F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

カテゴリ: F1コンストラクター

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2021年ももう4月。今年も早4分の1が終わりました。2月末に迎えた新車発表、 3月上旬のバーレーン合同テスト、そして先週の開幕戦バーレーンGPとバタバタっとF1の2021年シーズンが過ぎ、ようやく落ち着きましたね。先日のバーレーンGPは皆さんにどう映ったでしょうか。結果的にはチャンピオンのハミルトンによる戦略的勝利で終えたわけですが、miyabikun個人的には「近年で最も白熱し、いい意味で荒れるのではないか」という印象でした。開幕戦直前に勢力図予想を行いましたが、それのいくつかは蓋を開けてみて新たに知ったものもあり、想像と実際は異なりました。全23戦におよぶ2021年シーズンのたかだか1戦に過ぎませんが、第2戦まで少し時間もありますので、miyabikun個人的なチーム単位の印象と今後の展望を占ってみたいと思います。

《開幕戦バーレーンGP予選のおさらい》
・レッドブル(フェルスタッペン)に勢いがある
・速さにおいてメルセデスに若干陰りがある

・ポール争いはレッドブルとメルセデスの一騎打ち

・新規加入、移籍組はやはり後れをとった

・全体的に速度低下がなされている

・ハースに関してはやはり速さで一段と劣る

開幕戦のポール争いはひとまずフェルスタッペンとメルセデスの一騎打ちの形となり、概ね予想通り、昨年と大きく変わらずの様相を呈しています。同じレッドブルでもペレスは移籍間も無く、トラックリミット取り消しやミディアムタイヤにおける一発の速さが見出せずにいました。ペレスも慣れてくれば、シーズン序盤は2チーム4人によるポールポジションの取り合いになろうかと思われます。
気になる中団はこちらも予想通りのマクラーレンを筆頭に、予想外と言うと怒られてしまうかもしれませんが、アルファタウリ(ガスリー)とソフトタイヤを履くフェラーリが健闘し、逆にメルセデスと同様にさらなる飛躍を予感させたアストンマーティンやアルピーヌが苦戦していたのが印象的です。この2チームの後ろにはアルファロメオ(予選はジョビナッツィ)が忍び寄っており、路面状況やクリアラップ云々の状況によっては、食われるケースも出てくるのではないかと予想します。

下位はアルファロメオ、ウィリアムズ、ハースの3チームとなるわけですが、記載順のようにアルファロメオが一歩リードしており、ハースに関してはウィリアムズとも戦えていない状況となっています。ハースは特に昨シーズンから大きな改良ないまま、今シーズンのフロア規定などの条件を盛り込んだだけに止まっているため、非常に不利です。さらにはドライバー2人はF1本戦初走行となれば、浮上の兆しはみられません。

《開幕戦バーレーンGP決勝のおさらい》
・メルセデスは戦略を駆使して前に出る手法

・フェラーリは予選決勝とも速さが戻りつつある

・アストンとアルピーヌは中団でやや劣勢
・ハースはリヤのスタビリティがよくない
・トラックリミットの規定罰則が未だ不明瞭

決勝のトップも予選と変わらずフェルスタッペンVSハミルトンの構図で進行し、ピット戦略でハミルトンに軍配が上がりました。フェルスタッペンにおいては予選決勝ともにマシンの成果脳を最大限に発揮し、今シーズンは序盤から唯一メルセデスと対抗できる最有力に位置します。メルセデスの中でもハミルトンとボッタスの位置関係も変わらず、メインのハミルトンとサブのボッタスという順列のままでした。GPによっては、ペレスをはじめとした中団の活きのいいライバルに食われちゃうんじゃないか?!(笑)フェルスタッペンやハミルトンがいつも通りとくれば、ボッタスはいつでもボッタス、ということか。

決勝におけるトップ集団と中団の大きな違いは「スタートタイヤの違い」が大きく影響してきます。予選一発の速さの差が大きく、中団チームはQ2を上位で突破するためにはロングライフのミディアムタイヤではなくソフトタイヤで通過せざるを得ません。今回はガスリーが上手いことミディアムタイヤでの通過を果たしましたが、仮に上位2チーム4人と共にQ3に進出するためには、Q2で速さのあるソフトを選び、決勝は予選で軽く使ってしまっているソフトでスタートせざるを得ません。ソフトの強みはグリップを生かした蹴り出しが出来る点となりますが、前列にはミディアムを履くトップ集団がおり、仮に捕まえたり追い抜けたとしても、1回目のピットタイミングが早く訪れ、戦略的にも上位に手が届かず、むしろ離れたレースを強いられます。荒れてセーフティカー先導中のピットインがうまくハマったり、赤旗中断などを期待しないと優勝はおろか表彰台登壇も許されない状況というのは何とも辛いですね。
下位は引き続き入賞圏外、よくて入賞の一枠狙いのあたりの争いとなります。レース巧者のライコネンですら、先日の11位止まりとピットインを引き延ばしたり上位のリタイヤ頼みになってしまいますので、ポイント獲得も一苦労です。

