F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:チャンピオン

ハミルトン6回目のチャンピオン決定からブラジルGPを挟んでの「チャンピオン企画」続きです。今回は「チャンピオンのシーズン勝利数」にまつわるデータをまとめてみました。

《チャンピオンの勝利数と決定レース数》
 50 J・ファリーナ            3勝   7戦目 / 全7戦
 51 J・M・ファンジオ ① 3勝   8戦目 / 全8戦
 52 A・アスカリ ①           6勝   6戦目 / 全8戦
 53 A・アスカリ ②           5勝   7戦目 / 全9戦
 54 J・M・ファンジオ ② 6勝   7戦目 / 全9戦
 55 J・M・ファンジオ ③ 4勝   6戦目 / 全7戦
 56 J・M・ファンジオ ④ 3勝   8戦目 / 全8戦
 57 J・M・ファンジオ ⑤ 4勝   6戦目 / 全8戦
 58 M・ホーソーン           1勝 11戦目 / 全11戦
 59 J・ブラバム ①           2勝   9戦目 / 全9戦
 60 J・ブラバム ②           5勝   9戦目 / 全10戦
 61 P・ヒル                      2勝   7戦目 / 全8戦
 62 G・ヒル ①                 4勝   9戦目 / 全9戦
 63 J・クラーク ①           7勝   7戦目 / 全10戦
 64 J・サーティース         2勝 10戦目 / 全10戦
 65 J・クラーク ②           6勝   7戦目 / 全10戦
 66 J・ブラバム ③           4勝   7戦目 / 全9戦
 67 D・ハルム                  2勝 11戦目 / 全11戦
 68 G・ヒル ②                 3勝 12戦目 / 全12戦
 69 J・スチュワート ①    6勝   8戦目 / 全11戦
 70 J・リント                   5勝 12戦目 / 全13戦 ※
 71 J・スチュワート ②    6勝   8戦目 / 全11戦
 72 E・フィッティパルディ① 5勝10戦目/全12戦
 73 J・スチュワート ③    5勝 13戦目 / 全15戦
 74 E・フィッティパルディ② 3勝15戦目/全15戦
 75 N・ラウダ ①              5勝 13戦目 / 全14戦
 76 J・ハント                   6勝 16戦目 / 全16戦
 77 N・ラウダ ②              3勝 15戦目 / 全17戦
 78 M・アンドレッティ    6勝 14戦目 / 全16戦
 79 J・シェクター            3勝 13戦目 / 全15戦
 80 A・ジョーンズ            5勝 13戦目 / 全14戦
 81 N・ピケ ①                  3勝 15戦目 / 全15戦
 82 K・ロズベルグ            1勝 16戦目 / 全16戦
 83 N・ピケ ②                  3勝 15戦目 / 全15戦
 84 N・ラウダ ③              5勝 16戦目 / 全16戦
 85 A・プロスト ①           5勝 14戦目 / 全16戦
 86 A・プロスト ②           4勝 16戦目 / 全16戦
 87 N・ピケ ③                  3勝 15戦目 / 全16戦
 88 A・セナ ①                  8勝 15戦目 / 全16戦
 89 A・プロスト ③           4勝 15戦目 / 全16戦
 90 A・セナ ②                  6勝 15戦目 / 全16戦
 91 A・セナ ③                  7勝 15戦目 / 全16戦
 92 N・マンセル               9勝 11戦目 / 全16戦
 93 A・プロスト ④           7勝 14戦目 / 全16戦
 94 M・シューマッハ ①   8勝 16戦目 / 全16戦
 95 M・シューマッハ ②   9勝 15戦目 / 全17戦
 96 D・ヒル                      8勝 16戦目 / 全16戦
 97 J・ヴィルヌーブ         7勝 17戦目 / 全17戦
 98 M・ハッキネン ①      8勝 16戦目 / 全16戦
 99 M・ハッキネン ②      5勝 16戦目 / 全16戦
 00 M・シューマッハ ③   9勝 16戦目 / 全17戦
 01 M・シューマッハ ④   9勝 13戦目 / 全17戦
 02 M・シューマッハ ⑤ 11勝 11戦目 / 全17戦
 03 M・シューマッハ ⑥   6勝 16戦目 / 全16戦
 04 M・シューマッハ ⑦ 13勝 14戦目 / 全18戦
 05 F・アロンソ ①           7勝 17戦目 / 全19戦
 06 F・アロンソ ②           7勝 18戦目 / 全18戦
 07 K・ライコネン            6勝 17戦目 / 全17戦
 08 L・ハミルトン ①        5勝 18戦目 / 全18戦
 09 J・バトン                    6勝 16戦目 / 全17戦
 10 S・ベッテル ①           5勝 19戦目 / 全19戦
 11 S・ベッテル ②          11勝 15戦目 / 全19戦
 12 S・ベッテル ③           5勝 20戦目 / 全20戦
 13 S・ベッテル ④         13勝 16戦目 / 全19戦
 14 L・ハミルトン ②      11勝 19戦目 / 全19戦
 15 L・ハミルトン ③      10勝 16戦目 / 全19戦
 16 N・ロズベルグ            9勝 21戦目 / 全21戦
 17 L・ハミルトン ④        9勝 18戦目 / 全20戦
 18 L・ハミルトン ⑤      11勝 19戦目 / 全21戦
 19 L・ハミルトン ⑥      10勝 19戦目 / 全21戦
 ※70年のリントは第10戦までの参戦

前回と同様にF1の歴代ドライバーズチャンピオンのシーズン勝利数、チャンピオン決定までに要したレース数の一覧になります。勝利数についてはチャンピオン決定までの勝利数ではなく、あくまで「シーズン全戦の勝利数」としています。シーズンによってはこれらチャンピオンと同数の勝利を挙げた者、さらにはチャンピオンよりも多く勝ちつつもチャンピオンを逃した者もいますので、必ずしも「チャンピオン=シーズン最多勝」とはなりません。
1970年の最多勝を獲得したリントは第10戦イタリアGPの予選アタック中に最終コーナー「パラボリカ」でクラッシュにより死亡。第12戦アメリカGP終了時点でようやくチャンピオンが確定したため、自身がチャンピオンになったことを知りません。

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これからこの70年分のチャンピオンを以下の項目で細分化していきます。

《シーズン最多勝利数ベスト15》
 1 13勝 / 全18戦 M・シューマッハ(04)
    13勝 / 全19戦 S・ベッテル        (13)
 3 11勝 / 全17戦 M・シューマッハ(02)
    11勝 / 全19戦 S・ベッテル        (11)
    11勝 / 全19戦 L・ハミルトン     (14)
    11勝 / 全21戦 L・ハミルトン     (18)
 7 10勝 / 全19戦 L・ハミルトン     (15)
    10勝 / 全21戦 L・ハミルトン     (16)●
    10勝 / 全21戦 L・ハミルトン     (19)※
  10   9勝 / 全16戦 N・マンセル       (92)
         9勝 / 全17戦 M・シューマッハ(95)
         9勝 / 全17戦 M・シューマッハ(00)
         9勝 / 全17戦 M・シューマッハ(01)
         9勝 / 全21戦 N・ロズベルグ    (16)
         9勝 / 全20戦 L・ハミルトン    (17)
 ●の16年チャンピオンはN・ロズベルグの9勝
 ※は第20戦ブラジルGP終了時点

