F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:バーレーン国際

IMG_2190
土曜決勝のバーレーンGPはいかがでしたか?!日本にとっては土日休みの方なら日曜がゆっくり過ごせるのは気が楽ですよね(日曜が休みでない方もいらっしゃるかと思います。すみません)そんなレアなF1ウィークにも関わらず、miyabikunはリアルタイム+αの遅れで観戦し始めたのに、各車1回目のピットを終えた頃にmiyabikunも「ピットイン」してしまっていました(笑)結局日曜の夜にまたアタマからレース再開、一応月曜夜も観ちゃいました(笑)これで2/18から続いていた「連勝記録」も3/2までの14でストップ。飛ばしていた疲れが一気に出たか。

決勝はいつものスタートタイヤチェックから。
IMG_2145
あらわかり易い!全車真っ赤なソフトタイヤ装着です。あとはマシンのタイヤの保ちと、フレキシブルな戦略によってピットタイミングが変わることでしょう。2024年最初のレースや如何に?!

FullSizeRender
アウトサイドグリッドのフェルスタッペンはイン側に移り、ルクレールの行く手を阻んでいます。こんな画は今までも幾度と無く見てきましたね。
FullSizeRender
ターン1までに両者の立ち位置はまるで入れ替わり、ルクレールはアウト、フェルスタッペンはインで並ぶ。この先は右左右だぞ。
FullSizeRender
1台だけ違う方向に向きを変えています。12番発進だったアストンマーティンのストロールです。誰かに押し出されたか。
IMG_2154
10番グリッドを得たハースの予選屋ヒュルケンベルグはスタートで大失敗!右から左から次々と抜かれ、遅れを取り戻すべく進入したターン1でストロールを突き飛ばしたのでした。ヒュルケンベルグの後ろにいたキックザウバーのボッタスもそのあおりを食らっていましたね。予選よいよい、決勝で墜落。ヒュルケンベルグなり。
2周目の順位昇降はこうなりました。 
IMG_2151
上位では早くもペレスが4位に浮上。10位が空席となったため、以下は自動的に1ランク、12位以下は2ランクアップとなります。角田は労せず入賞圏内に入っています。

DRSが使用可能となると、少しずつ順位変動がみられるようになりました。
FullSizeRender
予選は7番手で終えることとなったマクラーレンのノリスは3周目にアロンソをパス。6位浮上。
FullSizeRender
その前方2位争いはフェルスタッペンに1秒以上離されたルクレールがラッセルに捕まって順位が変わっています。
FullSizeRender
5周目にして4秒のギャップか。今シーズンもこの光景が続くのかな、と開幕戦のわずか5周目にして悟ってしまう。イカンイカン!
FullSizeRender
ルクレールはラッセルにやられたばかりだと思っていたら、7周目にペレスにも並ばれる。これはいつものルクレールではない、コーナー手前でタイヤスモークを上げるし、外側にはらみ出すわでルクレールのマシンに不調がみられます。
FullSizeRender
そして先程ノリスにやられたばかりのアロンソはピアストリ、そしてハミルトンにもかわされて9位まで転落。アストンマーティンもレースペースがイマイチ。

FullSizeRender
お互いにグリッドから順位を落とした2人。フェラーリ2台がとうとう交錯します。予選は速かったルクレールVSフリー走行が速かったサインツ。
FullSizeRender
ターン1でサインツはインから差す。
FullSizeRender
際どい距離感ながら、サインツが前に。フェラーリ内の入れ替わりは結果オーライだけど、予選2番手から早々に転落することとなったルクレールの不調が心配。どこまで順位を落とすことになるのか。

FullSizeRender
12周目にそのルクレールとラッセル、13周目はペレスとピアストリがソフトからハードタイヤに履き替えるピットに向かいます。
IMG_2163
15周目は暫定2位浮上のサインツの番。
IMG_2166
ピットアウトすると、先程抜かれたラッセルと抜いたばかりのルクレールが本線上を通過し、ルクレールはサインツをアンダーカットする形となります。

IMG_2169
サインツは再びルクレールの前を狙っていく。
IMG_2171
ルクレールはやはりブレーキングでタイヤスモークを上げています。
FullSizeRender
トップを走るフェルスタッペンは20台中最後となる18周目にハードタイヤへ。
IMG_2173
本線にはチラリと2位ペレスの黄色いクチバシがみえていますが、これだけギャップがあれば充分イージー。勝負あったかな。

〜このあたりからリアルタイム観戦時に寝落ち〜

IMG_2174
その直後、3位を走行していたラッセルは一度抜いたサインツに抜き返される。サインツはフリー走行から元気でしたよね。手負いのルクレールに代わって、自信満々の走りができています。

うーん、これ以降もレースはもちろん観返して各車2回目のピットストップも見届けましたが、やけに眠かったなぁ。何でかなぁ(笑)
というわけで、レース終盤までワープしまーす。

終盤、アンダーカットを食らいまくってしまったレーシングブルズの角田は13位を走行し、ハースのマグヌッセンを追っています。すると後方からソフトタイヤを履き猛追してきたチームメイトのリカルドが1秒以内にまで接近すると、
FullSizeRender
チームから順位入れ替えの指示が飛び、敢え無く入れ替えに応じるも
FullSizeRender
リカルドもマグヌッセンに引っかかったまま抜けず。ハースのマシンもマグヌッセンもクソ遅い訳ではありませんものね。結果順位戻しも無く、角田は「リカルド先輩に敬意を表して」順位を差し上げるだけに終わりました。
FullSizeRender

IMG_2182
後続は見えず。。

《決勝結果》
  1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
  2 ペレス     (レッドブル・HRB)
  3 サインツ    (フェラーリ・F)

フェルスタッペンはスタートからライバルからの攻撃を受けること無く、ソフト→ハード→ソフトと繋いで今季1勝目、通算55勝、28回目のポールトゥウィンで開幕戦を独走しました。2位は安定のロングランでペレスが入り、ルクレールに代わってサインツがコツコツと堅実な走りで表彰台登壇を果たしています。

《ファステストラップとそのタイミング》
 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
  1分32秒608 39周目/57周
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
 サインツ    (フェラーリ・F)
《完走(扱い)台数と規定周回走破台数》
 完走台数:20台(20台フィニッシュ)
 規定周回:10台

