F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:ルクレール

F1は中東から一度離れ、日本と時差の少ないエリアに入ります。日本GPにグッと近くなりました。貴重な南半球GPの一つ、そして日本とは真逆の秋開催となるオーストラリアGPです。
IMG_6559
《オーストラリアGPの基本情報》
 アルバートパークサーキット
  全長           :5.278km×58周=計306.124km
  開催回数 :27回目
  コーナー数:14箇所
  高低差       :2.5m
  DRS区間数:4箇所
  母国レース :リカルド、ピアストリ

《オーストラリアGPの個人的印象》
   ・路面がチリで汚れており滑りやすい
   ・起伏なく平坦でコンクリートウォールは近め
   ・走っては右、走っては右のストップ&ゴー
   ・コーナー改良に続きDRS区間増でさらに高速へ

ストップアンドゴーレイアウトは変わらずも、平均速度やラップタイムは速くなりました。ただでさえ平和で済まされないアルバートパークサーキットは予選前からさらに何やらザワザワしていますね。昨シーズンはピアストリ1人が母国GP扱いでしたが、今シーズンはリカルド先輩も参戦しますので、母国ドライバーは2人となります。リカルドを追い出したことによりF1のシートを得たピアストリ。因縁はないようですが、バトルするまでの位置関係とならぬか。

《過去5年のポールポジション》

 2023年 フェルスタッペン(レッドブル)
    1分16秒732
 2022年 ルクレール   (フェラーリ)
    1分17秒868
 2019年 ハミルトン   (メルセデス)
    1分20秒486※
 2018年 ハミルトン   (メルセデス)
    1分21秒164※
 2017年 ハミルトン   (メルセデス)
    1分22秒188※
 ※は
一周5.303km時代の記録

《ポールポジションレコードタイム》

 2023年 フェルスタッペン(レッドブル)
    1分16秒732(一周5.278km)

《現役ポールポジション獲得者と回数》
  (★はその年のチャンピオン)
 8回 ハミルトン
  (2008★,12,14★,15★,16,17★,18★,19★)
 1回 ルクレール   (2022)
   フェルスタッペン(2023★)

昨年まで名前が無かったポールシッターの中にとうとう(いよいよ)フェルスタッペンが仲間入りしています。8回のポールシッターは今シーズンも正直言って蚊帳の外。順当にいけばフロントロウは共に1回同士が並び、ポールポジション争奪戦になりそうでしょうか?

《過去5年の優勝者》

 2023年 フェルスタッペン(レッドブル)
 2022年 ルクレール   (フェラーリ)
 2019年 ボッタス    (メルセデス)
 2018年 ベッテル    (フェラーリ)
 2017年 ベッテル    (フェラーリ)

《現役歴代優勝者と回数》

 2勝 ハミルトン   (2008★,15★)
 1勝 アロンソ    (2006★)
   ボッタス    (2019)
   ルクレール   (2022)
   
フェルスタッペン(2023★)

過去5年に未だにベッテルの名が残っています。
現役最多はハミルトンが2勝でアタマ一つ。ほか古い順でアロンソ、ボッタス、ルクレール、フェルスタッペンが1勝ずつ並んでいます。出来ればフェルスタッペン以外から、このメンバーの中ではルクレールあたりが最有力かな。もちろんこれら以外からの優勝も大歓迎!

《過去5年のファステストラップ獲得者》

 2023年 ペレス  (レッドブル)
 2022年 ルクレール(フェラーリ)
 2019年 ボッタス (メルセデス)
 2018年 リカルド   (レッドブル)
 2017年 ライコネン(フェラーリ)

《現役ファステストラップ獲得者と回数》
 2回 リカルド (2016,18)
 1回 アロンソ (2005★)
   ハミルトン(2015★)
   ボッタス (2019)
   ルクレール(2022)
   ペレス  (2023)

《ファステストラップレコードタイム》
 2023年 ペレス(レッドブル)
    1分20秒235 53周目/58周


オーストラリアGPはコロナ禍により2年開催出来ていませんでした。過去5年をみると2017年にフェラーリ時代のライコネンが(笑)
昨年はレッドブルのペレスがレース終盤にマークし、それがサーキット高速化後ということもあり最速になっています。ちょうど高速化前のポールポジションタイムに近い感じ。最多はさすが地元のリカルドの2回。

《使用されるタイヤコンパウンド》
 赤:ソフト  (C5)
 黄:ミディアム(C4)
 白:ハード  (C3)

