F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:ドライバー

コロナウイルスが世界的に蔓延するこの時期に偉大なF1ドライバーの訃報が入りました。F1の創成期を支え、多くの優勝を挙げたモスが4/12に亡くなりました。コロナウイルスによるものではありませんが、またF1の過去をよく知る貴重なドライバーがまた一人亡くなったことになります。残念ながら数字や記録以外で詳しく知りませんが、追悼を込めてここに記したいと思います。

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スターリング・モス
 1929年9月17日生まれ(イギリス)
 1951年HWMからデビュー F1在籍11年
 優勝16回        歴代17位
 表彰台24回       歴代42位タイ
 参戦数66戦         歴代116位タイ
 ポールポジション16回  歴代19位タイ
 ファステストラップ19回 歴代15位タイ
 チャンピオン0回
 ※戦績ランキングは2019年シーズンまで

 51年 HWM                   1回出走   予選14位 決勝8位
 52年 ERA他                 5回出走   予選9位  決勝R
 53年 クーパー他          4回出走   予選9位  決勝6位
 54年 マセラティ          6回出走   予選3位  決勝3位
 55年 メルセデス          6回出走   予選P.P.  決勝優勝
 56年 マセラティ          7回出走   予選P.P.  決勝優勝
 57年 ヴァンウォール   6回出走   予選P.P.  決勝優勝
 58年 ヴァンウォール 10回出走   予選P.P.  決勝優勝
 59年 クーパー他       8回出走    予選P.P.  決勝優勝
 60年 ロータス他       6回出走    予選P.P.  決勝優勝
 61年 ファーガソン      8回全出走 予選P.P.  決勝優勝

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11年のF1キャリアの中で決勝走行は66戦とさほど多くなく、フル参戦したのはキャリア最終年となる1961年シーズンのみでした。当時のF1はモスのみならずヨーロッパ系のドライバーはアメリカで行われるインディアナポリスGP(インディ500)に参戦しないドライバーが多いため、フル参戦しない傾向にありました。それでも16勝を挙げ、その数だけでみたら歴代17位に位置するトップドライバーとして充分な戦績を残した一人です。

以前に「無冠の帝王」と題した特集を組んだ時に作成したキャリアグラフを載せます。
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F1デビューはモスが21歳にあたる1951年の開幕戦スイスGPとなりますが、実はF1の初戦の前年開幕戦イギリスGPではF1の前座レースにて2位を獲得しており、若いながらもベテランに食らい付ける期待と資質を兼ね備えていることを明らかにしていました。
デビューは地元イギリスのHWM(ハーシャム・ウォルトン・モータース)という現アストンマーチン系のレーシング専門チームから1レース限定のスポット参戦となりました。翌52年もHWMで1レース、そして52年まてERA(イングリッシュ・レーシング・オートモービルズ)で3レースのスポット参戦するも、名門ワークスを駆るベテラン達になす術なく、クーパーに移籍した53年もイマイチ奮わず、入場圏外やリタイヤに終わるレースが続きます。
54年からファンジオと入れ替わる形でマセラティに移籍すると第3戦ベルギーGPは3位で初表彰台を獲得。翌55年はメルセデスに移籍し再びファンジオのチームメイトとして戦い、エイントリーでの第6戦イギリスGPではそのファンジオを従えて初ポールポジションから見事に初優勝を飾るなど、ポイントランキングで2位に浮上してようやくF1で開花し始めます。FullSizeRender
しかしF1から撤退を余儀なくされたメルセデスから古巣マセラティに籍を移したモスの56年は、2回の優勝含めた4回の表彰台登壇でチャンピオンを狙いますが、わずか3ポイントでまたもやファンジオが戴冠。57年はヴァンウォールに移籍し2回のポールポジションとシーズン後半のイギリス、ペスカーラ、イタリアで優勝するも時すでに遅し、またもやチャンピオンはファンジオの手に渡りました。
58年シーズンは3度もチャンピオンを奪ったファンジオは勢力を弱め、58年は3回のポールポジションに4勝を提げて、これでもかと挑んだモス「四度目の正直」は、たった1勝のフェラーリのホーソーンに1ポイントの差で敗れる。4年間で10勝、4年連続のランキング2位、まあ何とツイていないというか持っていないというか。ちなみに歴代16勝を挙げて歴代17位のモスより上は全員チャンピオンを獲得し、モスの一つ下の通算15勝のバトン、その下14勝のJ・ブラバムは3回のチャンピオンを獲得していますし、同じく14勝で並んだG・ヒルもE・フィッティパルディも複数回チャンピオンなわけで、これが「無冠の帝王」と長らく呼ばれた所以でした。時代のイタズラでしょうか。
59年は古巣のクーパー、60年からロータス(ファーガソン)と渡り歩き、毎年優勝は重ねたもののブラバムが台頭したことでランキングを3位に落とし、61年シーズンをもってF1を離れることとなります。以降は耐久レースに活躍の場を移そうとした矢先の62年に大クラッシュを起こして頭部を痛め、32歳の若さでレースの第一線から退くこととなりました。
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「運の無さ」以外にモスの特徴としてあげられるのは「市街地サーキットを得意としていた」点です。全16勝のうち、モンテカルロ市街地で3勝、ペスカーラ市街地、ポルト市街地、アイン・ディアブ、モンサントパークの1勝ずつの合計7勝が市街地サーキットでした。モス自身も市街地を走ることを好んでいたようです。またペスカーラやアイン・ディアブはたった一度キリのサーキットで優勝し、要所を押さえるあたりもレジェンドさを増しています。日本との関わりとして富士スピードウェイの基本レイアウトに関わったことも有名な話です。
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晩年は引退から復帰を果たしツーリングカー選手権に参戦したり、それら数々の活躍を讃えられ「ナイト」の称号が与えられたり、メルセデスではSLRの限定モデルで名が使われるなど、多くのモータースポーツに影響を与え、好評を得てきました。チャンピオンを獲るだけがF1ドライバーではない、それ以上に築いてきて多くの活躍と記録は今後も忘れられることなく語り継がれることと思います。心よりご冥福をお祈りします。

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タイトルに似つかわしくないマクラーレンの若きドライバー2人の後ろ姿。たまたまですがサインツの55もノリスの4もmiyabikunにとって実は縁のある数字です。私事、今日で40歳を迎えます。確かに近年は徹夜がキツくなってきたり、時折スタミナ切れを感じることはあるものの、急に身体が一回りデカくなるわけもないし、40歳になったからといって、何ら変わらないものですね(笑)まだ何とか「お腹周り」をキープできていることだけは救いでしょうか。まだ車の運転もできない9歳の小学3年生で初めてF1を観始めたガキンチョが、よくもまあこの歳まで欠かすことなく観戦し続けられているなと、我ながら感心しています。
このブログはそんなmiyabikunより人生においてもF1ファン歴としても大先輩は多くいらっしゃいますし、逆に学生や20代や30代など若い方達にも多くご覧頂けています。本当に有難いことです。世間で40代は人生の折り返しあたりのまだまだ甘ちゃんではありますが、スポーツの世界となると話は違う。体力の衰えや引退の言葉がチラつく世代。そんな中、長いF1の歴史で40歳を超えても奮闘し、好成績を残してきたドライバーも多くいます。今回はmiyabikun40歳の節目に合わせて「40歳オーバーの華麗なる戦績」に焦点を絞っていきます。

