F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:市街地サーキット

オリンピックは開催するまでや開催中は賑やか。でも終了してしまうと廃れたり「不要なハコモノ」となってしまうケースも多いようです。オリンピック跡地を利用し、国際レースクラスのサーキットに使用しているものが現在いくつかあります。スペインのカタロニアもそうだし、カナダ・モントリオールのジル・ヴィルヌーブもそう。あとはそのままメイン会場を囲ったロシアのソチ・オリンピックパークなど。そこで今回も妄想デザイナー、ミヤビマン・ティルケはタラレバ市街地サーキット第三弾として次期2020年の東京オリンピックにあやかった「東京オリンピックパークサーキット」と称した空想してみました。すったもんだあった挙句、デザインも決まり着工した新国立競技場のたもと、神宮外苑がメイン会場としています。

全長は今回少し短めな4.8km。東京市街地にサーキットなんてそもそもあり得ない話ではありますが、意外と多い緑と起伏に富んだ地形を使ってこじんまりと設定しました。
コントロールラインは新国立競技場の目の前にあたるこの交差点としました。ここにはちょうどいい大きさのバンクなしオーバル道路が現道であります。そこを利用しています。東京ヤクルトスワローズの本拠地である神宮球場を右手に反時計回りでスタートすると、ドラマ撮影でお馴染みの青山に向かって伸びるイチョウ並木が現れます。そちらに向かってオーバルから右折、国道246号の青山通りに突き当たるまで直進し、赤坂方面へ直角左折になります。
オトナな青山一丁目や赤坂御用地をかすめながら都心へ。ここは実際に走ったことのある方ならご存知の通り、なかなか長い下り直線です。1kmで標高34mから24mまで10m下がります。さらに進むと外堀にあたる赤坂見附に至りますが、手前の豊川稲荷の手前の細い道を左折で進入します。狭くてもバクーのあそこよりは幅員はあるはず。ここまでの1.9kmが第1セクター。

問題の細い道はなかなかの難所。追い抜きは難しく狭いうえにコースで最も低い標高14mまで下って、また登るというリズミカルなハンドリングとトラクションの掛け方が肝になります。雨に降られたら嫌ですね。だから赤坂見附に向かわずわざとレイアウトに入れたんです(笑)道なりに走るとホテルニューオータニが見えてきて外堀に出ます。出たら左折です。
外堀通りを四谷方面に向かい、デルタ型の若葉公園の交差点を二回左折して迎賓館を左手に都道415号に入り南西に向きを変えます。都内のど真ん中の緑溢れる比較的静かなエリアをF1が爆音を立てて走行します。住民の方、小鳥さんすみません。緩やかなカーブの中、南元町の交差点あたりまでが第2セクター1.4kmです。

最終セクターは登りながら再び神宮外苑に向かうと環状3号外苑東通りとぶつかる権田原交差点の先にオーバル道路のデルタが現れます。本線はその分岐を右に曲がり、オーバルを反時計回りするように入ります。
ここからドライバーには「東京の逆パラボリカ」といわんばかりの左の大曲率カーブにしばらく耐えてもらいます。一般道のため水切り勾配以外のバンクはありません。サーキット舗装でもないので摩擦係数も低いです。スピンしないように気を付けて下さい。左コーナーに耐え切ってやっと1周、1.4kmのセクターとなります。

今回悩んだのは一応毎回律儀に考えているピットロードでした。大抵はメインストレートに並行して設置するものですが、既存の敷地を破壊させてもらえるかどうか、、ピットロードと本線についてレギュレーションで定めがあるのか確認していませんが、そこで一部未使用のオーバルを逆回りで使用してもらうことにしました。
最終セクターにある権田原交差点を左に分岐してモンテカルロにも似た「カーブをなしたピットロード!」でも各チームのロスは同じだし制限速度もあるためこれで許してもらいます。例のごとく本線合流は向かい合わせから左折合流となり危険なため、白線で少し並行しながら合流させます。これで一件落着、カナ?!