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 サインツ    (フェラーリ・F)

手負いながら中盤に勢いを取り戻したルクレールと迷いましたが、地味ながら順位を維持し「レッドブルを除くトップ」を獲得したサインツを公式と同じく選びました。来シーズンのシートが無い状態で迎えた初戦だったけに注目しましたが、フリー走行から調子よかったですね。レースでペースが落ちることなくルクレールを2回(2回とも譲られた感もあり)ラッセルもパスし返してシーズンの好スタートを切れたと思います。ペレスともそう大差ではありませんから、サインツはまだまだやれます。
次点は迷ったルクレール、あと予選こそイマイチでしたが、キックザウバーの周も今回は結構健闘したんじゃないかなと思います。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 該当無し

なんと!miyabikun、ワーストはアレだろ。何故軽視する?!まあ確かにワーストに選びたくなる事案でしたし、日本ではレース後にだいぶ話題となった事案です。当然胸クソ悪い結末ではありますが、ああいうことも含めて「F1」なんですよね(ファンから総スカン食らっちゃう?!)私達日本人にとって、角田の成績やチーム内対決、ただ単に順位をくれてあげただけってのは悔しいところ。今回の角田には言いたいこと言わせてあげたいです。
IMG_2176
確かにタイミングは遅かった。ただ、正直マグヌッセンの追尾にだいぶ時間がかけているのも事実で、チームが後ろからソフトタイヤを履きハイペースで迫っていたリカルドに賭ける気持ちがわからなくもない。
IMG_2177
このくらいの皮肉は言っていいと思います(笑)
IMG_2178
こうも言いたくなる。レース終盤で譲った後にモタモタされたら、速く走れよ、早く戻せよってなります。わかるよ!
IMG_2179
レース終了後のクールダウンラップの危険走行は決して誉められたものではありませんが、やりたくなる気持ちもわかる。リカルドに向けるより、他のドライバーがやっているように、レース後にチームに理由や不満をぶつけよう!このチームは名前が変われど、体質や戦略ヘタな部分は変わりませんね。チームはドライバーに気持ちよくドライブできる環境を整えるべきです。
その件以外ではアストンマーティン、特にアロンソの抜かれ続ける様は観ていて辛かったです。アロンソそのものの問題ではなく、マシンのレースペースがよくありませんでした。また全車完走の中、最後尾はやっぱり彼になっちゃうのかなと。。

《ドライバーズポイントランキング》
   1 フェルスタッペン 26pts
   2 ペレス      18pts(-8pts)
   3 サインツ     15pts(-3pts)
   4 ルクレール       12pts(-3pts)
   5 ラッセル        10pts(-2pts)

《コンストラクターズポイントランキング》
   1 レッドブル     44pts
   2 フェラーリ     27pts(-17pts)
   3 メルセデス     16pts(-11pts)
   4 マクラーレン    12pts  (-4pts)
   5 アストンマーティン   3pts  (-9pts)

《開幕戦バーレーンGPのポイント》
・初戦からこのレース展開、先が思いやられる
・バーレーンはアンダーカットが吉
・今回の角田、行動は上手くないが発言は許す!
・土曜深夜予選は日本にとって大歓迎?!

IMG_2189
「優勝争い」というものも無く、終盤はあんなやり取りや結末だったので、何だかなぁ、と思いました。これがあと23戦あるのか?!9チームと19人のドライバーよ、頑張ろう!
今週末の第2戦サウジアラビアGPも土曜深夜(日曜早朝)に決勝レースですぞー。

モータースポーツランキング にほんブログ村 車ブログ F1へ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

IMG_2129
2024シーズン、開幕しましたよ!バーレーンGPは2004年の初開催から20回目(サクヒールGPを含めると21回目)を数えるようになりました。最早、バーレーンGPは新興GPではないですね。ここからF1史上最多となる全24戦が行われます。全部こなせちゃうのかなぁ?!(22戦頭打ち、発動しちゃうんちゃう)

《Q1》
IMG_2089
予選直前の土曜、いや金曜フリー走行でトップタイムをマークしたフェラーリのサインツが先頭でミディアムタイヤを履きセッション開始。
FullSizeRender
そのトップタイムに及ばない1分31秒208。追走していたルクレールもサインツの0.052秒落ちでライバルを待ちます。
IMG_2093
フェラーリ2台、アルピーヌ2台がミディアムタイヤでタイム計測を終えた後、砂埃が舞うトラックが掃除されるのを見計らったか、ようやくライバル達はソフトタイヤを履いてゾロゾロとトラックイン。ソフトタイヤ勢は暫定トップのサインツを次々と上回り、路面向上の恩恵を大きく受けます。
FullSizeRender
フリー走行では芳しいラップタイムを刻めていなかったマクラーレンのノリスが1分30秒143で頭一つ飛び出す。
FullSizeRender
フェルスタッペンが来たぞー。1分30秒台を切る手前でトップタイム。
先日miyabikunが予選予想でポールポジションと予想したメルセデスのラッセルはというと
FullSizeRender
あれ、フェルスタッペンから0.319秒落ちの4番手。思ったよりだいぶイマイチ。マシンのカラーリングは個人的に一番好みでフリー走行も悪くなかったんだけどなぁ。
FullSizeRender
ソフトタイヤに履き直したサインツはいよいよ1分29秒台に入れてトップ奪還。今回はルクレールより乗れている印象を受けます。
FullSizeRender
アルファタウリ改め、レーシングブルズ角田のQ1ラストアタックはサインツから0.5秒落ちの暫定9番手。これならばまずQ1突破は安泰とみていいかな。
一方でフェラーリと共に1回目にミディアムタイヤでアタックし、底辺まで引きずり下ろされたアルピーヌ2台は
FullSizeRender
オコン、ガスリーとも浮上無し。どうやらタイヤコンパウンド差の問題だけでは無さそう。
IMG_2109
Q1はアルピーヌほかボッタス、周のキックザウバー2台とウィリアムズのサージェントがビリでは無いものの敗退。