まずは「チャンピオンのシーズン最多勝ランキング」です。ちょっと切れが悪いですが9勝を挙げた上位15人を抽出しています。ご存知の通り年間のレース数が年々増加傾向にあり、今シーズン2019年は年間最少の50年や54年といったシーズンの3倍にあたる全21戦になりました。
ドライバーをみていくと、近代のシューマッハ、ハミルトン、ベッテルが複数のノミネートをしてきます。やはりこの手のランキングは近年が有利です。最多は04年のシューマッハ、13年のベッテルによる13勝タイです。数だけでいうとこれよりも年間レース数の少ない年がいくつかありますね。ベッテルはシューマッハ引退後に台頭したドイツ出身ドライバーということもあり「次世代のM・シューマッハ」なんてもてはやされたともありました。ところがどっこい、近年は勝利数も減り、接触によるクラッシュや取りこぼしが続き「ハミルトンはいつシューマッハを超えられるか」という話題に完全に切り替わっています。ノリに乗ってちゃんとやればまだまだ速いのに、非常にもったいない流れになっていますね。
上位15年分にノミネートされた最多はハミルトンの6年、次いでシューマッハの5年です。ハミルトンは16年にチャンピオンこそチームメイトのN・ロズベルグに奪われてしまいましたが、年間勝利数は最多の10勝を挙げました。またこちらのデータは今シーズン第20戦ブラジルGP終了時であるため、最終戦アブダビGPで優勝するようなことがあれば年間11勝となり、自身最多の14年と18年のタイ記録になります。今シーズンは、、もういいでしょう、ハミルトン(笑)

《シーズン勝率》
先程書いたように、歴代のシーズンでは年間レース数にバラツキがあり、一概に勝利数だけで「シーズン支配率」は判断できません。そこで勝利数をレース数で割った「勝率」で判定してみます。今までもデータ系のネタではちょこちょこ登場してきましたね。グラフは先日の「年数、年齢編」で登場した5人のみイメージカラーを引き継ぎ表現しました。またその下に勝率上位と下位の5つをピックアップします。
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 1 75.0% A・アスカリ            6勝 / 全8戦  (52)
 2 72.2% M・シューマッハ  13勝 / 全18戦(04)
 3 70.0% J・クラーク            7勝 / 全10戦(63)
 4 68.4% S・ベッテル         13勝 / 全19戦(13)
 5 66.7% J・M・ファンジオ  6勝 / 全9戦  (54)
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  66 18.8% N・ピケ                  3勝 / 全16戦(87)
  67 18.2% D・ハルム              2勝 / 全11戦 (67)
  68 17.6% N・ラウダ              3勝 / 全17戦 (77)
  69   9.1% M・ホーソーン      1勝 / 全11戦  (58)
  70   6.3% K・ロズベルグ       1勝 / 全16戦 (82)

勝率最上位は勝ちに勝ちまくったシューマッハではなく、miyabikunも目にしていない52年のアスカリによる75.0%となりました。ファリーナやファンジオなど絶対的ベテランがいる中で8戦6勝、まさにシーズンを完全掌握した自身初戴冠、そして親チームのアルファロメオの撤退のチャンスを弟分フェラーリがモノにし、フェラーリとしても初戴冠となりました。そして50年の時を経て、シューマッハが再びフェラーリに最強時代をもたらしました。00年から04年までの5年間、中でも最終年04年は全18戦で13勝を挙げて勝率72.2%を記録し、7回目の戴冠を締めくくりました。
一方で勝率下位をみてみると、82年の全16戦のうちわずか1勝でチャンピオンを獲得したパパベルグことK・ロズベルグの6.3%が最も低い結果となりました。今ではとても想像できない数値ですよね。K・ロズベルグが弱いチャンピオンということではなく、この年は実に多くの優勝者を生み、最多勝はルノーの若手プロストが挙げた2勝でした。しかしK・ロズベルグは地味ながら着実に表彰台を獲得し、優勝は第14戦のスイスGPまで待つこととなりました。F1でいち早くターボエンジンを搭載し、速いが信頼性に乏しいルノーがもたつく間にポイントを積み重ねた「底力」がK・ロズベルグにチャンピオンもたらしたわけです。K・ロズベルグと同様にシーズン1勝でチャンピオンをなし得たのが今から60年前となる58年のホーソーンです。この年の最多勝はクーパーで4勝を挙げた「無冠の帝王」モスでした。4勝のモスがいるにも関わらず、チャンピオンが第6戦フランスGPで1勝のみのホーソーンというのも不思議ですよね。こちらも82年に似ており、最多のモスは優勝以外、2位1回で他5戦でリタイヤとなりました。しかしホーソーンは2位5回、3位1回と表彰台登壇でポイントを積み重ねていたわけです。こちらも現代のポイント制ではなかなか通用する戦術ではありませんが「優勝はできなくてもリタイヤせず表彰台(入賞)を積み重ねる大切さ」を教えてくれるいい見本となりますね。
勝率の平均値は40.7%となっています。今シーズンは全21戦で行われますので、それに倣うとシーズン8.5勝は必要であるという計算になります。

《シーズン消化率》
今回の最後はチャンピオン決定時点の「シーズン消化率」になります。シーズン中のどの時点でチャンピオンを決定させたか。消化率が高ければいわゆる「消化試合がなく、シーズンをフルに使って戦った」ということになりますし、消化率が低ければ、チャンピオン決定が早く「消化試合が多い」ということを示します。平均値はグラフに波線でも入れた90.8%でした。
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我々観戦者が最終戦までハラハラドキドキできる「シーズン消化率100%」は70年中4割ちょっとの29年でした。それを多いとみるか少ないとみるかは皆さんのお考えや「F1に期待すること」によるかと思います。近年では16年のハミロズのチーム内対決、12年はベッテルVSアロンソ、08年はハミルトンとまさかのマッサ、07年は三つ巴などが記憶に新しいと思います。消化率100%は沢山あるので割愛し、早々に決めて消化試合が多かった「消化率の低い順」5選を抽出しました。

 1 64.7% M・シューマッハ 11戦目 / 全17戦(02)
 2 68.8% N・マンセル         11戦目 / 全16戦(92)
 3 70.0% J・クラーク            7戦目 / 全10戦(63)
    70.0% J・クラーク            7戦目 / 全10戦(65)
 5 72.7% J・スチュワート     8戦目 / 全11戦(69)
    72.7% J・スチュワート     8戦目 / 全11戦(71)

消化率最下位、つまりシーズン最短でチャンピオンが決まってしまったのはまだ記憶にも新しい02年のシューマッハ&フェラーリ最強時代のど真ん中です。全17戦において第11戦フランスGPで決めてしまいました。前にも書きましたが、フランスGPの決勝は夏休み前の7/21が決勝であったことを考えると、シーズン後半戦は何を楽しみにしていいか悩んでしまいますよね(笑)ちなみに最終戦日本GPは10/13でした。まだシーズンは 3ヶ月残っています。これを考えたら、秋までは続く近年のメルセデス天下が可愛らしくみえてしまいます。
ウィリアムズのマンセルによる2位の92年も同じく第11戦ハンガリーGPでの決定でした。こちらの決勝は夏休み明け初戦の8/16でした。miyabikunは当時小学生だっため、細かな記憶は定かではありませんが、02年よりはマシだった、かな?!とはいえ、マンセルの開幕5連勝を見せつけられた時点で、この年はマクラーレンではなく、間違いなくマンセルが来るだろうなというのは幼いながらも察しは付きました。

