F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

カテゴリ: ドライバーピックアップ

2024シーズンも第2戦まで終えて、皆さんはどのように感じ、勢力図が頭に浮かんだでしょうか。今シーズンは昨シーズンから目立ったレギュレーション変更やドライバー変更は無く、概ね昨シーズン後半の勢力図がそのままスライドするものと思われてきました。今回はこの時期に毎年行っている「シーズン幕開け直後の戦績」とそこから導き出されたライバルの位置関係について、各チームのマシンの特徴や戦いを勘案、最終的にはささやかならランク付けしてみました。
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《第2戦終了時点のドライバーズランキング》
 1  (1) フェルスタッペン 51pts
 2  (2) ペレス      36pts
 3  (5) ルクレール    28pts
 4  (8) ラッセル     18pts
 5  (9) ピアストリ    16pts
 6  (7) サインツ     15pts
 7  (4) アロンソ     12pts
 8  (6) ノリス         12pts
 9  (3) ハミルトン      8pts
  10 ( - )ベアマン       6pts
  11 (10)ストロール       1pt
       (16)ヒュルケンベルグ    1pt

《第2戦終了時点のコンストラクターズランキング》
 1  (1) レッドブル・HRB      87pts
 2  (3) フェラーリ・F      49pts
 3  (4) マクラーレン・M    28pts
 4  (2) メルセデス・M     26pts
 5  (5) アストンマーティン・M 13pts
 6 (10)ハース・F           1pt

( )は昨シーズンのポイントランキング

まず、ドライバーズ、コンストラクターズ共に「順位のつくもの」のみを挙げさせてもらいました(決勝順位から以下も順位付けできるのですが、、ごめん今回は割愛〜)あと、参考までに昨シーズンの最終ランキングを載せました。この序盤2戦終了のタイミングにおいて、どちらのランキングも昨シーズンと似たような面々がランクインしてきていることからも、大きな変化は無さそうですが、全く変化がないわけでも無さそう。そこは驚いたし、ある意味安心しました。
ドライバーズついては、概ね上位5チーム10人が並びました。ただ、たった2戦ながら、一部下位からその隙を突かんばかりの動きもみられています。フェラーリのサインツに代わって代走デビューを果たしたベアマンはイレギュラーとして除外すると、ハースのヒュルケンベルグがその成功例です(あまりそこをフィーチャーすると、よくないのかな)チームメイトを使っての力尽くで捻り出した1ポイントでした。やり方とその対象がたまたまよくなかったこともあって、ちょっとした話題になりました。
コンストラクターズはそのドライバーズを集約する形で昨シーズンの上位5チーム+ハースと並んでいます。ただその順番こそ昨シーズンからは若干異なり、レッドブルは二戦連続のワンツーフィニッシュで盤石。それに続いたフェラーリは3位表彰台二連続、表彰台こそ無いものマクラーレンが僅差でメルセデスを上回り、メルセデスはランキング4位に転落しています。

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《各チームの序盤2戦の個人的印象》
2024シーズンを2戦終えた段階のチーム、各ドライバーをmiyabikunの独断と偏見で書いてみます。

〈レッドブル〉
レースに直接関係無いところでザワザワしているチャンピオンチームです。マシンは完璧、エースドライバーも弱点無く順調な幕開けを迎えたので、このチームを蹴落とすのはライバルやドライバーではなく、それらチームのザワザワだったりして。昨シーズンあれだけ最強マシンを仕立て上げたにも関わらず、今シーズンは正常進化に留まることなく、前衛的なサイドポンツーンを起用してくるのは脅威です。
フェルスタッペン、順調ですね。今のところ「全戦ポールポジション、全戦優勝」が可能な戦績です。揚げ足を取るならば、開幕戦のポールポジションについては最速ではなく、運的要素も持ち合わせていましたが、まあ決勝になればいずれにしても早い段階で先頭に難無く浮上していたことでしょう。何も心配は見当たりません。今のフェルスタッペンは怪我や病気さえ気を付けていれば、成すでしょう。
毎年のように来シーズンの去就が話題となるペレス。今のところは順調だと思います。自身がチャンピオンを目指さず、シート安泰に重きを置くならば、ですが。予選はフェルスタッペンに続く2番手を獲れずも何も問題無い、最強マシンがついている。決勝でライバルを追い抜くことは容易です。ペレスをみていると、自身の仕事や私生活にダブらせて考えてしまうことがあります。「攻めの姿勢でハイリスクハイリターン」を採るのか「事を荒立てること無く細く長く息を保つ」のどちらがいいのか。私達とは違うアスリートですし、キャリアの長いベテランですから、まだ前者を推していてほしいものですが。

