F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

タグ:グロージャン

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正式発表を待ち切れず、発表前にカラーリングをチラ見せなんぞ、とんだハースだ(笑)F1界のマル暴ならぬマルH。スポンサーロゴやチームメイト、ライバルとも、今年こそは揉めません!そろそろ落ち着いた「真の速さ」をみてみたい。フェラーリ系の第三弾、ハースVeryFirst-20です。

《設計》
 ロブ・テイラー
 ベン・アガサンジェロ

《外見》
昨シーズンはスポンサーの兼ね合いもあり黒地に金のエレガントなカラーでしたが、このVF-20は白、赤、黒のお馴染みに原点回帰。いいじゃないですか、この色使いこそがハース。miyabikunが暇な時にやっている「F1 Mobile Racing」のカラーリングにちょっと似てきたのが気に食わないが(笑)あれはハースのオマージュではありませんからね!
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ノーズはフェラーリ系チームと同様に太めのままです。特にハースはフェラーリに近い形を採ってきました。ノーズコーン先端の形状含め、フェラーリ次第なところがあるのかな。側面からマシンをみればフェラーリが強めのレーキ角を採ればハースもそうなりますね。右へ倣え!
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マシン下部が黒なのでディフレクターやポッドウィングなど、画像では非常に見にくい。
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サイドポンツーン後方は撫で肩になりつつも、ライバルにあるタイプの断面とは若干異なり、まだまだ大柄にみえます。エアインテークはアルファロメオもやっていたフェラーリ型の三角型。
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総じていえば、各所が相変わらずフェラーリと似ていて、今の最新鋭というよりかは古臭い感じが漂います。

《シャシー》
VF-20
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:746kg(ドライバー含む)
 最大燃料重量:110kg
 ブレーキキャリパー:
 ブレーキディスク・パッド:
 ホイール:OZ
 サスペンション:フロント プッシュロッド
          リヤ     プルロッド

《エンジン》
フェラーリ Tipo065
 V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
 排気量:1,600cc
 最高回転数:15,000rpm(制限)
 最大馬力: - 馬力
 燃料・潤滑油:

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《ドライバー》
 No.8   ロマン・グロージャン(フランス)
 No.20 ケビン・マグヌッセン(デンマーク)

仲がいいのか悪いのか。なかなかな空回り、いずれもF1でベテランの領域に入りつつあるこの組み合わせも早4年目。クラッシュのリプレイなんかをみると、スローでこのリヤウィングのロゴ「JACK & JONES」を見る確率が高い気がします。ああまたコイツら絡みなのかと笑ってしまうようになりました。
グロージャンは何だか心底ツイていないし、裏目裏目に出ている気がして、miyabikunは悪く言うことができません(笑)何度も言っていますが、今や大所帯になったフランス人を一人で担った時代もあるし、本当は速いのもわかっています。でもずっと不調、ずっと不安定。グロージャンはまずシーズン序盤からよくないんですよね。「エンジンのかかり」が遅過ぎます。マシンのバランスや出来がよくないと言われつつも、マグヌッセンは荒いながら走れているし、成績以外の他で評価があるのだろうから生き残れていますが、イキのいい若手が来たらそろそろ本格的にヤバい。もう一度輝くところがみてみたいです。
マグヌッセンも争うはチームメイトでなくライバル達ですね。争うといっても力業やダーティーなやり方でなく、スマートに。グロージャンと同様に参戦当初に好成績を残したこともあって、ポテンシャルは高いことがわかります。力ある若手がどんどん輩出されていく中、マグヌッセンにとっても結果が伴わないとシート存続が危うくなってきます。

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荒くれ軍団、笑いのネタのようにみてしまいがちですが、F1はトップもいればハースの2人のような中堅の経験者も重要な位置をなしています。若手に押されずF1の中間層を支える堅実な走りが彼ら2人に求められる命題であり、それを行えば好位置フィニッシュは決して難しい話でもありません。

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近年中団争いにもがくルノーワークス。エンジンサプライヤーとしては素晴らしい功績はあるものの、ワークスとなると「青い時代」を除けば歴代でパッとしませんし、歴史的に消えたり湧いたりを繰り返しています。現ルノーワークスの前身は「ロータス」というF1で名の通る冠を付けた「黒いルノー」でした。黒いといっても「中身が真っ黒い」という意味ではありませんよ(笑)2012年型のE20が今回の主役です。