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ひとえにドライバーズチャンオンとはいっても、70年にもなれば実に様々なシーズンとチャンピオンへの道があります。まだバックデータが控えていますので、この続きはまた次回に。

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F1制定70回目の2019年シーズンはハミルトンが3年連続6回目のチャンピオンを獲得しました。今まで色んな角度からデータ整理してF1にまつわる「あらゆる数字」を取り上げてきましたが、実は全時代を通した「チャンピオン」について取り扱ってきていませんでした。そこてハミルトンが「歴代最多」の偉業に並ぶ前、70回という節目のこの機会でチャンピオンの数字を様々な角度からみてみたいと思い、取り上げることにしました。今回はチャンピオンの「年数、年齢」に的を絞っていくつかの項目でまとめてみました。

《ドライバーズチャンピオン獲得の年数と年齢》
 50 J・ファリーナ             1年目 43歳
 51 J・M・ファンジオ ①  2年目 40歳(最年少)
 52 A・アスカリ ①            3年目 34歳(最年少)
 53 A・アスカリ ②            4年目 35歳
 54 J・M・ファンジオ ②  4年目 43歳
 55 J・M・ファンジオ ③  5年目 44歳
 56 J・M・ファンジオ ④  6年目 45歳
 57 J・M・ファンジオ ⑤  7年目 46歳
 58 M・ホーソーン            7年目 29歳(最年少)
 59 J・ブラバム ①            5年目 33歳
 60 J・ブラバム ②            6年目 34歳
 61 P・ヒル                       4年目 34歳
 62 G・ヒル ①                  5年目 33歳
 63 J・クラーク ①            4年目 27歳(最年少)
 64 J・サーティース          5年目 30歳
 65 J・クラーク ②            6年目 29歳
 66 J・ブラバム ③          12年目 40歳
 67 D・ハルム                   3年目 31歳
 68 G・ヒル ②                11年目 39歳
 69 J・スチュワート ①    5年目 30歳
 70 J・リント                   7年目 28歳
 71 J・スチュワート ②    7年目 32歳
 72 E・フィッティパルディ①3年目25歳(最年少)
 73 J・スチュワート ③    9年目 34歳
 74 E・フィッティパルディ②5年目27歳
 75 N・ラウダ ①              5年目 26歳
 76 J・ハント                   4年目 29歳
 77 N・ラウダ ②              7年目 28歳
 78 M・アンドレッティ  10年目 38歳
 79 J・シェクター            8年目 29歳
 80 A・ジョーンズ            6年目 33歳
 81 N・ピケ ①                  4年目 29歳
 82 K・ロズベルグ            5年目 33歳
 83 N・ピケ ②                  6年目 31歳
 84 N・ラウダ ③            12年目 35歳
 85 A・プロスト ①           6年目 30歳
 86 A・プロスト ②           7年目 31歳
 87 N・ピケ ③                10年目 35歳
 88 A・セナ ①                  5年目 28歳
 89 A・プロスト ③         10年目 34歳
 90 A・セナ ②                  7年目 30歳
 91 A・セナ ③                  8年目 31歳
 92 N・マンセル             13年目 39歳
 93 A・プロスト ④         13年目 38歳
 94 M・シューマッハ ①   4年目 25歳
 95 M・シューマッハ ②   5年目 26歳
 96 D・ヒル                      5年目 36歳
 97 J・ヴィルヌーブ         2年目 26歳
 98 M・ハッキネン ①      8年目 30歳
 99 M・ハッキネン ②      9年目 31歳
 00 M・シューマッハ ③ 10年目 31歳
 01 M・シューマッハ ④ 11年目 32歳
 02 M・シューマッハ ⑤ 12年目 33歳
 03 M・シューマッハ ⑥ 13年目 34歳
 04 M・シューマッハ ⑦ 14年目 35歳
 05 F・アロンソ ①           4年目 24歳(最年少)
 06 F・アロンソ ②           5年目 25歳
 07 K・ライコネン            7年目 28歳
 08 L・ハミルトン ①        2年目 23歳(最年少)
 09 J・バトン                  10年目 29歳
 10 S・ベッテル ①           4年目 23歳(最年少)
 11 S・ベッテル ②           5年目 24歳
 12 S・ベッテル ③           6年目 25歳
 13 S・ベッテル ④           7年目 26歳
 14 L・ハミルトン ②        8年目 29歳
 15 L・ハミルトン ③        9年目 30歳
 16 N・ロズベルグ           11年目 31歳
 17 L・ハミルトン ④       11年目 32歳
 18 L・ハミルトン ⑤       12年目 33歳
 19 L・ハミルトン ⑥       13年目 34歳

F1ドライバーズチャンピオン獲得者のキャリア年数、年齢、獲得回数の全てです。F1の70年歴史で初年1950年のファリーナにはじまり、先日6回目の獲得となったハミルトンまで、33人のチャンピオンを生み出しました。名前を並べれば、当時のF1を支配していたドライバーが自ずとみえてきます。ぱっと見、50年代に名を連ねるファンジオ、2000年代のシューマッハ、2010年代のベッテルとハミルトンに目がいってしまいます。それ以外の年も2年連続獲得や隔年獲得はみられるものの、それぞれ研鑽し、しのぎを削る時代もみられます。ひとえにチャンピオンといっても様々なキャリアや特徴をもっています。以下で今回は「キャリア、年齢」に照準を絞り、集積と整理しましたので掘り下げていきます。

まずは誰もが気になり、比較対象として最もポピュラーな「チャンピオン獲得回数」です。F1ドライバーになるにも大変。優勝するのはもっと大変だし、それら世界の強者のいる中で頂点に立つこと自体が偉業だっていうのに、それを何回もやってしまうんだからとんでもない人達です。33人のチャンピオン経験者を獲得回数でまとめると、こんなグラフになります。
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内訳は7回が1人、6回も1人、5回も1人で4回が2人。以下3回が5人、2回は6人、1回が残る17人で33人、合計70回となります。グラフの色からして、ああ、あの人ねって勘付くでしょう。全員取り上げたいのは山々なのですが、とてもスペースと知識もないため、上位5名を取り出してみました。

《チャンピオン獲得回数上位5人》
  1   7回 M・シューマッハ  (94,95,00,01,02,03,04)
  2   6回 L・ハミルトン       (08,14,15,17,18,19)◯
  3   5回 J・M・ファンジオ(51,54,55,56,57)
  4   4回 A・プロスト          (85,86,89,93)
       4回 S・ベッテル          (10,11,12,13)◯
  ◯は2019年現役で更新可能なもの(以下同様)
  (カッコ内)は西暦年

