サーキット1周最速の「ポールポジション」はあくまでスタート位置を決める序章に過ぎません。栄冠を勝ち取るにはこちらをコツコツ獲得しておきたい「優勝」編です。モタモタしていると1,001戦目になってしまいますので急ぎましょう!まずは世間でよく見かける「優勝回数」になります。
《歴代優勝数上位21人》
1 91勝 M・シューマッハ ★
2 75勝 L・ハミルトン ★ ◯
3 52勝 S・ベッテル ★ ◯
4 51勝 A・プロスト ★
5 41勝 A・セナ ★
6 32勝 F・アロンソ ★
7 31勝 N・マンセル ★
8 27勝 J・スチュワート ★
9 25勝 J・クラーク ★
25勝 N・ラウダ ★
11 24勝 J・M・ファンジオ ★
12 23勝 N・ピケ ★
23勝 N・ロズベルグ ★
14 22勝 D・ヒル ★
15 21勝 K・ライコネン ★ ◯
16 20勝 M・ハッキネン ★
17 16勝 S・モス
18 15勝 J・バトン ★
19 14勝 J・ブラバム ★
14勝 G・ヒル ★
14勝 E・フィッティパルディ ★
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
37 7勝 D・リカルド ◯
47 5勝 M・フェルスタッペン ◯
53 4勝 V・ボッタス ◯
76 1勝 R・クビカ ◯
《歴代優勝数上位21人》
1 91勝 M・シューマッハ ★
2 75勝 L・ハミルトン ★ ◯
3 52勝 S・ベッテル ★ ◯
4 51勝 A・プロスト ★
5 41勝 A・セナ ★
6 32勝 F・アロンソ ★
7 31勝 N・マンセル ★
8 27勝 J・スチュワート ★
9 25勝 J・クラーク ★
25勝 N・ラウダ ★
11 24勝 J・M・ファンジオ ★
12 23勝 N・ピケ ★
23勝 N・ロズベルグ ★
14 22勝 D・ヒル ★
15 21勝 K・ライコネン ★ ◯
16 20勝 M・ハッキネン ★
17 16勝 S・モス
18 15勝 J・バトン ★
19 14勝 J・ブラバム ★
14勝 G・ヒル ★
14勝 E・フィッティパルディ ★
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
37 7勝 D・リカルド ◯
47 5勝 M・フェルスタッペン ◯
53 4勝 V・ボッタス ◯
76 1勝 R・クビカ ◯
★はチャンピオン獲得者、◯は2019年現役
ちょっと中途半端な足切りですが、上位21人分、14勝以上+現役になります。またこれ以下の内訳は13勝2人、12勝3人、11勝3人、10勝4人、9勝1人、8勝2人、7勝3人、6勝7人、5勝6人、4勝4人、3勝8人、2勝11人、1勝32人。ポールポジション獲得者より少し多め全107人の優勝者で1,003勝となります。え、1,003勝って、数が合わないじゃん。どういうこと?!実は1,000戦のうち、1レースで2人優勝扱いと記録されたレースが3戦あるんです。1951年第4戦フランスGPはファンジオとファジオーリの2人、56年第1戦アルゼンチンGPはファンジオとムッソが勝利を分け合っています。また57年第5戦イギリスGPはモスとブルックスが2人優勝となって、はみ出た3戦です。昔の時代なので詳しくは理解できていませんが、2人は同じマシンを使っていたため両者に優勝ポイントを与えています。まるで耐久レースみたい。今ではあり得ないルールですね。
ひとえに14勝以上といっても、いくつかのグループになっています。(上位の中の)下位は「無冠の帝王」モスがせき止めるように16勝に居座っています。周りはほとんどチャンピオン、モスはこれだけ勝てていたのにチャンピオンになれませんでした。次なる壁は「生けるF1ご意見番」スチュワートが20勝台の先頭をなしています。スチュワートの場合はマシンや成績の低下によらないF1引退だったこともあって、もう少し続けていたら、もう一つ上のグループに加わっていたのかもしれません。これより上はたかだか1勝2勝では上回れない、大きな差があるグループ、いわゆる「規格外」のスーパーレジェンドクラス達。ちょうどその中間付近にいる現役の一人がベッテル。同期同世代のハミルトンと大きく離れてしまいましたね。チャンピオンは複数回獲得しているし、この次元までくれば数だけの問題ではないのですが、最速マシンかと思われた今シーズンも3戦を終えて未だ未勝利です。方やハミルトンは既に2勝をあげて、遠く及ばないであろうと思われたM・シューマッハの91勝に手が届きそうな位置まで順調に突き進んでいますよね。
まだ上位には遠く及ばない若手現役優勝者は4人。リカルド7勝、フェルスタッペン5勝、ボッタス4勝、クビカ1勝となっています。現状を考慮すると数を確実に伸ばせそうなのはボッタスとフェルスタッペンの2人が現実的でしょうか。ここにルクレールが加わる日もそう遠くない?!
