F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:コンストラクターズ

「予選チャンピオンシップ」第3戦オーストラリアGP編です。3回目の予選グランプリはどのような結果になったでしょうか。

《第3戦オーストラリアGPの予選順位》
P.P.   フェルスタッペン 25pts
 2 サインツ     18pts
 3 ペレス      15pts ※
 4 ノリス      12pts
 5 ルクレール    10pts
 6 ピアストリ      8pts
 7 ラッセル          6pts
 8 角田裕毅       4pts
 9 ストロール      2pts
  10 アロンソ       1pt
  11 ハミルトン
  12 アルボン
  13 ボッタス
  14 マグヌッセン
  15 オコン
  16 ヒュルケンベルグ
  17 ガスリー
  18 リカルド
  19 周冠宇
 -    サージェント
Fast   フェルスタッペン   1pt

 ※予選時他車走行妨害により、決勝3グリッド降格

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ポールポジション及び最速ラップはQ3のラストアタックで唯一の1分15秒台をマークしたフェルスタッペンでしたね。三戦連続。2番手のサインツとの差は0.27秒とまあまあ大きな差を築いています。速過ぎる。。
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レーシングブルズの角田はというと、Q1はトップから0.625秒落ちの8番通過、Q2はトップから0.602秒落ちの9番通過、そしてQ3はポールポジションのフェルスタッペンの0.873秒落ちとなりつつも各セッションのラップタイムを向上させて8番手で終えます。二戦連続の予選ポイントをゲット!

第3戦オーストラリアGP終了時点の予選ポイントランキングは以下のようになりました。

《予選ドライバーズポイントランキング》
 1 → フェルスタッペン 77pts
 2 → ルクレール    47pts(-30pts)
 3 → ペレス      40pts  (-7pts)
 4  ↑  サインツ     30pts(-10pts)
 5  ↓  ラッセル     27pts  (-3pts)
 6 → ノリス         26pts  (-1pt)
 7  ↓  ピアストリ    22pts  (-4pts)
 8  ↓  アロンソ     21pts  (-1pt)
 9 → ハミルトン      6pts   (-6pts)
        ↑  角田裕毅       6pts    (0pts)

《予選コンストラクターズポイントランキング》
 1 → レッドブル・HRB      117pts
 2 → フェラーリ・F        77pts(-40pts)
 3 → マクラーレン・M      48pts(-29pts)
 4 → メルセデス・M       33pts(-15pts)
 5 → アストンマーティン・M   24pts  (-9pts)
 6 → レーシングブルズ・HRB    6pts(-18pts)
 7 → ハース・F            1pt    (-5pts)
 -    ウィリアムズ・M        0pts
 -    キックザウバー・F        0pts
 -    アルピーヌ・R          0pts

フェルスタッペンはたったの三戦目にして77ポイントを獲得。一つの予選で獲得できる最大値は26ポイントですから、ここまでの最大は78。開幕戦の最速1ポイントを失ったのみということです。以下に本来のポイントランキング上位10人を載せていますが、第3戦オーストラリアGPがノーポイントだったため、こちらは51ポイントに止まります。もし決勝で
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これが無ければ、予選ポイントに近い数字になっていたかもしれません。恐るべし。。
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他のドライバーズは予選2番手を獲得したフェラーリのサインツが30ポイントとなり、ランキング4位浮上。角田は4ポイントを加えたことにより、腑抜けキングと並ぶ9位タイとなりました。
コンストラクターズは今回も五強+レーシングブルズのポイント獲得で順位変動は無し。依然として3チームがノーポイント(Q3進出無し)となっています。

以下は参考までに「本来の」ポイントである決勝のポイントランキングです。

参考《ドライバーズポイントランキング》
 1 → フェルスタッペン 51pts
 2  ↑  ルクレール    47pts  (-4pts)
 3  ↓  ペレス      46pts  (-1pt)
 4  ↑  サインツ     40pts  (-6pts)
 5 → ピアストリ    28pts(-12pts)
 6  ↑  ノリス         27pts (-1pt)
 7  ↓  ラッセル     18pts  (-9pts)
 8  ↓  アロンソ     16pts  (-2pts)
 9  ↑  ストロール      9pts  (-7pts)
  10  ↓  ハミルトン      8pts  (-1pt)

参考《コンストラクターズポイントランキング》
 1 → レッドブル・HRB      97pts
 2 → フェラーリ・F      93pts  (-4pts)
 3 → マクラーレン・M    55pts(-38pts)
 4 → メルセデス・M     26pts(-29pts)
 5 → アストンマーティン・M 25pts  (-1pt)
 6  ↑  レーシングブルズ・HRB  6pts(-19pts)
 7  ↓  ハース・F          4pts  (-2pts)
 -    キックザウバー・F      0pts
 -    ウィリアムズ・M      0pts
 -    アルピーヌ・R       0pts

この企画、頭はあまり使わないが、初歩の足し算の鍛錬にはなります(笑)この計算をしている人、他にいないはず。だって、無意味だし架空のポイントランキングだから(それを言っちゃあお終いよ)

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2024シーズンも第2戦まで終えて、皆さんはどのように感じ、勢力図が頭に浮かんだでしょうか。今シーズンは昨シーズンから目立ったレギュレーション変更やドライバー変更は無く、概ね昨シーズン後半の勢力図がそのままスライドするものと思われてきました。今回はこの時期に毎年行っている「シーズン幕開け直後の戦績」とそこから導き出されたライバルの位置関係について、各チームのマシンの特徴や戦いを勘案、最終的にはささやかならランク付けしてみました。
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《第2戦終了時点のドライバーズランキング》
 1  (1) フェルスタッペン 51pts
 2  (2) ペレス      36pts
 3  (5) ルクレール    28pts
 4  (8) ラッセル     18pts
 5  (9) ピアストリ    16pts
 6  (7) サインツ     15pts
 7  (4) アロンソ     12pts
 8  (6) ノリス         12pts
 9  (3) ハミルトン      8pts
  10 ( - )ベアマン       6pts
  11 (10)ストロール       1pt
       (16)ヒュルケンベルグ    1pt

《第2戦終了時点のコンストラクターズランキング》
 1  (1) レッドブル・HRB      87pts
 2  (3) フェラーリ・F      49pts
 3  (4) マクラーレン・M    28pts
 4  (2) メルセデス・M     26pts
 5  (5) アストンマーティン・M 13pts
 6 (10)ハース・F           1pt

( )は昨シーズンのポイントランキング

まず、ドライバーズ、コンストラクターズ共に「順位のつくもの」のみを挙げさせてもらいました(決勝順位から以下も順位付けできるのですが、、ごめん今回は割愛〜)あと、参考までに昨シーズンの最終ランキングを載せました。この序盤2戦終了のタイミングにおいて、どちらのランキングも昨シーズンと似たような面々がランクインしてきていることからも、大きな変化は無さそうですが、全く変化がないわけでも無さそう。そこは驚いたし、ある意味安心しました。
ドライバーズついては、概ね上位5チーム10人が並びました。ただ、たった2戦ながら、一部下位からその隙を突かんばかりの動きもみられています。フェラーリのサインツに代わって代走デビューを果たしたベアマンはイレギュラーとして除外すると、ハースのヒュルケンベルグがその成功例です(あまりそこをフィーチャーすると、よくないのかな)チームメイトを使っての力尽くで捻り出した1ポイントでした。やり方とその対象がたまたまよくなかったこともあって、ちょっとした話題になりました。
コンストラクターズはそのドライバーズを集約する形で昨シーズンの上位5チーム+ハースと並んでいます。ただその順番こそ昨シーズンからは若干異なり、レッドブルは二戦連続のワンツーフィニッシュで盤石。それに続いたフェラーリは3位表彰台二連続、表彰台こそ無いものマクラーレンが僅差でメルセデスを上回り、メルセデスはランキング4位に転落しています。

