F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:デビュー年

MLBの大谷選手は来シーズンからロサンゼルス・ドジャースに移籍する発表がなされました。年俸についてはここで詳しく触れませんが、正直miyabikunクラスでは全くピンとこない数字です。まさにアメリカンドリームといった感じ(って言葉すら軽く感じてしまいます)ドジャースは昔から日本人には比較的馴染みのある球団の一つですし、新天地でさらなる飛躍に期待したいですね!

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で、我らがF1界の来シーズンはどうよということでみていくと、、全く同じ。今シーズンと所属チームもラインナップも全く変わらず。調べていないのですが、今までこんなシーズンあったんでしょうか?!いい意味で全ドライバーの何となくのキャラクターは知っているものの、逆に新たな若手の参戦する余地が無いということにもなります。どちらがいいんでしょうね、腕や期待があるから長く居座ることができるのも立派なことですし、「四輪自動車レース最高峰」が非先進的、閉鎖的になってしまうのと。
スーパーライセンス付与条件があるならば「スーパーライセンス返納条件」みたいなものがあっても面白いと思うのですが、いかがでしょうか。例えば「チャンピオンは7回まで」とか「F1でのキャリアは300戦参戦まで」としたら、あんなレジェンドドライバーやこんなレジェンドドライバーが。「表彰台未登壇は200戦参戦まで」となると、あらあの方が。「参戦100戦以内で入賞を果たす」は大抵クリアできるかな。強制新陳代謝とはmiyabikun厳し過ぎ?!特に複数回チャンピオンや300戦参戦くらいになれば、引退や追い出しではなく「F1レジェンドドライバーとして若手育成のために勇退いただく」って制度も悪く無い気がしますが(笑)
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《2024年ドライバーラインナップ》
変更点が無いものだからちょっぴり刺激的な提案をぶっ込んでみましたが、話題を本筋に戻して、2024年のドライバーラインナップを今一度確認しておきたいと思います。変わってないんだから確認するまでもないって?!まあまあ、それを言われちゃ元も子もないのですが(笑)
順番は今シーズンのコンストラクターズランキング順で並べ変えています。また、例年のようにマシン名称はもちろん、来シーズンはコンストラクター名そのものが変更されるところもあるため、それらは明らかになり次第修正していくものとします。

レッドブル・HRBPT RB20
   1 マックス・フェルスタッペン(オランダ)
 11 セルジオ・ペレス・メンドーサ(メキシコ)

メルセデス F1 W15 E Performance
 44 ルイス・ハミルトン(イギリス)
 63 ジョージ・ラッセル(イギリス)

フェラーリ SF-24
 16 シャルル・ルクレール(モナコ)
 55 カルロス・サインツ(スペイン)

マクラーレン・メルセデス MCL38
   4 ランド・ノリス(イギリス)
 81 オスカー・ピアストリ(オーストラリア)

アストンマーティン・メルセデス AMR24
 14 フェルナンド・アロンソ・ディアス(スペイン)
 18 ランス・ストロール(カナダ)

アルピーヌ・ルノー A524
 10 ピエール・ガスリー(フランス)
 31 エステバン・オコン(フランス)

ウィリアムズ・メルセデス FW46
 23 アレクサンダー・アルボン(タイ)
   2 ローガン・サージェント(アメリカ)

ビザ・キャッシュアップRB・HRBPT VCARB01
 22 角田裕毅(日本)
   3 ダニエル・リカルド(オーストラリア)

キック・ザウバー・フェラーリ C44
 77 ヴァルテリ・ボッタス(フィンランド)
 24 周冠宇(中国)

ハース・フェラーリ VF-24
 27 ニコラス・ヒュルケンベルグ(ドイツ)
 20 ケビン・マグヌッセン(デンマーク)

まずコンストラクター名として2つあった「アルファ」の名が来シーズン一気に0になります。頭文字aが多いので、多少バラけるのかな。そんなのは全く関係無いか。ほか、ドライバーにパワーユニットサプライヤー変更が無いので、話が終わってしまう(笑)あ、今シーズンは最多の4人がドライブした旧アルファタウリは角田とリカルドで固定となり、一躍話題となったミニストップ、いやローソンはリザーブということでおさまりましたね。うん、それも知ってる。ですよね。。困ったなぁ。誰か1人でも入れ替わんねえかな(笑)

