あけましておめでとうございます。平成29年一発目は撮れたての初日の出と共に1日から開店してみました。

2017年のF1は全20戦で3月26日決勝の恒例オーストラリアGPが開幕、その前の2月27日から4日間と3月7日から4日間にこれまた恒例のスペイン・カタロニアでの合同テストが予定されています。このテストには概ね新レギュレーションのマシンが連ねるわけですが、今からニューマシンが楽しみですよね!何せ今シーズンは例年よりも「カッコいいマシン」がみられるハズ、です。タイヤはワイドに、ウイングも見た目長く感じて噂では「3〜4秒のラップタイム減」を目論んでるとのこと。いきなりそんなに早くなるのか?と疑いたくなりますが、期待しましょう!

細かいのは抜きにして、知る限りの主だったレギュレーション変更をチェックしました。
《マシン》
・フロントタイヤの幅の拡大
    245mm→350mm
・リヤタイヤの幅の拡大
    325mm→405mmに
・フロントウィングの幅の拡大
    1,650mm→1,800mm
・リヤウィングの幅の拡大
    750mm→950mm
・リヤウィングの高さの縮小
    950mm→800mm
・サイドポンツーンの幅の拡大
    1,400mmまで→1,600mmまで
・ディフューザーの高さと幅の拡大
    高さ125mm→175mm
    幅    1,000mm→1,050mm

前に公表されたイメージ図から察する限り、より長く、扁平になる感じでしょうか。以前から数字が若干変わった気がします。フロントウィングは上からみて矢印のような後退翼、リアウィングも後退しますから、見た目だけでもスピード感があって、空気を捉える面積も広くなります。リヤウィングは一昔前はこんな感じにワイドだったので、結果元に戻ったというか。

《その他》
・ウェット時の再スタート方法の変更
    ローリング→グリッドスタンディング
・ヘルメットのカラーリング変更
    変更禁止→シーズン中で一度変更可能

といった感じです。再スタートがグリッドにまた整列するとなると時間はかかりそうですが、やれセーフティカーが遅いだの前車の水煙がどうのという苦情はなく、スタートミスの自己責任が色濃くなりますね。ドライ時のセーフティカー明けはどうなるんだろう、、そこは変わらずローリングスタートでしょうか?!ちゃんと調べたら書いてあるのかな?
とにかく、マシンは大幅に変わります。どうせならあのみっともないノーズコーンも定めて欲しかったな、、2016年はダサければダサいほどあまり速くなかった印象です。

全くの余談ですが新幹線もモデルチェンジ毎に卑猥でダサくなる。あれでは若き青少年も古き良きを知るベテランも憧れません。速さ以上に安全性や経済性を盛り込むと、あんな感じに収束するもの?!見た目以上の厳しい規定で縛るのが「フォーミュラ」ですが、新幹線もF1も業界のフラッグシップ。どうせならカッコよく縛って下さい!

とまあ今シーズンは今までとは大きく異なる見た目で、大きく異なる勢力図やバトルが見られることに期待したいですね!今年もコツコツ観察し、データを引っ張り出したり、無い知恵絞ってF1を多角的に捉えていきたいと考えています。お付き合いのほど、よろしくお願いします。
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