F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:優勝回数

第一弾が予選編とくれば、続く第二弾は当然決勝編です。決勝にまつわる数字を追いかけていきます。
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《優勝回数》          全21回
  1 ハミルトン            11回(52.4%)
  2 ベッテル                  5回(23.8%)
  3 リカルド                  2回  (9.5%)
     フェルスタッペン    2回  (9.5%)
  5 ライコネン              1回  (4.8%)

優勝者もポールシッターと同数の5人です。ポールお預けフェルスタッペンがボッタスに代わって2勝を挙げました。メルセデス2年目のボッタスは何と言っても第4戦アゼルバイジャンGPのタイヤバーストがイタかったですよね。先日振り返った「1998年の日本GP」のM・シューマッハもデブリ踏み抜きと思われるバーストによって優勝どころかチャンピオン争いから引きずり落とされたことがありますが、あのリタイヤは「デブリを踏む恐ろしさ」を教えてくれるいい(悪い方?)見本だったと思います。先日みたようにボッタスはあのレースを起点にハミルトンとの差が開き始めましたね。

《表彰台回数》     全21回 延べ63人
  1 ハミルトン             17回(81.0%)
  2 ベッテル                 12回(57.1%)
     ライコネン             12回(57.1%)
  4 フェルスタッペン  11回(52.4%)
  5 ボッタス                  8回(38.1%)
  6 リカルド                  2回  (9.5%)
  7 ペレス                     1回   (4.8%)

近年の登壇は「三強+1」くらいのドライバーに限られつつあります。2018年にそのチャンスをモノにしたのは「市街地マイスター?」のペレスでした。予選は浮き沈みがあり、中団や後方スタートとなっても堅実な決勝走行ができた賜物です。そんなペレスは同じく市街地シンガポールでは、、あの八つ当たりはオコン!いやアカン!
フェラーリ2人は揃って12回に終わりました。ハミルトンに対して見劣りします。ハミルトンは優勝だけで11回だったわけですから、コンスタントな登壇すらできないと、強力キングに全く歯が立ちません。

《入賞回数》全21回 延べ210人(入賞率)
  1 ハミルトン             20回(95.2%)
     ベッテル                20回(95.2%)
  3 ボッタス                19回(90.5%)
  4 ライコネン            17回(81.0%)
     フェルスタッペン  17回(81.0%)
  6 リカルド                13回(61.9%)
  7 サインツ                12回(57.1%)
     ペレス                    12回(57.1%)
  9 ヒュルケンベルグ  11回(52.4%)
     マグヌッセン         11回(52.4%)
11 オコン                    10回(47.6%)
     ルクレール             10回(47.6%)
13 アロンソ                  9回(42.9%)
14 グロージャン           6回(28.6%)
     ガスリー                  6回(28.6%)
16 エリクソン              6回(28.6%)
17 バンドーン              4回(19.0%)
18 ハートレイ              3回(14.3%)
19 ストロール              2回  (9.5%)
20 シロトキン              1回  (4.8%)
    ※同率はドライバーズランキング順で表記

残念ながら全戦入賞者はいませんでした。最多はオーストリアGPで止まったハミルトンとドイツGPでぶつけたベッテルによる20回。逆に0回もなく、シロトキンはイタリアGPでの10位が1回となっています。F1参戦のいい思い出となったことでしょう。

《完走回数》全21回(完走率)
  1 ハミルトン            20回(95.2%)
     ベッテル                20回(95.2%)
     ボッタス                20回(95.2%)
  4 ペレス                    19回(90.5%)
     サインツ                19回(90.5%)
     バンドーン             19回(90.5%)
     ストロール             19回(90.5%)
  8 フェルスタッペン  18回(85.7%)
     マグヌッセン         18回(85.7%)
     シロトキン             18回(85.7%)
11 ライコネン             17回(81.0%)
     エリクソン             17回(81.0%)
13 ルクレール             16回(75.2%)
     ハートレイ             16回(76.2%)
15 アロンソ                15回(71.4%)
     オコン                    15回(71.4%)
     グロージャン         15回(71.4%)
     ガスリー                15回(71.4%)
19 ヒュルケンベルグ  14回(66.7%)
20 リカルド                13回(61.9%)
    ※同率はドライバーズランキング順で表記

入賞回数と同様に、完走もフルマークはいませんでした。ハミルトンは途中でマシンを止め、ベッテルは途中でマシンを壁にぶつけたからです(今回2回目)今シーズンはマシンの不調に泣かされたリカルドは完走13回となっています。先程みた入賞も13回でした。完走したレース全ては落とさず入賞してきたということ。もっと言うと、さっきの優勝回数も2回、表彰台登壇も2回なので白黒はっきりした戦績です。健全なマシンに乗れていたら、フェルスタッペンにここまで水を開けられることはなかったでしょう。来シーズンのルノーでは果たしてどんな活躍をみせてくれるか?!
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《ファステストラップ回数》全21回
  1 ボッタス                  7回(33.3%)
  2 リカルド                  4回(19.0%)
  3 ハミルトン              3回(14.3%)
     ベッテル                  3回(14.3%)
  5 フェルスタッペン   2回   (9.5%)
  6 ライコネン              1回   (4.8%)
     マグヌッセン           1回   (4.8%)

チャンピオンにもなれないし、優勝も逃したならばせめて何かで目立っておきたい。いい心がけです。ボッタスがシーズンの1/3の数を占める7回で1位、怒りのリカルドが4回で2位でした。ボッタスってそんなに鬼神のラップしていた印象はないんですが、地味過ぎて地味過ぎて(笑)ボッタスはアゼルバイジャンGPで泣いちゃう前に記録したものを含み、マグヌッセンは18位フィニッシュながらシンガポールGPで記録した貴重な1回となっています。ポールポジションやファステストラップにもポイントを1くらいならあげてもいい気はします。

《個人決勝平均順位》リタイヤは20位換算
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  1 ハミルトン              2.81 予選比 +0.33
  2 ベッテル                 3.95  予選比 +1.33
  3 ボッタス                 5.14  予選比 +1.62
  4 フェルスタッペン   6.38  予選比 -0.19
  5 ライコネン              6.43  予選比 +2.57
  6 リカルド               10.10  予選比 +2.91
  7 サインツ               10.48  予選比 +0.15
  8 ペレス                   10.76  予選比 -0.67
  9 マグヌッセン        11.52  予選比 +1.00
10 ヒュルケンベルグ 12.05  予選比 +1.24
11 オコン                   12.24  予選比 +2.29
12 ルクレール            12.86  予選比 +0.38
13 アロンソ               13.00  予選比 -0.38
14 ガスリー               13.24  予選比 +0.34
15 バンドーン            13.24  予選比 -3.52
16 グロージャン        13.43  予選比 +3.38
17 エリクソン            13.43  予選比 -2.14
18 ストロール            14.43  予選比 -2.90
19 ハートレイ            15.14  予選比 -0.15
20 シロトキン            15.57  予選比 -1.38
    ※ポイントランキングではありません

