F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:中国GP

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日本人と中国人は似ているけど、ちょっと違う。男性の方が分かりやすいように思います。お顔は伏せつつこの方はレッドブルを応援している様子、日本の方かな(間違えていたらすみません)バーレーンに引き続き、風が強そう。長い直線に回り込むコーナーのレイアウトは風の影響をモロに受けそうですね。

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奇数の走行ライン上からいいスタートを切れるかと思われたボッタスはもたつき、インのハミルトンと競り合うこともなくターン1へ。ポールスタートからこれやっちゃダメよ。セカンドロウに並ぶフェラーリもライン上のベッテルがボッタスのもたつきに逃げ場をなくしたか、ガラ空きのインをルクレールにプレゼント。上海はライン上の奇数スタートよりもイン側の偶数列の方がターン1、2をコンパクトに旋回できて有利そう。
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後ろでオレンジが跳ねている。
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まずトロ・ロッソのクビアトがサインツと触れ合い跳ねる。
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反動でノリスを押し上げる。これか。ノリスはだいぶ飛んでいるな。「怪我」の代償はノリスだけでなく、クビアトが大きかった。ピットレーンのドライブスルーの罰を食らっています。スタート直後で接近中だったため仕方ない気もするが、、。

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予選不出走からピットスタートとなったアルボンはそんなゴチャゴチャな中団の助けもあって16位まで浮上。結果的には10位入賞を獲得してドライバー・オブ・ザ・デイに選出されましたね。予選前の出来事からよくぞ腐らず走り続けました!ジョビナッツィは、、うーん頑張れ。

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逃げちゃうメルセデスはさておき、その後ろは接近し始めましたよ。前がしたたかな弟ルクレール、後ろかんしゃく持ちの兄ベッテル。兄チャン、ここはひとつ落ち着いてね。チャンピオン獲りにいくんだもんね?
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スタートは上手く前に出たルクレールのペースがイマイチよくなく、チームは入れ替えを指示。
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譲ったら譲ったで前を追い始めるかと思いきや、コーナー各所でタイヤスモークを上げている。フェラーリはバーレーンGPから一転、明らかにメルセデスほどキメ切れいない。争う相手が後ろから追うフェルスタッペンになりつつある。そんなことやっている場合ではないのに。

18周目に5位走行中のフェルスタッペンがハードに交換。その前をじゃれ合うフェラーリの採った判断は
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翌周に前を走るベッテルを先に入れて、フェルスタッペンをカバー。当然前には復帰します。ただこの2人、門下生同士よく出会うんだよな(笑)
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1周早めにタイヤ作りをしていたフェルスタッペンがインへ飛び込む。怖い怖い!
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塾では「やったらやり返す」と指導されています(笑)ベッテルは押し出して順位を堅守。さっきも書いたけど、ベッテルの争う相手はルクレールやフェルスタッペンではないんだけどね。

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ルクレールはベッテルから遅れること4周タイヤを引っ張って、フェルスタッペンがターンイン、ルクレールはまだピットレーン内に隠れるようなギャップとなっています。フェラーリのチームの指示によりフェルスタッペンのアンダーカットが成立しました。序盤のペースがよくなかったことに起因するけど、せっかくスタートで表彰台に手をかけたと思いきや、先輩に差し出して、見るはずもないライバルに先行されて、ルクレールは今「真のフェラーリ」を体感しているはずです。

13番手スタートからタイヤを引っ張るだけ引っ張り、第1スティントで一時期6位を走行したライコネンはレースの約半分となる26周目に一度キリのピットへ。
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入賞圏外のトラックインでもマグヌッセン抜くネン
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元相方、同じエンジンのグロージャンも抜くネンと活きのイイ若手の如く、中堅チームは手早く料理し入賞圏内復帰へ。おっちゃんはリラックスしてF1楽しむ。

