おーいますねーアロンソ応援団!今シーズンは移籍初年にも関わらず、ピーク時を彷彿とさせる表彰台登壇連発で上り調子。緑のアストンマーティンカラーをまとう者が多い中、未だに水色のマイルドセブンルノーカラーもちらほら見受けられました。
もちろんこちらもいますよ!ゴーサインツ。日本ではゴーをもう一つ増やし「ゴーゴーサインツ」とすれば、あーこの方は日本語わかってらっしゃるな、となるわけです(笑)サインツも腑抜けではいられませんね。この熱気ある歓声があれば、遠くに見える怪しい雨雲も吹き飛ばしてくれるかな。
スタートタイヤはこちらです。
大多数が赤のソフトタイヤを履く中、レッドブルの2人と後方のサージェントが黄色いミディアムをチョイスして、抜き難いカタロニアの初めのスティントを引き伸ばす魂胆か。特にレッドブル(フェルスタッペン)はミディアムでもライバルのソフト並みのペースで走っちゃうんでしょうから、どちらでもいっか(早くも投げやり)変わり種として、予選は別人と化していたフェラーリのルクレールが白のハードタイヤで我が道をいく。
ルクレールとサージェントはグリッドに就かず、ピットレーンスタートを選択しています。ターン1、2の切り返しで芋洗い状態になるならばそれも賢明か。今回のルクレールは失うものはありません、得るだけです。ちなみに予選で二度に渡る進路妨害をとられたアルピーヌのガスリーは前方グリッドを得つつ、3+3=6グリッド降格の10番スタートとなっています。ペナルティポイントは無し。
フェルスタッペン、サインツによる同期同門フロントロウで始まるスタートは、サインツがフェルスタッペンの背後に潜り込み、スリップストリームを使ってターン1でフェルスタッペンと横並びにはなったものの、結局順位変動には至らず。ソフトタイヤの優位性を活かし切れませんでした。
3番スタートのノリスはハミルトンと接触、5番スタートのストロールにも負けてズルズルしています。
ん?ノリスの左フロントサスペンションに何か引っかかっていない?!2周目に早くもピットに呼ばれ、表彰台争いから一転、最後尾に落ちています。せっかくいい予選だったのに。。
5周目の順位変動はこうなりました。ハミルトンをかわし3位に浮上したストロール以下はノリスの後退によりもれなく-1が付いてきます。メルセデスのラッセルの-5を皮切りに、アルファロメオの周とアルファタウリの角田が仲良く-4
プラス側はノリスの+17のほか、予選で怒られまくったガスリーが+4、ノリスの相方ピアストリは+3という苦しい序盤となりました。マクラーレン復活への道は次回以降に。
予選は11番手、スタートは10番手の「追い抜きできるレッドブル」ペレスは6周目にハースのヒュルケンベルグをパスすると、
9周目には周をパス。その後、前方のソフトタイヤスタートの面々が早めのタイヤ交換に向かったことで、25周目には3位まで浮上しています。ミディアムタイヤを選んだことで比較的容易にリカバー。
一方でペレスにパスされたヒュルケンベルグは7周目に角田に抜かれ、ソフトタイヤで早めのピットインを強いられたことで順位を一気に後退させています。やっぱりレースとなると、ハースも辛い。どこかのチームが遺伝しているかのよう。
一度はストロールにかわされたハミルトンは8周目に抜き返して3位復帰。
15周目には2位走行のサインツを捉えようとしています。
サインツは翌16周目にハミルトンとの直接対策を避け、ミディアムタイヤに履き替えてルクレールの後ろとなる9位で復帰。
ルクレールがピットに迎うと、サインツの前には見覚えあるテールが近付いてきます。予選で一悶着あったガスリーです。
ガスリーは使い込んだソフトタイヤ。サインツは履歴の浅いミディアムですから、さすがにモタつく訳にもいきません。まだちょっと距離のあるペレスを追ってゴーゴー!
