F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:ムジェロ

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ぱっと見「過去の名車シリーズ」とか「過去のレースシリーズ」みたいな入り方ですよね。一応今回は決勝観戦記です。タイヤに違和感があるけど、このマシンは懐かしい。歴代のフェラーリの中でも最強クラスのマシンです。今と同様にシーズンがつまらなくなるくらい、めちゃくちゃ強かったよなぁ。乗っていた方は元気なのでしょうか。
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今回も時系列でダラダラ書くのは不適切と感じたため、ご覧になっていない方には伝わり難いかもしれませんが、レースの出来事をピンポイントに絞って振り返りたいと思います。

《二度あることは三度ある。三度目の正直》
初開催となるムジェロサーキットはかねて「高速度レイアウトであり、追い抜きも困難である」予想が立てられていましたね。その分スタートの位置、スタートダッシュは重要とされ、少しでもライバルをかわしておくことがレース攻略のカギでもありました。
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他を引き離すメルセデスのフロントロウで迎えた1回目、本来の「レースのスタート」です。
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ポールスタートのハミルトンが珍しく出遅れて、一瞬3番手スタートのフェルスタッペンに並ばれる。結果的には逆転したわけですが、波乱は中団にありました。
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ターン2でストロールに触れたサインツはバランスを崩して、後ろから追うベッテルのフロントウィングを踏み抜き破壊。
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その後ろでは前戦の覇者ガスリーがライコネンとグロージャンの「元ロータスコンビ」に挟まれ行き場を無くして上に飛び、
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ライコネンはレッドブルに追突してグラベルに追いやる。
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えっ、ところでどうしてこんなところにフェルスタッペン?!
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紅のメルセデスによるセーフティカーに6周もご厄介になります。
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7周目のローリングスタート。上位は順調な加速をみせますが、後方が何やら散らかっている様子。
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こりゃ「わや」だ。スクラップになったマシンがあらゆる方向を向いちゃっていますね。当然コントロールライン上で散らかってしまったので、モンツァに引き続き、ムジェロでも赤旗中断になります。そういえばモンツァもマグヌッセンが絡んでいましたね。今回のハースにしては「小ネタ」で済まない大ごとになってしまいました。散らかり過ぎているので、この後再度取り上げて検証してみたいと思います。
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赤旗を経た10周目はスタンディングスタートが採られます。1周目は失敗をかましたハミルトンはブレーキがバキバキに仕上がっていますね。一方でボッタスはおとなしい。
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スタート!ハミルトンはボッタスの背後に隠れ
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ターン1でスッとアウトに振り、ボッタスを容易くかわす。ボッタスまたやらかした。どちらにせよ、トップがメルセデスからメルセデスに、ハミルトンはスタート順にすんなりと戻ったということ。抜くのに手を焼きそうなムジェロですからね、これで勝負あったかな。
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もう終わりかなと目が半分棒になりかけた終盤の43周目。連続3位を狙うストロールが眠気も吹き飛ぶ一発!
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こちらもド派手にいったなぁ。身体は無事そうだけど、表彰台から一気にリタイヤに転落。そりゃあ目も染みるでしょう。
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47周目のスタンディングスタート。3回もスタートが観られるレースも珍しいぞ!トップのハミルトンは危なげなくダッシュを決め、
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もう一台の「黒」は3位に繰り上がった黄色いリカルドにやられています。3回中2回の失敗。二度あることは三度あるって?!これじゃあ何レースあっても勝てないって。通常は1回キリのスタートが今回はスタンディングで3回、ローリングで1回も行われたのはなかなか異例の出来事でした。

《スタート抜群、その後すこぶる悪し》
再スタートの回でだいぶ時間を費やしてしまいましたが、この動きもまたムジェロでの初レースで目につきましたよね。初めに少し触れた「フェルスタッペンの位置」
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1周目のスタートは確かにハミルトンに一度並びかけて好スタートをみせてくれました。
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しかし中間加速が伸びない、というか群衆に呑まれていく。これ、レコノサンスラップ前にチェックしていた不具合なのか!?
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結果的に大混雑の中団特有の被害を受けて、敢えなくリタイヤに終わりました。フェルスタッペンの問題ではなく、マシン側の都合です。非常にもったいない。
ならば予選で「最低ライン」を突破したアルボンに託すしかないわけですが、こちらはこちらで思わしくない。スタートで「あの」ルクレールにかわされています。
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おまけに多重クラッシュ明けの再スタートではレーシングポイント2台とリカルドに先行を許して4番手から7番手まで後退。結果的にはストロールの離脱もあって初表彰台を獲得する運びにはなったものの、レッドブルの蹴り出しの悪さが露呈してしまいました。