タイヤは昨年に比べて柔らかい側の三種が採用されています。
前戦サウジアラビアGPは最近のmiyabikunの中では多めに当てることができました。果たしてそれをさらに上乗せできるのか、数が相殺されちゃうのか。

《オーストラリアGPの個人的予選予想》
 〜Q3〜
 P.P. ルクレール   (フェラーリ)
  2.フェルスタッペン(レッドブル)
  3.サインツ    (フェラーリ)
  4.ラッセル    (メルセデス)
  5.ハミルトン   (メルセデス)
  6.ノリス     (マクラーレン)
  7.ピアストリ   (マクラーレン)
  8.アロンソ    (アストンマーティン)
  9.ペレス     (レッドブル)
   10.ストロール   (アストンマーティン)
 〜Q2〜
   11.角田裕毅    (レーシングブルズ)
   12.アルボン    (ウィリアムズ)
   13.リカルド    (レーシングブルズ)
   14.ボッタス    (キックザウバー)
   15.ヒュルケンベルグ(ハース)
 〜Q1〜
   16.ガスリー    (アルピーヌ)
   17.オコン     (アルピーヌ)
   18.周冠宇     (キックザウバー)
   19.マグヌッセン  (ハース)

咲夜までに作っていた下書きから一部変更を加えることとしました。昨夜までは角田はQ3進出の一枠を得て、モヤモヤのハミルトンはQ2落ちとしていましたが、土曜フリー走行の要素をチラッと盛り込むと、ハミルトンは盛り返してきたと思います。よって今回もQ3進出10人は5チームからの輩出となり、角田には惜しい惜しいQ2ギリ敗退のラインに下がってしまいました。
ポールポジションは今回フェルスタッペンから変えました。フェラーリが来る!ルクレールが来る!サインツと共にレース序盤のフェルスタッペンはフェラーリとのバトルで「1人抜け駆け」を阻止してもらいましょう(レースが進めば、いつも通りと思いますが)
ウィリアムズのアルボンは金曜フリー走行でマシンを大破させ、予選は罰として「自らの足」で走っていただく予定でしたが、チームは「やっぱり1ポイントを狙えるチャンスはアルボンじゃね?」ということで、サージェントのマシンをアルボンに譲り、サージェントはマシン無し不出走という非常に残念な結果となりました。何でチームはスペアカー用意しないでフライアウェイ戦に挑んだんじゃい?!我がチームはスピードはともかく、マシンを壊すことはないって?!というわけで、予選を前に出走は19台、最後尾は19番手ということになります(サージェントは20番手ではありません)

モータースポーツランキング にほんブログ村 車ブログ F1へ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

メルセデス系が続いたので、別の系列をみることにしましょう。F1において、フェラーリを後回しにするとは何事か!F1=フェラーリ、速さはピカイチなんだぞ!速さだけでは勝てないことを毎年証明してくれるミスターF1、フェラーリSF-24です。

《設計》
 エンリコ・カーディル
 デビッド・サンチェス
 ディエゴ・イオヴェルノ
 ロイック・ビコワ
 ディエゴ・トンディ

《外見》
FullSizeRender
ココのネーミングは不規則性。近年は暗記もままならない名前を掲げてきます。今シーズンは、、昨年SF-23から素直な連番となるらSF-24となりました。普通、、というか有難い。もはや名前はどうでもいいんです。ウリの速さが二の次でもいい。一にも二にも、決勝の速さ。タイヤに優しいマシンを願います。
IMG_9896
昨シーズンはシンプルに、真紅と黒のツートンで落ち着いていました。今シーズンも真紅と黒をベースにしつつも、白と黄色のラインがコクピット前方とサイドポンツーン外からリヤエンドに向かって差し込まれています。シンプルですが、エネルギッシュで攻撃的な雰囲気。また、フェラーリの特徴的なサイドポンツーン天端の窪みはカーボン地無塗装です。
IMG_9897
昨シーズンのSF-23はエンジンカバーからリヤエンドにかけて、小判形で比較的に大柄でしたが、今年はシェイプアップし、細身になった印象を受けます。
IMG_9898
サイドポンツーン開口は下側が前方に迫り出した「受け口状」となっています。
IMG_9895
背景の色がまた反則気味にカッコいい。ズルい(笑)

《シャシー》
 SF-24
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:798kg
 最大燃料搭載量:110kg
 ブレーキキャリパー:ブレンボ
 ブレーキディスク、パット:ブレンボ
 サスペンション フロント:プッシュロッド
          リヤ :プルロッド
 ホイール:BBS
 タイヤ:ピレリ