上位勢は20周目に4位アロンソがソフトからソフトに変更して角田の後ろ9位。25周目に2位ハミルトンがソフトからミディアムに替えて復帰するも、先に替えていたサインツにアンダーカットされて5位。
ハミルトンに代わって2位に浮上したラッセルは翌26周目にソフトからミディアムに替えて6位。
そしてカメラも捉えられない速さで暫定2位のペレスに29秒の差を築き、トップを走るフェルスタッペンは27周目にハードに履き替え、ペレスとの差を7秒確保してトップでレース復帰していきます。
全20台で一番最後のタイヤ交換となったペレスは28周までミディアムタイヤを引っ張り、フェルスタッペンと同じハードでアロンソの後ろ9位で戻る。スタートは11番手、1周目にノリスが墜落したことを考えると、そこまでジャンプアップしたという感じは受けません。どちらかといえばこの2スティントの方が目立っていました。
31周目にハードタイヤでソフト履きのアロンソをかわす。
33周目は同じハードながらタイヤのフレッシュさに違いのある角田をパス。
翌34周目には最近ようやく上り調子になりつつあるアルピーヌのオコンをかわして6位。もう少し順位を上げられるか。
一方で見事なアンダーカットをみせてくれたサインツは結局ハミルトンに食われ、ココまではストーリー通りの展開でしたが、今度はラッセルにカモられています。ココで負けたら表彰台からも陥落。サインツよ、地元の意地みせられるか?!
みせられませんでした。勝負弱いフェラーリ。決勝では全く戦えない。
サインツがダメならこの方はどうか。今回ばかりは表彰台からちょいと遠ざかってしまったけど、元気です!アロンソ様!
オコン単独走行に見えますが、ピタリと0.125秒後ろにいますよー。
振り切れないよ、内側からもいっちゃうよーオコンくん。先日までは色々お世話になりました
よーってか!アロンソ7位浮上。
ほら、先輩はしっかり仕留めたぞ。今度はまたまた君の番だ。11番スタートと2番スタートの2人が4位をかけてラストスパート。
ソフトタイヤでファステストラップ出されちゃ敵わないよな。サインツ、頑張れ!
先程アロンソに7位を奪われたオコン、今度は角田に狙われかけています。
と思ったら、角田は角田でアルファロメオのエースになりつつある周に後をつけられている。アジアン対決!
やべ、アウトから並ばれた。。けど?!
周はステアリングを急に切り返してトラック外に回避。角田くん、命拾いをしました。が!
な、何なんだよ、一体何の5秒だよ。ヤツが勝手に外側に逃げていっただけじゃないか!僕一切触れていないんだけど。。
角田は皆さんも既にご存知の通り、周を「トラック外に押し出した」として5秒の追加ペナルティとペナルティポイントも付与という厳しい裁定が下り、9位入賞の予定が12位入賞圏外という腑に落ちない結果となりました。
でも、勝ったのはボクね。忘れないでね!
《決勝結果》
1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
2 ハミルトン (メルセデス・M)
3 ラッセル (メルセデス・M)
フェルスタッペンはポールポジションからピットインの間も誰一人ともトップを譲らぬ完璧なレースで今シーズン5勝目、現在三連勝を無事に飾りました。残る表彰台の二席は5番スタートだったハミルトンと12番スタートで1周目は「ワープしてなかった?」のラッセルが射止めました。今回はノーアロンソ、ノーフェラーリでフィニッシュです。
《ファステストラップとそのタイミング》
フェルスタッペン(レッドブル・HRB)1分16秒330
61周目/66周
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
ハミルトン (メルセデス・M)
《完走(扱い)台数と規定周回走破台数》
完走台数:20台(20台フィニッシュ)
規定周回:12台
《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
ペレス(レッドブル・HRB)
最近はやや運気がよくありません。まず予選がよくない。これがレッドブルに来る前までの「ペレスらしさ」ではあるのですが、やはりレッドブルに来れば走り方、内容、さらには「チーム内での立ち位置?」が求められます。今回のペレスは下がることは決して許されない「上がるのみ」の結果が求められたレースで、しっかり2スティントでパッシングを連発。さすがに表彰台には届かなかったけど、カタロニアで可能な限りリカバーできたのではないかと思っています。ただ残念ながら、フェルスタッペンの背中が大分離れてしまいました。この先は一度アメリカ大陸に上陸してからのヨーロッパ連戦はクローズドのハイスピードGPが続きます。フェルスタッペンにこの間さらに逃げられてしまわないように食らいついてほしいですね。