《チーム毎の個人的な印象》
まだ開幕戦のたった1戦が終了したまでですが、例年より読み辛い各チームの印象を昨年のコンストラクターランキング順に書いていきます。

〜メルセデス〜
速さは健在ですが、昨シーズンまでの「単独トップ」といかなそうな雰囲気ですね。今シーズンのレギュレーションであるフロア面積縮小が裏目に出たのでしょうか。ライバルとしては有難い状況です。そこをピット戦略や本当にあるのか無いのか「オトナの事情」などを駆使して上手いこと優勝にこぎつけてきます。チャンピオン候補最有力のハミルトンに対して、予選3番手、決勝3位表彰台のボッタスは依然として存在感やキラリと光る走りは無く、メルセデス内の優劣関係は変わらずなのかなという初戦でした。

〜レッドブル〜
前評判通り、速さが光っていましたね。レッドブルの秘蔵っこフェルスタッペンが今シーズンもハングリーにトップを狙っていきます。フェルスタッペンにとってはクセのあるマシンにも慣れており、またその性能を十二分に発揮させる術を兼ね備えていますので「打倒メルセデス、打倒ハミルトン」を掲げるのであれば、壊れないマシンと攻めの戦略を企ててあげる必要があります。開幕戦のペレスは予選こそ失敗に終わりますが、決勝は不運がありながらも最善は尽くして5位フィニッシュを果たしました。そのことからもレッドブルのマシンは競争力があり、次戦以降にペレスが軌道に乗れば、メルセデスを苦しめることができると思います。

〜マクラーレン〜
メルセデスパワーユニットを得たとはいえ、唯一の載せ替えチームとしてマシンの出来やバランスが不安視されたマクラーレンですが、開幕戦を観る限り、その不安はほとんど無く、ノリスとリカルドの両者とも堅実な予選と決勝レースになりました。リカルドは決勝レース序盤にガスリーと接触してマシンを傷めたため、レースペースがよくなかったという不運もありますが、中団のトップとはいえ、スタート直後の混乱は今後も往々にしてあり得る状況にあります。またトップが離れてしまうとDRSの行使やモチベーションの観点からも苦しい立場となりますので、予選からいい位置につけ、レースでも昨年みられたようなマッタリとした位置に留まらないようにしていければ、表彰台登壇は無い話ではありません。リカルドが早くマシンになれ、得意のブレーキング勝負に持ち込めれば、観ている我々もさらに盛り上がりますね。

〜アストンマーティン〜
合同テストの不安のまま、大きな改善もなくある意味「期待外れ」な開幕戦を送ってしまいました。予選において、ベッテルには不覚のペナルティが下り、スタート前からモチベーションが上がらずでしたが、マシンの出来としては予選決勝ともストロールのいる位置が現状かなと思っています。予想ではマクラーレンと並ぶか上回る位置にいると思っていたので残念です。マシンの速さ云々とは別に、しつこいですが決勝レースでのベッテルの挙動は不審です。ぶつかったオコンが完走し、レース後に謝罪したのがせめてもの幸いであり、ベッテル自体の格やレースに対する姿勢の品位を落としただけです。もう無いであろう、心機一転で取り組むであろうと願っていたのに、ペナルティポイントだけを貯めて、この先同じようなことがあれば、本当に身を引かざるを得ない結果になりそう。

〜アルピーヌ〜
アロンソ復帰で注目されたアルピーヌは、その期待通り予選でQ3進出の9番手スタートを手にしました。チャンピオン経験者とはいえブランクがあり、かつ中年のアロンソにしては上々の復帰初戦だったと思います。決勝にも期待しましたが、ブレーキトラブルによりリタイヤ。逆にQ1落ちとなり決勝は後方スタートとなったオコンは先述のベッテルの件もあって浮上が困難という結果に終わりました。アロンソこそ腕とセンスで上位スタートを得ますが、マシンの位置付けとしては予選Q1落ちはないにしても、オコンの位置や走りが純粋なアルピーヌのポテンシャルなのかなという印象でした。アロンソについては「聴き苦しい文句」以外は特に心配はありませんが、オコンは開幕戦の予選結果をバネに少なくともQ2進出の中団下位の位置にいないとオコン、いやアカンですね。

〜フェラーリ〜
アストンマーティンが悪い方に意外なら、フェラーリはいい方に意外と言えるでしょうか。まだ完全復活には距離がありますが、昨年までのぐちゃぐちゃ迷走ではなく、2人のドライバーがしっかり機能して好感触でした(疫病神が居なくなったから?!)ルクレールを中心と思われるチームの中、サインツの内容が気がかりではありましたが、今のところ何の心配もなく、しっかりとルクレールと対等に戦える位置にいます。こうなると頭を抱えるのはルクレールよりチーム首脳の方かもしれませんね。中団の辛いのは予選で好位置を獲るためにはQ2も手を抜いたりロングライフのタイヤを使えない点です。あとはフェラーリで心配なのは「奇抜な戦略と指示」でしょうか。サインツは思いの外走れますので、いざ前方を捉えられるチャンスが巡ってきた時の采配は注目したいところです。間違っても予選順位より後ろで決勝フィニッシュしませんように。

〜アルファタウリ〜
日本のみならず世界中のファンやジャーナリストにも注目されている角田くん擁するアルファタウリ。それに負けじと上回る先輩ガスリーのコンビネーションが絶妙でしたね。中団チームで唯一「ミディアムタイヤスタート」を得たあたりに自信がみなぎっています。好位置を得たガスリーは残念ながらマシンを負傷し、その時点でレースが終わってしまいましたが、今後も期待できる雰囲気にあります。予選こそ失敗してしまった角田くんはガスリーとは逆に決勝で力強い走りをみせてくれました。中団にかたまるチャンピオン経験者達をものともせず、変に時間をかけることなくスパッとかわして前に出ました。デビュー戦入賞があるかも、なんて期待はしましたが、実に着実に順位を上げて9位2ポイントを獲得しました。今シーズンデビュー組と復帰4人で唯一のポイントゲッターとなりました。予選がもう少し上位で終えられたらという欲も出てきますが、デビュー戦としては上出来と評価したいですね。