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《各チームの序盤2戦の個人的印象》
2024シーズンを2戦終えた段階のチーム、各ドライバーをmiyabikunの独断と偏見で書いてみます。

〈レッドブル〉
レースに直接関係無いところでザワザワしているチャンピオンチームです。マシンは完璧、エースドライバーも弱点無く順調な幕開けを迎えたので、このチームを蹴落とすのはライバルやドライバーではなく、それらチームのザワザワだったりして。昨シーズンあれだけ最強マシンを仕立て上げたにも関わらず、今シーズンは正常進化に留まることなく、前衛的なサイドポンツーンを起用してくるのは脅威です。
フェルスタッペン、順調ですね。今のところ「全戦ポールポジション、全戦優勝」が可能な戦績です。揚げ足を取るならば、開幕戦のポールポジションについては最速ではなく、運的要素も持ち合わせていましたが、まあ決勝になればいずれにしても早い段階で先頭に難無く浮上していたことでしょう。何も心配は見当たりません。今のフェルスタッペンは怪我や病気さえ気を付けていれば、成すでしょう。
毎年のように来シーズンの去就が話題となるペレス。今のところは順調だと思います。自身がチャンピオンを目指さず、シート安泰に重きを置くならば、ですが。予選はフェルスタッペンに続く2番手を獲れずも何も問題無い、最強マシンがついている。決勝でライバルを追い抜くことは容易です。ペレスをみていると、自身の仕事や私生活にダブらせて考えてしまうことがあります。「攻めの姿勢でハイリスクハイリターン」を採るのか「事を荒立てること無く細く長く息を保つ」のどちらがいいのか。私達とは違うアスリートですし、キャリアの長いベテランですから、まだ前者を推していてほしいものですが。

〈メルセデス〉
今シーズンのマシンの中でカラーリングが一番好みだったのが、このW15でした。それなら是非、レッドブル討伐に向かってもらいたいものですが、、トップチームには属しつつも、フェラーリ相手にも速さ、ロングランとも敵いませんし、相変わらずバムバム弾みますね。フェラーリみたいに弾んでも速ければ帳消しになるのに、イマイチ取り柄やウリが見当たらない感じがします。色は速そうだしカッコいいんだけどなぁ。
昨シーズンは未勝利ながらドライバーズランキング3位で終えた(元)キングことハミルトン。ちょっとやる気あるのか?!マシンのアジャストにだいぶ苦戦していますね。目の前で見ているわけではないのでこちらもあくまでmiyabikunの想像に過ぎませんが、もがき苦しんでいるというより、まあいいか的な諦め感があります。確かにね、辞めるのは決まっていますし、合同テストやこの2戦でライバル(ほぼレッドブル)との差をみせつけられたら、やる気も失せるかな。繋ぎだし。ハミルトンって、昔からそんな気がある。とはいえF1では散々大成したし、来シーズンのチームは「F1界のルイ・ヴィトン」を身に纏って肩で風切って歩いて終わるんだろうし。
去る人はさておき、こちらは必死のラッセルはその方よりも精力的にこなせています。マシンの合う合わないはあるにせよ、ハミルトンの体たらくっぷりはこの人の頑張りでより助長、証明されます。一発の速さもロングランもラッセルが上。来シーズンはどんなチームメイトが横に座るのか、めちゃ若い子か、めちゃオジサンか、そのまま入れ替わりになるのか定かではありませんが大丈夫!メルセデスの新エースはラッセルであることに変わりはないから。

〈フェラーリ〉
一発の速さは今シーズンも健在ですね。取り柄があって、よかった。今のところレースペースもさほど悪くないし、戦略も悪目立ちしていないでしょうか。ある1チームがずば抜けた状態でなければ、フェラーリは優勝争いができる有力候補になったと思います(まだ言い切るのは早い?!)アジアラウンドが終わり、ヨーロッパに入ってからどうなるか見ものです。
開幕戦予選のルクレールは惜しかったですね。速さは確実にルクレールが上でした。ルクレールがフェルスタッペンより前方のグリッドからスタートした場合の攻防は今後の注目点、楽しみではありますが、何周耐えられるかな。逃げ切れるかな。来シーズンはサインツとはキャリアもアプローチも年齢も異なるハミルトンがチームメイトになることが決まっています。今からその心配しても仕方が無い。勝つしかない。勝てるんじゃないかな、若くこれからのF1を背負うルクレールならば。その印象付けにも、立場の近いサインツにはしっかり勝って存在感や注目を集めておきたいところです。
まだ2戦中1戦しか走れていないので、走れた開幕戦での出来でしか評価できませんが、サインツも上々の滑り出しとなったように思います。予選こそいつもながらルクレールに獲られ、決勝もマシントラブルがあったにせよ、レッドブルを除く18人では最も安定し、3位表彰台を獲得しました。父親がお世話になったアウディ(現 キック・ザウバー)への移籍が噂されていますが、miyabikun個人的にはそこへ行くより、銀の方が抜けた穴を狙った方が得策だし、狙ってほしいな。まだ老け込むには早いよ。

〈マクラーレン〉
昨シーズンはシーズン中盤からメキメキと復調した若手の有望株2人によるオレンジ軍団です。昨シーズンの勢いそのままに今シーズンを迎えると思いきや、思いの外尖った勢いは無く、マイルドです。昨シーズンの序盤ほど悪くないものの、同じような系譜を辿るのかな。出来れば序盤からレッドブルに噛み付いてほしかったんだけど。
エースで先輩のノリスのエンジンがまだかかり切っていないようです。レースになればしぶとさが際立ちますが、予選がピリッとしません。ピアストリに肉薄されています。あと月並みですが、ノリスといえば待たれる初優勝です。今シーズンこそその栄冠に輝くことができるのか、勢力図が変わるまでお預けか。ノリスもF1をドライブして100戦を超え、今の時点で勝利すると歴代で「遅い方の十傑」に数えられる領域になります。
成長著しいピアストリもノリス同様に「上位グリッド、入賞」を果たすものの、昨シーズンのような勢いは鳴りを潜めています。第2戦では長らくハミルトンに引っかかるシーンがみられたように、課題であったレースペースもまだ残されています。2年目ではあるけど、一般的な2年目よりも高い期待を寄せるばかり、厳しめな視点になってしまうのは可哀想だけど仕方が無い。何せドライブするのは中団上位に位置する名門マクラーレンだから。彼の成長を観察し、シーズン終了後にはノリスと互角、いや上回るような戦績となれば嬉しいです。

