F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:マイアミGP

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おお、キマっていますね!F1での母国初予選はほろ苦いものになりましたが、決勝では浮上できるか?!それに今年は間隔を空けてあと2回も母国GPがありますもんね。都度成長していることに期待したいです。
一方でmiyabikunの決勝はというと、半分やらかしました。早く寝なきゃ起きなきゃという思いからかなかなか寝付けず、1時間前頃に就寝。1時間寝坊してレースを半分観て一時中断、出勤しました。帰宅後に18時間遅れでレース再開し、何とか月曜日中に観終えた感じとなりました。日中は久々の出勤で眠いし気持ち悪いし、危うく何回か「結果」を知りそうになったり。。

荒天も予想されていましたが、何とかドライ環境でレースが行えましたね。各ドライバーが選んだスタートタイヤはこのようになっています。
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上位のほとんどは正攻法の黄色いミディアムタイヤ。一方で中団に呑み込まれる形となったフェルスタッペンやハミルトンら7人は逆ストラテジーとなるハードタイヤを選択。また2台揃って下位に沈み、迷走中のマクラーレンは赤のソフトタイヤでジャンプアップを図る。アルファタウリも速さは無いが、ココにきてマクラーレンはかなりヤバ目ですね。

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スタートは下位で接触があったものの、大きな混乱は無く1周目を迎えました。一度順位を落とした9番スタートのフェルスタッペンは2周目にオコンをかわして9位に復帰。ハードタイヤで上位のミディアムタイヤ勢にどう立ち向かうか?!
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ほか、4番スタートのマグヌッセンはわずか1周で大きく順位を下げて7位へ。スタート直後に接触したノリスとデ・フリースは最後尾まで順位を下げています。せっかく予選で角田に勝ったデ・フリースも泥沼からなかなか抜け出せない。

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4周目のフェルスタッペンは7位ルクレール、8位マグヌッセンと直列繋ぎになっています。前の2台はミディアム履きでも関係無い。
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スリーワイドでターン1に進入。フェルスタッペンはルクレールとマグヌッセンを2台いっぺんにかわして6位浮上。
フェルスタッペンの勢いはまだまだ止まらない。8周目にラッセルをかわすと、
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9周目にはガスリーを捕らえて4位へ。タイヤコンパウンドの違いなんかあったモンじゃない。思っていたよりだいぶ早い追い上げをみせます。

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先程フェルスタッペンにかわされた2人、マグヌッセンとルクレールが接近しています。本来であればこんな位置と相手に付き合っている場合ではありません。
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DRSを開放して13周目のターン1でマグヌッセンを捕らえるも
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マグヌッセンも負けられない。再び前に出て7位を死守。スタートは4番手だったんだもん、これ以上順位は落としたくないよね。ハースに返り討ちにされるフェラーリワークス、情け無し。。

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再びフェルスタッペンに目をやると、14周目にサインツをかわして3位表彰台圏内に入ったと思えば
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翌15周目にアロンソもパス。これで2位。前はチームメイトのペレスを残すのみとなりました。ここまで抜いてきたのはハードを履くオコン以外は全てミディアムタイヤのドライバーです。ハードタイヤでガシガシ攻めて、ミディアムタイヤより保ちがいいとなれば、ライバルはレッドブルに全く勝ち目が無いということ。

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フェルスタッペンに早くも抜かれたアロンソはサインツに接近されています。最近のサインツは母国の先輩に負け続きですからね。ただ後ろにつくも抜くには至らず。こうなれば次なる手は
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アンダーカットしかないとド派手なブレーキングをかましながらピットレーンに飛び込む。こういったシーンはこれまでもよく見てきましたが、今回はピットレーンの速度超過をしていました。この後もれなく5秒ペナルティが贈呈されます。大事なシーンで要らんものもらって何やってるの?!

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その後上位のミディアムタイヤ勢のタイヤ交換が始まります。21周目にトップを走るペレス、
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25周目にアロンソがピットを終えて
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サインツの後ろで復帰。見た目はサインツがアンダーカットした形にはなりますが、先述の通りサインツには「5秒加算」のプレゼントがあるため、実質アロンソが3位、サインツは4位のまま。予選のルクレールといい、決勝のサインツとどこか必ずイタいよなフェラーリは。
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アロンソはサインツを抜かずも表彰台は堅い位置にいるものの、そんなモンに甘えたりしないファイター。サインツに続いてまだピットストップを終えていないオコンも抜き、見かけ上の3位も確実なものとしています。
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〜このあたりで月曜朝の観戦を諦め、一時中断〜