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《2024年ドライバーのキャリア一覧》
最後に、昨年までドライバーの生年と参戦年などを棒グラフで示していたものを、今シーズンは手打ちしてみました。順番は年齢で並べており、そのドライバーのF1デビューイヤーとこれまでの参戦数を示しましたので、今年は是非頭の中でグラフを描いてみて下さい。

 アロンソ     81/7/29生   2001〜 380戦
 ハミルトン    85/1/7生     2007〜 332戦
 ヒュルケンベルグ 87/8/19生   2010〜 206戦
 リカルド     89/7/1生     2011〜 239戦
 ボッタス     89/8/28生   2013〜 223戦

 ペレス      90/1/26生   2011〜 259戦
 マグヌッセン   92/10/5生   2014〜 164戦
 サインツ     94/9/1生     2015〜 185戦
 ガスリー     96/2/7生     2017〜 130戦
 アルボン     96/3/23生   2019〜   80戦
 オコン      96/9/17生   2016〜 133戦
 フェルスタッペン 97/9/30生   2015〜 185戦
 ルクレール    97/10/16生 2018〜 125戦
 ラッセル     98/2/15生   2019〜 104戦
 ストロール    98/10/29生 2017〜 144戦
 周冠宇      99/5/30生   2022〜   44戦
 ノリス      99/11/13生 2019〜 104戦

 角田裕毅     00/5/11生   2021〜   66戦
 サージェント   00/12/31生 2023〜   22戦
 ピアストリ    01/4/6生     2023〜   22戦

世代別にグループ分けをしています。80年代生まれがまだ5人いますね。全員miyabikunからみれば歳下にはなるものの、ちょっぴり安心。さっきは勝手に「300戦オーバー勇退説」謳っちゃったけど、アロンソに辞めれれたら困るから、400戦に引き上げましょうか(笑)
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最大勢力は12人を擁する90年代生まれドライバーです。単に90年代と言っても、最年長ペレスと最年少ノリスとでは年齢もキャリアもだいぶ差があります(今シーズンの走りの勢いは、、、それはシーッ!)
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愛されキャラのウィリアムズのアルボンは数字に示せば参戦80戦と、年齢の割には浪人期間があって同期デビューのラッセルやノリスとは1シーズン分の差があります。近年はこの世代のちょうど中心に位置するフェルスタッペンがF1界の中心にいます。負けるな、同世代!
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まだ最近、2000年代生まれドライバーは我らが角田を筆頭に3人います。今シーズンはピアストリがシーズン中盤からマシンのアップデートと共にメキメキと頭角を示しましたが、2000年代では角田が頭3つくらい先行くキャリアを積んで、来シーズンはいよいよ4年目に突入します。チームのエースを任されて、だいぶオトナなレース運びができるようになりました。日本人F1ドライバー最多出走は片山右京の97戦です。その領域に到達するまでは、まだだいぶ数を重ねる必要がありますが、このまま成長できれば久々の日本人ドライバーのアレがみられるかもしれません。角田の成長と可能性はまだ未知数。高みを目指していく姿をしかと見守りましょう。
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自宅のパソコンを1ヶ月半振りに立ち上げたら、固まらず動くようになりました。いずれにしても近々買い替えにはなると思いますが、ひとまず「グラフ祭り」には着手出来そうです。描くぞー(笑)


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先日ウィリアムズのマッサがF1引退を表明し、マクラーレンのバトンは来期のシートをS・バンドーンに譲り、裏方にまわる事を発表しました。バトンについてはF1引退ではなく、またレギュラーシートに復帰する可能性もあり得るなどの憶測が飛び交っていますが、個人的にはもうそのまま表舞台からフェードアウトしていくんだろうなと予想しています。2018年に復帰するならまた若手のバンドーンの行く手を阻んでしまうし、同じベテランのアロンソが先にチームを離脱することが前提になりますしね。アロンソはバトンより1歳、日本でいう2学年下になります。キャリアの長さや実績から考えても、アロンソよりバトンが退く方が先かなと考えてしまいます。