〜アルファロメオ〜
ドライバーラインナップも変わらず、フェラーリパワーユニットの出来如何で成績も変わるであろうアルファロメオは予選でジョビナッツィが上の12番手スタート、決勝はライコネンが入賞まであと一歩の11位フィニッシュで開幕戦を終えました。速さのジョビナッツィと巧みのライコネンという内容も昨シーズンから変わらずでした。予選Q1突破は最低条件として、より上位で予選を終えておきたいですね。マシンの信頼性はありますし、スピンやクラッシュなどがなければ完走率も高いですから、粘り強く入賞圏内フィニッシュを続けて下位グループから抜け出してほしいものです。

〜ハース〜
昨年のコンストラクターランキング順にすると、ウィリアムズよりハースが先に来ます。今はいない昨年の先輩達に感謝しなければなりませんね。ウィリアムズをみる前に今のところの実質ビリだと思います。あまり決めつけちゃいけないけど、この先の22戦でもその順位は覆ることがないかもしれません。何せ昨年型マシンから前衛的な改良はなく、あくまで今シーズンのレギュレーションに合わせたまでですもんね。単にダウンフォースを失ったままという、、まずはドライバーが可哀想。次にドライバーに関してですが、ご存知の通り2人ともF1の本戦出走は初めてであり「ようこそF1の世界へ」という段階なので無理もありませんが、たった1戦で良し悪しは正直わかりません。ただ言えるのは新人である以上にあのマシンはリヤのスタビリティが無いということ。マゼピンばかりに目がいってしまいがちですが、堅実なシューマッハもスピンを喫していましたよね。2人揃っての完走、これが当面の目標になりそうです。

〜ウィリアムズ〜
というハースのおかげもあって、自動的にテールエンダーからは脱出しそうなウィリアムズも「予選のラッセル」は健在でしたね。決勝はラティフィ共々完走を目標とし、ゆくゆくは久々のポイント獲得に向いてほしいと思っています。直近のアルファロメオと比べると入賞に遠い位置にいますが、前向きに言い換えれば「ウィリアムズで入賞(ポイント獲得)できればかなりの頑張り」という評価をしていいと思います。ラティフィも昨シーズンは惜しい順位がありましたし、ラッセルはご存知の通りの評価ですから、どこかで何回か入賞はできるんじゃないかなと期待しています。


《今後の予想と展望》
勢力図をちょこちょこ見直すのも卑怯だししつこいと思うので今回は割愛します。今シーズンはトップグループも混戦、中団も混戦、下位は下位で近い位置にあり、隊列全体で見どころは各所に散りばめられると思います。優勝争いの基本はメルセデスとレッドブルの2チーム(強いていえば実質ハミルトンとフェルスタッペンの2人)で争っていくことになりそうですね。ただ昨年もちょこっとあったような「大荒れ」となれば、中団グループからの優勝もあり得ると思います。サインツやノリスの優勝にも期待したいですし、リカルドも優勝からは久しくなっています。
表彰台登壇となれば、中団までのどのチームにも可能性を秘めています。バーレーンGPの予選をみる限り、アロンソはまだまだ元気でワンチャンスあると思いますし、角田くんも予選でいい位置を獲れれば可能性はありそう。ベッテルは、、とにかく初心に返り頑張れ(笑)

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細かくみていけばまだまだ言い足りないことやオブラートに包んだところ様々ありますが、まずは開幕戦を観て思った印象を書きなぐってみました。第2戦のイモラはバーレーンよりも抜き難いことで有名なサーキットの一つではありますが、引き続き飽きないバトルや番狂わせに期待したいです。

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バーレーン国際サーキットでの非常に短い合同テストを終え、そのままバーレーンGPから2021年のF1が開幕します。バーレーンGPは昨年11月末と12月に二連戦を終えたばかりで、早くもレースというのに多少の違和感もあるわけですが、今年はドタキャンなんてことはないだろうな?!(笑)首都圏が先日2度目の緊急事態宣言が解かれたばかりで、世界的にはまだまだ予断を許さない状況下にありますから、無事に最多の23戦が行えるかどうか、不透明な部分は以前残っています。今シーズンは基本的に多くのチームが昨年型マシンを軽微変更するに止めつつも、ドライバーの新加入や移籍もあって、いつも以上に合同テスト終了段階で勢力図が予想し辛い状況にあります。ただファンとしては一日も早く勢力図を理解してボルテージを高めていきたいところですよね。そこで今回は毎年この時期に恒例としている「シーズン開幕前の個人的勢力予想」をしていきたいと思います。

予想に入る前にレギュレーションや開催地など、皆さんも既にご承知のことと思いますが、昨年2020年と今年2021年で異なる代表的な部分を簡単にチェックしておきます。