《ルール通りやろう!》
F1がスポーツであることを語る以上、レギュレーションやルールを守って成立します。他カテゴリーに比べ、F1における「再スタート直後のクラッシュ」はそうそう起きるものではありません。ただ今回は一気に4台を失うクラッシュが起きてしまいました。「お咎め無し」の裁定が出たため、敢えて犯人探しが目的ではありません。ただ、明らかにルールに反する動きをした者がいた結果起きていますから「今後の教訓、認識」という意味でおさらいしておきます。
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確かにセーフティカーのライトが消灯するタイミングがギリギリ過ぎたり、それをみてペースを決めた当時トップを走るボッタスの遅さなど物議もある中、一番問題だったのはこの一連の動きでしたね。ローリングスタートの規則は「コントロールラインを通過してから追い抜きを開始できる」とあります。
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ところが14位のジョビナッツィがコントロールライン手前で急加速を始め、
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前方12位でスロー走行していたマグヌッセンに追突。13位ラティフィや15位サインツと絡んで多重クラッシュに至りました。これは初開催だとか抜き辛いとかのムジェロのせいではなく、この件は「モラル」の問題。
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大きな怪我が無かったのが幸いではあるものの、レースが仕切り直しになり、多数のリタイヤを生み出すレースは何とも後味も悪いです。もちろんドライバーだけでなく、運営側も際どいルールは見直さなければならないという危機を感じたのではないでしょうか。
※ジョビナッツィのクラッシュを基点に書いていますが、ジョビナッツィがきっかけとなったわけではありません。

《メモリアルレースで今回もフルボッコ!》
トスカーナGPは先日のイタリアGPより重みのある「メモリアルGP」だったことは、GPタイトルやイベントからも重々伝わってきます。批判の多いフェラーリも予選はルクレールが「今できる最大限」を出し切り、好位置からのスタートを獲得しました。
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荒れたレース中、一時期は3位まで浮上して選ばれしファン達の見守る目の前で表彰台に登壇できる位置を走行していました。しかし残念なことにレースが始まると16周目のストロールに始まり
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19周目はリカルド
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20周目はアルボン、21周目にペレスとわずか5周で一気に7位まで順位を落とす。予選も精一杯なら決勝も精一杯。数限られたファンの前で見るに痛々しい状況を晒すこととなりました。近年で最も不調はドライバーを一人入れ替えるくらいでは到底賄えないところまできています。

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《決勝結果》
 1 ハミルトン(メルセデス・M)
 2 ボッタス (メルセデス・M)
 3 アルボン (レッドブル・H)

れっきとしたレースなのに、ネガティブな要素ばかり目がいく残念な初開催となってしまいました。そんな中でも救いなのは、何度も何度もチャレンジしては阻まれ続けたアルボン念願の初表彰台が叶ったことでしょうか。近年は決まり切った優勝やポールポジションが続きつつも、確実に若手が表彰台に登壇し始めています。マンネリの中のフレッシュな結末は大歓迎ですね!

《ファステストラップ》
 ハミルトン (メルセデス・M) 1分18秒833
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
 リカルド  (ルノー・R)

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ラッセル  (ウィリアムズ・M)

嬉しい初表彰台、アルボンおめでとう!でも残念だけど今回のmiyabikunそこではない。持ち上げつつ、一気に落とす(笑)陰ながら奮起するラッセルの成長を楽しみにしているファンも多いかと思います。頑なに守る「予選におけるチームメイトからの完勝」さらには決勝でどうにか入賞を目指す姿は、レース中盤から優勝争いそっちのけで見守ってきました。バタバタとリタイヤするライバルの助けもあって、10位走行を続けていましたが、終盤でペナルティを抱えるライコネンに及ばず、今回も11位完走に終わりました。そろそろ彼も報われていい頃。立て続く同期の大成に追いつく日はそう遠くないとmiyabikunは信じています。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》 
 ムジェロでのF1

レイアウトや立地など、miyabikunは嫌いではありません。ただ、高速で難易度の高いサーキットではありましたが、噂通り幅員は狭く、追い抜きもターン1の飛び込み以外はハラハラして見ていられませんでした。全てがサーキットのせいではないにしても、予定外の開催、初開催、メモリアルなどの重荷を背負うことになったムジェロは現代のF1マシンには不適格なサーキットだったんだなというのが印象に強く残ります。
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先日のモンツァもそうですが、10年近く前にフィレンツェにも立ち寄ったことがあります。生で見たことのあるこの風景がF1中継での中に映し出されるとは想像もしていませんでした。miyabikun個人的には懐かしく感じつつも、残念ながら「今年に限って」ということとなるでしょう。

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《第9戦トスカーナGPのポイント》
・ムジェロは現代F1規格ではない
・ローリングスタートのルールを守ろう
・レッドブルはスタートの加速が悪過ぎる
・アルボン、初表彰台おめでとう!