《ドライバー別優勝獲得GP数》
23GP L・ハミルトン ★ ◯
アゼルバイジャン、アブダビ、アメリカ、
イギリス、イタリア、オーストラリア、
オーストリア、カナダ、シンガポール、
スペイン、ドイツ、トルコ、バーレーン、
ハンガリー、ブラジル、フランス、
ベルギー、マレーシア、メキシコ、モナコ、
ロシア、中国、日本
22GP M・シューマッハ ★
アメリカ、アルゼンチン、イギリス、
イタリア、オーストラリア、オーストリア、
カナダ、サンマリノ、スペイン、ドイツ、
バーレーン、パシフィック、ハンガリー、
ブラジル、フランス、ベルギー、
ポルトガル、マレーシア、モナコ、
ヨーロッパ、中国、日本
21GP S・ベッテル ★ ◯
アブダビ、アメリカ、イギリス、イタリア、
インド、オーストラリア、カナダ、
シンガポール、スペイン、ドイツ、トルコ、
バーレーン、ハンガリー、ブラジル、
ベルギー、マレーシア、モナコ、
ヨーロッパ、韓国、中国、日本
18GP A・プロスト ★
アメリカ、イギリス、イタリア、
オーストラリア、オーストリア、オランダ、
カナダ、サンマリノ、スペイン、ドイツ、
ブラジル、フランス、ベルギー、
ちょっと中途半端な足切りですが、上位21人分、14勝以上+現役になります。またこれ以下の内訳は13勝2人、12勝3人、11勝3人、10勝4人、9勝1人、8勝2人、7勝3人、6勝7人、5勝6人、4勝4人、3勝8人、2勝11人、1勝32人。ポールポジション獲得者より少し多め全107人の優勝者で1,003勝となります。え、1,003勝って、数が合わないじゃん。どういうこと?!実は1,000戦のうち、1レースで2人優勝扱いと記録されたレースが3戦あるんです。1951年第4戦フランスGPはファンジオとファジオーリの2人、56年第1戦アルゼンチンGPはファンジオとムッソが勝利を分け合っています。また57年第5戦イギリスGPはモスとブルックスが2人優勝となって、はみ出た3戦です。昔の時代なので詳しくは理解できていませんが、2人は同じマシンを使っていたため両者に優勝ポイントを与えています。まるで耐久レースみたい。今ではあり得ないルールですね。
ひとえに14勝以上といっても、いくつかのグループになっています。(上位の中の)下位は「無冠の帝王」モスがせき止めるように16勝に居座っています。周りはほとんどチャンピオン、モスはこれだけ勝てていたのにチャンピオンになれませんでした。次なる壁は「生けるF1ご意見番」スチュワートが20勝台の先頭をなしています。スチュワートの場合はマシンや成績の低下によらないF1引退だったこともあって、もう少し続けていたら、もう一つ上のグループに加わっていたのかもしれません。これより上はたかだか1勝2勝では上回れない、大きな差があるグループ、いわゆる「規格外」のスーパーレジェンドクラス達。ちょうどその中間付近にいる現役の一人がベッテル。同期同世代のハミルトンと大きく離れてしまいましたね。チャンピオンは複数回獲得しているし、この次元までくれば数だけの問題ではないのですが、最速マシンかと思われた今シーズンも3戦を終えて未だ未勝利です。方やハミルトンは既に2勝をあげて、遠く及ばないであろうと思われたM・シューマッハの91勝に手が届きそうな位置まで順調に突き進んでいますよね。
まだ上位には遠く及ばない若手現役優勝者は4人。リカルド7勝、フェルスタッペン5勝、ボッタス4勝、クビカ1勝となっています。現状を考慮すると数を確実に伸ばせそうなのはボッタスとフェルスタッペンの2人が現実的でしょうか。ここにルクレールが加わる日もそう遠くない?!