〈アストンマーティン〉
マクラーレンとは対照的に昨シーズンは上々の滑り出しをみせつつ、後半戦で失速したアストンマーティンの今シーズン序盤は、また勢いを取り戻し、アロンソは上位入賞、ストロールも何とか入賞を果たしています。ライバルの技術陣をどんどん招き入れ、強化に糸目を付けないこのチーム。後半戦もバテることがなければ、4番チーム浮上も夢ではありません。
アロンソ様は相変わらずやる気に満ちております。ギンギンのギラギラです。このわかりやすいまでの枯れることのないハングリー精神は若手(特に年齢上から2番目の方)も見習うべきです。そんなアロンソ様も今後の去就を問われる1年となります。走りはギンギンでも年齢は43歳になる年。同世代のmiyabikunとしても大きな期待を寄せつつ、そろそろ若手にシートを、、なんてのも思いつつ。シートにも数限りがありますからね。再びトップチーム返り咲きを狙うか、このまま家庭教師として後任育成に注ぐか。まだまだ狙うかこの方は。
ちゃまよ、今のドライバーの半数は君の順位を虎視眈々と狙ってるぞ!サーキットにもよりますが、チーム単位、ドライバー単位で上位から数えていくと、ストロールは入賞ギリギリの10位に位置します。開幕戦ではその通り10位フィニッシュ。第2戦はドライビング自らのクラッシュによりその10位が空き、その奪い合いでちょっとした物議となりましたね。下位はみんなココを狙っています。下位のドライバーやチームは必死よ。君みたいにのうのうと戦っていないのさ。来シーズンのシートや分配金がかかっている。精進しなさい!

〈アルピーヌ〉
唯一の一匹狼、アルピーヌ。どうした?!重症じゃないか。母国の宝、GPウィナーの2人も予選、決勝と全く光るところ無くくすんでしまっているぞ。貴重なチームの技術者も追い出しちまって。。名前は変われど、ココはれっきとした名門ワークス、ルノーです。このチームの没落が今のところこの2戦で一番の衝撃的な後退でした。
昨シーズンは僅差でチームの先輩を上回ったガスリーは、アルファタウリ(現 レーシング・ブルズ)を離れて成功だったといえます。ただ今シーズンはどうでしょう。角田擁するレーシング・ブルズの後ろから抜け出せるか?!まだ全ドライバーの平均順位を割り出していませんが、開幕戦は18位フィニッシュ、第2戦はマシントラブルながらリタイヤ(20位扱い)となると、平均19位。ヤバい。他探すか?!
ガスリーだけでなく、同じことは当然オコンにも言えます。チームメイトとバチバチするどころか、その戦闘力すら無く、存在感もありません。あんな高身長なのに。まだ救いなのは開幕戦は予選、決勝ともガスリーより一つ前の17位完走、第2戦はトラブル無く、終盤にヘトヘトに疲れ果てた角田をかわして13位完走を果たしたこと。とはいえ、入賞まではまだ程遠い状況に違いありません。チームは早急の対応を図らないと、最下位を彷徨うことになりそう。

〈ウィリアムズ〉
昨シーズンは「ほぼ1人の力」で最下位から一気に下位トップに成り上がったウィリアムズ。今シーズンは2馬力でシーズンに臨んでほしいですが、大丈夫かな。上位5チームがガチガチに決まっていますから、先日の非難覚悟の「力業」を使わないと次なるステージへの飛躍は難しそうです。チームプレイするにも、ちょっと差が大き過ぎる。。
頼みの綱、アルボンの入りはややおとなしめ。昨シーズンも前半戦はそうでしたね。アルボンの本領発揮はライバルがバテ始めた夏の高速ヨーロッパからか?!下位チームで出来る最大限、いやそれ以上の力を発揮して飛躍する姿は頼もしいし、観ているこちらも嬉しくなります。早く中団下位をかき回すアルボンを観たいですね。アルボンの荒らしはどこかの誰かと違って、スマート!
アメリカの星、サージェントも無事に2年目を迎えました。昨シーズンは最後尾の常連で、あとは上がるしかないという、いわば成長が単純明快にわかる位置にいますが、、うーん、怪しいチームはあってもまだ下を這っています。2年目ですから、段々と周囲の目や評価は厳しくなるぞー。アルボンが出来て何故君は出来ないと言われるようになるぞ!今シーズンも3箇所「母国GP」あるんだから、頑張ってね!

〈レーシング・ブルズ〉
日本のF1ファン、いや世界中から注目される長い名前(違うか、短いか)レーシング・ブルズは序盤2戦でモヤモヤしたレース内容で終えました。奇しくも2戦とも角田が絡んでしまっています。あと、マシンだけでなく戦略もイマイチピリッとしないシーンがチラホラ見受けられます。どうして兄弟チームでこうも違うんだろう。。情報共有とか技術提携は無いんだろうか(パーツやデバイスの共有には制限があるけど、人事異動とか育成があってもいい気がする)
まず角田くんから。予選はかなり健闘しています。開幕戦は惜しくも11番手、第2戦はしっかりQ3進出を果たして9番手を獲得しましたね。角田自身はひた向きに入賞を狙っています。が、周りがそうさせないし、角田自身も細かいのをパラパラとやらかしてしまっているのも事実無くはない。ミラーは自らもぎ取ることは無いでしょうが「待て」の合図は待たなきゃ。そしてたまたま前に毎回マグヌッセンがいますが、今シーズンはこの位置付けや接近戦が続くと思います。マグヌッセンやヒュルケンベルグら「ハースの壁」を破らないことには入賞まではやや距離がありそう。
相対してリカルド。全く存在感が無い。ひいきや区別をする気はもちろんありませんが、完全に角田にエースの座を奪われ続けとるではないか、8回ウィナーの14年生、しっかりせい!本当は豊かなリカルドの経験をフィードバックしたいんだ(今のところその位しか言えぬ)

〈キック・ザウバー〉
こちらもメンバー据え置きでチーム名を新たに迎えたチームですね。マシンのカラーリングは目立つしライバルとだいぶ差別化できていていいと思いました。ただ、残念ながら目立たない。予選も早々に終えちゃうし、決勝でもなかなかお目にかかれません。ドライバーは面白いのに勿体無い。
ボッタスよ、タガが外れてだいぶ伸び伸びやっているようだけど、以前みせてくれていたあの速さ、どこに行った?!周くんに食われ始めていないか?!一昔前にハミルトンに匹敵する速さを持ち合わせていたのが懐かしいです。やっぱりマシンが変わるとこうも苦戦し、埋もれてしまうのが現代のF1なんでしょうね。ライコネンやベッテルもそうだったように。そろそろ存在感示さないと、エースの座も危ういですぞ。みせてくれ、優れたフィンランド人の意地!
ウィリアムズのサージェント同様に大国の期待を背負う周くんにも毎回同じことを言っている気がします。同じアジアの血統として、角田やアルボンと同じように気には止めているし、少しずつながら成長しているのもわかります。中国からの貴重なF1シートであることを誇りに、もう少し攻めの姿勢が見たいです。