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てっきり上位陣は1ピットストップが王道かなと想像していると、6位走行のガスリーから大幅リードを築いたフェルスタッペンが35周目にミディアムタイヤに履き替え。ダルマ落とし式に翌36周目にベッテルがカバー、続いて余裕しゃくしゃくなツートップも連続ピットを敢行しています。
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ちょっと待たされてトラックインしたボッタスの前に、今回は戦略の甚大な被害者ルクレールに追いツーク。
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頑張ール、けど堪え切レーズ、抜かレール。
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ニュータイヤのベッテールにまたもや先行さレール。今回のルクレールは我慢のレースでしたね。
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「ハタは振られるモノ。ボク、振りナレテイナイ」

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《決勝結果》
   1 ハミルトン(メルセデス・M)
   2 ボッタス   (メルセデス・M)
   3 ベッテル   (フェラーリ・F)

《ファステストラップ》
   ガスリー      (レッドブル)1分34秒742
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
   アルボン      (トロ・ロッソ)

スタートとピット以外ほとんど映されることも印象にも残らなかったメルセデス2人。結果的に上位3人はスタート順位のままでしたね。盤石だったメルセデス、いやフェラーリは太刀打ちも出来ず、さらには本来競争相手でないレッドブル1台に割って入られる「苦い」レースでした。開幕戦からピリッとしないできたガスリーは最後の最後に履いたソフトタイヤで少しは目立つことができたかな?

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
   アルボン      (トロ・ロッソ)

個人的にはスタート1発でレースを決めたハミルトン、ボロタイヤも我慢しつつしっかり入賞まではもっていくライコネンも候補にはありました。ただやっぱり今回も投票通り「ビリからの健気な積み重ね」が花開いたアルボンヌに一票を投じます。

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《第3戦中国GPのポイント》
・イン側偶数列に勝機アリ!スタート逃げ
・ライバルよりチーム内でレースするフェラーリ
・勢い余るクビアト、ペナルティちょっと重過ぎ
・おっちゃんはF1楽しむだけでも入賞できる

記念すべき1,000戦目は100戦前と同様のハミルトンが涼しげにゲット。1,001戦目もみんなで盛り上がっていきましょう!

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「上汽国際賽車場」(この表記は日本語書き)上海じゃなく「上汽」と書くんですね。あとよく見ると、サーキットの部分は「車」でなく「牛」なんだ。確かに車よりも前の動力といえば馬や牛ですね。賽銭やサイコロの賽に車の場所、つまり車の賭け事をする場所、って感じ?!漢字だから何となく意味は通じるけど、日本語とは微妙に違う。勉強になります。一千戦、上海に在り。

今回は予選直前のフリー走行3回目でトロ・ロッソのアルボンが最終コーナー出口で大破。
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予選に間に合わず、今回はお留守番です。最後尾予想を早速外してしまいました。そんなことよりアルボンは地元のタイにもそう遠くないのに残念。決勝の飛躍に期待しましょう!
フリー走行から調子が良かったのはこの方。
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開幕戦オーストラリアGPと同様にいいことですね。Q1前半を終えて、トロ・ロッソの期待を一手に担ったクビアトは今回もレッドブルのガスリーを食って暫定7番手。
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ガスリーはそろそろギヤをレッドブル仕様に合わせないと「逆クビアト」になっちゃうよ?!ほら、頑張れよ!
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Q1の結果です。アルボン同様に結局出走することなくザウバーのジョビナッツィも終えて最後尾決定。いつもの定位置を明け渡したウィリアムズは9列目にアップしています。