〈メルセデス〉
今シーズンのマシンの中でカラーリングが一番好みだったのが、このW15でした。それなら是非、レッドブル討伐に向かってもらいたいものですが、、トップチームには属しつつも、フェラーリ相手にも速さ、ロングランとも敵いませんし、相変わらずバムバム弾みますね。フェラーリみたいに弾んでも速ければ帳消しになるのに、イマイチ取り柄やウリが見当たらない感じがします。色は速そうだしカッコいいんだけどなぁ。
昨シーズンは未勝利ながらドライバーズランキング3位で終えた(元)キングことハミルトン。ちょっとやる気あるのか?!マシンのアジャストにだいぶ苦戦していますね。目の前で見ているわけではないのでこちらもあくまでmiyabikunの想像に過ぎませんが、もがき苦しんでいるというより、まあいいか的な諦め感があります。確かにね、辞めるのは決まっていますし、合同テストやこの2戦でライバル(ほぼレッドブル)との差をみせつけられたら、やる気も失せるかな。繋ぎだし。ハミルトンって、昔からそんな気がある。とはいえF1では散々大成したし、来シーズンのチームは「F1界のルイ・ヴィトン」を身に纏って肩で風切って歩いて終わるんだろうし。
去る人はさておき、こちらは必死のラッセルはその方よりも精力的にこなせています。マシンの合う合わないはあるにせよ、ハミルトンの体たらくっぷりはこの人の頑張りでより助長、証明されます。一発の速さもロングランもラッセルが上。来シーズンはどんなチームメイトが横に座るのか、めちゃ若い子か、めちゃオジサンか、そのまま入れ替わりになるのか定かではありませんが大丈夫!メルセデスの新エースはラッセルであることに変わりはないから。

〈フェラーリ〉
一発の速さは今シーズンも健在ですね。取り柄があって、よかった。今のところレースペースもさほど悪くないし、戦略も悪目立ちしていないでしょうか。ある1チームがずば抜けた状態でなければ、フェラーリは優勝争いができる有力候補になったと思います(まだ言い切るのは早い?!)アジアラウンドが終わり、ヨーロッパに入ってからどうなるか見ものです。
開幕戦予選のルクレールは惜しかったですね。速さは確実にルクレールが上でした。ルクレールがフェルスタッペンより前方のグリッドからスタートした場合の攻防は今後の注目点、楽しみではありますが、何周耐えられるかな。逃げ切れるかな。来シーズンはサインツとはキャリアもアプローチも年齢も異なるハミルトンがチームメイトになることが決まっています。今からその心配しても仕方が無い。勝つしかない。勝てるんじゃないかな、若くこれからのF1を背負うルクレールならば。その印象付けにも、立場の近いサインツにはしっかり勝って存在感や注目を集めておきたいところです。
まだ2戦中1戦しか走れていないので、走れた開幕戦での出来でしか評価できませんが、サインツも上々の滑り出しとなったように思います。予選こそいつもながらルクレールに獲られ、決勝もマシントラブルがあったにせよ、レッドブルを除く18人では最も安定し、3位表彰台を獲得しました。父親がお世話になったアウディ(現 キック・ザウバー)への移籍が噂されていますが、miyabikun個人的にはそこへ行くより、銀の方が抜けた穴を狙った方が得策だし、狙ってほしいな。まだ老け込むには早いよ。

〈マクラーレン〉
昨シーズンはシーズン中盤からメキメキと復調した若手の有望株2人によるオレンジ軍団です。昨シーズンの勢いそのままに今シーズンを迎えると思いきや、思いの外尖った勢いは無く、マイルドです。昨シーズンの序盤ほど悪くないものの、同じような系譜を辿るのかな。出来れば序盤からレッドブルに噛み付いてほしかったんだけど。
エースで先輩のノリスのエンジンがまだかかり切っていないようです。レースになればしぶとさが際立ちますが、予選がピリッとしません。ピアストリに肉薄されています。あと月並みですが、ノリスといえば待たれる初優勝です。今シーズンこそその栄冠に輝くことができるのか、勢力図が変わるまでお預けか。ノリスもF1をドライブして100戦を超え、今の時点で勝利すると歴代で「遅い方の十傑」に数えられる領域になります。
成長著しいピアストリもノリス同様に「上位グリッド、入賞」を果たすものの、昨シーズンのような勢いは鳴りを潜めています。第2戦では長らくハミルトンに引っかかるシーンがみられたように、課題であったレースペースもまだ残されています。2年目ではあるけど、一般的な2年目よりも高い期待を寄せるばかり、厳しめな視点になってしまうのは可哀想だけど仕方が無い。何せドライブするのは中団上位に位置する名門マクラーレンだから。彼の成長を観察し、シーズン終了後にはノリスと互角、いや上回るような戦績となれば嬉しいです。

