F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

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やっと整理を終えました!何とかシンガポールGP開催前に滑り込みセーフ、ということで夏休みを挟んだ2019年シーズン中盤7戦の各種結果と統計をみていきたいと思います。

《予選編》
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まずは「各チーム予選最速のタイムの差」を比較します。一般的にはQ1よりQ2、Q2よりQ3の方がタイムは向上しますが、チーム毎にみてそのGP最速のタイムを採用しています。ベンチマークのタイムを記録したのは7戦中メルセデスが3GP(フランス、イギリス、ドイツ)、フェラーリも3GP(オーストリア、ベルギー、イタリア)、そしてレッドブルがハンガリー1GPとなっています。大方の予想通り、パワーサーキットでフェラーリが最速で、2番手と最大の差を築いたのは第13戦ベルギーGPの0.763秒差でした。ルクレールが抜群な速さをみせました。逆に2番手とギリギリだったのはフェルスタッペンの初ポール獲得となった第12戦ハンガリーGPでメルセデスとの差はわずか0.018秒!距離にして106cm(合ってる?!)でした。苦労して獲得したフェルスタッペンのポールはギリギリでしたね。喜ばしいやら、どこか寂しいような。まだ言ってる(笑)
以前に振り返った序盤7戦から全体的な序列は大幅に変わっておらず、少しレッドブルが接近できました。中団以下は中盤前半はマクラーレンが好位置につけ、後半はルノーがまずまずと言った感じ。序盤と同様に、グラフの上限を5秒に設定しています。ウィリアムズはベルギーGPで5.029秒差となったため、とうとうグラフからはみ出てしまいました。2人とも頑張っているのは伝わりますが、マシン自体がついていけていません。

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スターティンググリッド降格は反映しない、ドライバー別の予選平均順位になります。ガスリーとアルボンの2人は一応チームカラーでグラデーションにしてあげました。同系色だからあまり目立ちませんね。
メルセデス2人の2位台を筆頭に少し離れてルクレールが3位台、フェルスタッペンが5位台となりました。ベッテルの第9戦オーストリアはQ3走らず、第11戦ドイツGPは予選自体走れずが響き、結果7位台はかなり情けない。さらにガスリーが2チーム含めて平均9.14位で格下出戻りライコネンと並びました。近年のレッドブルは「予選命」ではないレース運びをするにせよ、フェルスタッペンとの差を考えるとやはりイマイチでした。結果、レッドブルでは表彰台に手がかかりませんでした。逆にしぶとくQ3に顔を出すライコネンは誉められるべき順位だと思います。クビアトは決勝での幸運、また予選では被害者になる面もありましたが、予選順位だけ切り取るともう少し上位で予選を終えてほしいなと思います。
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コンストラクター単位で均します。ズタボロのハースに代わって、ベテラン布陣のルノーが中団の筆頭です。マクラーレンは序盤7戦とほぼ変わらずの10位台、ジョビナッツィが少しまともになったこともあってアルファロメオが僅差で追っています。

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予選編の最後はチームメイト対決。グラフ左手の青組が先輩もしくはエース格、右手の紅組が新入りやセカンド格を並べ、ドライバーチェンジのあったレッドブルとトロ・ロッソのセカンド側は連名としました。なお、予選順位でみるため引き分けや降格ペナルティは反映しません。純粋な予選終了時の順位で判定します。引き分けのない7戦だと、必ず優劣が付くからわかりやすいですね。
ウィリアムズの0-7は当然というか諦めもつきますが、もう1チームの0-7は頂けません。精神的にやられてしまっている気がします。誰か救ってあげて下さい。マクラーレンのノリスはサインツ相手に速さをみせていましたね。序盤も3-4で勝っていましたので、ノリスの課題は決勝レースということになります。肩を持つわけではないけど決勝はノリス自身ではどうしようもできないトラブルも多々ありました。ちなみにレッドブルの6-1の内訳を補足すると、第14戦イタリアGPのフェルスタッペンがQ1タイム無しだったためアルボンに白が1つ付き、ガスリーに対しては5戦全勝でした。

《決勝編》
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続いて決勝の平均順位編。順位はイジワルmiyabikun式の「リタイヤは20位」扱いです。1位のハミルトンは珍しく3位台まで下がっていますね。7戦中リタイヤは無く優勝が3つ、2位1回、3位1回、5位1回で散らかったドイツGPで9位をかました影響です。もうちょっとかましてくれるとシーズンは盛り上がります。中盤は地味ボッタスよりもルクレールの活躍が光りました。2勝とも清々しい勝ち方だったかと言われたら、首が5°ほど傾く内容ですが、勝ちは勝ち。今シーズンのフェラーリの「手ぶら」は何とか免れました。アルボン以下クビアトまでの9人は非常に接近しています。ちょうど9位台後半から12位台とうまくいけば入賞圏内、下手をすると圏外に沈むというサーキット特性やマシンの具合などで左右されるギリギリのラインを争っています。
序盤7戦はその集団にいたマグヌッセンでしたが、中盤になるとマシン自体が迷走状態で挙げ句の果てには「本来の仲間とやり合う」という独自のレース展開が定着してしまっていました。その結果、ウィリアムズのラッセルにすら抜かれて仲間と揃ってF1の底辺付近に位置しています。後半戦もごちゃごちゃやっているようではmiyabikun式で計算するとビリよりリタイヤの方が低く評価されますので、本当に底辺に並んでしまうぞ?!この後出てきますがウィリアムズは遅くても「完走」はしてきます。
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コンストラクター単位の決勝平均順位です。予選がまあまあのアルファロメオとハースが順位を下げ、トロ・ロッソと地味にレーシングポイントが上がっています。決勝はライバルがリタイヤすることを考えると、トップ争いならともかく下位は予選の平均順位を上げていきたいですね。

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決勝周回数ランキングです。この中盤7戦の全周回数は407周でした。こちらもガスリーとアルボンはグラデーション仕上げにしています。全周回消化は序盤7戦に続いてハミルトンただ1人でした。散らかりドイツGPは9位ですが周回遅れにもなっていません。これで全14戦でみても全周回消化はハミルトン1人となっています。特に驚きもせず、さすがチャンピオンという走りです。
ウィリアムズは先程少し話題に出した通り2人とも周回遅れながら完走しているため好位置に入ってきます。クビカはドイツGPで繰り上がり10位入賞を果たしました。レーシングポイントのストロールも中盤7戦は完走しています。ドイツGPの4位は惜しかったですね。
「最も仕事をしていなかったで賞」はグロージャンの331周で消化率81.3%の76周足らずでした。1レース分以上足りません。「来シーズンのF1に乗れないで賞」にならないといいのですが。下位は揃って白煙を吹くトラブルに見舞われたり、接触やクラッシュが多かったイメージ。マシントラブルはドライバーにとってはやり切れません。
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チーム別周回数はこちら。2台で参戦していますので、全周回数はドライバーくくりの2倍となる814周とみます。全周回消化のハミルトン擁するメルセデスが数を下げているのは言わずともボッタスのことです。濡れたドイツGPで滑ってぶつけてゲンコツを食らっています。先日のイタリアGPといい、勝負弱い。来シーズンのメルセデスドライブは決めたけど、立ち位置は既に決まっているような気がします。チャンピオンを獲らせてあげたいけど、それでも獲りにいけないくらい、勝負弱い。優しいんだろうなぁ。