 《パワーユニット》
 フェラーリ 066/12
  V型6気筒・バンク角90° シングルターボ
 排気量:1.6ℓ
 ICE最高回転数:15,000rpm
 MGU-K最大回転数:50,000rpm
 MGU-H最大回転数:125,000rpm
 最大出力: - 馬力+120kW(非公開)
 燃料・潤滑油:シェル 

《ドライバー》
 No.16 シャルル・ルクレール(モナコ)
 No.55 カルロス・サインツ(スペイン)

FullSizeRender
ドライバーはF1界屈指のイケメンコンビ、ルクレールとサインツが引き続き担います。ただし、こちらのコンビも今シーズン限り。なかなかいいコンビだと思いますが、勝つためには手段を選ばず容赦無くいくのも、フェラーリ流。

ルクレールはフェラーリの生え抜き。フェラーリに骨を埋める覚悟で6シーズン目を迎えます。予選での速さはピカイチ。疑う余地もありません。決勝もその持ち前の速さで逃げ切れればいいのですが、残念ながらマシンやチームがそれを許してくれません(マシンはともかく、チームがそれを許さないというか、助けられないのはやり切れない)最近はチームにもはっきり物申す忠誠心あるドライバーをチームは無駄遣いするのか?!それとも開花させるのか?!ルクレールだけの問題ではないように思います。フェルスタッペン世代でフェルスタッペン討伐に最も近いこの才能を今シーズンこそ見せつけてもらいたいものです。

今シーズンで10年目を迎えるサインツは、今シーズンで4チーム目のチームをあとにします。チームは確実にグレードアップしていますが、10年で4チームは近年稀にみる移籍数です。決して遅いドライバーではないし、結果は残しているけど、強烈なインパクトに欠ける部分は否めません。来シーズンはハミルトンとスイッチし、サインツは行き先が決まっていませんが、フェラーリの同等か上級チームはレッドブルかメルセデスの2チームしかありません。サインツは来シーズンどこにいくのでしょう。このフェラーリでの4年間がキャリアハイになってしまうのでしょうか。派手さは無くとも、堅実さや安定感は定評があります。チームにも物怖じしないその性格で、予選からチームを鼓舞していければ、まだまだエース格として招きたいチームはありますので頑張ってほしいと思います。

モータースポーツランキング にほんブログ村 車ブログ F1へ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

予定より1戦、いや2戦かな、減って第22戦最終戦となるアブダビGPです。何だかんだで早かったですね。ハードな連戦も急遽発生した春休みもありました。優勝者もほぼ変わらず(笑)来シーズンはもう少し接戦となるシーズンを願いつつ。

IMG_3352
《アブダビGPの基本情報》
 ヤス・マリーナサーキット
  全長           :5.281m×58周=計306.298km
  開催回数 :15回目
  コーナー数:16箇所
  高低差       :10.7m
  DRS区間数:2箇所
  母国レース :無し

《アブダビGPの個人的印象》
 ・なかなか勝てないフェラーリ第二のお膝元
 ・DRS使って抜いてもDRS使われて抜かれる
 ・サーキット改修でより掴みどころのない、、
 ・ピットアウトレーンが事故りそうで怖い

近年のF1の最終戦の代名詞になりつつあるヤスマリさんです。一昨年2021年は何やらザワザワありましたが、基本はまったーりとF1の最後を締めくくってくれています。
その2021年よりメリハリにかけるレイアウトを一部変更し、高速化改良しました。平均速度やラップタイムは飛躍的な向上がみられたものの、レイアウトの都合でDRS区間が近接しており「一度抜いても、次ですぐに抜かれる」というイタチごっこのバトルが続きます。長いストレート、低速コーナー、中速コーナー、カクカクコーナー、シケインと様々な要素が散りばめられてはいます。

《過去5年のポールポジション》

 2022年 フェルスタッペン(レッドブル)
    1分23秒824
 2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
    1分22秒109
 2020年 フェルスタッペン(レッドブル)
    1分35秒246 ※
 2019年 ハミルトン   (メルセデス)
    1分34秒779 ※
 2018年 ハミルトン   (メルセデス)
    1分34秒794 ※
 ※は改修前の一周5.554km

《ポールポジションレコードタイム》

 2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
    1分22秒109(一周5.281km)

