F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:サーキット・オブ・ジ・アメリカズ

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アメリカも天気がいいなぁ。関東も負けじと天気はいいのですが、まだ真っ暗なのね。。アメリカと日本の時差は地球のせい。仕方が無い。まだデイレースなだけ救いか(アメリカでナイトレースされたら、決勝は日本の月曜昼間)

今回はフロントロウにもセカンドロウにもフェルスタッペンが居ませんからね!早かれ遅かれ上位に浮上してくると思いますが、ルクレールやノリスは何周耐えられるかな?!スタートタイヤ確認です。
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見事に黄色いミディアムが大部分を占め、今回ピットレーンスタートを採ったハースのヒュルケンベルグとアストンマーティンのストロールが逆ストラテジーとなるハードタイヤをチョイスしています。2チーム4台がピットレーンを行いますが、ハース2台が前で並んでいます。

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スタートはまたもや2番グリッドがいい。ターン1でインを獲ったノリスがそのままトップへ。
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1周目途中の順位変動はこうなりました。 外側奇数3番グリッドのハミルトンも4番グリッドのサインツにやられて順位を一つ落としています。ターン1で外側にはらんでしまった5番グリッドのラッセルは順位を3つ落として8位へ。それもあり、フェルスタッペンは5位に浮上。これからヤツぁじわじわ来るぞ。

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4周目、スタート直後にやられたサインツにハミルトンが接近しています。レースペースはどちらに分があるかな?!
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今回はメルセデスが有利か。ハミルトンは3位復帰。
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そして続く5周目、ヤツがすぐ来る!フェルスタッペンは4位へ。思いの外早い。
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サインツが抜ければ、ルクレールも同じ。ハミルトンは立て続けにフェラーリを料理。一人で逃げを打つノリスを追う。

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11周目に入ると、13位アルボン、14位ボッタス、15位マグヌッセンが連なってピットへ。 1回目のタイヤ交換が始まります。メンツがシブい(笑)シブい3人はいずれもミディアムからハードへ。
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あーっ、ピアストリ、、。10番スタートから1周目に6位までジャンプアップできたのに、冷却水漏れのトラブルにより、アルピーヌのオコンに続く2人目の戦線離脱。マクラーレンはノリス先輩に全期待を寄せるしか無い。
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ルクレールは早くもフェルスタッペンに狙われています。
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粘れるか?!意地でも抜かれたく無い!
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ルクレールはフェルスタッペン相手になると、他のドライバー以上にアツくなる気がします。同世代の好敵手といった感じか。
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フェルスタッペンもバトルを楽しんでいる様子。少しは張り合ってくれないと、盛り上がらないよね。ぶつかるなよー。
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フェルスタッペンはハミルトンをピタリと追い、3位へ。
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スタートからここまで逃げを打つトップのノリス。ラップタイムが徐々に落ち込みだし、2位のハミルトンがじわじわ近付いてきています。ノリスの初優勝が見たい!踏ん張れよ!

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17周目に3位フェルスタッペンが動く。静止時間2.5秒でまたもミディアムを履いたことで、2回ピットは確実なものとなりました。
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翌18周目にトップのノリスがカウンターを打つ。ノリスはハードへ。
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そうなればハミルトンも当然動く形となり、1回ピットの可否を確認するも21周目にハードタイヤに履き替えていきます。
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ハミルトンはピットレーンにいるのに対し、ノリスはターン1進入、フェルスタッペンは本線上でハミルトンを追い抜いていく。ハミルトンの静止時間は3.6秒、ピットインの判断にややモタついたこともあり、フェルスタッペンにアンダーカットされて暫定3位へ落ちていく。

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ヤバい、フェルスタッペンとの間にとうとう「壁」が無くなった。ノリスのパパも表情が強張る。ノリスパパ初めて見たけど、まあまあ若いな。miyabikunとさほど歳が変わらないんじゃないか?!
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来たよ。黄色いクチバシの紺の車体。シューって近付いてくる。止めて!アンタもうチャンピオン獲ったじゃん!まだ勝ちたいの?若きノリスにそろそろ初優勝させて、、
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そんな容赦、ヤツにある訳ないよな(笑)56周レースのちょうど半分、28周目にトップに立つ。

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今最も初優勝に近いと目され(続け)るノリスはまだ諦めない!まともに戦っても勝ち目がまるで無いと判断したマクラーレン陣営は35周目に予定より早めにハードタイヤを捨て、2回ピット確定のフェルスタッペンのアンダーカットを狙う。
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フレッシュなハードタイヤを先に履き、どうにかフェルスタッペンの前に出られたらいい。勝つにはもうこれしかない!
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そんなこと、許す訳ないじゃんと翌36周目に今度はフェルスタッペンがカウンター。ハードタイヤへ。
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ノリスダメだった。。でもよく張り合ったよ。

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レース終盤戦の44周目、44番車のハミルトンは4番車ノリスにあと4周で追いつくというインフォメーションが現れます。2位か優勝狙いとは、チームもだいぶ持ち上げているなぁ。でもこうやってモチベーションを上げてくれるのは大切かもしれませんね。どこかのチームとは全然違う。
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予想通りの48周目に本当に背後にピタリとつけるハミルトン。今回のメルセデス、特にハミルトンはとても力強いぞ。得意なアメリカってのもさらに自信に繋げるのかな。
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ノリスなりに対抗しつつも
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なす術無し。ハミルトン2位へ。
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ニンマリ
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スタンドでもバトってるなぁ。言葉は聞こえなくても、どんな言い合いをしているか容易に判断できます(笑)

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レースは予想通り、予想するまでもなくフェルスタッペンの5人抜き優勝。2位は終始走りに力強さを感じたハミルトン。残念ながらまたも初優勝はお預けのノリスが3位という結果でした。
とレースを締めるのはまだ早ーい!
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これよ、これこれ!角田は最後の最後でフリーストップを行いソフトタイヤでファステストラップを獲得!
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日本人3人目!おめでとう!