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マグヌッセンとルクレールはまだやっています。これは今回のマグヌッセンが健闘しているとみるべきか、ルクレールに戦闘力が無いとみるべきか。
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DRSを使ってターン17手前で前に出ても
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今度はマグヌッセンがDRSを開いて
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ターン1で前に立つ。それさっきとまるで同じやりとりじゃん。そこでルクレールはようやく気付きます。
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DRSを使ってロングストレート末端のターン17進入で抜いてもコントロールラインで抜かれる。それならば、、
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ココでは抜かない。我慢。後ろについていき
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コントロールライン先のターン1進入で抜く。正解!ルクレールは暫定7位へ。

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レースも終盤に入り、フェルスタッペンとペレスのギャップが気になります。41周目の時点で18秒差。ピットでのロスは19秒以上は欲しいところ。首脳陣も頭を抱える(この表情は「ペレスを勝たせることができない」なのか「どうすればフェルスタッペンが前に出られるか」なのか、どちらなんでしょうね)
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フェルスタッペンは44周までハードタイヤを引っ張り、18.4秒差でミディアムタイヤに履き替えていきます。
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トラックインした時点の差はこれだけ。1.5秒差。
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みるみるその差が縮まる。ハードタイヤであれだけのハイペースをみせたフェルスタッペンがミディアムタイヤを履けば、同じマシンとはいえハードタイヤを長く履くペレスにとって厳しい状況。
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残り10周でフェルスタッペンが前に。フェルスタッペンは8人抜き成功!しゃんしゃん!

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予選で初めてチームメイトのデ・フリースに負けるも、決勝では粘り強い走行を続け、終盤は12位を走行する角田は11位のボッタスを追い詰めています。
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しっかりかわして11位。入賞まであと一歩と今回も健闘しました。

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《決勝結果》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ペレス     (レッドブル・HRB)
 3 アロンソ    (アストンマーティン・M)

フェルスタッペンは上位に対して逆戦略を採りつつ、終わってみればファステストラップまで獲得する余裕のシーズン3勝目。アストンマーティンのアロンソは今シーズン4回目となる3位表彰台登壇となりました。

《ファステストラップとそのタイミング》
 フェルスタッペン(レッドブル・HRB) 1分29秒708
 56周目/57周
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
《完走(扱い)台数と規定周回走破台数》
 完走台数:20台(20台フィニッシュ)
 規定周回:18台

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)

今回は文句無くフェルスタッペンで間違い無いでしょう。予選はミスと巡り合わせにより失敗に終わりましたが、本来であればポールポジションに最も近いタイムを有していました。決勝はスタートでやや順位を落とすも、早い段階でミディアムタイヤの前車をバタバタと斬り、チームメイトに対しても苦戦すること無くかわして見事な8人抜きを敢行しました。ハードタイヤを履く1スティントであんなペースで走られたら、誰も太刀打ちすることができません。無敵でした。
ほか、先頭を走っていたペレスは仕方無いにしても、アロンソの3位はサインツのペナルティ待ちでなくしっかりとパスして勝ち取ったものですし、中団では度々ルクレールとバトルしたマグヌッセンや惜しくも入賞は果たせなかったもののあと一歩のところまで踏ん張った角田など、各所でパッシングやバトルがみられて楽しめました。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 フェラーリ・F

予選の赤旗ルクレールは多めにみましたが、決勝ではサインツがつまらなぬペナルティをもらってしまい、フェラーリにとって不甲斐無い週末になりました。予選ではルクレールを名指ししませんでしたので、決勝のサインツも名指しせず「フェラーリ」としました。予選一発の速さならあるが、今のフェラーリの取り柄といえば「それだけ」です。レースがグダグダ過ぎる。サインツはタイムペナルティを受けつつ、順位変動が無かったのが救いだったものの、競っていたら優勝や表彰台から「タイムペナルティ分」で失うことも充分に想定されます。実にもったいないしくだらない。速さはイマイチでもレースではそこそこやれるメルセデスとは大きな差があると思います。現時点でコンストラクターズ4位につけるフェラーリは総合力でみても4番目のチームでしょう。ポールポジションは獲れても、優勝はムズそう。

《ドライバーズポイントランキング》
   1  → フェルスタッペン 119pts
   2  → ペレス      105pts(-14pts)
   3  → アロンソ       75pts(-30pts)
   4  → ハミルトン      56pts(-19pts)
   5  → サインツ       44pts(-12pts)

《コンストラクターズポイントランキング》
   1  → レッドブル     224pts
   2  → アストンマーティン 102pts(-122pts)
   3  → メルセデス       96pts    (-6pts)
   4  → フェラーリ       78pts  (-18pts)
   5  → マクラーレン      14pts  (-64pts)

