F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:小松製作所

またメルセデス系に戻りましてー。昨シーズンは「1人の力」で3チーム抜きを敢行し最下位脱出。単独の「下位グループトップ」に返り咲きました。最近は最下位とこれを繰り返してしまうのでそれだけは避けたい。今シーズンは2馬力で中断に食い込むか?!ウィリアムズFW46になります。

《設計》
(パット・フライ)
 デイヴ・ロブソン

《外見》
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青の濃淡、そして黒の色遣いは変わりませんが、模様は変わりました。
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昨年のFW45のノーズの断面って上向きに弧を描くかまぼこ型でしたよね。今シーズンのFW46はより前方まで平坦な部分が増え、やや太めに見えます。

そして我々日本人として真っ先に目に止まるのはコレ!
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KOMATSU
日本最大手の建機メーカーである小松製作所のロゴ。懐かしい。1990年代後半のまだ強かった時代のウィリアムズにギヤボックスの部品を供給していたこともあり、ウィリアムズと繋がりがありましたね。F1で久々の復活、サイドポンツーンとリヤウィングレットにロゴが入ります。
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余談ですがちょうど来月3/16には北陸新幹線が延伸、小松製作所発祥の地である小松にも駅ができます。
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(隠したところをよく見ると「こまつ」が見えます)
世界から多くの観光客を集める金沢の隣ということで、こちらもグローバル化が加速しそうですね。あ、そういえばハースの新代表も小松や!こりゃKOMATSU有名になるぞー。

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サイドポンツーン後端の落ち込みはキツく、さらに窪みもかなり深めに入っています。昨年までは「スピード一辺倒」だったマシン特性も変わることになるのか?!
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《シャシー》
 FW46
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:798kg
 最大燃料搭載量:110kg
 ブレーキキャリパー:ブレンボ
 ブレーキディスク、パット:ブレンボ
 サスペンション フロント:プッシュロッド
          リヤ :プルロッド
 ホイール:BBS
 タイヤ:ピレリ

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《パワーユニット》
 メルセデスF1 M15 E Performance
  V型6気筒・バンク角90° シングルターボ
 排気量:1.6ℓ
 ICE最高回転数:15,000rpm
 MGU-K最大回転数:50,000rpm
 MGU-H最大回転数:125,000rpm
 最大出力: - 馬力+120kW(非公開)
 燃料・潤滑油:ガルフ

《ドライバー》
 No.23 アレクサンダー・アルボン(タイ)
 No.2   ローガン・サージェント(アメリカ)

チームの屋台骨をなすアルボンともう「新人」ではないサージェントのラインナップ。

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昨シーズンはアルボン様々でしたな!一般企業ならば給料が倍になってもいいくらい。アルボンはアルボンで「グループ」から巣立ち、現役かてエース待遇でマシンに乗れるわけだし、チームとしてもいい人選だったということで、まさにウィンウィンの結果となりました。チームはアルボンを手離したくないでしょうね。アルボンはどうなんでしょうか。期待を一身に受けて自信と責任感が増すタイプ?!逆に上には上を、この勢いでさらなる高いステージに挑戦していきたい?!

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昨シーズンより逞しくなったでしょうか。無事にデビューイヤー全戦を戦い、これから2年目を迎えるサージェントです。miyabikunは予選予想でだいぶお世話になりましたが、本来はそんな位置と予想されてしまうのも屈辱的だし、それに甘んじても困ります。相方アルボンが同じマシンであの走りが出来るわけですから、サージェントに出来ない訳がありません。日本は角田、中国は周と母国を背負って一人で戦うドライバーは多くいます。サージェントは何といっても今のF1の中心国、アメリカの代表。アメリカ人でもF1に充分通用するところを全世界に知らしめようじゃありませんか!

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F1関連CMまだまだあります。今回は建機で有名な小松製作所とロータスのタッグです。一年近く前に塩野義製薬「新ポポンS錠」で取り扱った時と同じ組み合わせになります。まずは1992年バージョンから。
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かつてベネトンで指揮を執ったピーター・コリンズを招き、日本が誇る小松製作所のギヤボックスを採用していました。ちなみに、F1初期のフェラーリを駆ったピーター・コリンズという同姓同名のドライバーがいます。しかしそちらは1958年ドイツGPで事故死しているため、当然ながら別人です。
コマツは日本のトップシェア、世界でもキャタピラー社に次ぐ超大手の建機メーカーです。社名の通り、発祥は石川県の小松市。一時期はニューヨークヤンキースにも所属した同郷の野球選手、松井秀喜もCM起用していましたね。パワーショベルのように力強く豪快なスイングは企業イメージにピッタリ。
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エンジンカバーを開けて、まさしくマシンのこの辺りにKOMATSUの技術力が活かされています。日本企業が最高峰のモータースポーツの一端を担うのは、例え見えない部分だとしても誇らしいですね!縁の下の力持ち。
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「お二方、準備はいいですか?!行きますよ」
名門チーム立て直しをかけた期待のドライバーを引き連れていざ出陣!といった感じ。気品があるなぁ。
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「I wanted KOMATSU」
分かりやすい英文ありがとう(笑)
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こちらはコマツ側の回答ですか。プロポーズに答えたい、だなんて。相思相愛だな!
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コリンズも満足気ですね。このCMは覚えていました。

もう1本、こちらは出典によると1994年のものらしい。miyabikunこちらは覚えていませんでした。今回調べて知りました。確かにマシンは白と緑の1994年モデル109ですね。この時代のハッキネンはマクラーレンに旅立ったためエースのハーバートのみの出演となっています。
倉庫の中に収められているのは
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超巨大なダンプ。これはなかなか一般の道路では見かけないですね。ダム建設で岩石を運ぶ時に使われているヤツです。小さい頃にこのオモチャを持っていて、miyabikunはレゴブロックの運搬に使っていたなぁ。
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今の型でいうと980Eという名前のようです。積載重量はなんと370t。馬力も規格外の3,750psとF1マシンの4倍近い!ただし最高速度は60km/hとそこだけは親しみやすい(笑)
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陽炎の中、力強く向かってくると、
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えっ、爆発?炎の中から
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ロータス109のお出ましです。なるほど、ダンプのメカニズムがF1に活かされているわけね。マシンが3,750psあれば、シューマッハは屁でもないけど、最高速度がたったの60km/hではやっぱり勝負にはならないよな。何よりドライブするハーバートも中で加速の度に「ムンクの叫び」みたいになっちゃいますね。
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ロータスの晩年を支えたコマツとのタッグは92年が全16戦でハッキネンの4位2回を含む8回の入賞。パートナーをザナルディに代えた93年の全16戦はハーバートの4位3回を含む入賞5回。そして94年の全16戦のうち7位入賞圏外が最上位と成績下降もあって、残念ながらこのシーズンをもって名門ロータスがF1から撤退しています。

https://youtu.be/xNfjn87q4ls
https://youtu.be/MH21WgvOj9U

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