次点は角田くんでした。入賞から引きずり下ろされてしまったものの、予選15番手から9位入賞をほぼ掴み取っていましたもんね。うーん、腑に落ちませんなぁ。
《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
角田に対するFIAの裁定
miyabikun繰り返し、角田が食らったからこれを選んだわけではありません。かといって、周が無線でぶちまけた言い分が通ったように感じたからといって、周を責めることもしません。仮に周と角田が逆の立場でも、フェルスタッペンとペレスであっても、この裁定は最低、というかやり過ぎだと思います。周が一瞬前に出ただとか、角田はアウトラインに余裕を持たせていたとか、様々な意見や見方はありますが、確かに周のステアリング回避はやや誇張してみえるものの、単にバトル中の出来事であり、タイムペナルティやさらにペナルティポイントを与えるものでもないと思っています。
こういうことが起きると、再三同じことばかり言っていますが、人間が裁定すると「どちらびいきだ」とか「忖度がある」となるわけですから、人間でなくAIにやらせりゃいいんですよ、このご時世。ノーズやフロントアクスルの位置、進入速度、ステアリング角やスロットル、ブレーキのタイミングや深さ、トラックの位置や境界までの距離、もっと掘り下げるなら両手のステアリングを握る握力やその時の眼球の動きなど、人間で公平に判定できないことは全て機械にやらせて、我々ファンや対象チームのモニターに数的解析結果をパーセンテージで示せば誰も怒り様が無いし、感情や忖度も無いでしょう。バトルした結果がこうゲンナリしてしまうのが残念で残念で。。
《ドライバーズポイントランキング》
1 → フェルスタッペン 170pts
2 → ペレス 117pts(-53pts)
3 → アロンソ 99pts(-18pts)
4 → ハミルトン 87pts(-12pts)
5 → ラッセル 65pts(-22pts)
《コンストラクターズポイントランキング》
1 → レッドブル 287pts
2 ↑ メルセデス 152pts(-135pts)
3 ↓ アストンマーティン 134pts (-18pts)
4 → フェラーリ 100pts (-34pts)
5 → アルピーヌ 40pts (-60pts)
《第7戦スペインGPのポイント》
・フェルスタッペン初ポールからの完全試合
・抜き難いに違いないが、抜ける人には抜ける説
・母国GPで目立てる先輩と目立てない後輩
・バトルの結果をペナルティに変換するのは残念
ポールポジションならびに優勝者予想はイージーでした。当てられた嬉しさより、誰も敵うヤツが居ないという方が問題であり残念(笑)このままだと、あるチームが「シーズン全戦優勝」という偉大かつクソつまらないシーズンになっちまうぞ!miyabikunそれだけは勘弁だからなー。しっかりしてくれよ、ほか9チームよ。荒れるカナダでいい意味で荒れてくれることに期待。そろそろキャリア初優勝も観たいぞー。
MW「あれはやはり、マルチ2,1だったー」
CH「お主、この期に及んで、まだ言うかー」
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おーいますねーアロンソ応援団!今シーズンは移籍初年にも関わらず、ピーク時を彷彿とさせる表彰台登壇連発で上り調子。緑のアストンマーティンカラーをまとう者が多い中、未だに水色のマイルドセブンルノーカラーもちらほら見受けられました。
もちろんこちらもいますよ!ゴーサインツ。日本ではゴーをもう一つ増やし「ゴーゴーサインツ」とすれば、あーこの方は日本語わかってらっしゃるな、となるわけです(笑)サインツも腑抜けではいられませんね。この熱気ある歓声があれば、遠くに見える怪しい雨雲も吹き飛ばしてくれるかな。
スタートタイヤはこちらです。
大多数が赤のソフトタイヤを履く中、レッドブルの2人と後方のサージェントが黄色いミディアムをチョイスして、抜き難いカタロニアの初めのスティントを引き伸ばす魂胆か。特にレッドブル(フェルスタッペン)はミディアムでもライバルのソフト並みのペースで走っちゃうんでしょうから、どちらでもいっか(早くも投げやり)変わり種として、予選は別人と化していたフェラーリのルクレールが白のハードタイヤで我が道をいく。
ルクレールとサージェントはグリッドに就かず、ピットレーンスタートを選択しています。ターン1、2の切り返しで芋洗い状態になるならばそれも賢明か。今回のルクレールは失うものはありません、得るだけです。ちなみに予選で二度に渡る進路妨害をとられたアルピーヌのガスリーは前方グリッドを得つつ、3+3=6グリッド降格の10番スタートとなっています。ペナルティポイントは無し。
フェルスタッペン、サインツによる同期同門フロントロウで始まるスタートは、サインツがフェルスタッペンの背後に潜り込み、スリップストリームを使ってターン1でフェルスタッペンと横並びにはなったものの、結局順位変動には至らず。ソフトタイヤの優位性を活かし切れませんでした。