〈アストンマーティン〉
マクラーレンとは対照的に昨シーズンは上々の滑り出しをみせつつ、後半戦で失速したアストンマーティンの今シーズン序盤は、また勢いを取り戻し、アロンソは上位入賞、ストロールも何とか入賞を果たしています。ライバルの技術陣をどんどん招き入れ、強化に糸目を付けないこのチーム。後半戦もバテることがなければ、4番チーム浮上も夢ではありません。
アロンソ様は相変わらずやる気に満ちております。ギンギンのギラギラです。このわかりやすいまでの枯れることのないハングリー精神は若手(特に年齢上から2番目の方)も見習うべきです。そんなアロンソ様も今後の去就を問われる1年となります。走りはギンギンでも年齢は43歳になる年。同世代のmiyabikunとしても大きな期待を寄せつつ、そろそろ若手にシートを、、なんてのも思いつつ。シートにも数限りがありますからね。再びトップチーム返り咲きを狙うか、このまま家庭教師として後任育成に注ぐか。まだまだ狙うかこの方は。
ちゃまよ、今のドライバーの半数は君の順位を虎視眈々と狙ってるぞ!サーキットにもよりますが、チーム単位、ドライバー単位で上位から数えていくと、ストロールは入賞ギリギリの10位に位置します。開幕戦ではその通り10位フィニッシュ。第2戦はドライビング自らのクラッシュによりその10位が空き、その奪い合いでちょっとした物議となりましたね。下位はみんなココを狙っています。下位のドライバーやチームは必死よ。君みたいにのうのうと戦っていないのさ。来シーズンのシートや分配金がかかっている。精進しなさい!

〈アルピーヌ〉
唯一の一匹狼、アルピーヌ。どうした?!重症じゃないか。母国の宝、GPウィナーの2人も予選、決勝と全く光るところ無くくすんでしまっているぞ。貴重なチームの技術者も追い出しちまって。。名前は変われど、ココはれっきとした名門ワークス、ルノーです。このチームの没落が今のところこの2戦で一番の衝撃的な後退でした。
昨シーズンは僅差でチームの先輩を上回ったガスリーは、アルファタウリ(現 レーシング・ブルズ)を離れて成功だったといえます。ただ今シーズンはどうでしょう。角田擁するレーシング・ブルズの後ろから抜け出せるか?!まだ全ドライバーの平均順位を割り出していませんが、開幕戦は18位フィニッシュ、第2戦はマシントラブルながらリタイヤ(20位扱い)となると、平均19位。ヤバい。他探すか?!
ガスリーだけでなく、同じことは当然オコンにも言えます。チームメイトとバチバチするどころか、その戦闘力すら無く、存在感もありません。あんな高身長なのに。まだ救いなのは開幕戦は予選、決勝ともガスリーより一つ前の17位完走、第2戦はトラブル無く、終盤にヘトヘトに疲れ果てた角田をかわして13位完走を果たしたこと。とはいえ、入賞まではまだ程遠い状況に違いありません。チームは早急の対応を図らないと、最下位を彷徨うことになりそう。

〈ウィリアムズ〉
昨シーズンは「ほぼ1人の力」で最下位から一気に下位トップに成り上がったウィリアムズ。今シーズンは2馬力でシーズンに臨んでほしいですが、大丈夫かな。上位5チームがガチガチに決まっていますから、先日の非難覚悟の「力業」を使わないと次なるステージへの飛躍は難しそうです。チームプレイするにも、ちょっと差が大き過ぎる。。
頼みの綱、アルボンの入りはややおとなしめ。昨シーズンも前半戦はそうでしたね。アルボンの本領発揮はライバルがバテ始めた夏の高速ヨーロッパからか?!下位チームで出来る最大限、いやそれ以上の力を発揮して飛躍する姿は頼もしいし、観ているこちらも嬉しくなります。早く中団下位をかき回すアルボンを観たいですね。アルボンの荒らしはどこかの誰かと違って、スマート!
アメリカの星、サージェントも無事に2年目を迎えました。昨シーズンは最後尾の常連で、あとは上がるしかないという、いわば成長が単純明快にわかる位置にいますが、、うーん、怪しいチームはあってもまだ下を這っています。2年目ですから、段々と周囲の目や評価は厳しくなるぞー。アルボンが出来て何故君は出来ないと言われるようになるぞ!今シーズンも3箇所「母国GP」あるんだから、頑張ってね!