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《第5戦マイアミGPのポイント》
・ハードをハードに保たせた完璧フェルスタッペン
・同マシンでアドバンテージあっても負けペレス 
・ペナルティに甘んじない3位屋さん復帰アロンソ
・予選ルクレール、決勝サインツ、減点フェラーリ

F1はこれからヨーロッパラウンドに突入。イタリア、モナコ、スペインの三連戦があります。そろそろ息抜き企画をちゃんと差し込んでおきたいす。

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あー今日で長いお休みが終わる。。そして久々の出勤前にアメリカ時差地獄。。五月病になりそ。。予選は寝坊しながらも何とか観戦してアップに至りましたが、決勝で寝坊したら、月曜日中は「賢者モード」で過ごすかもしれません。なかなか決勝観戦記が上がらなかったら「ああmiyabikunやらかしたな」と思って下さい(笑)

《Q1》
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アルボンに続いて、貴重な貴重な若手の地元ドライバーであるサージェントがタイムアタックに入りました。まだ入賞はありませんが、miyabikun個人的には開幕前に想像していたよりは速さをみせられているのではないかと思っています。まだまだ修行中の身。
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そして忘れがちなアメリカチーム、ハースも母国GPです。こちらの2人はベテラン中のベテランでヒュルケンベルグもマグヌッセンも一度F1のシートを失った経験があります。自身の母国ドイツやデンマークにはGPが無くても、今シーズンから3回も「母国GP」があっていいね。
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上位陣はまずフェルスタッペンが1分28秒424をマーク。その後ペレスがフェルスタッペンを上回り、続くルクレールは
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フェルスタッペンは上回りますが、ペレスに及ばず暫定2番手。相方サインツはフェルスタッペンに続く安定の4番手となり、レッドブル、フェラーリが交互に並びます。
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この予選はニアミスが各所でみられましたね。こちらはマグヌッセンとハミルトン。
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サインツと周に
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ピットレーンでは角田とヒュルケンベルグがあわやのコンタクトしています。マイアミの路面はスリッピーで走行ライン外を嫌いますから、このようなシチュエーションがあり得ます。
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ワンツー体制となったレッドブルは最終アタックを行わず、ガレージでタイムアップを待ちます。余裕。今回は限定カラーリングを採用とのことですが、どこがいつもと異なるかわかりますか?!
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Q1は地元サージェントをはじめ、好調アストンマーティンのストロール、朝観戦で多くの日本のファンに見守られているアルファタウリの角田、そしてまさかのマクラーレンが2台ともココで終了。またノリスの「このマシンじゃ戦えない」宣言が出てきそうだ。

《Q2》
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レッドブルは早めにQ2アタックに入り、フェルスタッペンが1分27秒110までタイムを引き上げる。
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ルクレールは、、あれ?Q1から0.2秒短縮しつつも、アロンソにも及ばず。ルクレールの後ろからサインツがいい感じのセクタータイムで来ていますから、期待はそちらか。
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あれ、セクター3で伸び悩み2番手止まり。まあおそらくQ2は突破できるでしょうから、勝負はQ3ですね。様子をみてみましょう。
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Q2ではウィリアムズ代表のアルボン、予選屋ヒュルケンベルグ、まさかのキング、サージェントと同様に大国を一人で任されるアルファロメオの周、初の角田超えを果たしたアルファタウリのデ・フリースが脱落。ということは、アルファロメオとハースの片割れはまだ残っているわけか。
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アニキ、やるやないか。予選王子にようやく勝てたな。
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ハミルトンはラッセルに対してセクター1,2で負け。先程のマグヌッセンの幅寄せにビビったわけじゃないよね?!

《Q3》
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ペレスは1本目から1分26秒台に入れて、市街地王は断固譲らぬ姿勢。
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前戦アゼルバイジャンGPで連続表彰台が途切れたアロンソはアメリカで息を吹き返す。ロングストレートを有するココで健闘しています。
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マグヌッセンやガスリーにまで先行を許して、そろそろ本気出して下さいよ、スピードマスター。
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ぬわぁーそっちじゃなーい!!ってば!
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クッションウォールにリヤセクションを当てて止まる。懐の深いランオフエリアでのストップでしたが、セッションも止まる。
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畜生、ルクレールのやつめ。。
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やた!儲け儲けー!
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《予選結果》
P.P. ペレス (レッドブル・HRB)    1分26秒841
 2.アロンソ(アストンマーティン・M)1分27秒202
 3.サインツ(フェラーリ・F)     1分27秒349

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顔ぶれはフレッシュだが、3人とも貫禄あるベテランだなぁ。
Q3に進出した10人のうち、2台揃っているのはレッドブル、フェラーリ、アストンマーティンの3チームのみで、残る4人は別チーム。Q3に進出できなかったのはマクラーレン、アルファタウリ、ウィリアムズの3チームとなっています。Q3を引っ掻き回してしまったルクレールではありますが、その点については影響が無いかな。