《決勝結果》
  1 フェルスタッペン (レッドブル・HRB)
失格 ハミルトン   (メルセデス・M)
  2 ノリス     (マクラーレン・M)
  3 サインツ    (フェラーリ・F)

レース後、2位のハミルトンと5位フィニッシュのルクレールのマシンのフロアのスキッドブロック(プランクアセンブリ)が規定よりも薄くなっていたことが発覚し、結果除外の失格。2位はノリス、3位サインツが表彰台獲得。さらに10位フィニッシュだった角田は8位に昇格しています。

《ファステストラップとそのタイミング》
 角田裕毅(アルファタウリ・HRB)1分38秒139
 56周目/56周
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ノリス (マクラーレン・M)
《完走(扱い)台数と規定周回走破台数》
 完走台数:15台(15台フィニッシュ)失格:2台
 規定周回:12台

繰り返し、角田のファステストラップ獲得は日本人ドライバーとしては1989年最終戦オーストラリアGPの中嶋悟、2012年第3戦中国GPの小林可夢偉に続く歴代3人目の授賞となりました。ちゃんと入賞圏内10位でフィニッシュし、さらには2つ順位昇格のボーナス付き!予選からいい位置でスタートできると、こういうチャンスは大きくなりますね!また一段階ランクアップですね!

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ノリス(マクラーレン・M)

さっきあれだけ角田を誉めておいて、これちゃうのかい!!ごめん、すごく悩んだんだけど、角田くんは次点でした。今回もノリス選んじゃいました。。公式の通りです。
スタートはとてもよかったと思いますし、フェルスタッペンがすぐ後ろでなく何人か挟んだ後ろにいたこともチャンスだったと思います。今勢いあるノリスをもってしても勝てない。なかなか許してもらえませんね。今回ノリスはラッセルと同時の参戦100戦目のメモリアルでした。パパもパドック入りする記念すべき日でも掴み取ることができず。同期のラッセルは81戦目に優勝を挙げ、仲良しサインツは151戦かかりました(ちなみに歴代最遅はペレスの192戦目)100戦超えの優勝者は113人中8人もいますし、そこからは2人のチャンピオン獲得者(N・ロズベルグとバトン)もいます。めげずにもうしばらく「初優勝に最も近い男」やっていてもらいましょう(笑)
次点は先程も書いた初ファステストラップ獲得の角田、第3位は「決勝レースに限っては」スマートかつ力強い走りをみせたハミルトンでした。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 フェラーリ・F

今回もドライバーのせいとは言いません。チームの責任です。ボタンのかけ違いでまたもや不可解かつ残念な結果を招いてしまいました。今回のポールシッターは紛れも無くルクレールです。スタートでノリスにやられ、その後もレースペースはサインツ共々イマイチでした。ところが、2回ピットを選んだサインツに対して、ルクレールは1回ピットのままレースを続行。終盤になれば、当然タイヤもキツくなりますので、これは往々にしてあり得ます。
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4番スタートだったサインツとのフォーメーション。ラップタイムに違いがあるから仕方が無いんだけど、ポールシッターだったはずのルクレールがなぜこんな目に遭う?!
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そりゃ不満も言いたくなるよ。可哀想だよ、ルクレールが。譲らせるなとは言わない。譲らせるような戦略を立てないでやってくれよ。何のためのポールシッターだかわかりゃしないよ。挙句の果てにマシンの規定違反で失格なんて。ルクレールは早くアメリカを後にしたいことでしょう。またもう少ししたらアメリカに来なきゃならないけど(笑)

《ドライバーズポイントランキング》
   1  → フェルスタッペン 466pts ★
   2  → ペレス      240pts
   3  → ハミルトン    201pts (-39pts)
   4  → アロンソ     183pts (-18pts)
   5  → サインツ        171pts (-12pts)
   6   ↑  ノリス         159pts (-12pts)
   7   ↓  ルクレール       151pts   (-8pts)
   8  → ラッセル        143pts   (-8pts)
 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
 16   ↑  角田裕毅         8pts   (-1pt)

《コンストラクターズポイントランキング》
   1  → レッドブル     706pts ★
   2  → メルセデス     344pts
   3  → フェラーリ     322pts(-22pts)
   4   ↑  マクラーレン    242pts(-80pts)
   5   ↓  アストンマーティン 236pts  (-6pts)
 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
 10  → アルファタウリ     10pts   (-2pts)

ドライバーズランキングについては、決勝で2位に繰り上げとなったマクラーレンのノリスがルクレールを8ポイント上回り、次は仲良しサインツを12ポイント追います。また下位ではファステストラップならびに決勝で2つ順位を上げて繰り上げ8位となった角田も大量得点となり、アルファロメオの周を上回るランキング16位となっています。
コンストラクターズランキングもマクラーレンがコンスタントにポイントを積み、低迷するアストンマーティン食いに成功しています。