以下でmiyabikunお得意の数字ズラズラのランキング集になるわけですが、今回の集計はかなり手間と時間がかかっています。単に数字を並べただけではなく「ドライバーの誕生日から日数を割り出した」ためです。頭のイイ表計算ソフトでやったから、閏年もたぶん反映されている、はず。特に戦前ドライバーは誕生日すら怪しい方がいらっしゃるので、もしかしたら数日のズレがあるかもしれません。40年中の1日2日はかわいい誤差範囲として許して下さい。
まずはF1の決勝を走行した高齢ドライバーの有名どころの抜粋からみていきます。

《決勝走行高齢ランキングとその参戦数》
   1 55歳292日 L・シロン                    (15戦)
 16 48歳218日 G・ファリーナ ★       (33戦)
 25 47歳12日   J・M・ファンジオ ★  (51戦)
 34 45歳345日 G・ヒル ★                  (175戦)
 47 44歳206日 J・ブラバム ★            (123戦)
 54 43歳327日 M・シューマッハ ★   (306戦)
 76 42歳234日 J・ラフィ                    (176戦)
 77 42歳209日 M・アンドレッティ ★(128戦)
 83 41歳279日 N・マンセル ★           (187戦)
 84 41歳275日 P・デ・ラ・ロサ         (104戦)
 87 41歳124日 R・アルヌー                (149戦)
  101 40歳207日 C・レガッツォーニ     (132戦)
  110 40歳45日   K・ライコネン ★ ◯   (312戦目)
  111 40歳32日   P・アリオー                (109戦)

 ★はチャンピオン、◯は2020年現役

40歳以上でF1決勝を走行したドライバーは111人いるそうです。さすがに111人全てを調べて載せるとmiyabikun41歳になっちゃいそうなので、そのうちチャンピオン獲得者や日本のファンにも知名度が高めなドライバーを挙げてみました。
最高齢は何と40代どころかそれをさらに上回る55歳のドライバーがいました。1899年8月3日生まれのモナコ人ドライバーのシロンです。シロンはF1創成期である1950年から58年まで参戦し、最高位はマセラティを駆る初年度50年第2戦の地元モナコGPでの3位表彰台でした。58歳にあたる58年まで参戦はしていたのですが、今回の集計である「決勝走行年齢」としてみると、56年のモナコGPまでとなります。F1での決勝走行はたった15戦でチャンピオンにはなれませんでしたが、シロンの驚くべきところはF1制定前に活躍したドライバーということもあり、F1を初めてドライブした時点で50歳を回っていたこと。F1以前のレース、インディ500や24時間耐久などで輝かしい成績を収めたマルチプルなドライバーである点です。それら数々の功績を讃え、地元モンテカルロ市街地サーキットの「タバコ」の先、プールサイドシケイン手前の左進入は「ルイ・シロン」と名付けられ、そこには銅像が建てられています。
その他の代表ドライバーをみていくと、シロン同様に古い世代や300戦超えの頑張るマンとなっています。古いドライバーはスタートの年齢も高齢で、軒並み参戦数が少なめです。ちょっと異色なのはマンセルはともかくとして、デ・ラ・ロサがこの面々に名を連ねているところ。デ・ラ・ロサはなかなかな苦労人でしたね。日本で長らくキャリアを積み、F1デビューは28歳となる1999年のアロウズからでした。ジャガーに移籍後に一度シートを失い、マクラーレンとサードドライバー契約、2005年と06年はモントーヤの代走を果たします。マクラーレンの「影武者」を離れて2010年からはザウバーの正ドライバーとして小林可夢偉の相方に選ばれ、11年はペレスに代わって第7戦カナダGPを走り、翌12年はHRTの正ドライバーと実に器用に、便利に長い間重宝されました。

《決勝入賞高齢ランキングとその順位》
   1 53歳249日 P・エタンセラン         (5位)
   2 53歳22日   L・ファジオーリ         (1位)
   3 50歳291日 L・シロン                    (3位)
   7 48歳218日 G・ファリーナ ★       (3位)
 10 47歳12日   J・M・ファンジオ ★ (4位)
 13 45歳114日 G・ヒル ★                  (6位)
 18 44歳107日 J・ブラバム ★            (2位)
 20 43歳327日 M・シューマッハ ★   (7位)
 27 42歳227日 J・ラフィ                    (6位)
 28 42歳196日 M・アンドレッティ ★(3位)
 32 41歳97日   N・マンセル ★           (1位)
 35 40歳349日 R・アルヌー                (5位)
 40 40歳31日   K・ライコネン ★ ◯   (4位)
 41 40歳25日   C・レガッツォーニ     (3位)
 42 40歳12日   R・パーネル                (5位)

次に参戦よりも少しハードルを上げて「40歳超えの入賞ドライバー」のくくりでみてみます。入賞についてはご存知の通り、長らく6位までの時代が長く、近年になって8位まで、そして現在は10位までと差がありますのでカッコ書きでその順位も合わせて記載しました。やはり数はだいぶ絞られ、総勢は42人にまで減りました。
最高齢は先程のシロンを上回るエタンセランの53歳249日となります。miyabikunこの方はヨクシランでした。調べてみると1896年12月28日生まれのフランス人でmiyabikunの84歳先輩でした。タルボ(シトロエン、現プジョー)より1950年から52年まで12レースの参戦歴があり、50年の第6戦フランスGPと第7戦最終戦イタリアGPで5位入賞を続けて今回の対象となりました。
歴代20位に位置するM・シューマッハは3年のブランク明けで復帰したメルセデス時代の記録です。若きN・ロズベルグに大敗しつつもオーラスのアブダビGPは7位入賞でしっかりと締めくくっています。

《決勝表彰台高齢ランキングとその順位》
   1 53歳22日   L・ファジオーリ         (1位)
   2 50歳291日 L・シロン                    (3位)
   5 48歳218日 G・ファリーナ ★       (3位)
   6 46歳76日   J・M・ファンジオ ★  (2位)
 10 44歳107日 J・ブラバム ★            (2位)
 12 43歳173日 M・シューマッハ ★    (3位)
 14 42歳213日 J・ラフィ                    (2位)
 15 42歳196日 M・アンドレッティ ★(3位)
 20 41歳97日   N・マンセル ★           (1位)
 25 40歳92日   G・ヒル ★                  (1位)
 26 40歳25日   C・レガッツォーニ     (3位)
    40歳25日   D・カーター               (3位)
 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
 33 39歳25日  K・ライコネン ★ ◯    (3位)

入賞の上は表彰台登壇ですね。さらに敷居が高くなります。40歳超えは27人が対象です。その中でズバ抜けて高齢なのがファジオーリの53歳22日というもの。ファジオーリも1950年のインディアナポリスGPを除いた6戦と翌51年第4戦フランスGPのスポット参戦した合計7戦中に記録しました。この後に出てきますが、表彰台はその最終レースで優勝した清々しい経歴です。昔のドライバーはインディアナポリスだけを欠場したり、地元やヨーロッパのスポット参戦に止まるなど、今よりも自由度がありました。
マンセルは一度F1を退き、戦いの舞台をアメリカのインディカーに移すも1994年に没したセナの代役としてウィリアムズで復帰し、最終戦オーストラリアGPでポールトゥウィン。チームのコンストラクターズチャンピオン3連覇の大トリを務めました。
番外編として、現役で唯一となる40代のライコネンも参考までに仲間に入れてみました。昨シーズン終盤、また今シーズンが健全に行われて表彰台に登壇するようなことがあれば、このランキングにも堂々と名前を連ねることになりますが、現時点ではそれが叶えられていません。現状はフェラーリ時代の39歳、最終年2018年第20戦ブラジルGPで3位登壇となっています。果たして40歳の間にF1が再開されることがあるのか、このまま再開されずに引退なのか、はたまた41歳もマシンレギュレーションと同様に契約も「据え置き」でいくのか。様子をみてみましょう。