結果だけ見ちゃうとなんて事無いメンバーに落ち着いていますが、前戦モンツァに引き続き、今回も荒れました。晴れていたのに本当に長かった。ある程度想定内だったけど、重かった。

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おー赤い服を着た観客がいる!これは金曜フリー走行の様子ですが、久々の観客入りのGPです。だいぶ人数制限ありのポツリポツリではあるものの、やっぱりスポーツ観戦は生がいい!ムジェロでの初開催トスカーナGPは何と言ってもこれがある。
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フェラーリF1参戦1,000戦目。ほか実に輝かしい戦績で現在のF1を支えています。今シーズンはWinsやTitlesを増やすには厳しい状態にありますが、参戦数は確実に増えていきます。歴代の偉大な先輩達が積み上げてきた歴史に恥じぬ予選や決勝になるといいですね!
この週末に入る直前に来シーズンのシートについて動きがありましたね。レーシングポイントのペレスが離脱し、大方の予想通りベッテルが入れ替わりで加入、アストンマーチンのシートにおさまることとなりました。さらにペレスは予選を前にフリー走行でライコネンと交錯した件により1グリッド分の降格が決まっています。ペレスにとっては二重苦。残された来シーズンのシートも限られた数になりましたが、今のF1には貴重なベテランドライバーの一人です。より「大きな財布」を手に、最後まで諦めず就活にも励んでもらいたいですね。

Q1はいつものように新生ウィリアムズ2台から始まります。長い直線がウリでもあるムジェロのメインストレートの「うねり」は撮り方によってこのように見えます。
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結構うねっていますよね。また結構な高低差は画面からもよく伝わってきます。その先のターン2を見ると
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確かにマシン2台ちょっとくらいの幅員ですからかなり狭いことがわかります。こりゃ噂通り現代のF1では追い抜きが厳しそうだ。
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早々にメルセデス2台もトラックイン。特に今回のボッタスは3回のフリー走行全てでトップタイムをマーク。ボッタスはたまにしくじりもやるけど、たまにキレキレ回もある。初開催のムジェロで名を刻めるか?!
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ハミルトン、ボッタスの順の走行でボッタスが画像に映っていないけど、1分15秒749をたたき出し暫定トップへ。2004年のフェラーリ、バリチェロの非公式タイムを大きく上回っています。
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このGPから「ウィリアムズ」のチームでなくなった新生ウィリアムズのラティフィが2本目で先輩ラッセルを上回る14番手に。腐ってもパワーのメルセデスか。
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一揃いしたところ、残り5分の途中経過です。非常に僅差のメルセデスを先頭に、少し離れてレッドブル のフェルスタッペン、さらに離れてレーシングポイント勢が続き、暫定5番手ペレスから19番手のグロージャンまでが0.6秒でひしめき合っています。初開催だと経験の差も無く、あとはセッティングとセンスにかかってくる。
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ラッセルのQ1ファイナルアタック。ラティフィに上回られ力が入ったか、ターン8の進入でインにマシンを落とす。
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完全にトラック外だけどね(笑)ただ思いの外、タイムロスを最小限に抑え、ラティフィを上回り面目を保つ。ウィリアムズのエースの座は譲らない!
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Q2のメルセデスも早めに入る。両者とも赤のソフトタイヤを選択。
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うーんボッタス、今回はハミルトンに僅差負け。まあまだQ2だから。敵はハミルトンしかいないし焦らず。
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フェラーリ代表のルクレールはまた姿が見えなくなってしまっているけど、ベッテルに0.6秒近く差をつけつつ、ひとまず順位は5番手。それにしても、今回のコントロールラインのカメラワーク、下手くそ。
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ハースのQ2はグロージャン一人で戦っています。予想以上に健闘していましたよね。来シーズンのシート争いで尻に火がついたかな。ノーポイントのままではノーシートだぞ!
フェラーリエンジン勢でQ3進出に安泰なのはルクレールだけ。今回のベッテルは?!
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いいんだいいんだ。1,000戦目なんぞ知ったこっちゃあない。もうボクの気持ちは既に他所へ向いている。
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前戦は終始好調をみせつつも、波乱の決勝は悔しい2位表彰台に終わったマクラーレンのサインツはQ2突破まであと2つ順位を上げる必要が
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ギリギリの10位フィニッシュで相方ノリスを上回ってきます。
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セクター1の遅れが響きました。決勝追い上げに期待しましょう!
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Q3に入るとまず先にハミルトンがQ2での自身のトップタイムを削り、ボッタスのタイムを待ちます。
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対するボッタスはセクター1は最速だったものの、以降は逆転されて僅差の2番手。マズい、ポールを獲得して全て一番時計の完成が危ういぞ?!
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プラス1の借金を抱えるペレスはタイム的にはチームメイトのストロールを上回って5番手に。メモリアルフェラーリは一人それを上回って久々の5番手に浮上してきました。ようやくフェラーリのいるべき位置に戻った感じ。メルセデスの2本目はどうか?!セクター1に黄旗が振られているぞ?!
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《予選結果》
 1 ハミルトン   (メルセデス・M)1分15秒144
 2 ボッタス    (メルセデス・M)1分15秒203
 3 フェルスタッペン(レッドブル・H)1分15秒509