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Q2が始まっても各車出足が鈍く、その中でもフェラーリは遅かった。フリー走行ではまあまあいいのかななんて想像していたけど、前戦バーレーンGPの様な切れ味は感じませんでした。フェラーリに続いて出発した黄色いリカルド。
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ちょっと見辛いけど、連なるフェラーリのルクレールに並んで
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割り込む。若手の前にってのがちょっと感じ悪い。きっとヘルメットの中は白い歯をむき出して笑っているに違いない(笑)
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Q2に入ってもボッタスはイケイケ継続中。真ん中の硬さであるミディアムタイヤ装着で全てのセクターが紫表示の最速。miyabikunの前予想ではポールポジションとしたベッテルは0.5秒遅れ。
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ルクレールは0.6秒遅れ。ちょっとボッタスに離され過ぎているな。それはそうと、ルクレールの後ろに小さく見えるルノーはリカルドじゃない?!さっきの追い抜き割り込みは何だったんだよ!
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Q2は今回ギリ抜けならずライコネン、独りきりのクビアトとペレス、そして予想に反して奮わなかったマクラーレンの2人がアウト。Q3へは上位であろう5チーム10人が揃いました。ちなみに上位10人の決勝スタートタイヤはこちら。表彰台候補者の5人はミディアムをチョイスしています。
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最速タイムのハミルトンの後ろ、それをかき消すハイペースでボッタスが食らいついています。
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おー0.007秒上回ってきた、いいぞ!セクター3以外でボッタスが速い。1,000戦目のポール獲得まで、あと1ラン!
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2本目のハミルトンは、うわぁセクター1で最速タイムだ。ボッタス遅れる。。
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セクター2も自己ベスト。ボッタス食らいつけ!
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セクター3でハミルトンが遅れる。ボッタスは?!
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0.016秒更新!ボッタスがメモリアルポール!
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《予選結果》
   1 ボッタス    (メルセデス・M)1分31秒547
   2 ハミルトン(メルセデス・M)1分31秒570
   3 ベッテル    (フェラーリ・F)1分31秒848

上海での予選レコード更新はなりませんでした。あと先日miyabikunが記録した1分29秒825も上回れず、一応面目保つ。イヒヒ。

《予想との答え合わせ》
2番手ハミルトン、4番手ルクレール、5番手フェルスタッペンの3人が正解。ハミルトンについては結果的に正解だけど、負けたのがベッテルではなくボッタスという時点で「当てにいった正解」とは違うのであまり嬉しくないかも。そういった意味では全然当てられてないと思っています。マクラーレンは期待外れだったし、今回もグロマグではなくマググロで外した。この2人はタイムも近いしなかなか読めない。

《Q3トップのボッタスとの差》 
    メルセデス(ハミルトン)は差がほぼ無し
    フェラーリ(ベッテル)が0.3秒落ち
    レッドブル(フェルスタッペン)は0.5秒落ち
    ルノー(リカルド)が1.4秒落ち
    ハース(マグヌッセン)は1.6秒落ち※
    トロ・ロッソ(クビアト)が1.7秒落ち
    レーシンポイント(ペレス)は1.8秒落ち
    アルファロメオ(ライコネン)が1.9秒落ち
    マクラーレン(サインツ)は2.0秒落ち
    ウィリアムズ(ラッセル)が3.7秒落ち
        ※は最速タイムから算出

メルセデス2台が抜けてしまっていて、フェラーリは全く太刀打ちできませんでした。決勝スタート直後のターン1〜4間とかで嫌な予感がします。

《miyabikunのドライバー・オブ・ザ・デイ》 
    ボッタス(メルセデス)

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《決勝の表彰台予想!》
   1 ボッタス    (メルセデス・M)
   2 ハミルトン(メルセデス・M)
   3 ベッテル    (フェラーリ・F)

3番手スタートの人がお利口さんできれば、上位の順番はそう変わらないのではないかなと予想します。またバカやったりしたら、3位はルクレールかフェルスタッペンのモノかな。中団は僅差ですから入賞のチャンスは各チーム、ドライバーにあると思います。予選でようやく健全な位置につけたガスリー、リカルドのトレードコンビ。決勝タイヤ選択権を持つクビアトやライコネンのアップにも期待したいです。

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これまでレース各所で1,000戦までのカウントダウンする様子がみられました。果たしてF1の記念すべき1,000戦にふさわしいレースになるのでしょうか。盛り上がりも1,001戦になった途端に急に萎んだりしないか心配になります。
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《中国GPの基本情報》
   上海国際サーキット
      全長           :5.451km×56周=計305.066km
      コーナー数:16箇所
      高低差       :7.3m
      DRS区間数:2箇所
      母国GP      :該当なし