《決勝優勝高齢ランキングとその予選順位》
   1 53歳22日   L・ファジオーリ         (7番手)
   2 46歳276日 G・ファリーナ ★       (2番手)
   3 46歳41日   J・M・ファンジオ ★ (P.P.)
   4 45歳219日 P・タルッフィ            (2番手)
   5 43歳339日 J・ブラバム ★           (3番手)
   6 42歳321日 S・ハンクス               (13番手)
   7 41歳97日   N・マンセル ★          (P.P.)
   8 40歳265日 L・ウォラード            (2番手)
   9 40歳200日 M・トランティニャン(9番手)
 10 40歳92日   G・ヒル ★                 (4番手)
 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
 13 39歳4日     K・ライコネン ★ ◯  (3番手)

いよいよ記録は高齢優勝まで引き上げていきます。40歳超えはとうとう10人にまで減りました。まさに選ばれしおっちゃん達です。ここまで来れば選ぶまでもなく、全員を記載しましょう。カッコ内の順位はそのレースの予選順位です。
先程のファジオーリを筆頭に46歳でファリーナ、ファンジオのレジェンドが君臨しています。さすがチャンピオン経験者。
どこかで聞いたことある名前の中、6位ハンクスと8位ウォラードはあまり馴染みでない名前かもしれません。この2人はアメリカ出身のドライバーでいわゆるインディアナポリスGP専用の参戦者です。ハンクスは1950年から58年まで参戦し、52,53年で3位、56年は2位まで上り詰めるものの優勝がなく、8回目となる57年に42歳にしてようやく優勝したという経歴があります。またウォラードは50,51年の2回参戦、2回目にハンクスより早々と40歳で優勝を決めています。インディアナポリスGPの優勝って他に比べるとポールポジションスタートがあまり優位でない気がします。オーバルだから通常レースとは勝手も異なりそうですね。
おまけのライコネンは39歳になりたての2018年第18戦アメリカGPで優勝したのはまだ記憶に新しいと思います。予選3番手、相方ベッテルの降格によりスタート2番手からダッシュを決めていましたね。この先、入賞や表彰台はまだしも、優勝となるともうちょっと厳しいでしょうか。miyabikunにとっては貴重な同世代ですから、出来る限り頑張っては欲しいのですが、何だか近年は肩の力を抜き過ぎているというか、適当にみえてくるんだよなぁ。

《P.P.高齢ランキングとその決勝順位》
   1 47歳78日   G・ファリーナ ★       (2位)
   2 46歳208日 J・M・ファンジオ ★ (4位)
   3 44歳16日   J・ブラバム ★           (リタイヤ)
   4 43歳144日 M・シューマッハ ★   (6位)
   5 42歳195日 M・アンドレッティ ★(3位)
   6 41歳96日   N・マンセル ★           (1位)
 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
   9 38歳319日 K・ライコネン ★ ◯   (2位)

表彰台や優勝と違って、ポイントランキングには影響しない高齢ポールポジションをココに入れました。40歳以上のポールシッターは6人しかいません。年齢によらない歴代の全数比較しても、優勝者は歴代で108人いるのに対して、ポールシッターとなると歴代で100人ちょうどということで、ポールシッターの方が少ないんですよね。決勝は戦略やライバルのトラブルにも影響されますが、予選はガチのスピード勝負ですから、マシン性能や年齢による不利も表れそう。
先程の「決勝優勝」の結果からも察しがつくように、ポールポジション=優勝ともならないようで。ポールトゥウィンは6人中、先程取り上げたマンセルただ一人です。

《ドライバーズチャンピオン高齢ランキング》
   1 46歳 J・M・ファンジオ ★(5回目)
   2 43歳 G・ファリーナ ★     (1回目)
   3 40歳 J・ブラバム ★          (3回目)
 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
   -  34歳 L・ハミルトン ★ ◯ (6回目)
   -  28歳 K・ライコネン ★ ◯(1回目)
   -  26歳 S・ベッテル ★ ◯    (4回目)

最後はF1の頂点に君臨するチャンピオンです。最年少はよくクローズアップされますが、最年長みたいな見方はなかなかしませんよね。一度獲るだけでも大したものですが、それを40歳を超えてやってのけるだから頼もしい。これまで食らいついてきたG・ヒルの2回目とマンセルの1回目は39歳で獲得しているので、惜しくもこのランキングは除外されます。またこの手の記録で名をのぞかせるプロストも4回獲得する猛者ではありますが、復帰初年で獲り逃げした1993年は38歳ということで珍しく今回はおとなしくお休み頂きます。よって対象となるのはたったの3人です。
5回を誇るファンジオは1回目が40歳ということでその時点で既に条件達成です。そこから5回いって、最終獲得が46歳というとんでもない強者でした。ファリーナは初代ポールポジションで初代優勝者で初代チャンピオンが43歳の記録づくめ。J・ブラバムの3回目は2回目から5シーズンを空け、自ら立ち上げたコンストラクターで獲得したのが40歳となって今回の集計にギリギリ乗りました。
いずれにしてもオールドドライバーの3人となっており、近年はもっぱら若年齢化が進み、それらが複数回を獲得するのがトレンドです。それの最たるものが今回おまけで記載したベッテルですね。28歳で1回目のチャンピオンとなったライコネンや34歳で6回目を獲得するハミルトンはそう違和感がありませんが、26歳で早くも4回って、、どれだけ早熟なんだという話ですよね。今回記載した現役3人の40代獲得も決して夢ではありません。今回の話題から逸れますが、ハミルトンがこの調子で連続的に獲りまくれば、40歳までに12回目。ベッテルの40歳チャンピオンまであと8シーズンあるからこちらも連続で獲れたら12回か。とんでもない数字になります。あのアゴ髭を頭頂部に持っていきたくなる頃でしょうね(笑)もちろん他の40代チャンピオンが今後出ないとも限りません。希望を持って将来を見守っていきたいですね。

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決して皆がなせる業ではありませんが、このように40代プレイヤーも今まで数々の超人が輝き、偉業を成し遂げています。人生まだまだ、これからも輝ける40代を目指してmiyabikunも頑張ります!

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昨年より70年の節目としてドライバーズチャンピオンのあれこれをまとめてきました。その続きとして今回は有終の美かおこぼれか「チャンピオン決定の瞬間」をクローズアップします。

