F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:後藤久美子

あーとうとう新垣結衣が結婚しちまったー。。これでもうmiyabikunのモノではなくなる。。それもよりによって何で相手がトム・ブラウンの「みちお」なんだよ、、ってそこは違うか(笑)ダメです、めでたいこと。ちゃんとおめでとう!
その新垣結衣と同じ6/11生まれのF1ドライバーにはアレジがいます(スチュワートもね)先日、息子のジュリアーノくんがオートポリスで行われたスーパーフォーミュラ第3戦で初優勝を挙げたばかりということで、それのお祝いも兼ねてアレジが奔走したモナコGPを振り返りたいと思います。1995年の第5戦モナコGPです。
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昨年の「妄想カナダGP」前の6月中旬にも同じ95年を取り扱いました。日本のF1において、セナ亡きこの頃の人気はポストセナを託された若きシューマッハの台頭、また片山右京ら日本人ドライバーの参戦や後藤久美子と交際するアレジの存在が軸となっていました。IMG_9648
ところ構わずベタベタと手を繋ぎやがって!よりによって何で「F1界のシルベスター・スタローン」となんか、、これも違いますね(笑)2人はまだ付き合いたて。当時のアレジはまだ前妻さんとは離婚成立しておらず、のちに離婚はするも後藤久美子とは未だに「法的な婚姻関係」ではありません。またジュリアーノくんは1999年生まれのため、当時はまだ世に存在していません。

このGPは決勝のみならず予選にも見どころがありました。当時の予選は現在と異なり「金曜(モナコGPは木曜)と土曜に行われる2回のうちの最速タイム」で決勝のスターティンググリッドを決めていました。まず木曜に行われた予選1回目でフェラーリのアレジが1分23秒754を叩き出し、M・シューマッハやヒルを上回って上々の滑り出しをみせます。IMG_9650
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ところが土曜の2回目にアレジの傍に後藤久美子はいませんでした。その影響があったか無かったか、アレジはアウトラップのラスカス出口でトラブルによりマシンがストップ。窮地に立たされたアレジとフェラーリは今では許されない手段を採ります。それは「ベルガーにマシンを借りる」当時は許されていました。

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アタックの機会を1回棒に振るベルガーは憤慨。IMG_9653
「ゲルハルトごめん、、クミコ、恋しいよ、、」IMG_9656
「頼む、間に合ってくれ!」
アレジ仕様に仕立て上げられたベルガーの412T2は何とか1アタックが可能なタイミングで出発。ヒルやシューマッハはアレジの1回目を軽々と上回っています。やっつけマシンでのアレジ2回目は果たして、、
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ヒルから2秒落ち。自身の1回目をも上回ることができず、ベルガーに負けて5番手に沈む。ベルガーの面目もひとまず保たれました。クミコ以外の日本人、ティレル・ヤマハの片山右京は相方サロを上回る15番手。またフットワークから参戦する井上隆智穂は、、フリー走行でスピンした際にセーフティカーに追突されるという珍事があり、怪我は無かったものの最下位の26番手となりました。

《予選結果》
 1 D・ヒル    (ウィリアムズ・R)
 2 M・シューマッハ(ベネトン・R)
 3 D・クルサード (ウィリアムズ・R)
 ※タイヤはグッドイヤーのワンメイク

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決勝スタートを前にアレジはまだクミコ言っています。スポーツ選手にはモチベーションはとても重要。そして男という生き物は意外と単純であり繊細でもあります。IMG_9634
そのアレジはスタートで3番手のクルサードに並ばんばかり、インから強引に隙間を狙います。
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しかしモンテカルロ市街地には路肩はほぼ存在しません。クルサードとガードレールに挟まれ、行き場を失ったアレジはクルサードと接触。IMG_9662
おまけに4番手スタートのベルガーとも接触し、ただでさえラインがキンクしタイトなサン・デボーテを堰き止める形となったため、赤旗再スタートとなりました。

