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いよいよ今シーズンのラストレースとなるアブダビGPです。この旅もひとまず今回が最後になります。

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アブダビGPの行われるヤス島は図の「E12」の東側にある「ア」に似た形の島になります。その近くには2箇所の空港があります。島の東側にアブダビ国際空港(AUH)と西側のアル・バティーン・エグゼクティブ空港(AZI)です。後者のアル・バティーン空港が元来から使われていた空港でしたが、1982年に前者のアブダビ国際空港が開港したことでメイン空港から外れ、今は空軍やプライベートジェットに特化しているとのこと。よって、今回のターゲットはアブダビ国際空港となります。周りの黄色いのは砂漠の砂地か。本当に砂漠の中にある国なんですね。
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さすがアブダビを代表する空港だけあって、日本は成田空港から直行便が1日1便設定されています。成田17時25分発のエティハド航空(全日空コードシェア便)が12時間半のフライトののちに現地時間の夜中1時に到着します。
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エティハド航空といえば、F1スポンサーでもお馴染みです。2007年にフォース・インディア、2008年にはフェラーリのスポンサーをしていました。さらにはアブダビGP自体このエティハド航空が冠スポンサーとなっています。
ちなみにエティハドとはアラビア語で「和合」(仲良くなる)を意味しているそうです。

東京駅〜鉄道〜成田国際空港(NRT)
・成田エクスプレス    :79.2km  57分  3,020円
・京成スカイライナー:67.8km  56分  2,630円
東京駅〜バス〜成田国際空港(NRT)
・リムジンバス            :71.8km  87分  1,000円

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成田国際空港(NRT)〜アブダビ国際空港(AUH)
・エティハド航空        :約8,000km 約12時間30分

実はさっきの空港の航空写真にサーキットも一緒に写っていたのに気が付かれましたか?!アブダビGPも空港から近いサーキットの部類です。砂漠をさまよう必要はなさそうですね。
ただ、近いなら近いなりに何かある。そう、アブダビには鉄道が走っていないのです。将来的にはメトロの計画があるとのことですが、基本は車移動になりそう。車好きのmiyabikunもさすがにアブダビに車は持っていません。
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バスがあるかどうか調べたのですが、根気がありませんでした。結局見つからず。GP開催中はきっとありますよね、遊園地「フェラーリ・ワールド」も併設されているわけだし。サーキットまでは車で約10kmの道のりで15分程度。

アブダビ国際空港〜ヤス・マリーナ
・車                             :約10km 15分

東京駅〜成田空港〜アブダビ国際空港〜サーキット
● 鉄道〜飛行機〜車   :約14時間
(チェックインや乗り換え時間を除く)

空港とサーキットが近いと案外苦戦するものです。というわけでいつもの通り、空港からがグダグダでしたが、ヤス・マリーナサーキットに到着しました。


今回は余談も少なくあっさり目に。この後やることがあります。そうです、miyabikunお決まりの「まとめ」です。最後に今シーズンの21戦全ての工程を以下で簡単におさらいしてみましょう(見返したら、些細な足し算をいくつか間違えていましたので、今までのを含めて修正しました)

開幕戦オーストラリアGP 約8,250km:約12時間
    〜飛行機(成田)〜バス〜鉄道
第2戦バーレーンGP         約8,660km:約17時間
    〜飛行機(羽田)〜飛行機〜車
第3戦中国GP                   約1,840km:約6時間
    〜飛行機(羽田)〜鉄道
第4戦アゼルバイジャンGP   約10,000km:約17時間
    〜飛行機(羽田)〜飛行機〜バス
第5戦スペインGP           約10,500km:約18時間30分
    〜飛行機(羽田)〜飛行機〜鉄道〜バス
第6戦モナコGP              約10,500km:約18時間30分
    〜飛行機(羽田)〜飛行機〜ヘリ
第7戦カナダGP              約10,500km:約14時間10分
    〜飛行機(成田)〜バス〜鉄道
第8戦フランスGP          約10,500km:約17時間30分
    〜飛行機(成田)〜飛行機〜車
第9戦オーストリアGP     約9,500km:約17時間30分
    〜飛行機(成田)〜飛行機〜鉄道
第10戦イギリスGP          約9,800km:約14時間
    〜飛行機(羽田)〜バス〜鉄道
第11戦ドイツGP              約9,500km:約14時間
    〜飛行機(羽田)〜鉄道
第12戦ハンガリーGP      約9,300km:約15時間
    〜飛行機(成田)〜飛行機〜バス
第13戦ベルギーGP          約9,750km:約16時間
    〜飛行機(成田)〜鉄道
第14戦イタリアGP          約9,900km:約16時間
    〜飛行機(成田)〜バス
第15戦シンガポールGP   約5,340km:約8時間30分
    〜飛行機(羽田)〜バス
第16戦ロシアGP              約8,900km:約17時間
    〜飛行機(成田)〜飛行機〜バス
第17戦日本GP                     約420km:約3時間
    〜鉄道〜バス
第18戦アメリカGP         約10,740km:約16時間
    〜飛行機(羽田)〜飛行機〜車
第19戦メキシコGP         約11,380km:約14時間
    〜飛行機(成田)〜鉄道
第20戦ブラジルGP         約18,600km:約29時間30分
    〜飛行機(成田)〜飛行機〜バス
最終戦アブダビGP           約8,080km:約14時間
    〜飛行機(成田)〜車

距離、時間ともに乗り換えやチェックインをあまり考慮できていない「おおよそ」のものですのであくまで参考程度に。。
ブラジルが距離、時間とも規格外となっています。地球の周長は約40,000kmといわれていますから、乗り継ぎ1回はあれどやっぱり日本の真反対にあるんだなということを改めて感じました。ヨーロッパエリアは東京駅から10,000km超えで15時間前後を要しています。飛行機の乗り継ぎがあるかないかも移動距離や所要時間に大きく影響を及ぼします。今回は乗り継ぎを最小限に、かつ個人的に航空会社も好みで決めていますのでLCCを選べばもっと早く、安く行く方法もあったかと思うし、乗り継ぎは面倒でなければこまめにやった方が安上がりになったりもするそうです。
また、東京駅からは羽田か成田か毎回迷っていましたね。どうしても近い羽田を選びがちではありましたが、結果的には成田が11回、羽田が9回とほぼ同じくらいに使い分けた形となりました。

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F1ドライバーをはじめチームスタッフやメディアの方達はこんなに大移動しながら毎年戦っているんですね。これまで脱線したりF1とは全く関係ないネタを必要以上に盛り込みつつ、全開催GPを東京駅を起点に目指してみました。覚えていたらこの次はベトナムGPが行われる2020年を無事に迎えられた頃にやってみたいと思います。