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《設計》
 ジェームス・アリソン
 ディア・ダ・ビア

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《外見》
ルノーワークスは2010年末にグループ・ロータス(エスプリやエリーゼといった市販車を扱う部門)に株式を買収されたことで2011年シーズンを「ロータス・ルノー」という名で参戦しました。ところが小林可夢偉もドライブしたケータハムの前身も「チーム・ロータス」を名乗ったため「どっちがあのロータス?!」となりましたよね。結論としてはどちらのロータスもあのロータスの直系ワークスではないというのが答えで、クラークやヒル、アンドレッティやハッキネン、中嶋悟もドライブしたあのロータスは1994年で歴史的にピリオドを打ち、今回取り扱うロータスは「ルノーワークスの継承」となります。
冒頭から話が逸れましたが、この初代「新生ロータス」はカラーリングこそ前作ルノーR31と似ているものの、内容はガラリと変えた「挑戦と新技術投入」がうかがえるマシンでした。引き続きジェームス・アリソンの作品となったE20はまずR31がチャレンジして失敗に終えた「サイドポンツーン前方(側方)排気システム」を一新し、センターに排出する方法に切り替える決断をしました。高温、高圧の排気を側面に持ってくるアイデアは興味深いものでしたが、マシンが燃えてしまっては元も子もありません(笑)
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このE20は技術的に攻めの姿勢を密かにしていました。一つ目が「フロントの車高調節システム」(リアクティブ・ライドハイト・システム)です。一見ダメそうな技術っぽいですよね。リアクティブとは「反応的な」という意味です。では何に反応するかというと、ブレーキング時に前方が下がることに反応してプッシュロッドの車輪側(アップライト接続部)が伸びるというもの。そうすればブレーキング時も車高を一定に保てるため、挙動も安定します。以前にウィリアムズで一世風靡した車高調節システム「アクティブサスペンション」との違いは能動的「予め地点や作動量を定めて作動する」か受動的「あくまで外部からの負荷に反応して作動する」かの違いで、後者であるE20の技術はFIAに確認のもと開発されていました。しかし開幕前にFIAから「可変空力装置」という判断が下されお蔵入りとなっています。
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その他にはこの時代に盛んに開発された「ダブルDRS」がありました。ロータスはコクピット後方上部のエアインテークの左右にさらに開口を設けて二系統の空気を取り込みました。一つはリヤウィング下部にまたがるビームウィングへ排出、もう一つはリヤウィングのステーを介してウィングから排出してマシン後方の流速増加を行う「予定」でいました。しかし、シーズン後半で本戦採用のタイミングが合わず、惜しくも日の目を見ることはありませんでした。ライバルのようにもう少し開発が早ければ、功を奏していたことでしょう。
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このシーズンのマシンといえばTボーンクラッシュ(前車の腹部、サイドポンツーン付近に「T字」で衝突すること)の安全対策として「ノーズコーン高さは路面から550mm以下(ただしモノコック前部は高さ625mm)」というレギュレーションになったため、実に滑稽な、むしろブサイクな前面形状となりましたね。ところが黒いタキシードをまとう英国紳士E20は段差こそあるものの、カラーリングも相まってか平滑に上品に仕上げてきました。実績を問われるのはもちろんのこと、F1も「見た目」は非常に重要ですね。

カラーリングは前作から引き継ぐ伝統の「黒地に金文字」です。miyabikunは現役のジョン・プレイヤー・スペシャル(JPS)のカラーリングを見た事はありませんが、オトナになるとあのシブさが少しずつ分かる気がします。E20は残念ながらJPSではなく、GENIIというベンチャー投資会社になります。フロント、リヤのウィングレットの真っ赤もアクセントとしてカッコいいですね。黒や金だと、きっとボヤけて見えます。赤だから、締まる!ルノーといえば、トタル!