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《第18戦アメリカGPのポイント》
・COTAは2番グリッドがポールポジション
・フェルスタッペンの前の「壁4枚」は薄かった
・角田くん、ファステストラップ獲得おめでとう!
・日本人にアメリカ大陸スプリントは体に毒

体に毒とはいえ、次々回サンパウロGPも今シーズン最後のスプリントが控えています。死にます、マジで(笑)miyabikun特大時差のメキシコシティGPが気楽に感じるというバグが起きています。

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スプリントシュートアウトとスプリントを一遍に観てしまおうというのは目論見通りだけど「スプリントが終わった頃からシュートアウトを観始める」というのは大誤算。日曜午前のテレビを占領しちゃっております。。我ながら困ったもんですな(笑)

スプリントシュートアウトはタイヤコンパウンドに縛りがありますが、スプリントは自由です。各車どんなタイヤチョイスをしたかなってーと
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じゃじゃーん!6番グリッドのフェラーリのサインツのみがマシンカラーに合わせて赤のソフトタイヤをコーディネート。他は19台は黄色いミディアムタイヤなり。わかりやすい。サインツ、タイヤに厳しいマシンで寿命の最も短いタイヤを選んできました。というか、これしか選びようなかった、が正しいのかな。19周保つかな?!
なおシュートアウトで他車を妨害したとして、8番手を獲得したメルセデスのラッセルは3グリッド降格の11番スタートとなっています。

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スタート!やけにワイドだな。新しめのサーキットは幅員がしっかり広いから、撮り方によってめちゃくちゃワイドに見えます。どれがフロントロウ?!
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ああこれかこれか、イン側に思い切りはみ出てるじゃん。このサーキットって、何気に2番グリッドの方が得、みたいなのがありますよね。アウト側1番グリッド(ポールポジションではない)のフェルスタッペンは内側2番グリッドのルクレールを思い切り警戒。ルクレールは内側のトラックリミットから完全に出ていないか?!よくそこまで押したなぁ。
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ターン1はフェルスタッペンが前に。ルクレールはあれだけ閉められたら、理想的なラインで走れず鈍るわな。外側から3番グリッドのハミルトンがルクレールに並びかけていきます。
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ハミルトンが前に出て2位浮上。あのライン採りで前に出てよかったんでしたっけ?!毎年ここのパッシングは一悶着ある記憶です。ほか、1周目で順位を上げたのは、11番に降格したラッセル、下位のマグヌッセンが-3。逆に珍しくアストンマーティンのアロンソと、ままあるアルファロメオの周が+3となっています。シュートアウト大失敗に終わったアルファタウリ角田は-2と上々の滑り出し。

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3周目、6位走行のピアストリがペレス、さらにはラッセルにピタリとくっつかれています。ピアストリは前方5位走行のノリスからもやや離れ始めています。
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DRSを開いてペレスが前に出るか?!
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そうはさせない!ピアストリはこの反撃ができる若手。ただ速いだけでなく、その点も末恐ろしい。
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ただ早くもタイヤが辛いのか。チャンピオンマシンにそう長く太刀打ちできず。ピアストリは6位をペレスに明け渡す。
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するとすぐに次なる先輩が攻め立ててくる。ペナルティを帳消しにしてきたラッセル。
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ラッセルは思い切りトラックを逸脱して
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ピアストリの前に出る。それさっきおたくの先輩もやっていたけど、それやっていいんだっけ?!
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PG「先生、ラッセルの追い抜きはトラック外です」
直後を走る9位ガスリーが無線でチクる。やっぱり見過ごせないよね。ズルいもん。
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ほらね、ダメじゃん。シュートアウトに続き、スプリントはプラ5だよ。じゃあさじゃあさーこれどうなの先生。今回の先生は悪名高きワーウィックでしたっけ(笑)
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これよこれ。さっきから言ってるターン1先のハミルトン。オープニングラップは荒れるから仕方無いとかで片付けないよね?!
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そのハミルトンは3位ルクレールをだいぶ引き離し、フェルスタッペンにピタリと猛追しているところ申し訳ないんだけど、、あ、ペナルティ発令を警戒してルクレールとのギャップ築いているのか?!
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やられたピアストリは5周目でそのガスリーにまで抜かれて、8位入賞圏内から脱落しています。このスプリントは調子崩しているなぁ。

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その一方で、ピアストリの相方ノリスはソフトタイヤを履く4位サインツを追い回しています。サインツもタイヤがキツくなってきたのか。
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こちらは仲良し。綺麗にパス。と思いきや
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戯れてる。仲はよくてもチームは別。サインツも今シーズンはフェラーリのエースとしてチームを牽引している立場。馴れ合いでレースしているわけにもいきません。
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ちゃんと敬意があれば、バトルしていても危なさは感じません。ノリスはしつこくサインツを追い立てています。成長著しいピアストリとて、ノリスのこの走りはまだ習得出来ていませんね。
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10周目にノリスが前に。
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さらに翌周はペレスに抜かれて、サインツは6位へ後退。結局スタート位置に戻ってスタートダッシュの-2を返納するハメに。ソフトタイヤはやはり厳しい選択か。

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《スプリント結果》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ハミルトン   (メルセデス・M)
 3 ルクレール   (フェラーリ・F)