《Q2》
FullSizeRender
Q1でもみられましたが、Q2も誰が先に出てトラックを整えてくれるかのせめぎ合いがあり、残り13分を切る頃にようやくゾロゾロモタモタのトラックインがありました。
FullSizeRender
ハースに続いてマクラーレンが一段上手のタイムアタックを敢行。ノリスも1分29秒台に入れてピアストリとの格の違いをみせつけています。
FullSizeRender
フェルスタッペンはそのノリスよりさらに一段上、0.567秒削り、1分29秒台前半をマーク。タイムの向上具合がえげつない。
FullSizeRender
ペレスは2番手。フェルスタッペンとのタイム差は、、う、うん(笑)
IMG_2117
ゾロゾロ、モタモタ、、
FullSizeRender
フェルスタッペンの同門同期サインツ、食らいつく。0.2秒落ちの2番手イイね!
FullSizeRender
角田Q2ラストアタックは残り11秒で暫定8番手。下には後続で計測中のメルセデスがいますが、仮に2人に上回られてもギリギリ10番手で突破可能。アロンソにいかれたらアウト。
FullSizeRender
miyabikunがサインツばかり見ていたのがバレたか、ルクレールがフェルスタッペンに対して0.2秒上回るど速いスーパーラップをみせてきました。
FullSizeRender
あ、恐れていたことが、、ハミルトン、ラッセル、アロンソに上回られたことにより、角田は11番手に転落。
IMG_2125
レーシングブルズの2人はここまで。あとアストンマーティンの片割れストロール、ウィリアムズのエースであるアルボン、ハースのマグヌッセンはトラックリミット違反からのリカバーならず脱落。
IMG_2126
怒るなよ、角田。決勝で入賞可能範囲だ、頑張ろう!

《Q3》
FullSizeRender
ハミルトンはフェルスタッペンはともかくラッセルとノリスの後塵を拝する暫定4番手。ラッセルとの差も0.842秒とだいぶデカめ。
IMG_2132
各車1回目のタイムアタックを終えた頃、アロンソ様は異なるタイミングでサーキット独り占めの計測に向かいます。1回アタックにかけるのか?!
IMG_2133
インナートラックのセクター2最速となる1分29秒542をもってして、3番手をどこまでキープできるか。
FullSizeRender
フェルスタッペンはラストアタックで自身をさらに0.242秒追い込み、1分29秒179。
FullSizeRender
Q2でスーパーラップを決めたルクレールに注目が集まりますが、フェルスタッペンの背中は遠く、2番手止まりで予選を終えました。
IMG_2136

《予選結果》
P.P. フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
  1分29秒179
 2.ルクレール   (フェラーリ・F)
  1分29秒407 +0.228秒
 3.ラッセル    (メルセデス・M)
  1分29秒485 +0.306秒

やはり来たかフェルスタッペン。今シーズンも崩れることなく盤石スタート。そのチームメイトを差し置き、ポール屋ルクレール、メルセデスの新エース間近のラッセル、就職活動中のサインツがフロントロウ、セカンドロウに埋まります。角田はチームメイトのリカルドを上回るギリギリの11番手でシーズンの幕開けとなりました。

《先日の予選予想との答え合わせ》
今シーズン一発目の予選予想の正解は、、8番手ピアストリ、、だけかな。1戦目は1人、ならば第2戦は、、第20戦ともなると、、(ポジディブシンキング)
当てずっぽうではなかなか難しいけど、やっぱりポールはフェルスタッペンだったかー。ピアストリのスリップストリームを上手く使ってセクター1に入れたのも功を奏したか。メルセデスは思ったほどよくなかったです。ただラッセルが上という読みは当たり。他もまあまあいい線いっていたと思います。Q1落ちメンバーもQ2落ちメンバーも悪くなかったでしょう?!(笑)元気なアロンソに予選フルパワーのヒュルケンベルグ、昨シーズンの開幕戦とどこか似ていましたし、Q3メンバーをみれば順番こそシャッフルされど、昨年末と同じ顔ぶれにはなりました。

《予選最速タイム》
 ルクレール(フェラーリ・F)
  1分29秒165 Q2 ポールタイム-0.014秒

今シーズンから「予選最速タイム」の記載をしていきます。大抵がQ3のトップタイムつまりポールポジションが最速になるわけですが、天候や気温、路面状況、トラック上の混雑などにより、必ずしもそうでない時もあります。正しく今回の予選の最速はポールポジションのフェルスタッペンでなく、Q2でトップタイムをマークしたルクレールの1分29秒165でした。この後の「チーム単位のタイム差」でも使いますし、今後の企画でも使う予定としていますので、ちょうどいいかなと。

《Q2トップのルクレールと各チームの差》
 レッドブル(フェルスタッペン)+0.014秒
 メルセデス(ラッセル)    +0.320秒
 フェラーリ(サインツ)    +0.342秒
 アストンマーティン(アロンソ)+0.377秒
 マクラーレン(ノリス)    +0.449秒
 ハース(ヒュルケンベルグ)  +0.686秒※
 レーシングブルズ(角田)   +0.964秒※
 ウィリアムズ(アルボン)   +1.056秒※
 キックザウバー(ボッタス)  +1.591秒※
 アルピーヌ(オコン)     +1.628秒※
 ※はQ1,Q2最速タイムから算出

ポールタイムでなく全セッション最速のルクレールを基点とした各チーム最速とのタイム差になります。フェラーリ、レッドブル、メルセデス、アストンマーティン、マクラーレンの上位5チームは昨シーズンと変わらず。ハース(というかヒュルケンベルグ)がやや離れてレーシングブルズ、ウィリアムズまでが1秒前後の遅れ。キックザウバーとアルピーヌは大きく離される形となりました。

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ルクレール(フェラーリ・F)

ポールポジションは今シーズン一発目もフェルスタッペンが獲りました。ただ先程も確認したようにこの予選最速タイム「裏ポール」はルクレールでした。Q2でマークした時はさすがポール屋さんだなと感心しました。やっぱり一発の速さは彼の真骨頂、揺るぎませんね。ルクレールに必要なのは安定したマシンと信頼できる戦略、これに限ります。フェラーリさん、頼みますよ!
次点は予選では活き活きのヒュルケンベルグ、一発勝負で6番タイムを射止めたアロンソでした。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 該当無し

ワーストの方は毎度ながら障害となり文句言われたドライバーやトラックリミット違反、アウトラップのダラダラ走りはあったものの、どエラい失態はみられなかったので該当無しとしました。
名前を出すのも申し訳無いけど、予想通りアルピーヌはちょっと深刻。アップデートで大きく改善されないと、母国のために戦うガスリーもオコンも2人揃って他への活路を考えてしまいそう。