予選比とは前回の平均予選順位との単純な差です。マイナスであれば平均順位を向上させ、プラスは順位を落とした事を示します。決勝平均の算出方法は「リタイヤ、失格は20位扱い」としますからイメージよりも数字は高めに出てきているはずです。あれだけ勝ちまくったハミルトンも1回のリタイヤをしているため2位台後半、ベッテルは極めて4位台に近い数字と評価されます。リカルドが三強グループから離れてサインツに肉薄されているのはそのわけです。
ポイントランキング3位集団にいたライコネン、フェルスタッペン、ボッタスの位置関係が興味深いです。最終的に3位を死守したライコネンでしたが、リタイヤ数も4とフェルスタッペンに対して1つ多かったことで評価値でフェルスタッペンに上回れる形となりました。ボッタスは地味でもさらに1つ少ないことが功を奏しました。予選比の最大降下はグロージャンの+3.38でした。予選と後半戦決勝はさすがに速さをみせますが、シーズン均すと前半戦の要らぬリタイヤが痛手と出てしまっています。予選は好位置につけてきたオコンも決勝となると今シーズンはよくありませんでしたね。昨年の屈強な完走率はどこへやら。

予選と同様のメンバー上位6人、中位8人、下位6人の分けで「決勝順位グラフ」作ってみました。優勝、表彰台を分け合う上位グラフのうち、20位にビヨーンと下がっているものがリタイヤ時を意味します。
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中位では赤の表彰台域に唯一食い込んでいるのが先程のペレス。本当にこのクラスは表彰台までの壁が高いです。
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下位で輝くのは序盤のアロンソです。ここの積み重ねが後半のくたびれ気味をフォローしました。チャンピオンには屈辱的なグルーピングしたりして申し訳ないけど、下位グループでは今シーズンれっきとした「チャンピオン」です。あのマシンで開幕戦5位フィニッシュ、三強に食らいつく連続7位はすごかったですね。
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《コンストラクター決勝平均順位》
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  1 メルセデス・M                    3.98  予選比 +0.98
  2 フェラーリ・F                     5.19  予選比 +1.95
  3 レッドブル・TAG(R)      8.24  予選比 +1.36
  4 ルノー・R                          11.26  予選比 +0.69
  5 フォース・インディア・M 11.50  予選比 +0.81
  6 ハース・F                           12.48 予選比 +2.19
  7 マクラーレン・R                13.12 予選比 -1.95
  8 ザウバー・F                       13.14  予選比 -0.88
  9 トロ・ロッソ・H               14.19  予選比 +0.09
10 ウィリアムズ・M               15.00  予選比 -2.14
    ※ポイントランキングではありません

予選時と比べると、 2番手チームのフェラーリの落ち込みがみられます。これはライコネンのリタイヤ4回が計算上思い切り効いています。4位以下の順列について予選時はハース、ルノー、フォース・インディア少し離れてザウバー、トロ・ロッソ、マクラーレンの順でしたが、この決勝となるとルノー、フォース・インディア、ハース、マクラーレン、ザウバー、トロ・ロッソに変わっています。ハースの2人は共に予選に対して順位を落とし過ぎています。またマクラーレン、ザウバーがマイナスに転じたこともあって、ガスリー分のプラスが影響してこのランキングの順位を9位まで下げました。結果的にコンストラクターズランキングと同じ順位ですね。

《チーム内決勝対決》(全21回)
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    メルセデス・M
        ◯ ハミルトン 17 対 3 ボッタス(1分け)
    フェラーリ・F
        ◯ ベッテル 12 対 9 ライコネン
    レッドブル・TAG(R)
            リカルド 5 対 14 フェルスタッペン ◯(2分け)
    フォース・インディア・M
         -  ペレス 10 対 10 オコン  -  (1分け)
    ウィリアムズ・M
        ◯ ストロール 11 対 9 シロトキン(1分け)
    ルノー・R
            ヒュルケンベルグ 10 対 11 サインツ ◯
    トロ・ロッソ・H
        ◯ ガスリー 12 対 8 ハートレイ(1分け)
    ハース・F
            グロージャン 8 対 11 マグヌッセン ◯(2分け)
    マクラーレン・R
        ◯ アロンソ 12 対 9 バンドーン
    ザウバー・F
            エリクソン 8 対 12 ルクレール ◯(1分け)

決勝編の最後もチーム内対決で〆たいと思います。決勝の方は予選に比べるとうまく釣り合っているようにも見受けられます。
フィンランドの2匹の犬は赤より白の方がしつけが行き届いていたようです。飼い主が徹底していました。予選では先輩を凌駕していたフェルスタッペン、ガスリー、ルクレールの若手期待組は確実に決勝も上回る中、オコンはペレスと10チーム中唯一の10勝同士1引き分けでガチのイーブンでした。ここをもう少し伸ばせたら「あの大ミス」の汚名も帳消しにできたはずです。

12月中旬に入ってようやく都内も寒さが増してきました。冬本番に突入ですね。インフルエンザも流行っていますから身体に気を付けましょう。

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多くの最多記録を保持するM・シューマッハ。一時期まで後世で更新はできないだろうと思われてきたそれらが近年上回る日が来るかもしれないことをハミルトンが予感させてくれています。ハミルトンは特にこの5年F1界を席巻し、近代どころかF1全史で最強最速の名をほしいままにしています。ハミルトンについては過去に色々な視点から取り上げていますが、ハミルトンがこれまでに各種大記録にどれだけ近付いてきているかを、レジェンドドライバーと比較検証してみたいと思います。
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※記録は2018年第20戦ブラジルGPまでとし、
  割合は予選出走した数を分母にしています。
  ◯印は2018年シーズン現役ドライバー

《優勝数ベスト5》
  1 M・シューマッハ   91回 / 308戦 29.5% 
  2 L・ハミルトン ◯   72回 / 228戦 31.6%
  3 S・ベッテル ◯      52回 / 219戦 23.7%
  4 A・プロスト           51回 / 202戦 25.2%
  5 A・セナ                  41回 / 162戦 25.3%
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始めはこの手の最多記録で一番取り沙汰される優勝数です。歴代トップ5を抽出して出走数基準のグラフを作成し、miyabikunの勝手ながらドライバー毎に以降の記録と共通の色分けをしています。ハミルトンは黒のプロットになります。
現在のハミルトンは前戦ブラジルGPを制して歴代2位にあたる72勝を挙げています。最多は言わずと知れたシューマッハの91勝でその差は19。仮にこの記録を最短で上回るのは来シーズン2019年の第19戦(アメリカGP)です。さすがにそれはやり過ぎだし、そう簡単に上回れても困っちゃうけど、現状では2シーズン先となる2020年までメルセデスと契約更新しており、今シーズンのように年間10勝してくれるとピッタリ上回れたりする可能性を秘めています。またハミルトンの特筆すべきは「参戦シーズンで最低1勝すること」があります。移籍直後の2013年はメルセデスで勝つことも精一杯なシーズンでした。そこでハミルトンは最少の1勝を第10戦ハンガリーGPで成し遂げています。
他のレジェンドと比較すると、デビュー早々から優勝を重ねたハミルトンの出足がよく、50戦を超えたあたりから赤のシューマッハと青のベッテルが似たような仰角で伸びています。ベッテルこのあたりで「シューマッハの後継者」と期待されましたよね。ベッテルはシューマッハをも凌ぐペースで勝ち続けるも、120戦付近でピタリと途絶えました。暗黒の「リカルド大敗」期です。ポツリポツリとやっている間にシューマッハのフェラーリ黄金期が訪れ、170戦あたりから同期同世代のハミルトンも同様な伸びでベッテルを引き離して現在に至ります。
ハミルトンは先日228戦目を優勝で終えています。一方で同時期まで平行に立ち上がっていたシューマッハの優勝は伸び悩んでいます。これはちょうど2005年、そうアロンソやライコネンの若い2人にけちょんけちょんにやられた頃。幸いにもハミルトンには引退を意識するほど追い込まれるには至らないでしょうから、このシューマッハの伸び悩む期間に近付くことは容易だと思います。
1990年代に偉大な記録とされていたセナ・プロの両者は数こそ10勝の開きはありますが、似たような戦績で推移していたんですね。このネタになると毎回クドいですが、早過ぎる戦死が悔やまれますね。でもそのセナとて後世のシューマッハやハミルトンには後に抜かれていた可能性が高そうです。