結局ボッタスは黄旗によりタイムアタックを諦めざるを得ない状況で終わりました。得意なセクター1で踏めないとなるとキツいですよね。オコンのヤツー!!

《先日の予選予想との答え合わせ》
3番手フェルスタッペン、9番手サインツ、12番手クビアト、17番手ジョビナッツィで4人正解でした。まさか5番手に浮上したルクレール、そしてまさか16番手で終えたガスリーは意外でした。フェラーリ系エンジンユーザーはQ1落ち2人、Q2落ち3人、Q3進出1人と低調ながら予想していたよりは健闘したと思います。本当はこんな位置で誉めちゃいけないんだけどね(笑)

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《Q3トップのハミルトンと各チームの差》 
 メルセデス(ボッタス)は0.06秒落ち
 レッドブル(フェルスタッペン)が0.3秒落ち※
 ルノー(リカルド)は1.1秒落ち※
 フェラーリ(ルクレール)も1.1秒落ち
 レーシングポイント(ストロール)も1.1秒落ち※
 マクラーレン(サインツ)が1.4秒落ち※
 アルファタウリ(クビアト)は1.7秒落ち
 アルファロメオ(ライコネン)も1.7秒落ち
 ハース(グロージャン)が1.9秒落ち※
 ウィリアムズ(ラッセル)は2.1秒落ち

予選順位によらない、あくまでチーム最速タイムとハミルトンとのタイム差になりますので、順位が一部入れ替わっています。全体でも2.1秒の差におさまり、1秒差台に7チームがひしめき合っています。今回の予選はQ3よりもQ2が最速だったドライバーもいくつかありました。

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》 
 ルクレール(フェラーリ・F)

初開催ポールを獲得したハミルトンもすごかったし、Q1で一瞬ラッセルを上回ったラティフィもよかった。予選を初めから終わりまで全てしっかり観たわけですが、ただ今回「これこそは!」とmiyabikunが唸ってしまうドライバーやチームは見当たりませんでした。そこで半ば無理矢理捻り出した結果、ルクレールを選ぶことにしました。ダメだダメだと言われる今シーズンのフェラーリではあるものの、このGPはフェラーリのメモリアルレースです。順位やタイムはまだまだ誉めるべきの位置にはありませんが、マシンが整わないのかうわの空の先輩を大きく引き離した予選でした。少なからず観客も入っていますしね、フェラーリのエースとして胸を張って決勝に備えてほしいです。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》 
 オコン(ルノー・R)

こちらも上記と同様に特別悪かったドライバーもいません。今シーズンからこのコーナーを設けた以上、何かを挙げないと企画倒れになってしまうので、強いて言ってルノーのオコンにしました(笑)ムジェロのポールはボッタスの一択でくると思われた週末で、Q3の2回目のはみ出し黄旗が振られ、ボッタスのラストアタックが台無しになってしまいました。オコンからしてみたら「そんなこと知ったこっちゃないよ」と言われそうだけど、チームメイトのリカルドと比較するとノータイムで負けているわけで、、。今シーズンは「ルノー」の名の最終年、スピードだけはあるマシンなんですから、来年はエース面でいられるよう、せめてリカルドには勝てるように精進しましょう!