〈ハース〉
昨シーズンはまた最下位に戻ってしまいました。このチームは隔年で中団と最下位を行き来していますよね。チーム創設から番を張っていたボスが離れて、今シーズンからは久々の日本人がチーム代表に就任しました。今まではどちらかといえば金策に頭を抱えて迷走し、気合いで乗り切るような風潮を感じましたが、知性と姑息さで息を吹き返す雰囲気が漂います。昨シーズンもそうですが、一発の速さはそこそこあり、シーズン序盤戦はそれで何とかポイント獲得するものの、後半戦は息切れしてしまう傾向があるので、それが心配。
ヒュルケンベルグは相変わらず予選大得意ですね。開幕戦バーレーンGPで早速Q3進出はさすがです。マシンの特性なのか、はたまた彼の特性なのか、せっかく予選で上位グリッドを獲得しても、決勝になるとこちらもお決まりのように息切れしあれよあれよと入賞圏外に追いやられてしまうので、それを克服できればチビチビとポイントを積める気がします。
マグヌッセンは近代F1には珍しい荒々しいドライビングをするドライバーです。近くを走る時は要注意!先日のサウジアラビアGPでのアルボンや角田に対する動きはダーティーだけど、彼というドライバーを端的に説明しています。ただ強面な見た目や走りの荒々しさと裏腹に、後輩や仲間を気遣ったり、自分を犠牲にしてまでチームの底上げに献身できる優しさや忠誠心は持っています。ベテランなんだから、もう少しクレバーに、スマートになれればカッコいいんだけどなぁ。

《第2戦終了時点の個人的勢力予想》
最後に、現時点でまだたったの2戦を終えたばかりですが、何となく見えてきた2024シーズンF1の勢力図をこちらもmiyabikunの独断と偏見でランク付けしてみました。

 1 レッドブル・HRB

 2 フェラーリ・F
 3 マクラーレン・M
 4 メルセデス・M

 5 アストンマーティン・M

 6 ハース・F
 7 レーシング・ブルズ・HRB
 8 ウィリアムズ・M

 9 アルピーヌ・R
  10 キック・ザウバー・F

サーキット特性や天候、気温、風向きなど、サーキットによっては逆転やジャンプアップもあるでしょうが、予選の速さ、決勝でのロングラン、戦略等々を2人のドライバーで平均化した際のmiyabikun個人的な勢力予想になります。
レッドブルは完全に頭一つ飛び出たトップであることは言うまでもなく。続く第二集団は予選で好位置をキープし、決勝も奇抜な戦略を採らなければあまり後続は脅威と感じなさそうなフェラーリを筆頭に、逆に予選はともかく決勝レースで遅れを取り戻せそうなマクラーレンと今のところラッセルの位置がマシンの限界と感じるメルセデスという順で並べました。
中団は依然としてアロンソ頼みでレースペースで第二集団にやや見劣りを感じるアストンマーティンが単独の5番手。入賞圏内の一枠を狙うのはハース、レーシングブルズ、ウィリアムズの集団とし、先日のようなやや非情な策を惜しみ無く投入できそうなハースを筆頭にしました。
下位は中団からはやや離れて現時点で速さや強みを全く感じないアルピーヌとキックザウバーの順としました。どちらかといえばアルピーヌがやや上か。

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この先オーストラリアGP、3つのアジアラウンド、そして第6戦マイアミGPを経てヨーロッパに入る初戦、第7戦エミリア・ロマーニャGPあたりから本格的な各チーム大型アップデートを投入することとなると思います。そこでまたさらに勢力図に変化が現れるのでしょうが、勝者や表彰台登壇者、入賞者がまたシャッフルされてこんなmiyabikunの考えたグループ分けが崩れ、各グループの垣根を越えた下剋上などがみられると盛り上がってなおいいなと密かに、いや強く願っています。

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今シーズンからはレース前でなく、レース後に企画があります。「予選チャンピオンシップ」です。サウジアラビアGPを終えてようやく2戦目。データに少しずつ厚みが増してくるかな。みていきましょう。

《第2戦サウジアラビアGPの予選順位》
P.P.   フェルスタッペン 25pts
 2 ルクレール    18pts
 3 ペレス      15pts
 4 アロンソ     12pts
 5 ピアストリ    10pts
 6 ノリス        8pts
 7 ラッセル          6pts
 8 ハミルトン      4pts
 9 角田裕毅       2pts
  10 ストロール      1pt
  11 ベアマン
  12 アルボン
  13 マグヌッセン
  14 リカルド
  15 ヒュルケンベルグ
  16 ボッタス
  17 オコン
  18 ガスリー
  19 サージェント
  20 周冠宇
Fast   フェルスタッペン   1pt

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入賞扱いとなるサウジアラビアGP予選(Q3)順位です。

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レッドブルのフェルスタッペンが2番手のルクレールに対し、0.319秒差をつけて2戦連続のポールポジションを獲得してしまいました(笑)参りましたねー、本家の決勝のポイントランキングと変わらない状況になっています。誰か止め下さい本当に!2番手の紅い方!オレンジの若い2人!銀の方も!あ、紺のもう1人の方もね。ちなみに「予選全体の最速ラップ」もポールの方でした。やりたくないけど1ポイントあげます。miyabikunが決めちゃったルールだから。クソぅ。
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皆さん注目、レーシングブルズの角田は何とQ3進出!9番手2ポイント獲得!おめでとうございます!本家よりも先にこちらでランクインを果たしました。今シーズンもレースペースの心配と「周辺の影響」もあり、入賞までやや遠い状況が続いています。こんなmiyabikunのタラレバ遊びではなく、1日も早く入賞を果たしてほしいですね!

2戦終了時点のタラレバ予選ポイントランキングはこのようになりました。

《予選ドライバーズポイントランキング》
 1 → フェルスタッペン 51pts
 2 → ルクレール    37pts(-14pts)
 3  ↑  ペレス      25pts(-12pts)
 4  ↓  ラッセル     21pts   (-4pts)
 5  ↑  アロンソ     20pts   (-1pt)
 6  ↑  ノリス         14pts   (-6pts)
     ↑  ピアストリ    14pts     (0pts)
 8  ↓  サインツ     12pts   (-2pts)
 9 → ハミルトン      6pts   (-6pts)
  10  ↑  角田裕毅      2pts   (-4pts)

《予選コンストラクターズポイントランキング》
 1 → レッドブル・HRB      76pts
 2 → フェラーリ・F      49pts(-27pts)
 3  ↑  マクラーレン・M    28pts(-21pts)
 4  ↓  メルセデス・M     27pts  (-1pt)
 5 → アストンマーティン・M 21pts  (-6pts)
 6  ↑  レーシングブルズ・HRB  2pts(-19pts)
 7  ↓  ハース・F          1pt   (-1pt)
 -    ウィリアムズ・M       0pts
 -    キックザウバー・F       0pts
 -    アルピーヌ・R         0pts

第2戦サウジアラビアGPではフェラーリのサインツが欠場し、ノーポイントとなったため順位に変動があります。上の2人は変わらず、3位はラッセルに代わりペレスが浮上。ほか、アロンソ、ノリスがランクを上げています。そして角田が9位2ポイントを獲得したことでランキング単独10位にランクイン。
コンストラクターズはマクラーレンが3位浮上。また角田効果によりレーシングブルズがハースを上回ることに成功しました。


