今までロシアGPの雨ってあまり記憶に無いのですが、土曜フリー走行は雨で中止となりました。新人ドライバーにとってはまた実走行のチャンスを失い辛い状況となります。
このシーンを目にした時、思わず学生時代のプール掃除を思い出しました。実際にサーキットのペイントの部分に立った経験はないのですが、デッキブラシだかワイパーだかでコンクリートに塗られたペイントの上を履くとあんな感じになりそうだなと。予選前には雨もあがり、ウェット路面のまま行われそう。ツルツルの措置。
《Q1》
ひとえにウエット路面といっても、他のサーキットにはないスムーズな路面。二種のうちどちらを履くか迷いますね。ひとまずアルピーヌ様のアロンソ様は深溝ウェットでトラックイン。
今回は前戦イタリアGPのインシデント+パワーユニット交換によるペナルティが課され、最後尾スタートが決定しているフェルスタッペンは淺溝のインターミディエイトをチョイス。アロンソ以外は全員インターミディエイトをチョイスしており、ウェットを履くほどビビる必要はないというのが最適解か。
フェルスタッペン同様に交換ペナルティで後方スタート確定のルクレールが1分50秒292をマーク。
そのルクレールの前に立ちはだかるアルファロメオ1台。もしや、、
ジョビナッツィ。唯一来シーズンの就職先が決まっていないんだった。まさか親会社に対して反旗を翻した訳ではないよね?!腐らずしぶとく頑張ろう!
ルクレールは一応律儀にQ1のタイムアタックに挑んだのに、フェルスタッペンはやっぱり「予選に参加したまで」を選んだか。。この瞬間にmiyabikunが先日予想した順位の答え合わせが大荒れすることが決定(笑)
よってQ1落ちはアルファロメオとハースの2台とノータイムフェルスタッペンの5台ということで。
《Q2》
今シーズンのガスリーの素晴らしい点は、サーキット特性によらず速さをみせていることもさることながら、毎セッションでいの一番にアタックに向かっていくんですよね。見た目の通り勝気というか、前向きな姿勢がとてもいいと思います。
ガスリー以上に速さをみせるノリスは今回もノレています。雨の予選ってのが見ていてハラハラしてしまいますが。
そんな伸びゆく若手の頑張りも虚しく、キングは情け無用に得意なロシアを制してくる。やっぱりロシアGPはメルセデスのモノなんでしょうか。
忘れちゃいけないのがボッタス。ボッタスも今はまだメルセデス乗りです。予選は勝ってもジンクス通りだし文句は言われないはず(笑)
Q1はタイムを残したルクレールはココで止め。ああ、Q3進出を予想したのに、クソぅ。
今もメルセデス(パワーユニット)を積み、来シーズンは本ちゃんのメルセデスに乗るラッセルはウェット環境を味方につけ、しっかりとQ3進出へ。結果的にノータイムのルクレールとウィリアムズのラティフィ、アルファタウリ2台に加え、元アルファタウリかつ元フェラーリのベッテルが脱落。
《Q3》
セクター1は徐々にドライラインが出来てきました。ポール争いは結局のところこの2人になってしまうのか。
先行するボッタスがラインを作り、あたかもハミルトンを牽引するかのような構図になっています。
いいんだよ予選は、勝てよボッタス!
もう、オイシイところみんな持っていかれちゃうんだからお人好し。
イケイケのノリスにまで抜かれているぞ。
Q3の残り6分でラッセルはドライのソフトタイヤを履く賭けに出ます。それをみてフェラーリのサインツやマクラーレン勢も続いていく。
カクカクのセクター3はまだ濡れておりリスキーですが、成功すれば大金星を得るチャンスですね。
(画像左上のワイプでハミルトンはピットロードで地味にフロントウィングを壊しています)
セクター1だけで1.365秒遅れているということは、ドライタイヤは勇足だったか。
お、サインツきた!暫定トップ!
いやいやノリスがそれを0.5秒も上回る!