《チャンピオンを決定したレースの結果》
 50 J・ファリーナ            第7戦 予選3位 決勝優勝
 51 J・M・ファンジオ ① 第8戦 予選2位 決勝優勝
 52 A・アスカリ ①          第6戦 予選PP 決勝優勝
 53 A・アスカリ ②          第7戦 予選PP 決勝8位
 54 J・M・ファンジオ ② 第7戦 予選2位 決勝優勝
 55 J・M・ファンジオ ③ 第6戦 予選2位 決勝2位
 56 J・M・ファンジオ ④ 第8戦 予選PP 決勝2位
 57 J・M・ファンジオ ⑤ 第6戦 予選PP 決勝優勝
 58 M・ホーソーン          第11戦 予選PP 決勝2位
 59 J・ブラバム ①          第9戦 予選2位 決勝4位
 60 J・ブラバム ②          第9戦 予選決勝とも不出走
 61 P・ヒル                      第7戦 予選4位 決勝優勝
 62 G・ヒル ①                第9戦 予選2位 決勝優勝
 63 J・クラーク ①          第7戦 予選3位 決勝優勝
 64 J・サーティース       第10戦 予選4位 決勝2位
 65 J・クラーク ②          第7戦 予選PP 決勝優勝
 66 J・ブラバム ③          第7戦 予選6位 決勝R
 67 D・ハルム                 第11戦 予選6位 決勝3位
 68 G・ヒル ②                第12戦 予選3位 決勝優勝
 69 J・スチュワート ①  第8戦 予選3位 決勝優勝
 70 J・リント                 第12戦 予選決勝とも不出走
 71 J・スチュワート ②   第8戦 予選2位 決勝R
 72 E・フィッティパルディ①第10戦 予選6位 決勝優勝
 73 J・スチュワート ③ 第13戦 予選6位 決勝4位
 74 E・フィッティパルディ②第15戦 予選8位 決勝4位
 75 N・ラウダ ①           第13戦 予選PP 決勝3位
 76 J・ハント                第16戦 予選2位 決勝3位
 77 N・ラウダ ②           第15戦 予選7位 決勝4位
 78 M・アンドレッティ 第14戦 予選PP 決勝6位
 79 J・シェクター         第13戦 予選3位 決勝優勝
 80 A・ジョーンズ        第13戦 予選2位 決勝優勝
 81 N・ピケ ①               第15戦 予選4位 決勝5位
 82 K・ロズベルグ         第16戦 予選6位 決勝5位
 83 N・ピケ ②               第15戦 予選2位 決勝3位
 84 N・ラウダ ③           第16戦 予選11位 決勝2位
 85 A・プロスト ①        第14戦 予選6位 決勝4位
 86 A・プロスト ②     第16戦 予選4位 決勝優勝
 87 N・ピケ ③               第15戦 予選5位 決勝15位
 88 A・セナ ①               第15戦 予選PP 決勝優勝
 89 A・プロスト ③        第15戦 予選2位 決勝R
 90 A・セナ ②               第15戦 予選PP 決勝R
 91 A・セナ ③                第15戦 予選2位 決勝2位
 92 N・マンセル             第11戦 予選2位 決勝2位
 93 A・プロスト ④        第14戦 予選2位 決勝2位
 94 M・シューマッハ ① 第16戦 予選2位 決勝R
 95 M・シューマッハ ② 第15戦 予選3位 決勝優勝
 96 D・ヒル                    第16戦 予選2位 決勝優勝
 97 J・ヴィルヌーブ       第17戦 予選PP 決勝3位
 98 M・ハッキネン ①    第16戦 予選2位 決勝優勝
 99 M・ハッキネン ②    第16戦 予選2位 決勝優勝
 00 M・シューマッハ ③ 第16戦 予選PP 決勝優勝
 01 M・シューマッハ ④ 第13戦 予選PP 決勝優勝
 02 M・シューマッハ ⑤ 第11戦 予選2位 決勝優勝
 03 M・シューマッハ ⑥ 第16戦 予選14位 決勝8位
 04 M・シューマッハ ⑦ 第14戦 予選2位 決勝2位
 05 F・アロンソ ①         第17戦 予選PP 決勝3位
 06 F・アロンソ ②         第18戦 予選4位 決勝2位
 07 K・ライコネン          第17戦 予選3位 決勝優勝
 08 L・ハミルトン ①     第18戦 予選4位 決勝5位
 09 J・バトン                 第16戦 予選14位 決勝5位
 10 S・ベッテル ①         第19戦 予選PP 決勝優勝
 11 S・ベッテル ②          第15戦 予選PP 決勝3位
 12 S・ベッテル ③         第20戦 予選4位 決勝6位
 13 S・ベッテル ④         第16戦 予選PP 決勝優勝
 14 L・ハミルトン ②      第19戦 予選2位 決勝優勝
 15 L・ハミルトン ③      第16戦 予選2位 決勝優勝
 16 N・ロズベルグ          第21戦 予選2位 決勝2位
 17 L・ハミルトン ④      第18戦 予選3位 決勝9位
 18 L・ハミルトン ⑤      第19戦 予選3位 決勝4位
 19 L・ハミルトン ⑥      第19戦 予選5位 決勝2位

まずチャンピオンを決めたレースの予選を整理します。
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   P.P.:17人(24.3%)
   2位:22人(31.4%)
   3位:9人  (12.9%)
   4位:7人  (10.0%)
   5位:2人  (2.9%)
   6位:6人  (8.6%)
   7位:1人   (1.4%)
   8位:1人   (1.4%)
  11位:1人   (1.4%)
  14位:2人  (2.9%)
 未出走:2人  (2.9%)
  合計:延べ70人(100%)

チャンピオン獲得に向けて気合い十分な予選への取り組みです。内訳をみていくと、意外にもポールポジションスタートより2位が最多で3割強にあたる22人いました。この数字だけでは当時のチャンピオン争いの状況やその時の心情は定かではありませんが、そのシーズン、そのレースにおいてもチャンピオン獲得に有利な立場にあって、フロントロウを獲得できたことが想像できます。時代によって異なるもののフロントロウ(現在は予選1位と2位)に位置したのは39人で55.7%を占めます。現在でいうセカンドロウ、3位4位は16人。サードロウが8人と徐々に数は減り、それより後方はむしろレアケースの順位と人数になります。
7位だったのは77年にチャンピオンを獲得したフェラーリ所属のラウダです。前年76年のドイツGPで瀕死の火傷を負ったラウダは、懸命なリハビリと復帰への執念で77年シーズンは南アフリカ、因縁のドイツ、オランダで3勝を挙げて完全復活をみせます。第15戦のワトキンスグレンでのアメリカ東GPで前年チャンピオンのハントのポールトゥウィンを横目に、7位スタートからも4位入賞を果たしてしっかりとポイントをゲット。ランキング2位に浮上したウルフのシェクターを大きく引き離したままチャンピオンを獲得しました。エンツォ・フェラーリとの確執もあり、翌年はブラバムに移籍を決めていたラウダはメカニックの不当解雇に激怒し、このレースを最後に参戦をボイコットしています。
予選11位からチャンピオンを決めたのもラウダの3回目でした。航空会社経営を経て再び(三度)F1の舞台に姿を現したラウダはマクラーレンの若手プロストとの一騎打ちとなりました。チャンピオンを決めた最終戦ポルトガルGPまでにラウダ5勝、プロストは6勝を挙げています。このポルトガルGPでプロストはブラバムのピケに続く予選2位を獲得し、ラウダは11位に沈んだため「プロストの初戴冠」が予想されました。ところが決勝で一つ順位を上げて優勝したプロストに対して、ラウダはプロストに次ぐ2位に浮上。結果的にF1史上最小の0.5ポイントの差でラウダが上回っての獲得となりました。シーズン最多の7勝を挙げたプロストの敗因と誤算は「第6戦モナコGPの雨によるハーフポイントレース」と「シーズン後半でも止むことがなかったリタイヤ」でした。モナコGPの切り上げはトップを走るプロスト自らの志願です。またこの年のマクラーレンは「優勝かリタイヤか」という極端な戦績でした。後半戦でプロストがリタイヤしたレースでラウダは優勝や2位を続け、確実にポイントを獲得しています。大事なのは予選順位や優勝の数だけではない、年間の安定した上位フィニッシュとポイント獲得である、プロストは「ただ勝ちゃいいわけでもない」ということを目の前で教わったはずです。
予選14位は03年のM・シューマッハと09年のバトンで、いずれも「多くのポイントを積み重ね、自身の順位よりもランキング2位が届かなければチャンピオン」というシチュエーションです。予選が何位だろうと関係ありません。楽勝でした。ほか「予選不出走」が2人いますが、これについては以下で書きたいと思います。