以下は「本来の」ポイントである決勝のポイントランキングです。

参考《ドライバーズポイントランキング》
 1 → フェルスタッペン 51pts
 2 → ペレス      36pts(-15pts)
 3  ↑  ルクレール    28pts   (-8pts)
 4  ↑  ラッセル     18pts (-10pts)
 5  ↑  ピアストリ    16pts  (-2pts)
 6  ↓  サインツ     15pts   (-1pt)
 7  ↑  アロンソ     12pts   (-3pt)
 8  ↓  ノリス         12pts    (0pts)
 9  ↓  ハミルトン      8pts   (-4pts)
  10  ↑  ベアマン       6pts   (-2pts)

参考《コンストラクターズポイントランキング》
 1 → レッドブル・HRB      87pts
 2 → フェラーリ・F      49pts(-38pts)
 3  ↑  マクラーレン・M    28pts(-21pts)
 4  ↓  メルセデス・M     26pts  (-2pts)
 5 → アストンマーティン・M 13pts(-13pts)
 6  ↑  ハース・F          1pt  (-12pts)
 -    キックザウバー・F       0pts
 -    レーシングブルズ・HRB   0pts
 -    ウィリアムズ・M       0pts
    -    アルピーヌ・R        0pts

上位5チームに続いたのはサウジアラビアGPで10位1ポイントを得たハースでした。この1ポイントのために、、ドラマ(インシデント)がありましたなぁ。。

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このブログではGP直前にそのGPにまつわる導入編として「過去のレースを振り返る」ともう一つ「データや歴史などに触れる特集」を組み込んできました。昨シーズンはバタバタして出来なかったのですが、今シーズンは直前ではなく「レース直後」に挿入したいと思います。今シーズン取り扱うのは「予選チャンピオンシップ」です。
それはどんなものかというと、F1におけるチャンピオンシップは「決勝順位に付与されるポイント累計」によりシーズンチャンピオンを決定します。このルールはF1制定時から現在まで変わりません。近年は決勝レースで最速周回を記録したもの「ファステストラップ」や予選と決勝の間に行われる短縮レース「スプリント」でもポイント付与されるようになりました。しかし、決勝のスターティンググリッドを決める予選にはポイント付与がありません。miyabikun個人的にはファステストラップ獲得者なんかより、ポールシッターの方が価値があり、誇れるものと昔から考えているので、ポイント付与が無いのは何だかもったいなく感じます。そこで、今シーズンはこのブログ内に限り、予選順位にポイントを与え「予選チャンピオンを決めてしまおう」という企画です。近年の流れからして、決勝のポイントランキングとあまり差が無いものになるかもしれませんが、ドライバーやマシンの中には「予選だけは決勝よりイキイキしている」ものもありますので、どの程度乖離するものなのか、個人的に興味があります。

ルールを紹介します。至ってシンプル。予選順位の10番手までに「決勝レースと同等のポイント付与」を行います。例えばポールポジションは25ポイント、2番手には18ポイント、10番手が1ポイント獲得となります。またスプリントの予選にあたるスプリントシュートアウトは「スプリントと同様に1番手から8番手までに同様のポイント」を与えることとします。さらに、決勝のファステストラップにあたるものとして、予選の最速ラップ(概ねポールポジションですが、必ずしもそうとは限らない)にも1ポイント与えます。ただしファステストラップポイントと同様に、最速ラップ獲得者が「予選で10番手以内に入らない場合」は最速ラップポイントはありません。
これらを毎戦決勝後に確認して予選チャンピオンを決定したいと思います。

まずは先日終えたばかり、開幕戦バーレーンGPの予選順位を確認しておきましょう。

《開幕戦バーレーンGPの予選順位》
P.P.   フェルスタッペン 25pts
 2 ルクレール    18pts
 3 ラッセル     15pts
 4 サインツ     12pts
 5 ペレス      10pts
 6 アロンソ       8pts
 7 ノリス           6pts
 8 ピアストリ      4pts
 9 ハミルトン      2pts
  10 ヒュルケンベルグ   1pt
  11 角田裕毅    
  12 ストロール   
  13 アルボン    
  14 リカルド    
  15 マグヌッセン  
  16 ボッタス    
  17 周冠宇     
  18 サージェント  
  19 オコン     
  20 ガスリー    
Fast   ルクレール      1pt

Q1、Q2、Q3の各セッションの最終順位を一気通貫で並べるとこうなります。

IMG_0096
ポールポジションは0.228秒差でレッドブルのフェルスタッペンが獲得。2番手は近年のフェルスタッペンの好敵手であるフェラーリのルクレールによるフロントロウお馴染みの並びとなりました。
IMG_0095
レーシングブルズの角田はQ2終盤で暫定8番手のタイムをマークしますが、時間いっぱいでメルセデスのハミルトンとラッセル、アストンマーティンのアロンソら3人に上回られたため、惜しくもQ2敗退の11番手で終えています。ココがこの予選チャンピオンシップの入賞圏外ラインとなります。
IMG_0092
最速はQ3でなくQ2のトップタイムをマークしたルクレールでした。Q3のフェルスタッペンは運よく前車(ピアストリ)のスリップストリームを使ってセクター1でゲインしたものの、フェラーリ(ルクレール)もポテンシャルだけでいえば、ポールポジションも可能であったことが証明されました。

IMG_0093
このように上位10人および最速ラップ獲得者にそれぞれポイントを付与し、累積していきます。開幕戦バーレーンGP終了時点は結果全く同じものですが、このようになります。

《予選ドライバーズポイントランキング》
 1 フェルスタッペン 25pts
 2 ルクレール    19pts
 3 ラッセル     15pts
 4 サインツ     12pts
 5 ペレス      10pts
 6 アロンソ       8pts
 7 ノリス           6pts
 8 ピアストリ      4pts
 9 ハミルトン      2pts
  10 ヒュルケンベルグ   1pt

《予選コンストラクターズポイントランキング》
 1 レッドブル・HRB      35pts
 2 フェラーリ・F      31pts
 3 メルセデス・M     17pts
 4 マクラーレン・M    10pts
 5 アストンマーティン・M   8pts
 6 ハース・F          1pt
 - レーシングブルズ・HRB   0pts
 - ウィリアムズ・M       0pts
 - キックザウバー・F       0pts
 - アルピーヌ・R         0pts

これを毎戦行っていきます。2024年の「1ラップの速さにおける」チャンピオンは誰に輝くのか?!せめてこちらくらいは本家チャンピオンシップとは異なるドライバーにチャンピオンを獲らせたい!(笑)
IMG_2188

以下に参考として「本来の」ポイントランキングを記載しておきます。予選編との対比に注目です!

