・アロンソ・ディアス(スペイン)
 No.18 ランス・ストロール(カナダ)

ドライバーはストロールと「ストロールの家庭教師」して雇われるアロンソ様が引き続きますが、昨シーズンのアロンソはそんなことそっちのけで伸び伸びとドライブに勤しまれておりました(笑)

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アルピーヌよりF1復帰したアロンソは「相方」が牙を剥いて対抗していたので、それをあしらう傾向にありましたが、アストンマーティンに移籍してからは、拮抗することすらなくなったので実に温和に、丸く、落ち着いてドライブしていたようにみえました。やはり競争力のあるマシンに乗れば、水を得た魚のように活き活きと、シーズン前半は力を発揮しましたね。後半戦はライバルの台頭もありやや後退はしますが、いつでも上位をうかがい、予選や決勝での成績は比較的高水準をキープ出来ていました。さすがチャンピオン経験者です。来シーズンは、、また活路を求めて狙っていくのかな(笑)
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優秀なチームメイトがいると心強い反面、その対比も顕著に表れます。ちゃまよ、近年は少しずつ成長して、ベテランの域に入るというのにどうした?!実家かもしれんが八つ当たりはイカンぞ。昨シーズンは目立たない、むしろ悪目立ちした時期もありました。アロンソ様はいつまでそばにいてくれるかわからんぞ?!パパもいつ辞ーめた言うかもしれない。が、頑張れ!!

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ココが強過ぎた時は飽き飽きだったけど、未勝利に終わるとなるとどこ寂しい。勝手なものです。今回は早くも来シーズンのドライバーラインナップに動きがみられるメルセデスF1 W15 E Performanceになります。

《設計》
 ジェームス・アリソン
 ジョン・オーウェン
 ジャロッド・マーフィー
(マイク・エリオット)

《外見》
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まずは正面から。ノーズからコクピットにかけて艶消しのシルバー、サイドはエメラルドグリーンに、フロントウィングやサイドポンツーンはブラック、ドライバー直上のエアインテークはワインレッドという色遣い。近年のメルセデスらしさをそのまま踏襲しています。重厚さとエレガントな雰囲気は個人的にカッコいいと思います。
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メルセデスのマシンで一番の注目となるサイドポンツーン開口は横長となって、ゼロポッドならぬ横シンポッドってな感じか。
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側面はシルバー基調からブラック基調となり、二面性があります。ハミルトンが片足出た感じなのかな。来シーズンはまたシルバー一色に戻ったりして。同じパワーユニットを積む先日のマクラーレンと比較すると、サイドポンツーンは後方に向かって直線的に落ちています。
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斜め後方から。サイドのPETRONASのロゴの入り方をみると、サイドポンツーン側部は直線的なのでしょうか。昨シーズンのW14と同じような天端ではありますが、より肉厚に見えます。
ボディもブラック、背景もブラックでブラックブラックしていて、よくわかりませんね(笑)

《シャシー》
 F1 W15 E Performance
 全長:  - mm
 全幅:2,000mm
 全高: 970mm
 最低車体重量:798kg
 最大燃料搭載量: 110kg
 ブレーキキャリパー:ブレンボ
 ブレーキディスク、パット:
 サスペンション フロント:プッシュロッド
          リヤ :プルロッド
 ホイール:BBS
 タイヤ:ピレリ

《パワーユニット》
 メルセデスF1 M15 E Performance
  V型6気筒・バンク角90° シングルターボ
 排気量:1.6ℓ
 ICE最高回転数:15,000rpm
 MGU-K最大回転数:50,000rpm
 MGU-H最大回転数:125,000rpm
 最大出力: - 馬力+120kW(非公開)
 燃料・潤滑油:ペトロナス

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《ドライバー》
 No.44 ルイス・ハミルトン(イギリス)
 No.63 ジョージ・ラッセル(イギリス)

ドライバーは変わらず、新旧英国紳士コンビ。序列は勝手ながら、昨年のポイントランキング上位のハミルトンを再び上にしました。戦績、年齢、貢献度を考えれば、この序列が正しいか。ただし、このコンビネーションも今シーズン限り。

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ハミルトン、度々噂には上がっていたものの、まさか本当に実現するとは。2024シーズン開幕前に来シーズンのフェラーリ移籍を発表しました。いいと思います。やっぱりみんな一度はフェラーリをドライブしてみたいという夢や憧れはあると思いますし、ハミルトンは既にF1で大成功をおさめたドライバーですから、何の問題も無く至極当然。近年はアロンソやベッテル、昔のM・シューマッハもそう。逆に、現役のルクレールやサインツのようなキャリアでフェラーリに止まり、キャリアハイを迎える方が心配です。F1で初となる「メルセデスエンジン以外のドライブ」となるハミルトン。抜群のキャリアを引っ提げて、フェラーリ復興となるか(話題が今シーズンのメルセデスで無くなっている)