IMG_2116
《決勝の表彰台予想!》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ペレス     (レッドブル・HRB)
 3 ルクレール   (フェラーリ・F)

合同テストやフリー走行のロングランだけでは、決勝のレースペースを断定できませんが、レッドブルの安定感は昨年と変わらずとみて、フェルスタッペンはポールトゥウィン、5番グリッドスタートのペレスがそれに続くと予想。フェラーリやメルセデスはどうかなぁ。フェラーリには「やらかし」が拭えないし、メルセデスはマシンがバムバム弾む点が信用し切れない点です。予選は一発で大健闘のアロンソも決勝は保たないんじゃないかな。
惜しい惜しい僅差の11番手となった角田は入賞圏内フィニッシュを期待しますが、兎にも角にもレースペースと戦略にかかっています。

決勝は月曜(日曜夜)でなく、この後すぐですよ!お間違え無くー。

モータースポーツランキング にほんブログ村 車ブログ F1へ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

F1の予選は基本的に現地時間の土曜の午後に行われます。ただし、今回の開幕戦バーレーンGPは「3/1金曜の夜」に行われます。これにより、miyabikunの段取りが変わっちゃったんだけどー、どういうことよ!
IMG_6404
《バーレーンGPの基本情報》
 バーレーン国際サーキット
  全長           :5.142km×57周=計305.484km
  開催回数 :21回目(サクヒールGP含む)
  コーナー数:15箇所
  高低差       :16.8m
  DRS区間数:3箇所
  母国レース :無し

《バーレーンGPの個人的印象》
 ・優勝してもココはアルコール禁止
 ・風強く、砂漠の中で路面が汚れており滑り易い
 ・日本にありがた迷惑?!ナイトレース
 ・4本のストレート擁する中低速ストップ&ゴー

イスラム教では「ラマダン」と呼ばれる断食が行われます。それは3/10、第2戦サウジアラビアGPの行われる日曜日にあたります。その行事を避けるため、サウジアラビアGPを3/9土曜夜に開催。さらに、F1は「レース間を1週間空ける」ルールがあるため(miyabikunそれ知らなかった)サウジアラビアGPが1日前倒しならば、前戦バーレーンGPも1日前倒さなきゃ、となったようです。
宗教上の理由はわかる。そこは否定できないし慣例。ならばそもそもイスラム教エリアをそのラマダンから避けるようスケジュール立てればよかったんじゃないの?!と思うのはmiyabikunだけでは無いはず、、(笑)まあ、いいか。F1が観られる楽しみと、日本目線で言えば「日曜深夜に決勝レース」となるため、日曜昼間や夜はゆっくり余韻に浸れる、そう考えればいいと納得するしかない。

バーレーンGPはいつの間にか「F1開幕の地」に定着しつつあります。近年のF1は「中東で始まり、中東で終わるというアメリカ主導によるヨーロッパのモータースポーツ」です。ややこしや。
このサーキットはご存知の通り、海に近い平坦な砂漠の中にあるため、風は強く砂埃が舞います。また、レイアウトからみてもわかる通り「真っ直ぐ走っては鋭角右」を繰り返すストップアンドゴーサーキットです。直線のスピードはもちろんのこと、コーナー進入のブレーキングと出口からの立ち上がりの良さがタイムゲイン、レース運びを左右します。

《過去5年のポールポジション》

 2023年 フェルスタッペン(レッドブル)
    1分29秒708
 2022年 ルクレール   (フェラーリ)
    1分30秒558
 2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
    1分28秒997
 2020-2 ボッタス    (メルセデス)
       53秒377 ※
 2020-1 ハミルトン   (メルセデス)
    1分27秒264
 2019年 ルクレール   (フェラーリ)
    1分27秒866

 ※はサクヒールGPのデータ(以下同様)

《ポールポジションレコードタイム》
 2020-1 ハミルトン   (メルセデス)
    1分27秒264

《現役ポールポジション獲得者と回数》
 ★はその年のチャンピオン
 3回 ハミルトン   (2015★,16,20-1★)
 2回 ボッタス    (2017,20-2※)

   ルクレール   (2019,22)
   フェルスタッペン(2021★,23★)
 1回 アロンソ    (2005★)

昨年のポールポジションはフェルスタッペンが獲り、開幕戦から幸先いい蹴り出しをみせています。近年の開幕戦といえば、無敵時代のメルセデスやポール屋ルクレールが続いていました。昨年は開幕から絶好調!ボクの時代だと見せつけたかのよう。
ちなみにアロンソ様は「青の時代」の19年前にお獲りになられています。19年前って、、その頃生まれた子は今や大学生じゃん(笑)もしかしたらこのブログを読んでいただいている大学生や社会人がいらっしゃるかもしれません。おっちゃん、今でも第一線で頑張ってるのヨ。

《過去5年の優勝者》

 2023年 フェルスタッペン
(レッドブル)
 2022年 ルクレール   (フェラーリ)
 2021年 ハミルトン   (メルセデス)
 2020-2 ペレス     (レーシングポイント)
 2020-1 ハミルトン   (メルセデス)
 2019年 ハミルトン   (メルセデス)

《現役歴代優勝者と回数》
 5勝 
ハミルトン
   (2014★,15★,19★,20-1★,21)
 3勝 アロンソ    (2005★,06★,10)
 1勝 ペレス     (2020-2※)
   ルクレール   (2022)
   フェルスタッペン(2023★)

最多勝は5勝のハミルトン。最新優勝はこちらもフェルスタッペンです。今年のこのコーナーはドライバーラインナップがほぼ変わらないので、昨年の優勝を付け加えるだけで楽ですね!それも80%近くは「フェルスタッペン 23★」ですから。楽だけどつまんないのー。miyabikunのお仕事、もっと増やしてくれていいのよ?!