《表彰台数ベスト5》
  1 M・シューマッハ 155回 / 308戦 50.3% 
  2 L・ハミルトン ◯ 133回 / 228戦 58.3%
  3 S・ベッテル ◯    110回 / 219戦 50.2%
  4 A・プロスト         106回 / 202戦 52.5%
  5 K・ライコネン ◯ 103回 / 293戦 35.2%
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先程の優勝を含め表彰台に登壇した数のベスト5になります。こちらもシューマッハが最多155回を記録し、ハミルトンは頭一つ出た単独2位の133回となります。グラフにするとプロット数が多いため、折れ線グラフみたい。
ハミルトンはライバルと異なり優勝と同様にキャリア序盤で幸先よく積み重ねています。トップは210戦以降でモタつきがみられるため、2年あれば並んで超えるペースになりそうですね。
ハミルトンとベッテルはほぼ同期といえる2007年入社ですからデータ比較しやすいです。ハミルトンの角度が寝だした頃にベッテルの台頭が見られました。
今回まとめた各グラフと見比べると、トップ4は比較的まとまりのある、似たような傾きをなしています。このクラスのレジェンド達はいかなるシーズンもコンスタントに表彰台を確保してきたことを物語っています。唯一4人と異なるのはグレーのプロットの現役ライコネン。先日のブラジルGPも登壇したベテランはこれまで非常にムラがあります。表彰台獲得率はトップ4が2戦に1戦以上の登壇となる50%を超えてくるところ、ライコネンは35%で3戦に1戦ペース換算です。来シーズンから格下ザウバーに出戻ることにしたライコネンの獲得率は今後もう少し下がることになりそうです。

《ファステストラップ数ベスト5》
  1 M・シューマッハ   75回 / 308戦 24.4%
  2 K・ライコネン ◯  46回 / 293戦 15.7%
  3 A・プロスト          42回 / 202戦 20.3%
     L・ハミルトン ◯   41回 / 228戦 18.0%
  5 S・ベッテル ◯      35回 / 219戦 16.0%
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決勝レース中の最速ラップです。これは現代のF1ではポイント付与がありませんし、優勝以外のドライバーも記録でき、エンジン、タイヤ、ガソリンの節約や戦略差も影響。単純に「回数が多いから優れている」というものでもないためmiyabikunもとりわけ扱ってきませんでした。ただこちらもハミルトンは歴代で上位に名を連ねていることから、今回クローズアップしました。
狙いにいって記録するものではないので、この集計が今回最も分散しています。ファステストラップは戦略や予選位置、置かれている状況に起因すると思われます。ポールトゥウィンの場合は後ろをみて走る事ができるため、どちらかというと「予選や決勝戦略上で後方に沈んだ者が追い上げる」場合に記録しやすいです。2位の現役ライコネンが他記録に比べて歴代上位に入るのがその走り方を象徴していると思います。予選やスタートダッシュが得意でないから、優勝や表彰台を獲得するために必然的に多く記録することになります。ポールスタートから優勝や表彰台獲得が多いハミルトンやベッテルは他のランキングより低いのはそのわけです。セナに対してプロストもその傾向が強いため上位にノミネートされます。とはいえ、ハミルトンはライコネンの数に対してあと5に迫ります。シューマッハの77はともかく、ライコネンを上回るのは時間の問題だと思われます。今後は戦い方からしてフェルスタッペンあたりがこの記録を積み重ねてきそうですね。

《ポールポジション数ベスト5》
  1 L・ハミルトン ◯   82回 / 228戦 36.0%
  2 M・シューマッハ   68回 / 308戦 22.1% 
  3 A・セナ                  65回 / 162戦 40.1%
  4 S・ベッテル ◯      55回 / 219戦 25.1%
  5 J・クラーク           33回 /   73戦 45.2%
     A・プロスト           33回 / 202戦 16.3%
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ハミルトンの代名詞となりつつあるのがこのポールポジション獲得回数。ポールマスターであったセナをまずシューマッハが上回ることに成功、近年はハミルトンがポールマスターとなって絶賛更新中です。F1は決勝順位でポイントを積み重ねて争われるわけで、ポイント付与がないポールポジションは必ずしも必要かと問われたらそんなこともありません。ただし、近年のパッシングに困難を極めるF1において、ライバルの前でスタートできることは決勝順位にも大きな助けとなり、何といっても「タイヤや燃費によらない、純粋な実力と最速ラップ」が表せることが醍醐味です。そう考えると、ポールポジション獲得回数こそが「F1最速ドライバー」であるといえるでしょうか。そうなるとハミルトンは歴代F1最速ドライバーも過言ではないということ。少なくても現パワーユニット時代においては敵なしの速さを持つことに間違いはありません。
近年最大のライバルであり、歴代単独4位、現役2位のベッテルはハミルトンに大きく水を開けられました。決勝はイライラでやらかし癖がなかなか抜けませんが、ハミルトン同様に予選一発の速さは持ち合わせています。ハミルトンと同じ時期にドライブしているとなかなか容易な事ではないものの、まずはシューマッハ師匠を上回り、ハミルトンと切磋琢磨していってほしいですね。

《ポールトゥウィン数ベスト5》
  1 L・ハミルトン ◯   46回 / 228戦 20.2%
  2 M・シューマッハ   40回 / 308戦 13.0% 
  3 S・ベッテル ◯      31回 / 219戦 14.2%
  4 A・セナ                  29回 / 162戦 17.9%
  5 A・プロスト           18回 / 202戦   8.9%
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何回か書いていますが、miyabikun個人的にはこの記録、レース展開は好きではありません。ドライバーやチームからしたら、ライバルに常にテールを見せつけて逃げ切ることほど気持ちがいい勝ち方はないでしょうね。近年特に流行になりつつあるポールトゥウィン回数です。この記録はいわば先程の優勝グラフとポールポジショングラフのプロットが重なったようなものとなります。
このグラフを見ていると、ちょっと面白いことに気付きます。歴代1位となる45回を記録するのはセナが大好きハミルトンです。ハミルトンは歴代2位のシューマッハと似たペースとなっています。一方でシューマッハが英雄の歴代3位ベッテルがセナをトレースしているかのよう。お互いのヒーローと逆だなんて、狙うわけもなくたまたまなことではありますが、これも何だかハミルトンとベッテルの関係性と運命めいたものを感じてしまいました。
歴代5位にあたる水色のプロストであっても数はわずか18回です。得意とする勝ち方、置かれたシチュエーションによる部分が大きいポールトゥウィン、ハミルトンの45回やシューマッハの40回がとても多く感じます。レースつまんないのー(笑)