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《決勝の表彰台予想!》
 1 ハミルトン   (メルセデス・M)
 2 ボッタス    (メルセデス・M)
 3 フェルスタッペン(レッドブル・H)

前戦のモンツァで衝撃的に荒れたこともあり、今シーズンの勢力図の記憶がぶっ飛んでしまいそうになりますが、冷静な、真っ当な内容でいけばコレが現実的かなと思います。やはりムジェロは現代のF1マシンからみたら幅員が狭く、高速コーナーが続くレイアウトからしても、追い抜きは困難そうですよね。スタートダッシュを決めるか、またはタイヤとの相性やピット戦略か。特に上位勢の大きな順位変動は無いと予想します。

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F1で久々、正真正銘の初開催サーキットでのGPがやってきました。速いけど狭いし抜き辛い、なんて前評判を耳にしますが、未知である点は非常に楽しみです。先日のイタリアGPのように波乱があるといいのになぁ。
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《トスカーナGPの基本情報》
 ムジェロサーキット
  全長           :5.245km×59周=計309.455km
  開催回数 :1回目
  コーナー数:15箇所
  高低差       :41.2m
  DRS区間数:1箇所
  母国レース :ジョビナッツィ
        フェラーリ、アルファタウリ

《トスカーナGP個人的印象》
 ・フェラーリの極秘テストコース
 ・MotoGPのV・ロッシの「庭」
 ・紙をまとめるクリップにちょうど良さそう
 ・長いストレートは微妙に真っ直ぐではない

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イタリア中部の都市フィレンツェからも近いサーキットです。周辺を見渡すと盆地のような土地にあり、サーキット自体も実に起伏に富んでいます。観る側もきっと乗る側も平坦よりかは起伏がある方が楽しいはず。miyabikunは起伏のあるドライブが好きだから、きっとそう(笑)
このサーキットはフェラーリが所有するプライベートテストやイベント、それからMotoGPを継続開催してきた地。フェラーリはこのレースが1,000戦目にあたるため、マシンもレーシングスーツも深みのある赤を限定色として採用します。
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アルファロメオとはまた違う重厚さを感じるカラーリングではありますが「躍動感ある跳ね馬の動脈」というよりかは「今までの体内の『膿』を出し切る静脈流」のような色合いにも見えてきてしまいます。こじつけかな。
レイアウトを見る限り、長いストレートに目がいきます。先日のモンツァにも匹敵する全開率とハイスピードなコーナリングを見ることができそうですね。先日描きあげたレイアウトを加工して、コーナー名とセクターを区切る作業を経て再貼り付けしてみました。一応頑張ってサーキットをトレースしたつもりなのですが、このサーキットに限らず、貼り付けたり加工する度に上下方向(南北方向)が潰れていっている気がします。やっぱりCADで描かないと正確ではなくなりますね。
今回はいつも並べるデータ関連が全くありません。このまま予選予想に進んでは芸がないため、何らかの「豆知識的なこと」をまとめてみました。

《ムジェロにおけるカテゴリー別最速タイム》
 F1    1分18秒704 バリチェロ(2004)
 F3000   1分38秒361 ザナルディ(1991)
 MotoGP   1分45秒519 マルケス (2019)
 人間  16分16秒  マウリシオ

時代はバラバラ、規格やタイヤの数まで異なる「各カテゴリー最速タイム」になります。MotoGPを詳しく知らないのですが、レースシーンやオンボード映像を観る限りとてもダイナミックで速く感じるんだけど、タイム的に比べるとF1とかなり差があるんですね。F1の参考タイムはフェラーリがバキバキに強かった時代、でも非公式ですから、あくまで参考程度に。今年の予選タイムが本当の意味で「F1初タイム」であり「F1最終タイム」になっちゃうのかな。
オマケのように入れた「人間のランキング最速タイム」5kmを16分というタイムは陸上競技経験者が聞けば、1kmを3分ちょいのペースでしょう。速いには速いけど無茶苦茶速いものでもないかな、なんて思いますよね(ちなみに陸上5,000mの世界記録が12分35秒36、高校生男子の日本記録は13分36秒89です)ただこのムジェロサーキットは高低差が41.2mもあります。マンションに例えれば14階に相当。ココは平坦な陸上トラックなんかではない、そう考えれば結構速い。どこの誰だかさっぱりわからんが、すごいぞマウリシオ!

《初開催を制した現役ドライバー》
 予選ポールポジション
  ヤスマリーナ      ハミルトン
  COTA          ベッテル
  ブッダ国際       ベッテル
  韓国国際        ベッテル
  イスタンブールパーク  ライコネン
  ソチオリンピックパーク ハミルトン
 決勝優勝
  ヤスマリーナ      ベッテル
  COTA          ハミルトン
  ブッダ国際       ベッテル
  イスタンブールパーク  ライコネン
  ソチオリンピックパーク ハミルトン

