F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

カテゴリ: タラレバF1

バーレーン合同テストのまとめ2回目。今回は「タイム、タイヤ編」になります。走行距離や周回数も含め、いつの時代も特にテストのタイムはアテにならないと言われていますよね。確かにmiyabikunもそれには大いに同意しますが、やはりファンならマシンの出来栄えは気になるところです。現時点で限りある貴重な2021年マシンのデータですし、少しでも今シーズン序盤の勢力図を読み取るヒントになればと思い、例年通り集計、整理しました。後半はちょっとした「数字遊び」をしてみましたのでお付き合い頂ければと思います。

《ファステストラップベスト10(全タイヤより)》
まずはタイヤコンパウンドによらず単純に3日間のラップタイムベスト10を挙げていきます。

   1 1分28秒960 フェルスタッペン 3日目 C4
   2 1分29秒053 角田裕毅               3日目 C5
   3 1分29秒611 サインツ               3日目 C4
   4 1分29秒766 ライコネン           3日目 C5
   5 1分30秒025 ハミルトン           3日目 C5
   6 1分30秒117 ラッセル               3日目 C5
   7 1分30秒144 リカルド               3日目 C4
   8 1分30秒187 ペレス                   3日目 C4
   9 1分30秒289 ボッタス               2日目 C5
 10 1分30秒318 アロンソ               3日目 C4

ウィリアムズのニッサニーを含めた全21人中、ドライバーが被ることなく上位10人が入っています。9番目のボッタスを除いた9人が最終日3日目に速いラップを出しており、タイヤはC5またはC4で記録されたものになります。タイヤによる訳はこの後みていきますが、今回の3日間、雨は当然降らずドライタイヤで行われ、そのうち最も硬いC1を除いたC2から C5の4種(アストンマーティンについてはテストタイヤも装着)で行われています。
最速はホンダラストイヤーを背負って立つレッドブルのフェルスタッペンがC5よりワンランク硬いC4にて1分28秒960を記録しています。グリップに富むC5勢を差し置いてのトップとなれば、所詮テストとはいえ心強い結果ですね。続いたのは僅か0.093秒差のアルファタウリ角田くんがC5で記録した1分29秒053となっています。タイヤコンパウンド的に有利ではありますが、何せ角田くんはF1一年生です。並み居る先輩ドライバーを差し置いてのこの位置は周囲を驚かせましたね。3番目、4番目は昨シーズン大コケに終わったフェラーリパワーユニット勢が入り、その4番手アルファロメオのライコネンまでが1分29秒台となります。
気になるメルセデスパワーユニット勢はというと、ハミルトンがC5タイヤを履き3日目で記録した5番手タイム1分30秒025が最速となり、以降ラッセル、リカルド、ボッタスまでがベスト10に入りました。21人のうちメルセデスパワーユニット搭載ドライバーは9人おり、その半数の4人が多いと捉えるか少ないと捉えるかは人それぞれの考えによるかと思いますが、多くの方はテストとはいえ、少ないという印象を持たれる方が多いのではないかなと思います。一応 4チームのうち1チームを除いたチームの一人ずつは入っているし、テストプログラムや装着タイヤもチームによってそれぞれですから、一概に調子がよくなさそうと捉えるのは早いけど、ご存知の通りメルセデスパワーユニット搭載車はトラブルを多くさらけ出す内容に終わりました。特にトップ10入りできなかった1チーム、アストンマーティンの出来も気になるところです。こんなはずではなかったのに、、なんて思っているのではないでしょうか。

《タイヤ別チーム別ファステストラップ》
チーム別、タイヤコンパウンド別で記録されたファステストラップをグラフで表現しました。
IMG_8646
今では馴染みのない色遣いにはなりましたが、最も柔らかいC5はピンク、C4は紫、C3が黄色、C2は白とし、参考までに昨シーズン11月末に行われた第15戦バーレーンGP予選でメルセデスのハミルトンがC4で記録したポールポジションタイムを紫破線で示しています。
各コンパウンドで各チーム似たような長さの棒グラフになりました。その中でもアストンマーティンのC3、ハースのC2、ウィリアムズのC3がずば抜けて遅いタイムとなっています。除外したいところですが、テストの生データとして残しておきます。このままでは見辛いので昨年と同様に各タイヤコンパウンド別にグラフ化してみていきたいと思います。

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 C5            平均:1分30秒051
 メルセデス・M     1分30秒025
 レッドブル・H       -
 マクラーレン・M      -
 アストンマーティン・M 1分30秒460
 アルピーヌ・R       -
 フェラーリ・F     1分30秒886
 アルファタウリ・H   1分29秒053
 アルファロメオ・F   1分29秒766
 ハース・F         -
 ウィリアムズ・M    1分30秒117

最も柔らかいコンパウンドであるC5を装着してテストに臨んだのはメルセデス、アストンマーティン、フェラーリ、アルファタウリ、アルファロメオ、ウィリアムズの6チームです。一般的にはタイム的に最も速いラップを築けるタイヤではありますが、来週行われる開幕戦バーレーンGPでは使用されないタイヤです。この中で最速ラップとなったのはアルファタウリの角田くんによる1分29秒053でした。タイムとしてはC4を履いた昨年のポールポジションに程遠いもので、全力で走っていないことは公然の事実ではありますが、メルセデスやフェラーリがいる中で上回っているというのは素直に嬉しいですね。

IMG_8644
 C4         平均:1分30秒464
 メルセデス・M       -
 レッドブル・H     1分28秒960
 マクラーレン・M    1分30秒144
 アストンマーティン・M   -
 アルピーヌ・R     1分30秒318
 フェラーリ・F     1分29秒611
 アルファタウリ・H   1分30秒828
 アルファロメオ・F     -
 ハース・F       1分31秒718
 ウィリアムズ・M    1分31秒672
 (参考)2020P.P.    1分27秒264

続いておそらく開幕戦バーレーンGPでポールポジションを決めることになるであろうC4です。参考までに昨年のキングが歴代最速を更新した1分27秒264を併記しておきます。C4はメルセデス、アストンマーティン、アルファロメオの3チームを除く7チームで使用され、最速は先程みた今回のテストにおいて最速となるフェルスタッペンの1分28秒960でした。同じコンパウンドとはいえ、昨年のポールポジションタイムと比べると1秒696も差があります。テストなのでまだフルパワーのタイムアタックではない事、それに加え今シーズンのマシンレギュレーションには「フロア面積の縮小」が盛り込まれました。ダウンフォース量が低下するということは、多少なりともコーナリングの速度低下、特にリヤのスタビリティ低下に繋がりそうです。

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 C3         平均:1分32秒132
 メルセデス・M       -
 レッドブル・H     1分30秒674
 マクラーレン・M    1分30秒661
 アストンマーティン・M 1分35秒041
 アルピーヌ・R     1分31秒310
 フェラーリ・F     1分30秒486
 アルファタウリ・H   1分32秒231
 アルファロメオ・F   1分31秒945
 ハース・F       1分32秒053
 ウィリアムズ・M    1分34秒789