《過去5年のファステストラップ獲得者》

 2023年 周冠宇     
(アルファロメオ)
 2022年 ルクレール   (フェラーリ)
 2021年 ボッタス    (メルセデス)
 
2020-2 ラッセル ※      (メルセデス)
 2020-1 フェルスタッペン(レッドブル)
 2019年 ハミルトン   (メルセデス)

《現役ファステストラップ獲得者と回数》
 2回
ボッタス    (2018,21)
   ルクレール   (2019,22)
 1回 アロンソ    (2010)
   ハミルトン   (2017★)
   フェルスタッペン(2020-1)
   ラッセル    (2020-2※)
   周冠宇     (2023)

《ファステストラップレコードタイム》5.142km
 2004年 M・シューマッハ(フェラーリ)
    1分30秒252 7周目/57周

昨年のファステストラップは意外にも当時アルファロメオ(現キック・ザウバー)の周くんによるものでした。ただし、決勝は16位完走と入場圏外だったため、ご褒美の1ポイントは無しです。周くん、意外とはいえ、2年のキャリアでこのファステストラップは早くも2回目。大国である中国の初F1ドライバーです。堅実真面目で当然まだまだ修行は要りますが、きっと何か光るものは持ってるアルよ。

《使用されるタイヤコンパウンド》
 赤:ソフト  (C3)
 黄:ミディアム(C2)
 白:ハード  (C1)

タイヤは硬めの三種が選ばれています。あれ、確かバリカタのC0ってのが無かった?!C0は結局使い道無く廃止されています。だから要らんって言ったじゃない。コスト縮減するのに増やしちゃって。こういうのが「無駄」と言います。

本来であればmiyabikunがすっぽかした開幕前のバーレーン合同テストの内容確認と反映をさせたいところですが、今年は申し訳ありません、割愛します。こちらは無駄とは言い切れないけど、あまり参考にせず、独断と偏見で今シーズン初の予選順位予想に入らせていただきます。開幕前は勢力図は未知数(昨年末から大化けする可能性も低いのでしょうが)ひとまず外し上等、願望も踏んだ予想を立ててみます。


《バーレーンGPの個人的予選予想》
 〜Q3〜
 P.P.ラッセル    (メルセデス)
  2.ハミルトン   (メルセデス)
  3.アロンソ    (アストンマーティン)
  4.フェルスタッペン(レッドブル)
  5.サインツ    (フェラーリ)
  6.ルクレール   (フェラーリ)
  7.ペレス     (レッドブル)
  8.ピアストリ   (マクラーレン)
  9.ヒュルケンベルグ(ハース)
   10.ノリス     (マクラーレン)
 〜Q2〜
   11.ストロール   (アストンマーティン)
   12.アルボン    (ウィリアムズ)
   13.リカルド    (レーシングブルズ)
   14.角田裕毅    (レーシングブルズ)
   15.サージェント  (ウィリアムズ)
 〜Q1〜
   16.マグヌッセン  (ハース)
   17.ガスリー    (アルピーヌ)
   18.オコン     (アルピーヌ)
   19.ボッタス    (キックザウバー)
   20.周冠宇     (キックザウバー)

今シーズンから順列を順位順に変更しています。なぜ今までは逆転していたか、見ていて気持ち悪く感じていた方もいらっしゃると思います。実は理由があって、この「予選予想」を始めたのは、このブログ2年目の2016年。この年の開幕戦予選は「1分30秒毎に下位から足切りされる」という今ではすっかり忘れてしまった「ダイヤルQ2」の料金体系のような(笑)クソ予選方式で、下位から順位が確定していくことに対応させるためでした。今ではセッション毎に足切りはあるものの、答え合わせする時に逆転していると、非常に確認し難いため改めました。

で、miyabikunの予選予想開幕戦は「メルセデスのフロントロウ」としました。フェルスタッペンでもルクレールでもありましぇーん!その心は?!単にフリー走行で乗れているから、です(笑)たまにはいいでしょう、メルセデス。それもラッセルが前、ココがミソ!
以下、序盤はやる気満々、満タンのアロンソ様、久々にピーピーたれてるフェルスタッペンはまずはセカンドロウあたりにおさまってもらい、フェラーリはちょっとまだエンジンがかかり切ってない位置にしています。昨年の上位勢ではマクラーレンをやや下げ気味、Q3進出下位にしています。昨年もスロースターターで序盤はグズグズでしたし、ピアストリはともかく、ノリスがノレていません。あとは予選ではぶっ飛ぶニコヒュル改めてニコラスヒュルまでがQ3メンバー。
Q2止まりはやっぱりQ3メンバーから押し出されちゃうストロールちゃまを先頭に、ウィリアムズとレーシングブルズ(RB)を入れています。角田よりはリカルド氏の方が元気にみえます。
今回アルピーヌとキックザウバーが危うくみえます。今のところ速さを感じません。キックザウバーは昨シーズンも中団下位でしたが、単独中団だったアルピーヌ、大丈夫か?!不安、心配しか無いんだけど。。

久々のF1、まずは「金曜予選」存分に楽しみましょう!

モータースポーツランキング にほんブログ村 車ブログ F1へ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

あーあ、決勝観戦記は即日アップならず、今回の連続投稿は12でストップでした。やーい、miyabikunの根性無しー!(笑)
IMG_7646
開幕戦を心待ちにしていたことに間違いや偽りはありませんが、ほぼリアルタイム観戦は途中から非常に眠かったです。久し振りのF1の月曜観戦が堪えたのでしょうか。スタート直後で優勝者がみえたから?!目は開いて観戦はしてたものの、口はあんぐりフランク・ウィリアムズ状態だったんだと思います。翌月曜夜も観ました。これがまた眠い。。もうすぐ春だからか、なるほど!(笑)

フォーメーションラップの間にお決まりのスタートタイヤチェックです。
IMG_7647
新品や中古は様々ながら95%のドライバーが赤いソフトタイヤをチョイス。しかし、残る5%、つまりハースのマグヌッセンただ1人が白のハードタイヤを選んでいます。後方スタートですからね、逆ストラテジーで起死回生を図らない手はない。

IMG_7648
お、2番手のペレスの蹴り出しが鈍いぞ。セカンドロウのフェラーリが外と内から挟み討ちするか?!
FullSizeRender
随分内側に寄っているな。サインツの行き場無いじゃん。
FullSizeRender
ターン1は結局ルクレールが2位を奪う。
IMG_7654
アラムコのマシンが前のアラムコを突いています。5番スタートのアロンソはこれに足元を救われ、ハミルトンのみならず出足鈍ったラッセルにまで順位を奪われています。マシンに怪我が無かったからいいものの、こりゃ今後もこういうことが何回もあるな。
IMG_7653
2周目における順位昇降はこうなりました。ゲイン最多はボッタスの-4。ロスト最多はボッタスの相方の周と復帰のヒュルケンベルグによる+4となっています。ウィリアムズ2台は揃って-3。予選もそうでしたが、サージェントが予想以上にいい(もちろん誉めています)