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決勝編最後はチームメイト対決です。引き分けは「両者ともリタイヤした場合」でグラフ中央に黒帯で表現しました。チーム内の成績、力関係は序盤7戦と同じところがほとんどの中、フェラーリだけは入れ替わりました。序盤は6-1だったのに対し、中盤は2-5となっています。これで合算すると8-6。まだ若干ベッテルが勝っている状態で終盤はどういう争いになるか見ものです。果たしてフェラーリのエースでいられるか、もう賞味期限切れと言われるか?!
ルノーの引き分けはドイツGPの両リタイヤ、ハースの引き分けはイギリスGPから来ています。共通しているのは実力差も伯仲していて、マシンの速さと信頼性が不安定である点。

《ドライバーズ、コンストラクターズランキング》
今回も最後はランキンググラフをみていきます。チーム毎に見慣れた色使いに塗り分けて、実線がエース格、破線がサブ格を示します。三強メンバーとそれ以外でグラフを分けますが、レッドブルについてはこの間の異動を伴いましたので、ガスリーとアルボンの2人はスペシャルにどちらにも登場します。
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トップ3チーム7人によるグラフです。メルセデスはライバルともチーム間でも交わらずの旅を続けています。レッドブルのスイッチ組も当然ながら交わらず。入れ替わりが激しかったのはフェラーリの2人とフェルスタッペンによる三者です。第8戦フランスGPで3位だったベッテルはオーストリアGPで優勝したフェルスタッペンに抜かれ、イタリアGPで優勝したルクレールにもとうとう抜かれて、現状はランキング5位です。
今回は新しい試みとして「第8戦基点のランキンググラフ」を作成しました。第8戦フランスGPを開幕戦のように見立ててイタリアGPまでの積み上げをみます。こうすることで序盤7戦と同列のバイオグラフとしてみることができます(序盤7戦のランキンググラフは割愛します。以前の記事を参照下さい)
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ハミルトンは序盤7戦を終えた時点で162ポイントでした。ところが中盤7戦の獲得は122ポイントに止まり、トータルで284ポイントとなります。またボッタスは序盤で133ポイントを稼いでいたのに対して中盤は88ポイントでした。対してフェルスタッペンは序盤の88ポイントから97ポイントに、ルクレールは72ポイントから110ポイントに飛躍しています。中盤戦はこの若い2人がメルセデスのポイントを削り取ることに成功しています。ベッテルは100ポイントから69ポイントと下がって不調(空回り)っぷりがよくわかります。
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三強以下はこうなりました。サインツが頑張っていますね。ベルギーやイタリアもその勢いを保てていればガスリー食いも可能でした。ノーポイントのドライバーはラッセルのみとなり、可哀想ですがグラフからは割愛しています。終盤7戦でグラフに登場するのを待ちましょう。
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7戦のみのグラフです。クビアト久々表彰台のドイツGPが際立ちます。このクラスの表彰台登壇は至難の業だと思いますが、一度でも表彰台に乗れば飛躍的にランクアップが期待できます。序盤に比べると、ライコネンとノリスが伸び悩んでいます。

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コンストラクターズポイントグラフです。三強の傾きは似通っています。メルセデスはハミルトン、フェラーリはルクレール、レッドブルはフェルスタッペンがチームを牽引しています。ファステストラップポイント獲得はメルセデスが2回、フェラーリが2回、そしてレッドブルが3回と全てが三強から選出されました。
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7戦のみでみます。レッドブルがフェラーリを食いかけています。終盤7戦は比較的レッドブルに分があるGPが残っていますので、コンストラクター2位を獲得する可能性を多く秘めています。
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三強以下のコンストラクターはこのような感じ。マクラーレンが単独の4番手チームとしてひた走っています。それに待ったをかけるワークスルノー、一度トロ・ロッソに獲られた5番手をイタリアで挽回してきました。トロ・ロッソはクビアトのドイツ「大爆発」以外は比較的低調です。アルボンに代わったガスリーがどこまで貢献できるかがカギですね。最後の最後はこちらの7戦のみグラブで〆たいと思います。
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終盤7戦は日本GPありナイトレースあり市街地ありと中盤とは全く毛色の違うフライアウェイが続きます。中盤は今シーズンもドイツGPが様々な影響を及ぼし、裁定やペナルティに疑問が残るレースが続きました。チャンピオンはいつ決まるのか、また勢力図の変化や番狂わせなどを期待しつつ、クリーンなバトルをみせてほしいものです。

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前半戦のF1、皆さんはどう感じましたか?!またオフシーズンはいかがお過ごしでしたでしょうか?!シーズン後半戦に入る前に、毎年恒例の独断と偏見の総評と今後期待したいことを書きなぐります。数字のヤツはシーズン2/3を過ぎたイタリアGP明けを予定しています。アジアラウンドに移る間、仕事上がりの夜な夜なレース結果をまとめなきゃ。将来のF1が何レースに増えても、夏休みでシーズン折り返しになってくれるだけでmiyabikunだいぶ助かるのですがー。

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《飛躍したチーム、ドライバー》
チャンピオン連覇に向けて堅実にポイントを積み重ねるハミルトンが成績的に最も安定しているのはもちろんのこと、日々成長を続けているフェルスタッペンには目が離せませんね。毎年同じことを言っています。荒削りで速かった今までとはまるで違う落ち着きと賢さを身に付けて、チャンピオン獲得の資質をしっかりと見せつけてくれています。いつ獲れるのか長らく期待させたポールポジションも第12戦ハンガリーGPで手にし、シーズン目標5勝を掲げている中、現在2勝を1人で挙げました。持ち味はなんといっても抜き難いと言われる現代のF1でも果敢にアタックするガッツ。観ていて毎回爽快です。危なげない走りはだいぶ減りましたしね!F1が無くならない限り、彼のカラダが無事な限りは早かれ遅かれチャンピオンになると確信します。
チームの方は、少し意外に感じたマクラーレンの飛躍でした。サインツは中堅に入るドライバー、毎年のようにチームが変わり腰を据えたキャリアを重ねられていませんでした。ところが今シーズンからのマクラーレンでは予選より決勝を粘り強く入賞まで持っていける走りができています。サインツは名門マクラーレンの「本当の復活」を預かるエースに成長しました。合わせて最年少新人のノリスの期待以上の速さと安定感も明るい話題です。サインツと対等、もしくは半歩前にいく予選。そして先輩にも物怖じなく肩を並べる堂々とした決勝と、今の時点の新人賞最有力候補で間違いなし!
上記のドライバー、チームに関連しているのは「ホンダとルノーのスイッチ」ですね。今シーズンの注目される点の一つでもあったわけですが、いずれも出力不足や不安定な信頼性となかなか結果を出せずにいた2エンジンが入れ替わり、何ともうまい具合にいきました。レッドブルはホンダとの相性もよく、心配されたトップチームとのタッグも様になってきました。またマクラーレンはエンジンそのものというよりも、ドライバーとシャシーの出来で不満なく、むしろ清々しく前半戦を終えられたことでしょう。F1界の「雑音」が2つも一遍に解消されてよかった(笑)