長らくファンジオが持っていた5回獲得に80年代から90年にかけてプロストが4回まで近付くも、4回目を獲得して引退。そのファンジオの「壁」に初めて到達し、突破したのはまだ記憶に新しいM・シューマッハでした。7回獲得のうちの後半5連続はまさに神がかりであり「F1=シューマッハ」の図式をほしいままにしたのと同時に「他はどうした?!またシューマッハ?!つまらない」なんて現象すらみられたものです。この70年の歴史において様々なドライバー、世代が相見える中で2人の現役ドライバーがトップオブトップに君臨していることは誇らしいことです。シューマッハと同郷ドイツからシューマッハと入れ替わる形で若いうちに台頭したベッテルがあっさりと4連覇。さらにはF1デビュー前、デビュー直後からトップドライバー顔負けの待遇とマシンを得てハミルトンは一時期そのベッテルに打ち負かされつつも、絶妙なタイミングと最適なマシンを得ることに成功。あっという間に憧れのセナ、同世代のベッテルを上回り、前人のみならず後人未到と思われた「シューマッハ超え」が可能な位置までいよいよ到達してきました。
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フル参戦、スポット参戦によらず、デビュー年を1年目とし、一時引退は含まず連続した形の「キャリアグラフ」を作成してみました。現役2人は今後も継続されますから実線、引退している3人は破線としてドライバー毎の勝手なイメージカラーで線を引いています。このスーパーな5人をもってしても、多少の成績の浮き沈みはみられます。デビュー直後は当然ながらもシューマッハの8年目、9年目は同世代のハッキネンと怪我による欠場を経験しています(7年目にあたる97年も1位ないし2位にランクインする権利がありましたが「ある不祥事」によりポイント剥奪されています)ただ以前他のドライバーでも度々このグラフをご覧になっているかと思いますが、この5人は悪くてもランキング5位以内に留まっている点がすごい。絶不調でも5位でシーズンを終えるということ。近年の2人でみたら、ベッテルが5位に沈んだのは8年目2014年の「メルセデスとリカルドに打ちのめされた」年と13年目「ルクレールと自分に打ちのめされた」今年です。ハミルトンは「ベッテル台頭マクラーレン空回り」の3年目2010年と「またベッテルが強いしマクラーレンはそろそろ飽きてきたかも」な5年目2011年でした。現在勢い止まない13年目のハミルトンに興味深い点がみられます。あと1つ獲ればシューマッハの7回と並ぶわけですが、実はそのシューマッハも13年目に6回目のチャンピオンを獲得しているのです。ということは、もしハミルトンが来シーズン14年目で7回目になったりすると、キャリアグラフはそのままシューマッハをトレースする形になるわけ。面白い偶然ですね。シューマッハは15年目2005年に年数が浅い若手のアロンソのみならず、ライコネンにまで打ち負かされ、わずか1勝のランキング3位に陥落して8回チャンピオンの道が立たれてしまいました。ハミルトンはハミルトンの方で15年目2021年シーズンは「レギュレーション大改革」が予定されています。ここでシャッフルをされて陥落するのか、またうまいこと引きのいいマシンを得られるのかは定かではありませんが、もしかしたら「超えられぬ7回の壁」なるものが存在するのかもしれません。
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年数でなく年齢の観点でも同様のグラフを作成しています。基本的には似た波形を示しますが、異なる点としてはベッテル、ハミルトン以外の3人には「空白(休養)期間がある」点です。それ以上に「デビュー時年齢」が大きく異なります。近年の現役2人は当時最年少を争う若年でキャリアスタートさせていますが、90年代シューマッハは22歳デビュー、80年代プロストは25歳デビューとこれでも充分若いのですが、近年に比べると遅くなります。1人だけとんでもない位置からスタートしていますね。50年代のファンジオです。F1デビューは38歳で1950年シーズン終了時に39歳でした。今でいうライコネンあたりがデビューイヤーというわけで乗っけから既におっちゃんです(笑)ようやく2回目を獲得する4年目の43歳は「もう充分でしょう」のシューマッハ2度目の引退の頃と重なります。そこから46歳まで4連覇してしまうのだから、年齢でみると正直言って他と比較対象になりません。miyabikunも当然ながら現役を知らず、書物と映像に頼るしかないのですが、予選をも上回る決勝ラップの追い上げやトラブルに巻き込まれない見事なステアリングさばきが卓越していたと言われています。
先程の「ハミルトン、13年目、6回目」と同様に来シーズンの7回目は「シューマッハ、35歳、7回目」と重なります。系譜は異なれどまさしく同じ境遇を突き進んでいます。

ここまで複数獲得上位だけを見つめるのは普通過ぎてつまらない。数にはよらない様々なキャリアを持つチャンピオンも多くいますので、他の年数、年齢の視点で整理しています。
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これらは全33人、70回の全チャンピオンの年数と年齢からチャンピオン獲得タイミングをグラフにしたものです。年数は5年目が12人と最も多く、次いで7年目の10人、4年目と6年目に8人ずつとなっています。1年目に獲得したのはただ1人、また16年目以降もチャンピオン経験者として参戦はしていましたが、19年目まで獲得には至らなかったものです。年齢はチャンピオン獲得者最年少デビューとなる20歳から最年長引退年の47歳までを対象とし、最多は29歳と31歳の7人、30歳と33歳、34歳が6人ずつでした。それら統計から上位(下位)5人を引き抜き、名前を挙げてみてみます。

《チャンピオン初獲得までに要した年数》
  1   1年目 G・ファリーナ             (50)
  2   2年目 J・M・ファンジオ       (51)
       2年目 J・ヴィルヌーブ           (97)
       2年目 L・ハミルトン              (08)
  5   3年目 A・アスカリ                 (52)
       3年目 D・ハルム                    (67)
       3年目 E・フィッティパルディ(72)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
28   8年目 M・ハッキネン             (98)
  8年目 J・シェクター              (79)
30 10年目 J・バトン                     (09)
  10年目 M・アンドレッティ      (78)
32 11年目 N・ロズベルグ              (16)
33 13年目 N・マンセル                 (92)
   平均5.36年

初戴冠までに要した年数の最上位と最下位です。毎度ながらこの手では必ず起きる「ファリーナ1位」は仕方のない現象です。ファリーナやファンジオ、アスカリはF1制定前から世界のトップドライバーに君臨しており、1年目や2年目とするのは反則ちゃ反則。でも「F1くくり」とすればこうなるのは仕方ありません。それらを除かせて頂いた場合、上位となるのは2年目のJ・ヴィルヌーブとハミルトンの2人が強烈インパクトでした。前にも書いたことがありますが、ヴィルヌーブは今でこそ「色んな意味で散らかって」しまっていますが、デビューレースとなる1996年開幕戦オーストラリアGPは予選でいきなりのポールポジションを獲得し、決勝は2位表彰台でした。ハミルトンのデビューは予選4番手、決勝3位表彰台でしたから、そのすごさはわかると思います。今「単なる老害」で片付けるにはちょっと可哀想(笑)
一方、初戴冠まで時間がたっぷりかかった上位は13年目のやんちゃ坊主マンセル、まだ記憶に新しい11年目のお坊ちゃまN・ロズベルグです。今回は割愛しますが、マンセルはそれまでもチャンスもあったし惜しいシーズンがありました。しかしウィリアムズの「秘密兵器」を手にするまで実に前途多難なキャリアを歩んでいます。ロズベルグもいいマシンを手にしてようやく、バトンも2009年の10年目にいいマシンを手にして序盤のうちに逃げ切り、ハッキネンは不遇や怪我から再起し8年目1998年にいいマシンでようやく、と戴冠に達したのは腕もさることながら「抜群に冴えたマシン」に助けられた点も少なからずあります。
余談ですが、現役の非チャンピオンの中で最も獲得に近いと評されているM・フェルスタッペンは22歳なったばかりの5年目です。早熟とはいえ、歴代チャンピオンと比べると若干の遅れています。しかし全く焦ることはない。最年少更新が「最終到達点」ではないし、何事もなければあと10年以上はF1ドライブできるはず。