〈レーシング・ブルズ〉
日本のF1ファン、いや世界中から注目される長い名前(違うか、短いか)レーシング・ブルズは序盤2戦でモヤモヤしたレース内容で終えました。奇しくも2戦とも角田が絡んでしまっています。あと、マシンだけでなく戦略もイマイチピリッとしないシーンがチラホラ見受けられます。どうして兄弟チームでこうも違うんだろう。。情報共有とか技術提携は無いんだろうか(パーツやデバイスの共有には制限があるけど、人事異動とか育成があってもいい気がする)
まず角田くんから。予選はかなり健闘しています。開幕戦は惜しくも11番手、第2戦はしっかりQ3進出を果たして9番手を獲得しましたね。角田自身はひた向きに入賞を狙っています。が、周りがそうさせないし、角田自身も細かいのをパラパラとやらかしてしまっているのも事実無くはない。ミラーは自らもぎ取ることは無いでしょうが「待て」の合図は待たなきゃ。そしてたまたま前に毎回マグヌッセンがいますが、今シーズンはこの位置付けや接近戦が続くと思います。マグヌッセンやヒュルケンベルグら「ハースの壁」を破らないことには入賞まではやや距離がありそう。
相対してリカルド。全く存在感が無い。ひいきや区別をする気はもちろんありませんが、完全に角田にエースの座を奪われ続けとるではないか、8回ウィナーの14年生、しっかりせい!本当は豊かなリカルドの経験をフィードバックしたいんだ(今のところその位しか言えぬ)

〈キック・ザウバー〉
こちらもメンバー据え置きでチーム名を新たに迎えたチームですね。マシンのカラーリングは目立つしライバルとだいぶ差別化できていていいと思いました。ただ、残念ながら目立たない。予選も早々に終えちゃうし、決勝でもなかなかお目にかかれません。ドライバーは面白いのに勿体無い。
ボッタスよ、タガが外れてだいぶ伸び伸びやっているようだけど、以前みせてくれていたあの速さ、どこに行った?!周くんに食われ始めていないか?!一昔前にハミルトンに匹敵する速さを持ち合わせていたのが懐かしいです。やっぱりマシンが変わるとこうも苦戦し、埋もれてしまうのが現代のF1なんでしょうね。ライコネンやベッテルもそうだったように。そろそろ存在感示さないと、エースの座も危ういですぞ。みせてくれ、優れたフィンランド人の意地!
ウィリアムズのサージェント同様に大国の期待を背負う周くんにも毎回同じことを言っている気がします。同じアジアの血統として、角田やアルボンと同じように気には止めているし、少しずつながら成長しているのもわかります。中国からの貴重なF1シートであることを誇りに、もう少し攻めの姿勢が見たいです。

〈ハース〉
昨シーズンはまた最下位に戻ってしまいました。このチームは隔年で中団と最下位を行き来していますよね。チーム創設から番を張っていたボスが離れて、今シーズンからは久々の日本人がチーム代表に就任しました。今まではどちらかといえば金策に頭を抱えて迷走し、気合いで乗り切るような風潮を感じましたが、知性と姑息さで息を吹き返す雰囲気が漂います。昨シーズンもそうですが、一発の速さはそこそこあり、シーズン序盤戦はそれで何とかポイント獲得するものの、後半戦は息切れしてしまう傾向があるので、それが心配。
ヒュルケンベルグは相変わらず予選大得意ですね。開幕戦バーレーンGPで早速Q3進出はさすがです。マシンの特性なのか、はたまた彼の特性なのか、せっかく予選で上位グリッドを獲得しても、決勝になるとこちらもお決まりのように息切れしあれよあれよと入賞圏外に追いやられてしまうので、それを克服できればチビチビとポイントを積める気がします。
マグヌッセンは近代F1には珍しい荒々しいドライビングをするドライバーです。近くを走る時は要注意!先日のサウジアラビアGPでのアルボンや角田に対する動きはダーティーだけど、彼というドライバーを端的に説明しています。ただ強面な見た目や走りの荒々しさと裏腹に、後輩や仲間を気遣ったり、自分を犠牲にしてまでチームの底上げに献身できる優しさや忠誠心は持っています。ベテランなんだから、もう少しクレバーに、スマートになれればカッコいいんだけどなぁ。

《第2戦終了時点の個人的勢力予想》
最後に、現時点でまだたったの2戦を終えたばかりですが、何となく見えてきた2024シーズンF1の勢力図をこちらもmiyabikunの独断と偏見でランク付けしてみました。