《チャンピオン数ベスト5のランキング変遷》
  1 M・シューマッハ   7回(94,95,00,01,02,03,04)
  2 J・M・ファンジオ 5回(51,54,55,56,57)
     L・ハミルトン ◯   5回(08,14,15,17,18)
  4 A・プロスト           4回(85,86,89,93)
     S・ベッテル ◯      4回(10,11,12,13)
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最後はドライバーズチャンピオン獲得上位5人の年次別ランキンググラフとなります。数多くチャンピオンを獲得するレジェンドドライバーはこうして成り上がり、積み重ねていったのです。
レジェンドとはいえ、出始めは先輩ドライバーに圧倒されて、ミスやスランプを経験するものです。グラフをみても、下位につける年もありますよね。そんな中ハミルトンは参戦初年2007年からいきなりチャンピオン争いに名乗りを上げ、2回チャンピオンのアロンソやライコネンといった猛者に引けを取らないデビューを飾りましたよね。初めからとんでもないヤツです。ファンジオと似たようなハイアベレージで進んでいます。さらにいえば一番下位の年でもランキング5位におさまってくるのも優秀。ハミルトンの全レースを観てきていますが、チャンピオンにならずとも、超スランプは経験せずココまでこれているんじゃないかと記憶しています。チームはマクラーレンとメルセデスの2チームのみになりますが、エンジンが全てメルセデスによるものというのも興味深いというか、珍しい。そこまでくると「メルセデスエンジン以外のエンジン」との相性や成績も見てみたいんだけど、、とmiyabikun思いますが。
ちなみに、ハミルトンは初回獲得の2008年から2回目を獲得する2014年までは6年もかかりました。最長間隔チャンピオンは次点3回獲得のラウダによる7年でした。連続記録はご存知シューマッハによる5年連続となっており、ハミルトンは2回連続に止まります。前にも書いたように「3年以上連続」となるとかなり至難の業で、シューマッハ、ファンジオ、ベッテルの3人しかいません。今のハミルトンの勢い、来シーズンも引き続き所属することになっているメルセデスを考えると、決して不可能なものでもないようにみえますね。

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ポール絡みの記録は既に歴代F1で最多を突き進むハミルトン。あとは速さだけでは語れない「決勝絡み」の記録更新が待たれます。記録は塗り替えるためにある。記録更新を目指して欲しい反面、F1にもそろそろ他のスパイス、若手の台頭も期待したいという複雑な心境にかられてしまいます。ただこれだけは言えます。今F1を観て応援している我々は「F1史上最強ドライバー誕生」を目の当たりにするかもしれないということです。

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都内の代々木駅で先日こんなものを見つけました。今まで何度も通る道なのに、全く気付きませんでした。シューをマッハで磨き上げてくれるわけか。たまにインチキしたり八つ当たりしたりしないかな(笑)

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名門チームを見ていく企画は今回10チーム目のティレルです。ティレルは1970年にケン・ティレルがマトラから枝分かれしたプライベートチームです。ティレルは以前に「若手育成チーム」としても取り扱ったこともあり、概要はそちらにある程度書いているので、今回は割愛しちゃおうかな(笑)よかったら1年半前のネタと併せてご覧下さい。

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ティレル
    初参戦          :1970年第11戦カナダGP
    最終参戦       :1998年第16戦日本GP
    参戦年数       :29年 / 68年 ※
    チーム参戦数:430戦 / 976戦 ※
    ドライバー数:47人 / 814人 ※
    優勝獲得数    :23勝 / 430戦 ※
    表彰台獲得数:77回 / 430戦 ※
    ポールポジション獲得数:14回 / 430戦 ※
    ドライバーズチャンピオン:2回 / 29年 ※
    コンストラクターズチャンピオン:1回 / 29年 ※
    ※各チーム横並びにするためデータは2017年終了時
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コンストラクターズランキングをグラフでみると、1971年をサミットに見事な右肩下がりです。チーム設立当初にチームのエース、スチュワートが勢力そのままに結果を残し、いきなりのチャンピオンチームとなりました。以降もスチュワートは73年にドライバーズチャンピオンを獲得しますが、ロータス率いるE・フィッティパルディとピーターソンのコンビに破れて2度目のチャンピオンは空振りに終わりました。
またチームは98年まで存続するもグラフは84年に一度途切れています。これは以前にも書いた「水タンク事件」によるコンストラクターズポイント剥奪があったためです。97年のM・シューマッハや07年のマクラーレンなどと同様に違反によってそのシーズン全てが「無かったこと」になってしまうという厳しい裁定が下りました。

《エントリー数 上位10位》
  1   80戦 P・ドゥパイエ       10pts
  2   64戦 片山右京                  9pts
  3   50戦 M・サロ                   8pts
  4   49戦 M・アルボレート     7pts
  5   48戦 J・パーマー(父)  6pts
  6   45戦 J・シェクター         5pts
  7   41戦 M・ブランドル        4pts
  8   40戦 J・スチュワート     3pts ★
  9   38戦 F・セベール            2pts
10   33戦 P・ストレイフ        1pt

今までもいくつか現存しないチームを取り扱ってきましたが、チーム消滅からさほど遠いわけでは無いものの、現役所属ドライバーを示す◯マーク、ならびに現所属を示す●マークはありません。チーム消滅は1998年ですから、現役最古参である2001年デビューのアロンソ、ライコネンもカスリもしませんでした。残念ながらこうして段々名門消滅から時が経ち、若いF1ファンからますます薄れてしまうのでしょう。
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ティレル所属ドライバーの特徴は過去にも取り上げたことがある「若手を起用し、強豪チームにステップアップする登竜門」であるとともに「日本人ドライバーを多く起用する」点です。エントリー数で見事2位にノミネートされた片山右京をはじめ、高橋国光、星野一義、中嶋悟、高木虎之介とスポット参戦者を含めた20人のうち5人がティレルでドライブしています。日本人が多く乗る時期はティレルはいわば「テールエンダー」をなしており名門には程遠いチームではありますが、プライベーターならではのタイアップ、スポンサーの関係もありますが、このようなチームは「カネとコネでガチガチ」のF1においては貴重な存在です。
1位のP・ドゥパイエはチーム初期に携わったドライバーです。下位カテゴリーでの実績を買われ、72年にサードドライバーに起用、スポット参戦を果たします。F1に参戦する傍ら下位カテゴリーも並行して参戦してF1でも優勝と多くの表彰台を挙げるなど将来を嘱望されますが、なかなかチャンピオン争いまでは絡めずに78年シーズンをもってティレルからリジェに移籍、80年にドライブしたアルファロメオのドイツGP前テストによりこの世を去っています。ドゥパイエもティレルから旅立ち、さらなる飛躍を目指していただけに惜しい存在でした。

