「ながら運転」「ながらスマホ」近年は運転中だけでなく街中や駅のコンコースでも厳しく強化され、批判の対象になっています。皆さんは「ながら〜」していませんか?!ながら運転については、2019年12月1日より「していた場合違反点数が3点、それによって事故を起こした場合は6点減点」となり、一発で免許停止となります。渋滞した運転中にもしもこのブログを読みたくなっても、2秒以上読んではいけませんよー気を付けましょうね。

古き良き時代、日本の古舘語録の中に「サテライト・クルージング走法」なんて言葉があります。サテライト=衛星、クルージング=巡航でしょう。古舘氏は何のこと言っているかよくわかりませんよね。その理由はここにあります。1991年から92年に放映されたパイオニア「カロッツェリア」のテレビCMです。
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カロッツェリアはパイオニアが発売するカーナビゲーションシステムです。お使いになっている方も多いかと思います。miyabikunの車は車自体にインダッシュのカーナビが付いているのですが、そのメーカーのカーナビがどうも好みではないため、前の車から歴代で使ってきたカロッツェリアをオンダッシュで付けるほどこのブランドを気に入っています。何といっても地名のフォントが好きです。カーナビは目的地に向かうのに使うのではなく「現在地を知る」だけの目的で使っているのに、カーナビが2台もあるとよく笑われますが、縮尺を変えて使っています。
当時フェラーリをドライブしていたアレジはこう話しています。IMG_1892
「こんど日本に行ったら、僕は京都をドライブしたい」
いいですね、テスタロッサで京都はあまりピンと来ないけど(笑)
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肝心のカーナビはこちらです。画面がとても小さい。これでは見るのに目を凝らさないとならなそうだ。ただ贅沢は言えません。何せこのカーナビは日本はおろか世界でも始祖に近い「GPS機能」付きのモデルなんです。
カーナビは1980年台初頭、ホンダがアコードに「エレクトロ・ジャイロケータ」と呼ばれる自車の方位を示し、地図は紙芝居のように自分の手で入れ替えるというものを世に出しました。そこからパイオニアは上空を飛ぶ衛星からGPS(グローバル・ポジショニング・システム)を使って自車の位置を測位して地図に落とす機能を世界初で開発、発売しました。とても画期的な商品ではあるのですが、GPSの測位は24時間できるものではなかったそうです。
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東本願寺の横を走るアレジのテスタロッサ
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カーナビでもしっかり表示されています。カーナビの縮尺表示のデフォルトを100mや200mにされている方は多いと思います。このモデルは一番拡大して250mまでしか寄れませんでした。紙の地図をくるくる回していたよりは便利なのかな。
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あ、矢印が右下を向いている。このマップは北上表示なんですね。miyabikunは進行方向北が好きです。
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「京都の人より、京都を知っている」
なるほど。京都は特に地元の人には勝てないだろうけど、キャッチコピーとしてはいい。
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「道は星に聞く」Satellite Cruising System
定価23万円かぁ、高い!今でいうサイバーナビシリーズみたいな価格帯だ。富裕層の高級車にしか載せられなさそう。
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「鈴鹿が終わったら、これで京都を走れる」
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このCMには続きがあります。
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「鈴鹿の後、京都を走った」
おおセリフが変わっていますね。夢が現実になったのですね。さっきテスタロッサで既に走っていたようにも見えるけど、グミゴとお忍びで京都にでも行っていたときのやつなのかな?!まあ細かいことは気にしない。
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うーんさっきはミスマッチみたいな言い方しちゃったけど、この辺のクラスがやるにはアリなのかな。miyabikunレベルでは想像もつきません。
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カーナビの取り付け位置は結構下の方になるんですね。一度ダッシュ付近を覗き込まなければならないし、これでは今の道路交通法を遵守している場合じゃなさそう。京都を走った気分はどうだった?!IMG_1915
「京都の街は、エキサイティングだった」
今でいうバクー市街地を走るような感じでしょうか。嵐山エリアも絡めれば、似たようなコースレイアウトができそうですね。

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クドいですが、ながら運転はしないようにしましょう!
https://youtu.be/ahWKUJyxGNw
https://youtu.be/e-C8GwtaadU

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