F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

カテゴリ: F1サーキットいろは

本来は今週末は第2戦バーレーンGPの予定でした。新型コロナウイルスの騒動を受け、無観客でレースは行うとの意向を示していましたが、先日のオーストラリアGPでチームスタッフに感染が認められたため、次戦のベトナムGPと合わせて「延期」という判断となりました。オーストラリアは中止でバーレーン、ベトナム、中国は延期。延期とはいっても、実質的に開催は困難だと思っています。夏休み期間をレースに充てるか、隔週開催を毎週開催にするか、最終戦を後ろにズラすか。。困難でしょうね。レースは無くてもこの企画はやります。バーレーン国際サーキットのポールポジションタイム推移です。
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《バーレーン国際の基本情報》
    全長   :5.412km(2010を除く2004〜)
       6.299km(2010)
 コーナー数:15箇所(2010を除く2004〜)
       24箇所(2010)
   開催回数  :15回(2011年を除く2004〜)

バーレーン国際サーキットは2004年に中東エリアで初めて開催されたティルケ印の近代サーキットです。今までは山間部や郊外、臨海地区や市街地などで行われてきたF1もいよいよ砂漠でやることになったのには当時驚きましたよね。古くからの石油の原産地として名は通りますが、F1を通じて国名を初めて知った方も多くいらっしゃると思います。
コースレイアウトが多彩に組み替えられるのが近代サーキットならではのメリットです。2010年に一度だけ24のコーナーで構成された6.299kmの最長レイアウトを取り入れましたがバンプが激しいため、マシンコントロールに悪戦苦闘するドライバーが多く、各方面から不評を買ったため現在は初開催当初のレイアウトに戻されています。また、2011年も開幕戦にあたる3月中旬に開催を設定されていましたが、政治的混乱があり安全に運営できない恐れがあったためにカレンダーから急遽外れています。

《バーレーン国際の予選P.P.変遷》
 04 5.412km 1分30秒139 100%    Mシューマッハ
 05 5.412km 1分29秒843   99.7% アロンソ-1
 06 5.412km 1分31秒431 101.4% Mシューマッハ
 07 5.412km 1分32秒652 102.8% マッサ
 08 5.412km 1分33秒096 103.3% クビカ
 09 5.412km 1分33秒431 103.7% トゥルーリ
 10 6.299km 1分54秒101     -    % ベッテル
 11                 〜非開催〜
 12 5.412km 1分32秒422 102.5% ベッテル
 13 5.412km 1分32秒330 102.4% Nロズベルグ
 14 5.412km 1分33秒185 103.4% Nロズベルグ
 15 5.412km 1分32秒571 102.7% ハミルトン
 16 5.412km 1分29秒493   99.3% ハミルトン
 17 5.412km 1分28秒769   98.5% ボッタス
 18 5.412km 1分27秒958   97.6% ベッテル
 19 5.412km 1分27秒866   97.5% ルクレール