バトンは1980年生まれの36歳、マッサは1981年生まれの35歳です。まさしく自分と同世代の引退、第一線から退く話が出て、この歳ではF1の世界では引退なんだなと、他人事ではない話題でした。スポーツの世界ですから体の衰えや立場、今後の発展のために若手に引導を渡さなければならないだろうし、それが例えサラリーマンであっても同じ事が言えるから仕方がない事ですが。
F1ドライバーって何歳まで現役でいられるんだろう、と考えて今回は先日からのデータで「優勝経験者がF1引退した年齢」をみて「ドライバーの定年と継続できる年数」がどのくらいか調べてみました。


今回は1勝以上した事のある104人のうち現役が9人、現役でもマシンを降りる事が決定しているマッサとバトンを含めた合計97人を調査対象にしています。また、年齢は最終レース時点を採用しました。

引退レース時の平均年齢は35.87歳となっています。マッサやバトンの年齢が確かに大体のボーダーラインでした。
この歳の中に様々な引退理由があります。トップドライバーは「もう辞めたい」と自分の意志で決めて降りた者も少数派でいますが、引退の多くは乗るマシンやチームが見つからずにF1から身を引く形となる者がほとんどです。また、異例というかあまりあってはならない事、レース中の事故により再起できない怪我で引退せざるを得なかった者や死亡による者もいます。


引退するタイミングが時代によって違う場合もあります。F1創成期はデビューも優勝もチャンピオンも年齢が今より高めです。時代毎に区切ってみてみます。さらに参考までにデビュー年齢と勤続年数も当たったのでオマケで記載します。

1950年代引退 対象12人
   デビュー平均32.08歳 勤続5.83年
   F1引退平均37.92歳

1960年代引退 対象16人
   デビュー平均26.25歳 勤続8.19年
   F1引退平均34.44歳

1970年代引退 対象20人
   デビュー平均26.00歳 勤続8.95年
   F1引退平均34.95歳

1980年代引退 対象19人
   デビュー平均27.21歳 勤続9.37年
   F1引退平均36.58歳

1990年代引退 対象10人
   デビュー平均25.30歳 勤続11.90年
   F1引退平均37.20歳

2000年代引退 対象11人
   デビュー平均24.27歳 勤続10.82年
   F1引退平均35.09歳

2010年代引退 対象9人
   デビュー平均22.33歳 勤続12.56年
   F1引退平均34.89歳

通算 対象97人
   デビュー平均26.21歳 勤続9.66年
   F1引退平均35.87歳

こうして時代別にみてみると、1950年代は少し異例ですが、1960年代以降は概ね25歳前後にデビューし、10年程F1ドライバーとして勝利を収めて35歳前後で引退している事がわかります。F1ドライバーとして「オイシい期間」はたったの10年程度なんですね。厳しい世界です。
興味深いのは、引退する歳は時代に大きな差はなく、1990年代引退(それらのデビューは1980年代)から一気に若年齢化し、それに伴って現役ドライバーでいられている期間も伸びている事です。先日ブログでも書いた、近年ではフェルスタッペンをはじめとした最年少記録の塗り替えが頻発しています。もちろん昔とは年間レース数だけでなくマシン自体の機構や肉体への負担、レギュレーションに違いもあるので一概に比較はできませんが、もしかしたら現代のドライバーの方が長く活躍しやすい環境にもなっているはずです。


最後に現役ドライバーの30代を年齢順に並べてみました。
   ※データは2016年第14戦終了時点

K・ライコネン 36歳
   1979年生まれ 2001年デビュー
   14年目 246戦参戦(歴代8位)
   2017年はフェラーリ(継続)の予定

J・バトン 36歳
   1980年生まれ 2000年デビュー
   17年目 300戦参戦(歴代3位)
   2017年はマクラーレン(非レギュラー)