冒頭にも書いた通り、序盤で盤石なるトップ快走を観ていたらmiyabikunやけに眠くなっていました。それも束の間。目が覚める出来事が3つありました(3つもあれば眠くなる暇なんて無いだろ)一つ目はこちら。
FullSizeRender
メルセデスワークスに対して、メルセデスパワーユニット搭載車が襲いかかる。序盤に順位が入れ替わったラッセルVSアロンソのバトルです。
FullSizeRender
13周目にサイドバイサイドに持ち込む。miyabikunの目でナイトレースとなれば黒と深緑の識別はより困難。ガツガツ攻めているイン側がアロンソ。
FullSizeRender
ラッセルも食らい付きますが、アロンソの勢いは止まず。
IMG_7661
見事にかわして順位はひとまずスタート+1に。FullSizeRender
15周目、35周目のピットインでそれぞれハードタイヤに交換したアロンソの次なるターゲットはハミルトン。
IMG_7674
ファステストラップで追従し、ストレートエンドでググッと接近。
IMG_7675
インをさす。
FullSizeRender
が、7回チャンピオンも負けられない!
FullSizeRender
今度はどうかな?!アロンソ再び並ぶ。
FullSizeRender
勝負アリ!アロンソこれでグリッド位置に戻る。ココまでが一つ目。アロンソのメルセデス狩りは拳に力入る走りでした。

IMG_7688
二つ目は時を戻して、、スタートで鈍ったペレスは上位勢で最も遅い18周目までタイヤ交換を引っ張り、26周目までにジワジワとルクレールを追い立てていきます。
FullSizeRender
タイヤに厳しいかルクレールはペレスに捕らえられ、ペレスは2位復帰。レースペースはレッドブルの方が完全に上。ココはさほど驚きませんでした。問題はこの後。何とかスターティンググリッド順は堅持したいルクレールは34周目に2回目のタイヤ交換を終え、これでこのままフィニッシュかと思いきや
FullSizeRender
ノーパワー。。えーっアンタ、開幕戦でパワーユニットを交換していなかった?!またぶっ壊れては残り22戦を乗り切れるのかい?!まあフェラーリらしいっちゃフェラーリらしいので期待するだけ損なのかも(笑)

あと一つは最後の方でやります。

ルクレールの早退により、チームメイトのサインツが3位に浮上。しかし、3位が欲しいのは当然サインツばかりではありません。
FullSizeRender
母国スペインの大先輩、アロンソ見参。逃げを打つトップのフェルスタッペンより登場シーンが多い(笑)追われるサインツに対し、無線でゲキが飛ぶと
IMG_7692
「プッシュしたら最後まで保たないかもしれない」
サインツ、タイヤキツい宣言。昨シーズンもタイヤへの厳しさが足かせになっていましたが、まだ改善に至れていなかったんですね。それを知ったアロンソは容赦無く
FullSizeRender
バイバイ!これでアロンソは3位表彰台を獲得あっぱれ!

IMG_7699
《決勝結果》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ペレス     (レッドブル・HRB)
 3 アロンソ    (アストンマーティン・M)

フェルスタッペンはあまりカメラで捉えられることも無く、終始トップをクルージング。ペレスもスタートダッシュの出遅れをリカバーしてレッドブルのワンツーフィニッシュを確立しました。ただ決勝の注目の的、主役は完全にアロンソが持っていきました。何せメルセデスとフェラーリを自らの腕一本で撃破してしまうのだから。
アルファタウリの角田くんも健闘しましたが「アルボンの壁」を打ち破ることができず、惜しくも11位入賞圏外フィニッシュに終わりました。

《ファステストラップとそのタイミング》
 周冠宇 (アルファロメオ・F)1分33秒996
 56周目/57周
 ※入賞圏外フィニッシュのため、ポイント付与無し
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
 アロンソ(アストンマーティン・M)
《完走(扱い)台数と規定周回走破台数》
 完走台数:17台(17台フィニッシュ)
 規定周回:11台

IMG_7690
《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 アロンソ(アストンマーティン・M)

今回は迷うこと無く一択です。スタート直後にチームメイトに小突かれてメルセデスに先行された時は心配しましたが、そんなことは心配ご無用。自信と楽しさに満ち溢れた走りを充分堪能させてくれました。ラッセル、ハミルトン、サインツとのバトルは「これぞF1バトル」と感じられるものでしたね。上位を走るであろう予想はある程度できましたが、まさか移籍初戦で表彰台登壇には正直驚きました。この人、まだまだやれるぞ。もしかしたら今シーズン中に久々の優勝があるかもしれません。
FullSizeRender
アロンソからやや離れた次点。アロンソの走りで霞んでしまいますが、予選に失敗して最後尾スタートとなったアロンソの後任ガスリーも中団で健闘しました。レース中盤でウィリアムズのアルボンに引っかかった後はバーチャルセーフティカーのタイミングを活用して見事にアルボンを打破。9位入賞を果たしました。チームメイトの分まで頑張った!(笑)

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 オコン (アルピーヌ・R)

ガスリーが決勝で好走する裏側では、親友オコンはとても散らかっていましたよね。シーズン初戦からアカンです。
IMG_7686
きっかけはこのスターティンググリッドでした。ヘルメットが右を向いていますが「やべ、出ちまった」という感じだったのでしょうか。無意識だったらマズイぞ。
IMG_7687
フロントウィングレットを傷め、ペナルティ消化する際のコレ。これについてはオコンというよりチームの問題ですが、無意識だったらマズイぞ。ペナルティにペナルティを重ねる。
IMG_7689
極め付けはそのピットの際のスピード超過。非常に微々たる超過ではあったものの、3つ全てが初歩中の初歩。予選9番手からトリプルでペナルティを食らって、仕舞いにはノーポイント。ガスリーと順位がまるで入れ替わっている。今回デビューの新人ではないのだから、、。これがある意味目が覚めた出来事三つ目。
あと怪我からの復帰と入賞でかき消された感がありますが、スタート直後にアロンソに追突したストロールも決していただけるものではありません。チームメイトとのニアミスは今回が初めてではありませんし、結果的なダブル入賞したからいいものの、現にアロンソは順位を落としています。手が痛かったって?!いやそれとは別問題!miyabikunはイエローカードを提示します。