 ※2005年はポールポジションタイムではありません

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データは前回のアルバートパークと同様に開催初年を基準として比率を記載しています。ただし2010年は1周距離が6.299kmと887mも長くなっているため、下のグラフの色を変えて比較から除外しました。また2005年のバーレーンGP予選は「2回の予選タイムの合算」により決定していたため、2回のうちの速いいずれかの記載とします。今回は予選1回目のアロンソがたたき出した1分29秒843です。
推移をみていくと、初年2004年からV10最終年の翌2005年で短縮がみられたものの、V8となった2006年から微増が続きました。バーレーン国際は長いストレートを擁しています。回転数の上限値の制限をはじめ、出力面の制約がもろに表れています。2010年の距離延長、そして2011年のカレンダー除外を経た数年も1分32秒中盤から33秒台でなかなか2005年の最速タイムを更新できずにいました。しかし現パワーユニット3年目となる2016年に飛躍的な向上をみせています。メルセデスのハミルトンが1分29秒493でようやく2005年規格を上回りました。速かったのはメルセデスに限らず、15番手となったレッドブルのクビアトまでが前年のポールタイムを上回っています。
ところで2016年の予選って覚えていますか?!開幕戦オーストラリアGPとこのバーレーンGPの2戦はノックアウト方式の極めつけというべき「制限時間ノックアウト」を試験的に導入した頃です。2段階のノックアウトに加え、1分30秒毎に下位がノックアウトになるものです。ダイヤルQ2に電話をしているかのような時間に追われる忙しさ、そして呆気なさ(笑)あの予選方式は酷かったですね。逆にあのやり方が「尻に火がつく」みたいな状況になってタイム向上に繋がったのでしょうか。
以降は伸び代が少ないものの、アルバートパークと同様にさらなるタイム向上となり、昨年2019年はフェラーリに移籍したルクレールが1分27秒866の最速かつ初ポールとなりました。もし今年も無事に行われていたら、タイム向上がみられたのでしょうか。今週末も何も無し。残念ですね。
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先日の「擬似オーストラリアGP」はいかがでしたでしょうか。miyabikunの環境ではあれが出来る最大限でした。皆さん退屈なレースウィークを様々な形でお過ごしになったことと思います。開幕戦を終えると通常は「そのシーズンの出来栄えや勢力図」を考え、比較されることでしょう。しかし今シーズンはそれすら許されない状況となりました。近年はアルバートパークのオーストラリアGPとなり、サーキット特性上「真の実力や勢力図はわからない」という声がチーム関係者や有識者などが話されますよね。miyabikunもそう考えてきました。しかしそれは本当なのかという疑問を持ちました。本当に開幕戦、特にオーストラリアGPではわからないのか、それを今回データ上ではありますが、比較検証したいと思います。

《F1開幕戦の舞台とその回数》
 22回 オーストラリアGP(アルバートパーク)
 15回 アルゼンチンGP(オスカル・ガルベス)
 10回 ブラジルGP(インテルラゴス、ジャカレパグア)
   9回 南アフリカGP(イーストロンドン、キャラミ)
   5回 モナコGP(モンテカルロ市街地)
   2回 スイスGP(ブレムガルテン)
   2回 アメリカGP(フェニックス市街地)
   2回 バーレーンGP(バーレーン国際)
   1回 イギリスGP(シルバーストン)
   1回 オランダGP(ザントフォールト)
   1回 アメリカ西GP(ロングビーチ)

※インテルラゴスは現在「ホセ・カルロス・パーチェ」に改称されていますが、それ以前から開幕戦として使用されているため、インテルラゴス表記としています。また同様の理由で「ネルソン・ピケ」は旧称のジャカレパグアとしました。

まずF1で積み上げられた過去70回の開幕戦を整理していきます。ご存知の通り記念すべきF1制定初回は1950年のシルバーストンでのイギリスGPに端を発します。以降様々な舞台で開幕戦が行われ、現在はオーストラリアのアルバートパークで定着しています。開幕戦最多開催はそのアルバートパークの22回となります。だいぶF1の開幕戦として定着してきました。miyabikunがF1を観始めた1990年代初頭はアメリカのフェニックス市街地やブラジルのインテルラゴスで開幕戦が行われていました。例外もありますが、多くはアルゼンチンやブラジル、南アフリカなど南半球エリアの開幕戦が多くなっています。我々からみたF1の開幕戦は3月や4月など春先の印象が強いですが、南半球での開幕となると、秋にあたります。
まずは以下で「開幕戦の結果とそのシーズンのチャンピオン」を比較していきます。

《F1開幕戦全結果とチャンピオンの関係性》
ポールポジションとドライバーズチャンピオンが一致した回数
 31回 / 70回 =44.3%
開幕戦優勝とドライバーズチャンピオンが一致した回数
 33回 / 70回 =47.1%

開幕戦最速を示すポールポジションと給油やタイヤ交換など戦略を加味した決勝優勝のドライバーとそのシーズンにチャンピオン獲得した確率を割り出しました。ポールポジション獲得者のチャンピオン獲得率は44.3%、優勝者のチャンピオン獲得率は47.1%となっています。半数は割っているものの、なかなか高確率でチャンピオンを獲得している印象を受けました。

ポールポジションとコンストラクターズチャンピオンが一致した回数
 36回 / 62回 =58.1%
開幕戦優勝とコンストラクターズチャンピオンが一致した回数
 37回 / 62回 =59.7%