3番スタートのノリスはハミルトンと接触、5番スタートのストロールにも負けてズルズルしています。
ん?ノリスの左フロントサスペンションに何か引っかかっていない?!2周目に早くもピットに呼ばれ、表彰台争いから一転、最後尾に落ちています。せっかくいい予選だったのに。。
5周目の順位変動はこうなりました。ハミルトンをかわし3位に浮上したストロール以下はノリスの後退によりもれなく-1が付いてきます。メルセデスのラッセルの-5を皮切りに、アルファロメオの周とアルファタウリの角田が仲良く-4
プラス側はノリスの+17のほか、予選で怒られまくったガスリーが+4、ノリスの相方ピアストリは+3という苦しい序盤となりました。マクラーレン復活への道は次回以降に。
予選は11番手、スタートは10番手の「追い抜きできるレッドブル」ペレスは6周目にハースのヒュルケンベルグをパスすると、
9周目には周をパス。その後、前方のソフトタイヤスタートの面々が早めのタイヤ交換に向かったことで、25周目には3位まで浮上しています。ミディアムタイヤを選んだことで比較的容易にリカバー。
一方でペレスにパスされたヒュルケンベルグは7周目に角田に抜かれ、ソフトタイヤで早めのピットインを強いられたことで順位を一気に後退させています。やっぱりレースとなると、ハースも辛い。どこかのチームが遺伝しているかのよう。
一度はストロールにかわされたハミルトンは8周目に抜き返して3位復帰。
15周目には2位走行のサインツを捉えようとしています。
サインツは翌16周目にハミルトンとの直接対策を避け、ミディアムタイヤに履き替えてルクレールの後ろとなる9位で復帰。
ルクレールがピットに迎うと、サインツの前には見覚えあるテールが近付いてきます。予選で一悶着あったガスリーです。
ガスリーは使い込んだソフトタイヤ。サインツは履歴の浅いミディアムですから、さすがにモタつく訳にもいきません。まだちょっと距離のあるペレスを追ってゴーゴー!
上位勢は20周目に4位アロンソがソフトからソフトに変更して角田の後ろ9位。25周目に2位ハミルトンがソフトからミディアムに替えて復帰するも、先に替えていたサインツにアンダーカットされて5位。
ハミルトンに代わって2位に浮上したラッセルは翌26周目にソフトからミディアムに替えて6位。
そしてカメラも捉えられない速さで暫定2位のペレスに29秒の差を築き、トップを走るフェルスタッペンは27周目にハードに履き替え、ペレスとの差を7秒確保してトップでレース復帰していきます。
全20台で一番最後のタイヤ交換となったペレスは28周までミディアムタイヤを引っ張り、フェルスタッペンと同じハードでアロンソの後ろ9位で戻る。スタートは11番手、1周目にノリスが墜落したことを考えると、そこまでジャンプアップしたという感じは受けません。どちらかといえばこの2スティントの方が目立っていました。
31周目にハードタイヤでソフト履きのアロンソをかわす。
33周目は同じハードながらタイヤのフレッシュさに違いのある角田をパス。
翌34周目には最近ようやく上り調子になりつつあるアルピーヌのオコンをかわして6位。もう少し順位を上げられるか。
一方で見事なアンダーカットをみせてくれたサインツは結局ハミルトンに食われ、ココまではストーリー通りの展開でしたが、今度はラッセルにカモられています。ココで負けたら表彰台からも陥落。サインツよ、地元の意地みせられるか?!
みせられませんでした。勝負弱いフェラーリ。決勝では全く戦えない。
サインツがダメならこの方はどうか。今回ばかりは表彰台からちょいと遠ざかってしまったけど、元気です!アロンソ様!
オコン単独走行に見えますが、ピタリと0.125秒後ろにいますよー。
振り切れないよ、内側からもいっちゃうよーオコンくん。先日までは色々お世話になりました
よーってか!アロンソ7位浮上。
ほら、先輩はしっかり仕留めたぞ。今度はまたまた君の番だ。11番スタートと2番スタートの2人が4位をかけてラストスパート。
ソフトタイヤでファステストラップ出されちゃ敵わないよな。サインツ、頑張れ!
先程アロンソに7位を奪われたオコン、今度は角田に狙われかけています。
と思ったら、角田は角田でアルファロメオのエースになりつつある周に後をつけられている。アジアン対決!
やべ、アウトから並ばれた。。けど?!
周はステアリングを急に切り返してトラック外に回避。角田くん、命拾いをしました。が!
な、何なんだよ、一体何の5秒だよ。ヤツが勝手に外側に逃げていっただけじゃないか!僕一切触れていないんだけど。。
角田は皆さんも既にご存知の通り、周を「トラック外に押し出した」として5秒の追加ペナルティとペナルティポイントも付与という厳しい裁定が下り、9位入賞の予定が12位入賞圏外という腑に落ちない結果となりました。
でも、勝ったのはボクね。忘れないでね!