タイヤコンパウンドの中央に位置し、バーレーンGPのみならず全てのサーキットに用いられることとなるC3タイヤはメルセデスを除く9チームで使用されました。先に話してしまうと、メルセデスは今回使用された 4種類のうち、一番柔らかいC5と一番硬いC2の2種類しか使用しませんでした。調整レベルのペースでもC3を使ってくれたら各車比較しやすかったのに(笑)最速は何と久々にフェラーリが僅差でマクラーレンとレッドブルを上回りました。フェラーリが上位に来ると「F1」って感じがしますよね。まだテストだけど。アストンマーティンとウィリアムズの遅れ方が尋常ではありません。失礼ながらウィリアムズは呑み込みやすいけど、まさかアストンマーティンがこんな位置に来ると思いませんでした。

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 C2         平均:1分32秒914
 メルセデス・M     1分32秒406
 レッドブル・H     1分31秒682
 マクラーレン・M    1分32秒203
 アストンマーティン・M   -
 アルピーヌ・R     1分32秒339
 フェラーリ・F       -
 アルファタウリ・H   1分32秒727
 アルファロメオ・F     -
 ハース・F       1分36秒127
 ウィリアムズ・M      -

今回の合同テストで最も硬いコンパウンドとなったC2はメルセデス、レッドブル、マクラーレン、アルピーヌ、アルファタウリ、ハースの6チームが使用しています。タイム的には新人2人が不安でしかないハースを除く5チームが僅差であり、最速はレッドブルの1分31秒682です。まだテストの段階ですし、フルパワーのラップタイムでないことを勘案しても、ハースのタイムはやはり不安。マゼピンが最終日3日目にC4で1分31秒718のタイムを出しているものの、最下位のタイムです。下馬評でもちらほら囁かれていますが、今シーズンはアルファロメオやウィリアムズにも敵わない位置にきてしまいそうな気がしてなりません。

《テストから読み取る各コンパウンドのタイム差》
4種類のタイヤコンパウンドにおいて、各チームのトップタイムを平均化して、今回の合同テストの目安になるものを算出しました。

 C5 平均:1分30秒051
 C4 平均:1分30秒464 C5+0秒413
 C3 平均:1分32秒132 C4+1秒668
 C2 平均:1分32秒914 C3+0秒782

上から下にタイヤが硬くなっていく訳ですが、ラップタイムについてもその通り上から下につれて遅くなるという結果となりました。一つ下のコンパウンドと差をみていくと、C4はC5の0.5秒落ち、C3はC4の1.7秒落ち、そしてC2はC3の0.8秒落ちとなります。C4とC3の差が大きいですね。要因はC3のウィリアムズとアストンマーティンによる遅れでしょう。これが真の実力差と思えない差ですので、正常なタイムを刻めていれば、こんなに差は開かないはずです。C3のみが異常値であればC2との差は縮まるものですが、C2も他のコンパウンドに比べて差が出てしまっています。こちらはハースの遅れに引っ張られる形となりました。

以上が先日行われたバーレーン国際サーキットでの合同テスト結果です。あくまで結果として表れた数字なので、砂ほこりやマシントラブル等々の出来事以外、語りようがありません。ただココで終わればmiyabikunは単なるおっちゃん。この先はフィクションではありますが数的根拠を使いながら「バーレーンGP予選のタイム」を占ってみたいと思います。
以前も無理矢理こじつけてカタロニアサーキットのポールタイムを予想していました。今回のバーレーン合同テストは過去に例がありませんので、より無理矢理感はあると思います。当たるも八卦、当たらぬも八卦ということで恨みっこ無しでお付き合い頂ければ幸いです。
まず昨年のバーレーンGP予選のポールポジションを振り返っておきましょう。
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「感染前」のハミルトンがソフトタイヤ(C4)で最後の最後に叩き出したポールタイムは1分27秒264でした。今回のテストでC4最速だったのはフェルスタッペンの1分28秒960で差は1秒696です。これではチームやマシンもドライバーも違うし、パラメータが少ないため割り出すには至りません。そこでいくつかの工程を経てポールポジションタイムまでもっていこうと思います。
今回のテストで最も多くのチームがテストしたタイヤコンパウンドはC3でした。しかし肝心なメルセデスは唯一記録がないため、メルセデスのC3タイムを「想定」する必要があります。メルセデスのC2は1分32秒406でした。こちらから先程割り出したC3とC2の差を使って、メルセデスの抜けたC3タイムを補います。

 メルセデスのC3を想定
  1分32秒406 - 0秒782 = 1分31秒624

《メルセデス想定を含めたC3最速タイム》IMG_8641
 フェラーリ・F     1分30秒486
 マクラーレン・M    1分30秒661
 レッドブル・H     1分30秒674
 メルセデス・M    (1分31秒624)
 アルピーヌ・R     1分31秒310
 アルファロメオ・F   1分31秒945
 ハース・F       1分32秒053
 アルファタウリ・H   1分32秒231
 ウィリアムズ・M    1分34秒789
 アストンマーティン・M 1分35秒041

各チームを並べるとこのような形になりました。グラフは順番を入れ替え、速いタイムを左側とし、想定したメルセデスは少し薄めの表現としています。メルセデスはアルピーヌとアルファロメオに挟まれた5番手に位置します。
今年の開幕戦バーレーンGPはC4をソフト、C3をミディアム、C2がハードタイヤとなるため、予選はソフトタイヤのC4を使って争うことが予想されますが、今回のテストではC4のデータも少なく、メルセデスも計測していないため先程全チームが揃ったC3のタイムをC4化してあげる必要があります。C3はC4の1秒668落ちですので、その分を減じてみます。

(例)メルセデスの想定C3をC4化
  1分31秒624 - 1秒668 = 1分29秒956

さらに今回のテストペースを予選仕様にしてあげる必要があります。フェルスタッペンによるC4最速と昨シーズンのポールポジションとの差である1秒668を減じて今シーズンのバーレーンGP予選予想タイムとします。

(例)メルセデスの想定C4を「予選仕様」化
  1分29秒956 - 1秒696 = 1分28秒260

これらから導き出された各チームの予選予想タイムはこちらです。

《C4タイヤでのバーレーンGP予選予想タイム》
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 フェラーリ・F    (1分27秒122)
 マクラーレン・M   (1分27秒297)
 レッドブル・H    (1分27秒310)
 アルピーヌ・R    (1分27秒946)
 メルセデス・M    (1分28秒260)
 アルファロメオ・F  (1分28秒581)
 ハース・F      (1分28秒689)
 アルファタウリ・H  (1分28秒867)
 ウィリアムズ・M   (1分31秒425)
 アストンマーティン・M(1分31秒677)

メルセデスは先程割り出した順位のまま5番手の1分28秒260。最速はフェラーリの1分27秒122という結果になりました。昨シーズンのポールタイムを辛うじて上回り、他はそれを下回っています。ドライバー変更は様々あり、マシンは「フロア面積の縮小」があるため、タイム低下が予想されていますが、まあまあいい感じの位置かなと思っていますがいかがでしょうか。さすがにメルセデスがこんな位置のままでいるわけではないでしょうし、多くの期待を背負うアルファタウリがだいぶ後方に追いやられ、ウィリアムズとアストンマーティンがとんでもないタイム差になってしまいましたが、この辺はこうにはならないことを祈りましょう。