こちらはドライバー単位でなく、チームとして優勢であるかどうかをみてみます。チャンピオンチームのエース、セカンド、サードドライバーがポールポジションや優勝した場合の試算です(ただし「ドライバーズチャンピオンを獲得したチーム」ではなく「コンストラクターズチャンピオンを獲得したチーム」としている点に注意して下さい)ポールポジション獲得者のチャンピオン獲得率は58.1%、優勝者のチャンピオン獲得率は59.7%に当然ながら引き上がりました。こうしてみると、開幕戦を制したドライバーやチームは半分近い確率でチャンピオンを獲得する、つまり「シーズンを制している」ことがわかります。これを高いとみるか低いとみるかは各々に差が出る点だと思います。こちらはF1の全シーズンからの算出でしたので、様々なGPやサーキットの成績を含んでいます。ここからは本題である「アルバートパークではどうか」という点です。
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《F1開幕戦がアルバートパークの場合》
ポールポジションとドライバーズチャンピオンが一致した回数
 16回 / 22回 =72.7%
開幕戦優勝とドライバーズチャンピオンが一致した回数
 12回 / 22回 =54.5%

アルバートパークでのF1は昨年までに24回行われており、開幕戦となったのは22回ありました。今年無事に行われていたら23回目となりました。この22回のみを抽出すると、ポールポジション獲得者のチャンピオン獲得率は72.7%、優勝者のチャンピオン獲得率は54.5%でした。他のサーキットでの開幕戦と比べると、確率が下がるどころかむしろどちらも上がっているじゃん!「アルバートパークでの結果はシーズンの行方を占わない」はデマだったのか?!念のためコンストラクター単位でもみてみます。

ポールポジションとコンストラクターズチャンピオンが一致した回数
 18回 / 22回 =81.8%
開幕戦優勝とコンストラクターズチャンピオンが一致した回数
 15回 / 22回 =68.2%

こちらも他の開幕戦戦績より高い確率となりました。こんな高い確率になれば、アルバートパークでも充分シーズンを占えているではありませんか。では開幕戦に続く第2戦ではどうなのかもみておきます。

《1996年以降のF1第2戦の舞台とその回数》
 14回 マレーシアGP(セパン国際)
   5回 ブラジルGP(インテルラゴス)
   3回 バーレーンGP(バーレーン国際)
   1回 オーストラリアGP(アルバートパーク)
   1回 中国GP(上海国際)

アルバートパークで開幕戦が始まったのは以前に「過去のGP」でも振り返ったことのある1996年からでした。その年以降の第2戦の開催歴は今は無きセパンでのマレーシアGPが14回で最多、次いで開幕戦を明け渡した南米のブラジルGPの5回、そして今週末に第2戦として行われる予定であったバーレーンGPの3回となります。こちらの方がアルバートパークより高ければ、巷のジンクスの正誤が明らかになります。

《アルバートパークを除く第2戦結果とチャンピオンの関係性》
ポールポジションとドライバーズチャンピオンが一致した回数
 14回 / 23回 =60.9%
開幕戦優勝とドライバーズチャンピオンが一致した回数
 15回 / 23回 =65.2%
ポールポジションとコンストラクターズチャンピオンが一致した回数
 17回 / 23回 =73.9%
開幕戦優勝とコンストラクターズチャンピオンが一致した回数
 16回 / 23回 =69.6%

単純比較すると、実のところ大きな差ではありません。最速を示すポールポジション獲得についてはアルバートパークの方が高い確率となっていますね。そういうことから考えても「アルバートパークでの開幕戦も充分勢力図を示せている」といえます。誰なんでしょうね、こういう先入観を植え付けたのは(笑)
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開幕戦ではまだ各チーム、各ドライバーが馴染んでいない、手探りの状態にあるという点では「真の勢力図」は見えにくい、また常設サーキットでなくレースする環境で劣る、という言い方もできますが、シーズンを制するドライバー、チームはどこであっても速いし強いということがわかりました。あと、アルバートパークで開幕戦が行われる近年は特に「勢力図が開幕時から歴然と表れ、サーキット特性云々は関係無くなってきている」ということもあるかもしれません。今年は残念ながら気持ちよく開幕戦を迎えられることができず、さらには「一体どこで開幕できるのか不透明」なシーズンとなっています。果たしてどこで2020年シーズンを迎えられるのでしょうか。以上、くだらないけど「F1における気になる検証」でした。