「初」を獲るって、何においてもメモリアルだし嬉しいですよね。トスカーナGPの予想には直接関係はしませんが、現役ドライバーによる初ポールと初優勝を抜粋してみました。大抵は予選と決勝が「対」になるのが基本ですが、韓国GPは優勝がアロンソのため除外され、一つだけズレが生じます。顔ぶれは不思議とチャンピオン経験者に限られていますね。アロンソも含め、やはり初を制するものは強者。チャンピオンになる資質を兼ね備えたドライバーということですね。こうしてみると、ベッテルは初に強い(強かった)ようです。果たしてマシン依存か実力か。この先行われることは今のところ考えにくいムジェロでのF1。ポールポジション獲得や優勝は確実に歴史的インパクトが与えられます。これらチャンピオンクラス以外から出れば、統計的に将来はチャンピオン確定か?!
以前に「ドライバーの初優勝」についてクローズアップしたことがありましたが「サーキット初優勝」という観点からデータ整理してみても面白そうですね。今度「初好きドライバー」を探ってみたいと思います。

《使用されるタイヤコンパウンド》
 赤:ソフト  (C3)
 黄:ミディアム(C2)
 白:ハード  (C1)

ムジェロでは最も硬いアロケーションが組まれました。って、初開催だから何もかもがわからないし書き様も無いため、F1とは全く関係ない余談を織り交ぜてつつ何とかここまで引っ張りました(笑)勘でしかないトスカーナGPの予選予想を立ててみます。

《トスカーナGPの個人的予選予想》
〜Q1〜
 20.ラティフィ   (ウィリアムズ)
 19.グロージャン  (ハース)
 18.マグヌッセン  (ハース)
 17.ジョビナッツィ (アルファロメオ)
 16.ラッセル    (ウィリアムズ)
〜Q2〜
 15.ベッテル    (フェラーリ)
 14.ライコネン   (アルファロメオ)
 13.ルクレール   (フェラーリ)
 12.クビアト    (アルファタウリ)
 11.ストロール   (レーシングポイント)
〜Q3〜
 10.ガスリー    (アルファタウリ)
   9.サインツ    (マクラーレン)
   8.オコン     (ルノー)
   7.ペレス     (レーシングポイント)
   6.ノリス     (マクラーレン)
   5.アルボン    (レッドブル)
   4.リカルド    (ルノー)
   3.フェルスタッペン(レッドブル)
   2.ハミルトン   (メルセデス)
  P.P.ボッタス    (メルセデス)

今シーズンのQ3進出メンバーも概ね決まりつつあります。メルセデスは別格として、それに続くフェルスタッペンとここまでは大方安定していて、以下がマクラーレンの2人、ルノーのリカルド、アルファタウリのガスリー、レーシングポイントのペレスのあたり。あとは彼らがどういう順列となるか、ですね。決勝レースでは「2人揃って」とはいかないルノーは予選だけは抜群な速さを示しています。また予選も決勝も安定してそつなく速いマクラーレンはノリスが前で今回も予選通過と読みました。前戦は奇跡の優勝を果たしたガスリーもクビアトを置いてきぼりにQ3進出が期待できます。
中団勢は「問題ありげ」なチームが固まってきます。マシンの「心臓」に手を焼くフェラーリ勢はライコネンの好走が期待できそう。前戦イタリアGPの後半レースはズルズルと順位を落とし、惜しくも入場圏外へ押し出されてしまったものの、あのマシンをもってしての「フェラーリ超え」を可能にするのはおっちゃんでしか出来ない業。もう気持ちは他所にあるベッテルを食って、今シーズン初入賞を目指してもらいたいところです。ラッセルくんもまたQ1突破できるといいなぁ。

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ハンガリーGPが終わる頃、例年であればF1はシーズンを半分近く消化し、大方の勢力図がわかり「シーズン前半戦を総括」して短い夏休みを迎える頃でしょうか。ただ今シーズンは実のところ忙しくまだ3戦を終えたばかりです。サーキットにしてたった2つですので、各チーム、ドライバーの勢力図を読むのはなかなか難しいかもしれません。ただテレビ放送をご覧になっている方なら、どこが速いとか誰が速いとか、色々頭の中に思い描いていることと思います。その時間が何とも楽しいんですよね!まだたったの3戦に過ぎませんが、シーズンひと時の休息、ドーバー海峡移動中に「開幕3戦から勢力図」を考えていこうと思います。

まだF1の開幕延期すら予想だにしていなかったシーズン開幕前合同テスト後の3/10に書いた「miyabikunの勢力予想」をおさらいしてみます。

《2020年シーズン開幕前の勢力予想》
   1 メルセデス・M

   2 レッドブル・H
   3 フェラーリ・F

   4 マクラーレン・R
   5 レーシングポイント・M
   6 ルノー・R

   7 アルファタウリ・H

   8 ハース・F
   9 アルファロメオ・F
 10 ウィリアムズ・M

こんな具合に書いていました。昨年2019年のコンストラクターズランキングを基本とし、そこから開幕前合同テストで好調をみせたレーシングポイントを上げ、逆にイマイチであったフェラーリとアルファロメオを少し下げたような順位付けとなっています。近年でみてもマクラーレンが一時期より台頭してきた以外はさほど変わらない順列ですね。大きく奇をてらったものではありません。
しかし異例のオーストリアでの開幕を迎えるとこの比較的テッパンの順位付けにいくつかの差や違和感がありました。