《チャンピオン初獲得時の年齢》
  1
   23歳 S・ベッテル                 (10)
  2   23歳 L・ハミルトン              (08)
  3   24歳 F・アロンソ                 (05)
  4   25歳 E・フィッティパルディ(72)
  5   25歳 M・シューマッハ         (94)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
29   36歳 D・ヒル                        (96)
30   38歳 M・アンドレッティ     (78)
31   39歳 N・マンセル                (92)
32   40歳 J・M・ファンジオ       (51)
33   43歳 J・ファリーナ              (50)
       平均30.48歳

1972年のE・フィッティパルディがブラジル人初、25歳という若さで獲得して以来、長らく更新はありませんでしたが、2005年にシューマッハを引きずり下ろしたアロンソを皮切りに若年記録が度々更新されました。近年はチャンピオン以外のジャンルにおいてもこの記録更新がバシバシ行われていますよね。現レッドブルのM・フェルスタッペンの登場によりひとまず「歯止め」は設けられましたが、優秀な若手もコンスタントに入ってきていますので、更新される可能性は大いにあります。ちなみに現時点での最年少は23歳134日のベッテルであり、2020年シーズン中盤で決められればフェルスタッペンとルクレールにチャンスがあります。ほか可能性があるのはラッセル、ストロール、ノリスの3人となります。
最年長初戴冠でみると、あれ、またファリーナが1位だ。初代チャンピオンが最高齢チャンピオンと、まさに要所を掴んでいます。最高齢は今後更新される可能性を秘めていますが、初代はどうやっても上回ることができない記録です。初を獲るってすごく大変なことだし不安も多いけど、獲ってしまえば永久に名を残しておける絶好な位置ですね。まるでオセロの「角」みたい。そんな軽いモンじゃないって?!

《チャンピオンを最後に獲得した年齢》
  1   46歳 J・M・ファンジオ       (57)5回目
  2   43歳 J・ファリーナ              (50)1回目
  3   40歳 J・ブラバム                  (66)3回目
  4   39歳 N・マンセル                 (92)1回目
  5   39歳 G・ヒル                        (96)2回目
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
29   28歳 K・ライコネン              (07)1回目 ◯
30   27歳 E・フィッティパルディ(74)2回目
31   26歳 S・ベッテル                  (13)4回目 ◯
32   26歳 J・ヴィルヌーブ            (97)1回目
33   25歳 F・アロンソ                  (06)2回目
       平均32.90歳

こちらはチャンピオン最終獲得の年齢を「高齢」の方から並べました。先程触れたファンジオの5回目46歳が堂々の1位です。こうやってみると、初戴冠28歳から12年の歳月を経て40歳を迎えたライコネンまだまだ若くみえますね。miyabikunも実はまだF1イケるかなぁ、クビカの後任に使ってもらおうかな(笑)
驚くのは最年少ベッテルが26歳までに4回を獲得して、現時点の最終獲得となっている点。26歳なんて、まだまだこれからじゃん!26歳以降にチャンピオンを獲得したドライバーの方がむしろ多いくらい。今が32歳でしょう、そうだなぁ30歳と31歳の年はチャンスだったんじゃないかなぁ。よく思い出してくれ、色々やったよね、もったいないこと。来年33歳が正念場になりそうだよ、頑張ってね!

《複数回チャンピオンに要した空白期間》
  1   6年間 N・ラウダ           (78〜83)※
  2   5年間 J・ブラバム        (61〜65)
       5年間 G・ヒル              (63〜67)
       5年間 L・ハミルトン    (09〜13)
  5   4年間 M・シューマッハ(96〜99)
  ※F1を一時引退した期間を含む

最後は「ブランクのあるチャンピオン獲得期間」について整理しました。引退し復活した者はキャリア年でなく年齢から割り出しています。こちらも上位5人まで。最長ブランクは78年から一度航空会社経営に特化するために引退し、また呼び声かかりマクラーレンから復活して84年のチャンピオンとなったラウダの6年です。チームやマシンはガラリと変わっても、名うてのドライバーがステアリングを握れば獲れるものなんですね。当時成長真っ盛りの若手チームメイトのプロストを0.5ポイント抑えて12年目となる35歳で3回目を獲得しています。J・ブラバムはクーパーの一員で2回、その後5年の時を経て自らのチームで1回獲りました。近年は絶対的地位を確保し続けるハミルトンも2009年から13年までは優勝は必ず獲りつつもマシン適応とチャンスを伺う時期は経験して「弱点の少ないドライバー」となって帰ってきています。キャリアを積むということは、酸いも甘いも知っているということ。先程触れた「チャンピオン経験者」にも冷静さと頭を使ってチャンスをうかがってほしいものですね。

長くなりましたが、今回は歴代チャンピオンを「年数、年齢」の観点からみてきました。今後他の目線からこれらチャンピオンを解く予定ですので、準備が整い次第アップします。


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出張で盛岡に来ています。東北の方、お邪魔します。
休憩がてらちょいちょいやってる「F1用語の深掘り」は今回5回目。また基礎的な5単語を挙げて掘っていきます。

サーキット
Circuit(英語)
F1のみならずモータースポーツの舞台となるサーキット。直訳は(電気)回路です。電池にはじまり、様々な抵抗(灯り、熱源や動力源)を通過してまた電池に戻るアレ。理科の時間で昔習いましたね。アレが切れてると電気は流れません。あとはご存知「周回競技場」です。繋がっていなければゴールできません。
単語の綴りからして「円」を意味するCircleによく似ています。電気回路も周回競技場もスタートとゴールが繋がって円状になっています。首都高速の2つの環状線のナンバリングの頭文字「C」はサークルのCです。
円のCircleと「材料、道具」などを意味するKitを合体させてCircuit「円をなすもの」みたいな感じかなと思って調べると、語源はラテン語でCircum(丸く)+ire(行く)+tus(過去分詞形)=Circuitus(丸く行った)から来ているようです。なんだ、ケチをつけるわけにはいかないけどCircle+kit=Circuitの方が、いいな(笑)
サーキットの多くは外部の交通を遮断して独立した周回とするため、交差交通や対向交通を気にせず、スピードに特化した走行を可能とします。元来は滑走路や高速道路の一部を活用(その逆もあります)して開設されていましたが、ご存知の通り自然の起伏を利用した縦勾配、走行に難易度を持たせるため曲率半径を変化させて設計した横勾配(カーブ、コーナー)や遠心力に耐えるべく高速走行の助けとなるバンクを設けて、多種多様なサーキットが全世界に点在しています。モナコをはじめとした「市街地サーキット」は普段は一般の交通が行き交う道路を閉鎖して設ける簡易サーキットです。レースの行われない時は普通に歩いたり転んだり触ったりできます。立地やアクセス、安全性や予算など、様々な理由でレースの行われるサーキットは増えては減り、と入れ替わりを繰り返しています。また、難易度や特性も多岐に渡ることでグランプリを盛り上げ、ドラマを生み出してくれてます。
似た言葉に陸上競技でお馴染みのTrack(トラック)があります。サーキットと同様に周回競技場ではありますが、違いは「楕円状(オーバル)」だとトラック、それ以外をサーキットとしているようです。さらにトラックは陸上競技もインディカーも左回り(反時計回り)が基本とのこと。確かにインディ500はオーバルを反時計回りで使用し、F1のアメリカGPでは右回り(時計回り)で使用しました。余談ですが陸上トラックって逆走するとコーナーでコケそうになりますよね?!(笑)
最後にオマケで英語以外のCircuitを挙げておきます。
   ・フランス語:Circuit  (シルキュイ)
   ・イタリア語:Circuito(チルクイト)
   ・スペイン語:Circuito(シルクイート)
   ・中国語       :賽車場  (サイシャジョウ)