《シャシー》
 全長:5,038mm
 全幅:1,800mm
 全高:   950mm
 最低車体重量:640kg(ドライバー含む)
 燃料タンク容量: - ℓ
 ブレーキキャリパー:AP
 ブレーキディスク・パッド:AP
 サスペンション:フロント プッシュロッド
                                  リヤ    プルロッド
 ホイール:OZ
 タイヤ:ピレリ

シャシー名は前作ルノーR31からE20になりました。31から20に減っちゃった?!それもどうしてLotusなのにE?!それはファクトリーを構えるイギリスのエンストンからきています。ここで20番目に生み出されたマシンだからだそうです。余談ですがロータスの市販車、エリーゼ、エスプリ、エランにエリート。全てではありませんが、なぜか頭文字「E」がやたらと多E。面白Eですね。

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《エンジン》
 ルノーRS27-2012
 V型8気筒・バンク角90度
 排気量:2,400cc(推定)
 最高回転数:18,000rpm(制限)
 最大馬力: - 馬力(非公開)
 燃料・潤滑油:トタル

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《ドライバー》
 No.9   キミ・ライコネン(全戦)
 No.10 ロマン・グロージャン(第13戦を除く全戦)
    ジェローム・ダンブロシオ(第13戦)

フェラーリを離れてラリーに転身したライコネンがまさかの3年振りにF1復帰。今までマクラーレンやフェラーリのイメージが強かっだけにロータス(ルノー)に乗るライコネンは想像していませんでした。そもそもF1昇格前はフォーミュラ・ルノーでならしたんですよね。この話になると毎回タラレバで思ってしまうのが「クビカの怪我」の件。クビカが怪我して2011年シーズンをフルで戦えていたら、もしかしたらライコネン復帰の隙間は無かったかもしれないと想像してしまいます。そのライコネンの相方には2009年のルノー時代にサードドライバーから昇格し、スポット参戦していた若手のグロージャンがこちらも3年振りの復帰となっています。2010年もそのままルノーだと思っていたら、横からクビカが逃げ場を探して飛び込んで奪われちゃったんだよな。ってなんだ?どちらもクビカ絡みかい!(笑)そんなグロージャンも第12戦ベルギーGPでスタート直後に思い切り散らかしてしまい、罰金&1戦出場停止を食らったため、翌第13戦イタリアGPはサードドライバーのダンブロシオが代走しています。

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《戦績》
 303ポイント コンストラクター4位
 (1位1回、2位4回、3位5回、4位1回ほか)
 ポールポジション0回

開幕前からライコネンの復帰とシーズン前合同テストの好位置につけたロータスの期待度は高くありました。開幕戦オーストラリアGPの予選はライコネンではなく何とグロージャンの方がポールから0.2秒落ちの3番手を獲得しました。結果的にグロージャンがスタート直後にリタイヤ、ライコネンは7位入賞で終えています。
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その後、予選はグロージャンに分があり第11戦ハンガリーGPで2番手を獲得し、決勝はライコネンがしっかり表彰台登壇を連ねていきます。ただライコネンは第4戦バーレーンGP、第8戦のヴァレンシア市街地によるヨーロッパGP、ハンガリーGPで2位止まり。グロージャンも第7戦カナダGPで2位(ちなみに現時点まで含めての最高位)で、ダブル表彰台は獲得してもなかなか表彰台の最上段に到達できないレースが続きました。第16戦韓国GPでこの時代のトレンドとなっていた「コアンダ・エキゾースト」(サイドポンツーン後方のエンジンカバーを切り欠き、マシンに沿わせる形で排気するシステム)を導入。終盤の第18戦アブダビGPで以前にも振り返ったことのあるライコネンの「放っておいてくれ優勝」を迎えてシーズン優勝者8人目、チーム初優勝を獲得。結果的にはライコネンがドライバーズランキング3位、グロージャンが8位、コンストラクターズ4位とトップには及ばずもまあまあ上出来の初年でシーズンを終えました。

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秘めたる技術のお蔵入りは残念でしたが、マシンカラー同様「ダークホース的存在」でシーズンを盛り上げてくれた一台でした。

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このトロフィーは独創的。一見安っぽく見えちゃったけど、25ポイントの価値があります。みんな欲しい!ですよね。
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オレンジの集団といえば、、ここはスペインということでゴーゴーサインツのやつですね。こちらがどこの国にも出没するフェルスタッペンのやつ。同じオレンジでも色合いが少し違うかな。
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予選で圧倒的な速さを見せたボッタスはスタートでインから2番手のハミルトン、アウト振った3番手ベッテルに挟み撃ちにあって2位へ転落。タイヤスモークをあげたベッテルはこのブレーキングで早くも1スティント目のタイヤを酷使してしまいます。
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インを守られて順位変わらずのベッテルはその直後に4番手スタートのフェルスタッペンに、5番手のルクレールは6番手のガスリーに並ばれていました。レッドブルが揃ってフェラーリ食いを始めました。今シーズンのフェラーリのライバルはメルセデスではなくレッドブルになりそうですね。いいことではあるけど、メルセデスがさらに遠くに逃げてしまいそうな予感がプンプンしてきます。
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1周目終了時の順位はこうなりました。抜き辛いサーキットですから、スタートでアクションを起こすのが吉。ノリスとライコネンの+6はひどいな。