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《期待ハズレ》
悪い方の話も毎回同じ気がします。言わず
と知れた「ヤツら」です。F1随一の名門で、本来ならこんなに独走させなかったであろうフェラーリが近年の「A級戦犯」と定着してしまっています。名門でなく「迷門」と呼ぼうかな(笑)シーズン前テストを鵜呑みにするわけではないけど、速さを晒すよりも冷静さと賢い戦略を立てましょうよ、いい加減に。毎年のお決まりになっちゃってますし、見掛け倒し感が半端じゃない。チーム代表やドライバーにも問題がないとは言わないけど、個を責める前にチーム全般が良くない。あらゆる面で失敗。この調子ではシーズン終了時点で3番手チームになる可能性も見えてきました。それも「フェルスタッペン1人に負ける」という、実に無様な内容で。ベッテルの苛立ちは分からなくもないが、それを個人的に拍車をかける必要も全く無い。速さはまだまだ充分にあるし「前だけ見て」走りゃあいい(もちろんドライブ中は横も見てね)ルクレールも満を持す「前に」トップチーム昇格は喜ばしい出来事ではありましたが、やっぱりお利口さんもまだ若い、地元モナコGPの散らかりは「鍛錬の必要さ」を晒した一面でした。ベッテルはともかく、ルクレールには時間も充分あります。悔しさややり切れなさはレースを続けていれば頻繁に遭遇します。賢いんだからグッと堪えて次なる方策を導いていってほしいと思います。次の初優勝は恐らく君だから。
後半戦を前に、予想通りガスリーが「弟クラス戻り」となりました。ファンの方には申し訳ないのですが、当然の采配としか言えません。何せチームは「コンストラクター3位」を抜け出し、早くメルセデスを捕まえにいきたいのです。フェルスタッペン比がどうという前に、トロ・ロッソやマクラーレンに手を焼き、ミスをしているようではレッドブルのシートは務まりません。最低でも6位は絶対堅持、マシンに慣れてきてフェルスタッペン食いやフェラーリの1台を打ち負かす走りが要求されます。一発の速さがあろうが、チームメイトが怪物だろうが、前が離れていて手が届かなかろうが関係ない。ガスリーは「トップチームのプロドライバー」なのだから。トロ・ロッソ戻りになっただけ有難いと思い、悔しさはクビアト先輩やアルボンを確実に上回ることで発揮してほしいですね。
ウィリアムズ、特にクビカにもガッカリです。miyabikunあれだけシーズン前から持ち上げて、ラッセルの規範になるような走りを願ったのですが、その想い儚くあの「前照灯」で後方乱気流として追いやられてしまった模様。

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《今後予想されそうな、期待したい展開》
重ね重ねになりますが、この流れで続けば恐らくチャンピオンはメルセデスから輩出され、あわよくばフェルスタッペンが1人で食らいつく構図になるでしょう。誰でもいいんです、誰かが「政権交代」してくれれば。ただこれがなかなかキングも乱れない。何だかいつも風向きも自分の方に持っていけてしまう。実力もさることながら「引きよせるトリック」を持ち合わせているかのようですね。運も実力のうちです。
まずレッドブルの公約通り「シーズン5勝」を果たしてもらいましょう。どこならイケるかな、シンガポール、日本、メキシコ、あとブラジルやアブダビが有力でしょうか。ただ今シーズン勝ってきたのがオーストリアとドイツという、比較的高速寄りのサーキットなんですよね。日本はこれから涼しくなる季節だけど、F1ウィークは灼熱になってもらえればより有利に傾くでしょうか。その前にエンジンがイッちゃうのも恐い。
フェラーリは少なくとも2勝はもぎ取りましょう!最悪な事態は避けましょう!ベッテルとルクレールの一つずつでいい、ベルギーとイタリアを逃したら、あとは、、ほぼ無い。マクラーレンも4番手確定を目指して頑張ってほしいですね!もしかしたら、来シーズンあたりは迷門を食うかもしれない?!アルファロメオでゆるりと入賞をさらうおっちゃんには贅沢は言いません、入賞マスターで機嫌良くいてもらえれば。
ハースの2人には懲りるまで思う存分にバチバチやってもらい、コース脇で82年ドイツGPのピケ張りの殴り合いで笑わせてもらって、ピットに帰還して2人ともボスにぶん殴られるくらいの「見どころ」をお願いしましょうか。もはや、期待はF1ではない、K1かM1の方(笑)

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《チームやドライバー毎に思うことを一言で》
メルセデス
・夏のヨーロッパを過ぎれば、あとは余裕
・頭を抱えるは来季のラインナップか
フェラーリ
・とりあえず、1人1勝はしましょ
・マシンコンセプトをはじめ、ほとんどが失敗
レッドブル
・ホンダで勝てる、フェルスタッペンで勝てる
・昇格アルボンの適応力は如何に?!
ルノー
・「口だけ番長」感が強い
・若手のサプライヤーにも勝てないワークス
ハース
・何位を走れど、存在感は抜群
・やれやれー、もっとやれー!(笑)
マクラーレン
・膿を抜き、4番手チーム復帰まであと少し!
・将来的に楽しみなドライバーラインナップ
レーシングポイント
・色は目立つが、レースはほとんど目立たず
・お得意市街地、残るはあとたったの1箇所
アルファロメオ
・ゆるゆるおっちゃん、やることはやる!
・ジョビナッツィはとにかく下手くそ
トロ・ロッソ
・降格組のガチンコ対決は楽しみ
・ガスリーはココでダメなら、アウトー
ウィリアムズ
・クビカ、クビか?
・ラッセルを活かせるチームを大募集!

miyabikunの8月はブログも休み休み、ダラダラしてしまいました。内容もズルいネタばかりが続きました、すみません。。暑いのは辛いけど、やっぱり夏は暑く過ごしたかったです。盆休みも終わったし、F1の夏休みも終わります。そろそろ後半戦に備えて、気合い入れなきゃ!