結局ハミルトンのアレはアリという裁定(というか審議にもなっていない?!)として、そのまま2位でフィニッシュ。1周目のターン1出口で確定した順列のままとなっています。角田は19番スタートから、5つ順位を上げた14位でフィニッシュしています。

《シュートアウトからの順位変動とタイヤ、ポイント》
シュートアウトからスプリントまでの順位変動と獲得ポイント、タイヤコンパウンドを示しています。

  ドライバー   タイヤ 変動 ポイント
 1 フェルスタッペン M   ±0     8pts
 2 ハミルトン    M   -1      7pts
 3 ルクレール    M   +1     6pts
 4 ノリス      M   ±0        5pts
 5 ペレス      M   -2      4pts
 6 サインツ     S   ±0   3pts
 7 ガスリー     M   -3      2pts
 8 ラッセル     M   ±0     1pt
 9 アルボン     M   ±0
  10 ピアストリ    M   +5
  11 オコン      M   -2
  12 リカルド     M   +1
  13 アロンソ     M   +1
  14 角田裕毅     M   -5
  15 ヒュルケンベルグ M   -1
  16 ボッタス     M   -2
  17 周冠宇      M   +2
  18 マグヌッセン   M   +1
  19 サージェント   M   -1
   R  ストロール    M   +6
          トータル ±0

今回のタイヤコンパウンドの違いは単純明快。6番グリッドのサインツのみがソフトタイヤスタートであり、スタート直後の蹴り出しこそ強みになったものの、先程みたように最後までは健全に保たず、プラマイゼロという結果に終わりました。
最大のゲインは-5の角田(前方を走行していたストロールのリタイヤを除くと-4)。最大のロストはリタイヤに終わったアストンマーティンのストロールの+6、完走組ではミディアムタイヤを保たせられなかったピアストリの+5でした。

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 角田裕毅(アルファタウリ・HRB)

今回コレっていう突出したドライバーは思い当たらなかったのが正直なところですが、強いて言えば、入賞圏外に終わったものの、最も順位を上げることに成功した角田くんが一番頑張ったかなと思いました。シュートアウトはチームの判断ミスもあってのSQ1落ち19番手だったのが悔やまれますね。アレがなければ入賞圏内フィニッシュも可能だったかもしれません。次点は唯一のソフトタイヤ発進でどうにかプラマイゼロの6位入賞を果たしたサインツ。ミディアムタイヤでズルズル後退することとなったピアストリに対して、同じマシンながらプラマイゼロに止めたノリスも格の違いを見せつけられたでしょうか。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 該当無し

しつこいですがスタート直後のトラック外追い抜きが認められたハミルトンにやや解せない部分はありつつも、お咎め無しの判断ということで落着させました。よってこちらは無し。

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《決勝の表彰台予想!》(先日の予選からの転記)
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ノリス     (マクラーレン・M)
 3 ルクレール   (フェラーリ・F)

いよいよ本番、日曜(月曜早朝)決勝の予想は予選終了時点でこうしていました。2位を引きずり下ろされたルクレールがどこまで粘れるか、またノリスの初優勝はあるのかに注目して観戦したい、と思いました(過去形)

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この土曜セッション(日本においては日曜朝)は寝ることに専念。スプリントシュートアウトは録画にし、スプリントの始まる2時間前の5時に目覚まし時計をかけて就寝したのですが、前日の2時間睡眠が祟り、深い睡眠に入ってしまって、起きたのがスプリントが終わってしまった朝8時という。。miyabikunの日曜午前のセッションでシュートアウトとスプリントを一気観するハメになってしまいました(笑)いやー朝は寒いし、老いとは悲しいものですアハハ。

《SQ1》
先日の予選観戦記で扱えなかったアメリカGP限定色の第二弾はウィリアムズ
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エンジンカバーに星条旗。こちらもボディカラーの青と相まってカッコよくキマっています。ウィリアムズについてはサージェントがアメリカ国籍唯一の参戦となっています。リヤウィングのメインプレーン裏側にはスポンサーのロゴなのかよくわかりませんが、顔の絵が描いてあります。ラップタイムや走行ラインよりも何が描いてあるのかとカメラが捉える度に目を凝らしてしまいます。
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ベンチマークはフェルスタッペンを見ておけばいい。ミディアムタイヤでのアタックということもありますが、金曜予選よりだいぶ落ち込む 1分35秒をギリギリ切ったあたり。
決して悪気は無いのですがフェルスタッペンが走れば、相方の調子も気になります。日付が変わったチームメイト格差はどうか?!
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タイム差は0.35秒落ちでおさまっているものの、このアメリカGPは各車各チームのタイム差が小さいため、今回は順位に充てがうとフェラーリやメルセデスを挟んだ暫定5番手になってしまいます。
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予選に続いて、アストンマーティンのアロンソがギリギリラインにいます。相方くんは最近このゾーンの常連になりつつありましたが、まさかアロンソもここでもがくことになるとは、前半戦からの好調さからは想像もつきませんでした。
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フェルスタッペンから0.368秒落ちの6番手なら、ひとまずSQ1は突破できそう。
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アロンソに連なる形で予選はQ1落ちを喫したウィリアムズのアルボンも息を吹き返し、フェルスタッペン、ルクレールに続く3番通過。アルボンが健闘してくれると、どこかほっこりした気分になります。健気だ。
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マクラーレンのピアストリはギリギリライン。まだSQ1だからカリカリする必要はありませんが、ギリギリ突破は胃がキリキリします。
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SQ1ではハースの2人、アルファロメオのボッタス、アルファタウリの角田、ウィリアムズのサージェントが脱落。
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ハミルトンは角田に「What a P ———!」
角田はチームにいつもの「What a P ———!」