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最後はギャグっぽい検証になりましたが、これでシーズン前合同テストのまとめと開幕戦バーレーンGP予選タイム予想を終わります。来週いよいよF1が我々の前に戻ってきますね。待ち遠しいです。

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今回は「お金」にまつわる話題です。miyabikunは通常このブログで時事ネタやニュースに関する考えや意見を書くタイプではないのですが、今朝チラッと「2021年ドライバーの収入」なんて記事を目にし、ちょっと面白そうだし、今準備していたネタはもう少し整理に時間がかかりそうなので珍しく食い付くことにしました。お金は老若男女、世界中の誰もが好きネ(笑)
ご覧になった方も多いと思います。オランダのF1MAXIMAAL.NLというメディアが2021年のF1ドライバーの収入について記事を書いています。ただ漠然とその数字だけを眺めているのも能が無いし、金額もはっきり言ってピンとこないので、少しわかりやすく対比できるようにグラフを使って視覚化し、さらに前にも行ったことがあるタラレバで冗談半分な試算をしてみました。まず記事になっているドライバー収入とそれをグラフに起こしたものをみていきます。

《2021年F1ドライバー別の収入》(副収入除く)
 1 550,000万円 ハミルトン(1)★
 2 400,000万円 フェルスタッペン(3)
 3 180,000万円 アロンソ ◉★
 4 170,000万円 リカルド(5)
 5 160,000万円 ベッテル(13)★
 6 100,000万円 ルクレール(8)
 7   98,000万円 ボッタス(2)
 8   55,000万円 ライコネン(16)★
      55,000万円 サインツ(6)
  10   31,000万円 ペレス(4)
         31,000万円 オコン(12)
  12   12,000万円 ノリス(9)
         12,000万円 ガスリー(10)
         12,000万円 ストロール(11)
  15     6,000万円 ラッセル(18)
           6,000万円 ラティフィ( - )
  17     4,900万円 ジョビナッツィ(17)
           4,900万円 シューマッハ ◯
  19     3,100万円 角田裕毅 ◯
  20       〜不明〜 マゼピン ◯

 (  )カッコ内は昨シーズンのポイントランク
 ◉は復帰参戦、◯は新規参戦
 ★はチャンピオン経験者

0がいっぱいで見辛いかもしれませんが、単位は「万円」で揃えています。よってハミルトンは55万円ではないのでご注意下さい(笑)ハミルトンを筆頭に12番目タイのノリス、ガスリー、ストロールまでが1億円ドライバーで、それ以下が我々も多少馴染みのある万単位のドライバーとなっています。マゼピンだけは調べがつかなかったのでしょうか。そもそもヤツはスーパーライセンス取得したんだろうな?!国籍は何で参戦するんでしょうか。まあ今回はいっか。
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これをグラフにすると、より数字の違いが視覚的にわかります。スポンサーなどから得られる収入は別として、純粋にチームから支払われるで「あろう」収入はこんな感じとなっています。トップのハミルトンがようやく2021年シーズンの契約を単年55億円でサインしたということでしょうか。お金だけの問題ではないようですが、引っ張った割にはこのくらいなのか、というのが初めの印象でした。逆に2位はボッタス、ではなくレッドブルのフェルスタッペンの40億に驚きました。3位を大きく引き離しています。確かに昨年は唯一と言っていいほどメルセデスに食らい付くいい位置を走り、毎回面白いレースをみせてくれたし、将来を期待された若手の筆頭ではあるけど、ご存知の通りまだチャンピオンは獲得していませんからね。これで将来チャンピオンを獲得した暁にはどの位要求してくるんだろうと、ある意味興味があります。ただ注意したいのはこの調べは「オランダのメディア」である点です。盛っている可能性もなくはない。3位につけたのは2年振りにF1に戻ってきた若手アロンソで18億円となっています。わざわざ★マークを付けた意味はここにあって、ハミルトンやアロンソ以外のチャンピオン経験者であるベッテルやライコネンも比較的上位にランクインしていますね。チャンピオンを獲るとやはり箔が付きます。最盛期は高い位置にいた2人はこれでもだいぶリーズナブルな額にはなりました。元フェラーリのライコネンは新フェラーリのサインツと同等の5億5000万の価値ということか。
我らが日本の角田くんはよくわからんマゼピンを除くと最下位の3,100万円とのことです。この中に混ぜぴんすると可哀想なくらい安く感じてしまいますが、まだ20歳でこの額と考えれば高額です。20歳の頃のmiyabikunはこの1/50位しか収入はなかったもんなぁ。もうちょいあったかな。

《2021年F1チーム単位でみた収入》(副収入除く)
 1 648,000万円 メルセデス(1)
 2 431,000万円 レッドブル(2)
 3 211,000万円 アルピーヌ(5)
 4 182,000万円 マクラーレン(3)
 5 172,000万円 アストンマーティン(4)
 6 155,000万円 フェラーリ(6)
 7   59,900万円 アルファロメオ(8)
 8   15,100万円 アルファタウリ(7)
 9   12,000万円 ウィリアムズ(10)
  10     4,900万円 ハース(9)※

 ※マゼピンの収入は含まれません
 (  )カッコ内は昨シーズンのポイントランク

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さっきのドライバー個人の収入をチーム(コンストラクター)単位にまとめてみました。ハースはマゼピンしていないため、破格に安くなってしまっています。またグラフは昨年のコンストラクターランキングで並べていますが、概ね獲得ポイントに近い位置関係となり、マクラーレンからフェラーリまでの4チームはここでも混戦していますね。
先程のドライバー単位のグラフと見比べると、チームメイト2人で大小がはっきり分かれています。例えばメルセデスはハミルトンだし、レッドブルはフェルスタッペン、アルピーヌはアロンソ、マクラーレンは新たに加わったリカルド、アストンマーティンはベッテルが高給取りとなって差が歴然としています。フェラーリはF1界屈指の名門チームではありますが、まだチャンピオン経験の無いルクレールと優勝の経験も無いサインツの若いコンビネーションにより、今までに比べるとトータルの収入は下がりました。裏を返せば、今シーズンはこの布陣で上位に復帰するようなことができれば、かなりコストパフォーマンスはいいということになりそうですね。
下位チームではアルファロメオの突出が目立ちます。言わずと知れたライコネンの存在が効いています。腐っても鯛、老いても人気者、という貴重な存在感が表れています。

ここまでが報道にあった各ドライバーの(想定)収入になります。この先はmiyabikunオリジナルの見解とタラレバを展開していきます。先程みた収入、我々が文句を付ける隙はありませんが、成績や貢献度以上の額であったり、逆に少ない印象を持つドライバーもいましたよね。そこで余計なお世話ではありますが、ひいきや情けは一切無し、前年成績による「妥当収入」を割り出してみたいと思います。
F1で成績といえば獲得ポイントに尽きます。まず昨年獲得したドライバーズポイントから「1ポイントあたりの収入を割り出してみます。算出方法は昨年の成績を元に残留や移籍、さらには契約が決まったという前提で、先程の収入を昨年のポイントで単純に割ります。