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再スタートのサン・デボーテは各車何事も無くスムーズに通過して、ようやくレース開始。IMG_9642
スタートで首位を守ったウィリアムズのヒルは2番手スタートのシューマッハとテールトゥノーズのデッドヒートを繰り広げています。レースが進行すると、マシントラブルやアクシデントでもないとなかなか順位の入れ替わりが期待できないモナコ。こう着状態のトップ争いは78周レースの24周目に動きをみせます。
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トップのヒルが2ピットストップの1回目を行い、ステイしたシューマッハがトップに立ちます。シューマッハは一向にピットインする様子をみせません。さては、1回ストップ戦略か?!
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シューマッハはヒルから遅れること12周、36周目にようやくピットへ。ベネトンはスタートから目一杯ガソリンを積み、ウィリアムズとは違う策で挑んできていたのです。シューマッハは一度アレジに先行されますが、宿敵ヒルには絶対に前を明け渡しません。

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予選、決勝スタート1回目にバタバタしてしまったアレジは再スタートでベルガーの前に立ち、16周目にギヤトラブルに見舞われたクルサードの影響もあって、2位まで浮上。優勝はダメでも表彰台は手にしたいところ。41周目にリジェのブランドルを周回遅れにしていきます、と思った直後IMG_9666
接触。向かい合わせで止まる。クミコのいないGPはとことん散らかってしまいました。
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(本編には関係ありませんが、オランダ国旗に書かれたVERSTAPPENは父ヨスへのものです。予選23番手、決勝は0周リタイヤでした)

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《決勝結果》
 1 M・シューマッハ(ベネトン・R)
 2 D・ヒル    (ウィリアムズ・R)
 3 G・ベルガー  (フェラーリ・F)

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「ジャン、ジャンだ聞こえるか?カナダはクミコ呼ぼう、なっ!」

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フェラーリのジャンパーを羽織る後藤久美子。フェラーリのアレジとの交際が話題となっていた頃ですね。アレジは当時妻子ある立場なので、少しピリついていた時期。綺麗なのは間違いないけど、トレードマークだった清楚さよりセレブリティの香りがどこか漂うのも少し寂しく感じてしまうmiyabikunです。アレジをこの時期に選ぶとなれば、今回の振り返りは言わずと知れた1995年の第6戦カナダGPです。95年は6戦目、これまで数多く取り上げてきたシーズンの一つとなります。
セナ、マンセルら「四天王」と呼ばれたレジェンド達が完全に身を引いたこの頃は、まさに新世代の争奪戦を迎えていました。前年94年は周囲の期待そのままにベネトンのシューマッハがドイツ人初となるチャンピオンを獲得。翌この年はシューマッハの2連覇か、それを阻むべく後継を狙うウィリアムズのヒルのリベンジかに注目が集まります。が、これまでの戦績をみると、5戦中2連勝を含む3勝したシューマッハに対して、ヒルは第2戦アルゼンチンGP、第3戦サンマリノGPで2連勝のみに止まり、まだ接戦。

予選はこの年からルノーエンジンに鞍替えしたシューマッハが記念100ポールをゲット。しかしもっと前からルノーエンジンを使ってきたこちらは、、この表情。 2番手。
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当時2人の日本人ドライバーが参戦していました。ティレル・ヤマハの片山右京はチームメイトのサロに続く16番手、フットワークの井上隆智穂は22番手でした。誰だ、井上隆智穂の名を聞いて笑ったのは?!(笑)
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《予選結果》
 1 M・シューマッハ(ベネトン・R)
 2 D・ヒル    (ウィリアムズ・R)
 3 D・クルサード (ウィリアムズ・R)
   ※タイヤはグッドイヤーのワンメイク