《SQ2》
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同様のミディアムタイヤでのベンチマークはグンと速くなり、1分35秒181。
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残り5分までに15人中半数の8人がタイムアタックを行い、フェルスタッペン、フェラーリ、マクラーレンの間にペレスが挟まっています。
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残り7人は持ちタイヤの関係からか、SQ2は一発勝負にかける。
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久々にガスリーを観た気がする(笑)今回はオコンの前の番かな。
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あーリカルドダメだったか。。角田に代わって11番手に座る。
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アストンマーティンは2人揃ってSQ2脱落。アルピーヌはガスリー通過もオコンが脱落。アルファロメオの唯一の生き残りであった周はここまで。

《SQ3》
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SQ3は8分間で行われます。
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残り5分半。おーい、まだ誰も出ないの?みんな一発勝負?!
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残り4分半。ようやくちらほら出てきた。誰も走らないのかと心配しましたよ。
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フェルスタッペンのセクター1最速をノリスが上回っています。まさか今回はルクレールでもフェルスタッペンでもなく、、
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セクター2最速はフェルスタッペンが守る。
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うー、トラックリミットギリギリ!
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フェルスタッペンが1分34秒538でマクラーレン2人の挑戦を受けて立つ。
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ノリスは0.101秒足らず。
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ルクレールはさらに僅差の0.055秒落ち。
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ラ、ラッセル出てる。。
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《スプリントシュートアウト結果》
 1.フェルスタッペン(レッドブル・HRB)1分34秒538
 2.ルクレール   (フェラーリ・F)   1分34秒593
 3.ハミルトン   (メルセデス・M)  1分34秒607

予選に続いてシュートアウトも僅差のバトルとなり、今回はトラックリミットを守った(それが当たり前なんだけど)フェルスタッペンがスプリントのトップグリッドを獲得しています。ルクレール、ハミルトン、ノリスの並びは金曜予選とやや異なりますが、同じメンツですね。

《予選とスプリントシュートアウトの順位比較》
金曜予選とスプリントシュートアウトでの順位にどのような差があるのかを引き算しています。プラスは「予選よりもシュートアウトで順位を下げてしまった者」マイナスは「予選よりもシュートアウトで順位を上げた者」です。トータルは当然プラマイゼロ。

   ドライバー   変動
 1 フェルスタッペン -5
 2 ルクレール    +1
 3 ハミルトン      ±0
 4 ノリス      +2
 5 ピアストリ    -5
 6 サインツ     +2
 7 ペレス         -2
 8 ラッセル     +3
 9 アルボン     -9
  10 ガスリー     +3
  11 リカルド     -4
  12 アロンソ     -5
  13 オコン      +5
  14 ストロール    -5
  15 周冠宇      +3
  16 ヒュルケンベルグ ±0
  17 マグヌッセン   +3
  18 ボッタス     +5
  19 角田裕毅     +8
  20 サージェント   ±0
       トータル   ±0

金曜から土曜でジャンプアップを図れたのが9番グリッドのアルボンが-9位で最大。フェルスタッペン、ピアストリ、アロンソが-5となっています。逆に無線で不満を露わにした角田は金曜11番手から一転、19番手の+8にまでなってしまいました。ハミルトン、ヒュルケンベルグ、サージェントは変化無し。サージェントはなかなか最下位から抜け出せませんなぁ。

《SQ3トップのフェルスタッペンと各チームの差》
 フェラーリ(ルクレール)が0.055秒落ち
 メルセデス(ハミルトン)が0.069秒落ち
 マクラーレン(ノリス)は0.101秒落ち
 レッドブル(ペレス)が0.503秒落ち
 ウィリアムズ(アルボン)は0.828秒落ち
 アルピーヌ(ガスリー)は1.247秒落ち※
 アルファタウリ(リカルド)は1.440秒落ち※
 アストンマーティン(アロンソ)は1.549秒落ち※
 アルファロメオ(周)が1.644秒落ち※
 ハース(ヒュルケンベルグ)が2.211秒落ち※
 ※はSQ1,SQ2最速タイムから算出

上位は金曜予選よりさらに僅差の争いになりました。今まで頭二つほど飛び出していたフェルスタッペンのトップも、徐々にその差が小さくなるのでしょうか。四つ巴になってくれると、残るレースも盛り上がります。

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 アルボン(ウィリアムズ・M)

今回は上位が僅差であったこともあり、上位は甲乙つけ難いですが、マシンの位置付けと順位を相対評価するならば、Q3にしっかり進出したウィリアムズのアルボンが光ったかなと思います。あとは何だかんだで金曜も土曜も3番手、キングのアメリカ大好き大得意もよく伝わってきました。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 該当無し

全くゼロになることはありませんが、トラックリミット違反はだいぶ減ったでしょうか(数えたわけではないけど)該当無しです!

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金葉予選に対して。タイヤコンパウンド指定とセッション時間短縮のあるシュートアウトではありますが、通常予選もこのくらいの短縮版でも成り立つものでしょうか。それも検証したく、上記順位比較をしているわけですが、順位にバラつきや大なり小なりの違いはあれど、miyabikun個人的には、予選セッションをシュートアウト並みに短縮しても特段差し支えないようにも感じる次第であります。皆さんはどう考えますか?!