《昨年から割り出す「1ポイント」あたりの収入》
 1 13,750万円 ライコネン(4pts)★
 2   4,848万円 ベッテル(33pts)★
 3   2,000万円 ラッセル(3pts)
 4   1,869万円 フェルスタッペン(214pts)
 5   1,585万円 ハミルトン(347pts)★
 6   1,429万円 リカルド(119pts)
 7   1,225万円 ジョビナッツィ(4pts)
 8   1,020万円 ルクレール(98pts)
 9      524万円 サインツ(105pts)
  10      500万円 オコン(62pts)
  11      439万円 ボッタス(223pts)
  12      248万円 ペレス(125pts)
  13     160万円 ガスリー(75pts)
           160万円 ストロール(75pts)
  15     124万円 ノリス(97pts)
  16         0万円 ラティフィ(0pts)

 1ポイント平均は1,867.6万円
 (  )カッコ内は昨シーズンの獲得ポイント

グラフの並びが様々変わって見辛く申し訳ないのですが、こちらは昨年のドライバーズポイントランキングに並べました。グラフにすると、恐ろしい見栄えになります。IMG_8180
一際そびえるワインレッドの帯。ライコネンの獲得ポイントは16位の4ポイントでした。55,000万円を4で割ると1ポイントは13,750万円の価値となりました。こりゃ高い。。。歴代最多、41歳のライコネンは毎年去就に関して「いい意味で」賑わせてくれています。戦績もさることながら、この年齢まで現役のトップドライバーでいる時点でレジェンド級ではありますが、1ポイントあたりの収入もかなりのレジェンド級ですね。次ぐ2番手の仲良き弟ベッテルも4,848万円と高額です。正直言って、昨年のベッテルに1ポイント4,848万円は高過ぎる。先特に昨年はそんな大した成績ではない(笑)
あれだけ様々な記録や額において飛び出ているハミルトンもポイントで均してしまうと1ポイント1,585万円、フェルスタッペンは1,869万円と似たり寄ったりな感じで落ち着きます(とはいえ両者の差は284万円もありますが)ちょっと可哀想なのはランキング2位のボッタスやランキング4位だったペレスでしょうか。ボッタスはあんな感じでしたのでもっと頑張れという言い方もできますが、ペレスはちょっと安過ぎる。ノリスやストロールら若手と比べても低い水準になってしまいますね。
平均すると1ポイントは1,867万円となりました。こうしてみると貰い過ぎ、貰えなさ過ぎがよくわかります。この平均値を再び昨年獲得したポイントに掛け合わせて「妥当収入」を算出してみましょう。

《1ポイントの価値から割り出した妥当収入》
 1 648,058万円 ハミルトン(347pts) ★
 2 416,475万円 ボッタス(223pts)
 3 399,667万円 フェルスタッペン(214pts)
 4 233,450万円 ペレス(125pts)
 5 222,245万円 リカルド(119pts)
 6 196,098万円 サインツ(105pts)
 7 183,025万円 ルクレール(98pts)
 8 181,157万円 ノリス(97pts)
 9 140,070万円 ガスリー(75pts)
  10 140,070万円 ストロール(75pts)
  11 115,791万円 オコン(62pts)
  12   61,631万円 ベッテル(33pts) ★
  13     7,470万円 ライコネン(4pts) ★
           7,470万円 ジョビナッツィ(4pts)
  15     5,603万円 ラッセル(3pts)
  16            0万円 ラティフィ(0pts)

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当然ながらポイントランキング順に並べれば、収入もその順列に並びます。55億円男のハミルトンはさらに増額され、65億円に達しました。miyabikun余計なことしちゃったかな?!55億は破格に高い収入ではありますが、昨年の際立った戦績だけで評価すれば、まだまだ高くしてもいいということになるのでしょうか。また40億は貰い過ぎじゃないかと思われたフェルスタッペンですが、算出すると極めて近しい額になっています。妥当とみるかまだ高いとみるかは各々の見方や考え方によりそうですね。可哀想組と言ったボッタスやペレスもかなり跳ね上がりました。miyabikunわかった、ボッタスのイマイチ頑張り切れないのはもしかしたら「ココ」だったのか?!こうしてあげれば、ハミルトンとやり合えるようになるんじゃないか?!(笑)サインツは昨年の活躍を考えると「エース」ルクレールを僅差で上回り、マクラーレンのノリスも飛躍的に収入が上がって肉薄してきます。1億円超えは8人からベッテルまでの12人に増えました(ただしこの試算は今シーズンから参戦するアロンソ様は含んでいません)ただ増える者がいれば当然減る者も出てきます。1ポイントあたりにすると「非常に効率のいい」仕事、チーム側が言えば「高くつくのが玉に瑕」のライコネン、ベッテルがかなり減俸になってしまいました。ベッテルの6億はともかく、ライコネンに7,470万円と提示したら、果たして乗ってくれるのだろうか。。F1ドライブは「趣味」だから、熱意があれば平気かな?!FullSizeRender
「んーまぁ」
ですよね、さすがにダメすよね(笑)これからお金が何かとかかるお年頃ですし、14年前とはいえ今のところの「フェラーリ最後のチャンピオン」ですもんね。後半はmiyabikunなりの「お遊び」をしてしまいましたが、前年ポイントで評価するのも悪くはないと思います、よ(笑)

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今週末は前戦バーレーンGPのレイアウトを一部変更してサクヒールGPが行われます。このタイミングでドライバーの変更や来シーズンのシートの話題で少し賑やかになっていますが、ウチは何をやろうかな。来シーズンのシートは全確定していないし、貴重な連続開催の中日だもんな。そうだ、どうせなら久々にアレやろう!本当は開催前まで我慢していたかったのですが、最近は開催すら危ぶまれている東南アジアの新GP「ベトナムGPをゲームで」走ってみよう!最近はめっきり動かすこともなくなってきたF1 Mobile Racing「チームえきぞーすとのーと」のMY-20に火を入れて、タイムアタックしてみたいと思います。

《サーキットの基本情報》
 ハノイ市街地サーキット
  全長:5.607km
  コーナー数:23箇所
  高低差  : - m
  DRS区間数:3箇所

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これはちょうど2年前の発表当初、このブログで特集した時にハードコピーした航空写真です。一周5.565kmでコーナー数は22箇所でしたよね。しかし建設中に安全性を考慮し、最終コーナーの線形を変更して現在に至ります。
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同じ東南アジアの先輩、マレーシアのセパンを模していました。コントロールタワーやグランドスタンドを新設し、既存道路に接続する反時計回り(左回り)のレイアウトで2020年の2月に完成しています。現状の航空写真はこちら。
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ちゃんと出来上がってはいます。出来上がってはいるのですが、今年の全てのキーワードとなっている「COVID-19」の影響により中止となりました。