《中国GPの個人的印象》
   ・長い直線はパワフルエンジンが絶対有利
   ・1,2は右、3コーナーは左に回り込み波乱
   ・そのコーナーゆえフロントタイヤに厳しい
   ・バーレーンと違って日本のように雨は降る

ここも抜けないサーキットではないと思います。長いストレートもあるし、フロントタイヤになかなかダメージを与えてくれるので、レース後半に動きがありそう。昨年はコーナーの飛び込みで「ビッグブレーキング」かます人がいましたので盛り上がった記憶。ただ肝心なその人、今年はそこまで勢いがない。

《過去5年のポールポジション》
   2018年 ベッテル   (フェラーリ)
               1分31秒095
   2017年 ハミルトン(メルセデス)
               1分31秒678
   2016年 ロズベルグ(メルセデス)
               1分35秒402
   2015年 ハミルトン(メルセデス)   
               1分35秒782
   2014年 ハミルトン(メルセデス)   
               1分53秒860

《ポールポジションレコードタイム》
   2018年 ベッテル    (フェラーリ)
               1分31秒095

《現役ポールポジション獲得者と回数》
  (★はその年のチャンピオン)
   6回 ハミルトン(2007,08★,13,14★,15★,17★)
   4回 ベッテル    (2009,10★,11★,18)

現役でポールポジションを獲得しているのはたったの2人。それも複数回獲ってしまっているので、そろそろニューフェイスがあってもいいかな。

《過去5年の優勝者》
   2018年 リカルド   (レッドブル)
   2017年 ハミルトン(メルセデス)
   2016年 ロズベルグ(メルセデス)
   2015年 ハミルトン(メルセデス)
   2014年 ハミルトン(メルセデス)

《現役歴代優勝者と回数》
   5回 ハミルトン(2008★,11, 14★,15★,17★)
   1回 ライコネン(2007★)
         ベッテル    (2009)
         リカルド    (2018)

優勝となると、キングが頭一つ飛び出した「チャイナマイスター」っぷり。ベッテルとはなんでこんな差になるんでしょうね。今シーズンはその兆候をこの序盤から醸し出していますね。そんな事では本当に若いのに座を奪われてしまうぞー。

《過去5年のファステストラップ獲得者》
   2018年 リカルド              (レッドブル)
   2017年 ハミルトン           (メルセデス)
   2016年 ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
   2015年 ハミルトン           (メルセデス)
   2014年 ロズベルグ           (メルセデス)

《現役ファステストラップ獲得者と回数》
   4回 ハミルトン          (2008★,10,15★,17★)
   1回 ライコネン          (2005)
         ベッテル              (2013★)
         ヒュルケンベルグ(2016)
         リカルド              (2018)

ファステストラップはいつも見かけないレアな人が一人。予選王。2016年にストレート番長な車で獲っています。今乗る黄色い車では、結構キツいかも(笑)

《使用されるタイヤコンパウンド》
   赤:コンパウンド4(C4)
   黄:コンパウンド3(C3)
   白:コンパウンド2(C2)

さあ記念すべき1,000戦目のポールを獲得するのはだあれ?

《中国GPの個人的予選予想》
〜Q1〜
 20.ラッセル             (ウィリアムズ)
 19.クビカ                 (ウィリアムズ)
 18.ジョビナッツィ   (アルファロメオ)
 17.ストロール          (レーシングポイント)
 16.ペレス                 (レーシングポイント)
〜Q2〜
 15.アルボン              (トロ・ロッソ)
 14.ライコネン          (アルファロメオ)
 13.クビアト              (トロ・ロッソ)
 12.ガスリー              (レッドブル)
 11.リカルド              (ルノー)
〜Q3〜
 10.マグヌッセン       (ハース)
   9.グロージャン       (ハース)
   8.ノリス                  (マクラーレン)
   7.サインツ              (マクラーレン)
   6.ヒュルケンベルグ(ルノー)
   5.フェルスタッペン(レッドブル)
   4.ルクレール          (フェラーリ)
   3.ボッタス              (メルセデス)
   2.ハミルトン          (メルセデス)
P.P.ベッテル              (フェラーリ)