《ドライバー別優勝獲得GP数》
23GP L・ハミルトン ★ ◯
アゼルバイジャン、アブダビ、アメリカ、
イギリス、イタリア、オーストラリア、
オーストリア、カナダ、シンガポール、
スペイン、ドイツ、トルコ、バーレーン、
ハンガリー、ブラジル、フランス、
ベルギー、マレーシア、メキシコ、モナコ、
ロシア、中国、日本
22GP M・シューマッハ ★
アメリカ、アルゼンチン、イギリス、
イタリア、オーストラリア、オーストリア、
カナダ、サンマリノ、スペイン、ドイツ、
バーレーン、パシフィック、ハンガリー、
ブラジル、フランス、ベルギー、
ポルトガル、マレーシア、モナコ、
ヨーロッパ、中国、日本
21GP S・ベッテル ★ ◯
アブダビ、アメリカ、イギリス、イタリア、
インド、オーストラリア、カナダ、
シンガポール、スペイン、ドイツ、トルコ、
バーレーン、ハンガリー、ブラジル、
ベルギー、マレーシア、モナコ、
ヨーロッパ、韓国、中国、日本
18GP A・プロスト ★
アメリカ、イギリス、イタリア、
オーストラリア、オーストリア、オランダ、
カナダ、サンマリノ、スペイン、ドイツ、
ブラジル、フランス、ベルギー、
ポルトガル、メキシコ、モナコ、
ヨーロッパ、南アフリカ
17GP A・セナ ★
アメリカ、アメリカ東、イギリス、イタリア、
オーストラリア、カナダ、サンマリノ、
スペイン、ドイツ、ハンガリー、ブラジル、
ベルギー、ポルトガル、メキシコ、モナコ、
ヨーロッパ、日本
17GP F・アロンソ ★
イギリス、イタリア、オーストラリア、
カナダ、サンマリノ、シンガポール、
スペイン、ドイツ、バーレーン、ハンガリー、
フランス、マレーシア、モナコ、
17GP A・セナ ★
アメリカ、アメリカ東、イギリス、イタリア、
オーストラリア、カナダ、サンマリノ、
スペイン、ドイツ、ハンガリー、ブラジル、
ベルギー、ポルトガル、メキシコ、モナコ、
ヨーロッパ、日本
17GP F・アロンソ ★
イギリス、イタリア、オーストラリア、
カナダ、サンマリノ、シンガポール、
スペイン、ドイツ、バーレーン、ハンガリー、
フランス、マレーシア、モナコ、
ヨーロッパ、韓国、中国、日本
16GP N・マンセル ★
イギリス、イタリア、オーストラリア、
オーストリア、カナダ、サンマリノ、
スペイン、ドイツ、ハンガリー、
ブラジル、フランス、ベルギー、
16GP N・マンセル ★
イギリス、イタリア、オーストラリア、
オーストリア、カナダ、サンマリノ、
スペイン、ドイツ、ハンガリー、
ブラジル、フランス、ベルギー、
ポルトガル、メキシコ、ヨーロッパ、
南アフリカ
16GP N・ロズベルグ ★
アブダビ、イギリス、イタリア、
オーストラリア、オーストリア、
シンガポール、スペイン、ドイツ、
バーレーン、ブラジル、メキシコ、
モナコ、ヨーロッパ、ロシア、中国、日本
15GP K・ライコネン ★ ◯
アブダビ、アメリカ、イギリス、
オーストラリア、カナダ、スペイン、
トルコ、ハンガリー、ブラジル、フランス、
ベルギー、マレーシア、モナコ、中国、
日本
14GP N・ラウダ ★
アメリカ、アメリカ西、イギリス、
14GP N・ラウダ ★
アメリカ、アメリカ西、イギリス、
イタリア、オーストリア、オランダ、
スウェーデン、スペイン、ドイツ、ブラジル、
フランス、ベルギー、モナコ、南アフリカ
14GP N・ピケ ★
アメリカ西、アメリカ東、アルゼンチン、
イタリア、オーストラリア、オランダ、
カナダ、サンマリノ、ドイツ、ハンガリー、
ブラジル、フランス、ヨーロッパ、日本
14GP D・ヒル ★
アルゼンチン、イギリス、イタリア、
オーストラリア、カナダ、サンマリノ、
スペイン、ドイツ、ハンガリー、
ブラジル、フランス、ベルギー、
ポルトガル、日本
14GP M・ハッキネン ★
アメリカ、イギリス、オーストラリア、
オーストリア、カナダ、スペイン、ドイツ、
14GP N・ピケ ★