このサーキットもDRS区間は2箇所設けてみました。一つ目は分岐の権田原交差点手前で計測してオーバルの直線区間を使った約420mと、ピットアウトが合流するあたりで計測して青山通りの直線を使った930m。どちらも頑張り過ぎると直後のコーナーが苦しくなるのでアクセルオフやブレーキタイミングも程々に考えておきましょう。

今年は2017年。まだ先かななんて思っていたら、あと3年半後には日本では4回目、東京で2回目のオリンピックがやってくるんですよね。前回の東京が1964年で次が2020年。56年振りと考えると、もし3回目があるなら2076年か、、自身96歳?!うーん、今回が生きている間の東京は最後になるのかもしれないな、なんて考えると今回のオリンピックを是非生で観戦したくなりますよね!フォーミュラEならともかく、きっと実現はないでしょうが「東京都心のF1開催」あったらいいなとブログの中で想像してみました。

ミヤビマン・ティルケも東京オリンピック・パラリンピック2020を「心の中」から応援しています。
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以前「東京に市街地サーキットを作るなら?」と想像したネタを書きました。今回ミヤビマンティルケは個人的に大好きな街、横浜の市街地サーキットを考えてみました。横浜も一時期ネタに上がっていましたよね。

なんとなく頭にイメージはあったものの、いい感じの距離や幅員を考えるとなかなか決まらない。横浜だから海沿いは絡めたいし、起伏を使うなら元町や港の見える丘公園あたりだけど、道は狭いし、、なんて考えて意外と悩みました。少し頭を使って色々考えたアイデアはこちらです。

ちょっと長い全長6.2kmの市街地レイアウトです。形が前回の東京と違って「ザ・市街地!」みたいになりました。今回は反時計回り「ヨコハマ・ベイサイド・マリーナ・サーキット」と命名!アウトレットモールでもシティホテルでもありません。こっちはカタカナ、向こうは漢字(笑)シンガポールGPやアブダビGPを足して2で割りました。今回
・島国日本を代表する港町だから海辺
・広い幅員の道路を使用する
・直角ではないコーナーも絡めたい
・DRS区間やピットロードも考える
という観点で計画しています。残念ながら、勾配や起伏が小さく平坦になってしまいました。


コントロールラインは交差点の輪っかが特徴的な「サークル・ウォーク」交差点です。ココは上下線の幅員が地下道を挟む関係で広くなっています。スタートは航空写真でいう左手の上り線(新港中央広場側)を使います。
横浜の観覧車「コスモクロック21」が見える頃、スタートしてたった270mの交差点カップヌードルパーク入口で同じ通りの下り車線に直角カーブ2つでクランク状にシフトします。スタート直後で大混雑ですね(笑)なぜこんな風にしたかの意図は後で説明します。国際橋を越えてすぐの交差点を左折。日本第2位の高さになってしまった横浜のシンボル、横浜ランドマークタワーに向かってみなとみらいエリアの桜木町駅を目指します。
横浜ランドマークタワー前を左折、JR京浜東北線をアンダーパスしてまた左折、国道16号に出るまでの1.8kmが第一セクターです。


関内エリアまでしばらく道なり。横浜市役所を横目に直進し、横浜DeNAベイスターズの本拠地、横浜スタジアムに突き当たったところを直角にまた左折。レトロで横浜らしい建物の前をF1マシンが駆け抜けます。次は神奈川県庁の前を右折し国道133号へ。右手に真っ青に目立つ横浜ディアタワーがある中華街東門の前までの2.1kmが第二セクターになります。 


首都高速神奈川3号狩場線が見え谷戸橋交差点を左折、山下橋交差点も左折で山下公園通りの長い直線区間となります。右手に氷川丸、左手にマリンタワーがいいですね!横浜の名所をたくさん巡れています。

個人的にこのコーナーをどこかに入れてみたかった!山下公園通りの終端の開港広場交差点の航空写真の右から左に向かう緩やかなクランク。直線から高速で進入して右に左にと振られて、タイムを削るのに重要なライン取りと接触ギリギリのバトルが見られるきっかけになる気がします。 

最後は横浜税関前交差点を右折し、赤レンガ倉庫を右手に緩やかな左カーブを経て再びサークル・ウォーク交差点に戻るまでが第三セクターの2.4kmとなります。 


ピットロードは赤レンガ倉庫の交差点を斜め左に入り、右側の新港中央広場側に設置します。マシンはまさしく写真の赤のトヨタ86のように走行する感じでしょうか。 
ピットアウトがミソで、安全に本線合流させるため、さっきのカップヌードルパーク入口の交差点を直進させます。そうなると本線側に速度低下とピットアウトを認識させるために交差点を右折させました。スピードを殺してしまうのは惜しいですが、安全も大事!