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皆さんは今シーズンのF1をどのように感じていますか?いいですか、このまま進んでいいんですか?!勝ちまくる人、なかなか勝てない人、毎回やらかしちゃう人、様々いますね。ドライバーの移籍やエンジン変更など、近年では比較的動きのあった2019年の序盤戦7戦をいつものように整理してみました。

《予選編》
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予選時に恒例となってきている「各チーム予選最速のタイムの差」を比較します。グラフをみると1チーム飛び出ているのがありますね。これがメルセデス、いやいや上下が逆、エンジンだけ正解のウィリアムズです。序盤7戦でどのライバルと絡むことはなく、第4戦アゼルバイジャンGPは9番手のルノーからも2.6秒離れてしまっています。全く別のカテゴリーのタイム差ですね。
トップに注目すると、メルセデスがオーストラリア、中国、アゼルバイジャン、スペイン、モナコの5箇所、フェラーリがバーレーンとカナダでベンチマークとなるトップタイムです。両者最大の差はテストで散々走り込んだスペインGPの0.886秒差でした。当初は昨年同様にフェラーリが速さをみせてくるのではないかと予想しましたが、全く歯が立ちませんでしたね。フェラーリの「ガッカリ感」そしてメルセデスの「やっぱり感」をまざまざと見せつけられました。メルセデスは今シーズンからマシン思想を変え「コーナリング時に速い」ものにシフトしてきました。コーナーことに少しずつ引き離しにかかる走りはサーキット1周すると大きな貯金として積み上げられます。今までの「スピードとパワーのメルセデス」に「コーナリング重視のレッドブル」を「足して2で割らない」ような完膚無きまでの仕上がりって感じ。唯一対抗できそうなフェラーリのこの先はストレート頼みのパワーサーキットに限られてしまうのでしょうか。トップ(ほぼメルセデス)と中団のギャップの浮き沈みは「エアロやコーナリング重視(スペイン)」の時に一様に差が大きくなっているようにみえます。
エンジン変更のあった新生レッドブルは安定の3番手チームをキープ。ただ例年の「3番手と4番手の間にあった壁」は薄れつつあります。第2戦バーレーンGPでは黒ハースとぴちぴちマクラーレンが赤牛の尻尾を捕まえるべく迫っています。トロ・ロッソはハースを挟んだ真後ろをついていく感じ。中団はいつものことながら絡まり合っていますね。エンジンがどうとかパワーがどうとか色々ありましたが、蓋を開けてみればレッドブルはレッドブルの位置だし、トロ・ロッソも定番な位置ではあるので、結局は「ドライバーの腕と走りの好みに合うか」によるんじゃないかな、と思います。ハイパワーのフェラーリやメルセデスもワークス以外は結局離されてしまっています。

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スターティンググリッド降格は反映しない、ドライバー別の予選平均順位です。ツートップはメルセデスの2人が獲得し、ハミルトンは唯一の1位台を確保しています。フェルスタッペンは昨年の同時期8位台から5位台まで順位を上げていますが、相方ガスリーは遠く離れて9位台となっています。チームへの不慣れは考慮しつつもフェルスタッペンと同じマシンを与えられているわけですから、この差を早く埋められないと「チームの競争力」にも限界を与えますし、果ては「自分の評価」にも影響が出てきます。それはルクレールにも同じことが言えます。母国モナコでの「不手際」がイタかった。
頑張っているところとしては、今シーズンから下克下を選んで予選屋ヒュルケンベルグを上回るリカルド、あとは名門抜擢の最年少ノリスはサインツ先輩を超えてきました。頼もしい若手です。ノリスやアルボンが目立つ一方、どうにかしてあげたくなるのがラッセルですね。同等カテゴリーマシンに乗れていれば、間違いなく相見えているはずです。
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コンストラクター単位で整理するとこうなります。各所単発な速さ云々ではなく、サーキット1周を速く走る順はこの序列になりそうです。真っ黒ハースも速さでいえばこの位置にいます。

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予選編の最後はチームメイト対決です。グラフ左手の青組が先輩もしくはエースドライバー、右手の紅組が新入りやセカンドさんを意味します。予選順位でみるため引き分けや降格ペナルティは反映しません。
7×0が2組あります。レーシングポイントのところの「ペイ対決」は先輩ペイの勝ち。ペイはペイでもキャリアが違う。またウィリアムズの「久々復帰と優秀新人対決」は優秀新人の完勝でした。クビカね、もう痛みはないんだろうけど、心はイタいだろうなぁ。若さの差かなぁ。
いい勝負をしたのはメルセデスとマクラーレンです。ボッタスは一時期キレキレに速かったですね。予選から勝ることが今シーズンの必須目標です。今後のレースもまだ勝ち越しできるチャンスはあります。今年はヤレる!

《決勝編》
次は決勝編です。個人成績からみていきます。決勝はいつものmiyabikun式「リタイヤは20位」扱いとします。
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1位のハミルトンは予選が平均1.86位で決勝では平均1.29位とさらに順位を上げてきました。決勝は予選と違いリタイヤがあるため、完走すれば一般的にはウィリアムズのように数値は上がる傾向になります。ただそれは中団以下の話。トップ争いはそうもいかない。そこで確実に順位をあげるわけですからなおすごい。ハミルトンは先日のどこかのように「2番手スタート、2位フィニッシュの優勝」などのミラクルもゲットしてしまうから、こうなるわけですね。あと上位ではフェルスタッペンも予選平均5.14位から決勝平均3.86位に向上してきました。まだお利口さんしていますね。健気なレースができるまで成長しました。
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コンストラクター単位にすると、昨年よりも段差が大きく、いくつかのグループに分かれています。先頭は有無も辞さずメルセデスが表彰台の中央に常に足をかける1.71。実は表彰台登壇も安定しないフェラーリが4.93。そして1人で頑張ってる感が否めないレッドブルは6.50と三強と呼ばれた上位は早くもバラつき始めました。第2集団か第4集団と呼ぶべきか悩ましい6チームが大集団をなしており、1レースで簡単に順位が入れ替わる位置にいます。予選では好位置につけるハースも決勝は暴れるから集団の中では最下位。最後は1人「F1.5レース」を強いられているウィリアムズ、という5つのグループに分裂しつつあるシーズン序盤となっています。

決勝は優勝してナンボ、入賞してナンボ、完走してナンボということで、こちらが決勝周回数ランキングです。この序盤7戦の全周回数は436周となります。
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上位4人が全完走中です。毎回上位に来るペレスは432周となり、4周足らずでした。内訳は開幕戦オーストラリアで1周遅れ、第3戦中国も1周遅れ、第6戦モナコ1周遅れ、第7戦カナダ1周遅れとなり、全てで完走はできています。
ルノー2台はトラブル多し。よい子ルクレールは地元でのやけっぱちが響き、黒組グロはお決まり。頑張る若さで空回りのノリス君が345周でこちらも末っ子の周回率79.1%となりました。
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チーム別は当然メルセデスが規定通り100%の周回をこなしています。ただ見よ、この手の数字になると何気に台頭してくるのが下位チームです。周回数2位は本家超えのアルファロメオ、3位は昨年より心臓は頑丈になったレッドブル、4位は「腐っても名門」のウィリアムズ、ピンクのペレスが支えるレーシングポイントが5位です。

