名前もカラーリングもイカしているのに、最近成績は降下の一途を辿っています。ドライバーは心機一転、トップチームから招いたエースと新たなマシンレギュレーションで中団に食い込みたいところ。今回見ていくのは「アルファロメオC42」です。
《設計》
ヤン・モンショー
《外見》
先日のカタロニアテスト開始直後はカモフラージュ塗色で挑んでいました。カモフラージュって、ライバルに存在や細部を探られないようにする措置なのですが、目を凝らせば陰影などの加減で逆に見易く感じるのは気のせいでしょうか。サイドポンツーンの隆起やフロアの造形も黒よりむしろ見易く感じます。
正式なカラーリングはこちらですね。
ワインレッドとホワイトのツートンカラーは変わらず。妖艶さと気品漂う色遣いはよし。あとは速さと結果が重要!
いつもながらマシン前部のノーズコーンやフロントウィングから見ていくと、フロントウィングに近付く「SINGHA」のロゴのあるあたりから急に角度を変えてストンと落ち込んでいます。ライバルと比較するとやや短めなノーズでしょうか。四枚のエレメントのうち二段目のところでノーズはおさまり、最下段の「しゃくれ具合」が目立ちます。
フロントサスペンションはプッシュロッド式を採用し、サイドポンツーンは後退しつつも三角形状でライバルよりは大きめな開口となっています。
その大きめな開口から取り込んで、サイドポンツーン上部に設けられたやかまし目なルーバーで一気に排出するのでしょうか。このルーバーもなかなか目をひきますよね。F1とは全く関係のない話になりますがこれを見た時、東北・上越新幹線を走っていた車両の「雪切り室」を思い出してしまいました。
懐かしい。。ごめんなさい、F1と関係ない話題で。
サイドポンツーンは絞られつつも高さを緩やかに下げ、深めに入ったアンダーカットともにリヤサスペンション方向へ導かれています。この辺のディテールは色やパワーユニットの違いはあれどアストンマーティンAMR22に似ているように見えます。ただそれを除くメルセデス系3チームの処理とはだいぶ異なるのですが。どちらが正解かはこれからはっきりとしてくると思います。
ドライバー後方のエアインテークは毎回独特ですね。ロールバーで二口に分断された豚鼻(笑)
あとリヤサスペンションもマクラーレンと同様に少数派のプッシュロッドを採用。終端で跳ね上げるディフューザーに干渉しないように配置されています。
《シャシー》
C42
全長:5,500mm
全幅:2,000mm
全高: 970mm
最低車体重量:795kg!
最大燃料搭載量: - kg
ブレーキキャリパー:
ブレーキディスク、パット:
サスペンション フロント:プッシュロッド
リヤ :プッシュロッド
ホイール:BBS
タイヤ:ピレリ
車体重量は今シーズンのマシンで初めて「!」と強調してみました。というのも、噂では795kgをクリアしたのは10台中このC42のみのようですね。当たり前のことではありますがエラい!規定満足ポイントとして10ポイント付与してあげたいです(笑)
《エンジン》
フェラーリ 066/7
V型6気筒・バンク角90° シングルターボ
排気量:1,600cc
最高回転数:15,000rpm(制限)
最大馬力: - 馬力(非公開)
燃料・潤滑油:
《ドライバー》
No.77 ヴァルテリ・ボッタス(フィンランド)
No.24 周冠宇(中国)
えーっと、写真中央がチーム代表、右はテクニカルディレクターで左側は広報担当。いやいや、みんな現役のドライバーです(笑)見た目年齢が高めのチームですなぁ。今シーズン唯一レギュラードライバー2人が総入れ替えとなったチームです。
昨年までの「サブ扱い」から突如エースを仰せつかったボッタスがチームとして何よりの頼みの綱。これまでの戦績、一発の速さ、そしてチームへの忠誠心はピカイチ。あとは「私がエースドライバー」となった時に、しっかりチームを引っ張り、さらには的確なフィードバックができるか否かにかかっています。母国の先輩のシートを受け継いだ形となりましたが、歴代の先輩と比較してしまうとまだ「フライングフィン」にはなりきれていない感じ。フィンには違いないから「フライ、、フィン」あたりか(笑)ボッタスにかかる期待は大きいですし、責任は重大下位チームだからと肩の力を抜いて過ごせません。今からプレッシャーをかけるだけかけて、潰れてしまうようではもうこの先F1で戦い抜くことはできませんから、悔しかったら下位から抜け出し、せめて中団グループに混ざって戦うくらいの結果がほしいですね。
今シーズン唯一のルーキー周くんは見た目こそ落ち着いているものの、まだ今現在22歳で現役で三番目の若さです。髪型のせいか「某府知事」にどことなく似ている(笑)アジアの大国である中国から初のF1ドライバーということで、どちらかといえばチームより母国から多くの期待が寄せられていることと思います。今シーズンは残念ながら中国GPは開催されませんが、今後も継続参戦ができるよう一戦一戦を大事に走って経験を積みたいですね。
私事ですが、たまに息抜きでやっているスマートフォンのゲームアプリ「F1 MobileRacing」では、No.4が使えなくなって以降、miyabikunはNo.24を使用していました。周くんが誕生したことでまた使えなくなったらどうしよう。。14や44は既に使われているし、あまり大きな数を使いたくないのだけど、そうなると34か54とかになるのかな。54ならまだしも34は、、縁ないなぁ。
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ヤン・モンショー
《外見》
先日のカタロニアテスト開始直後はカモフラージュ塗色で挑んでいました。カモフラージュって、ライバルに存在や細部を探られないようにする措置なのですが、目を凝らせば陰影などの加減で逆に見易く感じるのは気のせいでしょうか。サイドポンツーンの隆起やフロアの造形も黒よりむしろ見易く感じます。
正式なカラーリングはこちらですね。
ワインレッドとホワイトのツートンカラーは変わらず。妖艶さと気品漂う色遣いはよし。あとは速さと結果が重要!