参考ドライバーズポイントランキング
 1 フェルスタッペン 26pts
 2 ペレス      18pts
 3 サインツ     15pts
 4 ルクレール    12pts
 5 ラッセル     10pts
 6 ノリス           8pts
 7 ハミルトン      6pts
 8 ピアストリ      4pts
 9 アロンソ       2pts
  10 ストロール     1pt

参考コンストラクターズポイントランキング
 1 レッドブル・HRB      44pts
 2 フェラーリ・F      27pts
 3 メルセデス・M     16pts
 4 マクラーレン・M    12pts
 5 アストンマーティン・M   3pts
 - キックザウバー・F       0pts
 - ハース・F           0pts
 - レーシングブルズ・HRB   0pts
 - ウィリアムズ・M       0pts
 - アルピーヌ・R         0pts

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IMG_9816
チラホラ2024年型新車(ひとまずカラーリングだけ)が明らかになり始めましたね。何だかんだで今シーズン開幕まで2週間を切っているんですよね。春ですね。そんな中miyabikunは実にスローペースに未だ2023年のネタを扱っています(笑)なかなかゆっくり、じっくりブログを書くことができない日々を送っていますが、今回は数字でみるF1の「各種ポイントランキングほか」を中心に書いていきます。

《ポイントランキング》
今までは予選、決勝についてまとめてきましたが、F1はこの獲得ポイントで最終的に評価、ランク付けされます。まずはドライバー編からみていきます。

〈ドライバー〉
 1 フェルスタッペン   575pts  (1→)
 2 ペレス        285pts  (3↑)
 3 ハミルトン      234pts  (6↑)
 4 アロンソ       206pts  (9↑)◉
 5 ルクレール      206pts  (2↓)
 6 ノリス        205pts  (7↑)
 7 サインツ       200pts  (5↓)
 8 ラッセル       175pts  (4↓)
 9 ピアストリ     97pts ◯
  10 ストロール     74pts(15↑)
  11 ガスリー      62pts(14↑)◉
  12 オコン       58pts  (8↓)
  13 アルボン      27pts(19↑)
  14 角田裕毅      17pts(17↑)
  15 ボッタス      10pts(10↓)
  16 ヒュルケンベルグ    9pts(16↑)◉
  17 リカルド        6pts(  - ↑)◉
  18 周冠宇         6pts(18→)
  19 マグヌッセン      3pts(13↓)
  20 ローソン        2pts ◯
  21 サージェント      1pt   ◯
 -     デ・フリース      0pts(21↓)

 ( )は2022年ランキングからの昇降を示す
 ◯は新規参戦、◉は移籍参戦ドライバー

IMG_9479
素直に上記結果とその変遷をグラフ化すると、このような見栄えになります。一昨年シーズン2022年と比較するとその対比がよくわかりますが、レッドブルのフェルスタッペンの突き抜け方が顕著で実に面白みの無い描画になってしまいます(もちろん頑張ったフェルスタッペンに罪は無いのですが)
IMG_9478
続いてフェルスタッペンを除く21人をグラフに示したものです。このグラフは昨年末にも出しており、いつもながら見辛いので、今回ポイントグラフについて「新たな試み」でグラフを作成し、グループ別にみていこうと思います。それがこちら。IMG_9477
相変わらずぐちゃぐちゃグラフではありますが、右肩上がりのいつものグラフと違うでしょう。こちらは「各GP別の獲得ポイント」を示しています。ぐちゃぐちゃで密ではあるけど、各ドライバーがどの水準でポイントを積み重ねたか、またドライバー(乗るマシン)のバイオリズムも評価しやすくなると思い、今回試しに作成してみました。以下でグループ分けしながらこのグラフをみつつ、昨シーズンのポイント獲得変遷をみていきます。

IMG_9476
フェルスタッペンを含む上位3チーム(レッドブル、フェラーリ、メルセデス)の6人によるGP別獲得ポイントになります。グラフの上限値はスプリントレースが行われたGPにおける最大獲得ポイント(スプリント1位:8、決勝優勝:25、決勝ファステストラップ獲得:1)となる34とし、優勝25ポイントを黒実線を落として強調しました。各ドライバーのグラフの色と線種は統一しています。
フェルスタッペンを示す紺の実線は基本的に毎レース25ポイント獲得ラインを走り、スプリント開催GPはさらに高ポイントを確実に得ていることがわかります。最大となったのはチームの地元である第9戦オーストリアGPの34ポイント。つまりスプリント1位、決勝優勝、おまけにファステストラップポイントまで得たフルマークになります。フェルスタッペンにおいては全戦入賞を果たしており、正直25ポイント以上獲得したレースを数えるより「25ポイントを下回ったレース」を数えた方が早いです。
他のドライバーで25ポイント以上獲得したドライバーはペレスが2回で、その最大値は第4戦アゼルバイジャンGPの33(決勝のファステストラップのみ逃す)ほかフェラーリのサインツが1回、レッドブル以外唯一の優勝となった第15戦シンガポールGPの25(こちらはスプリント非開催でファステストラップを逃す)になります。

IMG_9475
続いて中団にあたる3チーム(アストンマーティン、マクラーレン、アルピーヌ)の6人です。先程のトップ3チームに比べると上がスッキリして見えますが、実は先程のグラフからフェルスタッペンを除いてしまうと、案外似たような高さまでグラフが伸びています。前半戦は緑の破線アロンソが表彰台登壇圏内を続け、後半戦に入りそれと入れ替わるような形でオレンジの実線ノリスが台頭してくるという構図。
先程のトップ3チームは全レースの優勝者おり、3人の25ポイント超えがありましたが、このグループには優勝は無くとも25ポイント超えが2人います。スプリントが行われた第17戦カタールGPのピアストリ(スプリント1位、決勝2位)と同じく第20戦サンパウロGPのノリス(スプリント2位、決勝2位とファステストラップ獲得)といずれもマクラーレンの2人でした。ポイントとしては「スプリント1位=スプリント2位+ファステスト獲得」は同じ価値ということになります。

IMG_9812
最後は下位の4チーム(アルファロメオ、ハース、アルファタウリ、ウィリアムズ)でスポット参戦を含めた10人全員をグラフ化しています。が、このグループは毎度ながら上位中団の隙をつかないとポイント獲得が実現しないという厳しい争いを強いられるため、グラフはどうしても低調に表れてしまいます。同じ尺度ではその苦労や頑張りを確認し難いため、特別にグラフを拡大してみます。
IMG_9811
最大値を6とすれば、こんなにメリハリある波形に変わります。6ポイントはいくつかのパターンがあり得ますが、スプリント単体でみれば3位フィニッシュ、決勝で7位入賞に値します。最大値の6ポイントを得ているのは、第3戦オーストラリアGPで7位を獲得したヒュルケンベルグ、カナダGPとイタリアGPで7位のアルボン、第19戦メキシコシティGPで7位となったリカルドの3人4例になります。ちなみにアルファタウリの角田の最大獲得は5ポイントが2回(アメリカGP決勝8位とファステストラップ獲得、サンパウロGPのスプリント6位3ポイントと決勝9位2ポイント)でした。

〈ペナルティ〉
 1 ペレス      7pts(9/17で-1)
 2 サージェント   6pts(9/3で-2)
 3 ストロール    5pts(7/9で-2)
 4 ハミルトン    4pts(7/29で-2)
  ラッセル     4pts(5/28で-2)
 6 角田裕毅     3pts(6/4で-2)
  ヒュルケンベルグ 3pts(5/28で-2)
 8 フェルスタッペン 2pts(11/18で-2)
  ボッタス     2pts(10/29で-2)
  周冠宇      2pts(7/23で-2)
  デ・フリース   2pts ●
  サインツ     2pts(4/2で-2)
 -  ルクレール    0pts
  ノリス      0pts
  ピアストリ    0pts
  アロンソ     0pts
  ガスリー     0pts
  オコン      0pts
  アルボン     0pts
  リカルド     0pts
  マグヌッセン   0pts
  ローソン     0pts
 ●は昨シーズンでシート喪失
 ( )内は初めに無効となる時期とポイント