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決勝編最後はチームメイト対決。両リタイヤの引き分けはこの7戦でありませんでした。決勝も勝敗がつきます。あら、ガスリー全負けだ。さっきに引き続いて及第点ですね。チームメイトが強力だと辛い。今回は取り上げていませんが、決勝のファステストラップ獲得数であれば2×0で勝っているのに(笑)最大のライバルはチームメイトであることを一番知っているのがボッタスです。今のところ2×5ではあるものの健闘していると言っておきましょう。
あとは目につくところとしてはアルファロメオのジョビナッツィでしょうか。相手は老いても趣味でも色んな面でチャンピオンのライコネン相手ですから手強いですね。顔はマシンカラーに負けないくらい濃いけど走りは薄いし、miyabikun如きがF1ドライバーに対して失礼ですが、プロだから言わせてもらうと、正直上手くない。勝手にスピンしたり、クレアさんのところと同志仲良く走っている印象。貴重なイタリア人ドライバーなんだけどなぁ。

《ドライバーズ、コンストラクターズランキング》
オーラスはランキンググラフです。今回は見辛いと言われる前に初めから分けちゃいました。チーム毎に見慣れた色使いに塗り分けて、実線がエース格、破線がサブ格としています。三強チームのドライバーズランキングはこんな感じ。
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怯むなボッタス!昨年のベッテルのように食らいついています。あらゆるサーキットで万遍なく強いハミルトンに対して、市街地や新興サーキットに強みを感じるボッタス。これから夏にかけてはちょっとその気が無いところが続くわけですが、諦めないでほしいですね。今年勝ち取れば、以降も期待できるし、今年も負けるようならもうチャンスは無くなる気もします。流れを変えよう!新しい風を取り込もう!まだ時期的に早いけど、今シーズンは君くらいしか対抗馬がいないんだ。本来のガチライバルは早くも可愛い後輩達と絡まり合ってしまった。100ポイントって、一昔前なら文句無しのチャンピオンなのにね。
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第2チャンピオンシップのグラフです。このグラフに名前がないドライバーが3人います。ジョビナッツィとウィリアムズのクビカとラッセルですね。miyabikunが謝ることではないが、申し訳ない。こちらの争いは地元の英雄の後任を仰せつかったサインツが筆頭。先日のカナダGPでいい目立ち方をしたリカルドが急激に上向き調子ですが、新生マクラーレンの意地を見せてもらいたいです。シーズン序盤は安定の入賞圏内を守り続けたライコネンは最近本気でマッタリし始めてしまいました。腕は確かですから、一戦一戦を丁寧に、模範となる走りでファンを楽しませてほしいですね。

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コンストラクターズグラフは先日チョイ見せしていました。今回はファステストラップポイントもしっかり加味し、数字を四角く囲って強調しています。ファステストラップはメルセデスが7戦中3回(ボッタス2回、ハミルトン1回)フェラーリ2回(ルクレール2回)レッドブル2回(ガスリー2回)となっています。ポイントが貰えるとわかっているから仕方がないんですが「レースに勝つためにファステストラップで追走(引き離す)」のではなく「後続とのギャップがあり、順位を落とすこともないから新品タイヤを履いて挑む」というスタンスが何とも滑稽というか、茶番というか、意味合いが変わってしまいましたね。メルセデスは定規で引いたように真っ直ぐとチャンピオン獲得に向いています。フェラーリは今のところ派手な結果はないレッドブルと近い争いをしています。クドいですが、開幕前はとてもこんな想像できませんでしたね。悪い意味でハメられたな(笑)
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先程のグラフは最上限を300に設定していました。こちらは30です。0が一つ要らなくなる。波形はドライバーズランキングと似ていますね。マクラーレンの逃げ切りを本家ルノーが遅ればせながら追いかけ、アルファロメオはライコネン一人が背負っています。スロースターターのトロ・ロッソはようやくグラフが上を向き始めました。ヨーロッパラウンド本番の活躍に期待しましょう!

ざっと駆け足に2019年シーズンの序盤7戦を数字とグラフでみてきました。先日も取り上げましたが、このままでは本当に「このまま」になりそうなので、もう一つ二つ波乱があると面白いですね!

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年間21戦の2018年は3つに区切って振り返ってきました。今回は第15戦シンガポールGPから最終戦アブダビGPまでの最終章3/3となる7戦分の区切りでみていきます。
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《予選編》
初めは予選時に書いているトップタイムと各チーム最速タイムとの差の精査版です。Q3よりQ1やQ2が速ければそれを採用しています。
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前回までのフェラーリリードの時期は終わり、第19戦メキシコGP以外はメルセデスが最速を維持しました。いつも通りに戻った感じ。また三強に食い込める他チームはなく、第16戦ロシアGPでハースがイマイチなレッドブルに接近した程度に止まります。サーキットによって得意不得意が表れる中、フォース・インディアはトップから2秒落ち程度とある意味安定しています。ドライバーはやれるだけのことはやってこれましたが、これも速さはあれど取り立てて特徴もなくパッとしないマシンと、不安定なチーム状況が足かせになってしまっていると思われます。共に同じエンジンを積むハースとザウバーは非常に似通った波形を示しています。当初はテールエンドに位置していたザウバーでしたから、ザウバードライバーの努力とハースドライバーの不甲斐無さが最後で揃った感じでしょうか。トロ・ロッソは小馬鹿にされたマクラーレンには概ね勝ててシーズンを終えられたかなと。
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個人平均予選順位です。毎度のことながら交換ペナルティ降格は踏まえず、純粋な予選順位で平均を割り出しています。トップのハミルトンは驚異の平均1位台。内訳は7戦中5ポール、2位1回、3位1回となります。2位の相方は平均3位ちょうど。決勝は「オトナの事情」が絡んでしまい仕方が無い面はありますが、予選は加減することもなくフルパワーでいってもらっていい争いです。ということは、言うまでもなく、そういうことです。近代F1はより予選依存の傾向が強くなりました。来シーズンは空力面のレギュレーション変更が予定されていますが、この傾向を急転させるほどでは無いと思います。メルセデスを離れるということは「都落ち」を意味します。去就で周囲がザワつき始めましたからね、気を引き締めていきましょう。
三強6人が予想通りに並ぶと、直下はオコン、グロージャン、ルクレールのフランス系が並びました。10番目に位置するペレスがQ3常連か脱落かのラインに立つ印象です。フォース・インディアは2/3期までは不調にさまよう内容が続いて、チームが一度リセットされたにもかかわらずよく頑張ったと思います。一方2/3期で7位台8位台を誇ってきたハースの特にマグヌッセンは12位台まで順位を落とすことになり、ルノーのサインツの方も9位台から11位台まで落としています。グロージャンはQ3常連を確立していましたから、この成績差は解せない部分です。他、トロ・ロッソについてはガスリーが前回よりポイントを少し下げたスペック12.86、同情するならポイントくれのハートレイはスペック14.29となりました。追われる者なしバンドーンが定期的に逆トップの番を張る形を採り、チームを追われています。
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こちらはチーム単位にした順位です。4チーム混戦の中団はフォース・インディア、ハース、ザウバー、ルノーの順となっています。この後の決勝編と順位が異なりますので注目しておいて下さい。それにしてもマクラーレンとウィリアムズはひどいな。参戦してくれているだけ感謝しなきゃだけど、本当にココから立て直せるのかなぁ。
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予選編の最後はチームメイト対決です。引き分けは無し。今回はファースト、セカンドのどちらかに偏るチームがほとんどですね。表にすると目に入ってきてしまう、バンドーンはド派手に決めていますなぁ。ベッテルもライコネンには大勝しましたが、本来勝たなければならない相手には先程の個人順位で表れているように大敗してしまいましたね。エリクソンの愛の手の甲斐もあってかルクレールくんには優秀な結果をもたらしています。共にチームメイトに勝つ同士が来シーズン揃うとなれば、バチバチしちゃいそうですね。
少数派のチームメイトでいい勝負になっていたのはトロ・ロッソのガスリー4勝、ハートレイ3勝。来シーズン2人共このチームにはいないわけで、、。