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今年のGP前特集は「各サーキットにおけるポールポジションタイムの向上」についてみていこうと思います。F1は「厳正な」レギュレーションの下、技術や戦略を投じてサーキットを最速でラップするモータースポーツです。ただ速く走ればいいわけではありません。日々進化し、最速ラップが更新される近年、サーキットを最速で走るために障害や制約となるのは天候やトラブルはもちろんのこと、マシンレギュレーションも大きく左右されます。全ての年の細かなレギュレーションまでは拾い切れませんが、ラップタイムに影響を及ぼす要素をいくつかピックアップして、サーキット毎に変遷をみていこうと思います。

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《アルバートパークの基本情報》
       全長     :5.303km(1996〜)
 コーナー数:16箇所    (1996〜)
   開催回数  :24回       (1996〜)

アルバートパークでのF1は1996年からアデレイド市街地に替わって行われている公園周回コースです。都市部に位置し、アクセスがいいのが魅力的ではありますが、普段は駐車場や周遊道路など常にサーキットとして使用されているわけではなく、周りは緑に囲まれてチリや落ち葉によってダスティであるため、F1マシンにとって最良な路面環境とはいえません。また、1996年の使用開始時からほぼレイアウト変更がありません。中央に大きな池がありますし、そもそもが「パーク」ですもんね。変更がないことはデータ比較する上では非常に助かるのですが(笑)路面も良くないし単調なストップアンドゴータイプで燃費もよくなく、さらには抜き辛いとなると、ドライバー側からしたらあまり面白みはないかもしれません。今後レイアウト変更を検討しているそうです。土地柄、大変更は期待できませんが、アルバートパークの綺麗な景観と共にアクティブな改良が施されることを期待したいです。

《アルバートパークのP.P.タイム変遷》
 96年 5.303km 1分32秒371 100%  Jヴィルヌーブ
 97年 5.303km 1分29秒369 96.8% Jヴィルヌーブ
 98年 5.303km 1分30秒010 97.4% ハッキネン
 99年 5.303km 1分30秒462 97.9% ハッキネン
 00年 5.303km 1分30秒556 98.0% ハッキネン
 01年 5.303km 1分26秒892 94.1%  Mシューマッハ
 02年 5.303km 1分25秒843 92.9% バリチェロ
 03年 5.303km 1分27秒173 94.4%  Mシューマッハ
 04年 5.303km 1分24秒408 91.4%  Mシューマッハ
 05年 5.303km 1分28秒279 95.6% ウェバー-2
 06年 5.303km 1分25秒229 92.3% バトン
 07年 5.303km 1分26秒072 93.2% ライコネン
 08年 5.303km 1分26秒714 93.9% ハミルトン
 09年 5.303km 1分26秒202 93.3% バトン
 10年 5.303km 1分23秒919 90.8% ベッテル
 11年 5.303km 1分23秒529 90.4% ベッテル
 12年 5.303km 1分24秒922 91.9% ハミルトン
 13年 5.303km 1分27秒407 94.6% ベッテル
 14年 5.303km 1分44秒231 113%  ハミルトン
 15年 5.303km 1分26秒327 93.5% ハミルトン
 16年 5.303km 1分23秒837 90.8% ハミルトン
 17年 5.303km 1分22秒188 89.0% ハミルトン
 18年 5.303km 1分21秒164 87.9% ハミルトン
 19年 5.303km 1分20秒486 87.1% ハミルトン