《先日の予選予想との答え合わせ》
6番手ラッセルと20番手サージェントの2人正解という惨敗です。マクラーレンが予想以上の不出来をはじめ、ハミルトンのQ2落ちなど予想を大きく外してしまいました。地元で20番手に終わったサージェントはともかく、6番手ラッセルは当たりはしたけどここまで外した中ですから、たまたまですね(笑)惨敗。。

《Q2トップのフェルスタッペンと各チームの差》
 レッドブル(ペレス)は0.027秒落ち
 フェラーリ(ルクレール)が0.150秒落ち※
 アストンマーティン(アロンソ)は0.283秒落ち※
 アルピーヌ(オコン)が0.630秒落ち※
 アルファロメオ(ボッタス)は0.750秒落ち※
 ハース(マグヌッセン)が0.859秒落ち※
 メルセデス(ラッセル)は0.929秒落ち※
 ウィリアムズ(アルボン)が0.981秒落ち※
 マクラーレン(ノリス)は1.580秒落ち※
 アルファタウリ(デ・フリース)が1.581秒落ち※
 ※はQ1,Q2最速タイムから算出

最速タイムはポールポジションを獲得したペレスではなく、そのチームメイトのフェルスタッペンがQ2で記録した1分26秒814でした。フェルスタッペンはQ3に進出したものの、ルクレールの赤旗によりタイム計測自体ができなかったため、ペレスにその場を明け渡す形となりました。
ご覧の通り、ペレスを除く各チーム代表の最速タイムはQ3以外から計上されたものばかりで、Q3のラストアタックができなかったのが痛手となっています。Q3に進出した者のほとんどがQ2のタイムが最速でした。1分26秒台を記録したのは、フェルスタッペン、ペレス、ルクレールの3人のみであり、ルクレールもちゃんとアタックできていたら、2番手や3番手を獲得したのでしょうが、7番手に終えたのは罰が当たったか。

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 マグヌッセン(ハース・F)

今回の予選はボッタスやマグヌッセンがQ3に進出する活躍をみせましたね。ボッタスの行方も気になりましたが、Q3での走行がありませんでしたので、マグヌッセンを選出しました。
今シーズンはヒュルケンベルグに対して決勝こそ勝つも、予選で負け続け、相変わらず接触やクラッシュが目立ってしまっています。今回の予選もハミルトンに対する進路妨害の疑いアリと、マグヌッセン節はあったものの地元では「アメリカ代表の一人」として充分に存在感を示しました。決勝のレースペース、ことにマグヌッセンは接触やペナルティの心配はあるにせよ、ベテランの走りで確実な入賞を果たしてもらえればと思います。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 
 該当無し

これはルクレール、いやルクレールのQ3アタックはいつもながら空回りかつセッション強制終了に発展し、ライバルに対しても多大な迷惑をかけたものの、あくなきポールを目指し、攻めた結果ということで仕方無いかな。やはり1本目からある程度のタイムは残しておく必要がありますね。またQ1でみられたいくつかのニアミスも致し方が無いと思いますので、この予選では該当無しとしました。
miyabikunルクレールに甘過ぎ?!いやいや、甘いのは「ルクレールのマスク」であって、ダメだと思う時はダメとちゃんと言いますよ。例えフェルスタッペンや角田くんの場合でもね。

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《決勝の表彰台予想!》
 1 ペレス     (レッドブル・HRB)
 2 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 3 アロンソ    (アストンマーティン・M)

中団からのスタートを強いられるフェルスタッペンの動向に注目されます。ペレスはそのまま逃げ切れるにしても、ロングストレート+DRSをもってすれば、表彰台圏内復帰は容易でしょう。レッドブルの今シーズンのレースペースは敵無し。あと残る3位の予想となれば、アロンソ様の3位屋さん復帰と考えるのが無難か。前戦のリベンジとスペインの後輩サインツが食らい付くようなこととなれば面白くなるのですが、どうでしょうか。果たしてカルロスくんに歯向かう度胸あるかなー?!

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日本のゴールデンウィークが終わる頃に時差地獄がやってくる。。うーん、日本でもゴールデンウィークなんぞ関係無く働かれている方もいれば、F1は海外のスポーツイベントですから、日本のスケジュールに合わせている場合で無いことも理解しますが、、うーん、辛ひなは、、。
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《マイアミGPの基本情報》
 マイアミ国際サーキット
  全長           :5.412km×57周=計308.484km
  開催回数 :2回目
  コーナー数:19箇所
  高低差       : 3.53m
  DRS区間数:3箇所
  母国レース :サージェント、ハース

《マイアミGPの個人的印象》
 ・手狭な土地を有効活用したサーキット
 ・追い抜き可能な右左回りレイアウト
 ・サージェント参戦で久々の母国ドライバー誕生
 ・第2アメリカGPとして定着するのか?!