チャンピオン
Champion(英語)
みんななりたいヤツです。みんなこれを夢みて日々頑張っています。意味は「(権利主張のための)闘士、決闘、優れた者、優勝者」であり、他には「(権利主張のために)擁護する」という意味もあるとのこと。堀内孝雄や谷村新司という意味はないようです。
語源はこちらもラテン語のCampus(野原)で「野原での争い(で権利主張する)」から来ています。大学構内をキャンパスと覚えていましたが、元の元は野原なのか、なるほど。大学構内紛争は「Campus campus」とかになっちゃったり?!何だかSMAP × SMAPみたいだ。
冗談はさておき、昔も今も「争って勝ち得た者」という意味は変わりません。世界中を転戦、年間で争い、優勝やポイントを重ねてその争いを制し、王者の権利を主張する。それがまさしくワールドチャンピオンシップですね!

グリッド
Grid(英語)
たまにグリットと呼ぶ方がいますが、グリッドです。本来の意味は「格子、網、碁盤の目、区画」になります。デザインとかで格子模様をグリッドパターンといったり、建築・土木では街並みや区画をグリッドと呼んだりします。モータースポーツでは整列してスタート位置に就かせ、優劣のないよう「平等」になるようにします。F1は3台ずつ並ぶ時代や今では千鳥状(互い違い)に2台ずつズレるようグリッドを設けています。
以前「深掘り①」のレコノサンスラップでも書いた通り、国歌斉唱の前の決勝で初めに就くグリッドはあくまで「仮」のダミーグリッド。チームクルーとの最後の打合せや微調整を終え、フォーメーションラップを行ってから就くグリッドは「正式な」スターティンググリッドと呼ばれます。順番を抜かしたり、グリッドから前にはみ出たりすると反則としてペナルティが下ります。基本的に路面が綺麗な「走行ライン側のグリッド」が予選順位奇数側に割り当てられます。

ラップ
Lap(英語)
いわばライバルを突き放す貯金、勝利への命綱。
ラップという言葉は色々な用途にあります。音楽のラップは「社会に投げ掛けるリズミカルな語り」のRap。「遅く帰宅するパパの食事をうま味を逃がさず包んであげる」のはラッピングフィルムのWrap。水泳であれば1往復、陸上競技はトラック一周や一定距離を走る時間、区間タイムを表すLap。自身、学生時代は陸上競技、社会人になってから自転車競技をやっていたので、ラップタイムは身近です
言わずともF1のラップは3番目のLapです。LとRを間違えて書くと、ハミルトンがキャップを斜めに被り踊り出しそうなので気をつけましょう(笑)ちなみにLapは建築業界なんかでは「重ね被せる」という意味でも使います。
F1は見た目の順位(トラックポジション)だけでなく、側にいない戦略の異なるライバルとはラップタイムで出来や指標を見出し調整を図り、規定周回数に至るまでに前に出られるように気を配る必要があります。給油のない昔は燃料タンクが軽くなり、走行ラインのラバーが路面に乗れば、終盤になるにつれラップタイムは向上するものでした。しかし近年はタンク軽くなってもタイヤのタレ方で大きくタイムを落とし、ムキになって飛ばすと燃費が悪くなったりタイヤを早くダメにしてしまうので、タンクは軽くなるも一概に終盤が一番早いとも言えなくなってきています。単にラップタイムが早くても優勝が確実となるわけでもないし、現在はポイントも得られません。ファステストラップは「本当は早く走れるんだぞ!」のアピールに過ぎません。面白いのは優勝でも表彰台でもポールポジションでなくてもファステストラップは「何位であっても歴史に名を残せる」一つとなっています。

ピット
Pit(英語)
入るとロスするようで、入らないと結果ロスをしてしまう複雑な位置づけ、ピットです。ドライコンディションの場合は決勝でタイヤ交換が必須のため、必ず1回は入らなければなりません。こちらも前回「深掘り④」のコクピットで軽く触れました。直訳は「穴、窪み」です。実際のピットが窪んでいたら困ってしまいます。モータースポーツ界では「車両整備場」を意味します。
ピットはタイヤ交換をはじめ、ウィングの角度調整や交換、過去には給油やF1でもドライバー交代が行われいた時代もあります。それらがピットアウトしてマシンの特性や調子をガラりと変え、順位を変え、数多くのドラマを生み出してきました。時にはタイヤの接続不良で他チームのクルーを怪我させてしまったり、給油時に火災を引き起こしたりクルーを轢いてしまうなど、ドライバーだけでなくクルーに対してもアクシデントや事故を起こすこともあります。秒単位で競うF1、ピットストップやピットクルーも秒単位で安全かつ迅速にレースを行う上でとても重要な任務をこなします。
派生語としてピットに入る行為をピットイン、ピットから出る行為をピットアウト、またピットと本線の誘導路はピットロードと呼ばれ、ピット前の通過速度は80km/hに制限されています。

今回は所々脱線が過ぎてしまいました。また5つ単語が整ったらやりたいと思います。

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去る3月10日にF1界の偉大なドライバーがまた亡くなりました。1964年のF1チャンピオンのジョン・サーティースです。F1の創成期を知るチャンピオンの1人として貴重な存在でしたが、存命のチャンピオンが少し前のブラバムに続き、また1人いなくなりました。これで存命の最古参チャンピオンはJ・スチュワートとなります。先日から過去のチャンピオンシップを振り返ってきましたが、今回は日本のF1史にも大きく関わったサーティースに追悼の意を込めてクローズアップしたいと思います。

ジョン・サーティース(イギリス)
   1960年 ロータスからデビュー F1在籍13年
       優勝6回                           歴代39位
       表彰台24回                      歴代39位
       参戦数111戦                    歴代59位
       ポールポジション8回      歴代34位
       ファステストラップ11回 歴代30位
       チャンピオン1回(1964年)
       ※戦績は2017年3月現在。戦績はF1のみ

1934年2月11日生まれのイギリス人です。日本でいうと昭和9年生まれですので、第二次世界大戦を青年期に経験している世代です。今年2017年3月10日に83歳で亡くなりました。同世代だと2歳下のチャンピオン経験者であるJ・クラークやD・ハルム、3歳下にマクラーレンの創始者であるB・マクラーレンがいますが、いずれも若い時期に事故死(ハルムはレース中に病死)しており、未だ存命なのはサーティースより5歳上の「無冠の帝王」S・モスくらいとなってしまいました。