《2020年と2021年シーズンとの代表的な相違》
・昨シーズンのマシン使用を基本とし、改良したい
 部位は「2トークン」まで可
・マシンのフロアパネルの面積、ディフューザーの
 高さを制限してダウンフォースを10%低下
・マシンの最低重量を752kgに引き上げ
・メルセデスが採用した「DAS」の搭載禁止
・風洞実験使用回数はコンストラクター順で制限
・金曜フリー走行の時間を90分から60分に短縮
・開幕戦予定のオーストラリアGPは第21戦に移動
・中国GPは延期とし、エンツォ・フェラーリでの
 エミリア・ロマーニャGPと差し替え
・未定となっていた第3戦がポルトガルGPに決定
・第22戦にサウジアラビアGPを新規開催

書き出すと細かいのがちらほら追加、変更となっており、より細かいものはまだまだ沢山あります。マシンレギュレーションについてはダウンフォース量を減らす措置を施したため、一般的には単純に速度低下が予想されています。さらにトークンを使ってピンポイントに昨シーズン仕様から変更を行っているため、昨シーズンから全く同じマシンというわけではありません。タイヤの供給数については、昨年と同様に全車横並びの数に制限しており、フリー走行や予選でダメにしてしまうと決勝で辛くなったり、ライバルと異なる独自の戦略を採るという幅は狭まっています。
開催地についてはせっかく完成したベトナムGPはカレンダーに含まれず、また多くの集客が期待できるとはいえ「騒動の発端」とも言われる中国GPは依然として「延期」というスタンスでカレンダーから外れました。昨年好評だったエンツォ・エ・ディノ・フェラーリでのエミリア・ロマーニャGPやアルガルヴェ国際サーキットでのポルトガルGPが加わったのはいいニュースだと思います。

昨年はテスト明けの「開幕前」の時期、そして7月の「本当の開幕直後」にそれぞれ勢力予想を行いました。恥を忍びつつ振り返りと答え合わせを行っておきます。

《2020年開幕前(3月)の勢力予想と答え合わせ》
( )は実際のコンストラクターズランキング
   1 メルセデス・M     (1)◯

   2 レッドブル・H     (2)◯
   3 フェラーリ・F     (6)

   4 マクラーレン・R    (3)
   5 レーシングポイント・M(4)
   6 ルノー・R       (5)

   7 アルファタウリ・H   (7)◯

   8 ハース・F       (9)
   9 アルファロメオ・F   (8)
 10 ウィリアムズ・M      (10)◯

《2020年第3戦直後の勢力予想と答え合わせ》
   1 メルセデス・M     (1)◯


   2 マクラーレン・R    (3)
   3 レッドブル・H     (2)
   4 レーシングポイント・M(4)◯

   5 フェラーリ・F     (6)
   6 ルノー・R       (5)

   7 アルファタウリ・H   (7)◯

   8 ウィリアムズ・M      (10)
   9 ハース・F       (9)
 10 アルファロメオ・F   (8)

◯マークが最終的なコンストラクターランキングであり、いわば「答え」ということになるわけです。ニュアンスは悪くないものの、なかなかドンピシャで当てられるわけではないのです。3月予想より7月の3戦分終了時の予想の方が正解が少ないとはどういうことだ、という話です(笑)フェラーリの予想外の不調に振り回された結果でした。こんな結果になるのも承知で、今シーズンの開幕前予想を行っていきます。

《2021年開幕前の個人的勢力予想》

( )は2020年のコンストラクターズランキング
   1 メルセデス・M    (1)
   2 レッドブル・H    (2)
   3 マクラーレン・M   (3)

   4 アストンマーティン・M(4)
   5 フェラーリ・F    (6)
   6 アルファタウリ・H  (7)
   7 アルピーヌ・R    (5)

   8 アルファロメオ・F  (8)
   9 ウィリアムズ・M     (10)

 10 ハース・F      (9)

今知る限りの情報、状況、ドライバースキル等々を勘案したmiyabikunの勢力予想はこのようになりました。ランキングの間に隙間を設けて、混戦になりそうなグループをまとめています。いかがでしょうか。
合同テストでは珍しくトラブルに泣き、周回を重ねられなかったメルセデスですが、開幕すれば何だかんだでトップにいると思います。近年はそれに慣れてしまい、他チームが前に立つ想像が出来なくなりつつあります。そのイメージを早く取り払いたいものですね。メルセデスやハミルトンが嫌いというわけではないし、ファンの方には申し訳ないのですがmiyabikunはどちらの「8回王者」もあまり望みません。
メルセデスを脅かす存在として期待される「最終ホンダ」&レッドブルはまだトップに立つであろう確信が無いため、2番手にしました。レッドブルはパワーユニットだけでなく何よりドライバーラインナップも強化しましたので、昨シーズンのような独走ムードにはさせないであろうと信じています。
そのレッドブルも2番手安泰かといえば、それもまだわかりません。右肩が上がりに復調をみせる最中に「最強パワーユニット」と「ノリノリとドッカン」を並べてきたマクラーレンがいます。ココのドライバーとパワーユニットがうまく化学反応を起こせば、かなり面白い存在になりそうですよね。表彰台はおろか優勝も充分に射程圏内にあると思っています。よって中団は抜けて、敢えてトップ集団の最後尾に含めてみました。