続いては同じくドライバーズのポイントではあるものの「ペナルティ」ポイントとそのうち初めに消滅するタイミングとポイント数をランキング形式で並べました。このポイントは12ヶ月有効で累積12ポイントになると翌戦1戦出場停止となります。ペナルティポイント保有者は12人、汚れ無き無傷が10人となっています。
トップ(よくない方ね)はレッドブルのペレスの7ポイント。内訳は第15戦シンガポールGPの接触で1、第16戦日本GPではセーフティカー先導時の追い越しで2とヘヤピンでマグヌッセンに対してバチコンかましてさらに2、最終戦アブダビGPのストレートエンドでノリスを押し出して2、でした。特に後半戦は本当に荒れていましたね。どうにか新たなシーズンを迎えることはできますが、現役を続ける以上は据え置きですよ。

〈コンストラクター〉
 1 レッドブル・HRBPT    860pts  (1→)
 2 メルセデス・M     409pts   (3↑)
 3 フェラーリ・F      406pts   (2↓)
 4 マクラーレン・M    302pts   (5↑)
 5 アストンマーティン・M 280pts   (7↑)
 6 アルピーヌ・R      120pts   (4↓)
 7 ウィリアムズ・M    28pts (10↑)
 8 アルファタウリ・HRBPT  25pts  (9↑)
 9 アルファロメオ・F       16pts  (6↓)
  10 ハース・F        12pts  (8↓)

ここからようやくコンストラクター単位のポイントの話題です。こちらのグラフも先日出したものを再掲します。
IMG_9472
チャンピオンチームはどこと交わること無く一匹狼で逃げちゃって退屈だから、空いたスペースに数字をビッシリ並べちゃったりなんかして(笑)レッドブルは860ポイントですよ。最後の最後まで勝負が分からなかった2位のメルセデス、3位のフェラーリを出しても達しないという突き抜け方。正直、今シーズンこそはこんなシーズンになっては困ります。
IMG_9471
お決まりのように、そんなチャンピオンには席を外してもらい、9チームで再描画。こうすればようやく各チームの攻防、至近戦の様子が少しだけ明らかになります。
度々月並みにはなりますが、上位勢は序盤にスタートダッシュを決めたアストンマーティンが徐々に失速、第7戦スペインGPでメルセデスに捕えられると、ヨーロッパラウンド最終戦のイタリアGPではフェラーリ、アメリカ大陸戦初戦のアメリカGPでマクラーレンに捕まり、結果的にランキング5位まで転落してしまいました。また前半戦入賞すらままならなかったマクラーレンは本格ヨーロッパラウンドに突入するとマシン改良がハマりようやく開花、ハイペースでポイントを積み重ねてメルセデス、フェラーリを追いました。下位はちょっとこのグラフでは見辛いので後ほど。
IMG_9469
ドライバーズポイントグラフと同様に、コンストラクターズでも「各GP別の獲得ポイント」でグラフを描くと、このような見栄えになります。基本は紺色のレッドブルが各GPで高いポイントを獲得して常にグラフ上部を推移。ただし後半戦に入るとシンガポールGPではフェラーリが、カタールGPではマクラーレンがグラフの頂を獲っています。以降でまたいつものグループ分けしてみていきたいと思います。

IMG_9468
トップ3を抜き出してみました。また参考までに通常の決勝レースでワンツーフィニッシュした際に得られる43ポイントと、スプリントのワンツー、ファステストラップまで獲得するフルマークとなる59ポイントにラインを引いてあります。
レッドブルにおける最低ライン(と決めつけるのも酷な話ですが)ともいえる決勝ワンツーフィニッシュは22戦中6戦であり、その最後、6回目は第14戦イタリアGPでしたので、最強を誇るレッドブルとて後半は少し巻き返されていたともいえます。最多ポイントはフルマークに2ポイント足らずのアゼルバイジャンGPの57。これはスプリントでフェルスタッペンが3位に終わったことと、決勝でファステストラップを獲れなかったことによります。2ポイント足らずとはいえ、序盤につまずいたマクラーレンが第10戦イギリスGP終了時点で59ポイントでしたので、この日のレッドブルはマクラーレンの「序盤10戦分を1GPで稼いでしまう」わけですから、スプリントでの獲得ポイントの威力はデカいです。
レッドブルの最大ポイントは57でしたが、ランキング2位のメルセデスはスペインGPの33、フェラーリはシンガポールGPの37と、どちらもワンツーフィニッシュの43ポイントに達していないこともわかります(スプリント週間含めて)また、レッドブル、メルセデスは好調不調ある中、全戦ポイントゲットしているのに対し、フェラーリは第3戦オーストラリアGPでノーポイントとなっています。
IMG_9814
ルクレールはスタート直後のスピン、サインツは再々スタート直後の接触によるペナルティで入賞圏外へ。このあたりで早くもフェラーリは「こりゃ今年も無いな」と悟ったかも(笑)
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IMG_9467
続いて中団3チームのGP別ポイントグラフです。先程の全チーム版で一際目立ったマクラーレンは、中団だけで抜き出すとより目立ちます。メルセデスもフェラーリもなし得なかった43ポイントを超え、カタールGPだけで47ポイント稼ぎました。前半戦にクライマックスを迎えたアストンマーティンはフェラーリが散ったオーストラリアGPで27ポイント、母国GPの無いアルピーヌはその母国にも近いモナコGPでの21ポイントが最多ポイントでした。ほか、オランダGPも高い山を積みますが、全般的に地味や。

IMG_9470
さっきのポイント累積グラフでは観察し辛かった下位4チームについて、グラフ尺度を変えて示します。
下位で先陣を切ったのはアルファロメオで、開幕戦からエースのボッタスは8位入賞4ポイントを獲得したものの、オーストラリアGPではハースのヒュルケンベルグによる7位により(下位)トップが入れ替わりました。ヨーロッパラウンドが始まると、ウィリアムズ(というかアルボン)が台頭、ヨーロッパラウンドが終わる頃までに一気に3チームをごぼう抜きし、下位単独のトップへ。またドライバー入れ替えや低迷が続いたアルファタウリは終盤戦に入りようやく速さを得てハースとアルファロメオを抜き、ウィリアムズまであと一歩のところまで飛躍しています。
IMG_9466
で、下位のGP別ポイントグラフにすると、穏やかなさざ波の如く目立たなくなってしまう。さすがにトップチームと同じ尺度では可哀想。こちらも特別措置で上限値を変えます。
IMG_9465
あれ、このグラフ、さっきドライバー編でも見たような、、。そうなんです。GP別の上限値は6であり、ドライバーズのグラフとほぼ同じ波形になります。昨シーズンの下位チームは特に両ドライバーによる「ダブルポイント」がほとんど無く、カタールGPでアルファロメオが4+2の6ポイント、失格により繰り上げとなったアメリカGPでウィリアムズが2+1の3ポイントを得たものに限られます。いかに下位が入賞する(ポイントを稼ぐ)のが大変だったかがよくわかります。