DRS区間は今回2箇所設置してみました。第一セクターの国際橋でギャップ計測して、左折してからランドマークタワーあたりまでの約550mの直線。 
もう一つが第三セクターの谷戸橋手前で計測、山下公園通りの直線750mで使用可能となります。 


実際にはありえないであろう日本国内の市街地サーキット。横浜でやるなら綺麗な夜景のナイトレースがいいかな!なんて言ったら、住民の方からさらに非難轟々だろうな(笑)
空想でした。

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今年からF1カレンダーに新たに追加されたヨーロッパGP。舞台はアゼルバイジャンのバクーです。アゼルバイジャンって名前は聞いたことあるけどよく知らない。そもそもヨーロッパなの?とF1開催を前に、アゼルバイジャンという国を知るため調べてみました。


アゼルバイジャン共和国
    面積:約86,600㎢(日本は378,000㎢)
    人口:約940万人(日本は1億2,700万人)
    首都:バクー(約205万人)
    言語:アゼルバイジャン語(ロシア語)
元ソビエト連邦からの独立国で1991年誕生と比較的新しい国です。東は世界一大きい湖のカスピ海が近くに面しており、ヨーロッパといえばヨーロッパ。南にイランも接していて、中近東にも近いという中途半端な位置にあります。個人的なイメージは内戦などもあって、あまり治安がよくないんじゃないかなといった感じです。

わかりやすく日本と比較をすると、国土面積は日本の1/5程度で北海道より少し大きい感じ。国土人口は東京都23区くらいになります。開催地である首都バクーは日本でいうと約225万人の名古屋市より少し少ないくらいです。


日本からアゼルバイジャンへの旅客直行便はありません。トルコのイスタンブール経由のトルコ航空、ロシアのモスクワ経由のアエロフロート、カタールのドーハ経由のカタール航空を使うか、エールフランス、アリタリア・イタリア航空などを使う必要があります。
ただし、貨物便ならば今年から週に2回、石川県の小松空港にボーイング747カーゴを使用したシルクウェイ航空による直行便が開設されました。日本と外交があるのを知りませんでした。
また、カスピ海から潤沢な資源が他国に売るほど産出されているようですが、経済的には不安定で、日本の外務省からは地区によって「むやみな渡航は避ける」ような見解が出ています。



街並みをみてみます。確かにヨーロッパ様式の古き良き建物と近代的な超高層のビルが融合した都市のようです。どうやら世界遺産のすぐそばをF1が走行するようですね!
YouTubeでは新コース設計でお馴染みのヘルマン・ティルケがレイアウトしたコースをフォーミュラカーで試走した動画を見ることができます。

よそでお借りしたコース図を見てみると、うーん、どこかで見たことあるようなありきたり。。前半はよくある直角コーナー、長い2本のストレートがあって、後半は所々に狭そうな幅員と緩やかな高速コーナー。当然エスケープゾーンがなく、すぐコンクリートウォール。これなら先日書いた「東京市街地サーキット」の方が面白いんじゃない?!とケチをつけてみる(笑)
見た限り、市街地の割には先日カナダと同様に速度は高くエンジンパワーがあった方がいいに越したことはないでしょうね。


カナダやブラジルのような時差はなく、ヨーロッパに近い時間帯でのレースなのは視聴者側からみたら助かりますね!確かにヨーロッパっていえばヨーロッパ圏域のアジア寄りなので、名称はユーラシアGP、いやそのままアゼルバイジャンGPでよかったんじゃないでしょうか。アゼルバイジャンにはレース主催団体がないことがヨーロッパGPというしっくり来ない名称になった理由の一つのようですね。


ファンとしてはF1が色んな土地で行われ、開催数が増えるのは楽しみが増えるということ。遠いカナダに続いての2週連戦はチームやドライバー側からしたら大変だと思いますが、果たして初開催がどうなるか楽しみにしたいと思います。


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F1のサーキットにはモナコ・モンテカルロに始まり、アメリカのデトロイトやフェニックスなど古くから「市街地サーキット」が盛り込まれ、近年はヘルマン・ティルケによってシンガポールやアブダビ、そして今シーズンからアゼルバイジャンにも追加されています。またF1には「昔オリンピックの行われた跡地」を利用しているものもあって、先日行われたロシアも次戦のカナダもその類ですね。