《ポールポジション数》
  1   12回 J・スチュワート    10pts ★
  2     1回 J・シェクター         9pts
               P・ドゥパイエ          9pts

《ポールポジション率》
  1 30.0% J・スチュワート   10pts ★
  2   2.2% J・シェクター        9pts
  3   1.3% P・ドゥパイエ        8pts

ティレルでのポールポジション獲得者は3人に絞られます。1人ずば抜けたレジェンドはさておき、ドゥパイエと並ぶ貴重な1回を獲得したシェクターはドゥパイエと同じ時期にタッグを組んだ1人です。この後出てくる優勝は4回を数え、77年にウルフ、79年にはフェラーリへ移籍。移籍初年にG・ヴィルヌーブと勝利を重ねてチャンピオンを獲得しています。こちらは無事にステップアップを遂行できました。
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《優勝回数》
  1   15回 J・スチュワート   10pts ★
  2     4回 J・シェクター        9pts
  3     2回 M・アルボレート   8pts
  4     1回 F・セベール           7pts
               P・ドゥパイエ        7pts

《優勝率》
  1 37.5% J・スチュワート   10pts ★
  2   8.9% J・シェクター        9pts
  3   4.1% M・アルボレート    8pts
  4   2.6% F・セベール            7pts
  5   1.3% P・ドゥパイエ        6pts

優勝はポールポジションより多い5人となっています。アルボレートとセベールの2人が追加されました。フェラーリの創始者エンツォ・フェラーリから溺愛され、アスカリに次ぐ「フライング・ミラン」と評されたアルボレートはフェラーリドライバーで記憶されている方も多いと思います。アルボレートもティレルで優勝2回を獲得してうまく巣立っていきました。ただしフェラーリを駆る84〜88年はマクラーレンやウィリアムズが強く、優勝や表彰台を積み重ねるもチャンピオン争いには至れず。晩年は下位チームで過ごす形となり94年のミナルディを最後にF1引退、そして2001年のル・マン24時間レースに向けたテスト中に44歳の若さで事故死しています。

《表彰台回数》
  1   20回 J・スチュワート    10pts ★
  2   17回 P・ドゥパイエ         9pts
  3   14回 J・シェクター         8pts
  4   13回 F・セベール             7pts
  5     4回 M・アルボレート    6pts
  6     2回 D・ピローニ            5pts
               J・P・ジャリエ       5pts
               J・アレジ                 5pts
  9     1回 R・ピーターソン     2pts
               M・ブランデル        2pts
               S・モデナ                2pts

《表彰台率》
  1 50.0% J・スチュワート   10pts ★
  2 34.2% F・セベール            9pts
  3 31.1% J・シェクター        8pts
  4 21.3% P・ドゥパイエ        7pts
  5   8.3% J・アレジ               6pts
  6   8.2% M・アルボレート   5pts
  7   7.4% J・P・ジャリエ      4pts
  8   6.5% D・ピローニ           3pts
  9   6.3% R・ピーターソン    2pts
                S・モデナ               2pts
                M・ブランデル       2pts

表彰台20回で1位のスチュワートは20回と一見少なくもみえますが、表彰台率50%と高水準です。さっきの優勝回数と合わせて見ると、表彰台20回のうち15回が優勝、2位4回、3位1回という一般的な例からみたら真逆の戦績となっています。71年シーズンは驚異的で、全11戦中6回の優勝と7回の表彰台、リタイヤ2回ともはや優勝(表彰台)かリタイヤかのどちらかという驚異的かつメリハリある内容でした。ティレルとスチュワートのコンビがガッチリ決まった瞬間です。
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そのティレルとスチュワートのそばには若きフランス人のセベールがいました。F1ですでに名声を得ていたスチュワートに対してもF2で食らいつく走りをするセベールを気に入り、即F1引き抜き。スチュワートが優勝するレースは確実に2位を獲得し、デビュー2年目の71年のワトキンスグレンでの最終戦アメリカGPで早くも優勝に輝きます。以降もスチュワートの傍らでキャリアアップを続けた73年のワトキンスグレンでの最終戦アメリカGPで予選中にクラッシュ。期待の若手の衝撃的な死を目の当たりにしたショックは大きく、スチュワートはその100戦目のメモリアルレースを辞退、そのままF1も引退を決意し、以降事故に関して辛辣な意見を持つようになりました。
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《ドライバーズチャンピオン》
  1971年 J・スチュワート 6勝 / 11戦 10pts ★
  1973年 J・スチュワート 5勝 / 15戦 10pts ★

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《ティレル オブ ティレル ランキング》
  1 83pts J・スチュワート ★★
  2 57pts J・シェクター
  3 56pts P・ドゥパイエ
  4 34pts M・アルボレート
  5 32pts F・セベール
  6 11pts J・アレジ
  7   9pts J・P・ジャリエ
       9pts 片山右京
  9   8pts D・ピローニ
       8pts M・サロ

ティレルの栄光は「スチュワート」にある。仮にチャンピオンにならずとも、結果は歴然としています。
スチュワートはチーム設立当初が最も脂の乗り切っていた時期であり、チーム内の不幸があったことでそのエースは失えど、以降のチームは若手育成にも注力してシェクターやピローニ、アルボレート、アレジなどを成長させてトップチームに送り込む「登竜門」的な存在を確立。さらには76年にはノーズに「たいれる」でお馴染みの異端車P34、以前にネタで取り扱ったこともある現在のF1の原型といえる90年019のハイノーズを送り込んでくるなど、ユニークな一面もありました。そんな貴重な存在も晩年テールエンダーまで落ち込み、静かにフェードアウトするかの如くB・A・Rに飲み込まれて消滅ともの寂しい名門の末路を迎えています。近年もプライベーターのチーム存続についてチーム格差や資金繰りなどが話題になっていますよね。名門チームだったとしても明日は我が身、弱肉強食のF1界での永続は簡単なことではありません。
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歴代優勝数の多い順に見ていきましたが、このティレル以下は20勝以下となり、比較するにはサンプル数が少ないためあまり形になりませんので今回がこの企画の最終回となります。ここまでデータが揃えば、好き嫌いやひいき無しで数値化した「ミスターF1ドライバーは誰か」も導き出せそうですね。