《ゲーム上のサーキット眺望》
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ポールポジションはこんな感じに見えるのか。スタンドには観客がびっしり。トラックまでの距離も近く、臨場感が伝わってきそうですね。
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既存道路に合流する前に勢いをつけるかのようにぐるりと右ターンを入れていきます。横Gがキツそう。
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既存道路に入ると、早速一つ目のDRS区間が訪れます。市街地サーキットですから、フェンスが近く、ランオフエリアはありません。
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日本にはそう多くありませんが、海外でよく見かけるロータリー交差点を左回りで入ります。一度右ターンしてからの左のため、スピードこそ低いものの、タイヤには厳しそう。
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ここからバクー市街地にもある今来た道を逆走する形のロングストレートです。完全なる直線ではなく、緩やかに右にしなるストレートになります。
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中腹部にDRSの二つ目。こんなに長いとレブリミットに当たっちゃいそう。直線で少し休憩できると気を抜いていると、突如現れるこれ
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鋭角な折り返し。ブレーキングをどこからすべきか、どこまで頑張れるか毎回悩んでしまいます。手前からいけばスピードが死に過ぎてしまうし、頑張れば当然曲がり切れない。ゲームだからまだいいものの、長いストレートは実際のレースとなるとバクー市街地にあるようにブレーキを休ませ過ぎる(冷えてしまう)ため、慣れが要りそうですね。
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また来た道を少しだけ折り返すと既存道路に別れを告げ、新設の区間に入っていきます。
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右手に立派なミーディン国立競技場を見つつ最終セクターは「鈴鹿模倣区間」です。どれだけ鈴鹿っぽいのかみてみましょう。
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うーん、右に左に絶妙なライン採りを要求されるS字にはなっているものの、元々起伏があるわけではないので、ちょっぴり退屈かも。やっぱり鈴鹿の真似っこはそう簡単にはできないわけよ。鈴鹿というよりかはアメリカのCOTAっぽいかな。
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これが急遽取り入れられた最終コーナーです。前のデザインの方がパッシングは期待できたように感じます。

《ポールポジションレコードタイム》
 走行なし

F1で走行歴が無いので、比較対象もありません。miyabikunの走りがベンチマークになるのかな(笑)

《miyabikunの現時点のゲーム上ファステスト》
 2020年 miyabikun(えきぞーすとのーと)
     1分40秒085

このサーキットがゲームに取り入れられてから今まで数回走ったことがあります。まだ走り込みが足りないのもあって、決して得意とは言えません。あのロータリーのライン採りと鋭角ターンが攻略し切れていない。F1で実戦走行あるまでには慣れておきたいですね。今回は比較対象が無いので、このタイムを上回れるように頑張ってみます!
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立ち上がりはロータリーでゴーストについて行けず。。ヤバい。。ストレートでぶち抜いてやる!
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3周目。キングとのギャップは8秒になりました。あはは見たか、ボッタスよ!なーんて調子に乗っていると、、
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うわーん、やった。。5周目に入り、集中力が切れてきた。。熱くなるスマートフォン。また急に落ちたりしないかな?!
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《miyabikun今回の走行タイム》
 2020年 miyabikun(えきぞーすとのーと)
 1分36秒234 S1:25秒61 S2:40秒78 S3:28秒57

何とか5ラップを走行して、今までのレコードを4秒弱縮めました。苦手意識があり、敬遠しがちだったけど、ちゃんとやり込めばもっと攻略できる気がします。まだまだ修正できるコーナーがたくさんあることがわかりました。

日本からも近く、マレーシアに代わる東南アジアのGPなのに、2021年暫定カレンダーにはベトナムGPの名がありません。せっかく誘致して、お金をかけて開催にこぎつけたのに、サーキット誘致に加担したベトナム主席の国家機密漏洩による逮捕がベトナムGPの複数年開催に待ったをかけてしまいました。このまま開催されず終わってしまうのでしょうか。行く末が気になりますね。

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「モナコGPの1勝は『3勝』の価値がある」なんて表現を昔耳にしたことがありますよね。三大レースに数えられるモナコGPは小さな国ながら市街地を使い、昔と大きく変わらないコースレイアウトで海岸エリア「コートダジュール」で実に豪華に行われてきました。一周全長は短く、海際のヨーロッパらしい狭い市街地で行われるため、熾烈なバトルやパッシングの数やその真美」また表彰式は王家ファミリーの前で讃えられることなど、他のGPとは一線を画する存在感があります。F1としては70年の歴史で1951年から54年の4年間を除いた66回が開催されてきました。ドライバーのレギュラードライバーのほとんどがモナコGPを経験しているわけです。そんなドライバーからしてもファンからしても伝統的で格式高いモナコGPの栄誉で今回はおバカなタラレバ企画をやってみたいと思います。題して「モナコGP勝者に本当に3勝の価値を与えたらどうなるか」です。もしかしたら優勝数ランキングに大きな変化を与えることになるかもしれません。
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初めに導入として全66回のモナコGP優勝者を多い順にまとめてみました。名前の後に付けた記号はこの後の各データ識別用に参考下さい。

 ●はモナコGP優勝者、◯は2020年現役
 ★はチャンピオン(モナコ優勝年に限らず)
 (  )はモナコGP優勝年

《モナコGP優勝者の回数と年》
 6勝:1人
  A・セナ ●★(87,89,90,91,92,93)
 5勝:2人
  G・ヒル ●★(63,64,65,68,69)
  M・シューマッハ ●★(94,95,97,99,01)
 4勝:1人
  A・プロスト ●★(84,85,86,88)
 3勝:4人
  S・モス ●(56,60,61)
  J・スチュワート ●★(66,71,73)
  L・ハミルトン ●★◯(08,16,19)
  N・ロズベルグ ●★(13,14,15)
 2勝:8人
  J・M・ファンジオ ●★(50,57)
  M・トランティニャン ●(55,58)
  N・ラウダ ●★(75,76)
  J・シェクター ●★(77,79)
  D・クルサード ●(00,02)
  F・アロンソ ●★(06,07)
  M・ウェバー ●(10,12)
  S・ベッテル ●★◯(11,17)
 1勝:18人
  J・ブラバム ●★(59)
  B・マクラーレン ●(62)
  D・ハルム ●★(67)
  J・リント ●★(70)
  J・P・ベルトワーズ ●(72)
  R・ピーターソン ●(74)
  P・ドゥパイエ ●(78)
  C・ロイテマン ●(80)
  G・ヴィルヌーブ ●(81)
  R・パトレーゼ ●(82)
  K・ロズベルグ ●★(83)
  O・パニス ●(96)
  M・ハッキネン ●★(98)
  J・P・モントーヤ ●(03)
  J・トゥルーリ ●(04)
  K・ライコネン ●★◯(05)
  J・バトン ●★(09)
  D・リカルド ●◯(18)
  合計:34人 / 66回