F・マッサ 35歳
   1981年生まれ 2002年デビュー
   14年目 245戦参戦(歴代9位)
   2017年はF1ドライブせず(F1引退)

F・アロンソ 35歳
   1981年生まれ 2001年デビュー
   15年目 267戦参戦(歴代4位)
   2017年はマクラーレン(継続)の予定

L・ハミルトン 31歳
   1985年生まれ 2007年デビュー
   10年目 181戦参戦(歴代21位)
   2017年はメルセデス(継続)の予定

N・ロズベルグ 31歳
   1985年生まれ 2006年デビュー
   11年目 199戦参戦(歴代18位)
   2017年はメルセデス(継続)の予定

R・グロージャン 30歳
   1986年生まれ 2009年デビュー
   6年目 97戦参戦(歴代74位)
   2017年はハース(継続)の予定

引退が決まっているドライバーを除くと、優勝がないのはグロージャン1人、チャンピオン未経験は「今のところ」ロズベルグを含めて2人で、他3人がチャンピオン経験者です。ベッテルは長くF1で活躍していますが、デビューが若かったこともあってグロージャンより歳下の2016年現在はまだ20代です。苦労したグロージャン以外は皆10年超えでライコネンとアロンソはボーダーラインの平均年齢を上回る歳です。
グロージャンは今のハースのままでは優勝までまだ数年を要しそうです。是非トップチームに昇格して優勝やチャンピオンを目指して欲しいし、ボーダーラインを超えた2人、ライコネンとアロンソには経験豊富でチャンピオンも獲得した「若手の見本と励み」になる走りで頑張って欲しいと願っています。
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前回に引き続き、当たり年パート2は「デビュー年」で並べてみます。サンプルは前回抽出した、戦績、知名度抜群の選りすぐり82人をそのまま使わせて頂きます(手抜き)
   ◎はチャンピオン、★は現役F1ドライバー
    (データは2015年シーズンまで)

《1950年代前半デビュー》
G・ファリーナ◎             1906.10.30生 
   1950年デビュー   アルファロメオ
   優勝5回   表彰台20回 チャンピオン1回
J・M・ファンジオ◎       1911.06.24生 
   1950年デビュー   アルファロメオ
   優勝24回 表彰台35回 チャンピオン5回
A・アスカリ◎                 1918.07.13生 
   1950年デビュー   フェラーリ
   優勝13回 表彰台17回 チャンピオン2回
S・モス                            1929.09.17生
   1951年デビュー   HWM
   優勝16回 表彰台24回 チャンピオン0回
M・ホーソーン◎             1929.04.10生 
   1952年デビュー   クーパー
   優勝3回   表彰台18回 チャンピオン1回
P・コリンズ                     1931.11.06生 
   1952年デビュー   HWM
   優勝3回   表彰台9回   チャンピオン0回

《1950年代後半デビュー》
J・ブラバム◎                  1926.04.02生 
   1955年デビュー   クーパー
   優勝14回 表彰台31回 チャンピオン3回
T・ブルックス                  1932.02.25生 
   1956年デビュー   BRM
   優勝6回   表彰台10回 チャンピオン0回
G・ヒル◎                         1929.02.15生 
   1958年デビュー   ロータス
   優勝14回 表彰台36回 チャンピオン2回
D・ガーニー                      1931.04.13生 
   1959年デビュー   フェラーリ
   優勝4回   表彰台19回 チャンピオン0回
B・マクラーレン               1937.08.30生 
   1959年デビュー   クーパー
   優勝4回   表彰台27回 チャンピオン0回

《1960年代前半デビュー》
J・サーティース◎            1934.02.11生 
   1960年デビュー   ロータス
   優勝6回   表彰台24回 チャンピオン1回
J・クラーク◎                   1936.03.04生 
   1960年デビュー   ロータス
   優勝25回 表彰台32回 チャンピオン2回
J・リント◎                       1942.04.18生 
   1964年デビュー   ブラバム
   優勝6回   表彰台13回 チャンピオン1回

