F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:後半

前半戦のF1、皆さんはどう感じましたか?!またオフシーズンはいかがお過ごしでしたでしょうか?!シーズン後半戦に入る前に、毎年恒例の独断と偏見の総評と今後期待したいことを書きなぐります。数字のヤツはシーズン2/3を過ぎたイタリアGP明けを予定しています。アジアラウンドに移る間、仕事上がりの夜な夜なレース結果をまとめなきゃ。将来のF1が何レースに増えても、夏休みでシーズン折り返しになってくれるだけでmiyabikunだいぶ助かるのですがー。

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《飛躍したチーム、ドライバー》
チャンピオン連覇に向けて堅実にポイントを積み重ねるハミルトンが成績的に最も安定しているのはもちろんのこと、日々成長を続けているフェルスタッペンには目が離せませんね。毎年同じことを言っています。荒削りで速かった今までとはまるで違う落ち着きと賢さを身に付けて、チャンピオン獲得の資質をしっかりと見せつけてくれています。いつ獲れるのか長らく期待させたポールポジションも第12戦ハンガリーGPで手にし、シーズン目標5勝を掲げている中、現在2勝を1人で挙げました。持ち味はなんといっても抜き難いと言われる現代のF1でも果敢にアタックするガッツ。観ていて毎回爽快です。危なげない走りはだいぶ減りましたしね!F1が無くならない限り、彼のカラダが無事な限りは早かれ遅かれチャンピオンになると確信します。
チームの方は、少し意外に感じたマクラーレンの飛躍でした。サインツは中堅に入るドライバー、毎年のようにチームが変わり腰を据えたキャリアを重ねられていませんでした。ところが今シーズンからのマクラーレンでは予選より決勝を粘り強く入賞まで持っていける走りができています。サインツは名門マクラーレンの「本当の復活」を預かるエースに成長しました。合わせて最年少新人のノリスの期待以上の速さと安定感も明るい話題です。サインツと対等、もしくは半歩前にいく予選。そして先輩にも物怖じなく肩を並べる堂々とした決勝と、今の時点の新人賞最有力候補で間違いなし!
上記のドライバー、チームに関連しているのは「ホンダとルノーのスイッチ」ですね。今シーズンの注目される点の一つでもあったわけですが、いずれも出力不足や不安定な信頼性となかなか結果を出せずにいた2エンジンが入れ替わり、何ともうまい具合にいきました。レッドブルはホンダとの相性もよく、心配されたトップチームとのタッグも様になってきました。またマクラーレンはエンジンそのものというよりも、ドライバーとシャシーの出来で不満なく、むしろ清々しく前半戦を終えられたことでしょう。F1界の「雑音」が2つも一遍に解消されてよかった(笑)

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《期待ハズレ》
悪い方の話も毎回同じ気がします。言わず
と知れた「ヤツら」です。F1随一の名門で、本来ならこんなに独走させなかったであろうフェラーリが近年の「A級戦犯」と定着してしまっています。名門でなく「迷門」と呼ぼうかな(笑)シーズン前テストを鵜呑みにするわけではないけど、速さを晒すよりも冷静さと賢い戦略を立てましょうよ、いい加減に。毎年のお決まりになっちゃってますし、見掛け倒し感が半端じゃない。チーム代表やドライバーにも問題がないとは言わないけど、個を責める前にチーム全般が良くない。あらゆる面で失敗。この調子ではシーズン終了時点で3番手チームになる可能性も見えてきました。それも「フェルスタッペン1人に負ける」という、実に無様な内容で。ベッテルの苛立ちは分からなくもないが、それを個人的に拍車をかける必要も全く無い。速さはまだまだ充分にあるし「前だけ見て」走りゃあいい(もちろんドライブ中は横も見てね)ルクレールも満を持す「前に」トップチーム昇格は喜ばしい出来事ではありましたが、やっぱりお利口さんもまだ若い、地元モナコGPの散らかりは「鍛錬の必要さ」を晒した一面でした。ベッテルはともかく、ルクレールには時間も充分あります。悔しさややり切れなさはレースを続けていれば頻繁に遭遇します。賢いんだからグッと堪えて次なる方策を導いていってほしいと思います。次の初優勝は恐らく君だから。
後半戦を前に、予想通りガスリーが「弟クラス戻り」となりました。ファンの方には申し訳ないのですが、当然の采配としか言えません。何せチームは「コンストラクター3位」を抜け出し、早くメルセデスを捕まえにいきたいのです。フェルスタッペン比がどうという前に、トロ・ロッソやマクラーレンに手を焼き、ミスをしているようではレッドブルのシートは務まりません。最低でも6位は絶対堅持、マシンに慣れてきてフェルスタッペン食いやフェラーリの1台を打ち負かす走りが要求されます。一発の速さがあろうが、チームメイトが怪物だろうが、前が離れていて手が届かなかろうが関係ない。ガスリーは「トップチームのプロドライバー」なのだから。トロ・ロッソ戻りになっただけ有難いと思い、悔しさはクビアト先輩やアルボンを確実に上回ることで発揮してほしいですね。
ウィリアムズ、特にクビカにもガッカリです。miyabikunあれだけシーズン前から持ち上げて、ラッセルの規範になるような走りを願ったのですが、その想い儚くあの「前照灯」で後方乱気流として追いやられてしまった模様。