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F1はヨーロッパ発祥のモータースポーツで、今まではヨーロッパ基準で開催地や開催時間が設定されてきました。現在でもその慣習は踏襲されつつも、徐々にアメリカがその勢力を増してきています。アメリカ合衆国三開催のうちの2回目、一応メインと呼称される「アメリカのGP」開催です。

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今シーズン後半戦初戦である第13戦オランダGPから怪我により5戦の欠場を強いられたアルファタウリのリカルドがこのレースから復帰します。一応、レギュラードライバーでしたね。ちょっぴり忘れてしまっていました(笑)お帰りなさい。

《Q1》
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このアメリカGPでいくつかのチームやドライバーはアメリカGP限定のカラーリングで臨んでいます。こちらはチャンピオンチームのレッドブルです。なかなかカッコいい。
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ペレスは10人出走のうちの3番時計。倍の20人が出走したら6番手ということか(笑)3戦中の1戦くらいは、フェルスタッペンにギャフンと言わせてみい。契約があるんだろ。
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こちらはチームの母国GPとなるハースです。ハースもいいじゃないですか。ドライバーのレーシングスーツもパンチが効いていていいと思います。デフォルトカラーでもいいくらい。
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フェルスタッペン込みの17人中のトップタイムをマーク。やっぱりドカンと一発来たか、予選屋!
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そして相方マグヌッセンもいつも通り安定の予選スロースタート。予選はこの構図も、決勝順位はシレッと逆転してしまうのも織り込み済み。如何にヒュルケンベルグが損しちゃっているか。
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復帰のリカルド氏はどうか。チームの先輩角田には及ばず。まだ怪我から完全体ではないのか、これが今置かれているリカルドの目一杯なのか。まだ3戦目ですからね、何とも判定できません。
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アルピーヌのガスリー、フェラーリのルクレールがトップタイムを更新すると、昨年のポールシッターであるサインツがトップへ。前戦カタールGPは決勝走れずと悔しい思いをしましたが、体力消耗戦を回避し、引き続きフェラーリを牽引できるか?!
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フェルスタッペンが 1分35秒346でトップに立つと、相方ペレスは
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サインツ超えならず3番手。順位だけは聞こえがいいが、タイム差にすると0.643秒になります。決して小さくはない。
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リカルドの最終アタックは10番手。
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おお、角田は5番手(ということは、この時点で謝罪確定か?!)
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ただ逆にアストンマーティンのアロンソ様が実に珍しく脱落ライン下ヒュルケンベルグにも及ばない17番手と低迷されます。っていうか、ヒュルケンベルグいつの間にこんな落っこちちゃったの?!マグヌッセンはだいぶ上よ?
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Q1はヒュルケンベルグ、アロンソのほか、ウィリアムズの2人とストロールちゃまが古巣ウィリアムズに挟まれる形で脱落。今回のちゃまはアロンソ様も同様にということで、フリー走行だけでは煮詰め切れなかったかな。
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この方は出来不出来の差が極端。

《Q2》
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Q2の残り5分半の時点でほとんどのドライバーが計測を終える中、マクラーレンのノリスはノータイムです。原因はこれ。
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トラックリミット違反により、1分35秒981が取り消されています。先日のカタールGPで頻発したコレにまた悩まされるのか。ノリスはそこでイタい金葉予選を経験したばかり。ラストアタックは絶対気を抜けない。
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ノリスもラストアタックではタイムを残し、角田は時間いっぱいで9番時計。まだメルセデス2人が下に控えているのが怖い。。
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やはりダメだったか。。角田は例のペレス相手に(ペレスそれでは役不足なんだけどね)惜しくも0.018秒足らずの11番手で脱落。復帰のリカルド、ハースのマグヌッセン、前戦カタールGPでダブル入賞を果たしたアルファロメオがダブル脱落。

《Q3》
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1本目のフェルスタッペンはQ2トップタイムのルクレールや自身のタイムに及ばない1分35秒081に止まる。
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こうなればチャンス。ルクレールは1分35秒の壁を突破して頭一つ飛び出た形に。
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ハミルトンにも間に入られたフェルスタッペンは2本目にルクレールを0.005秒上回り、 3回チャンピオンの意地をみせたかと思いきや
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まさかのトラックリミット検知でタイム取り消し。フェルスタッペンはルクレールのみならず、ノリス、ハミルトン、サインツ、ラッセルにまで先行されて6番手まで転落。
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意外というか、ちょっと面白い展開に(笑)

《予選結果》
P.P.ルクレール(フェラーリ・F)  1分34秒723
 2.ノリス  (マクラーレン・M)1分34秒853
 3.ハミルトン(メルセデス・M) 1分34秒862

カタールGPに続いてアメリカGP予選もトラックリミットが結果に影響を与えています。

《先日の予選予想との答え合わせ》
2番手のノリス、4番手サインツ、13番手ボッタス、15番手リカルド、20番手サージェントの5人正解。ポールを外したのは恥ずかしいけど、それはそれで嬉しいかも(笑)
惜しいのがいくつかありました。ペレスは8番手でなく9番手でしたね。あとストロールとアルボンは逆。これらを当てられたらあと3ついけました。まさかフェルスタッペンがトラックリミットをとられて6番手に沈むとは、、まあレースではターン1でスパスパ抜いてリカバーしちゃうんでしょうが。あと今回も大外ししてしまいましたね。角田くん、ごめんなさい!