 ※2005年はポールポジションタイムではありません

各年のポールポジション獲得者のタイムを記しました。パーセンテージは開催初年(レイアウト変更があった場合はそれの初年)を100とし、どの程度のタイム変化があったかを比率で表したものになります。秒にすると、各サーキットで異なる全長に特性差が比較できません。このように数字で見る機会は多くあると思いますが、miyabikunはこれをグラフにして視覚的に見やすく表現してみました。
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こうすると視覚的にどの程度速くなっているのかとか、遅かった年はいつか入ってきやすいですよね(とはいえ、文字や数字はちっこいので拡大してご覧下さい)グラフ下部には一番の肝である「エンジン構成」を帯にし、タイムに影響があるレギュレーション変更の代表的なものを記載しています。これ以外にも本来であればタイムに影響の出る車重やウィング類の条件などを細やかに盛り込めたら何よりなのですが、、うー許して下さい。。
2014年は雨のためタイムが落ち、グラフが振り切れてしまっています。また2005年は第6戦モナコGPまで「予選2回の合計タイム」でポールポジションを決定していたため、2回のうちの速いいずれかを代表タイムとしましたのでタイムを黒く区別しています。それを除外して一番遅かったのは初年の1996年ウィリアムズのヴィルヌーブによる「デビュー戦で初ポール」の1分32秒371でした。それから24年の時を経て、昨年2019年のハミルトンが記録した1分20秒486が最速となっています。24年間で13%、11.9秒縮めたことになります。この企画で理想的なパターン(笑)当時のウィリアムズもF1のチャンピオンマシンですが、まるでカテゴリーが違うんじゃないかと思える差ですね。
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2005年までの3.0ℓV10NA時代は多少の上下はありつつも時間と共にタイム減少傾向がありました。2001年からいきなり3秒以上削りましたね。この時代最速は2004年のフェラーリ最強時代のM・シューマッハによる1分24秒408。2.4ℓV8NA時代は2011年に空気を味方にして躍進したエアロマシン、レッドブルのベッテルがたたき出した1分23秒529であり、ボリュームで敵わないと言われた3.0ℓV10を上回っています。今考えてみれば、KERSもDRSもオーバーテイクボタン以上の「反則的な裏ワザ」ちゃそれまでですが。そして現パワーユニットである1.6ℓV6ハイブリッドターボをみると、初年14年は全く参考にならないタイムとなるも、2年目は13年のタイムを上回り、右肩下がりの急激な向上で推移しています。マシン重量増加やウィング拡幅も何のその、といった具合ですね。

先日の合同テストまとめでmiyabikunは今年のスペインGP予選は昨年から3.5秒削ってくるのでは?!と予想しました。カタロニアサーキットに比べると、高速旋回性の要素は少ないので、そのままココでいきなり3.5秒も縮められるわけではありません。パワーユニットの向上によるストップアンドゴーの「ゴー」でどれだけ稼げるかがタイム更新のカギになるでしょうか。
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シーズン開幕前の大事な時期だっていうのに、miyabikunは呑気にまだこんなことやってるのか!(笑)マシンの仕上げはチームスタッフに任せるとして、我々ファンは少しずつ頭の体操してシーズンに臨みましょう。クイズ「F1コレどこGP」は第6弾は現役サーキットやレイアウトを離れた上級編「過去のサーキットやレイアウト」から出題します。F1を知るには最新の技術だけでなく過去を知ることも重要。miyabikunが皆さんをFマニの世界にいざないます。

Q①
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ヒント:正面の法面の勾配からもわかる通り、なかなか下りながらの左コーナーのようです。さらに先は右コーナーです。下りながらの左右、どこかで見覚えがありますね。2枚目は逆アングルから。
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ほら、どこかで似たのがありますね。現役サーキットは今回外していますから、これは現在F1が行われなくなったところです。グルーブドタイヤを履いているところからも、そう古くはなさそう。ピットレーンも本線に沿って下りつつ、すぐに合流してきます。初めの左でインに寄りすぎると危ないですね。このサーキットにはもっと名物のコーナーがありますがそちらは外し、こちらを抜粋しました。人気はそこそこあったのにカレンダーから外れてしまいました。復活の呼び声も高いです。ハミルトンでもベッテルでもライコネンでもなく、ある非チャンピオンドライバーがココをやたら得意としていましたね。

Q②
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ヒント:運転視点から選びたかったのですが、あまりいいカットではないため観客目線のものを採用しました。黄色のフラッグはフェラーリのものでしょうか?フェラーリのフラッグなんて、世界中のどこでも見られるじゃないか!いやいや、ココは別格。といえば数は限られてきますね。あそこかココが本場。鋭角の右コーナーがみえます。起伏あるこのサーキットの抜きどころは限られており、貴重なブレーキングポイントの一つでもあります。
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このアングルにピンときた方は多いかもしれません。事件が起きたのは一つ手前の高速右コーナーで現在は改修されています。画像は事件前の1990年のもの。もう一つの事件と併せ、こちらも決して忘れてはならないF1の「暗い過去」ですね。