《現役ポールポジション獲得者と回数》

(★はその年のチャンピオン)
 5回 ハミルトン   (2009,12,16,18★,19★)
 3回
フェルスタッペン(2020,21★,22★)
 1回 ボッタス    (2017)

ポールポジションタイムについては、先述のレイアウト改良があるため、2021年以降は飛躍的にタイムが向上しています。
現役ドライバーではチャンピオン経験者ならびにチャンピオン獲得者が消化試合でポールポジションを獲得しているような流れが続いています。何気にボッタスもその中に紛れているのね(笑)ココに万遍なく名前を挙げるボッタスも意外とポールポジション回数だけは多いのでは(通算20回で歴代16位。非チャンピオンとしては歴代2位)

《過去5年の優勝者》

 2022年 フェルスタッペン(レッドブル)
 2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
 2020年 フェルスタッペン(レッドブル)
 2019年 ハミルトン   (メルセデス)
 2018年 ハミルトン   (メルセデス)

《現役歴代優勝者と回数》
 5回 ハミルトン   (2011,14★,16,18★,19★)
 3回
フェルスタッペン(2020,21★,22★)
 1回 ボッタス    (2017)

優勝経験者のメンバー、回数はポールポジションと全く同じ。異なるのはハミルトンの獲得年くらいで、ほか2人はポールトゥウィン。2016年以降は全てポールトゥウィンとなっています。うーん、◯◯◯ぬ。。もし仮に、予選のポールポジションがこの3人以外で決まったとしたら、優勝もそのドライバーに期待しちゃっていいということになるのかな?!いや今シーズンに限っては、ポールポジションが誰になろうとも、優勝する者は決まっているからダメ?!えー、やっぱ◯◯◯ぬ。

《過去5年のファステストラップ獲得者》

 2022年 ノリス     (マクラーレン)
 2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
 2020年 リカルド    (ルノー)
 
2019年 ハミルトン   (メルセデス)
 2018年 ベッテル    (フェラーリ)

《現役ファステストラップ獲得者と回数》

 3回 ハミルトン   (2010,15★,19★)
 2回 リカルド    (2014,20)
 1回 アロンソ    (2013)
   ボッタス    (2017)
   フェルスタッペン(2021★)
   ノリス     (2022)

《ファステストラップレコードタイム》
 2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
    1分26秒103(一周5.281km)

ファステストラップ獲得者に関しては、いつもながらバラけます。実は回数現役2番目はリカルドが2回。アロンソ様とノリスくんが1回獲っています。リカルドの獲得はやや敷居が高そうですが、アロンソ様やノリスくんならワンチャンあり得そうですね!ピアストリもありそう。

《使用されるタイヤコンパウンド》
 赤:ソフト  (C5)
 黄:ミディアム(C4)
 白:ハード  (C3)

タイヤコンパウンドは昨年と同じやわやわな三種。またDRSで抜いては抜かれの「プラマイゼロバトル」を繰り広げてもらいましょう(笑)今シーズン最後のmiyabikunの当たらぬ予選予想、いってみたいと思います!

《アブダビGPの個人的予選予想》
 〜Q1〜
  20.サージェント  (ウィリアムズ)
  19.周冠宇     (アルファロメオ)
  18.マグヌッセン  (ハース)
  17.角田裕毅    (アルファタウリ)
  16.リカルド    (アルファタウリ)
 〜Q2〜
  15.ヒュルケンベルグ(ハース)
  14.オコン     (アルピーヌ)
  13.ストロール   (アストンマーティン)
  12.ガスリー    (アルピーヌ)
  11.ボッタス    (アルファロメオ)
 〜Q3〜
  10.アルボン    (ウィリアムズ)
  9.アロンソ    (アストンマーティン)
  8.ラッセル    (メルセデス)
  7.ハミルトン   (メルセデス)
  6.ペレス     (レッドブル)
  5.ピアストリ   (マクラーレン)
  4.サインツ    (フェラーリ)
  3.ノリス     (マクラーレン)
  2.フェルスタッペン(レッドブル)
 P.P. ルクレール   (フェラーリ)