モナコといえばセナ、セナによるモナコGP6勝を筆頭に、多い順かつ古い順に並べてみました。セナはちょうどF1が遠い日本でも流行りだし人気のあった1987年〜93年の7年間で6勝、それも最終93年以外は全てホンダエンジンを搭載して優勝となりました。連勝を阻まれたのは88年に同じくマクラーレンに乗った相方プロストです。ということは、それを含めれば6年間全てホンダエンジンが制していたということになります。
次点は5勝の2人、セナの先代モナコマイスターと言われたD・ヒルの父であるG・ヒル、そして次代モナコマイスターとして君臨したM・シューマッハと続きます。G・ヒルは66年が若きスチュワート、67年にチャンピオンを獲得したハルムに連勝を阻まれています。ちなみに息子のチャンピオン獲得者D・ヒルは結局モナコGPで1勝もできず終わっています。また皆さんよくご存知のシューマッハはセナ亡き時代にベネトンで2勝、フェラーリに移籍して3勝の合計5勝となりました。D・ヒルはこのシューマッハの時代と重なり、いいマシンに乗りつつもこのシューマッハの存在が優勝を楽にさせなかったという点が非常にイタいです。シューマッハ時代はパニス、ハッキネン、クルサードのスポット優勝がありました。
2020年現役ドライバーをみていくと、ハミルトンがマクラーレンで1回、現メルセデスで2回で最多となる3回。続いてベッテルがレッドブルとフェラーリで1回ずつの計2回。そしてライコネンが05年のマクラーレンで1回とここまでがチャンピオン獲得者。非チャンピオンではまだ記憶に新しいレッドブル最終年の18年にリカルドが怒りの1回となっています。
ライコネンやリカルドと同様に、モナコ1勝というドライバーは最多の18人います。その中でも72年勝者のベルトワーズ、96年のパニス、04年のトゥルーリの3人はなんと「最初で最後の優勝(つまり唯一の優勝)がモナコGP」ということです。たった1勝でも3勝の価値ならば「3勝したくらいの気分」になったのでしょうか。それを今回この後タラレバ試算していきます。その前にもう一つ、皆さんもよくご存知でこのブログでも度々登場するデータである「歴代優勝回数ランキング」をベスト30+モナコ勝者+現役のくくりでまとめてみました。

《優勝数ベスト30+モナコ優勝+現役ランキング》
   1 91勝 M・シューマッハ ●★
   2 84勝 L・ハミルトン ●★◯
   3 53勝 S・ベッテル ●★◯
   4 51勝 A・プロスト ●★
   5 41勝 A・セナ ●★
   6 32勝 F・アロンソ ●★
   7 31勝 N・マンセル ★
   8 27勝 J・スチュワート ●★
   9 25勝 J・クラーク ★
      25勝 N・ラウダ ●★
 11 24勝 J・M・ファンジオ ●★
 12 23勝 N・ピケ ★
      23勝 N・ロズベルグ ●★
 14 22勝 D・ヒル ★
 15 21勝 K・ライコネン ●★◯
 16 20勝 M・ハッキネン ●★
 17 16勝 S・モス ●
 18 15勝 J・バトン ●★
 19 14勝 J・ブラバム ●★
      14勝 G・ヒル ●★
      14勝 E・フィッティパルディ ★
 22 13勝 A・アスカリ ★
      13勝 D・クルサード ●
 24 12勝 M・アンドレッティ ★
      12勝 C・ロイテマン ●
      12勝 A・ジョーンズ ★
 27 11勝 J・ヴィルヌーブ ★
      11勝 R・バリチェロ
      11勝 F・マッサ
 30 10勝 R・ピーターソン ●
      10勝 J・ハント ★
      10勝 J・シェクター ●★
      10勝 G・ベルガー
 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
 34   9勝 M・ウェバー ●
 35   8勝 D・ハルム ●★
        8勝 M・フェルスタッペン ◯
 38   7勝 J・P・モントーヤ ●
        7勝 D・リカルド ●◯
        7勝 V・ボッタス ◯
 42   6勝 J・リント ●★
        6勝 G・ヴィルヌーブ ●
        6勝 R・パトレーゼ ●
 49   5勝 K・ロズベルグ ●★
 54   4勝 B・マクラーレン ●
 65   2勝 M・トランティニャン ●
        2勝 P・ドゥパイエ ●
        2勝 C・ルクレール ◯
 77   1勝 J・P・ベルトワーズ ●
        1勝 O・パニス ●
        1勝 J・トゥルーリ ●

言うまでもなくいつものデータです。上位にはチャンピオンを獲得した★マークが付き、それも複数回獲得しています。また今回はそれにモナコ勝者を全て入れましたので●マークが万遍なく混ざってきます。
ランキングをみていると意外な人がいくつかあります。上位では7位にあたる31勝を誇るマンセルや23勝を挙げた「四天王」の一角ピケはモナコGPで勝利を挙げていません。さすがのクラークもモナコでは未勝利。名ドライバーでも巡り合わせや向き不向きがあるのかもしれませんね。先日亡くなったモスはチャンピオンは無くてもしっかりモナコも制してランキング上位に君臨します。また、度々ネタにするバリチェロとマッサはチャンピオンもモナコ優勝も無く仲良く11勝の歴代27位に堂々とランクインしていますね。勝利数だけでいえばF1参戦2年目にさっくりトップマシンでチャンピオンをさらった二世J・ヴィルヌーブと肩を並べる実績でした。ただしヴィルヌーブも父はモナコウィナー、息子は勝てず終いとなっています。
現役ドライバーを◯マークで入れました。8勝で歴代35位のM・フェルスタッペン、7勝で歴代38位にボッタス、そしてモナコが母国のフェラーリ次期エースになりそうなルクレールは2勝ですので歴代65位に控えています。それにしてもベッテルは来年どうするんでしょうね。F1に残るならやはり「初心にかえる」しか道はないのか?!

前段が長くなりましたが、これからがいよいよ本番です。上記2つのデータに「モナコ1勝に『3勝分』の価値」を与えてみます。計算方法は総優勝回数からモナコ優勝分を引き、モナコ優勝数を3倍して再び優勝回数に足します。そうするとこうなる。IMG_9204