 ・フェラーリエンジン勢が軒並み遅い
 ・レッドブルのドライバー2人の差が大きい
 ・マクラーレンは変わらず好調でノリスが元気
 ・噂以上にレーシングポイントは速そう
 ・ウィリアムズがテールエンダー脱出か?!

などなど、細かい相違をあげればキリがありませんが、やはり本戦になるとテストだけではわかり得ない事実が多く明らかになりますね。
まず上位では抜きん出たメルセデスは想定内としても、フェラーリとレッドブルは期待外れなシーズン開幕を迎えてしまいました。レッドブルはまだフェルスタッペンの底力もあって予選や決勝を上位で終えられているものの、フェラーリはベッテル、ルクレールをもってしても予選の速さが無さ過ぎます。第1戦、第2戦のパワーサーキットはてんでダメでしたね。昨年あれほどパワーをウリにしていたエンジンだと思えませんでした。決勝になると接触事故により入賞もままならないという、不甲斐無さは近年稀にみる状況です。これはかなり重症。
予選の速さより決勝の戦略的追い上げ基調のレッドブルとはいえ、アルボンはレースペースでフェルスタッペンに離され過ぎです。あのバケモノと全く同じようにしろとは言えないけど、離れてしまっては戦略が組み辛いです。アルボンなりに背伸びして、攻撃的に挽回しようものなら、先日のハミルトンとの接触のように負の流れを呼んでしまうこともしばしば。あと予選時点で速さが足りません。それはアルファタウリをみていてもわかりますが、要はホンダエンジンの熟成が足りてないことを意味しています。ドライバースキルは昨年と変わらないはずなのに、マクラーレンはおろかルノーにすらついていけていないのですから、認めざるを得ません。
続いて「いい方の話」をしていきます。ご存知の通り、第1戦ではマクラーレンのノリスが時間いっぱいの走りで初表彰台をもぎ取り、続く第2戦も最終盤に4位浮上と、確実な進化をみせています。サインツは予選こそノリスに負けることはあっても、しっかり3戦全戦入賞を果たしています。来シーズンはエンジンをルノーからメルセデスにスイッチすることでさらなる化学反応に期待したいのですが、ここまで築き上げたサインツのチーム離脱、移籍が今から心配です。
今シーズンの目玉と一つとして「レーシングポイントは銀かピンクか?!」という話題もありますね。不思議なことにレッドブルリンクではその全貌がみえませんでしたが、前戦ハンガロリンクでストロールが驚異的な予選を披露しました。残念ながら決勝はズルズルと後退してしまい、久々の表彰台登壇とはいきませんでしたが、この先に予定されているのはパワー重視のサーキットが続きます。おそらく最後になるであろう「レーシングポイント」の名を歴史に刻めるのではないかという大きな期待があります。
などなど、様々な現実を汲み取り、2020年シーズン序盤での勢力図を組み直してみました。あくまでmiyabikun個人的な考えで並べていますのでハズても恨みっこ無し、また異なった見解があればやんわりとご意見頂ければと思います。