引き続き混戦になるであろう中団はレーシングポイント改めアストンマーティンを筆頭にフェラーリ、アルファタウリ、アルピーヌの順と予想しました。アストンマーティンもメルセデスワークス同様に合同テストでトラブルが発生しました。これが開幕戦で解消でき、新加入のベッテルが正常に作動すれば、さらなる上も目指せるのではないかと思っています。
昨年地獄をみたフェラーリは昨年より1ランク上の5番手とし、直接的なライバルはアルファタウリになるのではないのでしょうか。フェラーリの不安要素はパワーユニットの出来以上に「チームマネージメント」の方。どちらが前だ優先だとモヤモヤする前に「勝つ(上位を狙う)ための戦略を明示し、はっきり指示すること」です。仮にサインツが前に出たら、サインツ優先の戦略に切り替える必要があるわけで「そこを何とかルクレールの言い分も、、」なんてやってはダメ。政治やプライドもあるでしょうが、勝つためにレースするべきです。
日本のメディアは特に角田くんに対する「レース前からの持ち上げ感」が半端じゃなく、まだ走っていないというのに正直うるさく感じています(角田くんが悪いと言っているのではありません)シーズン序盤の角田くんはまず「学習」の期間であり、しばらくチームはガスリー一人に任せる必要があると思います。若く賢く適応力の高い角田くんであれば、すぐにガスリーと肩を並べる地位を築けるかもしれませんので、一日でも早いそれに期待したいですね。
アストンマーティン同様に名称やカラーリングをガラリと変えた新生アルピーヌは「ベテランの若手」アロンソを迎え入れたわけですが、中団ではややライバルに劣るのかなという印象でいます。ブランクと怪我を負うアロンソもテストをみる限りは極端な劣化は少なく安心はしています。あとは予選のフルアタック仕様や決勝のロングランでシーズン序盤から身や心がどこまでついていけるか見ものです。アルファロメオの布陣と似た「超ベテランと若手」になりましたから、オコンはまずアロンソを確実に上回り、これから先もF1で充分通じるという「結果」を求められます。

昨年は「下位は3チーム」で括っていましたが、今回は2+1に分かれてしまうのではないかと思っています。2チームがよくなったと表現するよりも、1チームが非常に苦戦するのではないか、という方の予想をしています。アルファロメオのカギは一にも二にも「パワーユニットの出来」にかかっています。ライコネンはいまだにそこそこ走れることを昨シーズンとテストからも感じられましたし、ジョビナッツィもゆっくりとした成長具合ではありますが、速さだけはライコネンに並ぶようになりました。後押しがあるからではなく、オコン同様に「実力を買われてドライブしている」という気持ちを念頭にさらなる成長を期待してます。
マクラーレンが復調をみせているならば、ウィリアムズもそれに続いてほしいチームの一つです。どうしても予選のラッセルばかりに目線が向いてしまいがちですが、先日の新車の時にも書いたように、ラティフィは決勝で粘り強い走りをしていました。ポイント獲得が当面の目標でありつつも、テールエンダーは確実に脱したいですね。
そのテールエンダーの最有力は残されたハースとなってしまいます。妥協はしたくないし、してほしくはないけど仕方がない。そう思っているファンや関係者も多いはず。今のところあのマシンやドライバーキャリアを考えて、ライバルを上回れるのは「資金と知名度」くらいか。繰り返し、マゼピンの素行については今後じっくり見定めるとして、まずは何よりF1ドライバーである走りと立ち振る舞いに期待。シューマッハはいきなりお父さんのようにやられたら困るけど、もうちょっと攻めの姿勢を身に付けてもらい「M・シューマッハでなくミック・シューマッハ」としてF1に馴染んでもらいたいと思います。マゼピンとシューマッハを混ぜピンしたらちょうどいい若手が完成しそうな気がしないでもない(笑)

《目指せ◯◯!》
ドライバー単位の勢力予想はしませんが、ドライバー編として「今シーズンに目指してほしいターゲット」をグループにして示してみます。

・目指せチャンピオン!
 ボッタス、フェルスタッペン
・目指せ初優勝!
 サインツ、ノリス、ストロール
・目指せ表彰台常連!
 ペレス、ルクレール、オコン、リカルド、
 ガスリー
・目指せ入賞常連!
 ジョビナッツィ、ラッセル、ラティフィ、
 角田裕毅
・目指せテールエンダー脱出!
 マゼピン、シューマッハ

もちろんそれら目標は被ってもまたいでもいいものですが、ひとまず一人一つは入るようにしました。えっ、合計は16人だから4人足りないって?!残る4人は、、大丈夫でしょう。全部やってきた人たちだから。。

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開幕直前にバタバタっと書いてしまいました。きっとこの勢力予想は間もなく脆く崩れることとなり、後日恥ずかしい答え合わせと相なりそうですが、とにかく安全かつ無事にシーズンが盛り上がることを祈るばかり。いざ、バーレーンへ!