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miyabikunはまだイギリスにいます。なぜなら今は懐かしベネトンはイギリスのコンストラクターだったから。えっと、ユナイテッド・カラーズ・オブ・ベネトンはイタリアのアパレルメーカーでは?そうなんです、会社はイタリア企業で間違いないのですが、ベネトンが名を馳せた時期はイタリアではなくイギリス所属のチームだったのです。F1はイギリスからドイツへ舞台を移す真っ最中ではありますが、遅れ馳せながら戦績もカラーリングもド派手の割には静かにワークスに吸い込まれて消えたこのチームを取り上げていきます。
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ベネトン
    初参戦          :1986年第1戦ブラジルGP
    最終参戦       :2001年第17戦日本GP
    参戦年数       :16年 / 68年 ※
    チーム参戦数:260戦 / 976戦 ※
    ドライバー数:17人 / 814人 ※
    優勝獲得数   :27勝 / 260戦 ※
    表彰台獲得数:102回 / 260戦 ※
    ポールポジション獲得数:15回 / 260戦 ※
    ドライバーズチャンピオン:2回 / 16年 ※
    コンストラクターズチャンピオン:1回 / 16年 ※
    ※各チーム横並びにするためデータは2017年終了時
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ティレルやアルファロメオのマシンが緑色をまとっていたのをご存知ですか?私もリアルタイムで観たわけではないので偉そうに言えないのですが、1980年代前半の時代のこと。そのカラーこそベネトンがF1のスポンサーとして参画していた初期になります。当初はアパレルメーカーがいきなりF1参戦し始めたわけではなく、実参戦は1985年シーズン終了後にスポンサーをしていたイギリスのコンストラクターのトールマンを買収、T・ファビと共に86年シーズンからがスタートとなります。
初号機B186は真緑のマシンにエンジンをハート製からBMW製に替え、85年終盤で入賞を重ねた若手ベルガーが大当たりして参戦3戦目の第3戦サンマリノGPで3位登壇。第15戦メキシコGPではベルガー自身初、チーム初の優勝を飾るなど幸先良いデビューイヤーとなります。その後しばらく優勝からは遠ざかるものの、ロリーバーンの作り上げるマシンとフラビオ・ブリアトーレの加入により、コンストラクターズランキングの上位を続け、89年の第15戦日本GPではナニーニが2勝目を挙げてマクラーレンの10勝、フェラーリ3勝、ウィリアムズ2勝に続く1勝を獲得して「四強時代」に名乗りを上げました。90年には晩年のピケがいよいよドライブするまで台頭する最中、チームを支えてきたバーンと入れ替わる形でジョン・バーナードが加入、サスペンションをはじめとしたマシンコンセプトも「太く高く」に毛色が変化していきます。91年シーズンは参戦チームでピレリタイヤを唯一履いてピケの1勝に止まる中、第12戦イタリアGPからは仲良しモレノに代わってお待ちかねの超大型新人M・シューマッハが登場するわけです。また92年にはバーンの復帰とトム・ウォーキンショーと従事していたロス・ブラウンが加入することでチームに化学反応が起こり始めました。


《エントリー数 上位10位》
  1   68戦 M・シューマッハ    10pts ★
  2   66戦 G・フィジケラ          9pts
  3   52戦 A・ヴルツ                  8pts
  4   46戦 A・ナニーニ              7pts
               G・ベルガー              7pts
  6   33戦 J・アレジ                  5pts
  7   32戦 T・ファビ                  4pts
               N・ピケ                      4pts
               T・ブーツェン           4pts
10   25戦 J・ハーバート           1pt

昨シーズンにこの企画をやっていたら、現役ドライバー◯マークに若きバトンが加われました(とはいえ意地悪なmiyabikunは「現役」とカウントするかは別)が、今シーズンは完全にいなくなりました。同様にチーム自体がないため現所属を示す●マークもありません。ベネトンも完全に過去のチームとなってしまったわけです。今後は「ベネトンって、ド派手な色使いの服屋でしょう?!」という印象が強くなってしまうんだろうな。
ベネトンも参戦期間がすごく多いわけでもなく、またドライバーも比較的短期間で入れ替わりや出戻りをしています。16年で17人ですから、ザッと均して1人2年がいいところ。というわけでこのあと続く成績も気になりますが、参戦数1位はひとまず68戦でシューマッハの手に。当時は1995年以外は年間16戦で行われており、割ると4.25年。うち2回の出場停止は除いています。ベネトンの初期メンバーのファビ、末期メンバーのフィジケラ、ヴルツも上位にノミネート。

《ポールポジション数》
  1   10回 M・シューマッハ     10pts ★
  2     2回 T・ファビ                  9pts
  3     1回 J・アレジ                  8pts
               G・ベルガー              8pts
               G・フィジケラ           8pts

《ポールポジション率》
  1 14.7% M・シューマッハ    10pts ★
  2   6.3% T・ファビ                 9pts
  3   3.0% J・アレジ                  8pts
  4   2.2% G・ベルガー             7pts
  5   1.5% G・フィジケラ          6pts

ポールポジションは17人中5人に厳選されます。96年シーズンからはシューマッハ1人に代わってフェラーリ所属だったベテランのアレジとベルガーのコンビとなりました。あくまで数字上の結果論ですが、シューマッハ10回に対してアレジ&ベルガーで2回ですから、だいぶ釣り合っていません。フェラーリ開花までは数年要したものの、いいトレードでした。幼心のmiyabikunには衝撃的過ぎて今でもよく覚えています。
ファビはブラバムの回でも登場したシューマッハより前の兄弟F1ドライバーの1人で、テオは兄の方です。昨年のアロンソ同様にF1参戦中にインディ500に参戦、その間に弟コラードを起用するというエピソードがブラバム時代にありました。ブラバムやトールマンに続いてドライブした兄はポールポジションや表彰台も獲得して戦績も上。

《優勝回数》
  1   19回 M・シューマッハ    10pts ★
  2     3回 N・ピケ                     9pts
  3     2回 J・ハーバート           8pts
               G・ベルガー              8pts
  5     1回 A・ナニーニ              6pts

《優勝率》
  1 27.9% M・シューマッハ   10pts ★
  2   9.4% N・ピケ                    9pts
  3   8.0% J・ハーバート          8pts
  4   4.3% G・ベルガー            7pts
  5   2.2% A・ナニーニ             6pts

優勝回数も5人で、ポールポジション獲得者との違いは「シューマッハとベルガー以外3人が入れ替え」となります。ポールは無くとも優勝を3つ稼ぐあたりがピケらしい。ピケの晩年といえば「獲得したポイントに応じた成功報酬」でシートをこぎつけたので有名ですね。「俺を乗せれば結果は出す。出したら出した分戴く」カッコいいじゃないですか。以前に「獲得ポイントからの収入試算」したことがありましたね。誰かさんもそうすればいいのに。そうすれば、飛躍的に辛抱強くなったり、予選からバキバキな速さ見せてくれるかな?!(笑)
先程もチラッと書いたナニーニの貴重な1勝は世界中が見守る第1期マクラーレン・ホンダの2人のチャンピオン決定戦となった日本GPでした。結果はご存知の通り残り10周で両者がカシオトライアングルで接触し、20分の審議によりナニーニの繰り上げ優勝となったもの。この接触が無ければ、ナニーニの優勝も無いーに。
ちなみにチーム初優勝は上でも書いた85年メキシコGP、最終優勝は97年ドイツGPでどちらもベルガーによるものでした。