アメリカ西、アメリカ東、アルゼンチン、
イタリア、オーストラリア、オランダ、
カナダ、サンマリノ、ドイツ、ハンガリー、
ブラジル、フランス、ヨーロッパ、日本
14GP D・ヒル ★
アルゼンチン、イギリス、イタリア、
オーストラリア、カナダ、サンマリノ、
スペイン、ドイツ、ハンガリー、
ブラジル、フランス、ベルギー、
ポルトガル、日本
14GP M・ハッキネン ★
アメリカ、イギリス、オーストラリア、
オーストリア、カナダ、スペイン、ドイツ、
ハンガリー、ブラジル、ベルギー、モナコ、
ヨーロッパ、ルクセンブルク、日本
12GP J・スチュワート ★
アメリカ、アルゼンチン、イギリス、
イタリア、オランダ、カナダ、スペイン、
ドイツ、フランス、ベルギー、モナコ、
南アフリカ
12GP J・バトン ★
オーストラリア、カナダ、スペイン、
トルコ、バーレーン、ハンガリー、
ブラジル、ベルギー、マレーシア、モナコ、
中国、日本
10GP J・M・ファンジオ ★
アルゼンチン、イギリス、イタリア、
オランダ、スイス、スペイン、ドイツ、
12GP J・スチュワート ★
アメリカ、アルゼンチン、イギリス、
イタリア、オランダ、カナダ、スペイン、
ドイツ、フランス、ベルギー、モナコ、
南アフリカ
12GP J・バトン ★
オーストラリア、カナダ、スペイン、
トルコ、バーレーン、ハンガリー、
ブラジル、ベルギー、マレーシア、モナコ、
中国、日本
10GP J・M・ファンジオ ★
アルゼンチン、イギリス、イタリア、
オランダ、スイス、スペイン、ドイツ、
フランス、ベルギー、モナコ
10GP S・モス
アメリカ、アルゼンチン、イギリス、
イタリア、オランダ、ドイツ、ペスカーラ、
10GP S・モス
アメリカ、アルゼンチン、イギリス、
イタリア、オランダ、ドイツ、ペスカーラ、
ポルトガル、モナコ、モロッコ
9GP J・クラーク ★
アメリカ、イギリス、イタリア、オランダ、
ドイツ、フランス、ベルギー、メキシコ、
南アフリカ
9GP J・ブラバム ★
イギリス、オランダ、カナダ、ドイツ、
フランス、ベルギー、ポルトガル、モナコ、
9GP J・クラーク ★
アメリカ、イギリス、イタリア、オランダ、
ドイツ、フランス、ベルギー、メキシコ、
南アフリカ
9GP J・ブラバム ★
イギリス、オランダ、カナダ、ドイツ、
フランス、ベルギー、ポルトガル、モナコ、
南アフリカ
9GP E・フィッティパルディ ★
アメリカ、アルゼンチン、イギリス、
イタリア、オーストリア、カナダ、スペイン、
9GP E・フィッティパルディ ★
アメリカ、アルゼンチン、イギリス、
イタリア、オーストリア、カナダ、スペイン、
ブラジル、ベルギー
8GP G・ヒル ★
アメリカ、イタリア、オランダ、スペイン
ドイツ、メキシコ、モナコ、南アフリカ
7GP D・リカルド ◯
アゼルバイジャン、カナダ、ハンガリー、
ベルギー、マレーシア、モナコ、中国
4GP V・ボッタス ◯
アブダビ、オーストラリア、オーストリア、
8GP G・ヒル ★
アメリカ、イタリア、オランダ、スペイン
ドイツ、メキシコ、モナコ、南アフリカ
7GP D・リカルド ◯
アゼルバイジャン、カナダ、ハンガリー、
ベルギー、マレーシア、モナコ、中国
4GP V・ボッタス ◯
アブダビ、オーストラリア、オーストリア、
ロシア
4GP M・フェルスタッペン ◯
オーストリア、スペイン、マレーシア、
4GP M・フェルスタッペン ◯
オーストリア、スペイン、マレーシア、
メキシコ
1GP R・クビカ ◯
カナダ
先日のポールポジションと同様に「ドライバー基準」で優勝GPをまとめてみました。ポールポジションと同じ時期、同じ数行われているはずなのに優勝の方が少ない者、反対にポールポジションの方が少ない者など様々ですね。これは個人的な見解ですが、ポールポジションが多い者=ドライバー、マシンとも「速さがウリ」であり、優勝が多い者=タイヤ、燃料、天候などへの適応する「巧みさがウリ」という印象があります。どちらかだけが多いという偏ったトップドライバーはおらず、大抵がいつもよく聞くドライバーがどちらも占めてくるわけですが。またこちらもオールドドライバーが近代ドライバーより低い数で算出されてしまうのが、不公平で申し訳ない。。