 1 レッドブル・HRB

 2 フェラーリ・F
 3 マクラーレン・M
 4 メルセデス・M

 5 アストンマーティン・M

 6 ハース・F
 7 レーシング・ブルズ・HRB
 8 ウィリアムズ・M

 9 アルピーヌ・R
  10 キック・ザウバー・F

サーキット特性や天候、気温、風向きなど、サーキットによっては逆転やジャンプアップもあるでしょうが、予選の速さ、決勝でのロングラン、戦略等々を2人のドライバーで平均化した際のmiyabikun個人的な勢力予想になります。
レッドブルは完全に頭一つ飛び出たトップであることは言うまでもなく。続く第二集団は予選で好位置をキープし、決勝も奇抜な戦略を採らなければあまり後続は脅威と感じなさそうなフェラーリを筆頭に、逆に予選はともかく決勝レースで遅れを取り戻せそうなマクラーレンと今のところラッセルの位置がマシンの限界と感じるメルセデスという順で並べました。
中団は依然としてアロンソ頼みでレースペースで第二集団にやや見劣りを感じるアストンマーティンが単独の5番手。入賞圏内の一枠を狙うのはハース、レーシングブルズ、ウィリアムズの集団とし、先日のようなやや非情な策を惜しみ無く投入できそうなハースを筆頭にしました。
下位は中団からはやや離れて現時点で速さや強みを全く感じないアルピーヌとキックザウバーの順としました。どちらかといえばアルピーヌがやや上か。

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この先オーストラリアGP、3つのアジアラウンド、そして第6戦マイアミGPを経てヨーロッパに入る初戦、第7戦エミリア・ロマーニャGPあたりから本格的な各チーム大型アップデートを投入することとなると思います。そこでまたさらに勢力図に変化が現れるのでしょうが、勝者や表彰台登壇者、入賞者がまたシャッフルされてこんなmiyabikunの考えたグループ分けが崩れ、各グループの垣根を越えた下剋上などがみられると盛り上がってなおいいなと密かに、いや強く願っています。

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2024年型新車の最後を飾るのはチャンピオンチームのレッドブルRB20です。今回のマシンも最強なのか、楽しみでもあり恐ろしくもあります。空力の鬼才ニューウェイはRB20をどのように仕立て上げてきたのでしょうか。

《設計》
 エイドリアン・ニューウェイ
 ピエール・ワシェ
 ロブ・マーシャル
 クレイグ・スキナー
 エンリコ・バルボ

《外見》
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色味はいつも通りの紺地に黄色いくちばし、フロントウィングとフロアパネルの黒です。ココはブレません。フロントサスペンションはプルロッドを採用。ただ、濃い紺の為か、サイドポンツーン開口の形状までは確認できず。何となくですが、前作RB19やライバルにあるような「受け口型」ではなく、上端が迫り出した「リーゼント型」っぽくも見える。
少し斜め前から見ると、、
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開口が無い?!まさかぁ。サイドポンツーンに膨らみがあるわけだし、冷却系が無いわけないやろ。こりゃレッドブル、隠しとるな。このRB20は「ORACLE」のロゴからも、サイドポンツーンの作り込みが比較的シンプルだな。縦方向は直線的です。
この秘密裏な部分は当然、バーレーン合同テストで明らかになりました。
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ラジエターは縦置き?!張り出した上端部には切れ込みがあります。どういうこと?!
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コクピットに張り付く形で縦に切れ込みがあります。まさかこれが開口?!すごい、ゼロポッドか?!ちょっとした話題になりましたよね。メルセデスが諦めたゼロポッドをレッドブルが採用するとは!メルセデスのものよりさらに薄いぞ。ニューウェイはゼロポッドをもっと有効活用できると考えたのでしょうね。チャンピオンマシンにしてさらに攻めの姿勢を採る。末恐ろしいわー。

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《シャシー》
 RB20
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:798kg
 最大燃料搭載量:110kg
 ブレーキキャリパー:
 ブレーキディスク、パット:
 サスペンション フロント:プルロッド
          リヤ :プッシュロッド
 ホイール:BBS
 タイヤ:ピレリ
 
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《エンジン》
 ホンダ・レッドブル・パワートレインズ
 RBPTH002
  V型6気筒・バンク角90° シングルターボ
 排気量:1.6ℓ
 ICE最高回転数:15,000rpm
 MGU-K最大回転数:50,000rpm
 MGU-H最大回転数:125,000rpm
 最大出力: - 馬力+120kW(非公開)
 燃料・潤滑油:エクソンモービル

《ドライバー》
 No.1   マックス・フェルスタッペン(オランダ)
 No.11 セルジオ・ペレス・メンドーサ(メキシコ)

3年連続チャンピオンであるフェルスタッペンは今シーズンもカーナンバー1を選び、ペレスと共に「1並び」。1だけはライバルに絶対譲れない。

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近年猛威を振るうフェルスタッペンの昨シーズンはF1史上最強ともいえる完璧な内容でした。フェルスタッペン自体に全くと言っていいほど落ち度は無く、予選でポールポジションやフロントロウを獲り損ねても、何も心配無くトップチェッカーを受けることができてしまう。フェルスタッペンにあと出来ることといえば、、ライバルはおろかチームメイトにも優勝させない「全戦優勝」くらいか。見てみたいようで絶対そんなシーズンが許されては困ります。フェルスタッペンに手を抜けとは言えませんので、これについてはライバルが食らい付き、自らの手で引きずり下ろせとしか言い様がありません。