《表彰台回数 上位10位》
  1   38回 M・シューマッハ    10pts ★
  2   13回 J・アレジ                  9pts
  3     9回 A・ナニーニ              8pts
  4     7回 N・ピケ                     7pts
               G・フィジケラ          7pts
  6     6回 G・ベルガー             5pts
               T・ブーツェン           5pts
  8     5回 M・ブランドル          3pts
  9     4回 J・ハーバート           2pts
10     2回 R・パトレーゼ          1pt
               J・フェルスタッペン 1pt

《表彰台率 上位10位》
  1 55.9% M・シューマッハ     10pts ★
  2 39.4% J・アレジ                   9pts
  3 31.3% M・ブランドル           8pts
  4 21.9% N・ピケ                      7pts
  5 20.0% J・フェルスタッペン 6pts
  6 19.6% A・ナニーニ               5pts
  7 18.8% T・ブーツェン           4pts
  8 16.0% J・ハーバート            3pts
  9 13.0% G・ベルガー              2pts
10 12.5% R・パトレーゼ           1pt

表彰台獲得者は17人中14人おり、回数の方は1回キリのモレノ、ファビ、ヴルツを除いた11人がノミネートされます。10位タイにいますよ、パパが。前にフェルスタッペン親子については親子間比較をしたことありますが、時代は違えど回数は息子マックスが15回と大幅に上回っています。今シーズンはパパの露出が減った気がします。親離れ子離れできてるのかな。
同じ時期にドライブしているのでどうしても比較対象にしてしまうアレジとベルガー。参戦数は出戻りのベルガーの方が多く、ポールポジションの数は1回ずつで同じ。よってポール率はアレジが上。優勝はベルガーが1回だけ記録されても、表彰台でみればアレジがベルガーの倍以上となる13回登壇しています。この後の集計で数字上の「ベネトン」での実績は明らかになりますが、両者ともフェラーリやマクラーレンでピークを迎え、ベネトンに移籍した頃にはライバルの台頭もあって勝機を失ってしまったなと感じます。
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《ドライバーズチャンピオン》
    1994年 M・シューマッハ 8勝 / 16戦 10pts ★
    1995年 M・シューマッハ 9勝 / 17戦 10pts ★

集計なんぞしなくても、1位の答えは誰だかわかってしまう。。

《ベネトン オブ ベネトン ランキング》
  1 90pts M・シューマッハ ★★
  2 44pts G・ベルガー
  3 39pts J・アレジ
  4 36pts N・ピケ
  5 32pts A・ナニーニ
  6 30pts G・フィジケラ
  7 22pts T・ファビ
     22pts J・ハーバート
  9 13pts T・ブーツェン
10 11pts M・ブランドル

5ポイント差でベルガーがアレジを上回りました。そのベルガーの倍のポイントを稼いだシューマッハでした。全ての項目で1位となって、先程話題に出した「アレジ+ベルガー<シューマッハ」という結果をみると、いかにシューマッハという若い逸材が大物であったかをまざまざと感じます。チームとしてはバーンやブラウン、ブリアトーレといったスタッフの力も味方につけて「シューマッハに勝利をもたらす」流れも確立、フェラーリへの移籍でそれらスタッフも後を追うように離脱し戦績を下げる形になったことからも、ベネトンを常勝チームとして名声を得たのはシューマッハとその周りを取り巻くスタッフの時代が色濃く、絶好のタイミングを生み出されたことが明確に表れます。
96年シーズンからイギリス所属からイタリア所属にチェンジし、アレジとベルガーのジョイントナンバー1体制やフィジケラとヴルツによる若手起用を企てますが、ウィリアムズやマクラーレンの台頭に歯が立たず、ベネトンもF1から撤退。2001年に21歳の若手バトンの起用するも、チームをルノーが買収したことを受けてチームが消滅しました。

アパレルメーカーらしく黄色や緑や青、さらには赤のアクセントといったビビットカラーをマシンにまとい、F1参入したベネトン。老舗でもワークスでもないチームでも優れた人材や戦略で一躍F1界に名を轟かせ、F1史にはしっかり功績が刻み込まれています。

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今のルノーは黄色、黒を渋く組み合わせた「遮断機カラー」で中団グループのボス的存在を確立しています。一昔前は水色や白、さらには真っ黒な時代も経験しつつ、一貫した黄色はボディのどこかに大抵まとっています。フランスGPを直前に控え、フランス代表する名コンストラクターのドライバー達をみてみましょう。

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ルノー
    初参戦    :1977年第10戦イギリスGP
    最終参戦:2018年第7戦カナダGP
    参戦年数:21年 / 68年 ※
    チーム参戦数:344戦 / 976戦 ※
    ドライバー数:24人 / 814人 ※
    優勝獲得数    :35勝 / 344戦 ※
    表彰台獲得数:100回 / 344戦 ※
    ポールポジション獲得数   :51回 / 344戦 ※
    ドライバーズチャンピオン:2回 / 21年 ※
    コンストラクターズチャンピオン:2回 / 21年 ※
    ※各チーム横並びにするためデータは2017年終了時
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ルノーはルイ・ルノーによって設立されたフランス企業です。フランスをはじめとしたヨーロッパ都市の道路環境に見合った比較的小型な車を販売しています。日本では日産自動車が傘下に入り、カルロス・ゴーンと共に知名度も上がりました。一時期は日産車も方向性が変わってラインナップやデザインもルノー色が色濃くなりましたよね。
ルノーは以前にも書いた通り、ワークスとしての参戦は3つの時代にくっきり分かれています。第1期が1977年から85年までの9シーズンでF1界にターボエンジンを取り入れた先駆けでした。第2期は2002年から11年の10シーズンでこの時代にアロンソが2年連続チャンピオンを獲得して記憶されているファンも多いと思います。そして現在の第3期は2016年からですね。ワークスではなく、エンジンサプライヤーとしてみると、1977年に始まり87,88年の2年間、98年から2000年の3年間は「ルノー」の明記はないものの98年のメカクロームや99年のスーパーテックやプレイライフもルノーカスタム、第2期と第3期の間は今話題のレッドブルとタッグを組んで断続的な供給を行い、F1には必要不可欠な位置を担っています。
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《エントリー数》
  1 106戦 F・アロンソ            10pts ★
  2   60戦 R・アルヌー              9pts
  3   54戦 G・フィジケラ          8pts
  4   48戦 J・トゥルーリ           7pts
  5   47戦 J・P・ジャブイユ     6pts
  6   46戦 A・プロスト              5pts
  7   38戦 V・ペトロフ              4pts
  8   37戦 J・パーマー(子)    3pts
  9   31戦 P・タンベイ              2pts
               D・ワーウィック       2pts