今回で2回目の開催となる「第2アメリカGP」のマイアミです。秋には第1アメリカGPと久々の開催となる第3アメリカGPも控えています。同じアメリカ国内とはいえ、開催地も開催時期も離れているのが特徴的、というか観る人にも走る人にも大変。イジワル(笑)
マイアミGPの行われる地は先月4月に水害に見舞われ、サーキットも水浸しになったという報道もあり、無事に開催できるのか?なんて噂もありましたね。本当に大丈夫なのでしょうか。まあフリー走行が行われたことからも、大丈夫なのでしょう。

《過去のポールポジション》
 2022年 ルクレール(フェラーリ)
    1分28秒796

《ポールポジションレコードタイム》
 2022年 ルクレール(フェラーリ)
    1分28秒796

《現役ポールポジション獲得者と回数》
 ★はその年のチャンピオン

 1回 ルクレール(2022)

《過去の優勝者》
 2022年 フェルスタッペン(レッドブル)

《現役歴代優勝者と回数》
 1回 フェルスタッペン(2022★)

《過去のファステストラップ獲得者》
 2022年 フェルスタッペン(レッドブル)

《現役ファステストラップ獲得者と回数》
 1回 フェルスタッペン(2022★)

《ファステストラップレコードタイム》
 2022年 フェルスタッペン(レッドブル)
    1分31秒361

F1の開催は1回キリですので、過去の結果はご覧の通りスカスカです。よって今回は3つまとめて一言。
予選はフェラーリの予選大得意ルクレールがサーキット初ポールを獲得するも、決勝ではレッドブルのフェルスタッペンが獲るという、最近よくありがちな結果となっています。サーキットレイアウトはロングストレートあり、高速複合にシケインありと、市街地サーキットの割にはバラエティに富んでいます。一発の速さで復調をみせ始めるフェラーリにDRSが無くても充分ライバルを煽り立てられるレッドブルという構図を考えたら、先日のアゼルバイジャンGPと似たような争いになるような気がします。

《使用されるタイヤコンパウンド》
   赤:ソフト  (C4)
   黄:ミディアム(C3)
   白:ハード  (C2)

前戦アゼルバイジャンGPと同様に、ここでも一部DRS区間が短縮されます。決勝レースでは多少の影響があるかもしれませんが、予選においてはほぼ関係無いかな。

《マイアミGPの個人的予選予想》
 〜Q1〜
   20.サージェント  (ウィリアムズ)
   19.デ・フリース  (アルファタウリ)
   18.アルボン    (ウィリアムズ)
   17.周冠宇     (アルファロメオ)
   16.角田裕毅    (アルファタウリ)
 〜Q2〜
   15.マグヌッセン  (ハース)
   14.ボッタス    (アルファロメオ)
   13.ヒュルケンベルグ(ハース)
   12.ピアストリ   (マクラーレン)
   11.ガスリー    (アルピーヌ)
 〜Q3〜
   10.オコン     (アルピーヌ)
  9.ストロール   (アストンマーティン)
  8.ノリス     (マクラーレン)
  7.アロンソ    (アストンマーティン)
  6.ラッセル    (メルセデス)
  5.ハミルトン   (メルセデス)
  4.サインツ    (フェラーリ)
  3.ペレス     (レッドブル)
  2.フェルスタッペン(レッドブル)
 P.P.ルクレール   (フェラーリ)

決勝になれば、ああなってああなることは簡単に想像できるとして、予選くらいは夢みさせて下さい。ルクレールが中低速コーナーの処理を強みに僅差でレッドブル勢に勝る!本当はサインツにも食い込んできてほしいんだけどー。3番手チームはメルセデスとアストンマーティンで悩んだ挙句、メルセデスをチョイスしてみました。あとはそろそろアルピーヌも浮上してくるのではないかと。浮上しないとマズいぞ。
角田くん率いるアルファタウリにはやや苦しい週末になるのかなぁ。大事なのはあくまで決勝ですから、堅実なレース運びで1ポイントでも2ポイントでも連続入賞に期待したいです。

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今回は何の脈絡も無く突然この企画を挿入したいと思います。スマートフォンゲームのF1 Mobile Racingを使って「GPサーキットをゲームで走ってみよう」です。先日無事に初開催を終えたマイアミGPの舞台であるマイアミ国際サーキットでタイムアタックをしてみたいと思います。この時期にこんなことをやっている、さてはmiyabikun時間稼ぎをしているな?!何の?!(笑)