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対して「フェルスタッペン討伐」に一番近い位置にいるのがペレスです。ペレスについては、まだまだ是正できる点や伸び代が残されています。ペレスも辛いでしょうね、マシンの好みはフェルスタッペンテイストになっていますし、周りもフェルスタッペン様々で依っていますし。外様は大変ですね。ただそれがプレッシャーになってはプロでは無い!厳しいけど(笑)
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ペレスも若くありませんから毎年のように去就が話題となります。雑音だと思いますが、最高のマシンに乗り、母国メキシコでは英雄として讃えられています。アメリカ大陸代表の先輩格として、意地をみせてほしいですね!

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以上、矢継ぎ早に新車をみてきました。今年は2/29の「うるう日」があってよかったですね。どうにか開幕前に10台全てをみることができました。

miyabikun今日まで新潟に出張していましたが、F1開幕戦バーレーンGPが開幕します。急いでバーレーンに向かわなくては!

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miyabikun引っ張りましたねー。ようやく出てきましたよ!まず名前、悩みますね。長い。。ビザ・キャッシュアップ・レーシング・ブルズF1チームかぁ。スポンサー様のお名前を載せないわけにもいきませんが、さすがに毎戦は叫べないなぁ。どうしよう、そうだなぁ、、先日のキックザウバーは「ステーク」を外したし、ハースの「マネーグラム」も呼んでいない。あ、そもそもレッドブルの「オラクル」やアストンマーティンの「アラムコ」も外しているし、合同テストの国際映像の文字情報も「RB」でしたもんね。それならば当ブログはこのチームを「レーシング・ブルズ」と呼ぶこととします。VISAさん、ごめんなさい!引き続きクレジットカードは使いまくりますから。
前段が長くなりましたが改めて、皆さんお待ちかねレーシングブルズVCARB01です。

《設計》
 ジョディ・エジントン
 ディコン・バルムフォース

《外見》
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おー噂の缶カンカラー復活ですね!トロ・ロッソ晩年の2017年以降にみられたシルバー地にメタリックのブルー、ベタ塗りのホワイトとレッドの組み合わせ。懐かしいですね!昨年までのアルファタウリ色も悪くはなかったのですが、こちらの方がメリハリとオリジナリティを感じるので好きです。ノーズコーンは細めか。先日のアルピーヌを見た後だとなおさらそう感じます。
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VISAは我々もよく知り、愛用される方も多いクレジットカード会社です。それのアプリがあるのかな。miyabikunはVISAカードをよく使うのですが、そのアプリケーションは使っていません。
ドライバー上部のエアインテークの形状が正方形に近いのと、色味や使い分けもあるかと思いますが、サイドポンツーンの張り出し、ちょうどVISAのロゴが入る部分が薄く、アンダーカットが高い位置まできているのが印象的です。
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エンジンカバー後方にはお馴染みHONDAのロゴが赤く小さく入ります。
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フロントサスペンションはレッドブルと同様のプルロッドを採用しています。出来れば限界ギリギリまでレッドブルに寄ってほしいものです。あまり寄るとフェルスタッペンにしか乗りこなせないマシンになっちゃうかな。

《シャシー》
 RB・VCARB01
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:798kg
 最大燃料搭載量:110kg
 ブレーキキャリパー:
 ブレーキディスク、パット:
 サスペンション フロント:プルロッド
          リヤ :プッシュロッド
 ホイール:BBS
 タイヤ:ピレリ

《パワーユニット》
 ホンダ・レッドブル・パワートレインズ
 RBPTH002
  V型6気筒・バンク角90° シングルターボ
 排気量:1,600cc
 ICE最高回転数:15,000rpm
 MGU-K最大回転数:50,000rpm
 MGU-H最大回転数:125,000rpm
 最大出力: - 馬力+120kW(非公開)
 燃料・潤滑油:エクソンモービル

最後に一度だけ、パワーユニット含むチーム名を呼んでみます。いきますよー「ビザ・キャッシュアップ・レーシング・ブルズF1チーム・ホンダ・レッドブル・パワートレインズ」です。一番短いのは「スクーデリア・フェラーリ」かな。いずれもイタリアのチーム。

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《ドライバー》
 No.22 角田裕毅(日本)
 No.3   ダニエル・リカルド(オーストラリア)