《1960年代後半デビュー》
D・ハルム◎                      1936.06.18生 
   1965年デビュー   ブラバム
   優勝8回   表彰台33回 チャンピオン1回
J・スチュワート◎            1939.06.11生 
   1965年デビュー   BRM
   優勝27回 表彰台43回 チャンピオン3回
J・イクス                          1945.01.01生
   1967年デビュー   クーパー
   優勝8回   表彰台25回 チャンピオン0回
M・アンドレッティ◎       1940.02.28生
   1968年デビュー   ロータス
   優勝12回 表彰台19回 チャンピオン1回

《1970年代前半デビュー》
C・レガッツォーニ           1939.09.05生
   1970年デビュー   フェラーリ
   優勝5回   表彰台28回 チャンピオン0回
R・ピーターソン               1944.02.14生 
   1970年デビュー   マーチ
   優勝10回 表彰台26回 チャンピオン0回
E・フィッティパルディ◎ 1946.12.12生 
   1970年デビュー   ロータス
   優勝14回 表彰台35回 チャンピオン2回
N・ラウダ◎                      1949.02.22生 
   1971年デビュー   マーチ
   優勝25回 表彰台54回 チャンピオン3回
C・ロイテマン                  1942.04.12生 
   1972年デビュー   ブラバム
   優勝12回 表彰台45回 チャンピオン0回
J・シェクター◎               1950.01.29生 
   1972年デビュー   マクラーレン
   優勝10回 表彰台33回 チャンピオン1回
J・ハント◎                      1947.08.29生 
   1973年デビュー   マーチ
   優勝10回 表彰台23回 チャンピオン1回
J・ワトソン                      1946.05.04生
   1973年デビュー   ブラバム
   優勝5回   表彰台20回 チャンピオン0回

《1970年代後半デビュー》
A・ジョーンズ◎              1946.11.02生 
   1975年デビュー   ヘスケス
   優勝12回 表彰台24回 チャンピオン1回
G・ヴィルヌーブ             1950.01.18生
   1977年デビュー   マクラーレン
   優勝6回   表彰台13回 チャンピオン0回
R・パトレーゼ                 1954.04.17生
   1977年デビュー   シャドウ
   優勝6回   表彰台37回 チャンピオン0回
R・アルヌー                    1948.07.04生 
   1978年デビュー   マルティニ
   優勝7回   表彰台22回 チャンピオン0回
K・ロズベルグ◎             1948.12.06生
   1978年デビュー   セオドール
   優勝5回   表彰台17回 チャンピオン1回
N・ピケ◎                       1952.08.17生 
   1978年デビュー   エンサイン
   優勝23回 表彰台60回 チャンピオン3回
E・チーバー                    1958.01.10生 
   1978年デビュー   セオドール
   優勝0回   表彰台9回   チャンピオン0回

《1980年代前半デビュー》
N・マンセル◎                1953.08.08生 
   1980年デビュー   ロータス
   優勝31回 表彰台59回   チャンピオン1回
A・プロスト◎                1955.02.24生 
   1980年デビュー   マクラーレン
   優勝51回 表彰台106回 チャンピオン4回
A・デ・チェザリス         1959.05.31生 
   1980年デビュー   アルファロメオ
   優勝0回   表彰台5回   チャンピオン0回
D・ワーウィック            1954.08.27生 
   1981年デビュー   トールマン
   優勝0回   表彰台4回     チャンピオン0回
M・アルボレート            1956.12.13生 
   1981年デビュー   ティレル
   優勝5回   表彰台23回   チャンピオン0回
T・ブーツェン                1957.07.13生 
   1983年デビュー   アロウズ
   優勝3回   表彰台15回   チャンピオン0回
G・ベルガー                   1959.08.27生
   1984年デビュー   ATS
   優勝10回 表彰台48回 チャンピオン0回
M・ブランドル               1960.06.01生  
   1984年デビュー   ティレル
   優勝0回   表彰台9回   チャンピオン0回
A・セナ◎                       1960.03.21生 
   1984年デビュー   トールマン
   優勝41回 表彰台80回 チャンピオン3回