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《サーキットの基本情報》
 マイアミ国際サーキット
  全長:5.412km×57周=計308.484km
  コーナー数:19箇所
  高低差       : - m
  DRS区間数:3箇所

《ゲーム上のサーキット眺望》
先日行われたばかりでありながら、開催は1回とまだ記憶には残り辛いと思いますので、軽くサーキットを予習しておきます。マイアミにあるハードロックスタジアムを取り囲む形で開設された第二アメリカGPの地ですね。来シーズンは早くもラスベガスで第三アメリカGPをやっちゃおうっていうんですから、さすがリバティメディアのお膝元、やりたい放題です。新設サーキット誕生はワクワクする反面、今までの開催地が消滅する可能性もあるわけですから、素直に喜んでいいやら、新しいのはもう勘弁してくれなのか複雑な心境になります。
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こちらがコントロールラインです。一応ハリボテの観客が多く詰めかけています。反時計回りのレイアウトですが、ターン1を右に鋭く切り返して、ハードロックスタジアムの側を走っていきます。
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ちょっと見づらいのですが、右手の建物をよく見ると黄色く「Hard Rock」のロゴが描かれています。モバイルゲームの割には芸が細かいですね。お金払ってもらってるのかな。緩やかな左右のコーナーを抜け、2つの異なる曲率半径からなる左コーナーを過ぎるまでがセクター1。セクター2は非常に緩やかな弧を描くほぼ直線扱いの高速区間に入ります。
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今度は左手に「Hard Rock」
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1本目のDRS区間が設けられているものの、ラインを少し外すだけでDRSを強制的に閉じられてしまいます。瞬間的に挙動を乱すのと、ヒューンとエンジン音が落ちるので気持ちも落ちます。ゲームにフェールセーフなんぞ要らん!
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ストレートが終わる頃にこの左へのクランクがあります。飛び込みたくなるパッシングポイントではあるけど、この先はすぐに右に切り返しがありますよ、ライン採りは気をつけましょうね。
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そしてこのサーキット一番の「問題児」がこのあたりからチラリと見え始めます。
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ターン14、15にあたるココね。コレ嫌い。。確かに走り辛い。よく実際のマシンでレースしましたよね。マシン1台分も無いような狭いライン。
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鬼門を抜ければセクター3。スカーンと一本気持ちのいい長いストレートに解き放たれる。F1には全く無意味な構造物である「首都高のランプ」を連想する合流が左から近付いてきます。
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とにかく踏め!
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そして最後は深い深いブレーキングを行い、鋭角ターン17を左に切っていきます。

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F1 Mobile Racingは少し前からようやくマシンが2022年仕様に切り替わりました。ポーポシングは無く、フィーリングとしては正直どこが変わったのかmiyabikunよくわかりませんが、こんな見栄えです。
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あと、昨年までカーナンバーは24を使ってきましたが、アルファロメオの周くんが使うようになったためmiyabikunは泣く泣く24を捨て、そのまま逆さまにした42を使っています。ん、誰だ?縁起が悪い番号なんて言ったのは!miyabikunは4がラッキーナンバーなの!ノリスに取られちゃったのー!
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《ポールポジションレコードタイム》
 2022年 ルクレール(フェラーリ)
    1分28秒796

《miyabikun現時点のゲーム上ファステスト》
 無し

実際にこのサーキットを最速で走ったのはフェラーリのルクレールによる1分28秒796です。まだ開催1回なので、これがサーキットのレコードタイム。この頃のルクレールは速かったですねー。(過去形でなく、今現在もですが)レースが行われたのは5戦目でしたから、この時点でルクレールは2勝の86ポイント。一方でレッドブルのフェルスタッペンは同じ2勝ながら2回のノーポイントもあって59ポイントと、ルクレールは27ポイントもアドバンテージがあったんですよね。ルクレールはきっとこの頃まで時を戻したいことでしょう。ぺこぱに頼むしかないな(笑)参考までQ1のカットラインタイムはアルファロメオのボッタスによる1分30秒845。Q2のカットラインタイムはアルファタウリのガスリーが出した1分30秒128でした。ちなみに角田くんはQ3で記録した1分29秒932が最速となっています。角田くんは超えたいなあ。

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先日のアップデートより、以前の自己最速がゴーストで現れるようになりましたね。ターゲットとしてはわかりやすいけど、半透明とはいえなかなか目障りだし、負けていると何気に悔しい。。退けと言いたいけど、miyabikun自身なんですよね(笑)

正直まだ5周くらいしか走り込めていませんが、頭でっかちなmiyabikunの首が保ちそうにないので早めに記録を出しちゃいます。
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《miyabikun今回の走行タイム》
 2022年 miyabikun(えきぞーすとのーと)
  1分27秒452
  S1:28秒220 S2:30秒989 S3:28秒177