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《今後予想されそうな、期待したい展開》
重ね重ねになりますが、この流れで続けば恐らくチャンピオンはメルセデスから輩出され、あわよくばフェルスタッペンが1人で食らいつく構図になるでしょう。誰でもいいんです、誰かが「政権交代」してくれれば。ただこれがなかなかキングも乱れない。何だかいつも風向きも自分の方に持っていけてしまう。実力もさることながら「引きよせるトリック」を持ち合わせているかのようですね。運も実力のうちです。
まずレッドブルの公約通り「シーズン5勝」を果たしてもらいましょう。どこならイケるかな、シンガポール、日本、メキシコ、あとブラジルやアブダビが有力でしょうか。ただ今シーズン勝ってきたのがオーストリアとドイツという、比較的高速寄りのサーキットなんですよね。日本はこれから涼しくなる季節だけど、F1ウィークは灼熱になってもらえればより有利に傾くでしょうか。その前にエンジンがイッちゃうのも恐い。
フェラーリは少なくとも2勝はもぎ取りましょう!最悪な事態は避けましょう!ベッテルとルクレールの一つずつでいい、ベルギーとイタリアを逃したら、あとは、、ほぼ無い。マクラーレンも4番手確定を目指して頑張ってほしいですね!もしかしたら、来シーズンあたりは迷門を食うかもしれない?!アルファロメオでゆるりと入賞をさらうおっちゃんには贅沢は言いません、入賞マスターで機嫌良くいてもらえれば。
ハースの2人には懲りるまで思う存分にバチバチやってもらい、コース脇で82年ドイツGPのピケ張りの殴り合いで笑わせてもらって、ピットに帰還して2人ともボスにぶん殴られるくらいの「見どころ」をお願いしましょうか。もはや、期待はF1ではない、K1かM1の方(笑)

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《チームやドライバー毎に思うことを一言で》
メルセデス
・夏のヨーロッパを過ぎれば、あとは余裕
・頭を抱えるは来季のラインナップか
フェラーリ
・とりあえず、1人1勝はしましょ
・マシンコンセプトをはじめ、ほとんどが失敗
レッドブル
・ホンダで勝てる、フェルスタッペンで勝てる
・昇格アルボンの適応力は如何に?!
ルノー
・「口だけ番長」感が強い
・若手のサプライヤーにも勝てないワークス
ハース
・何位を走れど、存在感は抜群
・やれやれー、もっとやれー!(笑)
マクラーレン
・膿を抜き、4番手チーム復帰まであと少し!
・将来的に楽しみなドライバーラインナップ
レーシングポイント
・色は目立つが、レースはほとんど目立たず
・お得意市街地、残るはあとたったの1箇所
アルファロメオ
・ゆるゆるおっちゃん、やることはやる!
・ジョビナッツィはとにかく下手くそ
トロ・ロッソ
・降格組のガチンコ対決は楽しみ
・ガスリーはココでダメなら、アウトー
ウィリアムズ
・クビカ、クビか?
・ラッセルを活かせるチームを大募集!

miyabikunの8月はブログも休み休み、ダラダラしてしまいました。内容もズルいネタばかりが続きました、すみません。。暑いのは辛いけど、やっぱり夏は暑く過ごしたかったです。盆休みも終わったし、F1の夏休みも終わります。そろそろ後半戦に備えて、気合い入れなきゃ!

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今シーズンのF1は全21戦中12戦終了して夏休みに入りました。2/3だったらキリがいいのですが、ちょっと中途半端。残るヨーロッパ連戦であるベルギー、イタリアを終えるとちょうど2/3を消化します。ただイタリアとその次のシンガポールまでは2週間しか空きがなく、何回かに分けあーだこーだ言っている時間やスペースはあまり無いと思います。今ちょうど夏休み期間で空きもあるため、このタイミングで「これまでのシーズンの印象と今後期待したいこと」を少し書いておこうと思います。いつものように数字やグラフを使うヤツは、イタリアとシンガポールの間でサクッとやるつもりなので、今回はダラダラ数的根拠は挙げません。まあまあ、そんな感じだよなという軽い気持ちで振り返りと後半の9戦に備えておきましょう(当初この記事は8/19あたりにアップする予定で準備していましたが、急遽早めました)
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《2019年に向けたシートにまつわること》
このブログでは今まで「ロズベルグの電撃引退」の時以外にF1のシートや人事について表向きに書いてきませんでした。月並みな内容かもしれませんが、そのことについて個人的に触れたいと思います。

2019年シーズンの契約が未確定だった者の中では夏休みに入る頃真っ先に「リカルドのルノーワークスへの移籍」が飛び込んできました。メルセデスのシートも決まり、フェラーリもどうかなという中、9割方「レッドブル残留かな」と納得していたファンがほとんどだったと思います。miyabikunもそれが一番しっくりくるとばかり思っていたので正直驚きました。えっそんなに嫌なの?!(何に対して?!は想像の通り)やっぱり「待遇」ってお金ややり易さなど、様々な面から求めたくなるのが大人、スポーツマンだと思います。メルセデスのシート埋まった。フェラーリはツバ付き&我慢扱いで今とほぼ変わらず。他に強いて言えば、もしかしたら空きそうな同じルノーのマクラーレンは何もかもがぐちゃぐちゃ。じゃあレッドブルに残留する?収入は上げる余地はあってもアレが隣に乗ってピーピーなるし、後ろにはアレが載って煙たいレースになりそう。となれば「将来もしかしたらもしかしそう」なルノーワークスしかない、こんな流れなんでしょう。もしmiyabikunもリカルドの立場なら、一か八かルノー移籍を選ぶかもしれないので、シューイからしばらく遠退く形とはいえそれもヨシだと思います。ワークスに乗れるのはかなり強みです。
心配しているのは「現ルノー」の方の行き先です。今のF1は1チーム2人体制なので3人座らすわけにはいきませんから、予選屋ヒュルケンベルグかゴーゴーサインツのどちらかがシートを喪失します(※)噂通りサインツが放出されたらどうする?!単にリカルドとチェンジするのが一番おさまりもいいのでしょうが、ピーピー旧友と兄チームで再会しちゃう?!それもルノー絡みで染まっていたサインツが急遽「日本印」を搭載しちゃうの?!それはそれですごいなと思いますが、サインツをなんだと思ってるんだ、行ったり来たりで「オモチャ」になってるぞ。この騒ぎが様々な憶測を呼んでいる矢先にこの後触れる「母国の王様の引退」によってシートがまた一つ空くことになりました。こちらはルノー搭載車ですからおさまりもよさそうですが、、あのチーム、名門だけどさ、結構散らかっているし、座りたい人いるのかな、、なんて思ったりします(※)次世代を担うリカルドの大胆かつ意外な移籍騒動はリカルド一人だけの問題とはいかない、周囲にも多大な影響を与える話題となりました。今後の残るシート争いも目が離せませんね。
※文章を書き終えた後の8/16にサインツはマクラーレンに移籍を発表