肝心なのはポールポジションでなく優勝なんですが。優勝以前に未だ表彰台ゼロの一応4回チャンピオンに期待、というより、早くもそろそろヤバい。だって予想より早く「弟」が台頭してきたじゃん、慣れが早いし、ポイント上も若干ながら負けている。まだ序盤だから一般的に焦るには早い時期だけど、チャンにはその状況がさらに追い打ちをかける。打破できないと、立場はますます悪くなる。頑張ってというしかできない。
今回はマクラーレンを上げ目にしました。優秀な後輩に対して、こちらもいいところ見せられていないですからね、サインツ頑張れ!逆にガスリーとリカルドはまだ低い位置をさまよっています。悔しければ、結果で示してくれ!

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F1開催1,000戦目のメモリアルとなる中国GPは2004年の初開催から数えて今シーズンで16回目となります。アジアを代表するGPの一つとしてだいぶ定着してきましたね。今回振り返るのは2007年の中国GPです。前日まで他の年で準備していましたが、同じ年を多く取り扱ってきたことと、内容がこちらの方が面白いので急遽変更しました。まだこの頃の中国GPはシーズン終盤の第16戦で行われており、日本GPと連ねた秋開催でした。
2007年シーズンも今まで複数回取り上げてきています。今や絶対王者の呼び名が定着するハミルトンのデビューイヤーかつ最年少チャンピオン獲得がかかるというミラクル、その上に前年チャンピオンのアロンソとゴチャついてコンストラクターズポイントを無効にされるというミラクルなシーズンです。トップチームであることはもちろんですが、近年際立つ若手のフェルスタッペンやルクレールが初年度から今のハミルトンといきなり混じってもみ合うようなものですから、いかに強烈なF1デビューだったか想像できますね。第15戦の富士での日本GPを終え、ランキングトップはその新人ハミルトンが107ポイント、2位はチャンピオンのアロンソで95ポイント、3位はハミルトンから17ポイント離されているライコネンの90ポイントとなっています。2位にも12ポイント引き離して余裕はありつつもハミルトンはしっかり歩いてコース下見と、F1初走行の予習に抜かりありません。
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ただGP開催前、そんなハミルトンにチャンピオン獲得までの不安要素が舞い込んできます。前戦の日本GPのセーフティカー先導中に混乱を招く走行をしたとレッドブルグループからクレームがあり、事情聴取を受けています。
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結果的にペナルティなどのおとがめ無しでハミルトンにとっては救われましたが、速いだけではなく「スタンドプレー」にも視線が注がれてしまう若い怪物。

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予選Q3開始時の隊列はハミルトンを先頭にアロンソ、ライコネンとランキング通りで入っていきます。
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マッサがライコネンの暫定トップを塗り替えると、下見バッチリのハミルトンがセクター2通過段階で0.4秒も削る高速ラップをこなしています。初中国走行でもポールポジションを獲得。
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ライコネンは最後のアタックでマッサを0.1秒上回って2番手、アロンソはフェラーリからも離された4番手に沈む。残り2戦となり、とにかく依然としてハミルトンが優位な展開が続きます。

《予選結果》
   1 L・ハミルトン(マクラーレン・M)
   2 K・ライコネン(フェラーリ・F)
   3 F・マッサ       (フェラーリ・F)
      ※タイヤはブリヂストンのワンメイク