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紅から青に鞍替えした新代表メキースも合流し、新チーム体制のスタートです。ドライバーは昨シーズンの開幕戦から唯一異なる角田裕毅とリカルドのコンビ。広義にはドライバー変更無しです。

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角田くん、いよいよ4シーズン目突入ですよ!ホンダが関わっている間はある程度安泰かなと思いつつ、毎年ハラハラする評価に言動、戦績が続きました。ただ当然ながら角田も毎年成長を重ね、昨シーズンは仲良しガスリーと別れてからしっかりとチームのエースを張り、ポイントを積み重ねました。チームメイトがコロコロ変わっても動じませんでした。角田は当初から一発の速さに定評があります。予選でのQ2進出14回、Q3進出4回は3人のチームメイトを足し合しても上回ります。あとは決勝での「適切な」チーム戦略と「うっかり、イライラ」を解消できればより高いステージに立つことができると思います。歳はまだ23歳と若いけど、キャリアにおいては若手でなく「中堅」です。月並みですがこれから先はレッドブルグループに拘らず、他チームからも乗せたいと思わせる走りができればいいなと願っています。
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完全フル参戦を果たすリカルドはシーズン終盤にようやくエンジンがかかってきました。昨シーズンの第19戦メキシコシティGPの予選4番手、決勝7位入賞はさすがです。リカルドのキャリアに疑う余地は無いものの、角田と異なり年齢的に34歳はF1にとって決して若くありません。ここからがリカルドの見せどころかな、リカルドの十八番「ビッグブレーキからのタイトコーナー飛び込み」がみられるかどうか。あの周囲を巻き込む賑やかな笑顔も見たいですね!

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またメルセデス系に戻りましてー。昨シーズンは「1人の力」で3チーム抜きを敢行し最下位脱出。単独の「下位グループトップ」に返り咲きました。最近は最下位とこれを繰り返してしまうのでそれだけは避けたい。今シーズンは2馬力で中断に食い込むか?!ウィリアムズFW46になります。

《設計》
(パット・フライ)
 デイヴ・ロブソン

《外見》
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青の濃淡、そして黒の色遣いは変わりませんが、模様は変わりました。
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昨年のFW45のノーズの断面って上向きに弧を描くかまぼこ型でしたよね。今シーズンのFW46はより前方まで平坦な部分が増え、やや太めに見えます。

そして我々日本人として真っ先に目に止まるのはコレ!
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KOMATSU
日本最大手の建機メーカーである小松製作所のロゴ。懐かしい。1990年代後半のまだ強かった時代のウィリアムズにギヤボックスの部品を供給していたこともあり、ウィリアムズと繋がりがありましたね。F1で久々の復活、サイドポンツーンとリヤウィングレットにロゴが入ります。
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余談ですがちょうど来月3/16には北陸新幹線が延伸、小松製作所発祥の地である小松にも駅ができます。
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(隠したところをよく見ると「こまつ」が見えます)
世界から多くの観光客を集める金沢の隣ということで、こちらもグローバル化が加速しそうですね。あ、そういえばハースの新代表も小松や!こりゃKOMATSU有名になるぞー。

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サイドポンツーン後端の落ち込みはキツく、さらに窪みもかなり深めに入っています。昨年までは「スピード一辺倒」だったマシン特性も変わることになるのか?!
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《シャシー》
 FW46
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:798kg
 最大燃料搭載量:110kg
 ブレーキキャリパー:ブレンボ
 ブレーキディスク、パット:ブレンボ
 サスペンション フロント:プッシュロッド
          リヤ :プルロッド
 ホイール:BBS
 タイヤ:ピレリ

IMG_9967
《パワーユニット》
 メルセデスF1 M15 E Performance
  V型6気筒・バンク角90° シングルターボ
 排気量:1.6ℓ
 ICE最高回転数:15,000rpm
 MGU-K最大回転数:50,000rpm
 MGU-H最大回転数:125,000rpm
 最大出力: - 馬力+120kW(非公開)
 燃料・潤滑油:ガルフ

《ドライバー》
 No.23 アレクサンダー・アルボン(タイ)
 No.2   ローガン・サージェント(アメリカ)

チームの屋台骨をなすアルボンともう「新人」ではないサージェントのラインナップ。

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昨シーズンはアルボン様々でしたな!一般企業ならば給料が倍になってもいいくらい。アルボンはアルボンで「グループ」から巣立ち、現役かてエース待遇でマシンに乗れるわけだし、チームとしてもいい人選だったということで、まさにウィンウィンの結果となりました。チームはアルボンを手離したくないでしょうね。アルボンはどうなんでしょうか。期待を一身に受けて自信と責任感が増すタイプ?!逆に上には上を、この勢いでさらなる高いステージに挑戦していきたい?!