続いて決勝順位の内訳です。
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  優勝:28人(40.0%)
   2位:12人 (17.1%)
   3位:  7人(10.0%)
   4位:  6人(8.6%)
   5位:  4人(5.7%)
   6位:  2人(2.9%)
   8位:  2人(2.9%)
   9位:  1人(1.4%)
  15位:  1人(1.4%)
 未出走:  2人(2.9%)
リタイヤ:  5人(7.1%)
  合計:延べ70人(100%)

円グラフの色分けは予選と一部揃っていませんのでご注意を。28人の「優勝で決定」が最多となりました。やっぱり優勝して自らの手でチャンピオンを掴み取るのが一番カッコいいですね。予選同様に上位フィニッシュが多く、表彰台圏内3位までは47人と67.1%を占めます。リタイヤが5人いますが、ランキング2位が届かない領域となったために決定しています。ファンとしてはちょっと見応えのない幕切れです。この手で有名なのは89年、90年の鈴鹿を舞台とした日本GPでしたね。いずれも対象はプロストとセナ、いわゆる「セナプロ」と呼ばれたやつです。89年はマクラーレン同士挑んだ決勝46周目のカシオトライアングルでの接触によるセナの失格でプロストに軍配。プロストがフェラーリに移籍した90年は1周目のスタート直後の第1コーナーでセナがインを譲らず接触して両者リタイヤの末にセナがチャンピオンを獲得しています。日本のみならず全世界が見守るチャンピオン決定をあのような形でダメ押しするのは決して喜ばしいことではありませんね。
決勝15位でチャンピオンを決めたのは87年のピケで、こちらも鈴鹿での出来事でした。チャンピオン争いは残り2戦の時点でウィリアムズのピケとマンセル絞られ、マンセルは後がない状態で鈴鹿入りしました。しかし金曜のフリー走行でS字コーナーでクラッシュしドクターストップがかかったため、予選走行を前にピケの3回目チャンピオンが決定してしまうという結末を迎えました。それではピケも予選、決勝とも力が入りませんよね。予選は5位、決勝は入賞圏外15位となりました。
決勝不出走も予選と同様の2人となっています。予選に出ていなければ決勝もいませんよね。後ほど。

《ポールトゥウィンでチャンピオン決定》
 52 A・アスカリ ①           第6戦 予選PP 決勝優勝
 57 J・M・ファンジオ ⑤ 第6戦 予選PP 決勝優勝
 65 J・クラーク ②           第7戦 予選PP 決勝優勝
 88 A・セナ ①                 第15戦 予選PP 決勝優勝
 00 M・シューマッハ ③   第16戦 予選PP 決勝優勝
 01 M・シューマッハ ④   第13戦 予選PP 決勝優勝
 10 S・ベッテル ①           第19戦 予選PP 決勝優勝
 13 S・ベッテル ④           第16戦 予選PP 決勝優勝

決勝の優勝だけでなく、予選もポールポジションを獲得してしまう「完全無欠」状態が延べ70人の中に8例ありますので抜粋しました。面々をみればまあ納得のドライバーとシーズンですね。珍しいことに2010年代を代表する最強王者ハミルトンがいません。ポールトゥウィンのイメージが強いですよね。6回チャンピオンのハミルトンが自ら優勝でチャンピオンを決めたのは14年と15年の2回に止まります。ハミルトンは近年こそ独走状態でチャンピオンを決めることが多くなりましたが、チャンピオン獲得序盤は最終戦までもつれるシーズンもありました。ハミルトンはチャンピオンが近付くと肩の力を抜いちゃう傾向がありましたよね。それは序盤から安定したポイント獲得があるからこそなせる業です。88年のセナは鈴鹿のスタートでエンジンストールして、ズルズル後退しました。でもポールからスタートし、小雨の中ペースダウンしたプロストを抜き返して優勝。過程はどうであれ、データ上は結果的にポールトゥウィンということになります。

《チャンピオン決定の特異なケース》
 60 J・ブラバム ②         第9戦 予選決勝とも不出走
 70 J・リント                第12戦 予選決勝とも不出走

最後に特異なチャンピオン決定シーンとして先程の「不出走」の例を挙げます。
ケース1は60年のJ・ブラバムです。60年シーズンは全10戦のうち、J・ブラバムは不出走の第3戦インディアナポリスGPを除き、第4戦オランダGPから第8戦ポルトガルGPまで5連勝を挙げてシーズンを席巻していました。しかし、モンツァでの第9戦イタリアGPは過去の「観客を巻き込む多数死亡事故」によって封印されたオーバル区間の復活のため、イギリス国籍のコンストラクター(クーパー、ロータス、BRM)が参戦をボイコットしたため、クーパー所属のJ・ブラバムも出走しなかった経緯があります。ただ、チャンピオンを争っていたB・マクラーレンもクーパーで共に出走せずポイント追加が無かったため、J・ブラバムがチャンピオンを決めています。
それからちょうど10年後、70年のリントも出走せずにチャンピオンを獲得しています。この話はもう有名ですね。出走しなかったのではなく、正しくは「できなかった」んですよね。第3戦モナコGPに自身2勝目、シーズン初勝利を挙げると、第5戦オランダGPから第8戦ドイツGPまで4連勝して第10戦イタリアGPの予選を迎えます。リントはパラボリカでバランスを崩してウォールにクラッシュし死亡しました。リントの死後、カナダ、アメリカ、最終メキシコと3レースが行われ、フェラーリのイクスが2勝を挙げるも、第12戦アメリカGPの4位フィニッシュが響き、リントに5ポイント届きませんでした。当時、亡くなったドライバーをチャンピオンにすべきか議論されたようですが、そのままリントの獲得ポイントを尊重して、チャンピオンとすることに決まりました。こんな悲しいケースがあってはならないことですが、不幸中の幸いというべきか、F1における「伝説」の一つですね。

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F1は70年の歴史が積み上がって今があります。F1に対して各々の考えや思い入れがあると思います。なかなか風当たりの悪い部分も抱えつつも世相に合った形にレギュレーション変更され、これから先も「最高峰」の品格や感動を変わらず提供してくれることを切に願っています。

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皆さん風邪をひいたりしたりしていませんか?!miyabikunは年末年始で風邪をひいてしまい、しばらく鼻水に鼻声と格闘をして、ようやく調子が戻ってきました。まだまだ寒い日が続きますから、身体を暖かくして予防に努めましょう。本当は開幕前の方がいいかなーと温めていたものを早くもこの時期に放出したいと思います。来る2020年シーズンは大きなレギュレーション変更やドライバー変更もなく、ドライバー、マシンとも正常進化のシーズンが予想されます。しかしそんな中、いくつかの「F1歴代記録更新」がみられるかもしれません。それらがどんなもので今どんな状態なのかをまとめてみました。カッコ内の数字はタイ記録ではなく「記録更新までの数字や期間」を記しました(毎度毎度、ちゃんと数えたつもりですが、間違えているものがあるかもしれませんので、そんな時は優しく教えて下さいね)

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《優勝回数》
 91勝 M・シューマッハ
  - - - - - - - - - - - - - - - -
 84勝 L・ハミルトン(-8勝)