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8周目にルクレールがベッテルを突き始めました。今シーズンはこの光景をよく目にします。ベッテルは一応エース、でもスタート早々にタイヤを傷めてペースが上がらず。このままの布陣でいけばメルセデスはおろか3位に浮上したフェルスタッペンも逃すことになります。この時点で差はどうするボス?!電卓叩いてみる?心の中では答えは決まっているのでしょうが。答えを出すまで4周を要してルクレールが前に。判断が遅い。目をつぶって電卓を叩いていたのかな。
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上位は持ちタイヤの兼ね合いもあって、タイヤに違いがありましたね。ベッテルは20周目にミディアムで復帰しハースやトロ・ロッソの後ろ、翌周にフェルスタッペンはソフトを履いてその集団の前に戻っています。スタートでの攻防、タイヤを傷めたことがこの差として表れる。
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さらには26周目にルクレールが1ピットストップ狙いかハードを選択してベッテルの前に復帰。ベッテルの行いがことごとく後々まで響いています。

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28周目にミディアムを選んでトップ快走中ハミルトンのリヤタイヤが裂け始めてペースダウン。後ろのフェルスタッペンも2ストップだし、ハミルトンもあれじゃ完走できないはずだから、タイヤ交換を先にしておいてもいいよね。
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その矢先
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若い2人が勢いのあまり
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クルン!
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インシデントやっちまった。。
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セーフティカーピットはバタバタ。タイヤが用意されていない!
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ダブルピットストップだってのにぃ!
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ごめんなさい。。
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さあさあグラベル片付けないと!
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本当にみんなごめん。。
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いいよいいよ、怪我がなければ。今回もちょっと眠くなりかけていたレース終盤のローリングスタート、なかなか面白かったと思います。ルクレールに張り付くそろそろガスリー、そして漆黒の「マルH」組。
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この2人、危な過ぎ(笑)
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まだやるか!グロージャン競り負け。後はタイヤも厳しく「独自の走行ライン」を三度使って、ズルズルと後退していく。グロージャンには非常に失礼だけど、あわよくばアルボンにまでかわされて入賞圏外フィニッシュを更新しないか期待してしまった「S」なmiyabikun(笑)

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《決勝結果》
   1 ハミルトン           (メルセデス・M)
   2 ボッタス              (メルセデス・M)
   3 フェルスタッペン(レッドブル・H)

《ファステストラップ》
   ハミルトン(メルセデス)1分18秒492
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
   フェルスタッペン(レッドブル)

ちなみにハミルトンがたたき出したファステストラップ1分18秒492は2017年の自身のポールタイムより速いラップでした。セーフティカー明けにドカンと狙いにいきましたね。予選のボッタスといい、決勝のハミルトンのコレといい、控え目なコメントと裏腹のメルセデスには抜け目がない。

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
    ハミルトン(メルセデス)

本当のドライバー・オブ・ザ・デイはフェルスタッペンとなりましたが、miyabikunはスタートで見事にダッシュを決め、途中タイヤに苦しみつつもいいタイミングでタイヤ交換を果たし、驚異のファステストラップを獲得したハミルトンを推します。

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《第5戦スペインGPのポイント》
・カタロニアはスタート決めて、逃げるべし
・末恐ろしい速さ、メルセデス
・スタート直後で台無しの赤信号エース
・グロージャンには「独自の走行ライン」がある

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今回はフェラーリ勢から選びました。ワークスを差し置いて、先にギャング集団ハースのVF-19をみておきましょう。
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《設計》
    ロブ・テイラー