毎年この話題も尽きない「このベテラン、いつまでやるの」問題。単なるおっちゃんなら再雇用先なんぞ関係無くビシビシ若手を採用して切っていけるのがF1の常ではあるのですが、これがチャンピオン経験者でまだそこそこ速いとなると、判断に頭を抱えてしまいますよね。当方miyabikunもF1界ではドンピシャのベテラン世代に当たるので、他人事と片付けられず例年以上に去就が気になります。
まずは扱いに非常に神経を使う37歳アロンソ王はつい先日にとうとう自ら決断されましたので異論もなく、惜しむファンも多いかと思いますが丸くおさまりました。残る9戦の巧みなドライビングを目に焼き付け、次なる目標達成に期待したいですね。
さて問題は今年で39歳におなりになるもう一人のおっちゃんです。今まで何度となくmiyabikunもイジり倒してきました。若い頃のキレキレ時代を知るから尚更、今の劣化具合と角を全く感じさせないツルツルに丸みを帯びた走り、ミスターF1チームには物足りない、アレじゃスピードに飢えたオオカミどころか単なる「可愛い弟に飼いならされたガチの赤い忠犬」やないか、シートがもったいない!賛否両論も多くありますし、少し前までは虎視眈々と成長をみせる「若手有望株」を国際映像でラップさせてしまうくらい話題になっています。後任候補がお利口さん過ぎて一時期は「まあ、だろうな」と大方予想もしましたよね。ただその話題が現実的になるにつれて、まだ速いんです、予選も決勝も。昔いた「妖怪通せんぼジジイ」と呼べない速さと堅実さが残ってるんですよね。世界的にも心配されるF1人気低迷を抱える今でも、このおっちゃんは各国で相当数のファンに見守られているのも事実です。辞めてしまうようなことがあると、また少しファン離れが進むんじゃないかなという予想もしてしまいます(もしかしたら強い弟よりファン数は多いかも?!)もちろんトップドライバーとはいえいつまでもシートがある甘い世界ではありませんが、自身はまだF1に乗りたいとおっしゃっている。個人的にはもう1年この老犬を若い飼い主の側に置いておだててみてはどうかと思います。平凡なマシンをQ3進出や入賞に持っていけるお利口で若いのがいても「フェラーリ」というチームは歴代でなかなか曲者の名門です。早かれ遅かれ起用を企ててるにしても「勝たせたいドライバーを勝てるようにする」方針ならば、勝てるドライバーを勝たせやすい、かつ貴重な若い才能を早くにダメにしないような形にした方がいいと思います。

あとは不安しかないメルセデスワークス以外のメルセデスエンジンユーザーの2チーム、金無しプライベーター。せっかくいいエンジンを積んでいたはずなのに、昨シーズンまでのアドバンテージをとうとう失って「F1はエンジンだけでは勝てない」といういい見本になってしまいました。白い方は金で人材は集めても伴ったマシンとドライバーの走りになかなか繋がりません。シーズン前は「ビリは無いはず」なんて安直な予想をしていましたが、文句無しのビリです。ただでさえマシンも整わないのに、キャリアの浅いドライバーを並べたツケが回ってきています。もう一つの死にかけたピンクのチームに手をかけた富豪の動きで、その底辺も動きがありそうですね。ピンクの方は白よりだいぶまともなドライバーが揃っていただけに、変にシャッフルされて行き場が無くなってしまう可能性があるというのが何とも切ない。三強と呼ばれるレッドブルやフェラーリもあからさまにセカンドチームをつけてデータ収集や成績向上をみせています。残るメルセデスもいよいよ目に見えた形の技術提供とセカンド併設によって、息を吹き返すチームが現れてくるのかも気になりますよね。「財布」も兼ね備えて中堅となったペレスはまだしも、本来はメルセデス系で将来が期待できそうな若いオコンの立場がどうなっちゃうのかとても心配です。