そしてラッセルも3番手に大飛躍!一方でもたついたメルセデス勢はタイヤを仕上げる時間無く、タイム更新ならずで面白い結末に。
《予選結果》
1 ノリス (マクラーレン・M)1分41秒993
2 サインツ(フェラーリ・F) 1分42秒510
3 ラッセル(ウィリアムズ・M)1分42秒983
早い段階でドライタイヤに履き替え、限られた時間でタイヤを仕上げることに成功した三者でした。ノリスは念願の初ポール獲得、その隣には仲良しサインツといち早くドライタイヤをチョイスしたラッセルが続いたっていうのが何ともいいですね。実にフレッシュなトップ3となりました。
《先日の予選予想との答え合わせ》
途中で止めてしまった2人により、答え合わせするのが怖いくらい。でもやったからにはみていきます。
10番手オコン、一人だけ。。テッパンと思われたメルセデスの後退、隙をついた若きトップ3なんて当てられるわけなーい!(笑)ただ今回は予想を大外ししたけど、どこか清々しいしラインナップには満足です。
《Q3トップのノリスと各チームの差》
フェラーリ(サインツ)が0.5秒落ち
ウィリアムズ(ラッセル)は1.0秒落ち
メルセデス(ハミルトン)が2.1秒落ち
マクラーレン(リカルド)は2.2秒落ち
アルピーヌ(アロンソ)も2.2秒落ち
アストンマーティン(ストロール)が3.0秒落ち
レッドブル(ペレス)は3.3秒落ち
アルファタウリ(ガスリー)が4.6秒落ち※
アルファロメオ(ライコネン)は7.6秒落ち※
ハース(シューマッハ)は7.8秒落ち※
※は最速タイム(Q2,Q1)から算出
今回のチーム別タイム比較はセッションが進行するにつれて路面環境がよくなるという現象が顕著だったため、マシンのポテンシャルというよりかは「いかにセッション終了間際にタイムが更新できたか」によります。他の予選に比べて参考にならないデータとなりました。上位3台(ノリス、サインツ、ラッセル)はドライタイヤでのタイム更新ということもあって、ソチを庭とするメルセデスに対して大差を築く結果です。特にポールを獲得したノリスの飛び出方にはビックリしました。マクラーレンの得意そうなサーキットレイアウトに加え、先日のベルギーGPの荒れた雨予選からもわかるように、ノリスはウェット路面が得意そうですね。
このシーンを目にした時、思わず学生時代のプール掃除を思い出しました。実際にサーキットのペイントの部分に立った経験はないのですが、デッキブラシだかワイパーだかでコンクリートに塗られたペイントの上を履くとあんな感じになりそうだなと。予選前には雨もあがり、ウェット路面のまま行われそう。ツルツルの措置。
《Q1》
ひとえにウエット路面といっても、他のサーキットにはないスムーズな路面。二種のうちどちらを履くか迷いますね。ひとまずアルピーヌ様のアロンソ様は深溝ウェットでトラックイン。
今回は前戦イタリアGPのインシデント+パワーユニット交換によるペナルティが課され、最後尾スタートが決定しているフェルスタッペンは淺溝のインターミディエイトをチョイス。アロンソ以外は全員インターミディエイトをチョイスしており、ウェットを履くほどビビる必要はないというのが最適解か。
フェルスタッペン同様に交換ペナルティで後方スタート確定のルクレールが1分50秒292をマーク。
そのルクレールの前に立ちはだかるアルファロメオ1台。もしや、、
ジョビナッツィ。唯一来シーズンの就職先が決まっていないんだった。まさか親会社に対して反旗を翻した訳ではないよね?!腐らずしぶとく頑張ろう!