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雨上がりのスタートはポールのシューマッハがもたついたか一瞬ヒルが並ばんとしますが、アタマはしっかり押さえたままターン1へ。毎回混戦となる後続もひとまず大丈夫か。シューマッハはヒルをぐんぐん引き離しにかかります。
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確かに雨は上がったけど、ライン外の舗装はまだ濡れています。1周目のヘヤピンで早速
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6番手スタートのベネトン、ハーバートの脇腹に7番手スタートだったマクラーレンのハッキネンが突き刺さる。ロータス時代のチームメイト。
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ハーバートはもがくも発進できず。こりゃマズいぞ、ハーバートにポポンされてしまうぞ?!
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ささ、早く逃げて逃げて!両者0周リタイヤ。

2周目はクルサードが突如スピン。
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フェラーリ2台は危うく巻き添えを食らうところでした。スピンするなら単独でどうぞ、といった具合。この波状のグラベル、速度抑制効果が高そうですね。某サーキットの「シマシマ」より、視覚的にも日本風な感じで良さげ。
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クルサードが退いてくれたおかげ(せい)でシューマッハに置いていかれたヒルは早くもフェラーリ2台から圧力をかけられています。
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眼前に周回遅れがチラつき始めました。この処理にモタつくと、フェラーリの餌食になっちゃうぞ〜?!
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ヘヤピンでアレジがインを狙ってる!
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ほら、やられた。ヒルは形無し。アレジは愛するグミゴの前でカッコよくキメめる。

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レース後半の50周目を終えるコントロールライン付近でヒルはギヤボックスがいかれて止まる。この週末のヒルはいいところ全く無し。後ろ姿もどこか寂しげです。
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相方ベルガーもスローダウンし戦線離脱。となれば俄然やる気が増すのはアレジです。ひとり逃げを打つシューマッハの背中を黙々と追います。

バタバタとライバルが消えるサバイバルレースはこの男に苦難を与える。57周目に何とシューマッハはギヤボックスにより3速しか使えない状態に陥ります。散々築いたマージンも帳消しとなり、この日燃えるこの人がみるみる近付いてきます。
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アレジが追い付き追い越しいよいよトップに!勝利の女神がようやく微笑んでくれました。
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《決勝結果》
 1 J・アレジ  (フェラーリ・F)
 2 R・バリチェロ(ジョーダン・P)
 3 E・アーバイン(ジョーダン・P)
 ※Pはプジョーエンジン

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チェッカーフラッグを受けるアレジをピットレーンから祝福。フェラーリのクルーってこんなに多いんだっけと錯覚してしまうくらいの人数ですね。皆が祝福する理由はこれがアレジのF1初優勝、それだけではなくこの決勝が行われた6/11はアレジの誕生日でもあります。誕生日に恋人の見守る前でF1初優勝だなんて、今までで一番嬉しい日になったのではないでしょうか。
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ホンダやセナ、中嶋悟の活躍は日本でも急激に知名度を上げた立役者でしたが、ホンダ撤退後、またセナ亡き後の日本に再びF1の知名度を上げたのは後藤久美子とアレジの存在も大きかったと思います。国民的美少女とF1ドライバーの交際、国際的セレブリティをとてもわかりやすく象徴していました。
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若くしてトップチームへの抜擢、そして予想外のスランプと、苦節7年、92戦目でようやく掴んだ勝利。新たな伴侶を手にこの勝利を自信として上昇気流を得られるか。または新たな若い勢力に押し潰されてしまうのか、真価が問われます。