ハミルトンは今まで後人未到とも思われたM・シューマッハの偉大な勝利数まであと7勝に迫りました。F1参戦以来「勝たない年がない」ハミルトンです。それだけでも大したモノですが近年を調べていくと、2014年は11勝、15年と16年が10勝、17年に9勝、18年と19年11勝しています。7勝で並び、8勝で上回る。悔しいけど余裕そうですね。これをやられた日には2020年のチャンピオンもハミルトンの手に渡ることになるだろうし、M・シューマッハの持つ7回チャンピオンにも並びます。これはもう「F1のため」にも誰か是が非でも抑えてもらうしかないですね。ハミルトンの作る記録もまた「F1」ではあるのだけど(笑)

《表彰台登壇数》
 155回 M・シューマッハ
  - - - - - - - - - - - - - - - -
 151回 L・ハミルトン(-5回)

こちらもM・シューマッハとハミルトンの一騎打ちです。8勝が容易くみえるのであれば、5回登壇くらいなんてこと無い。22戦もあればヨーロッパラウンドの早い段階で奪取できそうです。ちなみにM・シューマッハはこの登壇数を19シーズン要したのに対し、ハミルトンは14シーズン目で到達しようとしています。2人の時代と異なる点は言わずと知れた「年間レース数の増加」が助けになっています。M・シューマッハの登壇数も今のレース数があれば、もっとすごいことになっていそう。

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《決勝参戦数》
 322戦 R・バリチェロ
  - - - - - - - - - - - - - - - -
 312戦 K・ライコネン(-11戦)

この記録はキングよりもおっちゃんが断然有利です。他への浮気2年を挟んだ18シーズンで謙虚に、いや無骨に「鉄人の域」に達してきました。こちらは自身が途中で投げ出したりしない限り、初夏の第11戦オーストリアGPで確実に到達します。アルファロメオとの契約は今シーズンいっぱい。新レギュレーションにトライするのかはたまたラリーに復帰か。本人全く気にしていないであろう「新鉄人」の去就が気になります。老いようが衰えようが、実績と人気は抜群。実は「俺は今後F1に乗らないと一言も言っていない」なんて、新レギュレーション到来も内心めちゃくちゃ楽しみにしていたりしてね(笑)

《入賞回数》
 221回 M・シューマッハ
  - - - - - - - - - - - - - - - -
 213回 K・ライコネン(-9回)
 213回 L・ハミルトン(-9回)

入賞回数も更新の可能性を秘めています。ターゲットはやはりM・シューマッハ、チャレンジャーは変わらず2007年にガチンコやり合ったこの2人です。更新の可能性は絶対的にハミルトンが有利ですが、一応年功序列で敬意を表しました。ガチンコやり合ったとはいえ、2年の浮気があるとはいえ、2001年と2007年デビューの差を埋めてくるキングはとんでもないヤツですね。現役2人が同時にこの記録に立ち向かう一方、現役第3位、歴代第5位に位置するベッテルは195回と18回の差があります。本来ならば3人並んでもいいはずですが、並びませんでしたね。ちゃんはヤンチャだから(笑)

《完走回数》
 254回 F・アロンソ
  - - - - - - - - - - - - - - - -
 251回 K・ライコネン(-4回)

これ、シューマッハじゃないんですよ。もちろんバリチェロでもありません。最多は耐久も悪路も何でもござれ、オールジャンルチャレンジャーのアロンソ様が持っておられます。それを歳上の同期が2年遅れで到達します。アロンソは1年留年、ライコネンは2年間浮気をしました。ライコネンは現時点でアロンソより1年長く走って近似ということは、結果的に2人の完走率も似たり寄ったりということ。付かず離れずの2人がフェラーリで一瞬チームメイトになった時は驚きましたよね。アレをもってしても今以上の無残な戦績でした。今となれば、笑い話かな。

《ハットトリック回数》
 22回 M・シューマッハ
  - - - - - - - - - - - - - - - -
 15回 L・ハミルトン(-8回)

優勝と共に願わくはあまり期待したくない記録も更新に手が届く位置にはあります。ハットトリックはサッカーでよく聞く単語だと思います。F1の場合は「1GPでポールポジション、優勝、ファステストラップの3つ全てを獲得する」ことを意味します。ハミルトンならまんざらでもなさそうでしょう?!いいんですよ、獲らなくても。獲らないでいてくれる方が、F1は盛り上がりますよー?!このハットトリックの上にはテニスで耳にする「グランドスラム」というのがF1にもあります。ハットトリックに加えて「ピットストップを含め、決勝で一度もトップを譲らないで走り切る」というとんでもないやつです。最多はクラークの8回でハミルトンは現時点で6回となっています。あと3回でこちらも最多となりますが、話題自体があまりにハミルトンハミルトンし過ぎるし、滅多に出せるものでもないのでオマケ扱いとしました。

《ポールポジション獲得最年少》
 21歳 S・ベッテル
  - - - - - - - - - - - - - - - -
 20歳 L・ノリス(2020年最終戦まで)

ベッテルは1987年7月3日生まれで、最年少ポールポジション記録は2008年9月13日の第14戦イタリアGPで記録しました。21歳と72日で記録。つまり21歳2ヶ月くらいまでにポールポジションを獲得しないと、ちゃんベッテルの記録は更新できません。今シーズンでまだ20歳でいられるのは1999年11月13日生まれの現役最年少ノリスちゃんのみ権利があります。ベッテルとノリスって、ちょうど一回りの歳の差なんですね。ベッテルも歳とったなぁ。ちゃんは卒業しないとですね(笑)ノリスは2020年11月28日予定の最終戦アブダビGPまでそのチャンスがあるということ。あと22回チャンスがあります。上り調子のマクラーレン&ノリスは果たしてその「一度しか獲れない貴重な記録」の更新なるでしょうか。10年以上経過したこの記録もそろそろ更新を期待したいですね。

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《ドライバーズチャンピオン獲得最年少》
 23歳 S・ベッテル
  - - - - - - - - - - - - - - - -
 22歳 M・フェルスタッペン(2020年最終戦まで)
 22歳 C・ルクレール      (2020年最終戦まで)
 21歳 G・ラッセル       (2020年最終戦まで)
 21歳 L・ストロール       (2021年最終戦まで)
 20歳 L・ノリス      (2022年最終戦まで)

ベッテルの最年少ドライバーズチャンピオン記録は2010年11月14日に行われた最終戦アブダビGPでしたので、23歳と134日目となります。ざっくりみて「23歳4ヶ月半」まで。獲れそう獲れなさそうに関係なく「記録上可能な者」となると、対象は5人に絞られます。さらにその5人も少しずつ誕生日が異なるので、様々な「制限時間」と共に対象者は減っていきます。まず一番制限時間が少ないのは、5人の中で比較的獲得する可能性の高い9月生まれのフェルスタッペンと10月生まれルクレールの1997年生まれ組。2人とも23歳4ヶ月半に到達するのは2021年になってからですが、正月早々にGPもなければチャンピオンも決定するわけもないため、チャンスは今シーズンの1年だけ。あと可哀想なのが1998年でも2月生まれで、6月にチャンピオンが決まるわけがないので実質上記2人と同じタイミングとなる「秘めたる原石」ラッセルもチャンスはあと1年です。あとは新レギュレーションで開花するのか、まだF1に乗れているのかのストロールはあと2シーズンのチャンスがあり、最年少ノリス君はその頃マクラーレンドライバーかどうかもわからない3シーズン先までチャンスを有しています。