よし、ルクレールを1.344秒上回ったぞ!よしよしよし、今回はこのくらいで許してあげようではないか!あっはっは!
セクター1最終盤にある複合のターン7と8(ニセモノのビーチがあるところ)とレース中にも難関セクションとして話題に上がったセクター2のターン14、15のカクカク狭々がなかなか難しかったです。セクター3はストレート終端ターン17のビッグブレーキのタイミングさえ掴んでしまえば難しいことはありませんでした。走ってみると両側をウォールに囲まれて、ランオフエリアもあまりないところに圧迫感を感じますし、街のど真ん中にあるサーキットということもあり、緑が少ないです。レース中に緑を見るのはシグナルだけでいいですね(笑)

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あー息抜き息抜き。あ、まだサウジアラビアGPもやってなかったっけか。次やろっかなー(笑)

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無睡眠で臨んだ予選に対し、決勝前は1時間だけ寝られました。やはり寝られると違いますね。レース中に眠気に襲われることはありませんでした。
各車のスタートタイヤの多くは黄色いミディアムタイヤをチョイス。Q2落ちを喫したメルセデスのラッセル、予選不出走のアルピーヌのオコン、最近は「旗マニア」と化しているウィリアムズのラティフィ、ピットレーンスタートを選んだアストンマーティンの2人の計5人が白いハードタイヤを選んでいます。ストロールはせっかく好スタートを得たのに、燃料の温度に問題があったとのことでもったいない。

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フェラーリのフロントロウで迎えたスタートはフェルスタッペンがサインツをターン2までにパスして、早くも紅い壁の一角が崩壊。
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サインツはもう少しアウトラインを閉めちゃってよかったと思うんだけど、立て続く接触リタイヤを避けたのかな。フェルスタッペンの気迫が上回った感じ。
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スタート前からちょっぴり想像はできちゃったけど仕方無い。ノーポイントで終えるよりは賢明。
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2周目のオーダーです。好位置からのスタートとなったハミルトンはガスリーとアロンソにかわされて2つ順位を落としています。一方でアロンソは-4となる7位に浮上。今回もキレキレですね。

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順位を落としたハミルトンは3周目にアロンソ、5周目終わりにガスリーを捉え
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パス。ちょこっとだけハミルトンらしさが垣間見れました。そろそろね、マシンの不遇も自身の腕で負のループから脱しないとね。

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スタート直後は1秒以上離されて、逃げモードに入りつつあるルクレールをフェルスタッペンは8周目までに再びギャップを縮め、追い込みにかかります。
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9周目に入ったところでインに並び
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かわす。レース序盤でフェラーリ撃破に成功。このレースもフェルスタッペンとルクレールの一騎打ちになっています。

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ルクレールは暫定的なファステストラップは記録しつつもタイヤの保ちはレッドブルの方が一枚上手か。フロントタイヤの劣化が進みフェルスタッペンとのギャップが拡がりつつあるルクレールは25周目にハードタイヤに履き替え。フェルスタッペンは2周後の27周目にルクレールと同様のハードタイヤで1回ピットを目論む。
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フェルスタッペンはペレスの前で合流して盤石。

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41周目のガスリーは走行ラインを外したままうまく戻れず
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左右に思い切りはみ出しています。このサーキットは幅員が狭いこと、舗装骨材が独特でタイヤへの攻撃性もあり、ラインを外すと走行困難ということも話題になりましたね。
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あたふたするうちにハース2台に先攻を許し、ようやく復帰しようとした瞬間に
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オレンジがインからドーン!
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リヤタイヤを飛ばしてコマのように回るノリス。これにより当然セーフティカーがお出ましとなります。ハースに続こうとしたノリスはガスリーに随分接近していましたよね。これはどちらかといえば、後方のノリスが見てあげないとダメなパターンだと思います。
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タイヤ交換を引っ張ったラッセルはこのタイミングをうまく使い、ロスを最小限に抑える。タイヤを大事に保たせて、うまくこの戦略を手にしましたね。このあたりのラッセルの巧みさ堅実さが今シーズン度々みられています。今後ちゃんとしたマシンが与えられた時のことを考えただけでも末恐ろしい。。
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上位ではペレスだけがこのタイミングで2回目のタイヤ交換を行い、3位のサインツ討伐を目指します。