《1980年代後半デビュー》
J・アレジ                        1964.06.11生 
   1989年デビュー   ティレル
   優勝1回   表彰台32回 チャンピオン0回
J・ハーバート                 1964.06.25生 
   1989年デビュー   ティレル
   優勝3回   表彰台7回   チャンピオン0回

《1990年代前半デビュー》 
M・ハッキネン◎            1968.09.28生 
   1991年デビュー   ロータス
   優勝20回 表彰台51回   チャンピオン2回
M・シューマッハ◎        1969.01.03生 
   1991年デビュー   ジョーダン
   優勝91回 表彰台155回
チャンピオン7回
D・ヒル◎                      1960.09.17生 
   1992年デビュー   ブラバム
   優勝22回 表彰台42回 チャンピオン1回
E・アーバイン               1965.11.10生 
   1993年デビュー   ジョーダン
   優勝4回   表彰台26回 チャンピオン0回
R・バリチェロ               1972.05.23生
   1993年デビュー   ジョーダン
   優勝11回 表彰台68回 チャンピオン0回
O・パニス                      1966.09.02生 
   1994年デビュー   リジェ
   優勝1回   表彰台5回   チャンピオン0回
M・サロ                         1966.11.30生 
   1994年デビュー   ロータス
   優勝0回   表彰台2回   チャンピオン0回
H・H・フレンツェン     1967.05.18生 
   1994年デビュー   ザウバー
   優勝3回   表彰台18回 チャンピオン0回
D・クルサード               1971.03.27生 
   1994年デビュー   ウィリアムズ
   優勝13回 表彰台62回   チャンピオン0回
J・フェルスタッペン     1972.03.04生 
   1994年デビュー   ベネトン
   優勝0回   表彰台2回     チャンピオン0回

《1990年代後半デビュー》
J・ヴィルヌーブ◎         1971.04.09生 
   1996年デビュー   ウィリアムズ
   優勝11回 表彰台23回   チャンピオン1回
G・フィジケラ               1973.01.14生 
   1996年デビュー   ミナルディ
   優勝3回   表彰台19回 チャンピオン0回
J・トゥルーリ                1974.07.13生 
   1997年デビュー   ミナルディ
   優勝1回   表彰台11回 チャンピオン0回
R・シューマッハ           1975.06.30生 
   1997年デビュー   ジョーダン
   優勝6回   表彰台27回 チャンピオン0回

《2000年代前半デビュー》
N・ハイドフェルド       1977.05.10生
   2000年デビュー   プロスト
   優勝0回   表彰台13回 チャンピオン0回
J・バトン◎★               1980.01.19生生
   2000年デビュー   ウィリアムズ
   優勝15回 表彰台50回 チャンピオン1回
J・P・モントーヤ         1975.09.20生
   2001年デビュー   ウィリアムズ
   優勝7回   表彰台29回 チャンピオン0回
K・ライコネン◎★        1979.10.17生 
   2001年デビュー   ザウバー
   優勝20回 表彰台80回 チャンピオン1回
F・アロンソ◎★            1981.07.29生 
   2001年デビュー   ミナルディ
   優勝32回 表彰台97回 チャンピオン2回
M・ウェバー                  1976.08.27年生 
   2002年デビュー   ミナルディ
   優勝9回   表彰台42回 チャンピオン0回
F・マッサ★                   1981.04.25生 
   2002年デビュー   ザウバー
   優勝11回 表彰台41回 チャンピオン0回
T・グロック                   1982.03.18生 
   2004年デビュー   ジョーダン
   優勝0回   表彰台3回   チャンピオン0回