《ドライバーズポイントランキング》
   1      フェルスタッペン 25pts
   2      ペレス      18pts(-7pts)
   3      アロンソ     15pts(-3pts)
   4      サインツ     12pts(-3pts)
   5      ハミルトン    10pts(-2pts)

《コンストラクターズポイントランキング》
   1      レッドブル     43pts
   2      アストンマーティン 23pts(-20pts)
   3      メルセデス     16pts  (-7pts)
   4      フェラーリ     12pts  (-4pts)
   5      アルファロメオ     4pts  (-8pts)

IMG_7696
《開幕戦バーレーンGPのポイント》
・フェルスタッペンは誰とも触れ合うこと無く
・魅せるアロンソ、久々の登壇レッツゴー!
・新品タイヤ備蓄もPUは早くも備蓄無しルクレール
・オコン(とチーム)はアカン

例年よりやや早めの開幕戦は無事にフェルスタッペンが優勝を挙げ、三連覇への幸先いいスタートとなりました。今シーズンはこういうレースが続くのだろうか。とてもじゃないけどフェラーリやメルセデスが捕まえられそうな気配を感じませんでした。むしろアストンマーティンの方が元気があり、レッドブルを脅かす存在になりそうな気配。あと興味深かったのはチーム内で予選と決勝の順位がひっくり返ったものがいくつかありましたね。最も顕著だったのは言うまでも無くアルピーヌ。他はハースも逆転しています。開幕戦はこのような予測不能なことが起きがちですが、準備万端、盤石なのはレッドブルとアストンマーティンくらいでしょうか。

にほんブログ村 車ブログ F1へ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

おーmiyabikun12日連続アップなんて珍しい!これからはブログ記事毎日アップをモットーに?!いやいや気持ちはそうですが、miyabikunにそんな高尚さや根気はございません!(笑)この先F1は予想外な春休みがありますからね、そこでたっぷり休むらしいですよ。今シーズンはカタロニアでの合同テストもなく、開幕戦を見据えたバーレーンでのテストのみであまり間も無くいそいそと開幕を迎えました。新シーズン開幕は楽しみですが、輸送の都合もあるのだろうけど、もう少しゆったりとやりましょうよ、もう!

IMG_7600
開幕戦はいつも未知。各チーム、各ドライバーのオフシーズンの努力の成果がひとまずここで明らかになります。果たしてレッドブルはどのくらい速いのでしょうね。アストンマーティンとアロンソの好調さは真か偽か、皆でしかと答え合わせをしようではありませんか。

《Q1》
FullSizeRender
昨シーズン同様に予選一発の速さはあれど、決勝のロングランに不安ありと評されているフェラーリ。ルクレールはアタックラップのターン1でいきなりタイヤスモークを上げています。オーバースピード?!乗っけから早速不安。
IMG_7605
しかしそのタイヤスモーク直前のメインストレート上で何やらパーツを落としていた模様。
IMG_7607
あら、こちらでも。どこかの縁石で深めに乗った?直後を走行していたサインツはアルファタウリの角田のタイムには及ばずも暫定2番手には入れたし、パーツの脱落も無いため、ルクレール車特有のトラブルか。
FullSizeRender
トラック上のデブリ除去のため赤旗が提示されています。開幕早々から「見せ場」を作るフェラーリ。
FullSizeRender
再開までのカウントダウンが始まっているぞ。急げ!
IMG_7612
FullSizeRender
残り10分で2回チャンピオンの登場。ほか上位と目されるアストンマーティンのアロンソ、ドタバタ復帰のルクレールと三者並んでタイム比較。
FullSizeRender
フェルスタッペンの1本目は1分31秒295で暫定トップに立つと
FullSizeRender
注目のアロンソはそれを0.137秒上回る。アロンソの速さは本物のよう。
FullSizeRender
さらに後続のルクレール、ラッセルが僅差ながら上回り、最後はフェラーリのサインツが1分30秒台に入れて暫定トップに。走る度にタイム更新される。明らかに路面向上がみられますね。後に走る方が断然得。
FullSizeRender
アストンマーティンの飛躍に対して、同じメルセデスパワーユニットを搭載するマクラーレンは低調との評価を耳にします。昨シーズンは中団トップで終えたエースのノリスを持ってしても暫定17番手。
FullSizeRender
「我々は何でこんな下にいるんだ」
チーム代表交代を悔やんでいたりして。
FullSizeRender
ウィリアムズからのデビューとなったアメリカ期待のサージェントはノリスの2本目と1/1,000秒まで同タイムの16番手。惜しい!
IMG_7623
2023年最初のQ1はサージェントほかピアストリ、デ・フリースの新人3人衆、ガスリーとハースのマグヌッセンが脱落。大型新人ピアストリもさすがにあのマシンで実戦初戦は厳しいか。ちなみに、17番手表記のガスリーはトラックリミット違反のため最後尾に降格しています。それにしてもトップから18番手(17番手)のマグヌッセンまでが1秒以内のギャップとはなかなかの接近戦となりましたね。

《Q2》
15分間のセッション開始も路面向上があるとわかれば、誰も出たがらず。でも誰かがどこかのタイミングで出ないと始まりません。
FullSizeRender
2分半を過ぎたあたりからハースから復帰のヒュルケンベルグを先頭に各車ゾロゾロとトラックイン。
IMG_7626
持ちタイヤの関係もあり中古タイヤで1本目に臨むフェラーリ2台。
IMG_7628
逆に持ちタイヤに余裕のあるレッドブルはツヤツヤのニュータイヤで2台ともトラックインします。この辺からもレッドブルの余裕さがひしひしと伝わってきます。
アロンソ、ラッセルとやはり後続がタイムを更新していくと、さらにそれを上回るのが
FullSizeRender
ハミルトン。久々の暫定トップ。ずっとトップ時代は飽き飽きしていたけど、勝手なもので今はちょっと有難いかも(笑)
FullSizeRender
Q2時間いっぱいでヒュルケンベルグがレッドブルに2台に続く3番手に滑り込み、Q3進出ほぼ確。
FullSizeRender
また合同テストを怪我で欠席し、ぶっつけ本番を強いられたアストンマーティンのストロールは10番手に浮上してギリギリセーフ。直前には計量をスルーしてしまうヒヤリとしたシーンもありましたが、アロンソアロンソ言うても、このチームは「自分のお家のチーム」みたいなもの。頑張らなきゃ!
IMG_7635
あ、お久し振りです。Q3進出おめでとうございます!
IMG_7637
Q2トップタイムはルクレールの1分30秒282。Q2では最後の最後でストロールに弾き出されたノリス、アルファロメオの2人、Q1のタイムを上回れなかった角田、やっぱりチームの頼りアルボンはトラックリミット違反によりノータイム脱落となりました。