じゃじゃーん!またルクレール、ドーン!フェルスタッペンは2番手でスタートで前にー。仮にルクレールがポールポジションを獲得したとしても、初めの鋭角ターン5まで保たないでしょうね。それじゃ困るのですが。いいよ、いいよ。今シーズンは全部フェルスタッペンにくれてあげようよ(笑)
ほか上位も相変わらずです。前戦絶不調の大外しをかましたマクラーレンのノリスやそのお友達サインツはペレスの前。メルセデスがどの程度復活できたかも気になるところで、さすがに今回は2人揃ってQ3進出はできるかな。Q3の残り枠は最終セクター3のカクカクでゲインするアストンマーティンのアロンソと、中盤セクター2のストレートを強みにするウィリアムズのアルボンがおさまる。
中団10番手以降はアルファロメオのエースであるボッタスを筆頭に、仲のいいアルピーヌ、アストンマーティンのストロール、ハースの予選屋ヒュルケンベルグがQ1突破。アルファタウリ(と呼ぶのは今回が最後なのかな)は角田よりリカルドが前としました。

最後くらいは半分くらい当てたいな。この予想、いかがでしょうか。今回もダメでしょうか。

モータースポーツランキング にほんブログ村 車ブログ F1へ
にほんブログ村


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

IMG_1762
派手!ナイトレースを行うところは大抵似たり寄ったりでキラキラ煌びやかではあるものですが、ココは一味違う。キラキラの中に色がある。これがラスベガスなのか、、miyabikunには縁遠いなあ。プライベートでココを目がけて行くことは無いんだろうなあ。

前回F1が行われた1982年は最終戦とはいえ9/25の昼間。今回は最終戦ではなくとも日付が11/18に変わったばかりの夜中で、気温や路面温度の低さが不安視されていました。
IMG_1764
予選開始直前の状況は気温14℃、路面温度16℃、湿度62%の晴れです。聞いていたよりは寒くない印象。日本の関東も昨夜は一桁台まで冷え込んでいますもんね。

《Q1》
IMG_1767
Q1開始。いつも以上に夜景に色があるでしょう。
FullSizeRender
まずはチーム3回目の母国GPとなるハースのマグヌッセンから計測が始まっています。ハースは今回マグヌッセンとヒュルケンベルグでマシンのバージョンが異なるという面白いアプローチをしてきました。マグヌッセンが新型でヒュルケンベルグが旧型。親分の指示ではなく、組員それぞれの選択とのこと。組別階級は最下位になってしまったし、先日けしかけた抗争も棄却されました。来シーズンの組員が既に決まっていることだけが、この組の強み。
中団下位がアタックの中、市街地屋さんペレスが一瞬トップタイムをマークし存在感を示すも、
FullSizeRender
この初ラスベガスで猛威を振るっているのがフェラーリのポール屋さんルクレール。ペレスを0.425秒上回って1分34秒台に入れています。
IMG_1771
こちらは今回こそサーキット特性がマッチしてるんじゃないかと目されているウィリアムズ、それもこちらも3回目の母国GPとなるサージェントです。タイム的にもルクレールと遠からずの2番時計。今回は自力で入賞できる位置に居たいよね。
今回のチャンピオンはというと、
FullSizeRender
まだ予選も序盤ですから断言は早いものの、ルクレールに及ばず。まあチャンピオンはポールポジションでなくても勝てちゃうからなぁ。正直何番手でもいいよね。
FullSizeRender
畜生な決勝のグリッド降格が決まっているサインツがトップに立つと
FullSizeRender
すかさずルクレールが塗り替える。フェラーリ2人でやり合っています。予選くらいは輝かせてくれって?!同じマシンに乗るサインツを0.715秒上回るなんて、ルクレールのタイムの削り方はエグいな。まだまだイケるのか。
FullSizeRender
セッション中盤にして、メルセデスは下の方に沈殿しています。前戦サンパウロGPはボロクソでしたが、今回もキツいのかな。
FullSizeRender
さすがにQ1は無いか。今回不作ならゲンコツで机が抜け落ちてしまう。ハミルトン、ラッセル共にQ1突破へ。
FullSizeRender
残り時間1分を切ったところで17番手に止まるマクラーレンのピアストリと珍しくサージェントに置いていかれているアルボンがワイプで捉えられています。
IMG_1784
アルボンは順位を上げつつも、ピアストリはタイム向上ならず。
FullSizeRender
リカルドはギリギリの14番手!ピアストリに続いてノリスも危ない!
FullSizeRender
ストロールが11番手に浮上したため、ノリス脱落。
IMG_1787
マクラーレンは最近珍しく2人揃ってQ1落ち。ほかアルピーヌのオコン、アルファロメオの周、アルファタウリの角田ら1人ずつ敗退しています。