決勝は台風の接近もあって雨と風がレースを演出します。4番手スタートのアロンソは思い切りアウトに車を振り、ターン1に進入していきます。
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ただココはライン採りが本当に難しい。アロンソとて濡れた路面でライバルに大苦戦
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マッサは捉えるも、イン側に切り替わるタイミングでライコネンに詰まる。
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当時のツートップ、マクラーレンとフェラーリには特徴的な違いがありました。こちらはセクター2終盤の左ターン10を抜けてストレートを走るハミルトン。
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ストレート中央付近は水しぶきがあがる左に一度膨らみ
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左のターン11進入を控えてトラックの右側に戻ります。一方で2位を走行中のライコネンは
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ストレートの入口から出口までずっと右側を直進します。こちらが王道の走行ラインであり、両者(両チーム)のマシン特性の違いがみられます。マクラーレンはタイヤへの入力が大きく、すぐに熱入れができます。ただ裏を返せば「タイヤには厳しい」でもあるため、このレースのようなちょい濡れのインターミディエイト(当時はスタンダードウェット)はすぐにダメになってしまいます。そこでマクラーレン陣営は水のある路面でクーリングしながら走行を続けているのです。以前振り返ったことのある2000年ベルギーGPのM・シューマッハも同様の対処をしていましたね。

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15周目にハミルトン、18周目にアロンソ、19周目にライコネンが1回目のピットを迎えますが、タイヤ交換は行なっていません。ちょっと見辛いですが、左右のフロントタイヤの減り方に差があります。左フロントはだいぶ減り、スリックタイヤのようになってますね。ライコネンがピットアウトしてもハミルトンが前のまま。オーバーカットならず。
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路面は徐々に乾きつつあります。ドライのソフトタイヤに履き替えたウィリアムズのヴルツがファステストラップを記録したのを見てマッサも2回目ピットを26周目に敢行、ソフトタイヤに切り替え。ハマればレース内容に大きな変化を生みます。

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トップランナーはボロボロのタイヤを履いたままバトル開始。タイヤに厳しいハミルトンに対して、タイヤに優しいライコネンが1周で2秒近いラップで追い立て始めました。
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最終コーナーではみ出す。こちらも見辛いですが、ハミルトンの右リヤタイヤにブリスターが現れています。キツい!
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コーナーのインに全くつけず、なす術無し。ライコネンにかわされる。ハミルトンの前にいるトヨタはタイヤに白いラインが入るソフトタイヤ。ハミルトンはトレッドに亀裂が入り、白いベルトが見えるインターミディエイトタイヤ。同じタイヤではありません。
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30周目には3位アロンソにも1周で7秒縮められています。ポールスタートのポイントリーダーの新人が大ピンチです。31周目に2回目ストップを決断、インレーンに吸い込まれるハミルトン。
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え?もしや曲がり切れなかった?!グラベルにハマる。
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「おーい、誰か助けてー!マシンを押して!」
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コースマーシャルが集まり一応押してみる。でもレース中にマシン触ったり押してよかったんだっけ?
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「ダメだ、止め止め!」
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「おいーっ。ちょっ、待てよ!」

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ハミルトンが消えれば翌周にもちろんこちらもタイヤがボロボロのライコネンはソフト、アロンソはハードに履き替え、チャンピオン争いを複雑化させます。そう簡単にF1のチャンピオンを獲られるわけにもいきませんもんね!
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《決勝結果》
   1 K・ライコネン(フェラーリ・F)
   2 F・アロンソ   (マクラーレン・M)
   3 F・マッサ       (フェラーリ・F)

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F1の神はこの怪物に試練を与える。ハミルトンはこの終盤に痛恨のノーポイント。最終戦ブラジルGPは三つ巴の展開に持ち込まれました。このリタイヤがハミルトンにとってのF1初リタイヤでした。デビューイヤーの全17戦で4勝、表彰台12回、入賞15回、完走16回か。本当にとんでもない新人だ。

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F1はぐっと日本に近付いて、今回は中国上海ですね。このまま日本に来ればいいのに、ここを過ぎるとまた遠くに離れて秋までお預け。何回か書いてきましたが、ザ・ティルケの中ではmiyabikunココはお気に入りな部類のコースレイアウト。走りもまあまあ自信があります。