《Q3》
FullSizeRender
フェルスタッペンは1本目からいきなり1分29秒台に入れてきます。
FullSizeRender
ルクレールはペレスこそ捕まえますが、フェルスタッペンには及ばず1分30秒ちょうどが一杯一杯。
IMG_7643
残り2分15秒あるにも関わらず、新品のソフトタイヤを残してアタックせず。
その後ペレスがルクレールを上回り2番手獲得。ルクレールの相方サインツがアロンソを上回って4番手となり、開幕戦のグリッドが決定しています。
IMG_7644

《予選結果》
P.P.フェルスタッペン(レッドブル・HRB)1分29秒708
 2.ペレス     (レッドブル・HRB)1分29秒846
 3.ルクレール   (フェラーリ・F)  1分30秒000

前評判通り、レッドブルが上々の出来でフロントロウを獲得。アロンソは三強の一角メルセデスを上回って0.6秒差の中に食い込むことに成功しました。アロンソからはだいぶ離れることとなったものの、ストロールもメルセデスの後ろにつけてアストンマーティンのマシンの仕上がりを証明しています。

《先日の予選予想との答え合わせ》
今シーズン一発目の予選予想の結果は、、途中あわやゼロかもという覚悟がありましたが、ポールのフェルスタッペン、2番手ペレス、19番手デ・フリースの3人が正解と相なりました。中継後のF1公式で確認したところ、17番手で終えたアルピーヌのガスリーはトラックリミット違反により最下位になったようですね。不謹慎ですが答え合わせ的にはそれが命拾い(笑)
レッドブルは無事にフロントロウ、フェラーリはひとまず予選一発はセカンドロウ、そして元気なアロンソ様はmiyabikun予想ドンピシャとはいきませんでしたが、しっかりメルセデスワークスを上回るなど、前評判通りの好位置を掴みましたね。
角田くんは予想以上にQ1でいいラップをみせて2戦目の新人デ・フリースを大きく引き離すことに成功しました。その調子でいきましょう!それと改めて低めの予想を立ててしまってごめんなさい。

《Q3トップのフェルスタッペンと各チームの差》
 レッドブル(ペレス)は0.138秒落ち
 フェラーリ(ルクレール)が0.292秒落ち
 アストンマーティン(アロンソ)は0.628秒落ち
 メルセデス(ラッセル)が0.632秒落ち
 ハース(ヒュルケンベルグ)は1.101秒落ち※
 アルピーヌ(オコン)が1.206秒落ち※
 マクラーレン(ノリス)は1.673秒落ち※
 アルファタウリ(角田)が1.692秒落ち※
 アルファロメオ(ボッタス)は1.735秒落ち※
 ウィリアムズ(アルボン)が1.753秒落ち※
 ※はQ1,Q2最速タイムから算出

思ったよりも路面向上があり、いつもながらQ1よりQ2、Q2よりQ3の方がタイムがいいわけですが、Q2脱落となった角田はQ1が最速タイムでした(とはいえそのタイムでもQ3では通用しませんが)
今回の予選をみる限り、昨シーズンまでの三強にアストンマーティンが食い下がるという構図がみえてきました。昨シーズン第二勢力として攻防を繰り広げてきたアルピーヌとマクラーレンはオコン、ノリスが健闘したものの、チームとしてはやや苦戦しているようにもみえました。

IMG_7638
《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ヒュルケンベルグ(ハース・F)

今回は色んな候補がいました。最下位予想をしてしまったウィリアムズの新人サージェントの「同タイム16番手Q1落ち」は非常に健闘したと思いましたし、合同テストもフリー走行も上々のアロンソは期待通りの結果でした。迷った挙句選んだのは、久々のレギュラードライバー復帰「ベテランの新人」ヒュルケンベルグのQ3進出でした。
予想はもう少し高めの6番手。適当とは言いませんが、希望も込めた半ばえいやの予想であり、結果的にトラックリミット違反でタイムが取り消されたものの、相方マグヌッセンの走りと比べても立派な結果だと思いました。さすが予選王子です。ハースって、決して速く、強いチームと言えません。ただどこか応援したくなる(一昔前なら「どんなネタをぶち込んでくるか」)チームとドライバーなんですよね。ベテランを並べて臨む今シーズンはどんな位置に来るのだろうか。ヒュルケンベルグの速さは錆びついていないかなどを気にしていたところ、この予選はだいぶアピールできたのではないでしょうか。いいドライバーなのにイマイチ運無し。次は決勝で今までのようにダラつかないか、生まれ変わったハルクがみられるのか楽しみにしたいと思います。

IMG_7633
《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 
 該当無し

予選開始早々にトラック各所にデブリースしてセッションを止めてしまったいつものチームのいつものマシン。見落としたのか指示無しだったのか、大の大人に囲まれてバックする恥ずかしお坊ちゃまなど、開幕戦ならではともいつもながらともいえるツッコミどころは無くもないですが、今回は無しとしました。できる限り今後もずっと無しでいきましょう!

IMG_7645
《決勝の表彰台予想!》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ペレス     (レッドブル・HRB)
 3 ルクレール   (フェラーリ・F)

本音はルクレール頑張れと言いたいところですが、昨シーズンまでの流れからして無理しても自爆しかねない想像をしてしまうので、流れに逆らわずまずは「最低限このまま」をキープするのが大事かなと。フェラーリの懸念はレースペース。レッドブルはどれだけライバルを突き離すのか。フェラーリやアロンソ、メルセデスはどんなレースをするのか楽しみですね!

にほんブログ村 車ブログ F1へ
にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