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《目をみはる活躍、目にあまる失態》
若手ではザウバーのルクレールが序盤の数戦でコツを掴んだか、みるみる頭角を示してQ3進出や入賞を重ねてきています。話題性充分ですよね。見た目で人を判断してはいけないけど、可愛い(笑)決勝では度々アロンソに果敢に攻め、顔に似合わない賢い攻め方、引き方ができるドライバーだと思います。アレがあのおっちゃんとのタイミングで出れば、うまく世代交代の波に乗れそうだという期待も感じられます。ただ先程書いたように、速いけどまだF1参戦もたったの12戦です。速さは証明できましたから、それをいかに確実な位置を確保して「僕もチャンピオンにいつかなるんだ」という存在にしないとフェラーリというチームは務まりません。フェラーリという名門は「不器用」ですから2人同時にチャンピオンへ向ける戦略が取れない、取らないチームです。ベッテルがいる以上は今の立場からベッテル超えを示さなければ「可愛い忠犬」でキャリアを過ごす事は目に見えていますし、もし仮にフェラーリのシートを得て、チーム内でベッテル超えを予感させても、果たしてベッテルが「やんちゃ犬」を素直に仰せつかるタイプでしょうか。たぶん、チームメイトであっても横から思い切りマシンをぶつけてくるでしょう。ルクレールが正フェラーリに乗るためには今いる先輩が完全に老犬で使い物にならなくなった時、かつベッテルも移籍もしくはベッテルの新たなペットも数年我慢する覚悟が要る気がします。ルクレールのようなお利口な若手を変に潰して欲しくないと思います。
他、日本人なら期待も大きく見守っているであろうホンダのガスリーも実に堅実にポジションキープできる若手であることが今シーズンは証明できていますよね。第2戦バーレーンGPでは予選で6番手を獲得すると決勝も粘り切って4位フィニッシュ。以降は第6戦モナコGPで7位入賞、第12戦ハンガリーGPは予選6番手から順位を落とさず三強に続く6位入賞を確保しました。時には感情的に強い口調でマシンへの不満をみせますが次代のレッドブル塾生として開花していると思います。リカルドの後任として名を連ねていることからも、グループの期待を大きく感じています。

及第点の方は毎度のことながらフェラーリ全体に喪失感を感じました。今や最速の称号はメルセデスからフェラーリに変わりつつあります。予選一発の速さ、スタートの蹴り出し、タイヤへの適応力でメルセデスの弱点を完全に奪う走りができるマシンです。一方でエースのベッテルの必死さ、あれだけ昨年は際どいプレイに批判を浴びたにもかかわらず、まだ抜け切らない危なっかしさが続いています。攻撃への判断力は卓越し、確実に遂行することができるのですから、焦らず、短気を起こさないで今一度冷静かつ余裕を持った走りをしてほしいと感じます。そうさせてくれないのは保守的かつ鈍感なフェラーリ首脳陣の責任も大きいと思います。またライコネンの角無き優しさか判断の遅さか、予選好位置からの好スタートなはずなのに、コーナー1つ2つで必ずと言っていいほど順位を落とすのも非常に情けない。ベッテルから離れたら何のサポートにもならないし、ベッテルがモタついているなら自ら前に出てもいいわけです。未だに表彰台安定から「優勝」には辿り着けていません。せっかくポールポジションまであと一歩で焦らすしミスるし、ココがフェラーリドライバーとして批判の対象になりがちな部分です。落ち着きがあるのはいいけど、マシンが速いことをいいことに近年全く変わりません。
あと、こちらはまだ若いし金もあるから心配も要らないかもしれないけど、ストロールちゃまの適応力の無さ。タイヤを何本壊せば覚えられるんだ?!縁石は上手く使わないとマシンを傷めてしまうんだよ。タイヤの減り方やブレーキ時の挙動はプレステじゃあ身に付かないぞ、お金でテクニックは買えないぞ、周りに上手い先輩が沢山いるんだし、2年生なんだからそろそろ覚えてほしいですよね。じゃなきゃ「フレンズ」を取り上げちゃうからな!フレンズも金じゃ買えんぞ。

《チームやドライバー毎に思うことを一言で》
メルセデス
・最速では無くなりつつあるも、まだ強い
・勝ち方が面白くない(ハミルトン)
フェラーリ
・今年は最速。でもどこか頼りなく怪しげ。。
・「勝つ」ために頭をちゃんと使おう
レッドブル
・二強に少し置いてきぼり感アリ
・ルノーが嫌となれば、アレ使うしかないわな
フォース・インディア
・シーズン後半戦を無事に戦い切れるの?!
・ペレスとオコンの再就職先や如何に
ウィリアムズ
・無様過ぎる。。
・消滅ならくれぐれも父上が存命の間に。
ルノー
・マシンの色だけはカッコいいのになぁ
・来シーズンからは、君達がフラッグシップ
トロ・ロッソ
・日本印の使い心地はいかがでしょうか?
・来年は兄貴とお揃いで安心感抜群
ハース
・やれば速いんだから、ちゃんとやれ(笑)
・中堅チームの「震源地」と化している
マクラーレン
・切るだけ切って、出すだけ出した
・いっそのこと、チーム名も変えてみようか
ザウバー
・可愛いでしょう、本当は大切なんでしょう?!
・来シーズンはウチも完コピしてみるか!

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《今後予想されそうな、期待したい展開》
チャンピオン争いはハミルトン、ベッテルでもっとバチバチやっていってくれることに期待したいですね。まだ数字上は何人かの可能性を秘めていますが、流れをみて実質この2人しかいないと想像できます。
候補筆頭はハミルトンでしょう。予選からカリカリしなくても上手い具合にスルスルっと表彰台まで手をかけますし、上手い具合に周りがコケてくれる。ソレでは昨年と同様に安易に決めてしまうことも想定されます。速いのや強いのはわかっているが、面白くないんだよなーこれが(笑)ベッテルは予選、決勝ともココ一番の速さは持っています。あとはいかにリスクなく、チームも「理解」して、散らからないようにお膳立てしてあげればいい。2人のどちらにも言えることですが、ダメな時はとことんダメな波が出るタイプだと思います。ライコネンのように痛みも感じず涼しくやり過ごすタイプではないと思うので、そこを欠いた瞬間に相手にズバっとつかれてしまいます。
殺気をあまり感じないライコネンに対して、ちょっと心配なのはボッタスです。先日のドイツでも一瞬勝気が見えて、すぐにいなされてしまいましたが、勝ちたい欲はちゃんと伝わってきます。来シーズンもメルセデスに乗ることが決まったわけですから、まずは予選から手強いハミルトンに離されないように、ベッテルの前で完全掌握できることを確立する必要があるでしょう。チャンスは「メルセデスドライブの間だけ」と考えた方がいい。
最後にちょこっとだけトロ・ロッソについて書きます。この直後の2連戦、ベルギーとイタリアはご存知の通り全開率が高く、エンジン依存のサーキットなので正直苦戦を強いられると思います。ルノー勢と同様に安心して期待できるのはシンガポールまでお預けになりそうです。そして唯一の母国、日本GP。鈴鹿スーパースペシャルを投入してもらって、そろそろ「笑顔のハートレイ」を見てみたいですね。