まず「ハミルトン率」を見てみましょうか(なんだそりゃ)アイウエオ順に記載したので見つけ辛いかもしれませんが、オーストラリアでしょう、次はバーレーン、そして中国、アゼルバイジャン、、と最終はアブダビ。ありゃ23GP中、今シーズンの21GPの全てで勝っていやがる。このバケモンが。要は2019年開催+過去開催2つ(トルコ、マレーシア)=23GPというわけですね。では「ベッテル率」は?アゼルバイジャン(ヨーロッパGP時代を含む)とオーストリア、フランス、ロシアの4つ足らず。21GP獲っていても過去開催含めての21GPでした。ポールポジションと同じようにこちらもハミルトンを上回る可能性は秘めています。それにベッテルの面白い点は誰も手をつけられなかった「インド」を3回とも独り占めしていること。サーキットはまだあるけど、インドはもう復活しないと思うなぁ。モスのペスカーラGPやシューマッハのパシフィックGPも唯一の記録ですね。
現役の非チャンピオンのリカルドは7勝が全てが異なるGPでの優勝です。元相方のフェルスタッペンは何気に高速高地のメキシコがお得意の様子。あと1勝すれば早くも「メキシカンマイスター」に仲間入りします。このまま無事にメキシコGPが行われ続けるといいですね。年間1勝以上を保てるようになってきたので、今シーズンも優勝を期待してよろしいのでしょうか?!日本とオランダのファンは特に待ち望んでいることでしょう。
1GP R・クビカ ◯
カナダ
先日のポールポジションと同様に「ドライバー基準」で優勝GPをまとめてみました。ポールポジションと同じ時期、同じ数行われているはずなのに優勝の方が少ない者、反対にポールポジションの方が少ない者など様々ですね。これは個人的な見解ですが、ポールポジションが多い者=ドライバー、マシンとも「速さがウリ」であり、優勝が多い者=タイヤ、燃料、天候などへの適応する「巧みさがウリ」という印象があります。どちらかだけが多いという偏ったトップドライバーはおらず、大抵がいつもよく聞くドライバーがどちらも占めてくるわけですが。またこちらもオールドドライバーが近代ドライバーより低い数で算出されてしまうのが、不公平で申し訳ない。。
まず「ハミルトン率」を見てみましょうか(なんだそりゃ)アイウエオ順に記載したので見つけ辛いかもしれませんが、オーストラリアでしょう、次はバーレーン、そして中国、アゼルバイジャン、、と最終はアブダビ。ありゃ23GP中、今シーズンの21GPの全てで勝っていやがる。このバケモンが。要は2019年開催+過去開催2つ(トルコ、マレーシア)=23GPというわけですね。では「ベッテル率」は?アゼルバイジャン(ヨーロッパGP時代を含む)とオーストリア、フランス、ロシアの4つ足らず。21GP獲っていても過去開催含めての21GPでした。ポールポジションと同じようにこちらもハミルトンを上回る可能性は秘めています。それにベッテルの面白い点は誰も手をつけられなかった「インド」を3回とも独り占めしていること。サーキットはまだあるけど、インドはもう復活しないと思うなぁ。モスのペスカーラGPやシューマッハのパシフィックGPも唯一の記録ですね。
現役の非チャンピオンのリカルドは7勝が全てが異なるGPでの優勝です。元相方のフェルスタッペンは何気に高速高地のメキシコがお得意の様子。あと1勝すれば早くも「メキシカンマイスター」に仲間入りします。このまま無事にメキシコGPが行われ続けるといいですね。年間1勝以上を保てるようになってきたので、今シーズンも優勝を期待してよろしいのでしょうか?!日本とオランダのファンは特に待ち望んでいることでしょう。