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今シーズン最後の新車になります。カラーリングは早々に公開されましたが、マシンは何だかはっきりしませんでしたよね。経験豊かな荒くれ者2人を手離し、新人2人を起用するという思い切ったハースのVF-21を見ていきましょう。

《設計》
 ロブ・テイラー
 ベン・アガサンジェロ
(シモーネ・レスタ)

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《外見》
チームは多少のカラーリング変更はあれど、概ね「イメージカラー」的なものがあります。フェラーリは赤(紅)、メルセデスは銀(近年は黒か)、レッドブルは歴代で濃紺を使ってきますし、ルノーはこれまで黄色や黒を多く採用してきました。ただハースはビビットな色遣いで毎年ちょこちょこ色を変えてきます。今シーズンは白を基調に赤と青、黒を使って籍を置くアメリカを表現したとのことですが、、これってロシアじゃないの?!ロシアといえば、今シーズンから加入したマゼピンの母国であると同時に「組織的なドーピング問題」のため、国旗の提示や国歌斉唱が2年間できないことで話題となったばかりです。それを踏まえた上で「アメリカ国旗を模した」というこのカラーリングは問題になりそうですね。だって、誰が見たってアメリカというよりロシアだもん(笑)まあチームに潤沢な資金を投じたマゼピンの父の「ウラルカリ」のスポンサーカラーと言われたらそれまでだけど、あからさまな気がします。ちなみに国旗や国歌についてはマゼピンに限った話ではなく、今シーズンからアルピーヌの控えドライバーに就いたクビアトが代走してもし優勝した際も当然適用されます。
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カラーはそのくらいにして、ディテールの方はと。
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うーん、今シーズンもフロア面積のカットなどマシンレギュレーションが同じというわけではなく、細かには変えてきているんだろうけど、、どこか変わった?!最後だから手を抜いて見ているというわけではないんですが、ぱっと見、前作VF-20とそんな差はないような。。
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ハースは早々に「来シーズン(2022年)を見つめている」なんて発言をしており、今シーズンは仕方無く参戦(生き残ること重視)しているんでしょうか。またフェラーリから出向するレスタはどうこのマシンを改良していくんでしょう。「フェラーリイズム」が正常に伝承されることをみる役割なのかな(笑)結局目の入ったところはカラーリングというところでmiyabikun大したコメントもできず、、。

IMG_8467
《シャシー》
VF-21
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:752kg
 最大燃料搭載量:110kg
 ブレーキキャリパー: - 
 ブレーキディスク・パッド: - 
 サスペンション:フロント プッシュロッド
          リヤ  プルロッド
 ホイール:OZ
 タイヤ:ピレリ

IMG_8469
《エンジン》
 フェラーリ 065/6
  V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
 排気量:1,600cc
 最高回転数:15,000rpm(制限)
 最大馬力: - 馬力
 燃料・潤滑油:シェル
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《ドライバー》
 No.9   ニキータ・マゼピン(ロシア)でいい?!
 No.47 ミック・シューマッハ(ドイツ)

ドライバー2人が入れ替わりです。それも他チームの経験者同士でなく完全なる「F1一年生」大丈夫でしょうか。いくら下位カテゴリーで輝かしい成績を残したり、金なら困らないくらいあるとはいえ、ドライビングのいろはやわからないことをどう教わるのでしょうか。シミュレーターやレースエンジニアからのアドバイスでF1は乗りこなせるものなのでしょうか。「下手な経験より客寄せとブツがほしい」ハース、本当に困っているんだろうなぁ。
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走る前から話題性抜群のマゼピンです。クビアト先輩と同じ国からの参戦となりますが、諸事情のため国旗を掲げての参戦ができなくなってしまいました(これはマゼピンのせいではない)前にも話したように、下位カテゴリーでは数々のヤンチャをしてきたようですが、miyabikunあまりよく知らないので、今からは叩きません。いざF1でデビューし、怪我人を出したりレースをめちゃくちゃにするようなら容赦しないけど(笑)いつも鉄仮面のような無骨な顔つきをしているイメージですが、この画像は穏やかで可愛らしく見える。F1ドライバーになる立場をわきまえたのかな。言ってもまだ22歳ですもんね。過去や経緯はどうであれ乗ったモン勝ちだし、結果を出せばイメージはいくらでも覆せます。
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もしかしたら、なんて幼い頃から見守っていた子が本当にF1に昇格してきましたね。父親の輪郭に母親似の顔立ち、お父さんよりは近代的で柔和でしょうか。今までやり易さとやり難さのどちらも経験してきたことと思います。初めてのレギュラードライブがハースということで、ルクレール先輩やラッセル先輩のように辛い下積みをする必要があります。見る目は厳しいかもしれないけど、助けになってくれる先輩や仲間も多いはず。ここまで上り詰めたら、お父さんの経歴は気にせず、自身の持ち味を活かして結果を出すだけです。
マゼピンにシューマッハ、どちらにせよ先入観やひいきは無く、プレーンな気持ちで頑張りや結果を評価したいです。昨シーズンまでは何かと「小ネタ」を差し込んでくれたハースですが、今シーズンは笑いどころの内容にならないことを祈りたいですね。

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お休みを挟みながら、ざっと2021年の新車を見てきました。今シーズンの合同テストはバーレーン国際サーキットとなり、たった3日間の非常に限られたタイミングで各チームは最終調整に入っていきます。昨年を上回る白熱したシーズンを迎えられるといいですね!