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追われるレッドブルに追うフェラーリ。
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こちらは追われるフェラーリに追うレッドブル。今シーズンのトップ争いはこの構図がテッパンになりそう。昨年までトップ争いをしていたチームは
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ああやってるやってる。チーム内バトル。若手とはいえ、方やフレッシュなタイヤ履きですからね。昨年までこうはならなかった。
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昨年までの方はビビって道を譲るか(笑)せっかく昨年までの恨みつらみを2台もろとも晴らせるチャンスなのに、ボッタスは人がいい。50周目にフレッシュなラッセルがかわして安定の5位へ。

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トップの2チームも抜くに抜けない攻防が続く中、レース最終盤は入賞をかけてのバトルがありましたね。F1参戦2年目でようやく初ポイント目前のハースのシューマッハは
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よりによってお師匠ベッテルに追突!
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シューマッハはポイント圏外まで順位を落とすも何とか戦列復帰。
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ベッテルはお払い箱。パパに言いつけられるぞ(笑)

《決勝結果》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・RBH)
 2 ルクレール   (フェラーリ・F)
 3 サインツ    (フェラーリ・F)

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おっと、優勝したフェルスタッペン選手
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逮捕かー?!
「おい、なーにやらかしたんだよ!待ったぞ」
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「いやちょっとね。ほんのちょっと些細な話よ」
「俺ら2人を抜いた罪じゃねーの?!」

スタート直後にサインツ、またレース序盤にルクレールもかわしてトップに立ったフェルスタッペンがシーズン3勝目、マイアミGPの初代覇者となりました。予選では僅差でフロントロウを逃したものの、ストレート要素の強いサーキットではレッドブルに分がありましたね。

《ファステストラップとそのタイミング》
 フェルスタッペン(レッドブル・RBH) 1分31秒361
 54周目/57周
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
 フェルスタッペン(レッドブル・RBH)
《完走(扱い)台数と規定周回走破台数》
 完走台数:15台(15台フィニッシュ)
 規定周回:15台

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 フェルスタッペン(レッドブル・RBH)

フェラーリ2台が立ちはだかる中、スタート直後にサインツ、レース序盤にルクレールをかわしてトップに立って守り切ったフェルスタッペンがドライバー・オブ・ザ・デイで間違い無いでしょう。異論はありません。ストレートに自信があるとはいえ、ルクレールに逃げ切られる前の早い段階で前に立ち、タイヤマネージメントできたのもよかったですね。チームメイトの力に頼ること無く、自身の腕一本でポイント差を縮めるあたりに「チャンピオンの貫禄」を感じます。
どうしてもトップ争いや接触にばかり気を取られてしまいますが、ウィリアムズのアルボンは今回も手堅く9位2ポイントを獲得。もう少し競争力のあるマシンに乗せてあげたくなりますね。腐るなよ、アルボンヌ。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 シューマッハ(ハース・F)

ノリスと迷った挙句、レース終盤に自らのポイント獲得チャンスを棒に振る形となったシューマッハに「喝」ですね。ノリスとガスリーの接触については、ガスリーをかわす際のノリスの動きがやや不必要なものに感じ、結果的にセーフティカーを発動させるという「レース全体に影響を及ぼす原因」を作りましたが、シューマッハとベッテルはレース自体に大きな影響力があったわけでは無いものの、シューマッハ自身の「F1初ポイント獲得」というチャンスを自らの手で棒に振ったことに尽きます。それが決め手となりました。ぶつけてしまったベッテルも若かりし頃は理不尽な接触で相手をリタイヤに追い込んだ経験もあるため、母国の後輩に優しく諭してくれることと思いますし、シューマッハも自らの痛手を悔やみ、今後の教訓になったのではないでしょうか。
フェルスタッペンと単純比較するわけではありませんが、同じフェラーリを追う立場となったペレスは結局サインツをかわすには至りませんでした。裏を返せばフェラーリは命拾いしたことになります。またマクラーレンとアルファタウリには辛い決勝レースとなりましたね。両者シングルグリッドスタートだったアルファタウリの陥落っぷりは観ていて辛く、予選までの速さがまるでありませんでした。

《第5戦マイアミGPのポイント》
・フェルスタッペン序盤勝負で流れを手繰り寄せる
・マクラーレンとアルファタウリには辛いレース
・シューマッハはお師匠にあとで優~しく諭されそう
・幅員や路面に不安あるも初マイアミは成功?!

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サーキット施設や表彰式前後の演出は「これぞアメリカン」といった感じのド派手で奇抜なものでしたね。一見抜けそうだけど、フタを開ければ意外と手を焼く環境と皆さんはマイアミでのF1初開催をどう楽しんだでしょうか。miyabikunはなかなか楽しめました(時差問題は別として)途中でまたカナダを挟みますが、これから本格的なヨーロッパラウンドが始まります。ルクレールとフェルスタッペンの一進一退のバトルが今シーズンのトレンドになりつつあります。

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