Q③
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ヒント:画像の時代は1986年と一気に古くなります。miyabikunも実のところリアルタイムでは観たことはありませんが、今シーズンこのサーキットを目にすることができるかもしれません。どういうこと?!比較的小半径の右コーナーのようです。ある愛称が名付けられたターン1は幅員の狭いサーキットのストレート直後ということで度胸試しとされたコーナーです。
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こちらは振り返ってコントロールライン方面をみています。スタート直後は場所獲り合戦と言わんばかりワイドに広がります。画像奥の右コーナーが最終コーナーにあたります。当時と今とではサーキットレイアウト自体も異なり、この最終コーナーもちょっとした工夫が施されるようです。どんな工夫でしょうね。楽しみですね!

Q④
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ヒント:黒光り銀光りのマシンを駆るモントーヤのノーズに取り付けられたカメラ映像です。左側にやや削れて汚れた縁石があり、見辛いですがその先は右に折れているようです。シケインでしょうか。ここは2020年のカレンダーに含まれるれっきとした現役のサーキットなんですが、レイアウトが変わったため現存しません。
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分かり辛いので逆アングルから。同じチームのライコネン車です。右に折れた後、もう一度左にシフトして元のレーンに戻るような線形です。あれかな、バス停みたいな感じですかね。F1は減速はしても停車はしません。

Q⑤
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ヒント:森の中、森の色を付けられたタイヤバリアでシケインが築かれているようです。ココは森の奥深く、コントロールラインから最も離れた位置にあり、ぺったんこなウィングで超高速でココに向かったマシンはシケインを過ぎると右に向きを変え、再び観客の待つスタジアムセクションに戻っていきます。
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こちらの逆アングルです。このサーキットでのF1は非常に歴史が長く、このシケインも時代によって位置や形が変わってきました。この画像は1990年の様子です。昨年もF1は行われたものの、この区間は廃止され、現在は森に還っています。

Q⑥
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ヒント:やたらとTOYOTAのロゴがこちらを向いていますが、日本ではなくヨーロッパのとあるサーキットとなります。緩やかな右カーブを伴い加速し続けた先には鋭角な右が待ち構えています。
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逆アングルです。ココも数少ないパッシングポイントに数えられます。急減速してインをつく。ただしライバルを外に追いやり自身も鋭角にステアインしていくと加速が鈍り、直後に並ばれ、先の左コーナーではアウト側に転じます。現在は他のサーキットにGPを譲りましたが、miyabikun個人的にはこちらのサーキットの方が好きです。

Q⑦
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ヒント:緩やかな右コーナーです。よーく見てください。イン側は細いピットレーンで、コーナーの外側は高く見えませんか?!このコーナーは9°のバンクが付いているんです。近年のF1のバンク付きといえば、色々な物議を生んだアメリカのインディアナポリススピードウェイを思い出しますよね。この映像は1990年のものですが、F1も歴代でいくつか強バンクが付くコーナーがありました。
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このサーキットは今もF1カレンダーに組み込まれていますが、改修されてこのコーナーを使用しないレイアウトで生まれ変わりました。また今シーズンにオランダGPとして復活するザントフォールトサーキットはこれの倍にあたる17°をなすバンクを設置予定です。

Q⑧
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ヒント:画像が荒く、見辛くてすみません。ビルが立ち並ぶ都会のトンネルにF1マシンが飛び込んでいきます。F1サーキットでトンネルといえばモナコGPのモンテカルロ市街地にありますね。でもこちらは様子が少し違う。モナコ以外にもトンネルがあるサーキットレイアウトがあったんです。
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これは1986年のレースシーンです。まだ鈴鹿で日本GPが行われる前の時代、トンネルから出るマシンが古い(笑)ウィリアムズとロータスかな。

Q⑨
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ヒント:ルノーのアロンソがライコネンのタイムを追う2005年予選中の画像です。有難いことに右下にコースレイアウトが映し出されているため、隠すようにおさめました。この問題で見るべきポイントはトラックを跨ぐ跨道橋です。こちらのサーキットも長らくF1カレンダーには入っていますが、この跨道橋を潜る区間が別レイアウトに変更されて廃止されています。
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2枚目の画像でいう「BRIDGESTONE」のところですね。答えを知ればこのロゴが「ココにあるべくしてある」とドンピシャだという事に気付きます。ちなみに画像下のトラックについては廃止されずに現在も使われています。