《決勝編》
続きまして、決勝の方の個人平均順位になります。いつもの様にリタイヤと失格が20位扱いです。ハミルトンが予選に引き続き決勝も1位台の文句無しトップ。これぞチャンピオンという感じ。
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決勝になればバンバン抜けるから2位はボクちゃんなのだー!先程の個人予選平均が6.29位に対して、決勝個人平均となれば2.57位まで浮上してくる。だからエースはボク1人で充分だよ。聞くまでもなく本人言うと想像できます。口以上に結果を出していますから、疑う余地もありません。逆に大きく順位を落としたのが相方リカルド。終盤7戦中、表彰台無し、4位3回入賞5回でリタイヤが2回。miyabikun式では20位2回なんです、ごめんね。来年は浅黒い肌に白い歯で黄色いスーツ着てニコニコしてくれるかなぁ。スタート前のクネクネは入念にやっておきましょうね!
7番目にルクレールから19番目のストロールまでは綺麗に並んで拮抗しています。決勝となるとガスリーよりハートレイの方が計算上順位が上になります。共にリタイヤは2つずつでガスリーの7戦最高位はメキシコGPの10位入賞、ハートレイはアメリカGPの9位でした。ハートレイは毎回「次は頑張れそう。楽しみ」と意気込んでいましたよね。序盤からその意気込みと結果が欲しかった。方やトップチーム、方や今シーズン限りという運命に分かれました。また「重たい病」を患うマクラーレンもボロクソ言われたバンドーンがアロンソ様よりも上回ってきました。アロンソはシンガポールGPで7位入賞1回するもリタイヤが2回、バンドーンはメキシコGPの8位入賞1回ではありますが、実はリタイヤはしていないという。本当に真面目なんだろうな、きっと。
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決勝をコンストラクター単位にすると終盤戦の勢力図が明らかになりますね。とはいうものの、三強とそれ以外が離れ過ぎていることにどうしても目がいってしまいますね。F1とF1.5の2リーグで構成されています。決勝になるとザウバー、ルノー、フォース・インディア、ハースに順番が切り替わります。昨シーズンのザウバーの成績を覚えていますか?コンストラクターズ10位の最下位でした。それが今シーズンはウィリアムズとトロ・ロッソを蹴落として8位となり、終盤は2リーグトップの成績にまで向上してきました。来シーズンはライコネンとジョビナッツィの2人によって確実な4番手となり得るのかが見ものです。
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決勝編のチームメイトバトルです。黒帯は両リタイヤ時のドロー扱いとします。ドローはハースとトロ・ロッソにありました。ハースはマグヌッセンやっちまったなあ第18戦アメリカGP。トロ・ロッソは仲良く口裏合わせて4周目に帰宅した第16戦ロシアGPでした。ボッタスはハミルトンが飼っているため仕方がないにしても、レッドブルはリカルド自身はほぼ悪くありませんし、ボクちゃんが無茶言ったわけでもありません。ドライバーはマシンに、チームはドライバーに愛がないとうまく事が運ばないということを体現しているかのような戦績です。くれぐれもリカルドのピークが第6戦モナコGPでしたね、とならないように上手く厄除けしましょう。リカルドも走りは血の気ある攻めをしますが、来シーズンは走らずとも「顔からして切れ味抜群」のナイフが来ますから。「鋭い眼力 VS 尖った唇」が見られます。
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決勝編には走行周回数という物差しも入ってきます。まず個人成績から。7レースのフル完走は420ラップでした。この終盤で一番頑張ったで賞はハミルトン、ベッテル、フェルスタッペンのアブダビGP表彰台トリオ。ボッタスは曲がれず止まれずズタボロタイヤのメキシコGPが惜しい!あと毎回面白いのは「ウィリアムズの完走率」めちゃくちゃ高いです。もちろん1周遅れじゃ済みませんよ、2周遅れもへっちゃら!タイヤも真っ平らにするし、ボンボン弾むし滑るし砂地ももちろん走ります。でも止まらない。前にも書いたかもしれないけど、こういうの見ていると「勉強は苦手なクセに実はさり気なく皆勤賞」みたいな連想をしてしまう。いいんですよ、皆勤賞。上手くなくても曲がらなくても諦めない。スポンサーのためにも寄付してくれた方達にもその姿勢は大事なのです。
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コンストラクター単位の走行周回数はこちら。積算するまでもなくビリは黄色いルノー。だって予選屋さんなんだもん(笑)ターボを初めてF1に取り入れたのもルノーでした。その当時も予選はそこそこ好調だったのですが、決勝になると白煙を吐いて止まる。今でこそエンジンブローなんて死語になりつつあるものの、何故だか決勝はダラダラしちゃう。黄色い車体はダメなのかなぁ。それとも、あのアドバイザーが「何か」その頃の名残も持ち込んでる?!名選手、名監督にあらず?!