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完全に名ばかりとなってしまった名門ウィリアムズ。チーム名とシャシー名が引き継がれているだけでもファンとしてありがたいですね。かつての名門ではなく新興チームと思い込んだとしても、今の立ち位置は致し方ないというファンはいないはずです。昨年のセカンドモデルの如く「Bタイプ」と名付けられたウィリアムズFW43Bになります。

《設計》
 ダグ・マッキナーン
 アダム・カーター
 デイヴ・ロブソン
 デイヴ・ウィーター

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《外見》
当初の発表ではマシンを3Dで投影する意気込みを見せていましたが、直前になり取り止めになってしまいましたね。ちょっと見てみたかったけど、今の技術ならなぜ他のチームはやってこなかったのかという素朴な疑問を持ちました。
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ウィリアムズのマシンを見るにあたり、かねて気にしていたのはカラーリングでした(本来はチーム独自の技術やライバルと対比すべきなのにね)ウィリアムズは歴代白や青系のラインを入れてくるのが一般的でした。今回のFW43Bは昨年型FW43の改良版ではありますが、色は同じくも全く装いを新たにしてきました。フロントウィングの低いフラップは紺、高いフラップは白としてノーズ上部のコクピット付近まで続きます。
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フロントサスペンションが取り付くあたりから明るめのオレンジと水色を介して、鮮やかな青に切り替わります。エンジンカバーはサメのヒレのような水色と青のルーバー柄、そしてリヤエンドは先端部と同様の紺色に戻っていく。一言で言ってしまうと、統一感がないし、何が言いたいんだかよくわからん(笑)スポンサーの兼ね合い?いやスポンサーすら少ないからそれはないか?!
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ノーズの先端の白が細くなっているため錯覚してしまいそうですが、他のメルセデス系3チームとは異なり、太めのノーズを継承する独自路線です。またフェラーリの時に触れたサスペンション上付近に取り付くフィンが「ウサギの耳」の向きが上に伸びるのではなく、L字形に横へ突き出してから上に向かう形をしています。これもウィリアムズ独自のディテールです。
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今シーズンからメルセデスパワーユニットを使用するチームはメルセデスワークスを含め4チームとなりました。他3チームについては前日まで見てきており、このウィリアムズが最後となります。サイドポンツーン側部をみると、メルセデス系特有の下部への落ち込みはみられるものの、エンジンカバーのこぶは無いかわりに、全体的に上に持ち上がるようなカーブをなしています。こぶの無いマクラーレンともまた異なる造形です。ワークスとアストンマーティンはこの部分を余すことなくタイトに絞り込み、マクラーレンとこのウィリアムズはその対処をしなかった。ここの造形はリヤエンド、またリヤウィングに与える影響にも左右する重要な部分です。考え方の違いともとれますが、このあたりがもしかしたら「ワークスとの距離感、親密度」が表れているともいえるようにも思えます。

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《シャシー》
FW43B
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:752kg
 最大燃料搭載量:110kg
 ブレーキキャリパー:AP
 ブレーキディスク・パッド: - 
 サスペンション:フロント プッシュロッド
          リヤ  プルロッド
 ホイール:App Tech
 タイヤ:ピレリ

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《エンジン》
メルセデスAMG M12 E Performance
 V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
 排気量:1,600cc
 最高回転数:15,000rpm(制限)
 最大馬力: - 馬力
 燃料・潤滑油: - 

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《ドライバー》
 No.63 ジョージ・ラッセル(イギリス)
 No.6   ニコラス・ラティフィ(カナダ)

ウィリアムズのドライバー2人も変更がありませんので、今のコンビネーションは2年目となります。
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ウィリアムズでのラッセルは予選において完璧な仕事をこなしています。2年のF1キャリアでチームメイトに一度も負けた事がありません。特に昨年はチームメイトはおろか下位に並ぶフェラーリ系の2チームも食い、Q2進出を度々実現しました。低レベルな誉め言葉かもしれませんが、あのウィリアムズにおいてそれを可能にするのは期待値通りのラッセルのポテンシャルであるといえます。「ウィリアムズでの入賞」が待たれる中、決勝では惜しい思いをいくつもしました。必死にもがく姿、完璧と思えたキャラもふと気を抜いた瞬間に大失敗を起こしてしまうあたり、ラッセルはまだ若く「人間である瞬間」を垣間みれたように思いました。ラッセルの話題になると同じようなフォローを繰り返していますが、今のキャリアは決して無駄ではないこと、腐らずチャンスをうかがう気持ちは忘れてほしくありません。昨年もひょんなことで最強マシンの代役を買い「ハードが整えばここまでやれる」ということを絵に描いたように証明しました。今味わう悔しい気持ちや戦い方は将来必ず報われます。世界中のファンがラッセルのポテンシャルを理解し、ウィリアムズで奮闘する姿に注目しています。
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昨シーズン唯一の新人、初めは単なる金持ちとしかみていなかったラティフィも蓋を開けてみれば奮闘したと思います。どうしても先述のラッセルをチームメイトにおいたチーム内対決では劣勢にみられがちですが、決勝レースにおいて11位の入賞圏外フィニッシュはラッセル1回に対してラティフィは3回と上回り、入賞に近い位置でした。ラッセル同様にマシンポテンシャルの関係でどうしても地味になりがちですし、ド派手なミスも無ければキラリと光る特徴も見出し難いですが、2年目となる今シーズンは3人の新人に対して「経験者」を思わせる走りを見せつけてほしいと思います。特に後に残す「アメリカ系ロシアチーム」はビッグネームの息子とラティフィ同様の金持ちの息子であり、決して戦闘力の高い車ではありませんものね。F1初ポイントを掴んでもらいましょう。

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miyabikun七年目を向かえつつ、残してしまった2021年新車3チームをみていきたいと思います。後半一台目は遅めの登場、体制を一部改めて復活を誓うフェラーリSF21です。