《外見》
噂にもなっていましたが、今シーズンからイギリスの飲料水メーカー「リッチエナジー」とスポンサーと契約したことでカラーリング変更してきました。
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懐かしい、黒地に金。ロータスを彷彿とさせますね。画像では質感まではわかりませんが、光沢のある黒が日本の「漆塗り」のようで、マシンだけは名前の通りリッチに見える。ただ塗装を剥ぎ取り、赤く塗布すれば、、
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(これは昨年型のフェラーリSF71Hです)
ノーズの太さ、サイドの反り方から「フェラーリっぽさ」をしっかり感じ取れます。昨シーズンは一時期最速説のあったフェラーリの「あのノーズ」miyabikunは決して好きになれません。要は速さだけど、カッコよくはない。まだこのハースのカラーリングなら、マシかなぁ。たぶん金の縁取りやブラックバックだから中和されて見えるのかな。
先日のトロ・ロッソSTR14で採用されたフロントプッシュロッドの根元の「膨らみ」はこのハースにはなく、Sダクト開口はあるものの滑らかなカーブでコクピット天端に達しています。そうだよ、やっぱりこのフォルムの方がカッコいいって。
今シーズンはコクピット横とポンツーン上の2点からステーを伸ばすミラーが多いですね。横から持ち出すステーも上手いことウィングの一部として活用しています。
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今回までホンダとルノーエンジンを搭載する3チームを見てきました。トロ・ロッソと今後登場するレッドブルのエンジンカバーは高さも幅方向も絞りがキツく、なだらかな断面をなしているのが特徴的でしたが、フェラーリエンジンを搭載するこのハースはマクラーレンとも異なる膨らみが後方まで続いているように思えます。
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サイドビューでいうRICHの「R」の下、HAASの「H」より後方まで膨らみが残っていますね。前作VF-18にはないフォルムです。サイドポンツーン開口を含め、幅を狭めたりしているのかな。測れるものなら新旧を並べて、実際にコンベックスを当てがって測ってみたいです。

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《シャシー》
VF-19
    全長: - mm
    全幅: - mm
    全高: - mm
    最低車体重量:743kg(ドライバー含む)
    燃料タンク容量:110kg(制限)
    ブレーキキャリパー: -
    ブレーキディスク・パッド: -
    ホイール:OZ
    サスペンション:フロント プッシュロッド
                                     リヤ   プルロッド

《エンジン》
フェラーリ Tipo064 EVO
    V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
    排気量:1,600cc(推定)
    最高回転数:15,000回転(制限)
    最大馬力: - 馬力
    燃料・潤滑油:シェル

リヤビューで特徴的なのはエキゾーストパイプの配置です。一番太いのはメインのエキゾーストパイプ。また2本の細いものはタービンの与圧を抜くウェイストゲートパイプで、昨年は中央のエキゾーストを挟んで両側にウェイストゲートを配置していました。
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このハースは縦一列にダンゴのように並べています。素人目で考えれば縦に速い流体を排出するよりマシン同様に低い位置に向かって横長に排出した方が安定するんじゃないかなと思うのですが、、縦は飛行機の垂直尾翼みたいに左右方向(ヨー方向)が安定するとかなのかな。
ちなみに、フェラーリエンジンは昨シーズンのTipo062 EVOから063を飛ばして今シーズン版はTipo064 EVOとなるようです(間違えていたら修正します)

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《ドライバー》
    No.8   ロマン・グロージャン(フランス)
    No.20 ケビン・マグヌッセン(デンマーク)

F1ではベテランの領域に入るギャング2人が引き続きドライブします。若いF1ファンの皆さん、何かとお騒がせな2人ですが、一応2人とも表彰台登壇経験者なんですよ。マグヌッセンに至ってはなんとデビュー戦で2位となり、あのハミルトンの「デビュー戦3位」を上回る結果を残しているんです。マグヌッセンはそれが今のところ最初で最後となっているのですが(笑)
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毎年毎度のことながら同じ話をしていると思います。マシンは速いんだし、本当は速いドライバーなんだから、ちゃんとやれ!もちろんね、君ら以外の敗因やミスもある。でも何度も走行ラインを変えるんじゃない!マシンが滑り出したらスロットルを開くんじゃない!マシンが傷付いたらデブリを撒き散らさないように考えなさい!F1ドライバーでいる間はmiyabikunフォローするけど、シートを失いかねない走りされたらフォローもできないぞ。ハースに乗りたいドライバーは他にいます。今シーズンもいい位置にあるマシンだと思うので、限りあるシート、くれぐれも大切に乗りましょう。マシンだけでなく、走りもリッチに。
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いよいよこの季節がやってきました。今までにだいぶ2018年型のマシンが登場していますね。目にした順に書いていきたいと思います。まずは中堅ドライバーを引っさげてそろそろ安定した結果を重ねていきたいハース「VF-18」になります。
毎年のことながら、技術的な難しい考察や見解は書けません。見た目とその印象で見ていくことをご了承下さい。データや情報に誤りや最新の情報が入ったら修正します。