《サーキットの基本情報》
    上海国際サーキット
        全長           :5.451km×56周=計305.066km
        コーナー数:16箇所
        高低差       :7.3m
        DRS区間数:2箇所

《ゲーム上のサーキット眺望》
上海はいくつかのロングストレートと漢字の「上」の字レイアウトに目が行きがちですが、お気に入りは「このコーナーが好き」でも触れたことのあるコレ
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右がキツくなってからの
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左。この序盤に立ちはだかる螺旋状のコーナーが絶妙。走ったことのある方はご存知の通り(そうそうリアルで走った方は多くないでしょうが)見た目以上に走るのが大変です。右のエイペックスばかりに気を取られると、切り返しの左に入り遅れたり、要らぬブレーキングを要したりするため、ライン採りはすごく繊細です。この企画は「単独で純粋にタイムアタックする」という目的なのでまだ容易ですが、これがレースになると話は別。もっと言えばスタート直後の隊列が接近した時が一番リスキーですよね。今シーズンはフロントウィングもワイド化していますから、ライバルの翼端板を簡単に踏み抜けるし、タイヤも切り裂くことになるし、後ろや横からもヒットされてしまいます。これをかわしながら位置取りしていかなければならないので、1周目が終わるまで本当に難しいと思います。
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また、セクター3にも「東洋のパラボリカ」を思わせる長く大きな横Gがかかる回折ターンが待ち構えています。ハードブレーキングも2箇所あるし、タイヤにも厳しい、あらゆる要素を持ったサーキットの一つです。各所にあるノーブレーキのコーナー通過がキマるとすこぶる気持ちがいい。

《2018年のポールポジション》
    2018年 ベッテル(フェラーリ)
                1分31秒095

《ポールポジションレコードタイム》
    2018年 ベッテル(フェラーリ)
                1分31秒095

《miyabikun現時点のゲーム上ファステスト》
    2019年 miyabikun(えきぞーすとのーと)
                1分31秒760

ポールポジションレコードはこちらも昨年のベッテルが記録しています。遅くなろうと予想された今シーズンのマシンレギュレーションの中、何だかんだでレコードは更新されていますね。最高速は落ちてしまうかもしれないけど、ワイドなウィングで回折ターンも貼り付くように走り切れば、またレコードが更新されるかもしれません。
ちなみにタイムアタック前のmiyabikunのベストタイムはベッテルから0.7秒近く離された1分31秒760です。こちらは2018年の予選では9番手、2017年だと2番手、2016年であればブッチ切りのポールタイムとなります。3年落ち規格のおっちゃんmiyabikun、5ラップ限定のタイムアタックで昨年のベッテルに勝ってポールレコードを上回れるか?!
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Go!
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DRS開放で8速全開!行け!

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《miyabikun今回の走行タイム》
    2019年 miyabikun(えきぞーすとのーと)
    1分29秒825   S1:20秒48 S2:28秒59 S3:40秒65

おお、今回はいったぞ!ベッテル超え成功!持ちタイムを一気に2秒近く上回って、ようやく2019年規格になったか、よかった。

上海のレイアウト、見れば見るほどコレにも見える。
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こちらの作品は2001年で、サーキット開設は2004年でしょう。漢字の「上」の字といいティルケさん、少しは意識してない?!レイアウトには賛否様々ありますが、意外と各地で「地のモノ」を取り入れている小粋な部分があったりもします。

これは今回のタイムアタックではない時に起きたのですが、同じ上海国際サーキットでこんな体験をしました。これ、どんな状況かわかりますか?!
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空が見える。実はmiyabikun時速5kmで宙に浮いています。オーストリアのレッドブルリンクでは
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下にライバルが2台小さく見えますね。ふむふむ、miyabikunもフライ・エミレーツね。ってこんなことしている場合ではないのですが、記念にパシャり。この後miyabikunはどうなっちゃうのか、想像にお任せします。わざわざこんなアングルまで用意されているのも驚きですね。

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