《Q2》
IMG_1789
Q1トップタイムのルクレールには及びませんが、アストンマーティンのアロンソがフェラーリやペレスを上回ってトップに立ちます。
FullSizeRender
続いてハミルトンが僅差でアロンソを上回り、
FullSizeRender
フェルスタッペンがさらに上回る。時間が経つにつれ、タイムがどんどん向上。
FullSizeRender
今回の予選はフェラーリパワーユニット搭載車が健闘していましたね。マグヌッセンがフェラーリ2台とフェルスタッペンに続く。
FullSizeRender
メルセデスのボッタスはギリギリ10番時計。
IMG_1797
ん?!メルセデス?!いやアルファロメオね。
FullSizeRender
時間いっぱいでサージェントが6番時計。アルボンも続いて、ウィリアムズは揃ってQ3進出。
IMG_1800
Q2ではハミルトン、ペレス、ヒュルケンベルグ、ストロール、リカルドとQ1に続いて各チーム1人ずつ敗退となり、チームで2人残っているのはフェラーリとウィリアムズの2チームのみ。今回の予選はバラけています。

《Q3》
FullSizeRender
ルクレールの1本目は自身のQ2トップタイムに及ばすの1分33秒021。今回の感じはまだポケットにタイムを隠し持っていそう。
FullSizeRender
フェルスタッペンはルクレールだけでなくサインツにも届かず。今回ばかりはフェラーリに敵わぬか。
FullSizeRender
ほらね。0.3秒削って1分32秒台へ。ルクレールは終始キレキレだった。
IMG_1807

IMG_1809
《予選結果》
P.P. ルクレール   (フェラーリ・F)   1分32秒726
 2.サインツ    (フェラーリ・F)   1分32秒770
 3.フェルスタッペン(レッドブル・HRB)1分33秒104

路面向上ら著しく、各セッションで如何に遅いタイミングでタイムアタック出来たかがカギとなりました。初開催ですから、サーキットの習熟度は皆イコールですもんね。
1分33秒台の壁を破れたのはフェラーリの2人だけ。金曜フリー走行からの好調さそのままにルクレールが今シーズン4回目となるポールポジションを獲得。フェルスタッペンは全セッションともあまり無理はせずといった感じで3番手を獲得し、決勝はルクレールの隣となるフロントロウスタートとなります。やっぱりサインツのペナルティ降格はイタいよなぁ。
IMG_1808
何だその頭。地元スポンサーのサンタンデール銀行のロゴマークみたいだ(笑)

《先日の予選予想との答え合わせ》
ポールのルクレール、2番手サインツ、3番手フェルスタッペンの上位3人のみの正解でした。まあこれはテッパン処だったかなと。ウィリアムズの台頭はある程度予想できましたが、まさか2台揃ってQ3進出し、まさかマクラーレンが2台揃ってQ1脱落とは。。中団以下が狂いましたね。ただそんな中、順位こそ1つ分外したものの、ハミルトンの低迷は何と無く近い結果になりました。ラッセルとの明暗も注目点でした。

《Q3トップのルクレールと各チームの差》
 フェラーリ(サインツ)が0.044秒落ち
 レッドブル(フェルスタッペン)が0.378秒落ち
 メルセデス(ラッセル)が0.386秒落ち
 アルピーヌ(ガスリー)は0.513秒落ち
 ウィリアムズ(アルボン)は0.597秒落ち
 アルファロメオ(ボッタス)が0.799秒落ち
 ハース(マグヌッセン)が0.811秒落ち
 アストンマーティン(アロンソ)は0.829秒落ち
 アルファタウリ(リカルド)は1.582秒落ち※
 ※はQ1,Q2最速タイムから算出

今回は手探りで迎えたフリー走行、予選となりましたが、フェラーリはルクレールのみならずサインツも僅差で並び、マシンとのマッチングもよかったのだと思います(決勝レースは別)フェラーリがあたま一つ飛び出ていて、8チームがチーム単位ではなく1人ずつで拮抗し、アルファタウリもやや離れた形となりました。リカルドは辛うじてQ1突破できたものの、角田の最下位が現実だと思います。決勝は前を追うだけ。抜いた数を指折り期待しましょう!