Q⑩
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ヒント:水しぶきがあがるとあるサーキットのコントロールライン手前です。一番目立つところには「Panasonic」とあります。一昔前はF1にもみられた日本を代表する巨大スポンサーですね。ん、日本?!右コーナーからストレートに出るって、もしや?!
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コントロールラインを反対側から見てみます。FUJI TVだし、やっぱり!いやいや待って下さい。今回は今は使われていないサーキットや区間からの選定です。そこはまだ現役で使われているでしょ。ほら、スタンドの先の観覧車がないでしょう?!どこでしょうか。

マニマニな皆さんであれば、画像で分からなくてもヒントを頼りに答えが導けるでしょう。その区間の愛称でお答え下さい。もし分かれなければサーキット名でもハーフポイントを進呈します。
よろしいですか?!もうすぐシーズンが開幕してしまいますのであまり待てませんよ?!答え合わせです。


 A①:ターン1(イスタンブールパーク)
 A②:トサ(エンツォ・エ・ディノ・フェラーリ)
 A③:ターザン(ザントフォールト)
 A④:バスストップ(スパ・フランコルシャン)
 A⑤:オスト(ホッケンハイムリンク)
 A⑥:アデレイド(マニ・クール)
 A⑦:ペラルターダ(エルマノス・ロドリゲス )
 A⑧:グッドイヤートンネル(デトロイト市街地)
 A⑨:ブリッジ(シルバーストン)
 A⑩:メインストレート(富士スピードウェイ)

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「まだ生まれてないから知らないだ?!バカヤロウ!」
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「・・・・だってまだカートすら乗ってない頃だし」
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「クーッ今日のボスいつも以上に当たり強いわ」

様々なジャンルに分けてサーキットの特徴的なところをクイズ形式にしてきました。ひとまずサーキット編は今回が最終回です。また新たなサーキットや特徴が思いついたら復活しようと思います。なお、クイズは他の着眼点から出題する予定でいますので、また隙間ができたら新シリーズをどこかに差し込んでいきたいと思います。

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今回のクイズはサーキットはサーキットでも「特徴的な周辺施設」に注目したものにしました。画像はいつもより少なめでも、F1大好きな皆さんならきっとわかるはず。張り切ってどうぞー!
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Q①
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ヒント:これは、どこかにありますね。このGPのチケット種別はわからないのですが、レース中にココにワンサカ人がいます。サーキットを一望できそうですね。ただ見通しがいいということは障害物がないわけで、風の影響をモロに受けます。空気抵抗のない格好で上がりたいですね。キャップを被る方は気を付けて下さいね!女性はスカートでない方がいいでしょう。嫌でなければ、別にmiyabikun止めませんが(笑)

Q②
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ヒント:トラック幅員が狭いため、ピットレーンかな。デパートの地下駐車場の如く、スロープを思い切り下っているようです。どこに向かうのでしょうか。ちなみに自走式駐車場の制限速度を知っていますか?!全てではありませんが、一般的に8km/hが多いです。8km/hを保つのって、意外と難しいですよね。AT車のクリープ現象だけでは速度が高過ぎてしまうので、ブレーキで速度調整しましょう。

Q③
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ヒント:オレンジ色に染まる観客席の後ろのアーチの下、赤茶けた何かも一緒にF1観戦しているかのよう。何のオブジェだろう、生き物?!象か牛か?!昔は味気ないサーキット名の時代を経て、今はあるチームのホームグランプリとなっています。なるほど、チーム名に動物がいるところのヤツか。

Q④
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ヒント:大都会の中に設置された新し目のサーキットのグランドスタンドでしょうか。実に立派ですね。現在は「Heineken ★」と記されていますが、以前はその国のスポンサー名が入っていた時代もあります。建設にはかつて無い程の資金が投入されたことで有名です。勢いのある国なんですね。スタンドとガレージを跨ぐ2箇所のビームは雨が降るとなかなか厄介。ストレート上に「濡れた面と乾いた面」が出来てしまいます。雨が降った時は走行ラインに注意しましょう。