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F1の後半戦再開まで、あと1週間です。F1がまた我々の前に戻ってきますよー!

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前回に引き続き、後半戦の各ドライバーやチーム(コンストラクター)の括りで整理しています。

《ちゃんと職務を果たせているランキング》
前半戦でもみた決勝の走行周回数を後半戦でも作成しました。
後半戦は9戦で規定周回数合計は517周でした。完走しても周回遅れになると周回数は減ります。唯一の全周回走破はシーズン終盤に背筋を伸ばしたボッタスです。夏休み明けはどうしてもハミルトンと比較すると見劣りする点がありましたが、ハミルトンがお決まりの「腑抜け」になった時がチャンスです。来シーズンは序盤からハミルトンに肉薄。いや凌駕する走りに期待したいですね。チャンピオンのハミルトンは1周足りませんでした。これはスタート直後のアクシデントに見舞われたメキシコのラップダウンの影響です。あれがなければヤツなら間違いなく全周回走破しているはず。
続いて相変わらず堅実なペレスがオコンのイタい「ブラジル」71周分が利いて引き離しています。結局連続完走記録が途絶えたオコンは517−444=74足りませんでした。また、意外にもウィリアムズも2人とも上位にランクインしています。ストロールは何回か「自らのミス」によるラップダウンと日本でのリタイヤが響いています。この前も書いたようにストロールはまだコーナーでの縁石の使い方、ブレーキング時のタイヤの使い方に未熟な点があって、予定外のピットインを強いられてきました。まだ若いですし順応してくれると思います。2年目も頑張れ!
一方で前半戦は全周回走破したベッテルをはじめフェラーリ勢はひどいですね。共倒れとなったシンガポール、出力低下により序盤で消える形となった日本が痛手の410周で周回率は79.3%に止まります。これをみると周回率99.8%のチャンピオンには程遠い内容だった後半戦だったことが明白です。それでもよくメキシコまで喰らい付けたと思います。赤数字はスポット参戦者で、サインツは移籍による「特別仕様」グラフとしました。今回の集計で一番手を焼いた人です。
トータルは1,034周となり、チーム別でもウィリアムズがフォース・インディアを上回ります。周回を伸ばしたマッサが来シーズンはいません。ストロールと未だに迷う相方は名門に恥じぬ走りができるでしょうか。前半戦と同様に「仕事を全うできていないで賞」はレッドブルでした。それでも優勝しているし、ランキング3位は大したものです。3位以下が離れ過ぎているのに救われました。ちなみにこの集計でサインツはトロ・ロッソとルノーに分かれています。

《予選と決勝の平均順位》
予選の平均順位です。とうとうレッドブルがフェラーリを逆転しました。え、ハミルトンってポール連発だったし、ベッテルもそう悪くなかったのでは?!それについては「未計上は20位扱い」というmiyabikun的算出法によるものです。思い出して下さい、ハミルトンは「メキシコの横滑りクラッシュ」があり、ベッテルは「マレーシアの時間足らず」によって平均値を下げてしまいました。その隙にボッタスがサラッと1位にアップしています。ライコネンの予選はいつも通りの位置から4.56位となりますが、同じく「予選だけは3番手チーム定位置」のレッドブル勢がベッテルもろとも上回るという結果となっています。
アロンソは文句は言いつつも後半戦はQ3にも顔を出すようになりました。エンジンのスイッチを発表してからが良かったですもんね。すぐ上には来シーズンお世話になるルノーが入ってきました。名門復活はやはりこの方の腕とやる気にかかっています。
こちらは決勝です。フェラーリの2人がレッドブル2人を上回るものの、メルセデス2人には程遠く離されています。こちらも「リタイヤは20位」という条件の下やっていますので、リタイヤ無しのメルセデスには敵いません。前半は決勝順位でポイント先行したリカルドは後半になるとフェルスタッペンに負けです。今年はリカルドの年ではありませんでした。興味深いところはスポットの扱いとなるパーマー、クビアト、ガスリーの3人は揃って13位台に入ってきます。パーマーもクビアトも入賞に縁はなかったけど、ビリになる程酷かった訳でもありません。予選はまあまあルノーは決勝になるとこのザマです。予選だけやりにきているだけみたいになってしまっています。ちなみにビリの17.44位エリクソンはご存知の通り来シーズンも残留、逆にポイントも獲得している15.78位のウェーレインはシート喪失となっています。

