F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:ハートレイ

合同テスト1回目が終わっているのに、まだ2チームの新車ネタを残しています。テストまとめも下準備はできているのですが、まだアップに至らない内容なのでそのまま新車ネタを続けます。
エンジンスイッチのあったもう1チーム、ネタバレが先、遅ればせながら登場となったトロ・ロッソ「STR13」になります。
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《設計》
ジェームス・キー

《外見》
トロ・ロッソのカラーリングは引き続き商品イメージのまま。色だけはカッコいいんですよね。これで速ければなおいいんですが。カッコいいのはカラーリングだけではない。ここはメルセデス同様に例の先っぽも、、
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ん?ちょっと待って、見辛い
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あれ、やっちゃった。ポコっと出ちゃった。。「トレンド」に乗ったのね。。これで唯一はメルセデスだけになっちゃったんじゃないか(まだフォース・インディアが残ってますが、あそこはそもそもがフォーク型でもポコはありますもんね。正式発表があっても、期待はできないな)でも不思議ですよね。速いマシン、強いチームはライバルも模倣されるのがF1の常。今まで数年にわたって最速最強はメルセデスなんです。なのにフェラーリを模倣するチームが増えても、メルセデスのノーズは模倣されない。何なんでしょうね。みんなカッコよくないということは周知なはずですが、やっぱりレギュレーションを守りつつノーズ下に気流を取り込もうと考えると、この形状が最適解になるんでしょうか。昨シーズンのキーの発想は失敗と読んだか、メルセデスだけは観点が違う。違っても結果は出ているわけだから、そこを追求してもいい気がするのですが。
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サイドポンツーン開口は前作と似通っています。ココは独自路線をいっています。その後方のカバーも兄貴レッドブルに倣わず、絞りがみられます。
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ハロは色のせいもあってかツヤツヤで滑らかなラインです。上端にフィン(フェアリング)が設けられていますが、こちらは乗降の際に手をかけてはならないようです。折れてしまいますもんね。さらに注意しないとレーシングスーツに引っ掛けてしまうようです。ガスリーは既に何箇所か破いています。身の安全を確保するもの、衣服を傷付け、乗り物なのに乗り方に気を遣うという。。ルールの中、速く走るためには仕方がないことか。
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エンジンを変えるということはシャシーの形状やバランス、設備配置などにも影響が出ます。方針や設計変更を限られた短期間に行う必要があります。まずはちゃんと完走し、入賞を重ねることができること。日本を代表する、世界に名を知らしめるモータースポーツブランドであることは「結果」で示さなければなりません。

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《エンジン》
ホンダ RA618H
V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
排気量:1,600cc(推定)
最高回転数:15,000回転(制限)
最大馬力: - 馬力
燃料・潤滑油:エクソンモービル

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《シャシー》
STR13
全長: - mm
全幅: - mm
全高: - mm
最低車体重量:733kg(ドライバー含む)
燃料タンク容量:105kg(制限)
ブレーキキャリパー・パッド:ブレンボ
ブレーキディスク:ブレンボ
ホイール:OZ
サスペンション:フロント プッシュロッド
                                 リヤ    プルロッド

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《ドライバー》
No.10 ピエール・ガスリー
No.28 ブレンドン・ハートレイ

まだまだ若いガスリーに意外と歳を取ってるハートレイのフル参戦は初の2人です。本戦キャリアだけでみるとウィリアムズより浅いっちゃ浅い。まだF1走行での実力は測りきれていない部分もあるのでよくわかりません。ハートレイに至っては自身のせいではない予選降格ペナルティもあって真っ当な順位からのスタートではありませんでしたもんね。シーズン終盤のルノーエンジンの怠惰振りには本当に泣かされました。ワークスからの順位狙いの嫌がらせなのかって本気で思ってしまいました。
半信半疑のままでのホンダ乗り換え初年となります。日本人からしたら「日本ブランドはいいよ」と感じてもらえるような仕上がりと結果になってもらえたらいいなと思います。カタロニアで行われている合同テストでは昨シーズンまでと打って変わって周回数を順調に重ねることができました。やればできるんです。けなされたり下に見られるよりかは褒めたり期待された方がエンジンやスタッフも伸びるんです。人間も機械も。

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ドライバーズチャンピオンも佳境に入り、今シーズンも残り2戦となりました。11月生まれのF1ドライバーは54人で少なめ。

《11月生まれのドライバー》
1946年11月2日   A・ジョーンズ ★
1974年11月2日   S・サラザン
1948年11月3日   H・コイニク
1953年11月4日   J・ヴィルヌーブ(弟・叔父)
1931年11月6日   P・コリンズ
1956年11月7日   J・パーマー(父)
1965年11月10日 E・アーバイン
1989年11月10日 B・ハートレイ ◎
1926年11月11日 M・T・デ・フィリッピス
1937年11月11日 V・ブランビラ
1945年11月13日 長谷見昌弘
1954年11月14日 E・サラザール
1981年11月19日 A・ロッテラー
1948年11月20日 G・ニルソン
1957年11月20日 S・ベロフ
1943年11月21日 J・ラフィ
1953年11月26日 D・ウィルソン
1966年11月30日 M・サロ

★はチャンピオン獲得者、◎は2017年現役

チャンピオン経験者はオーストラリア出身のA・ジョーンズただ1人、また日本人は1976年に富士スピードウェイで行われたF1イン・ジャパンでスポット参戦した長谷見昌弘のただ1人が11月生まれでした。さらに現役では先日のアメリカGPでデビューし、メキシコGPも引き続いてドライブすることとなったハートレイがこちらも急遽ノミネート。

いつもより少なめな11月ではありますが、1977年の雨のベルギーGPをロータスで優勝をあげ、翌1978年はアロウズにドライブが決まるもシーズン末に精巣がんで29歳の若さで亡くなったG・ニルソン。ティレルからデビューし、将来を期待されつつ耐久レースで命を落としたドイツの若手、S・ベロフ。F1初の女性ドライバーであるM・T・デ・フィリッピスなど変わり種な経緯を持つドライバーが多くいるのが特徴的です。もうパドックではお目にかかれないパパパーマーも11月生まれ。

11月生まれの皆さん、そしてドライバー、おめでとう。

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