F1は26歳にあたる1960年に、こちらも設立して日の浅いロータスから初参戦となります。しかしサーティースはF1をドライブする前にあるカテゴリーで輝かしい経歴を残しています。それは四輪の下位カテゴリーではなく、なんとバイクレースからの転身でした。実はF1ファンのみならず、自身はあまり詳しくありませんが、バイク好きにとっても有名な方だと思います。

サーティースの父が元々バイクレーサーで、1952年から共に参戦し、か後にサーティース1人でWGP(現Moto GP)の350ccクラスと500ccクラスの掛け持ちしていました。
22歳となる1956年からイタリアのMVアグスタというチームに移籍するとどちらのクラスでも優勝する才能をみせ、3勝をあげた1956年の500ccクラスで初のチャンピオンになります。さらに1958年になると、350ccクラスでも負けなしの状態となり、なんと3年連続の2クラスチャンピオンに輝きました。バイクレース界をほしいままにし、ココから1960年にF1でのサーティースが始まりました。
(バイクの世界はほとんどわからないので、間違えていたり補足がありましたらコメント下さい)

ロータスではクラークの相方として初戦の第2戦モナコGPはリタイヤ。第2戦目となる地元イギリスGPで2位表彰台とF1界でも才能を開花させます。サーティースのF1初優勝は4年目となる1963年のフェラーリによる第6戦ドイツGPでした。翌年1964年には2勝ながら最終戦メキシコGPでのG・ヒルのペースダウンもありF1でもチャンピオンに輝きました。

サーティースは日本にも縁のあるドライバーの1人でした。最近は大失墜を味わう第4期ホンダの元祖、急遽ワークス参戦に切り替えた第1期の4年目1967年に優勝1回と3位1回をプレゼントしてくれました。
後は以前にも書いたことがある「サーティース」というプライベートチームを1970年に立ち上げ、自身はその年いっぱいでF1現役引退。チームにはC・パーチェ、J・ワトソン、J・マスといった有名どころや後にチャンピオンを獲得するA・ジョーンズなどをドライバー起用するも優勝はなく、表彰台2回と自身の戦績を下回る内容で1978年を最後にチームもたたんでしまいました。日本繋がりでは高原敬武がこのサーティースのチームで日本初のF1ドライバーとなりました。

晩年は亡くなる直前までクラシックカーレースに足を運んだり、バイクのレーシングチームを立ち上げるなど、生涯をモータースポーツに注ぐ「生けるレジェンド」は二輪四輪問わず多くの後輩からも慕われてきました。
バイクはクラスを上げ下げしたり、四輪も他カテゴリーに転向しチャンピオンを取るケースはありますが、二輪と四輪という似て非なるモータースポーツの頂点を両方を極めたのは今までにサーティースただ1人となっています。一昔前にM・シューマッハはMoto GPのテストラン、一方V・ロッシがF1のテストランを経験して「2人の天才がトレードか?!」なんて時期もありましたよね。結果、実現に至りませんでした。

失敗もありつつ多くの成功を収めてきたサーティースも、残念だったのは「孫でなく子」のヘンリーが父と同じモータースポーツの世界で活躍を目指す最中、18歳の若さで自分より先に失ったことでしょう。もしかしたら今頃ヘンリーと出会い、史上2人目のダブルタイトル獲得に向けて秘訣をマンツーマンでじっくり伝承していることでしょう。
バイクもF1も成功し、チームオーナーもやりました。さらには日本にも深い関係を持つ、経験豊かで「唯一無二」の貴重な人間がまた一人減ってしまいました。期待されたり頑張っても、このような経験や様々な顔を持つことはなかなかできない事ですよね。年齢も高齢ではありましたが、非常に残念です。

少し遅くなってしまいましたが、ご冥福をお祈りします。

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今シーズンはハミルトンのチャンピオンシップ争いの逆転、また最年少フェルスタッペンのレッドブル起用と先輩達もたじろぐ好成績が印象的です。フェルスタッペンは近年稀にみる若手有望株で光る逸材。数年に1人の大活躍に期待を寄せてしまいます。

今回の主役は度々クローズアップしてきたジンクスをも覆す二世お坊っちゃまに替わり、同じく二世のフェルスタッペンです。たった1勝、まだ2年目でチャンピオンの話は早いかもしれませんが、成長著しいフェルスタッペンは近代のチャンピオンと比較してどういう傾向で成長しているのか、今回もグラフを使ってみていきたいと思います。
対象とするチャンピオンは以前のブログで大別してみた、自身ちゃんと観戦してよく知る30年間の13人としました。

M・フェルスタッペン
   参戦2年目(31戦)
   予選最高位:3位(2年目)
   決勝最高位:1位(2年目)
   チャンピオン獲得:なし
       ※データは2016年の第12戦終了時

これが今日現在までのフェルスタッペンの戦績です。1年目のトロ・ロッソ時代は予選最高位6位、決勝最高位4位でレッドブルにスイッチした第5戦から第12戦までの8戦で表彰台が4回を獲得しています。残る2016年後半も期待してしまいますよね!ただレッドブルにチェンジした、それだけではなく、チームメイトのリカルドとも互角に、チャンピオン経験者を巧みにブロックし、揺さぶりにも応戦してマシンを壊したりはしない点で「攻めも守りもどちらもイケる」安定感が身に付いています。

ココからが今回の本題になります。フェルスタッペンが立ち向かう13人の「チャンピオン獲得までの年別ドライバーズランキング」です。

見辛くて申し訳ないです。一応ドライバー別に全員色を変えて表現しています。横軸に年次を取り、対象13人が13年間で全員チャンピオンまで上り詰め、初回の1位になった時点で以降を切っています。13人が入り乱れると、やっぱりなんのこっちゃわかりません。
前にチャンピオンを独断で大別したときは「走り方や印象、特徴」としました。これらのチャンピオンをみると、印象や特徴以外に「チャンピオンまでの道のり」に違いがみられます。このグラフからザックリわかることとして「参戦2年程で早々にチャンピオンを成し得た者」「参戦4~5年でチャンピオンになる者が多い」「参戦5年以上チャンピオンはおろか優勝もなかなかできず、順位を上下し何年もかけてチャンピオンになった者」など、単にチャンピオン獲得者とはいえ様々です。


《参戦2年以内獲得+α》
初めは参戦2年以内にチャンピオンを取ってしまう強者達です。1997年のJ・ヴィルヌーブ、H・ハミルトンの2人です。
J・ヴィルヌーブ   参戦2年目(33戦目)
   1996年 16戦出走 優勝4回 ランキング  2位
   1997年 17戦出走 優勝7回 チャンピオン

L・ハミルトン      参戦2年目(35戦目)
   2007年 17戦出走 優勝4回 ランキング  2位
   2008年 18戦出走 優勝5回 チャンピオン

グラフがスカスカですね。この2人の衝撃デビューからわずか2年目でのチャンピオン獲得は今でもハッキリ覚えています。強烈インパクトでした。2人の共通点は「1年目から勝てるマシンに乗れている」ゆえの「1年目からチャンピオン争いに絡めている」これに尽きます。ヴィルヌーブに至ってはデビュー戦でいきなりポールポジションを獲得してしまいます。もちろん先輩のM・シューマッハもD・ヒルもM・ハッキネンもいる中でです。
比較の意味でフェルスタッペンを赤でプロットしています。今シーズンが2年目でレッドブル乗りではありますが、到底2人には当てはまりません。
あと、本来は次のグループに当てはまる5年目のヒルですが、初期からチャンピオン級マシンをドライブしているという意味合いでこのグループに入れています。グラフからはみ出るヒルの1年目は0ポイント0位のためです。デビューの1992年は2戦のスポット参戦でした。