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たまーに入れてくる息抜き回。今回は1997年に放映されたソニー・コンピューターエンタテイメントから発売されていた「FORMULA 1 ‘97」のテレビCMです。懐かしいですよね。このゲームソフトはもちろんmiyabikunも買ってよくやりました。このシリーズは前作から始まり、この97から対戦モードでできるようになりました。フジテレビの実況陣の声も入っていましたよね。今宮氏をよくいじり困らせて遊んでいました。
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当時ベネトンをドライブしていたJ・アレジと後藤久美子(以下ゴクミ)のカップルが出ています。ゴクミやこれには関係ないけど宮沢りえはmiyabikunよりお姉さんではありますが、当時も今も可愛いです。久美子なんて、名は体をしっかり表した名前だこと。CMはいくつかのパターンがあり、一番よく覚えているのは、視聴者がいわゆるゲーム画面側で、アレジとゴクミがゲームに没頭するアングルのバージョンです。
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終始ゴクミが鈴鹿のドライブポイントを指摘、アレジその指示を守りながらカタコトの日本語の単語で応答。真剣に指示を送るゴクミ、本当に可愛いなぁ。
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指示通りに走って「やればできるじゃない!」と褒めるゴクミ、やっぱり可愛いなぁ(わかったよ、そろそろしつこい)そりゃあゴクミに褒められれば、ポールポジションにファステストラップを毎周更新して、M・シューマッハの1人や2人、容易いですよ。

30秒バージョンはより詳細に指示を送っています。
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ステアリングを一緒に切ったりして仲良しだ。miyabikunも隣にいたらもちろん同調運転させて頂きますよ!たまにレーシングゲームで車と同じような挙動を示しながらプレイする人いますよね。昔車のゲームに不慣れな彼女にレーシングゲームをやらせた時、コントローラーを一生懸命切っているのに曲がらないと言われて笑ったものです。コースアウトするとこじったり弾んだりしていたなぁ。あれ自体はステアリングではありません。アクセルもブレーキもステアリングも親指で操作できるのに(笑)あと、レーシングゲームってなぜか姿勢を正してしまいがち。脇を締めて正座してやっている時がある。
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「130Rは3速で!」
今なら違ったんだろうな、130Rは8速全開で、とか。

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別バージョンはアレジがゴクミを肩揉み。アレジはどうでもいいけど、揉まれているゴクミの満足気な顔、いいなぁ。
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掃除に靴磨き。F1ドライバーのこんなシーン、普段見られませんね。F1ドライバーも人間ですから、家ではきっとやっているはず。ハミルトンはやらないかも。
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挙げ句の果てには膝枕で耳かき?!なんでそんなに媚を売ってるの?ベルガーに見られたら笑われるだろうな。これはこのソフトを買うために、アレジは一生懸命ゴクミに尽くして許可が欲しいのです。決して金が無くて買えないわけではない(笑)お許しを頂いたアレジのこの表情。
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「ヤッタァ!」
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F1シーンでこんなに喜んだアレジを見たことがありましたっけ?喜ぶより悔しがるシーンの方が多そうですよね。

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アレジとゴクミは正式には婚姻関係では無いようですね。そうか、ゴクミは独身なのか。まあ2人の「愛の証」はすくすくとだいぶ大きくなるまで成長していますが。ご存知の通り息子ジュリアーノは父を継いでレーシングドライバーの道を進み、現在はGP3で活躍中です。アレジ似ではあるが、かすかにゴクミの香りもします。フランスと日本のハーフってわけか。1998年9月20日生まれの昨日18歳になったばかりなので、歳だけでいけばストロールちゃまの1つ歳下です。
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娘エレナはジュリアーノの3つ歳上のお姉さんで21歳。ゴクミの跡を継ぐようにモデル業界に来ました。こちらはゴクミ似ではあるが確かにアレジの香りがする。綺麗だけど、やっぱりmiyabikunはゴクミがいいなぁ。お歳を召しても、ゴクミは綺麗。ママの勝ち!ゴクミがママだったら、宿題もやるし塾にもちゃんと行くよママ(笑)
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このゲームはコードマスターズより超高画質な公認ゲームとして続いていますね。最近のはハード機を持っていないためプレイしていないのですが、こういうCMがあれば面白いのになと思います。日本人が妻のF1ドライバー、少し前ならバトンとかもアリだったのかなと、、や、やっぱり止めておきましょう!

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