日本でも「東京の臨海地区にサーキットを」とか「大阪市内にF1誘致」なんて噂があったこともありましたよね。日本では関係省庁の了承や規制、セキュリティ面、そもそも「モータースポーツへの関心」など他国と異なって厳しいであろうこともあって、個人的には現実的ではないと思っています。


ただ理想や空想は自由!2度目のオリンピックも決まった東京にもし市街地サーキットを設けるならどこを選ぶだろうと地図を見ながら考えたことがあります。そこでこれも「タラレバな話」ですが、私ミヤビマン・ティルケが考えた「東京市街地サーキット(仮)」を紹介したいと思います。

候補はいくつかあったりしますが、今回は東京のど真ん中、次戦カナダやオーストラリアのように緑や水辺を周回し、大都市東京を世界に紹介できるようなレイアウトを考えてみました。当然ながら、東京都、警視庁や国土交通省、宮内庁、日本自動車連盟(JAF)の許可なんか取ってないので、難しいことは考えないでギャグのつもりで見てください。


全貌はこちら。東京に馴染みのない方だと、よくわからないかもしれません。そこはごめんなさい。東京駅のすぐ西、丸の内エリアや皇居内堀を利用した、時計回りの全長約5.7km市街地サーキットです。市街地サーキットなのにそこそこ中高速のレイアウトで長さもちょうどいい感じではないでしょうか。
こだわったのは
    ・ありがちな直角カーブを極力減らす
    ・東京にもある高低差と既存道路で結ぶ
    ・追い抜き可能な幅員とDRSの作動効果
    ・ガレージ設置の可否とピットロード
といった面も素人ながら一応考えました。


コントロールラインはピンの立つココ。ちょうど東に東京駅の丸の内赤レンガ駅舎も見える、日比谷通りの「和田倉門交差点」としました。

ここから晴海通りを右折し桜田門交差点までの約1.8kmが第一セクター。晴海通りとの交差点がコースで最も低い標高の2.2mです(計測ソフトより)一方桜田門は標高11.0mなので上りになります。桜田門は警視庁の目の前で、監視やテロ対策もバッチリです。


そこから内堀に沿って麹町警察署のある半蔵門交差点では最高標高の29.4mまで上り、千鳥ヶ淵交差点を写真右手に小さく右折
北の丸公園や首都高速代官町ランプあたりまでの約2.0kmが第二セクターとします。ここは下の写真のように両側で2車線と少し幅員が狭いので、追い越しは厳しそうです。一気に上って、一度下ってからセクター後半は再び若干上りです。


そして最後は一気に下って標高5.0mの竹橋から気象庁や東京消防庁をかすめて大手門交差点を写真のタクシーのようにやや大きく左折
続いて大手町交差点を右折し、再び日比谷通りに戻る約1.7kmの第三セクターで構成します。気象庁も近いので雨雲レーダーの情報も最新のものが入手可能です。


各チームのモーターホームやガレージ、ピットは和田倉噴水公園のエリアをお借りして、先程タクシーが左折した大手門交差点を曲がらず直進し、内堀通りのまま入ります。
ピットアウトはホームストレートとなる日比谷通りに途中から合流する形となりますが、モンテカルロやベルギーのスパのように、急な合流を避ける形で白線で並行分離し、晴海通りとの交差点を大きく右折する際に安全に本線合流させます。ピットロードの1.5kmがちょっと長過ぎでしょうか!?長くても当然ピットロード速度制限がありますから、ロスタイムを考慮したピットタイミングや回数を考える必要があります。

DRS作動区間は一箇所。計測ポイントを大手門交差点を左折する手前(写真のピンの位置)辺りに設け、1秒以内のギャップにつけば日比谷通りのホームストレートの約1kmの区間で目一杯使用可能とします。1,000mで1.0mの下りになるので勾配0.1%のロングストレートですね。


観客席は日比谷通りや内堀通りの片側3車線を潰し仮設を組み、内堀の土手や水辺にもいくつか点々と設けられるでしょうか。決勝を終えた日曜夜は突貫工事で速やかに撤去し、翌日月曜日には通常機能を可能とします。


世界に名高い大都市東京のオフィスビルと皇居の緑と堀を囲み、某国のように宿泊施設や交通アクセスの不便さは全くなし!東京のど真ん中をF1が爆音を立てて快走します。既存の市街地サーキットのように直角ストップ・アンド・ゴーの傾向を少しでも減らして、広い幅員と高低差27mも利用したこのミヤビマン・ティルケ発案の市街地サーキット案、いかがでしょうか?!



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