《Q3トップのルクレールと各チームの差》
 マクラーレン(ノリス)は0.130秒落ち
 メルセデス(ハミルトン)が0.139秒落ち
 フェラーリ(サインツ)が0.222秒落ち
 レッドブル(フェルスタッペン)が0.285秒落ち※
 アルピーヌ(ガスリー)は0.366秒落ち
 アルファタウリ(角田)は0.974秒落ち※
 アルファロメオ(周)が0.975秒落ち※
 ハース(マグヌッセン)が1.157秒落ち※
 アストンマーティン(アロンソ)は1.545秒落ち※
 ウィリアムズ(アルボン)は1.592秒落ち※
 ※はQ1,Q2最速タイムから算出

幻となったフェルスタッペンのトップタイムはルクレールの0.005秒を上回ったものであり、フェルスタッペンの最速タイムはQ2で2番通過した1分35秒008と結局1分35秒台から抜け出すことはできませんでした。今回のアメリカGP予選の各チームトップタイムの差は普段より接近したタイムバトルでしたね。

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ルクレール(フェラーリ・F)

ポールポジションはフェルスタッペンのトラックリミット違反による取り消しに救われたものではありますが、グリッド昇格扱いとなった第12戦ベルギーGP以来ちょこっと久し振りのポールポジション獲得で「ルクレールらしさ」を感じる予選でした。
最近はサインツに注目を奪われ、ポイントでも先行されています。チーム内で戦績が拮抗していればチーム内での活性化が図れますが、ことにフェラーリにおいては「迷戦略」を生んでしまいます。miyabikun個人的にフェラーリのエースはルクレールである必要も無く、もちろんサインツが牽引してもいいと思いますが、やはりフェラーリ生え抜きのプライドは持っていてほしいと思っています。ルクレールはサインツの雑草魂の職人肌とは異なる繊細な天才肌。非なる2人の関係性は今のところ良好だと思いますので、切磋琢磨して「一人親方の最強チーム撃破」に勤しんでほしいです。決勝も期待しています。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 該当無し

ココでもしっかりとるぞ、トラックリミット。煩わしいですが、トラック外の走行を認めたらキリがありません。やるからには全サーキットの全コーナーを「忖度無し」でしっかり管理してもらうとして、この予選はみんな頑張ったで賞。

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《決勝の表彰台予想!》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ノリス     (マクラーレン・M)
 3 ルクレール   (フェラーリ・F)

日曜、というより日本では月曜朝の決勝表彰台予想になります。予選の上位3人とは装いがやや異なりますね。正直本意ではありませんが、レースとなれば、例え6番グリッドからであっても勝利も実現可能でしょう。問題というか、注目したいのは2位以下の順位です。またもノリスか。ここ最近のマクラーレンの飛躍、今回の予選はピアストリこそしくじりましたが、やはりチームのエースはこういった時に経験値と巧みさが表れてきます。レースペース、タイヤの保たせ方、フェラーリとマクラーレンはどちらが上かな?!最近はフェラーリもだいぶ改善はされましたが、マクラーレンほどの粘り強さをまだ感じません。ということでポールクレールくんには失礼ながら、3位(戦略如何で4位以下も)と読んでみました。

スプリントのある回は、この予想も忘れてしまうんだよなぁ。そしてタイミング的に決勝レースを観た上でスプリントの観戦記を書いて、またこの決勝表彰台予想をするハメになります。それは仕方無いですよね、アップが後手後手に回り、申し訳ありません。miyabikunのことは嫌いになっても、スプリントレースは嫌いにならないで下さい!!

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いよいよやってきた、、地獄の時差連戦初戦、それもスプリント付き。。次戦のメキシコシティGPに比べれば、1時間だけ楽(とはいえ、決勝スタートは月曜朝4時)ですが、このアメリカGPのスプリントのスタートは日曜の朝7時ですからね。7時なら、平日の出勤みたいに朝普通に起きればいいじゃないか。いやいや、その前にシュートアウトがありますよ、夜中の2時半に。日本のF1ファンを◯す気かー!
皆さんはどう望みますか?!毎度毎年気になること。
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《アメリカGPの基本情報》
 サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)
  全長   :5.513km×56周=計308.728km
  開催回数 :11回目
  コーナー数:20箇所
  高低差       :30.8m
  DRS区間数:2箇所
  母国レース:サージェント、ハース

《アメリカGPの個人的印象》
 ・ティルケ作の「合わせ技」サーキット
 ・ココもいわゆる「マシンの総合力が問われ、、」
 ・ターン1までの登り坂は圧巻!
 ・近年はバンピーな路面が問題に

第1アメリカGPのCOTAです。時差観戦もチャンピオン争い真っ只中ならば、1ミリも無駄にできないのですが、今シーズン早くも終結しております。レースに無駄も不要もあるわけない!消化試合という言葉は極力使いたくないけど、平たく言っちゃえばそういうこと。チャンピオンが決まってしまえば、あと願わくは初ポールや初優勝の誕生かな。あるかな、どうかな。独走かな、やっぱ。
(まだぐちぐち文句言ってる。今日はややご機嫌ナナメかmiyabikun)