IMG_1806
《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 サージェント(ウィリアムズ・M)

さあサージェント、今日の主役だ!巧者アルボンと大きな差が付けられてしまっていますが、先日の第18戦アメリカGPの繰り上げ入賞を果たし、今回また7番時計6番グリッドを手にしました。第3アメリカGPで2回目の入賞、それも「自力入賞」なるかの期待がかかります。また来シーズンF1ドライバーとしてアメリカに戻って来れるよう、シーズン終盤のポイントゲットしてほしいです。
次点は余裕もみられるキレキレのルクレール、キマらぬ相方を横目にしっかりQ3進出の中段まで引き上げたアルピーヌのガスリー、そして久々のメルセデス風カラーリングでキレのある走りができたアルファロメオのボッタスです。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 GP運営者

何と呼ぶのが正しいのかよくわかりませんが、言うまでもなくサインツを襲ったマンホール蓋のマシン損傷による交換ペナルティによるものです。過去にもマンホールの蓋やドレンカバーが走行中の風圧で吹き飛び、マシンを傷める事故がありました。サーキットや市街地街路には水はけのためのそれら設備が当然あり、それらは溶接によって止められているわけですが、しっかり整備してくれないとマシンや順位だけではなく、ドライバーや観客、コースマーシャルに被害が及ぶ可能性が無くもありません。安全率は2倍、3倍とかでなくもっと高く見積もって挑むべきだと思います。

IMG_1763
《決勝の表彰台予想!》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ルクレール   (フェラーリ・F)
 3 ラッセル    (メルセデス・M)

本音はルクレールの逃げ逃げ優勝を見たいところですが、現実は言わずと知れたフェルスタッペンでしょう。スタートで逃げ切れても、あの長いストレートで逃げ切れると思えない。あとラッセルを3位に予想したものの、この前のグズグズなレースペースを見せられてしまうと、5番手改め4番グリッドのガスリーの表彰台もワンチャンあるんじゃないかとも思います。
サインツの順位降格をギリギリでかわして11番グリッドスタートとなるペレスは表彰台にギリギリ届かないかなぁ。珍しくとんでも無い不作だったマクラーレンのノリスは7位8位くらいまでは浮上できるかな。アルファタウリは、、悲しいけど今回はキツいかなぁ。。たった1ラップでこの差はデカ過ぎる。。

決勝レースはとっくに終わってしまいましたが、これから晩ご飯を済ませて、ヨーロッパラウンドと同じような時間帯で観戦する予定です。

モータースポーツランキング にほんブログ村 車ブログ F1へ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

第三アメリカGPのラスベガスGPです。以前ラスベガスを舞台に2回の開催がありますが、マシンもスタッフもドライバーもサーキットも別モノ。実質、初開催です。
IMG_9388

《ラスベガスGPの基本情報》
 ラスベガス・ストリップサーキット
  全長   :6.201km×50周=計310.050km
  開催回数 :初開催(ラスベガスでは3回目)
  コーナー数:17箇所
  高低差       : - m
  DRS区間数:2箇所
  母国レース:サージェント、ハース

《ラスベガスGPの個人的印象》
 ・立ててもひっくり返しても、子豚にしか見えん
 ・周囲のギラギラ感が強い
 ・いつにも増して寒いGP
 ・予測不可能な環境にレース後の感想気になる

すみません、大した印象がありません(手抜きもさることながら、情報が少な過ぎます)あと冒頭に毎回載せるセクター切りしたサーキットレイアウト図ですが、miyabikunの自宅デスクトップパソコンが不調により、ミヤビマン・ティルケに加工を依頼することもできませんでした。よって、以前に描いた基本設計時代のものを仮に貼っておきました。直り次第、差し替えたいと思います。
ラスベガスはネバダ州の砂漠にあるオアシス、比較的歴史の浅い人工都市です。昼は比較的暑く、夜は冷えます。今回は「現地時間で決勝は土曜夜」という異例のスケジュールが組まれています。もちろんエンターテイメント的要素が強いものの、要はヨーロッパ圏においてへんちくりんな時間にならない措置でもあります。日本は予選が18日土曜日の17時から、決勝は19日日曜日の15時からと比較的好都合なスケジューリングとなっています。日曜午後にリアルタイムで観られるかは別の話ですが。

〜以下の記録は全て参考〜
《過去のポールポジション》一周3.650km
 1982年 プロスト (ルノー)
    1分16秒356
 1981年 ロイテマン(ウィリアムズ)
    1分17秒821

《ポールポジションレコードタイム》
 1982年 プロスト (ルノー)
    1分16秒356

《ポールポジション獲得者と回数》
(★はその年のチャンピオン)
 1回 ロイテマン(1981)
   プロスト (1982)