D・ヒル                参戦5年目(67戦目)
   1992年   2戦出走 優勝0回 ランキング  - 位
   1993年 16戦出走 優勝3回 ランキング  3位
   1994年 16戦出走 優勝6回 ランキング  2位
   1995年 17戦出走 優勝4回 ランキング  2位
   1996年 16戦出走 優勝8回 チャンピオン


《参戦5年以内獲得》
今回抽出したチャンピオンの初回獲得平均年数は13人で5.69年となっていて、このグループが正しく王道の5人といえます。前出のヒルも年数でみればこちらにカウントされます。
N・ピケ                参戦4年目(49戦目)
   1978年   5戦出走 優勝0回 ランキング  - 位
   1979年 15戦出走 優勝0回 ランキング15位
   1980年 14戦出走 優勝3回 ランキング  2位
   1981年 15戦出走 優勝3回 チャンピオン

A・セナ                参戦5年目(79戦目)
   1984年 15戦出走 優勝0回 ランキング  9位
   1985年 16戦出走 優勝2回 ランキング  4位
   1986年 16戦出走 優勝2回 ランキング  4位
   1987年 16戦出走 優勝2回 ランキング  3位
   1988年 16戦出走 優勝8回 チャンピオン

M・シューマッハ 参戦4年目(52戦目)
   1991年   6戦出走 優勝0回 ランキング  5位
   1992年 16戦出走 優勝1回 ランキング  3位
   1993年 16戦出走 優勝1回 ランキング  4位
   1994年 14戦出走 優勝8回 チャンピオン

F・アロンソ         参戦4年目(69戦目)
   2001年 16戦出走 優勝0回 ランキング  - 位
   2003年 16戦出走 優勝1回 ランキング  6位
   2004年 18戦出走 優勝0回 ランキング  4位
   2005年 19戦出走 優勝7回 チャンピオン

S・ベッテル         参戦4年目(62戦目)
   2007年   8戦出走 優勝0回 ランキング14位
   2008年 18戦出走 優勝1回 ランキング  8位
   2009年 17戦出走 優勝4回 ランキング  2位
   2010年 19戦出走 優勝5回 チャンピオン

1年目はフル参戦でなくスポット参戦が何人かいます。アロンソの2002年はルノーのサードドライバーでしたが、それを1年とカウントしちゃうのも可哀想なのでノーカウントにしました。
このグループは基本的に年毎に順位を上げて勢いがあるうちにチャンピオンを得ています。2、3年目で勝てるマシンに移籍し一番いい時期に確実に取る、効率のいいやり方です。
現状のフェルスタッペンも似たような軌跡を描いています。当面はレッドブルに留まるのでしょうし、今シーズンは概ね2番手チームになり、来季のマシン大変革でのレッドブルの地位によってまだまだ可能な位置だと思えます。


《参戦5年以上で獲得の苦労人》
獲得年平均値を上げた、5年以上かかってチャンピオンになったグループです。A・プロストの6年は早い方ですが、何回か書いた1984年はN・ラウダに対して0.5ポイント差で競り負けているという惜しい過去があり、今回は苦労人のグループに入れてみました。
A・プロスト         参戦6年目(89戦目)
   1980年   5戦出走 優勝0回 ランキング  - 位
   1981年 15戦出走 優勝3回 ランキング  5位
   1982年 16戦出走 優勝2回 ランキング  4位
   1983年 15戦出走 優勝4回 ランキング  2位
   1984年 16戦出走 優勝7回 ランキング  2位
   1985年 16戦出走 優勝5回 チャンピオン

N・マンセル       参戦13年目(181戦目)
   1980年   2戦出走 優勝0回 ランキング  - 位
   1981年 13戦出走 優勝0回 ランキング14位
   1982年 13戦出走 優勝0回 ランキング14位
   1983年 15戦出走 優勝0回 ランキング13位
   1984年 16戦出走 優勝0回 ランキング10位
   1985年 15戦出走 優勝2回 ランキング  6位
   1986年 16戦出走 優勝5回 ランキング  2位
   1987年 14戦出走 優勝6回 ランキング  2位
   1988年 14戦出走 優勝0回 ランキング  9位
   1989年 15戦出走 優勝2回 ランキング  4位
   1990年 16戦出走 優勝1回 ランキング  5位
   1991年 16戦出走 優勝5回 ランキング  2位
   1992年 16戦出走 優勝9回 チャンピオン

M・ハッキネン     参戦8年目(111戦目)
   1991年 15戦出走 優勝0回 ランキング16位
   1992年 15戦出走 優勝0回 ランキング  8位
   1993年   3戦出走 優勝0回 ランキング15位
   1994年 15戦出走 優勝0回 ランキング  4位
   1995年 16戦出走 優勝0回 ランキング  7位
   1996年 16戦出走 優勝0回 ランキング  5位
   1997年 16戦出走 優勝1回 ランキング  6位
   1998年 16戦出走 優勝8回 チャンピオン

K・ライコネン     参戦7年目(121戦目)
   2001年 16戦出走 優勝0回 ランキング10位
   2002年 17戦出走 優勝0回 ランキング  6位
   2003年 16戦出走 優勝1回 ランキング  2位
   2004年 18戦出走 優勝1回 ランキング  7位
   2005年 19戦出走 優勝7回 ランキング  2位
   2006年 18戦出走 優勝0回 ランキング  5位
   2007年 17戦出走 優勝6回 チャンピオン

J・バトン           参戦10年目(171戦目)
   2000年 17戦出走 優勝0回 ランキング  8位
   2001年 17戦出走 優勝0回 ランキング17位
   2002年 17戦出走 優勝0回 ランキング  7位
   2003年 15戦出走 優勝0回 ランキング  9位
   2004年 18戦出走 優勝0回 ランキング  3位
   2005年 17戦出走 優勝0回 ランキング  9位
   2006年 18戦出走 優勝1回 ランキング  6位
   2007年 17戦出走 優勝0回 ランキング15位
   2008年 18戦出走 優勝0回 ランキング18位
   2009年 17戦出走 優勝6回 チャンピオン

グラフを見ると他のグループにはみられない上に下に向いて忙しそうです。マンセルは1986,87年のウィリアムズ・ホンダ時代にあと一歩の2位を続けるも、88年にホンダがマクラーレンに移るとコテンパンにやられてしまいました。ライコネンは分かりやすいまでの奇数年に健闘し、偶数年にガタ落ちしています。
このグループに一貫していえるのは、優勝すること自体が遅咲きであったことと、マシンの出来にまんま左右されている点です。驚くはバトンの2008年ランキング18位から翌年一気にチャンピオン、まさに地獄から天国!
このツーショットの頃はまだバトンはチャンピオンではありません。

フェルスタッペンを紛れ込ませてみても、、正直こうならないとも限らないので、こうなる前に競争力のあるマシンでライバルに先を越されないよう願うばかりです。でないと、誰かさんみたいになっちゃうぞ〜?!(笑)
ちなみに13人のチャンピオン獲得時の平均勝利数は6.53勝となっています。打倒!メルセデス相手に5年以内でシーズン6勝以上!


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