《決勝結果》
1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
2 ハミルトン (メルセデス・M)
3 ラッセル (メルセデス・M)
フェルスタッペンはポールポジションからピットインの間も誰一人ともトップを譲らぬ完璧なレースで今シーズン5勝目、現在三連勝を無事に飾りました。残る表彰台の二席は5番スタートだったハミルトンと12番スタートで1周目は「ワープしてなかった?」のラッセルが射止めました。今回はノーアロンソ、ノーフェラーリでフィニッシュです。
《ファステストラップとそのタイミング》
フェルスタッペン(レッドブル・HRB)1分16秒330
61周目/66周
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
ハミルトン (メルセデス・M)
《完走(扱い)台数と規定周回走破台数》
完走台数:20台(20台フィニッシュ)
規定周回:12台
《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
ペレス(レッドブル・HRB)
最近はやや運気がよくありません。まず予選がよくない。これがレッドブルに来る前までの「ペレスらしさ」ではあるのですが、やはりレッドブルに来れば走り方、内容、さらには「チーム内での立ち位置?」が求められます。今回のペレスは下がることは決して許されない「上がるのみ」の結果が求められたレースで、しっかり2スティントでパッシングを連発。さすがに表彰台には届かなかったけど、カタロニアで可能な限りリカバーできたのではないかと思っています。ただ残念ながら、フェルスタッペンの背中が大分離れてしまいました。この先は一度アメリカ大陸に上陸してからのヨーロッパ連戦はクローズドのハイスピードGPが続きます。フェルスタッペンにこの間さらに逃げられてしまわないように食らいついてほしいですね。
次点は角田くんでした。入賞から引きずり下ろされてしまったものの、予選15番手から9位入賞をほぼ掴み取っていましたもんね。うーん、腑に落ちませんなぁ。
《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
角田に対するFIAの裁定
miyabikun繰り返し、角田が食らったからこれを選んだわけではありません。かといって、周が無線でぶちまけた言い分が通ったように感じたからといって、周を責めることもしません。仮に周と角田が逆の立場でも、フェルスタッペンとペレスであっても、この裁定は最低、というかやり過ぎだと思います。周が一瞬前に出ただとか、角田はアウトラインに余裕を持たせていたとか、様々な意見や見方はありますが、確かに周のステアリング回避はやや誇張してみえるものの、単にバトル中の出来事であり、タイムペナルティやさらにペナルティポイントを与えるものでもないと思っています。
こういうことが起きると、再三同じことばかり言っていますが、人間が裁定すると「どちらびいきだ」とか「忖度がある」となるわけですから、人間でなくAIにやらせりゃいいんですよ、このご時世。ノーズやフロントアクスルの位置、進入速度、ステアリング角やスロットル、ブレーキのタイミングや深さ、トラックの位置や境界までの距離、もっと掘り下げるなら両手のステアリングを握る握力やその時の眼球の動きなど、人間で公平に判定できないことは全て機械にやらせて、我々ファンや対象チームのモニターに数的解析結果をパーセンテージで示せば誰も怒り様が無いし、感情や忖度も無いでしょう。バトルした結果がこうゲンナリしてしまうのが残念で残念で。。
《ドライバーズポイントランキング》
1 → フェルスタッペン 170pts
2 → ペレス 117pts(-53pts)
3 → アロンソ 99pts(-18pts)
4 → ハミルトン 87pts(-12pts)
5 → ラッセル 65pts(-22pts)
《コンストラクターズポイントランキング》
1 → レッドブル 287pts
2 ↑ メルセデス 152pts(-135pts)
3 ↓ アストンマーティン 134pts (-18pts)
4 → フェラーリ 100pts (-34pts)
5 → アルピーヌ 40pts (-60pts)
《第7戦スペインGPのポイント》
・フェルスタッペン初ポールからの完全試合
・抜き難いに違いないが、抜ける人には抜ける説
・母国GPで目立てる先輩と目立てない後輩
・バトルの結果をペナルティに変換するのは残念
ポールポジションならびに優勝者予想はイージーでした。当てられた嬉しさより、誰も敵うヤツが居ないという方が問題であり残念(笑)このままだと、あるチームが「シーズン全戦優勝」という偉大かつクソつまらないシーズンになっちまうぞ!miyabikunそれだけは勘弁だからなー。しっかりしてくれよ、ほか9チームよ。荒れるカナダでいい意味で荒れてくれることに期待。そろそろキャリア初優勝も観たいぞー。
MW「あれはやはり、マルチ2,1だったー」
CH「お主、この期に及んで、まだ言うかー」
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