全く参考にもならない各種記録ですが、初開催ゆえ、すかーんとここのコーナーが無くなってしまうのも悲しいため「シーザース・パレスで行われたアメリカGP」のみを抜粋して記載しておきます。
ポールポジション獲得者は先日の「過去のレースを振り返る」で振り返ったものの一つ「1980年代で最もチャンピオンに近付き、獲得できなかった者」ロイテマンと、「1980年代に最も大成した者」プロストの2人になります。相対極。

《過去の優勝者》
 1982年 アルボレート(ティレル)
 1981年 ジョーンズ (ウィリアムズ)

《歴代優勝者 回数》
 1回 ジョーンズ (1981)
   アルボレート(1982)

優勝者も2人となりますが、ポールポジションとメンツが異なります。81年はチャンピオン獲得の年で防衛ならなかったジョーンズと、翌82年はティレルで名を挙げフェラーリに溺愛されたアルボレートになります。アルボレートの昇格っぷりは後の1990年代にアレジが似た系譜を辿っていますね。

《過去のファステストラップ獲得者》
 1982年 アルボレート(ティレル)
 1981年 ピローニ  (フェラーリ)

《ファステストラップ獲得者 回数》
 
1回 ピローニ  (1981)
   アルボレート(1982)

《ファステストラップレコードタイム》
 1982年 アルボレート(ティレル)
    1分19秒639

ファステストラップについて、81年は優勝したジョーンズでもポールシッターのロイテマンでも、初戴冠となったピケでも無く、暗黒期のフェラーリにいたピローニでした。ピローニは翌82年も引き続きヴィルヌーブと共にフェラーリから参戦するも、第12戦ドイツGPで大怪我をしたため、82年最終戦のアメリカGPには参戦出来ませんでした(生きてはいました)

《使用されるタイヤコンパウンド》
 赤:ソフト  (C5)
 黄:ミディアム(C4)
 白:ハード  (C3)

煌びやかなラスベガスの夜は寒い。最も柔らかめのコンパウンド三種が選ばれつつも、どの程度機能するかは未知数。また、金曜のフリー走行では市街地あるあるの「マンホールの蓋(ドレンカバー)が外れて、サインツのマシンを傷める」というトラブルが発生。サインツはドライバー、マシン起因ではない理由によるバッテリー交換のため、決勝で10グリッド降格が決まっています。不運でしかない。。
今回の予選は未知数が多過ぎるため、今シーズンで最も当てずっぽうな予想になりそうです。

《ラスベガスGPの個人的予選予想》
 〜Q1〜
  20.周冠宇     (アルファロメオ)
  19.オコン     (アルピーヌ)
  18.ガスリー    (アルピーヌ)
  17.リカルド    (アルファタウリ)
  16.角田裕毅    (アルファタウリ)
 〜Q2〜
  15.サージェント  (ウィリアムズ)
  14.マグヌッセン  (ハース)
  13.ラッセル    (メルセデス)
  12.ハミルトン   (メルセデス)
  11.ボッタス    (アルファロメオ)
 〜Q3〜
  10.ヒュルケンベルグ(ハース
  9.ストロール   (アストンマーティン)
  8.アルボン    (ウィリアムズ)
  7.ペレス     (レッドブル)
  6.ピアストリ   (マクラーレン)
  5.ノリス     (マクラーレン)
  4.アロンソ    (アストンマーティン)
  3.フェルスタッペン(レッドブル)
  2.サインツ    (フェラーリ)
 P.P. ルクレール   (フェラーリ)

初開催初ポールはフェラーリのルクレールにしました。金曜フリー走行はキレキレでしたね。いつものことながら、予選一発の速さについては唯一フェルスタッペンに対抗できるのはフェラーリ、それもルクレールのみである気がします。フェラーリは両者ともサーキットの特性(線形)にマッチしているものとし、既に要らぬ借金を背負わされたサインツも健闘しそう。決勝の10グリッド降格がイタ過ぎる。。
前戦サンパウロGPは久々に健闘したアストンマーティン、というよりアロンソは今回キツいだろと予想していましたが、蓋を開けてみればアロンソについてのみ言えば満更でも無さそう。逆にけちょんけちょんにやられたメルセデス勢は負のループから抜け出せるかどうか判断しにくいところ。同じパワーユニットを積む元気なマクラーレン、ストレート要素大得意かつ「3回目の母国GP」を迎えるアルボン、サージェント擁するウィリアムズの方がよかったりして。アルファタウリは、、今回ばかりは苦戦しそうか。
といった妄想ラスベガスGP予選を描いてみました。

モータースポーツランキング にほんブログ村 車ブログ F1へ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