《パワーユニットコンポーネント使用数》
現代のF1は速いだけでなくいかに丈夫でエコロジーであるかも求められます。一時期に比べてゲンナリな数と量ではなくなりましたが、パワーユニットのコンポーネント使用数と超過した際のペナルティらついて回ります。全ドライバーの全コンポーネントについて、今年も数を数えてグラフ化してみました。
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グラフというか最早これは「糸」ですね(笑)基数制限を改めて確認しておくと、ICE(エンジン)、TC(ターボ)、MGU-H(熱用発電機)、MGU-K(運動発電機)が年間3基まで。ES(充電器)、CE(コンピューター)が2基まで。EX(エキゾースト)が8基まで使用可能。また2022年から加わったGC(ギヤボックスケース、カセット)とGD(ギヤボックスドライブほか)がそれぞれ年間4基まで使用可能となっています。新品の規定基数を超えた一発目に10グリッド降格ペナルティ(ギヤ関連は5グリッド降格)が下りますが、2回目以降はいずれも5グリッド降格で抑えられ、以前使用した物を再び使用する場合はペナルティ対象外です(よね?!もし間違えていたらお知らせ下さい)
見てもよくわからなくなっちゃっていますので端的に結果を確認すると、メルセデスパワーユニット搭載車4チーム(メルセデス、マクラーレン、アストンマーティン、ウィリアムズ)とルノー1チームは各コンポーネントならびにギヤボックス関連の交換ペナルティは1件も無く、ペナルティはフェラーリ系がボッタスを除く5台、ホンダRBPTは4台全てに何らかの超過ペナルティが下っています。

《GP別完走数 / 完走率と同一周回順位》
決勝観戦記に載せていた各GPの完走台数とフィニッシュ時にトップと同一周回で終えた車の台数になります。参考程度にご覧下さい。

 開幕戦 バーレーンGP     完走17台/85%
  優勝フェルスタッペンに対して11位まで同一周回
 第2戦  サウジアラビアGP    完走18台/90%
  優勝ペレスに対して17位まで同一周回
 第3戦  オーストラリアGP   完走17台/85%
  優勝フェルスタッペンに対して12位まで同一周回
 第4戦  アゼルバイジャンGP  完走18台/90%
  優勝ペレスに対して16位まで同一周回
 第5戦  マイアミGP      完走20台/100%
  優勝フェルスタッペンに対して18位まで同一周回
 第6戦  モナコGP       完走19台/95%
  優勝フェルスタッペンに対して8位まで同一周回
 第7戦  スペインGP      完走20台/100%
  優勝フェルスタッペンに対して12位まで同一周回
 第8戦  カナダGP       完走18台/90%
  優勝フェルスタッペンに対して14位まで同一周回
 第9戦   オーストリアGP      完走19台/95%
  優勝フェルスタッペンに対して11位まで同一周回
 第10戦イギリスGP      完走18台/90%
  優勝フェルスタッペンに対して17位まで同一周回
 第11戦ハンガリーGP     完走18台/90%
  優勝フェルスタッペンに対して9位まで同一周回
 第12戦ベルギーGP      完走18台/90%
  優勝フェルスタッペンに対して18位まで同一周回
 第13戦オランダGP      完走17台/85%
  優勝フェルスタッペンに対して17位まで同一周回
 第14戦イタリアGP      完走18台/90%
  優勝フェルスタッペンに対して16位まで同一周回
 第15戦シンガポールGP    完走16台/80%
  優勝サインツに対して15位まで同一周回
 第16戦日本GP        完走15台/75%
  優勝フェルスタッペンに対して10位まで同一周回
 第17戦カタールGP      完走17台/85%
  優勝フェルスタッペンに対して13位まで同一周回
 第18戦アメリカGP       完走15台75%※
  優勝フェルスタッペンに対して12位まで同一周回
 第19戦メキシコシティGP    完走17台/85%
  優勝フェルスタッペンに対して15位まで同一周回
 第20戦サンパウロGP      完走14台/70%
  優勝フェルスタッペンに対して9位まで同一周回
 第21戦ラスベガス GP      完走19台/95%
  優勝フェルスタッペンに対して17位まで同一周回
 最終戦アブダビGP        完走20台/100%
  優勝フェルスタッペンに対して17位まで同一周回

 平均完走    17.64台/88.2%
 同一周回台数  13.82台/69.1%
 ※第18戦アメリカGPはレース後失格の2人を除外

全車完走レースは3レース、完走台数が最も少なかったのはサンパウロGPの14台となっています。また、一昨年2022年は平均17.1台、同一周回フィニッシュが12.7台でしたので、やや向上しています。いずれにしても、近年の完走率は高く、フェルスタッペンの独走シーズンとはいえ、全車周回遅れにするレースが無くてよかった(笑)

《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
最後はファン投票によって選出される「ドライバー・オブ・ザ・デイ」の獲得者と獲得回数を整理しました。

〈GP別獲得者〉
 開幕戦 バーレーンGP     アロンソ
 第2戦  サウジアラビアGP   フェルスタッペン
 第3戦  オーストラリアGP   ペレス
 第4戦  アゼルバイジャンGP  ペレス
 第5戦  マイアミGP      フェルスタッペン
 第6戦  モナコGP       オコン
 第7戦  スペインGP      ハミルトン
 第8戦  カナダGP       アルボン
 第9戦  オーストリアGP      ノリス
 第10戦イギリスGP      ノリス
 第11戦ハンガリーGP     ペレス
 第12戦ベルギーGP      フェルスタッペン
 第13戦オランダGP      アロンソ
 第14戦イタリアGP      サインツ
 第15戦シンガポールGP    サインツ
 第16戦日本GP        ピアストリ
 第17戦カタールGP      ピアストリ
 第18戦アメリカGP      ノリス
 第19戦メキシコシティGP   ノリス
 第20戦サンパウロGP     ノリス
 第21戦ラスベガス GP     ルクレール
 最終戦アブダビGP       角田裕毅

〈獲得回数〉全22回
 1 ノリス      5回(22.7%)
 2 ペレス      3回(13.6%)
  フェルスタッペン 3回(13.6%)
 4 アロンソ     2回  (9.1%)
  サインツ     2回  (9.1%)
  ピアストリ    2回  (9.1%)
 7 オコン      1回  (4.5%)
  ハミルトン    1回  (4.5%)
  アルボン     1回  (4.5%)
  ルクレール    1回  (4.5%)
  角田裕毅     1回  (4.5%)

オモテのチャンピオンは文句無しのフェルスタッペン。ファンの心を揺さぶった「ウラのチャンピオン」は22戦中5回獲得したマクラーレンのノリスという結果となりました。
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ノリスは繰り返しになりますが、ヨーロッパラウンドを迎えてからの飛躍、後半戦の追い上げのインパクトが抜群でしたね。未勝利ながら、将来のチャンピオンの呼び声は高く、昨シーズンは特に横に座る新人ピアストリも覚醒して、対等な速さを見せつけるシーンもありましたので、今シーズン念願の初勝利やピアストリ共々さらなる飛躍が期待できます。また、初ファステストラップを獲得した角田も最終戦でドライバー・オブ・ザ・デイを獲得し、チーム名も新たに迎える4年目の期待は大きいです。機体を自信に変え(でもあくまで謙虚に)開幕戦から賢く速さを見出し、ファンを魅了してくれることを願いたいです。

今回も3回に分け、じっくり時間をかけ(笑)遅ればせながら2023年のF1を振り返りました。miyabikun個人的にはあと3つほど、やりたいことがあるのですが、開幕ならびに合同テストが控えています。果たして開幕までにそれをこなせるかどうか。。

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