現役ドライバー●マークはご存知のヒュルケンベルグ、サインツの2人。◯マークの元所属はアロンソ、マグヌッセンの2人が対象です。ルノーエンジン使用者とするともっと多くの人が関わっていますね。
エントリー数1位は先日のカナダGPで300戦目をリタイヤで終えたアロンソの106戦となっています。キャリアの1/3をルノーで過ごしたことになります。今シーズンのマクラーレンはご存知の通りルノーということで、間接的な復縁と相なりました。アロンソは第2期のルノードライバー&唯一のチャンピオン獲得者なので誇らしい★マーク付きです。2位は「通せんぼジジイ」ことフランス人アルヌーの60戦です。第1期の中心人物として丸4年のお付き合いでした。先にルノードライバーやっているのに徐々に後釜のプロストにフォーカスされることになります。プロストと共に「元祖ターボマシン」に手を焼く時代を支えています。これがあって以降のパワー時代や今のハイブリッド時代があるわけですから、予選良い良い決勝白煙も価値のある功績です。
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近代はいわゆる「第2勢力」フィジケラ、トゥルーリ、元祖ロシア人ドライバーであるペトロフ、ザ・二世のパーマーもトップ10入りしてきます。

《ポールポジション数》
  1   16回 F・アロンソ             10pts ★
  2   14回 R・アルヌー               9pts
  3   10回 A・プロスト               8pts
  4     6回 J・P・ジャブイユ      7pts
  5     2回 G・フィジケラ           6pts
               J・トゥルーリ            6pts
  7     1回 P・タンベイ              4pts

《ポールポジション率》
  1 23.3% R・アルヌー            10pts
  2 21.7% A・プロスト              9pts
  3 15.1% F・アロンソ              8pts ★
  4 12.8% J・P・ジャブイユ     7pts
  5   4.2% J・トゥルーリ           6pts
  6   3.7% G・フィジケラ          5pts
  7   3.2% P・タンベイ              4pts

ポールポジションは獲得者が10人に満たさず7人に絞られます。スペイン人アロンソがアルヌー、プロスト、ジャブイユ、タンベイといったフランス勢を抑えての1位に。今でこそグロージャンやオコン、ガスリーとフランス人が復活してきましたが、アロンソのいた第2期はフランス勢の弱い時期。こちらも少数派のスペインを代表する貴重なドライバーです。
7人しかいないので2回のフィジケラ、1回のトゥルーリといった「アロンソのバーター」もノミネートされて高いポイントをゲット!本当はそこそこ速いドライバーなんだけど、相方の出来がいいと辛いです。

《優勝回数》
  1  17回 F・アロンソ            10pts ★
  2    9回 A・プロスト              9pts
  3    4回 R・アルヌー              8pts
  4    2回 J・P・ジャブイユ     7pts
              G・フィジケラ           7pts
  6    1回 J・トゥルーリ           5pts

《優勝率》
  1 19.6% A・プロスト          10pts
  2 16.0% F・アロンソ            9pts ★
  3   6.7% R・アルヌー            8pts
  4   4.3% J・P・ジャブイユ   7pts
  5   3.7% G・フィジケラ        6pts
  6   2.1% J・トゥルーリ         5pts

優勝はポールポジションからタンベイが脱落した6人となりました。でもちゃんといますよ、アロンソのバーター2人も。勝率2.1%で5ポイントになってしまうんだから、トゥルーリは得しましたね。この貴重な貴重な1勝は先日振り返った2004年のモナコGPのもので自身唯一の優勝です。恥ずかしいだろうから「3勝(の価値)」と補足しておいてあげましょうか(笑)
プロストは他で勝ちまくってるからルノーの9勝は練習って感じでしょうか。アルヌーの4勝は大事なので取っておいてあげましょう。でないと、後年ブーツェンに言い放った「悔しかったら7勝してみな」の価値が下がってしまいます。ちなみにブーツェンはウィリアムズ時代に3勝となっています。

《表彰台回数》
  1   41回 F・アロンソ           10pts ★
  2   17回 A・プロスト             9pts
  3   11回 R・アルヌー             8pts
  4     8回 G・フィジケラ         7pts
  5     4回 D・ワーウィック     6pts
               E・チーバー             6pts
  7     3回 P・タンベイ            4pts
               J・トゥルーリ          4pts
               R・クビカ                4pts
10    2回 J・P・ジャブイユ     1pt

《表彰台率》
  1 38.7% F・アロンソ          10pts ★
  2 37.0% A・プロスト            9pts
  3 26.7% E・チーバー            8pts
  4 18.3% R・アルヌー            7pts
  5 15.8% R・クビカ               6pts
  6 14.8% G・フィジケラ        5pts
  7 12.9% D・ワーウィック    4pts
  8   9.7% P・タンベイ            3pts
  9   9.1% N・ハイドフェルド 2pts
10   6.3% J・トゥルーリ         1pt

表彰台は数も確率もアロンソが1位ということは、、この後の結果もわかってしまいそうですね。チーム唯一の2回チャンピオンだし。
変わり種では今はウィリアムズの縁の下の力持ちクビカが3回登壇しており、表彰台率は15.8%をマーク。また意外にもハイドフェルドも「ロータス・ルノー」時代11年の11戦参戦で1度登壇しているため、表彰台率で9位となりました。クビカもハイドフェルドもBMWザウバーのイメージが強いですよね。でも晩年にドライブしています。ハイドフェルドは負傷離脱したクビカに代わっての起用で表彰台に乗っているのにも関わらず「大人の事情」で第11戦ハンガリーGPを最後に離脱してB・セナにシートを明け渡す形に。本当はそこそこ速かったのに成績より文句の多いドライバーでF1キャリアを終えています。

《ドライバーズチャンピオン》
  2005年 F・アロンソ 7勝 / 19戦 10pts ★
  2006年 F・アロンソ 7勝 / 18戦 10pts ★

といったルノーの面々の最終集計に入ります。
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《ルノー オブ ルノー ランキング》
  1 87pts F・アロンソ ★★
  2 60pts A・プロスト
  3 59pts R・アルヌー
  4 44pts G・フィジケラ
  5 35pts J・P・ジャブイユ
  6 34pts J・トゥルーリ
  7 17pts P・タンベイ
  8 14pts E・チーバー
  9 12pts D・ワーウィック
10 10pts R・クビカ

フランス人で1位の4回チャンピオンを差し置いてアロンソ様が27ポイント引き離し堂々のルノー1グランプリを制しました。まだ期間が浅く仕方がないけど残念ながら第3期のヒュルケンベルグやサインツは顔を出すこともありませんでした(第3期でノミネートされたのはパーマーのみ)こうしてみると、ミナルディを足掛かりにフェラーリやマクラーレンもドライブしてきたアロンソはルノーとの相性が一番良さげですね。三度ドライブすることになった今シーズンは案の定そこそこな結果を出せているし、そもそもが君はホンダじゃなかったんだよ、ルノーの人なんだよ(笑)あとはブリアトーレとのコンビネーションも抜群なハーモニーとなりました。こズルい面もあるオジサンだけど、シューマッハといいブリアトーレと波長の合うドライバーはいい成績を残します。目の付け所が卓越しており采配とバッチリ合えばかなり強力でした。
第3期は今シーズンで3年目となるルノー。ドライバーも予選屋さんヒュルケンベルグと安心保証付きサインツを抱えて徐々に中団グループのトップが定着してきました。あとは待たれる表彰台、そして優勝。いつになることでしょうか。ガレージには強力な先輩が動向を見守っています。いよいよ次回は久々の母国GP!
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