《モナコGP優勝に「3勝の価値」を与えた場合》
   1 → 101勝相当 M・シューマッハ ●★
   2 →   90勝相当 L・ハミルトン ●★◯
   3  ↑    59勝相当 A・プロスト ●★
   4  ↓    57勝相当 S・ベッテル ●★◯
   5 →   53勝相当 A・セナ ●★
   6 →   36勝相当 F・アロンソ ●★
   7  ↑    33勝相当 J・スチュワート ●★
   8  ↓    31勝   N・マンセル ★
   9 →   29勝相当 N・ラウダ ●★
       ↑    29勝相当 N・ロズベルグ ●★
 11 →   28勝相当 J・M・ファンジオ ●★
 12  ↓    25勝   J・クラーク ★
 13  ↑    24勝相当 G・ヒル ●★
 14  ↑    23勝相当 K・ライコネン ●★◯
       ↓    23勝   N・ピケ ★
 16  ↑    22勝相当 S・モス ●
   →   22勝相当 M・ハッキネン ●★
       ↓    22勝   D・ヒル ★
 19  ↑    17勝相当 J・バトン ●★
       ↑    17勝相当 D・クルサード ●
 21  ↓    16勝相当 J・ブラバム ●★
 22  ↑    14勝相当 C・ロイテマン ●
       ↑    14勝相当 J・シェクター ●★
       ↓    14勝   E・フィッティパルディ ★
 25  ↑    13勝相当 M・ウェバー ●
       ↓    13勝   A・アスカリ ★
 27  ↑    12勝相当 R・ピーターソン ●
       ↓    12勝   M・アンドレッティ ★
       ↓    12勝   A・ジョーンズ ★
 30  ↓    11勝   J・ヴィルヌーブ ★
       ↓    11勝   R・バリチェロ
       ↓    11勝   F・マッサ
 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
 33  ↑    10勝相当 D・ハルム ●★
       ↓    10勝   G・ベルガー
       ↓    10勝   J・ハント ★
 36  ↑      9勝相当 J・P・モントーヤ ●
       ↑      9勝相当 D・リカルド ●◯
 38  ↑      8勝相当 J・リント ●★
       ↑      8勝相当 G・ヴィルヌーブ ●
       ↑      8勝相当 R・パトレーゼ ●
       ↓      8勝   M・フェルスタッペン ◯
 43  ↑      7勝相当 K・ロズベルグ ●★
       ↓      7勝   V・ボッタス ◯
 46  ↑      6勝相当 B・マクラーレン ●
       ↑      6勝相当 M・トランティニャン ●
 56  ↑      4勝相当 P・ドゥパイエ ●
 59  ↑      3勝相当 J・P・ベルトワーズ ●
       ↑      3勝相当 O・パニス ●
    ↑      3勝相当 J・トゥルーリ ●
 70  ↓      2勝   C・ルクレール ◯

目印のため、30位の位置をラインで区切りました。さらに「本来のランキング」からの変化を矢印3種類(浮上が↑、そのままが→、降下が↓)で表現してみました。
ぱっと見はそう変わっていないようにみえますが、勝利数が拮抗してくる中段あたりから変化がみられます。上位からみていくとM・シューマッハの歴代1位には変わりがないものの勝利数は驚きの100勝を超えてきます。何せモナコで5勝ですから(91-5)+5×3=101となるわけです。これならば84勝から90勝にアップしたハミルトンの猛追をもうしばらく回避できるでしょうか。ヤンチャなベッテルはモナコで2勝を挙げるも、すぐ下の賢いプロストが4勝を挙げたため、順位が入れ替わりました。マンセルやクラーク、ピケ、D・ヒルらは未勝利の痛手として順位を下げざるを得ません。またモナコで2勝した無冠のクルサードとウェバーは順位を上げ、ウェバーについては9勝の34位から13勝相当の25位となりました。うーん確かに、戦績だけでみたら「ナンバー2にしては上出来」でした。現役の4人、特に若手のフェルスタッペンとルクレールは「モナコ」というF1のチャンピオンに次ぐ栄誉を未経験なため先輩達に押し除けられてしまいました。フェルスタッペンは8勝の35位からリカルド先輩に抜かれて38位に転落です。まだまだ修行して確固たる地位を築いていきたいものですね。
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タラレバな試算ではありましたが、モナコ優勝に3勝分の価値を与えるとこんな結果になりました。今シーズンは延期ではなく「中止」の判断が下されましたので、この記録更新は来シーズン以降のお楽しみとなります。以上、おバカなデータ遊びでした。

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この1年近くスマートフォン用F1公式レーシングゲーム「F1 MOBILE RACING」を使って2019年開催のGP予選前にタイムアタックを行ってきました。その後は接続不良などもあって、以前に比べるとゲームする時間は減りましたが、先日の12/21の「開始1年」までにどれだけのタイム向上ができたか、腕を上げることができたかを「2019年予選前までの現実の各最速タイム」と比較して確認してみました。

《12/21時点の走行距離と勝率》
 走行距離:22,879km
 レース数:3,399戦
   勝利数  :1,872勝
  勝率 :55.1%

まずはゲーム全体としての戦績です。距離は22,000kmを超えました。現実世界のmiyabikunはサンデードライバーではあるものの、年間で大体同じくらい走行していますので、今年は倍の距離を運転しているかのようです。レース数は約3,400戦で、単純に365日で割ると1日平均9.3戦。そんなにやっていた感覚はないのですが、開始1ヶ月の平均19.3戦に比べると半分くらいになりました。勝率55.1%とこちらは1ヶ月と比べれば向上しています。相変わらず理不尽なレースでこの辺はコントロールされている気もします。

《各サーキットの各時点の最速ラップ》
以下にズラズラと各GP各時点のタイムを連ねます。見方は最上段が「2019年予選前までの現実予選最速タイム」です。それをベンチマークとして、開始1ヶ月と1年のタイムと現実予選とのタイム差を割り出し、タイム向上や成長を評価します。

 アルバートパーク:現実最速   1分21秒164
          開始1ヶ月 1分28秒614
                  (+7秒450)
          予選前    1分22秒403
                  (+1秒239)
               開始1年     1分20秒372
                  (-0秒792)
 バーレーン国際:現実最速   1分27秒958
         開始1ヶ月 1分31秒857
              (+3秒899)
         予選前      1分29秒302
               (+1秒344)
         開始1年     1分26秒265
                (-1秒693)
 上海国際:現実最速   1分31秒095
      開始1ヶ月 1分34秒285
            (+3秒190)
      予選前       1分29秒825
             (-1秒270)
      開始1年     1分27秒852
             (-3秒243)
 バクー市街地:現実最速   1分41秒498
        開始1ヶ月 1分45秒823
              (+4秒325)
        予選前      1分40秒620
              (-0秒838)
        開始1年    1分37秒700
              (-3秒798)
 カタロニア:現実最速   1分16秒173
       開始1ヶ月 1分18秒257
            (+2秒084)
     