ラッセルも最早すっかりメルセデスのドライバーとして定着しました。昨シーズンはハミルトンと近いグリッドからの発進が続き、意地と意地のぶつかり合いを目にしました。ラッセルの参戦当時は今のピアストリのようなスマートな優等生キャラにみえましたが、ボッタスを叩いて以降、案外勝気で言いたいことちゃんと言えるんだなという逞しさを覚えました。まあお利口さんである事がいいわけではありませんし、ラッセルも中堅からベテランの領域に入りますので、言いたいことはしっかり言えなければなりません。ラッセルもノリスやルクレールといった将来有望株の1人。今シーズンしっかりハミルトンに勝ち、綺麗に追い出し、来シーズンのエース格を得ましょう!これからは君の時代だ。

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この時期になると、miyabikun毎年急にバタバタと焦っちゃうんだから、、(笑)発表から合同テスト、開幕戦までが急過ぎ!!さらには、色味しかよくわからない!年々そうなっていく気がします。昔は「これが今年のニューマシン、どーん!」ってな具合で新しいパーツやデバイス見かけて驚いて感動したモンですが、、時代は変わりましたね。

というわけで、2023年の話題を一つ残しつつ、どこまでやれるかわかりませんが、ここからようやく2024年の話題に入りたいと思います。この時期毎年恒例の新車をみていきましょう(色味だけでも)一発目は何故か今年もマクラーレン。番号戻ってMCL38から始めていきます。

《設計》
 ピーター・プロドモロウ
 ニール・ホールデイ
 ロブ・マーシャル
(デイビッド・サンチェス)

《外見》
2022年はMCL36、昨年2023年はチーム創立60周年ということでMCL60、そして今年は37を欠番として、MCL38となります。こうなると22年後はMCL60を飛ばすことになるんでしょうね。その頃はまた名前が変わっているから問題無し?!F1自体があるかどうかわからんて?!そんな悲しいこと言わんといて(笑)

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どうせ全てを明かしていないんでしょうし、合同テストや開幕戦でディテールは大きく変わるのでしょうから、色味くらいしか参考にならないでしょう。かといって、ちゃんとしたマシン出されても技術的な解説や解読はできませんがー。
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ベースとなるオレンジ、ブラックのツートンカラーやその配置は変わりませんが、今までほんのり残っていた青みは完全に淘汰されてしまいました。締まってはみえます。ちょっぴり寂しいけど。
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マクラーレンのオシャレなところというか、お茶目なところはホイールキャップです。Google Chromeの4色を上手く配置している点がいい!他のチームもホイールキャップに色を入れているチームがあるけど、何でやらないんでしょう。回っちゃえば見えなくなるから?!そこに塗るペイントやデカールの重量すら惜しい?!せっかくインチアップしたんだから、有効活用してほしいものです。
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いつもながら黒は造形がわかり辛い。アンダーカットがどの程度あるかも、どう流れているかもわからない。一番のカモフラージュカラーだと思います。また光源だけでなく、光沢が無い(出ない)とよりわからん。
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リヤのディフューザーも見辛いなぁ、惜しいなぁ。ホイールキャップは可愛い(笑)すみません、大した解析やコメントが出来ず。。

《シャシー》
 MCL38
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:798kg
 最大燃料搭載量:110kg
 ブレーキキャリパー:
 ブレーキディスク、パット:
 サスペンション フロント:プルロッド
          リヤ :プッシュロッド
 ホイール:BBS
 タイヤ:ピレリ

《パワーユニット》
 メルセデスF1 M15 E Performance
  V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
 排気量:1,600cc
 ICE最高回転数:15,000rpm
 MGU-K最大回転数:50,000rpm
 MGU-H最大回転数:125,000rpm
 最大出力: - 馬力+120kW(非公開)
 燃料・潤滑油:

《ドライバー》
 No.4   ランド・ノリス(イギリス)
 No.81 オスカー・ピアストリ(オーストラリア)

ドライバーは変わらずノリス、ピアストリのラインナップです。ノリスは24歳、ピアストリは現在22歳で、第4戦日本GP予選が行われる4/6に23歳を迎えるという若手の2人。ただ、その速さは昨シーズン後半に実証済みです。

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ノリスは予選での一発の速さ、また決勝ではタイヤの使い方、ピット戦略を絡めたメリハリある走りのできる若手の有望株。ただし、未だにGP優勝から見放された状態が続いています。まさかこのまま未勝利で終わるドライバーだとは思いませんので、今シーズンこそ優勝を挙げ「打倒フェルスタッペン」の1人として名乗りを上げてもらいたいところです。
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ピアストリは若さとは裏腹に実に冷静なメンタルを兼ね備えたドライバーです。参戦初年でマクラーレンという中団上位のチームに所属できたが故でもありますが、予選ではしっかり速さを見出し、決勝では決して無理はしません。そして何と言っても、インタビューへのコメントも既に悟りを開いているかのような冷静さ。優等生です。そんなピアストリも昨シーズンは「決勝でのレースペース」に一抹の不安、脆さを感じました。まだ 2年目でそんな高みを求めるのは酷。いや、ピアストリならば難無く順応し、克服してくれるはず。そう祈っています。

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共に将来チャンピオンを獲得できるポテンシャルを兼ね備えています。初勝利はどちらが先か?!

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