《「最も近くにいる」ライバル対決》
後半戦はルノーとトロ・ロッソの2チームに変更があったチーム対決です。予選は全体的に左側(水色)の面々が先行しています。拮抗しているのはぐちゃぐちゃハースと最後尾ザウバー。ハースのエースはどっち?!ハースにはあまり近付いてはならない。マッサとアロンソはちゃんと先輩風を吹かしています。ボッタスはもう一度言います「やる気のある時期」のハミルトンにもちゃんと勝てるようになりたい。
決勝対決は共倒れしているフェラーリとルノーにイーブンがあります。トロ・ロッソはなんとか分けましたが、この形での勝敗の判断は非常に難しく、サインツ側がクビアト側に負けてしまっているのは新人ハートレイが引っ掻き回してしまったことにあります。さっきも書いたように、ザウバーはウェーレインがエリクソンに勝っても、来シーズンのシート争いで負けました。財布事情は恐ろしや、、。

《目を惹く活躍、目に余る失態》
チャンピオン争いはアジア3連戦終了時にある程度「時間の問題」な感じになっていたので、それ以外から動向や楽しみを見出していました。個人的には何回か書いていたオコンの堅実な完走とスタートでのちょいアップに期待をしていました。フォース・インディアがもう少し色気のあるマシンであれば面白かったのに、と思います。ペレスよりも冷静で賢く、芯はアツいものを感じます。うまく移籍を決めたし、将来はいつか銀色のマシンに乗って、もう1人のイキのいい若手とやり合ってるのを見てみたいと思いました。そしてもっと若くてイキのいいヤツ、フェルスタッペンも健闘と成長をみせました。前半戦の不遇や不満を抜ければやりたい放題に前に出ます。20代になってからの冷静さは「お、オトナになりやがったな」と頼もしくみえました。少しずつ尖りが円熟さを増し、来シーズンはさらなる進歩に期待できますよね。たまにチラつくパパと連れが邪魔な気がします。成人したし、そろそろ成年後見人は要らないんじゃないか?!もう君は一人前のF1ウィナーだし、親離れするとハミルトンみたいになれるかもしれないよ?
よくない方。言わずと知れたフェラーリ。。一番肝心な時期を「お決まりのシナリオ」に持っていくのはココのお家芸みたいになっています。毎年同じことを書いている気がする。。今年は戦えていました。先輩チャンピオンを踏み台にして暗黙の「一極集中」に持っていったはずです。不満や問題もなく、これだけの布陣で「銀の矢」を真っ二つに折れるチャンスを後半戦だけである意味キメてくれました。まだ来シーズンも同じ2人がコンビを組みますが再来年はわかりません。今シーズン失ったもののチャンスは来年まで、いや、ないかもしれない。フェラーリは「自動車競技の頂点に立つ舞台」でなく「一度頂点に立った者を優越感とブランドで沈静化する最後の砦」となっている近年です。勝ったドライバーがいる場所であり「勝ちたいドライバー」が目指す場ではない気がします。また、こちらも毎回書いちゃっていますが、黄色い長身イケメン、ヤツぁどうなんでしょう。確かに速いです、がいくら何でももって無さ過ぎだろう?!もちろん全てか彼のせいではない。でも「適材適所」という言葉もあります。マシンが未成熟で悪い?ピンクのままでいた方がよかった?!マジで「アロンソの弟」にやられるぞ?!ハロが載ると邪魔なんて言ってると、自らがグッバイになっちゃうぞ?

お口が過ぎてしまいました。2回に分けて2017年の後半を振り返ってみました。ほんのちょっと休んだらまた後日、シーズン全体について、似たような感じにはなりますが書かせて下さい。
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F1の2017年シーズンのおさらいする前に、後半戦2/2を振り返ります。主に予選でチェックしていた「トップと他チームの差」と「予選時スピードトラップ通過速度」をいつものグラフを作成してみていきます。

《予選トップタイムと各チームの差》
予選結果で1/10秒に丸めて記載してきたトップタイムと他車の差を、今回も正確な値を用いて比較します。
イタリアGPについては雨の予選となり、以下の全てのデータも同様に影響しているため「本来のタイム差、速度差」とならない点に注意して下さい。平均値の試算からは除いています。
昨シーズンと同様に各チーム概ね右肩下がりのグラフとなって、シーズン終盤にはタイム差を縮めている傾向がありますが、同じく最終戦アブダビGPでメルセデス以外の全てのチームがメルセデスから離されています。このグラフは単純なタイム差比較であり、サーキット全長や速度差までは考慮していないため、正確な性能差、実力差を比較できるものではありません。最大でトップと近付いたのはブラジルGPとなり、昨シーズンの3秒差から今シーズンは2.5秒以内のバトルとなっています。全長が短く、コーナリング処理の短縮化もあって、インフィールドセクションがタイム差減少に貢献していると言えるでしょうか。同系色の黄色いルノーとオレンジのマクラーレンはちょうど真ん中付近を同じような位置関係で推移してきました。来シーズンは同じエンジンを積むわけですから、ガチンコでドライバーとシャシー比較ができるというわけです。トロ・ロッソとハースはその少し後ろを不安定に上下しています。
グラフを眺めていると、あることに気付きます。トップ3とそれ以下が触れることなく完全に離れています。それは、通年でみても同じです。まるでうまく避けているかのように空隙がありますよね。これがカテゴリーを大きく二極化している現代F1のように「壁」となっています。ごちゃごちゃしちゃってるので、申し訳ないけどトップ3だけ抜粋しちゃいましょう。
抜粋拡大しても出入りが激しいです。特に紫のレッドブルの忙しいこと。序盤はフェラーリにも離される劣勢にありました。得意そうなモナコ、オーストリア、ハンガリーで差を縮めて、シンガポールとメキシコではメルセデスをも凌駕しています。ただ意外なのはフェラーリの地元、雨のイタリア以外は全てでフェラーリに勝てませんでした。逆を言えば「予選では」フェラーリの方が速く、優勝数から考えてもフェラーリは充分な速さをもったシーズンであったことがわかります。なのにイタリアを落とし、シンガポール、マレーシア、日本と落とせば、最強メルセデスに太刀打ちできるはずもありません。近似曲線は綺麗な振幅で「進歩と後退」を繰り返しています。
昨シーズンから飛躍的に向上したのはラップタイムです。イタリアを除く全てのサーキットでタイムが向上し、平均すると2.8秒の短縮でした。ベルギーの4.2秒短縮はすごいですね。仮にベルギーを平均300km/hと仮定した場合、83.3m/sですから昨シーズンの349.8m前を走っていることになります。寝かした東京タワーより高い(遠い)