いつもながらマシン前部のノーズコーンやフロントウィングから見ていくと、フロントウィングに近付く「SINGHA」のロゴのあるあたりから急に角度を変えてストンと落ち込んでいます。ライバルと比較するとやや短めなノーズでしょうか。四枚のエレメントのうち二段目のところでノーズはおさまり、最下段の「しゃくれ具合」が目立ちます。
フロントサスペンションはプッシュロッド式を採用し、サイドポンツーンは後退しつつも三角形状でライバルよりは大きめな開口となっています。
その大きめな開口から取り込んで、サイドポンツーン上部に設けられたやかまし目なルーバーで一気に排出するのでしょうか。このルーバーもなかなか目をひきますよね。F1とは全く関係のない話になりますがこれを見た時、東北・上越新幹線を走っていた車両の「雪切り室」を思い出してしまいました。
懐かしい。。ごめんなさい、F1と関係ない話題で。
サイドポンツーンは絞られつつも高さを緩やかに下げ、深めに入ったアンダーカットともにリヤサスペンション方向へ導かれています。この辺のディテールは色やパワーユニットの違いはあれどアストンマーティンAMR22に似ているように見えます。ただそれを除くメルセデス系3チームの処理とはだいぶ異なるのですが。どちらが正解かはこれからはっきりとしてくると思います。
ドライバー後方のエアインテークは毎回独特ですね。ロールバーで二口に分断された豚鼻(笑)
あとリヤサスペンションもマクラーレンと同様に少数派のプッシュロッドを採用。終端で跳ね上げるディフューザーに干渉しないように配置されています。
《シャシー》
C42
全長:5,500mm
全幅:2,000mm
全高: 970mm
最低車体重量:795kg!
最大燃料搭載量: - kg
ブレーキキャリパー:
ブレーキディスク、パット:
サスペンション フロント:プッシュロッド
リヤ :プッシュロッド
ホイール:BBS
タイヤ:ピレリ
車体重量は今シーズンのマシンで初めて「!」と強調してみました。というのも、噂では795kgをクリアしたのは10台中このC42のみのようですね。当たり前のことではありますがエラい!規定満足ポイントとして10ポイント付与してあげたいです(笑)
《エンジン》
フェラーリ 066/7
V型6気筒・バンク角90° シングルターボ
排気量:1,600cc
最高回転数:15,000rpm(制限)
最大馬力: - 馬力(非公開)
燃料・潤滑油:
《ドライバー》
No.77 ヴァルテリ・ボッタス(フィンランド)
No.24 周冠宇(中国)
えーっと、写真中央がチーム代表、右はテクニカルディレクターで左側は広報担当。いやいや、みんな現役のドライバーです(笑)見た目年齢が高めのチームですなぁ。今シーズン唯一レギュラードライバー2人が総入れ替えとなったチームです。
昨年までの「サブ扱い」から突如エースを仰せつかったボッタスがチームとして何よりの頼みの綱。これまでの戦績、一発の速さ、そしてチームへの忠誠心はピカイチ。あとは「私がエースドライバー」となった時に、しっかりチームを引っ張り、さらには的確なフィードバックができるか否かにかかっています。母国の先輩のシートを受け継いだ形となりましたが、歴代の先輩と比較してしまうとまだ「フライングフィン」にはなりきれていない感じ。フィンには違いないから「フライ、、フィン」あたりか(笑)ボッタスにかかる期待は大きいですし、責任は重大下位チームだからと肩の力を抜いて過ごせません。今からプレッシャーをかけるだけかけて、潰れてしまうようではもうこの先F1で戦い抜くことはできませんから、悔しかったら下位から抜け出し、せめて中団グループに混ざって戦うくらいの結果がほしいですね。
今シーズン唯一のルーキー周くんは見た目こそ落ち着いているものの、まだ今現在22歳で現役で三番目の若さです。髪型のせいか「某府知事」にどことなく似ている(笑)アジアの大国である中国から初のF1ドライバーということで、どちらかといえばチームより母国から多くの期待が寄せられていることと思います。今シーズンは残念ながら中国GPは開催されませんが、今後も継続参戦ができるよう一戦一戦を大事に走って経験を積みたいですね。
私事ですが、たまに息抜きでやっているスマートフォンのゲームアプリ「F1 MobileRacing」では、No.4が使えなくなって以降、miyabikunはNo.24を使用していました。周くんが誕生したことでまた使えなくなったらどうしよう。。14や44は既に使われているし、あまり大きな数を使いたくないのだけど、そうなると34か54とかになるのかな。54ならまだしも34は、、縁ないなぁ。
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