《2020年シーズン3戦を終えての個人的勢力予想》
 →  1 メルセデス・M


  ↑   2 マクラーレン・R
  ↓   3 レッドブル・H
  ↑   4 レーシングポイント・M

  ↓   5 フェラーリ・F
 →  6 ルノー・R

 →  7 アルファタウリ・H

  ↑   8 ウィリアムズ・M
  ↓   9 ハース・F
  ↓ 10 アルファロメオ・F

メルセデスは厳密には「→」でなく「↑」を付けてもいいくらい。ハンガロリンクはお宅じゃないだろうというツッコミも全く無意味「メルセデスのハンガロリンク」でした。もっと言えば「ハミルトンのハンガロリンク」が正しいか。世界中に「ハミルトンの、、、」がいくつあることやら、、。昨シーズンから唯一と言っていいほど、正常進化がみえるのはメルセデスエンジンユーザーの3チームです。嬉しいことに、あのウィリアムズがガチの予選でライバルにちゃんと勝てています。朗報じゃないですか!Mの3チームはアゲですね。
第2グループは予選、決勝、それも2人ともそつなく安定した速さをみせたマクラーレン、表彰台登壇数だけは多いレッドブル(というよりフェルスタッペン)、速いと思われるマシンでハンガロリンクの飛躍をみせたレーシングポイントの3チームで非常に悩みました。このグループはサーキット特性によって多分に上下すると思います。メルセデス一強ではチャンピオン争いも何もありませんが、広い意味でF1を楽しむのなら、このエンジン違いの各チームが2位争奪戦をやってくれれば盛り上がります。
フェラーリは、、この辺かな。ドライバーの力で何とか第2グループに混ざるけど、マシンや戦略をみれば、ルノー(リカルド)に対しても勝てているのか怪しい感じ。先程のM勢がアゲならば、F勢は総じてサゲ。ガンはパワーユニットか?!アルファタウリは、、扱いがようわからん(笑)アルファタウリのドライバーの問題というより、Hのパワーユニットは失礼ながらこの辺りなのかなと思っています。レッドブルグループはフェルスタッペン一人が奮起している、昨年と状況はあまり変わりません。
今後はシルバーストン、スパ・フランコルシャン、モンツァといったF1界でもハイスピードと評されるパワーサーキットが続きます。このままの構図でいくと、メルセデス勢優位は変わらず、フェラーリ勢はさらなる苦戦が予想されます。このままで終わってしまっては、F1界は盛り上がりません。番狂わせや大逆転は大歓迎!劣勢が予想される諸君の奮起に期待したいですね。
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また話は変わって、先日新たに第9戦、第10戦の開催が発表されました。既に終えた3戦分含めて並べてみました。

《2020年シーズンF1カレンダー(発表分)》
  第1戦 オーストリアGP            7/5   → 当初予定通り
  レッドブルリンク
  第2戦 シュタイアーマルクGP 7/12 → 二開催
  レッドブルリンク
  第3戦 ハンガリーGP               7/19 → 8/2から移動
  ハンガロリンク
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  第4戦 イギリスGP                   8/2   → 7/19から移動
  シルバーストン
  第5戦 F1 70周年記念GP         8/9   → 二開催
  シルバーストン
  第6戦 スペインGP                  8/16 → 5/10から移動
  カタロニア

  第7戦 ベルギーGP                  8/30 → 当初予定通り
  スパ・フランコルシャン
  第8戦 イタリアGP                  9/6   → 当初予定通り
  モンツァ
  第9戦   トスカーナGP            9/13 → 新設初開催
  ムジェロ

  第10戦 ロシアGP                   9/27 → 当初予定通り
  ソチ・オリンピックパーク

妙に空くスペースは「お休み週」を示しています。かなりの連戦ですね。イタリアはモンツァに続いてイモラかななんて噂がチラホラありましたが、結局ムジェロで「トスカーナGP」と名付けられた一国二開催の運びとなりました。ベテランのF1ファン、特にフェラーリファンであれば昔から「フェラーリのプライベートテストサーキット」として知られていますね。基本情報と共に少し予習しておきましょう。

《新設初開催のムジェロサーキットとは》
新設と書いたものの、今回のために「新たに建設」したわけではなく、「新たに設定された」の意味の新設です。
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北西にミラノ、北東にヴェネチア、少し離れた南南東に首都のローマがあり、ボローニャとフィレンツェに挟まれたイタリア北部にサーキットがあります。ちなみにイタリアGPの舞台はミラノ北部、サンマリノGPが行われたエンツォ・エ・ディノ・フェラーリ(イモラ)は地図上のムジェロの「ェ」の上あたりにあります。
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ムジェロ
    所在地    :トスカーナ州フィレンツェ県
   開業    :1974年
   一周距離  :5.245km
 コーナー数:15箇所
    高低差    :41.2m
 最速ラップ:1分18秒704(2004年テスト)
  F1GP開催 :無し
 DRS箇所数:未発表

在宅勤務で悶々としているミヤビマン・ティルケを久々に呼び出して、在宅で作図させました。どこかで見たことがあるような無いような、って感じですね。コントロールラインのある長いストレート、また高低差は意外とあります。F1はフェラーリのプライベートテストくらいしか印象にないですが、MotoGPは「イタリアGP」としてミサノサーキットと並んで多く使用されています。MotoGPは全く詳しくはないのですが、M・ドゥーハンやV・ロッシといった名ライダーが連勝したことで有名です。果たしてF1でどんなバトルが繰り広げられるのか注目ですね。

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2020年シーズンはまだ始まったばかり。先行き不透明な面もありつつ、ヨーロッパを中心に今後も続いていきます。どんな展開が待っているのか、どんな記録や感動を生むのか、イギリスGPを楽しみに待ちましょう。

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