《予選の各チームの速度差》
これはチーム毎の予選時最速のスピードトラップ通過速度です。イタリアが落ち込んでいる以外は概ね昨シーズンと似た波形となります。最速と最遅チームをそのカラーで示しています。最速はフォース・インディアが9戦中4箇所、メルセデスが3箇所、フェラーリとおまけでトロ・ロッソがここぞのイタリアの1箇所ずつという内訳です。メルセデスは本当に速いですね。最速メキシコも2位に差を付けています。ただ何度も書いているようにF1は速さだけのスポーツではありません。ドライバー、空力、タイヤ、コーナリング処理など様々な要因を合わせた総合力で勝者が決まります。予選や直線の速さだけでは、それよりも上は得られません。フォース・インディアのマシンは、それだけ。最低の方は黄色系が多いですね。少し濃いめのオレンジがマクラーレン、淡い黄色がルノーとだけ伝えておきます。速度差最大はイタリアを除くとブラジルの16.5km/h、最小はクネクネのシンガポールの12.2km/hに最速メキシコGPと続いています。メキシコはみんな速い、ウィングは寝ており空気も薄いということ。平均速度差はイタリアを除いています。
このグラフを前回同様にチーム毎で表現したくて今回も描きましたが、冷静に考えてみればサーキット毎に特性も違うわけだし時系列でみる必要はラップタイムより無意味ですね。以下のグラフで事が足りてしまうし端的でわかりやすい。これは今回最後にしよう。
エンジン別でみると、さっき書いた通りフォース・インディア・メルセデスですからイタリアと日本の2箇所以外が青緑になっちゃいます。昨シーズンに比べて戦闘力を増したフェラーリではありますが、速度だけでいえばルノーと大した差はなく、ピンクの昨シーズン仕様と比較してもパワーサーキットでなければ近い数値です。あとはライン採りやマシン特性、ドライバーの「乗り方次第」か。オレンジは、、ご覧の通りとなっています。
最後は昨シーズンとの最高速度比較をします。イタリアの例外を除いても、見事に全サーキットで落ち込んでいます。別の機会で通年比較もしますが、前半戦の結果と同様の傾向です。最大の落ち込みは昨シーズン最速を誇ったメキシコから16.9km/h減の355.6km/hとなりました。それでもタイムは2.22秒縮めているわけですから、いかにコーナリング速度が速くなったか、コーナリング扱いが減ったかを物語っています。これだけの変化があれば、ドライバーの体感は全く別物になったことでしょう。鈴鹿で生観戦していても、それは伝わってきました。逆にほぼ速度低下がなかったのは2.4秒短縮されたブラジルでした。スピードトラップが1コーナー手前にあるので、位置もよくないかもしれません。あの位置じゃ、ブレーキングを粘らない限り差は出辛い。


まだまだ用意したネタはありますが、長くなったので後半戦はもう一回書かせて下さい。ちなみに、12月17日にフジテレビNEXTで2017年の総集編が放映されます。観逃した方やポイントだけ観たいという方はチャンスです!

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まもなく再開する後半戦を前に、先日行った2017年シーズン前半の印象的なシーンとシーズン後半の展開を個人的視点から書きます。

《目をみはる活躍、目にあまる失態》
一番印象的な活躍はフェラーリの健闘、初めだけのハッタリではなかった強さでしょうか。昨シーズンは合同テストの期待を大きく裏切り、シーズン終了時はボロクソに書いてしまいました。それもあって序盤の成績を単に鵜呑みにせず、開幕してしばらく数戦は様子見という面持ちでいました。ハミルトンの鬼神の予選やアゼルバイジャンでの失態など「こりゃ今年もメルセデス&ハミルトンかな?!」と思っていると、ライコネンでもポールポジションやラップリーダーができるあたりが「今年のフェラーリなら打破できるかも」と予感させてくれています。チームとしてもファンもフェラーリの本命はベッテルと考えているだろうし、そこがブレたらフェラーリの久々ドライバーズチャンピオンはありません。ただそこには信頼性のおける相方のライコネンが必要です。ライコネンだからベッテルも安心して攻められるし、ライコネンもしっかり「壁を築ける」走りが求められてきます。
目をみはる、は言い過ぎでも勝機が舞い込んできたボッタスは想像していたより活躍しているのではないでしょうか。11戦を終えて2勝、それもどちらもハミルトンを従えての優勝です。ロズベルグより安心して見ていられるまでに成長できているのではないでしょうか。見た目は落ち着いていますが、ボッタスはまだ若いです。恵まれた環境でこの1年限りとは言わせず「勝ち癖」を存分に身に付けて、次世代のF1を牽引する1人に成長したら嬉しいですね!
少し下の順位に目をやると、フォース・インディアのオコンも褒めてあげたい1人です。表彰台こそまだありませんが、リタイヤもなく、誰かと違って予選より上の結果で帰ってきます。先輩ペレスに肉薄し、まだF1の1年生とか2年生にしては上出来だと思います。