《ドライバーズランキング(三強6人のみ)》
毎回ココでポイントランキングをおさらいしていますが、通しのはまた改めてやるとして今回は新たな試みでこんな感じの表現にしてみました。
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三強6人だけ抜き出し、シーズンを三分割して「シーズン前中後期におけるポイント獲得推移」をみてみようと思います。上段は開幕戦から7戦分の前期、中段は8戦から14戦にあたる2/3期ヨーロッパラウンドと呼ばれる中期、下段が今回3/3期アジア、アメリカラウンドの後期となります。以前にまとめたものと重複しますが、前期はベッテルの立ち上がりがよく、ハミルトンと健闘してこの時点でセカンドさん(破線)を歴然と突き放していました。緑の破線ボッタスは第4戦アゼルバイジャンGPの「悪夢」によってこの時からハミルトンと離れるきっかけとなり、以降「首輪」をかけざるを得ない状況に陥ったと考えられます。また第6戦モナコGPを盤石な体制で逃げ切り耐えたリカルドもランキング3位におり、完全に朽ち果てた状態ではありませんでした。
第8戦フランスGP基点で再積算した中期はチーム母国である第9戦オーストリアGPを制したフェルスタッペンの台頭、優勝は無くとも表彰台登壇は堅持した赤の破線ライコネンもベッテルに比べたら安定しています。ベッテルの痛いのは何度も話題となる母国、第11戦ドイツGP「自爆リタイヤ」ここからそのまま1戦分近くハミルトンから遅れを伴っています。リカルドはこのあたりから完全に萎え始めてしまいました。
そして第15戦シンガポールGPが基点となる前日まで後期7戦は赤の実線の伸び率が「一身上の都合」により低下、欲しい時期にしっかり積み重ねられずにいます。言うまでもなく欲しかったものを逃すに至りました。むしろフェルスタッペンのブイブイの関係でポイントランキング4位奪取に成功しています。やはりこうしてみてみるとベッテルはドイツGPのノーポイントが響き出遅れ、以降は焦りに転じて、堅実にポイントを稼ぐハミルトンとの差を埋められずに進んだことは明らかです。ミスを最小限に止めることの大切さを知らしめられますね。

2018年全てを終えていたのでこのタイミングで全てを通しで見ることもできましたが、それは改めてやろうと思います。

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2018年シーズンは早くも2/3を消化しました。夏休みを挟みつつ、3連戦があったためこの7戦は早かったですね。第8戦フランスGPから先日終了した第14戦イタリアGPまでの7戦を前回の1/3の時と同じ基準でみていきます。
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《予選編》
まずいつも予選後に書いているトップと各チーム最速タイムとの差です。度々雨天時のQ3があり、必ずしもポールタイムが最速であったわけではありませんが「最速マシンからのサーキット毎の離れ具合」を見たいため「予選全セッションで記録した最速タイム」を基準とします。
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一昔前は「メルセデス基準」で見ていたものが、今では完全にフェラーリ基準にシフトしている様子が伺えます。ヨーロッパに多い高速サーキットの中、わかりやすいまでにハンガリーだけはレッドブル優位と出ました。パワーでみればフェラーリの出来は素晴らしいものがあり、ハンガリーのような低速テクニカルな要素が絡むとメルセデスはレッドブルからも遅れをとっています。興味深いのは予選でメルセデスがフェラーリを大きく引き離したオーストリアは珍しく2台ともメカニカルトラブルによって勝ちを逃し、際どく競り勝ったハミルトンの母国イギリスはベッテルが取り、逆にベッテルの母国ドイツは雨による凡ミスによって予選大失敗のハミルトンが逆転勝利ということで「予選圧勝=優勝」になっていない点です。また「二大エースの母国はライバルが取る」というのも面白いです。イギリスは「赤の押し出し」でハミルトン撃沈、ドイツは「赤の自爆」によるもの。ってどちらも赤が下手を打っている内容が響いてるじゃん!それもあって今のランキングな訳ですから、イタさもひとしおです。
中団は相変わらずの混戦模様を繰り広げています。レッドブルやルノー、マクラーレンなどルノーエンジン勢はトップと差のつくサーキットは似通っています。やはりパワーの少なさが顕著に現れているのでしょうか。トロ・ロッソも似たような特徴がみられます。フェラーリエンジン勢はハースとザウバーが同様な波形からなぜかパワーのベルギーとイタリアでも揃って引き離されているのが本家フェラーリと異なっています。ベルギーやイタリアはパワー以上にシャシーやキャリアも必要でゴマカシは利かないか?!
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開幕戦オーストラリアGPからのグラフも作成してみました。三強という呼び方になって久しいですが、三番目は直近2戦でとうとう1秒以上離れる結果になっています。時にパワーが必要なサーキットでははっきりと劣勢に立たされて、モナコGP以降で期待できそうなハンガリーGPはフェラーリに取られてしまいました。速い速いと言われていたハースはオーストリアでそのレッドブルに最接近。本当に落ち着いて賢くいけば、食うことも可能になってきました。エンジンに泣かされている今がチャンス!おバカしていないで、賢く!

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続いて予選の個人順位ランキングです。スタート降格は反映していないものになります。7戦中ポールポジション最多4回ハミルトンではありますが、評価の性質上、第11戦ドイツGPの14位が響いてしまい、最上位はベッテルの2.43位という結果になりました。二強4人が3位台までに拮抗し、毎回5位か6位のフェルスタッペンが単独で少し離れ、サインツ、リカルドあたりまでがQ3常連であることが想像できます。オコン以下アロンソまでがQ2進出保証圏内、エリクソン以下が15位台以降となるQ1止まりの面々です。
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コンストラクター単位にすると、中盤7戦の速さ順をみることができます。レッドブルは二強から離れ、ハースに食われかけています。リカルドの不調が順位を下げ、ハースがやっとマシン速さとドライバー経験値を活かした位置に落ち着いてきたことを示しています。中盤に入りルノーがちょっと順位を落とし、逆にトロ・ロッソがガスリーの活躍もあって順位を上げてきています。マクラーレンの前半7戦は12.36位だったところを15.86位まで下げています。バンドーンのビリを3発かまして、今シーズン限りのマクラーレンドライブとなることが決定しました。

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予選編最後はチームメイト対決をみます。左手青帯がファーストさん、右手オレンジ帯がセカンドさんとなります。レッドブルとトロ・ロッソ、マクラーレンの3チームは7対0と偏りがあります。ハートレイが継続か離脱かは現時点で発表はありませんが、もし離脱するとこの夏の重要な時期にチームメイトと競り負けたものがチームを離脱していることになります。リカルドはスタート逃げ切りよりは決勝追い込み型のドライバーなので、一概に劣っていると決めるのはあさはかですが、近年のF1は追い抜きが困難となってきますので、スタートをライバルより前に居座る、また隊列が落ち着くまでの接近した混乱を避ける意味でも優位な結果をもたらすことに繋がります。次世代のF1を担うであろうフェルスタッペン、オコン、ガスリー、ルクレールは順調に身近のライバルを上回る予選をみせています。