《過去5年のポールポジション》
 2022年 サインツ    (フェラーリ)
    1分34秒356
 2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
    1分32秒910
 2019年 ボッタス    (メルセデス)
    1分32秒029
 2018年 ハミルトン   (メルセデス)
    1分32秒237
 2017年 ハミルトン   (メルセデス)
    1分33秒108

《ポールポジションレコードタイム》
 2019年 ボッタス (メルセデス)
    1分32秒029

《現役ポールポジション獲得者と回数》
(★はその年のチャンピオン)
 3回 ハミルトン   (2016,17★,18★)
 1回 ボッタス    (2019)
   フェルスタッペン(2021★)
   サインツ    (2022)

昨年まで2ポールのベッテルに代わり、フェラーリのサインツがキャリア2ポール目(記録上は3ポール目)を挙げましたね。昨年のフェラーリならやれた。今シーズンはCOTAの2ポール目イケるのかなぁ?!ちょいと難しいかな。最多はご存じの通りのアメリカ大好きのキングが3ポールを挙げています。

《過去5年の優勝者》
 2022年 フェルスタッペン(レッドブル)
 2021年 フェルスタッペン(レッドブル)
 2019年 ボッタス    (メルセデス)
 2018年 ライコネン   (フェラーリ)
 2017年 ハミルトン   (メルセデス)

《現役歴代優勝者 回数》
 5回 ハミルトン   (2012,14★,15★,16,17★)
 2回 フェルスタッペン(2021★,22★)
 1回 ボッタス    (2019)

ポールは少なめでも、優勝は5回もしているのだ!(3ポールも決して少なくはない)ちなみに、ハミルトンは先日振り返ったインディアナポリスでのアメリカGPも含めれば、6勝しています。
近年のグラウンドエフェクトカー2期ではフェルスタッペンが負け無しで来ています。あと1回勝てばCOTAマイスターの仲間入りか。
ライコネンのラストウィンが今だに近年5年の勝者に名を連ねています。懐かしいですね。ハミルトンはひとまず今年でここから名を消しますが、ライコネンは来年まではギリギリ名前が残ります。

《過去5年のファステストラップ獲得者》
 2022年 ラッセル (メルセデス)
 2021年 ハミルトン(メルセデス)
 2019年 ルクレール(フェラーリ)
 2018年 ハミルトン(メルセデス)
 2017年 ベッテル (フェラーリ)

《現役ファステストラップ獲得者 回数》
 2回 ハミルトン(2018★,21)
 1回 ルクレール(2019)
   ラッセル (2022)

《ファステストラップレコードタイム》
 2019年 ルクレール(フェラーリ)
    1分36秒169

最新のファステストラップ獲得者はメルセデスのラッセルです。本当に欲しいのはファステストラップなんかでなく、表彰台の頂点だと思いますが、ラッセルはまだ先が長いですし、チャンスはたくさんあります。
ファステストラップには珍しくフェルスタッペンの名前がありません。今シーズン名乗りを上げてくるでしょうね。間違いない!

《使用されるタイヤコンパウンド》
 赤:ソフト  (C4)
 黄:ミディアム(C3)
 白:ハード  (C2)

今回はスプリント週間なので、フリー走行結果無しで予想に入ります。ややお疲れモード、ご機嫌ナナメの方が当たったりして(笑)

《アメリカGPの個人的予選予想》
 〜Q1〜
   20.サージェント  (ウィリアムズ)
   19.アルボン    (ウィリアムズ)
   18.ストロール   (アストンマーティン)
   17.マグヌッセン  (ハース)
   16.角田裕毅    (アルファタウリ)
 〜Q2〜
   15.リカルド    (アルファタウリ)
   14.周冠宇     (アルファロメオ)
   13.ボッタス    (アルファロメオ)
   12.オコン     (アルピーヌ)
   11.ガスリー    (アルピーヌ)
 〜Q3〜
   10.アロンソ    (アストンマーティン)
  9.ヒュルケンベルグ(ハース
  8.ペレス     (レッドブル)
  7.ラッセル    (メルセデス)
  6.ハミルトン   (メルセデス)
  5.ルクレール   (フェラーリ)
  4.サインツ    (フェラーリ)
  3.ピアストリ   (マクラーレン)
  2.ノリス     (マクラーレン)
 P.P.フェルスタッペン(レッドブル)

ポールはさておき、今回はマクラーレンよりメルセデスかなって思ったりもしたのですが、メルセデスのマシンってバインバイン弾みますよね?!今シーズンはどうなっているかわかりませんが、COTAの路面もバインバインするので、フェラーリに分があるかなと予想。そんなフェラーリよりも、またマクラーレン2人が前。また。miyabikunも好きネ(笑)
Q3下位にあたる中団はペレスがポツンと一人。もう予選は期待しないのだ!そしてアロンソ様を差し置いて、予選だけは期待のアメリカ特別仕様のヒュルケン様を突拍子も無く上げてみました。
あーっ、わが国期待の星角田くんより、長期休暇明けのリカルドを上にしているー!けしからん!この、非国民ー!っと思われるの覚悟でこうしました。悪気はもちろんないのですが、何だかこんな予感がします。もし早朝観戦して、角田くんQ3進出の大活躍したら、miyabikunに「喝ー!」と言って下さい。

角田無線 〜 miyabikun予想の逆をやれ! 〜

ひとまず、アメリカ予選は寝て待て。

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