《2000年代後半デビュー》
R・クビカ                      1984.12.07生 
   2006年デビュー   BMWザウバー
   優勝1回   表彰台12回 チャンピオン0回
N・ロズベルグ★           1985.06.27生 
   2006年デビュー   ウィリアムズ
   優勝14回 表彰台41回 チャンピオン0回
H・コバライネン           1981.10.19生 
   2007年デビュー   ルノー
   優勝1回   表彰台4回   チャンピオン0回
L・ハミルトン◎★        1985.01.07生 
   2007年デビュー   マクラーレン
   優勝43回 表彰台87回 チャンピオン3回
S・ベッテル◎★           1987.07.03生 
   2007年デビュー   BMWザウバー
   優勝42回 表彰台79回 チャンピオン4回
R・グロージャン★       1986.04.17生
   2009年デビュー   ルノー
   優勝0回   表彰台10回 チャンピオン0回

《2010年代前半デビュー》
N・ヒュルケンベルグ★ 1987.08.19生
   2010年デビュー   ウィリアムズ
   優勝0回   表彰台0回   チャンピオン0回
D・リカルド★               1989.07.01生 
   2011年デビュー   ヒスパニア
   優勝3回   表彰台10回   チャンピオン0回
S・ペレス★                   1990.01.26生 
   2011年デビュー   ザウバー
   優勝0回   表彰台5回     チャンピオン0回
V・ボッタス★               1989.08.28生
   2013年デビュー   ウィリアムズ
   優勝0回   表彰台8回     チャンピオン0回
E・グティエレス★        1991.08.05生 
   2013年デビュー   ザウバー
   優勝0回   表彰台0回     チャンピオン0回
M・エリクソン★           1990.09.02生
   2014年デビュー   ザウバー
   優勝0回   表彰台0回     チャンピオン0回
D・クビアト★               1994.04.26生 
   2014年デビュー   トロ・ロッソ
   優勝0回   表彰台1回    チャンピオン0回

《2010年代後半デビュー》
F・ナッセ★                   1992.8.21生 
   2015年デビュー   ザウバー
   優勝0回   表彰台0回     チャンピオン0回
C・サインツ★               1994.09.01生 
   2015年デビュー   トロ・ロッソ
   優勝0回   表彰台0回     チャンピオン0回
M・フェルスタッペン★1997.09.30生 
   2015年デビュー   トロ・ロッソ
   優勝0回   表彰台0回     チャンピオン0回

当然ながら生まれた順とデビュー年は遠からずです。若干の違いは「遅咲きか早咲きか」で変わります。
独断と偏見で選んだドライバー達ですが、2015年までで平均するとデビュー年は1984年、生まれ年は1960年、ちょうど41人目のA・セナあたりになりました。セナは前にも後にもちょうど真ん中くらいの世代のドライバーになってしまうんですね。デビューする平均は24.8歳となり、日本でいう大学を卒業して3年目、大学院を出てすぐくらいでしょうか。

傾向をみてみると、基本はバラけてますが、サンプルの抽出の仕方なのかたまたまたか、各年代の前半のドライバーが多く、チャンピオンも多い気がしないでもない。
細かくみていくと、ラッツェンバーガーとセナを失った1994年デビューが5人と多い割にはチャンピオンまでには至らなかったという、、。セナを失った穴をカバーしたのは彼らではなく、その少し前でラップしたハッキネンやM・シューマッハ、D・ヒルでした。残念!
1965年デビューに2人、1978年、1980年、1991年、2001年、2007年も2人チャンピオンを輩出しています。周期は決め辛く、たまたまな感じはありますね(笑)う〜ん、顕著な統計が出ず企画失敗か?!

参考までに今回は国籍でなくデビューチームを載せました。最近ではデビューといえばトロ・ロッソやザウバー、ウィリアムズといったチームが若手発掘に長け、登竜門になっています。ベッテルもリカルド、クビアトはトロ・ロッソが発端でしたし、ライコネンやマッサはザウバーが始まりです。初めからウィリアムズに乗れてしまうJ・ヴィルヌーブやモントーヤ、N・ロズベルグは恵まれた方かも。その前ではジョーダンやミナルディ、古くはロータスやティレル、マーチ、ブラバムがその窓口を担っていた気がします。


結果「当たり年」はデビュー年より生まれ年の方がまだ明瞭な結果が出たのではないかなと思います。F1ドライバーの当たり年、無くはないけどイマイチ!(笑)
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