ルクレールは一応律儀にQ1のタイムアタックに挑んだのに、フェルスタッペンはやっぱり「予選に参加したまで」を選んだか。。この瞬間にmiyabikunが先日予想した順位の答え合わせが大荒れすることが決定(笑)
よってQ1落ちはアルファロメオとハースの2台とノータイムフェルスタッペンの5台ということで。
《Q2》
今シーズンのガスリーの素晴らしい点は、サーキット特性によらず速さをみせていることもさることながら、毎セッションでいの一番にアタックに向かっていくんですよね。見た目の通り勝気というか、前向きな姿勢がとてもいいと思います。
ガスリー以上に速さをみせるノリスは今回もノレています。雨の予選ってのが見ていてハラハラしてしまいますが。
そんな伸びゆく若手の頑張りも虚しく、キングは情け無用に得意なロシアを制してくる。やっぱりロシアGPはメルセデスのモノなんでしょうか。
忘れちゃいけないのがボッタス。ボッタスも今はまだメルセデス乗りです。予選は勝ってもジンクス通りだし文句は言われないはず(笑)
Q1はタイムを残したルクレールはココで止め。ああ、Q3進出を予想したのに、クソぅ。
今もメルセデス(パワーユニット)を積み、来シーズンは本ちゃんのメルセデスに乗るラッセルはウェット環境を味方につけ、しっかりとQ3進出へ。結果的にノータイムのルクレールとウィリアムズのラティフィ、アルファタウリ2台に加え、元アルファタウリかつ元フェラーリのベッテルが脱落。
《Q3》
セクター1は徐々にドライラインが出来てきました。ポール争いは結局のところこの2人になってしまうのか。
先行するボッタスがラインを作り、あたかもハミルトンを牽引するかのような構図になっています。
いいんだよ予選は、勝てよボッタス!
もう、オイシイところみんな持っていかれちゃうんだからお人好し。
イケイケのノリスにまで抜かれているぞ。
Q3の残り6分でラッセルはドライのソフトタイヤを履く賭けに出ます。それをみてフェラーリのサインツやマクラーレン勢も続いていく。
カクカクのセクター3はまだ濡れておりリスキーですが、成功すれば大金星を得るチャンスですね。
(画像左上のワイプでハミルトンはピットロードで地味にフロントウィングを壊しています)
セクター1だけで1.365秒遅れているということは、ドライタイヤは勇足だったか。
お、サインツきた!暫定トップ!
いやいやノリスがそれを0.5秒も上回る!
そしてラッセルも3番手に大飛躍!一方でもたついたメルセデス勢はタイヤを仕上げる時間無く、タイム更新ならずで面白い結末に。
《予選結果》
1 ノリス (マクラーレン・M)1分41秒993
2 サインツ(フェラーリ・F) 1分42秒510
3 ラッセル(ウィリアムズ・M)1分42秒983
早い段階でドライタイヤに履き替え、限られた時間でタイヤを仕上げることに成功した三者でした。ノリスは念願の初ポール獲得、その隣には仲良しサインツといち早くドライタイヤをチョイスしたラッセルが続いたっていうのが何ともいいですね。実にフレッシュなトップ3となりました。
《先日の予選予想との答え合わせ》
途中で止めてしまった2人により、答え合わせするのが怖いくらい。でもやったからにはみていきます。
10番手オコン、一人だけ。。テッパンと思われたメルセデスの後退、隙をついた若きトップ3なんて当てられるわけなーい!(笑)ただ今回は予想を大外ししたけど、どこか清々しいしラインナップには満足です。
《Q3トップのノリスと各チームの差》
フェラーリ(サインツ)が0.5秒落ち
ウィリアムズ(ラッセル)は1.0秒落ち
メルセデス(ハミルトン)が2.1秒落ち
マクラーレン(リカルド)は2.2秒落ち
アルピーヌ(アロンソ)も2.2秒落ち
アストンマーティン(ストロール)が3.0秒落ち
レッドブル(ペレス)は3.3秒落ち
アルファタウリ(ガスリー)が4.6秒落ち※
アルファロメオ(ライコネン)は7.6秒落ち※
ハース(シューマッハ)は7.8秒落ち※
※は最速タイム(Q2,Q1)から算出
今回のチーム別タイム比較はセッションが進行するにつれて路面環境がよくなるという現象が顕著だったため、マシンのポテンシャルというよりかは「いかにセッション終了間際にタイムが更新できたか」によります。他の予選に比べて参考にならないデータとなりました。上位3台(ノリス、サインツ、ラッセル)はドライタイヤでのタイム更新ということもあって、ソチを庭とするメルセデスに対して大差を築く結果です。特にポールを獲得したノリスの飛び出方にはビックリしました。マクラーレンの得意そうなサーキットレイアウトに加え、先日のベルギーGPの荒れた雨予選からもわかるように、ノリスはウェット路面が得意そうですね。
《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
ノリス(マクラーレン・M)
本来ならば一番初めにドライタイヤを履くことを決断して、あのウィリアムズで3番手を獲得したラッセルの功績の方を讃えるべきかもしれませんが、さすがに「初」には敵わぬ、ポールも優勝も獲れそうで獲れずにきたノリスくんを讃えたいと思います。次の初ポールもしくは初優勝者はノリスかサインツあたりかという予想はありました。まさか今シーズンに、それもあの悔しい思いをした雨のベルギーGPからさほど間を空けずに、アタフタする絶対王者の隙を縫ってチャンスをモノにしました。もうあとは初優勝を待つのみですね。
サインツはいつも惜しいところまでいって、あと一歩足りないで来てしまっています。フェラーリがより復調すれば、必ずやチャンスは巡ってきますから、ルクレールに遠慮すること無くめげずに今後もテッペンを目指しましょう!