Q⑤
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ヒント:これは狭い!思わずピットレーンを想像してしまいそうですが、これは本線トラックです。1台のフェラーリが走行している感じからいくと、2台並ぶのが精一杯。それも1台が中央に寄られたら、並べないくらいの狭さです。この区間の手前は左コーナーになっており、バトル中は引くしかなさそうですね。誰がこんなサーキットを設計したんだ?!周りは西洋のお城のような建造物が近いため、どこかの街中なんでしょうね。街を間借りしているのならば仕方ないか。

Q⑥
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ヒント:左にはヨットハーバー、右には何とプールがあります。港町にプールだなんて、リゾート地のよう。こんなところをF1が走るとなれば、アレかソレかコレかに絞られそうですね。ヨットハーバーのある候補のうち、他は夕闇か暗闇で行われていますが、画像を見る限りココは真っ昼間にF1が走行しています。また左回りか右回りかで考えると、ヨットの位置から考えても右回り(時計回り)であることが想像つきます。だって左回りしたら、海の上が下を走ることになりますもんね。

Q⑦
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ヒント:サーキットにありがちな観覧車です。わざと観覧車に寄ったものを選びました。引くとバレてしまうから(笑)軸の部分に四角い看板が設置できそうですね。この画像は2018年時点のものを使っており、無地となっていますが、以前は何やら「目玉マーク」が描いてある時代がありました。レース中にどうしても目がいくところですもんね、無地はやっぱり味気ないです。

Q⑧
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ヒント:またまた観覧車です。こちらは夜の観覧車でムードはたっぷりです。リム(ホイール)の部分がライトアップされ、スポークにあたる部分は光ってないため「宙に浮いた」ように見えますね。⑦の観覧車は直径が48m、この観覧車は直径150mと3倍近く大きいことになります。建設時は世界一大きな観覧車でした。今は世界第二位とのこと。デザインは日本の建築家である黒川紀章が監修しました。

Q⑨
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ヒント:あまりいいアングルではないため、よく見えませんが、綺麗に円形に整えられた池の中に五輪(実は六輪?!)の模様が見えています。あのマークといえばオリンピック絡みなのでしょうか。奥には何かの競技でも出来そうなドーム状の建物、さらに先には海(もしくはデカい湖か)が静かにたたずんでいます。滑らかな路面にカクカクのレイアウト。一見、市街地サーキットにも見える近代的なクローズドサーキットとなっています。

Q⑩
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ヒント:あら?!グリーンの中に何かいる。生き物のようです。顔を出して、猛スピードで駆けるF1マシンを間近で観戦しています。ただたまーにトラックを横切るもんだから、轢かれたり跳ね飛ばされてしまうこともあるんですよね。ごめんね、邪魔しているのは君らではない、我々人間の「お金とスピード狂い」のせいだよね。このサーキットに関わらず、全世界でチラホラ見かける彼らではありますが、出題は一番出没率の高い、川に囲まれた島内のサーキットとします。

今回はトラックそのものではないため、名称まではなかなか当てられないしmiyabikunもわかっていない部分もあるため、サーキット単位の回答でも合格とします。より詳しくご存知の方がいたら、是非教えて下さい。では用意はいいですか?!答え合わせです。


 A①:オブザベーションタワー(COTA)
 A②:ピットアウトレーン(ヤス・マリーナ)
 A③:オブジェ(レッドブルリンク)
 A④:グランドスタンド屋根(上海国際)
 A⑤:ターン8,9,10(バクー市街地)
 A⑥:プール(モンテカルロ市街地)
 A⑦:サーキットホイール(鈴鹿)
 A⑧:シンガポールフライヤー
   (マリーナ・ベイ市街地)
 A⑨:五輪マーク(ソチ・オリンピックパーク)
 A⑩:ウッドチャック(ジル・ヴィルヌーブ)

⑩はオマケです(笑)F1らしくなく、可愛いでしょう。観覧車はこれ以外にもいくつかありますね。鈴鹿の観覧車も充分大きく感じるのに、シンガポールのやつはその3倍も大きいんですね。こりゃいつか生で見るしかないな。

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「あかーん、⑨も間違えたーん」
あまり母国GPはいい思い出がないもんね。今シーズンは母国で花咲かせようぜ!

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