《決勝編》
決勝の方の個人平均順位ランキングです。いつもの様にリタイヤは容赦無く20位扱いの厳しい裁定を下しますので、印象より数字は大きくなります。あと、この前誰かがしでかした「失格」も20位です。この厳しい管理がなされたこのご時世に失格とは久々に聞きました。
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トップはイタいオーストリアが無ければもっとハイアベレージだったハミルトン。続いてフェラーリの2人が仲良く2位タイの5.14位でした。色のバーで感覚的に見ても、同じチームが近い値で揃っていることがわかりますよね。ピーピー頑張るフェルスタッペンに対して、来シーズンの移籍が決まっているリカルドは腑抜け状態です。モチベーションが走りやマシンに波及しているのか、トラブルがあるからモチベーションが下がるのか、どちらが先かは当人以外わかりません。ただ誰がみてもモナコの勝利を最後に右肩下がりの成績であることに間違いはありません。
ちゃんとやれハースに割って入るのはちゃんとやりたいのにチームが整わないフォース・インディアの2人。速いマシンを与えれられれば、表彰台常連になるであろうもったいない。予選がパッとしないのが玉に瑕でしょうか。ルノーは黙っていても決勝で失速か停止してくれる。
チーム内格差が大きいのはザウバーとトロ・ロッソ。ちょっとルクレールくんが足踏みしちゃってますね。今日現在、まだ来シーズンのフェラーリドライブが決まっているわけではないので、落ち着かずハングリーに攻めて欲しいですね。トロ・ロッソもイケイケのガスリーにビビり気味だけどファンからの支持は高めなハートレイが離れてしまいました。後半戦からmiyabikunも頑張ってトロ・ロッソ予想を始めました。ハートレイもガスリーみたいに眼力鋭く、予想をいい意味で裏切る攻め姿勢でいてほしいなぁ。
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チームくくりにすると、こうなります。二強はバチバチ。3位集団は、あーあ、レッドブルはあんなところまで落ちてしまって。さっき書いたように、それもこれもリカルド(とその心臓)のせい。

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個人決勝走行周回数になります。7レースのフル完走は410ラップになります。一番頑張ったで賞は荒れマグの407周、惜しい!オーストリアGPは1周遅れの5位、ハンガリーGPで1周遅れの7位、イタリアGPも1周遅れの16位ビリで-3周でした。やりゃあいいモン持ってるんだから、頑張ろうよ中堅!ハミルトンはオーストリアのメカニカルトラブル、ベッテルはドイツのがっしゃんバタバタで周回数を減らしています。これで全周回走行者はいなくなりました。そうだなぁ、フェルスタッペン以下あたりからは頑張れゾーンですね。アロンソは腐ってもチャンピオン経験者なんだ、次世代の見本になる走りをして下さい。残り7戦、頼みます。
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チーム別も似たような順列ですが、ウィリアムズが台頭してきます。遅かろうが金が無かろうが、止まらずに最後までまっとうする姿勢は見てとれます。ちゃまはともかく、シロトキンを別のマシンに乗せたらどうなるんだろうって興味湧きませんか?!ハートレイ、バンドーン、シロトキンの評価って、なかなか難しいですよね。

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決勝編の最後はチームメイトバトルです。黒帯は両リタイヤ時のドロー扱いとなります。オレンジ帯さんが全体的に頑張っていますね。メルセデスはオーストリアGP、ペレオコはオコ秒殺となったオコ地元のフランスGP、ウィリアムズは雨のドイツGP、ザウバーはイギリスGPでそれぞれリタイヤしたためのドロー1回ずつとなります。荒ぶるエースに堅実なおっちゃん。そして完全に「番犬」を表向きはこなすボッタスが対照的です。


《ドライバーズ、コンストラクターズランキング》
ポイントランキングは開幕戦オーストラリアGPからの累積をグラフ化しています。三強は実線と破線のチームカラーで表現してみました。見辛いかもしれませんがお許し下さい。
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第10戦イギリスGPまではいい感じに絡まり合っていたハミルトンとベッテルは第11戦ドイツGPから乖離し始めました。あのドイツですよ、やっぱり。せっかく地元ポールから余裕の逃げ切りかと思われたのに、降り始めの特に変哲も無いスタジアムセクションでかいた赤っ恥がこの様に影響してくるわけです。恐ろしいですね。にも関わらず、先日のイタリアGPでも楽観的(焦り?)の接触があってグラフの角度が変わり、ポイント差は30に広がりました。あと7戦で31ポイント上回らなければ、5回目の戴冠はハミルトンの手に渡ります。
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三強を除いた7位以下は歴然としていますので別グラフを作りました。チームカラーと実線破線で同様に表現しています。前半7戦はいい感じにきていたアロンソは浮き沈みの激しいヒュルケンベルグに捕まり、最近低調なノーパワーが続いています。ヒュルケンベルグも4戦連続で52ポイントのまま停滞してライバルの接近を待ってるのかな、さてはリカルド待ちかな?!そんなことしているとマグやペレオコが瞬く間にぶち抜きそうだ。ガスリーのシートは安泰です。残るレースは思い切り暴れたらよい。急にギヤの入ったグロージャンだけに負けまいと意地で凌駕しているようで面白いです。

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最後はコンストラクターズポイントランキンググラフです。二強が気持ちいい角度をなして拮抗していますね。フェラーリは満足しないでしょうが、コンストラクターズの方はまだ余裕がありそうです。ボッタスに負けること無くライコネンが表彰台かリタイヤかというはっきりした内容の仕事をしています。レッドブルも第9戦オーストリアGPのフェルスタッペンの優勝がかなりインパクトだったのか、以降は呪われ具合がグラフに表れているかのようです。4位に降格することはまず無いでしょうが、一応長年お付き合いしてきたルノーとの最終年を「泥沼状態」で終えるのは何だか悲しい気がします。そしてその上でリカルドは意を決してルノーワークスを貫くことにしたわけです。
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4位以下を拡大すると、中団の浮き沈みがよくわかります。ルノーが先行する後ろではマクラーレンに代わってフォース・インディアが浮上してきました。本来であればハースと同じような積み重ねを期待したいところ、チームがあんな結末を迎えてリセットされてしまいました。ペレスとオコンは屈することなく「レーシング・ポイント」その名の通り即座に稼ぎ、再始動しました。ウィリアムズ超えを完了して、このままであれば第12戦時と同じランキング6位に復帰することは容易だと思います。ペレスは後ろ盾があるのであまり心配する必要はなさそう。オコンにもメルセデスという後ろ盾があるはずなのに雲行きが怪しくなってきました。ウェーレインという前例も近年ありましたからまだ安心はできないですね。

F1はヨーロッパを離れていよいよアジアに。そして日本GPまであと1ヶ月!

最後に、昨夜未明に北海道で震度7の地震がありました。今年は各地で多くの災害が起こる年ですね。北海道にお住いの方、また北海道に身内やお知り合いのいる方でこのブログをご覧頂いている方もいらっしゃることと思います。心よりお見舞い申し上げます。

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