  予選前      1分15秒628
               (-0秒545)
       開始1年    1分12秒991
            (-3秒182)
 モンテカルロ市街地:現実最速   1分10秒810
           開始1ヶ月 1分17秒081
                   (+6秒271)
                予選前       1分11秒376
                   (+0秒566)
           開始1年     1分08秒509
                    (-2秒301)
 ジル・ヴィルヌーブ:現実最速   1分10秒764
           開始1ヶ月 1分13秒940
                   (+3秒176)
           予選前      1分08秒274
                    (-2秒490)
           開始1年    1分08秒232
                    (-2秒532)
 ポール・リカール:現実最速   1分30秒029
          開始1ヶ月 1分34秒197
                (+4秒168)
          予選前      1分29秒192
                (-0秒837)
          開始1年    1分28秒672
                (-1秒357)
 レッドブルリンク:現実最速   1分03秒130
          開始1ヶ月       -
                 ( 秒  )
          予選前       1分04秒080
                (+0秒950)
          開始1年     1分03秒189
                (+0秒059)
 シルバーストン:現実最速   1分25秒892
         開始1ヶ月 1分32秒159
              (+6秒267)
         予選前      1分25秒782
               (-0秒110)
         開始1年    1分24秒127
               (-1秒765)
 ホッケンハイムリンク:現実最速   1分11秒212
            開始1ヶ月 1分11秒778
                      (+0秒566)
            予選前      1分11秒631
                      (+0秒419)
            開始1年    1分11秒048
                      (-0秒164)
 ハンガロリンク:現実最速   1分16秒276
         開始1ヶ月 1分06秒442
               (-9秒836)
         予選前       1分10秒526
               (-5秒750)
         開始1年     1分07秒411
               (-8秒865)
 スパ・フランコルシャン:現実最速   1分41秒501
             開始1ヶ月 1分47秒836
                          (+6秒335)
             予選前      1分39秒483
                           (-2秒018)
             開始1年    1分39秒446
                          (-2秒055)
 モンツァ:現実最速   1分19秒119
      開始1ヶ月 1分17秒252
            (-1秒867)
      予選前      1分17秒890
            (-1秒239)
      開始1年    1分17秒890
            (-1秒239)
 マリーナ・ベイ市街地:現実最速   1分36秒015
            開始1ヶ月 1分32秒884
                        (-3秒131)
            予選前      1分33秒011
                       (-3秒004)
            開始1年    1分31秒617
                      (-4秒398)
 ソチ:現実最速   1分31秒387
    開始1ヶ月 1分25秒287
             (-6秒100)
    予選前      1分31秒630
          (+0秒243)
    開始1年    1分30秒085
           (-1秒302)
 鈴鹿:現実最速   1分27秒319
    開始1ヶ月 1分25秒234
          (-2秒085)
    予選前      1分24秒741
          (-2秒578)
    開始1年    1分24秒741
          (-2秒578)
 エルマノス・ロドリゲス:現実最速   1分14秒759
             開始1ヶ月 1分16秒741
                  (+1秒982)
             予選前       1分12秒497
                           (-2秒262)
             開始1年     1分11秒238
                          (-3秒521)
 COTA :現実最速   1分32秒237
     開始1ヶ月 1分35秒718
             (+3秒481)
     予選前      1分27秒819
             (-4秒418)
     開始1年    1分27秒501
             (-4秒736)
 カルロス・パーチェ:現実最速   1分07秒281
           開始1ヶ月 1分04秒020
                     (-3秒261)
           予選前      1分06秒200
                    (-1秒081)
           開始1年    1分05秒595
                    (-1秒686)
 ヤス・マリーナ:現実最速1分34秒794
         開始1ヶ月       -
               ( 秒  )
         予選前1分30秒892
               (-3秒902)
         開始1年1分30秒155
               (-4秒639)
 ※レッドブルリンクとヤス・マリーナの開始1ヶ月時点は未走行。

カッコ内は現実の予選最速タイム差で、下回ったものをマイナス、上回ったものにプラスをつけています。全体的にみればマイナスとなっているものが多くあるのは嬉しいですね。少なくとも2018年の予選ではポールポジションを獲得できているということです。本来であれば始めて1ヶ月目よりさらに走り込んだ予選前のタイムアタックの方がタイム向上されていいはずなのです。しかし、いつだか定かではありませんがアップデート時に一度レコードが消去されて、かつドライブフィーリングが変わってタイムが悪くなったGPがあります。得意とするハンガロリンクがわかりやすく、1ヶ月時点では現実から-9秒836のギャップがあったにも関わらず、半年近く後の予選前になると-5秒750となり4秒も遅くなりました。まあそもそもハンガロリンクで1分06秒442というタイム自体が異常だったわけですが。

《予選前アタックでポールが獲れなかったGP》
 アルバートパーク   1分22秒403(+1秒239)
 バーレーン国際    1分29秒302(+1秒344)
 モンテカルロ市街地  1分11秒376(+0秒566)
 レッドブルリンク   1分04秒080(+0秒950)
 ホッケンハイムリンク 1分11秒631(+0秒419)
 ソチ         1分31秒630(+0秒243)

この6GPでポールポジションを逃しました。シーズン前半寄りですね。miyabikunが個人的にあまり好みでないサーキットが多いです。好きこそものの上手なれと言われているみたいだ。中にはアルバートパークやレッドブルリンクはお気に入りの部類のサーキットなのですが、想いとは裏腹に結果が出ませんでした。

《現実と予選前アタックのギャップ上位と下位》
  1 ハンガロリンク             -5秒750
  2 COTA                            -4秒418
  3 ヤス・マリーナ            -3秒902
  4 マリーナ・ベイ市街地 -3秒004
  5 鈴鹿                              -2秒578
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
17 ホッケンハイムリンク +0秒419
18 モンテカルロ市街地    +0秒566
19 レッドブルリンク        +0秒950
20 アルバートパーク        +1秒239
21 バーレーン国際           +1秒344

先程の現実予選に敵わなかった下位に加えて、逆に現実をギャフンと言わせるタイムを記録した上位の5GPをピックアップしました。最も現実からかけ離れたタイムを叩き出したのはmiyabikunの第2ホームGPと化していたハンガロリンクでした。あの短めで中速コーナーが続くサーキットでよくそんなにタイム更新ができたなと自分でも信じ難い。コーナーの通過速度を下げないで走れたと思います。月1回に首や肩に鍼治療しているmiyabikunです。あとは何といっても本来のホームである鈴鹿でポールポジションを獲れたのは嬉しいですね。決勝でのパッシングは手を焼きます。あまり得意でないと思っていたシンガポールGPのマリーナ・ベイが速かったのは意外でした。

《開始1年経ってもポールが獲れなかったGP》
 レッドブルリンク         1分03秒189(+0秒059)

予選前アタックを終え、通常のプレイ中にランダムに選択されてレースに挑んでも、唯一レッドブルリンクだけはわずか足りないタイムです。悔しいなーこれは年末に強化合宿しないとな。

《開始1ヶ月から11ヶ月間のタイム更新上位と下位》
  1 モンテカルロ市街地             -8秒572
  2 スパ・フランコルシャン     -8秒390
  3 アルバートパーク                -8秒242
  4 COTA                                   -8秒217
  5 バクー市街地                       -8秒123
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
17 鈴鹿                                      -0秒493
18 モンツァ                              +0秒628
19 ハンガロリンク                   +0秒969
20 カルロス・パーチェ            +1秒575
21 ソチ                                     +4秒798

こちらは開始1ヶ月から1年までの11ヶ月間でのタイム向上、いわゆる「練習の成果」をみるものです。「当初は苦手としていたけど、慣れたりコツを掴んだ」ところが上位に来ます。よってモンテカルロやバクーといったトラックサイドに余裕の無い市街地サーキットがみられます。一方で先程現実を上回るタイムを記録したハンガロリンクや鈴鹿は伸び代が少なく、下位に来ます。ハンガロリンクもそうだし、ソチの+4秒798って酷過ぎる。始めに記録したタイムは何だったんだ?!ということです。ソチへの合宿は、、きっと雪降っているだろうし、いいや(笑)

予定では12/22あたりのアップを予定していた当企画も、12月に入り仕事の帰りが遅く、先日のシーズンのまとめも含め思うようなタイミングでアップすることができませんでした。今日が今年の仕事納めという方も多くいらっしゃると思います。1年間お疲れ様でした。まだ年末までガッツリ仕事だよという方は、あと一踏ん張り気合入れていきましょう!


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