今回はドライバーにまつわる記録をクローズアップしました。コンストラクターとしては2000年台前半を席巻したフェラーリ6連覇を上回る「メルセデス7連覇」という末恐ろしい記録もかかっています。といった具合で大型レギュレーション変更前の「変化の小さな」2020年ではありますが、我々はこれらの新記録を目の当たりにできるかもしれません。そんなシーズン開幕まであと2ヶ月!
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ようやくこのネタに辿り着きました。2019年シーズンを締めくくる「数字でみる2019年」の予選編です。いつもまとめてきた数字やデータを使って分析比較してみます。

《トップタイムと各チーム最速タイムとの差》
予選終了後にみてきたトップタイムと各チームの最速タイムとの差をシーズン通しでみてみます。
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チーム毎のイメージカラーで表現して、グチャついているのは相変わらずですが、中団を除けば決して目で追えないほど絡まっているわけではないですよね。速いチームはどこでも速いし、遅いチームはいつまでも遅かったです。最遅をほしいままにしたウィリアムズは遅いながらも平均3.5秒〜4.0秒あたりで推移していますが、中団はシーズンが進行していくにつれてバラけ解れていってるようにみえますよね。特に黒いハースのまとまりの無さには残念というかガッカリでした。本当は速くていいし、速くいなければおかしいドライバーラインナップなんですが、笑いのネタばかりを提供してくれていました。ハースで4コママンガ作れそうだもんなぁ、オチは毎回同じだけど(笑)
真っ黒ハースに対して、マクラーレンはシーズンを通して中団で安定した速さを確立できていました。低調な頃とどこが違うか考えると、違うところが多過ぎて、そもそもの原因が何だか分からなくなってしまいますが、理由はどうであれ名門がQ3常連、入賞確実、表彰台に手がかかる位置まで復調し、それも若手でやってのけるという話題は今シーズンのF1の「嬉しい話題」だと思います。そこのエンジンワークスはベテランを並べて対抗したものの、それに勝てなかったのだから、マクラーレンの飛躍、ドライバーの健闘は評価に充分値しますね。

見やすくするために、トップタイムから0.5秒〜3.0秒で抜き出し、中団以下で構成された「第二F1グランプリ予選編」はこうなります。
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中団のトップタイムのみタイム差をカラー表現しています。ルノーが最多となる8GP、ハースが序盤4戦とブラジルの5GP、マクラーレンも5GP、アルファロメオがオーストリアとドイツの2GP、そして意外にも市街地大得意レーシングポイントがアゼルバイジャンで1GPとなっています。呼ばれていないのはー、、どこか飛んでいっちゃいそうなウィリアムズは当然ながら、あとはトロ・ロッソか。予選についてはパッとしませんでしたね。中団に埋もれてしまった原因の一つと言えます。イマドキのF1で予選位置は決勝順位の1/3くらい重要なファクター。
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順序が逆になりましたが、トップチームの様子をみてみようと思います。三本線でスペースがありますので、トップを除く全GPのタイム差を表現しました。トップ三強はギャップが狭く、0.0秒〜1.2秒でひしめき合っています。 1周距離や平均速度は様々あれど、速いフェラーリ、強いメルセデスとは言われつつ、レッドブル(ほぼフェルスタッペン)もいい線までいっていたと言っていいと思います。トップタイムと2番手の最大差はメルセデスとフェラーリによる第5戦スペインGPの0.886秒でした。スペインのメルセデスはテストの速さなんてクソ食らえと言わんばかり、めちゃんこ速かった。
夏休み前の最終戦ハンガリーGPのフェルスタッペンはそんなマンネリ混沌としてきたシーズンを力でもぎ取った「ギリギリ初ポール」でしたね。なかなか獲れないと待ちわびて、一度獲れば終盤のメキシコとブラジルでポンポンと獲っちゃいました(メキシコGPはグリッド降格)シーズン前は「ホンダはレッドブルに見合う速さと信頼性があるのか」という懸念がありつつも、結果として速さにムラはありつつも念願の初ポール獲得となったし、複数回獲れたし、乗る人が乗れば速いということは証明できたのではないでしょうか。

《ポールポジション回数》全21回
 1 ルクレール            6回(28.6%)
 2 ハミルトン            5回(23.8%)
    ボッタス               5回(23.8%)
 4 フェルスタッペン 3回(14.3%)
 5 ベッテル               2回  (9.5%)

GP最速が決まる「ポールポジション獲得回数」です。初ポールはフェルスタッペンだけではない、F1で2年目トップチーム1年目のルクレールがキングを抑えて堂々の最多6回を記録。スポンサーロゴの自粛をはじめ「紅ではなくグレー」な噂はありつつも最速マシンを冷静かつ上手く操り、前評判通りの速さを知らしめました。一方で意外にも今シーズンのキングは適切な表現ではありませんが「たったの5回」に止まり、得意なポールトゥウィンの形を採らない勝ち方で結果的にチャンピオンシップを制しました。近年はポールトゥウィンの傾向が強い中「ポールポジションからでなくても年間で制する」というまさに鉄壁な状態までも身に付けています。マシン差以外の要素でキングを上回るにはどうしたらいいのでしょうね。
他、キングの相方ボッタスもタイの5回で並び、ベッテルは予選もイマイチの2回が精一杯でした。となると、メルセデスはトータルで10回、フェラーリは8回となり、予選においてもメルセデスが勝ちとなります。これがF1でいう今流行の「ONE TEAM」というやつですね。

《個人予選平均順位》交換ペナルティ降格は含まず
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  1 ハミルトン              2.29  Q1通過21 Q2通過21
  2 ボッタス                 3.00  Q1通過21 Q2通過21
  3 ルクレール              4.05  Q1通過20 Q2通過20
  4 ベッテル                 4.38  Q1通過20 Q2通過20
  5 フェルスタッペン   4.57  Q1通過20 Q2通過19
  6 ノリス                     9.43  Q1通過20 Q2通過14
  7 ガスリー                 9.62  Q1通過19 Q2通過13
  8 サインツ               10.33  Q1通過18 Q2通過13
  9 リカルド               10.57  Q1通過18 Q2通過11
10 アルボン               11.05  Q1通過18 Q2通過9
11 ヒュルケンベルグ 11.10  Q1通過18 Q2通過9
12 マグヌッセン        11.71  Q1通過18 Q2通過9
13 ライコネン            11.86  Q1通過17 Q2通過9
14 グロージャン        12.05  Q1通過15 Q2通過9
15 ジョビナッツィ     13.29  Q1通過16 Q2通過3
16 ペレス                   13.33  Q1通過14 Q2通過4
17 クビアト               13.62  Q1通過14 Q2通過4
18 ストロール            15.76  Q1通過7  Q2通過1
19 ラッセル               18.38  Q1通過0  Q2通過0
20 クビカ                   19.62  Q1通過0  Q2通過0

予選平均順位ランキングの全21戦版になります。ペナルティ降格は含まず前の純粋な予選順位で割り出してはいますが「ペナルティ降格が決まっているため、予選は程々に」の順位は含まれてしまっています。またチームカラー毎に色分けしている中で、ガスリーとアルボンの2人については以前にもやったことがあるグラデーション仕上げとしました。
回数こそルクレールにトップは譲ったメルセデス2人が平均値ではフロントロウを獲得する形となりました。ポールは足りずとも「悪い結果にもならなかった」という安定感を示しています。ポールシッター5人までが4位台に入り、その次となると大きく離れた9位台にノリスとガスリーがようやく現れます。ノリス、やるじゃないか!サインツ先輩が1つ前の7番手を陣取るイメージが強いが、交換ペナルティが助けになって平均値では上回ったぞ。新人賞だ!ガスリーは前半のレッドブル時代はだいぶ矢面に立たされてきたけど、トロ・ロッソに出戻ってからも先輩よりかはQ3進出率も高かったですね。予選においての「ガス・アル」対決は1.43位差でガスリーの勝ちでした。
昨年と同様にQ1とQ2突破数も記載しました。昨年はドライバー20人全員がQ1を突破し、2人を除いてQ2突破していました。しかし今シーズンはウィリアムズの2人がQ1すら突破できないという厳しい現実を突き付けられています。クビカの過去は輝かしい戦績があるし、今シーズンは、、だけど、ラッセルのポテンシャルをもっと正当に評価してあげたいですよね。何せF1に昇格する前のカテゴリーではノリス君やトップチーム昇格のアルボンを上回る戦績を持っています。あと一年じっと「浪人」して、キングが椅子を離れることがあればその時がチャンスかな?!