とその前に、念のため昨シーズンからの主なマシン絡みのレギュレーション変更点を確認すると
・エンジン本体(ICE)、ターボチャージャー(TC)、
    MGU-H(熱用発電機)の年間搭載数
    →4基から3基に減少
・MGU-K(運動用発電機)、コンピューター(CE)、
    蓄電器(ES)の年間搭載数
    →4基から2基に減少
・新たに頭部保護装置「ハロ」搭載
・シャークフィン廃止とそれに伴うTウィングの廃止
・エギゾーストパイプ上後方に設けられたウィング
    通称「モンキーシート」の廃止
・オイルを「燃料の一部」として使用は禁止
・トリックサスペンションの使用禁止
・タイヤ種類の追加
    ハイパーソフトタイヤ:ピンク
    スーパーハードタイヤ:オレンジ
となっています。ハロは目新しい一番のデバイスですが、他はどちらかというと厳格化されたわけで、各マシンは2017年から大幅な変更は伴いません。
では改めて、もはや出どころがどこからなんだかわからない、横行した画像たちをお借りしてみていきます。

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《設計》
ロブ・テイラー

《外見》
うーん、正面からは、、全体が暗過ぎてディテールがわかりませんな。わかるのは先っぽはいつも通りで変わらずで色が白から赤に変化か。フロントウィングは真っ黒。。
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横から見ると、あ、色が変わった。ベタ塗りグレーから白に変更だ。HAASのロゴは赤く、初代のVF-16に似たカラーリングに回帰しています。ところでこれ、ハロ載ってる?!
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黒だから目立たないわけか。黒ズルい。そしてコクピット周りのアップを見ていくと、どこかで見たことある形を連想します。
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そう、サイドポンツーン開口がウィング類で昨シーズンのフェラーリSF70Hのような造形に見える。とはいうものの、やっぱり黒だからこの画像ではどこまで近いかはわからん。これ、初お披露目だから大事なところを黒で隠しているのか、ハースの色使いで黒いのか、どちらなんでしょうね。シャークフィンも廃止とはいえ、見辛いですが抜け穴を使ってたてがみ程度の黒いフィンは残っています。そこに識別用のカーナンバー表記をしています。明るく画像修正すればもっとよくわかるのに、クソーど素人の目を欺く作戦だな?!
あと、これはハースに限らず、サイドポンツーンは各車若干後退し、フロントタイヤからは離れて空間を拡げている傾向です。
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エンジンは昨年から当然変わらずフェラーリ製の新型を搭載します。形式がTipo063にはならずTipo062 EVOとのことで注意です。改良してないわけではなかろうな?!どれだけEVOlutionされているかが楽しみです。
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《エンジン》
フェラーリ Tipo062 EVO
V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
排気量:1,600cc(推定)
最高回転数:15,000回転(制限)
最大馬力: - 馬力
燃料・潤滑油:シェル
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《シャシー》
VF-18
全長: - mm
全幅:2,000mm
全高: - mm
最低車体重量:733kg(ドライバー含む)
燃料タンク容量:105kg(制限)
ブレーキキャリパー・パッド: - 
ブレーキディスク: - 
ホイール:OZ
サスペンション:フロント プッシュロッド
                                 リヤ    プルロッド

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《ドライバー》
No.8   ロマン・グロージャン
No.20 ケビン・マグヌッセン
(ユニフォームは昨シーズンのものです)

昨シーズンに引き続き、ベテランの領域に入りつつある2人です。マシンのせいか、はたまた性格の問題か、昨シーズンは荒れ狂う面もチラホラみられました。周りを走っていると何かに巻き込まれそうで怖い。。
2人とも表彰台経験はあるものの、以降は優勝はおろか表彰台からも遠ざかりつつあります。「第2フェラーリ」はなかなか第1に近付くこともできなくなっています。期待はしたいけどハースでの飛躍よりかは上位チームのシートの隙を奪う方が近道に思ってしまいます。前後のライバルチームは少しだけ体制やパワーユニットに変更を伴いますのですので、そこは変わらぬ体制を強みに中団確実キープに勤しんでもらいたいところですね。

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