余談ですが、ハミルトンが以前所属したロン・デニス時代のマクラーレンは「優勝トロフィーはチームに奉納し、ドライバーにはレプリカが渡される」と言われていましたが、アレ今ではどうなっているんでしょうね。まあ、代表も変わったしマシンも変わっちゃったし、まだ先そうだから、いっか。
《1GP優勝数(5回以上)》
10GP M・シューマッハ ★
8勝 フランスGP
7勝 カナダGP
7勝 サンマリノGP
6勝 スペインGP
6勝 ベルギーGP
6勝 日本GP
5勝 アメリカGP
5勝 イタリアGP
5勝 モナコGP
5勝 ヨーロッパGP
7GP L・ハミルトン ★ ◯
6勝 アメリカGP
6勝 カナダGP
6勝 ハンガリーGP
6勝 中国GP
5勝 イギリスGP
5勝 イタリアGP
5勝 日本GP
3GP A・プロスト ★
6勝 ブラジルGP
6勝 フランスGP
5勝 イギリスGP
2GP A・セナ ★
6勝 モナコGP
5勝 ベルギーGP
1GP J・クラーク ★
5勝 イギリスGP
1GP G・ヒル ★
5勝 モナコGP
2016年に「◯◯◯マイスターを探る」と題してGP(サーキット)単位で並べたものをドライバー単位に置き換えて、それを最新の1,000戦終了時点で再集計しました。
《1GP優勝数(5回以上)》
10GP M・シューマッハ ★
8勝 フランスGP
7勝 カナダGP
7勝 サンマリノGP
6勝 スペインGP
6勝 ベルギーGP
6勝 日本GP
5勝 アメリカGP
5勝 イタリアGP
5勝 モナコGP
5勝 ヨーロッパGP
7GP L・ハミルトン ★ ◯
6勝 アメリカGP
6勝 カナダGP
6勝 ハンガリーGP
6勝 中国GP
5勝 イギリスGP
5勝 イタリアGP
5勝 日本GP
3GP A・プロスト ★
6勝 ブラジルGP
6勝 フランスGP
5勝 イギリスGP
2GP A・セナ ★
6勝 モナコGP
5勝 ベルギーGP
1GP J・クラーク ★
5勝 イギリスGP
1GP G・ヒル ★
5勝 モナコGP
2016年に「◯◯◯マイスターを探る」と題してGP(サーキット)単位で並べたものをドライバー単位に置き換えて、それを最新の1,000戦終了時点で再集計しました。
4回とすれば、ある人がバシバシ入ってくるのですが、敢えてこちらもポールポジションと同水準の5回以上のピックアップとしました。だからいないでしょう?!残念ながら(笑)なんて言うと、またあの「あんこう」のような口で困り顔されてしまう。
優勝回数がずば抜けている時点で驚きですが、5勝以上のGPが10もあるなんて言われると、同じ土俵で走るのも恐れ多いし、やる前から勝ち目がないだろうと白旗を挙げてしまいそう。それもフランスGPに至っては史上最多の8勝をマークしています。フランス国旗の縦縞三色が変わって、ベルギー国旗みたいになりそうな勢い。
G・ヒル、セナ、シューマッハは「モナコマイスター」として取りざたされていますね。ここで名を馳せるものはF1ドライバーとしても超一流の名誉を得ています。現在のドライバーはハミルトンとベッテルが2勝、ライコネンとリカルドが1勝となっています。次世代のモナコマイスターは誰が先に手にするのでしょうか。
G・ヒル、セナ、シューマッハは「モナコマイスター」として取りざたされていますね。ここで名を馳せるものはF1ドライバーとしても超一流の名誉を得ています。現在のドライバーはハミルトンとベッテルが2勝、ライコネンとリカルドが1勝となっています。次世代のモナコマイスターは誰が先に手にするのでしょうか。
F1は今まで多くのドライバーを生み、ドラマを生み、記録を生んで我々F1ファンを魅了しました。人気の低迷や勝者の偏り、名門チームの衰退や開催困難なGPがあるなど、まだまだ問題や不安要素を抱えてはいますが、これから先もF1は進化し、永続してほしいと願っています。
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