こちらも昨シーズンから導入した「個人予選順位」を時系列でグラフにし、上位中位下位の3グループに分けて表現したものです。青いゾーンがQ1止まり、黄色がQ2止まり、そして赤いゾーンはQ3進出範囲としています。まず上位三強7人の順位グラフです。
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明瞭に分かれる「6番手と7番手に立ちはだかる壁」三強はココを陣取るのが最低限の命題ですね。あとこのグループは夏休み明けの第13戦ベルギーGPよりレッドブルのドライバーチェンジがありました。その辺の効果があったかどうか判別するために、破線で区切っています。概ね6番手以内にはおさまっているようですが、水色ラインのガスリーが上に下に不安定でしたね。まあまあ、序盤は慣れていないこともあるし、シーズン前テストでド派手にかましてしまったこともあって仕方がない部分もあります。ガスリーの最上位はシーズン折り返しの第11戦ドイツGPの4位でした。地元ベッテルが降格、ルクレールも離脱してくれたことが助けにはなりましたが、比較対象となるフェルスタッペンがガッチリ2番手を獲得したことを考えると、完敗。ガスリーがフェルスタッペンを上回ったのはQ2脱出に間に合わなかった第7戦カナダGPの1戦のみでした。ではアルボンはどうだったのよというわけでみてみると、序盤2戦はまあまあ、上級マシンに慣れるまでの準備期間として、3戦目のシンガポールGPでは6番手獲得。続くロシアは攻めたターン14でクラッシュするも、第17戦日本GPからは6番手以内を守れています。よってレッドブルのマシンにはアルボンの方が合っていたかな。逆にガスリーはトロ・ロッソ復帰以降もレッドブル時代とさほど変わらない順位を保てていることを考えたら、ガスリーも結果オーライとみるのがよさそうですね。
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中位もちょこっと半端な7人で区切りました。ルノーの2人、マクラーレンの2人、ハースの2人とライコネンです。中団で上位に顔を覗かせそうな面々で、Q2出走は常連、Q3進出はそこそこに、6番手以内で偉業、マシンが風邪気味だとたまにQ1落ちといった感じ。偉業に当たる6番手以上はリカルドとマグヌッセン3回、グロージャン、サインツ、ノリスが2回、ヒュルケンベルグとライコネンが1回でした。ライコネンに「偉業」なんて言うのは失礼かもしれないけど、本人は関係ないか(笑)
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下位は残ったジョビナッツィ、クビアトにレーシングポイント2人とウィリアムズ2人の合計6人になります。ペレスとクビアトはポイントランキングから考えれば、中位に入るべきドライバーだと思いますが、ペレスのグラフを見てわかるようにQ3進出回とQ1落ち回を行ったり来たりで予選については安定しませんでした。それだけマシンが熟していなかったことでしょう。前半戦はストロール、ラッセル、クビカの順がテッパンになっていましたが、後半戦からは違います。ストロールが元気になっていますね。このメンバーは6番手こそ第4戦アゼルバイジャンGPでのペレスとクビアトに止まるものの、Q3にもちょこちょこお目見えしています。先程の繰り返しになりますが、Q3を知らないのはウィリアムズの2人のみです。安定の最下位を張るクビカがひょこっと持ち上がっているGPはご存知の通りの「タイムを出していないドライバーがある時」となります。

《コンストラクター(チーム)別予選平均順位》
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  1 メルセデス・M                 2.64
  2 フェラーリ・F                  4.21
  3 レッドブル・H                  6.48
  4 マクラーレン・R              9.88
  5 ルノー・R                       10.83
  6 ハース・F                        11.88
  7 アルファロメオ・F         12.57
  8 トロ・ロッソ・H            12.95
  9 レーシングポイント・M 14.55
10 ウィリアムズ・M            19.00

コンストラクター(チーム)単位の予選平均順位です。概ねドライバー単位とイメージは当然似通ってきますね。ドライバーのと比べて、こちらの順位が下がっていれば、誰かが平均値を下げているということです。今回は決勝ではなくあくまで予選順位でのランキングですので、ポイントランキングとイコールではありませんが、参考までに比較すると、ポイントランキング6位のトロ・ロッソは予選平均8番目。方やポイントランキング9位のハースは予選だけ切り取れば6番目の速さがあるとみられます。トロ・ロッソは予選より決勝忍耐派でハースは決勝クラッシュ派という傾向はレースを観ていればもちろんのこと、数字だけ取り出してもうかがえます。ウィリアムズの19位ピッタリとは何とも歯切れのいい明確な順位だこと(笑)

《予選チーム内対決》全21回
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 メルセデス・M
  ◯ ハミルトン 14 対 7 ボッタス
 フェラーリ・F
   ベッテル 9 対 12 ルクレール ◯
 レッドブル・H
  ◯ フェルスタッペン 19 対 2 ガスリー&アルボン
 ルノー・R
   ヒュルケンベルグ 8 対 13 リカルド ◯
 ハース・F
   グロージャン 8 対 13 マグヌッセン ◯
 マクラーレン・R
   サインツ 10 対 12 ノリス ◯
 レーシングポイント・M
  ◯ ペレス 18 対 3 ストロール
 アルファロメオ・F
  ◯ ライコネン 12 対 9 ジョビナッツィ
 トロ・ロッソ・H
   クビアト 8 対 13 アルボン&ガスリー ◯
 ウィリアムズ・M
   クビカ 0 対 21 ラッセル ◯

最後はお決まりのチーム内対決です。グラフ左手がエース格、右手のオレンジはサブ格と公然の事実に加えmiyabikunの独断で並べています。予選は引き分け無し、ペナルティ降格は後回しのデータになります。
結果は見ての通りであることはもちろんのこと、miyabikunが感じた「予選頑張ったで賞」は4回王者食いの2年目ルクレール、『対価』を活力に予選屋を追い詰めたリカルド、最年少でも果敢に先輩に食らいついたノリス、そして優勝経験者を完封する秘めたる原石ラッセルの4人です。及第者はその裏返しではありますが、ベッテルとクビアトの2人は説教部屋行きですね。ベッテルはある程度覚悟はしていたことでしょうが、まさかここまでヤツが早期に速さをみせてくると思わなかったのではないでしょうか。当然として「結果」の無いルクレールに対して、ベッテルの方が格付けは未だ上です。堂々と貫禄と経験を見せ付ければいい。ただ予選の結果、予選の戦略や指示出し、決勝の太々しさなどに取り乱して、良からぬ予期せぬ方向ばかりに向いてしまっていました。ベッテルは元々ハミルトン同様に「ポールトゥウィン」を得意としていましたので、この予選の順位や戦績ではチャンピオン復帰は遠退いてしまいます。

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まだまだ書きたいこと、気になる点、突っ込みたいこと様々ありますが、予選編はこれくらいに。

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