一方でガッカリ最上位はレッドブルです。ドライバー個人よりはチーム全体。せっかくのエアロダイナミクス変更で期待したつもりが、スタートダッシュはおろか復調も昨シーズンより鈍く、未だ上がり切っていない様子です。リカルドはその中でも1勝を挙げていますが、リタイヤも多い。フェルスタッペンのスタートの切れ味は相変わらず抜群ですが、昨シーズンよりも焦りやライン取りなど詰めの甘さを露呈しています。フェルスタッペンの場合は特に「完走率の低さ」が焦りとなってそのような動きをせざるを得ないのも理解はできます。そもそも「予選で二強に戦えていない」内容が苦しいです。現時点の判断はし切れないけど、3番手チームは決まりでしょう。シーズンも半分を終え、ひっくり返すにはさすがに時期が遅いです。リカルドは確実にライコネンを上回るドライバーズランキング4位を目指し、現在6位につけるフェルスタッペンもあわよくばライコネンに近付く結果を目指すことが精一杯な気がします。
さっきは存在を尊重したライコネンも対ベッテルでみたら物足りない内容です。久々のポールは獲得できました。久々優勝も狙えたのにレースペースが不安定でチームをはじめ周囲からも「ベッテル優先に戦略を立てるのは納得」の状態を確立してしまいました。ベッテルと同じマシンに乗る以上、比較対象は免れないし、年齢的な劣化や「そもそものドライバーの力量差」は明らかになっています。繰り返しになりますがライコネンに課せられた今シーズンは「チーム全体の利益」を優先するしかありません。いかにベッテルとフェラーリを有利なゴールに導けるか、まだまだやるべき仕事が残っています。来シーズンも同じラインナップで仕事していきたいのなら、鉄壁に徹するのが利口です。相方の勤勉なベッテルもたまーに感情的にいかれテルのはいただけません。30歳になったのなら、あれはやめた方がいい。
最近は「同士討ち」もよく見受けます。フォース・インディアにトロ・ロッソ、ザウバーもやってました。イマイチなマシンに手を焼くペレスはオコンのみるみるうちの成長と錯綜し、やり場のない悔しさで昇格を狙うサインツともう行き場のない「結果が全て」のクビアト、そしてテールエンダーをお金で買うエリクソンに昇格のチャンスを棒に振ったウェーレイン。実力伯仲の証、でもチーム内争いで傷を負うことは一番くだらない。フォース・インディアは予選から四番手勢力をモノにできていますが、他の2チームにはあまり余裕はありません。とても接近しています。コンストラクター争いを勝ち抜きつつ、来シーズンの自身の行き場もそろそろ真面目に考えなければなりません。

《チームやドライバー毎に思うことを一言で》
メルセデス
・この夏を逃げ切れば、かなり有利!
・意外とボッタスが安定しきちゃったりして
フェラーリ
・この夏を食らいつければ、あるかも?
・ライコネン、最速のナンバー2決定!
レッドブル
・今年のブ〜ルは鈍〜いぞ!
・まあそうカリカリしなさんなフェルスタッペン
フォース・インディア
・焦るペレスに追うオコン
・「空いた空間」ピタりとハマりQ3進出は確立
ウィリアムズ
・あと5点のちゃま。まもなく教習卒業か?!
・マッサ、ちゃまに抜かれたら、今年こそは、、
トロ・ロッソ
・2人ともやり切れずでピリついている感満載
・将来が気になる2人の動向とレース内容
ハース
・来シーズンのシートも決まって精神的には楽かな
・マシンの完成度とドライバーの不安定さも健在
ルノー
・まだ日の目を見ない「ワークス」の意地
・1人で戦う「予選」はよし。肝心なのは「決勝」
マクラーレン
・どうフォローしていいか悩む「F1界の腫れもの」
・他がなければ、いっそのこと供給撤退も、、
ザウバー
・カラーリングだけはカッコいいのに。。
・元来の「ザウバー」の名残はもはや名前だけか

《今後予想されそうな展開》
現在までのドライバーズ、コンストラクターズのランキングと後半戦に同様の傾向をとった場合の指標を参考までに示してみました。近年では2012年も同じ全20戦で争われました。その年は優勝が分散したこともあって、ドライバーズチャンピオンのベッテルは281、2位のアロンソは278ポイントで僅か3ポイント差の勝負となりました。今シーズンはそれよりも優勝が偏っていることを考えても、今の流れをくむと350〜375ポイントのあたりで争われるのではないかと予想します。
自力でドライバーズチャンピオンを狙えるのは残り9レースで各7ポイント差。合計63ポイントになります。トップのベッテルと2位のハミルトンが14ポイント差、3位のボッタスが33ポイント差の3人まで。4位リカルドと5位ライコネンはココからこぼれました。ある程度決まってきた流れからも、チャンピオン争いは先日のハンガリーGP決勝でも書きましたが「二強+1」で進行していくことでしょう。コンストラクターズチャンピオンは逆にメルセデス優位で2位のフェラーリとのギャップが若干つき始めました。夏休み明けのヨーロッパ2戦はパワーがモノをいうサーキットと考えると、ドライバーズもコンストラクターズもフェラーリ若干の劣勢が続きそうです。ヨーロッパを明けてのアジア、アメリカ系までにフェラーリがどの程度メルセデスに離されないかが、チャンピオンの決め手になりそうです。また、パワーユニット交換についても、メルセデスに分があります。果たして長年屈強なメルセデスを打破して、フェラーリ久々のチャンピオン返り咲きはあるのか?!

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