《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
該当なし
いくつかダサいなと思うシーンはありましたが、今回は珍しいソチの雨ということで、該当はなしとしました。過去に物議となった「ターン3先のボラード」に大きな変化がありませんね。決勝で事が起きないことを祈りましょう。
《決勝の表彰台予想!》
1 ノリス (マクラーレン・M)
2 ハミルトン(メルセデス・M)
3 リカルド (マクラーレン・M)
理想、願望からすれば、予選順位のままでいってほしい。例え順位に入れ替えがあっても、上位スタート3人のうちの誰が勝っても嬉しい結末になります。ところが現実はそう甘くない。「政治」が行われるとなれば、3番手ラッセルの隣は来シーズンの先輩、上司でもありますし、雨晴れ関係無く純粋なレースペースとなれば、太刀打ちできないのは想像がつきます。また2番手サインツもレースペースとなると同様に対抗できないと思われます。どうにかノリスだけでも逃げ切って、ポールトゥウィンを果たしてほしいですね。
この夕日である出来事を思い出してしまいました。あれから一年経つのか、早いなぁ。
にほんブログ村
《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
ノリス(マクラーレン・M)
本来ならば一番初めにドライタイヤを履くことを決断して、あのウィリアムズで3番手を獲得したラッセルの功績の方を讃えるべきかもしれませんが、さすがに「初」には敵わぬ、ポールも優勝も獲れそうで獲れずにきたノリスくんを讃えたいと思います。次の初ポールもしくは初優勝者はノリスかサインツあたりかという予想はありました。まさか今シーズンに、それもあの悔しい思いをした雨のベルギーGPからさほど間を空けずに、アタフタする絶対王者の隙を縫ってチャンスをモノにしました。もうあとは初優勝を待つのみですね。
サインツはいつも惜しいところまでいって、あと一歩足りないで来てしまっています。フェラーリがより復調すれば、必ずやチャンスは巡ってきますから、ルクレールに遠慮すること無くめげずに今後もテッペンを目指しましょう!
《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
該当なし
いくつかダサいなと思うシーンはありましたが、今回は珍しいソチの雨ということで、該当はなしとしました。過去に物議となった「ターン3先のボラード」に大きな変化がありませんね。決勝で事が起きないことを祈りましょう。
《決勝の表彰台予想!》
1 ノリス (マクラーレン・M)
2 ハミルトン(メルセデス・M)
3 リカルド (マクラーレン・M)
理想、願望からすれば、予選順位のままでいってほしい。例え順位に入れ替えがあっても、上位スタート3人のうちの誰が勝っても嬉しい結末になります。ところが現実はそう甘くない。「政治」が行われるとなれば、3番手ラッセルの隣は来シーズンの先輩、上司でもありますし、雨晴れ関係無く純粋なレースペースとなれば、太刀打ちできないのは想像がつきます。また2番手サインツもレースペースとなると同様に対抗できないと思われます。どうにかノリスだけでも逃げ切って、ポールトゥウィンを果たしてほしいですね。
この夕日である出来事を思い出してしまいました。あれから一年経つのか、早いなぁ。
にほんブログ村