IMG_9966
昨シーズンより逞しくなったでしょうか。無事にデビューイヤー全戦を戦い、これから2年目を迎えるサージェントです。miyabikunは予選予想でだいぶお世話になりましたが、本来はそんな位置と予想されてしまうのも屈辱的だし、それに甘んじても困ります。相方アルボンが同じマシンであの走りが出来るわけですから、サージェントに出来ない訳がありません。日本は角田、中国は周と母国を背負って一人で戦うドライバーは多くいます。サージェントは何といっても今のF1の中心国、アメリカの代表。アメリカ人でもF1に充分通用するところを全世界に知らしめようじゃありませんか!

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miyabikun、止まらず突き進んでおります!何故なら、スケジュール上「止まる余裕が無いから」(笑)それもこれも自分のせい。miyabikunったら、相変わらずオコンなぁ。いや、イカンなぁ。

今回はお仲間無し!パワーユニットは一匹狼!2ランクダウンも何のそのか!やや我の強いフレンチ集団、アルピーヌA524です。

《設計》
 マシュー・ハーマン
 エリック・メイニャン
(パット・フライ)

《外見》
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黒い!そして太く扁平なノーズコーンは黒みも相まって前作A523よりも存在感があります。今まで見てきたチームとはやや異なりますね。
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角度を変えれば、少しだけフレンチブルーやBWTのピンクの差し込みが見えます。だいぶ黒になりましたね。塗装をやめて軽量化を図ったのかな。
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上から見下ろすと、コクピット前部に白とピンクが隠れていました。今シーズンはハースも黒みが増しましたし、メルセデスやアストンマーティンも見る角度によっては黒。黒系のチームが増えましたね。視認性がよくなさそうだな。ちなみにカーナンバー10のガスリー車のノーズコーンは青で、31のオコン車はピンク。ケンカしないように色を分けてみましたー、なんて(笑)
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斜め後方からのカットを見ると、サイドポンツーンの窪みがかなりキツく入っています。ご存知の通りルノーパワーユニットを搭載するマシンはココだけですので、ラジエターの配置や大きさも独自路線か。パネルは下から絞れてくるわけで、この落ち込み方を見ると、この部分がだいぶ薄くなっていそう。Tボーンクラッシュの時とか大丈夫?!クラッシュテストを通過したなら大丈夫かな。いやいや、自車はともかく相手方は?!

《シャシー》
 A524
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:798kg
 最大燃料搭載量:110kg
 ブレーキキャリパー:ブレンボ
 ブレーキディスク、パット:
 サスペンション フロント:プッシュロッド
          リヤ :プルロッド
 ホイール:BBS
 タイヤ:ピレリ
 
《パワーユニット》
 ルノー E-Tech RE24
  V型6気筒・バンク角90° シングルターボ
 排気量:1,600cc
 ICE最高回転数:15,000rpm
 MGU-K最大回転数:50,000rpm
 MGU-H最大回転数:125,000rpm
 最大出力: - 馬力+120kW(非公開)
 燃料・潤滑油:BP・カストロール

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《ドライバー》
 No.10 ピエール・ガスリー(フランス)
 No.31 エステバン・オコン(フランス)

フランスのチームにフランスのパワーユニット、変わらずフランスドライバーの2人という安定の「フランス漬け」です。ただし、チームの先輩オコンは4ポイントという僅差でアカンかったので、今シーズンの表記上はガスリーを上位にしました。こ、こんなのが原因でケンカしないでね!

一昨年2022年でレッドブル塾を卒業したガスリーは一見地味に見えますが、ランキング上は14位から11位へ、ポイントは23から62と飛躍的に向上しています。移籍は結果的にオーライか。
ガスリーとオコンの昨シーズンは毎度皮肉ったりディスっているわけではないのですが、結果的に非常に接近した戦績となりました。例えば先日まとめた予選平均順位はガスリーが平均11.05番手に対して、オコンは11.18番手。ポイントはガスリーが先程の62に対してオコンは58。共に表彰台登壇は3位が1回ずつで、入賞はガスリーが11回、オコン12回。まるで兄弟みたいでしょう(笑)同じマシンに乗っているからそりゃそうだという話なんですが。両者でやや差がついたのは、オコンのリタイヤが多かったため、決勝の平均順位がガスリー10.68位に対しオコンが12.23位となり、獲得ポイントにもやや影響したか。

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まだ昔のイコンはあるのかもしれませんが、不慮の同士討ちがあったくらいで殴り合いのケンカしたわけでもないし、幼馴染みがベタベタ仲良しである必要もありません。チームのため、自身のため、引き続き切磋琢磨やってくれるでしょう!
今回のドライバーへの一言は他と異なる形で書いてみました。

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