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《設計》
 マッティア・ビノット(兼 チーム代表)
 エンリコ・カーディル
 エンリコ・グアルティエーリ
(シモーネ・レスタ)

シモーネ・レスタは一昨年までアルファロメオに出向、昨年はフェラーリに復帰したと思いきやまたまた今年に入りハースへの出向が命ぜられました。miyabikunにはその度合いこそ定かではありませんが、SF21の開発には当然関与したであろうとし、連名にしました。レスタはライバルチームからその結果を見守ることになりますね。

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《外見》
とにかく太い!何が?もちろんアレがですよ!(笑)太さでマシンの速さが決まるわけではありませんが、ライバルが続々と路線変更、追従する中、フェラーリは引き続き太く角ばったノーズコーンを貫いています。この辺が「フェラーリ」というべきか、伝統と意地が表れています。ただ先端のディテールはやや複雑になり、上から平面的にみると尖って見えますね。少し洗練されたかな。FullSizeRender
近年は各車、ノーズが角度を変えるフロントサスペンションの取り付け部にウサギの耳のような小さなフィン(ベイン)を設置しています。このSF21にもあるわけですが、形状、配置がライバルと少し異なります。
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ノーズの屈曲を補うかのようなカスケード状に小さなフィンが連なっています。赤鬼のゲジゲジ眉毛みたい。
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マシン中央部で気になったのはサイドポンツーンからエンジンカバーまでの形状が低く下部に向かっている点です(ちょうど「UPS」のロゴ付近)レッドブルの時に度々こんな例えをしますが「マシンを上から掴み辛そうなヒョウタン型断面」をなしています。マシンの心臓部はパワーユニットの載る位置です。フェラーリのパワーユニットは近年物議を醸し、昨年はすこぶる芳しくありませんでした。フェラーリ曰く、今シーズンはパワーアップを可能としたようで、それがこの形状を可能にしたのかもしれません。またフェラーリもリヤエンドにトークンを充てて改良してきたとのことで、ドライバーが口を揃えて語った「ドラッギーなマシン」は少しでも改善され、パワーを犠牲にしない走りがみられることと思います。


最後に突っ込もうかどうか悩みましたが、やっぱり突っ込みたいと思います。エンジンカバーに描かれた「MISSION WINNOW」のロゴの黄緑、ヤメテ!miyabikunの目ん玉ではチカチカ見えてならない。縁取りが見えずぼんやりします。赤と黄緑(緑)は補色(反対に属する色)です。気持ち悪い。。アストンマーティンの緑地にピンクラインとはまた違う不協和色です。また、リヤエンドにかけて、赤が黒く変化して、くすんでいるように見えてしまう。エキゾーストで焦げちゃったかな?!メルセデスW12のグラデーションに比べると、ちょっとセンスがないかも。。

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《シャシー》
SF21
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:752kg
 最大燃料搭載量:110kg
 ブレーキキャリパー:ブレンボ
 ブレーキディスク・パッド:ブレンボ
 サスペンション:フロント プッシュロッド
          リヤ  プルロッド
 ホイール: -
 タイヤ:ピレリ

《エンジン》
 フェラーリ 065/6
  V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
 排気量:1,600cc
 最高回転数:15,000rpm(制限)
 最大馬力: - 馬力
 燃料・潤滑油:シェル

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《ドライバー》
 No.16 シャルル・ルクレール(モナコ)
 No.55 カルロス・サインツ(スペイン)

昨シーズン開幕前にベッテルが早々の離脱を発表。気になる後任はマクラーレン復活の兆しの功労者といえるサインツが加わることとなり、2007年のマッサ、ライコネン体制以来の「ノンチャンピオンによるコンビネーション」となりました。2007年と異なる点としては「ノンチャンピオンとはいえ新加入のライコネンは既に数回の優勝経験がある」ものでしたが、サインツはご存知の通り表彰台登壇はあれど、未勝利です。若く、成長の真っ只中の2人を並べるのは名門フェラーリとして珍しく、先般のマクラーレンと同様に新たな風を取り込むためのチャレンジであり、それだけ切羽詰まっているともうかがえます。
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「月刊ルクレール&サインツ」
なんちゃって(笑)前から思っていましたが、この2人って英語の発音が硬く、強めですよね。どうでもいいか。
ルクレールはF1参戦前から絶大な期待を寄せられ、デビューイヤーの2018年はザウバーでありながら才能の片鱗を見せつける走りをし、早くも2年目でセオリー通りのフェラーリに昇格を果たし、いくつもポールポジションと優勝を挙げるなど、実に確実なステップアップとそれ相応の結果を残してきました。しかし3年目となる昨シーズンはF1参戦で初めてともいえる屈辱的で不毛な経験をしました。ルクレールはとても賢く、また顔に似合わず切れ味抜群の攻めた走りができる若手です。ただフェラーリに昇格を果たすとそれら長所に加えてやや勝気で頑なな性格も露わとなりました。もちろんF1ドライバーである以上、相手が誰であろうとも誰かさんのようなお人好しではいつまでもライバルを上回れず、後々泣きをみるのは自分自身で終わりますので、負けず嫌いや譲らぬ性格という資質も必要です。しかし、これがライバルだけでなくチームメイトとなると、いささか話が変わってきます。昨シーズンまではチームメイトが格上の先輩でしたから、時折それが生意気に、横柄にみえることもありました。それが今シーズンからはキャリアも歳も先輩ではありますがチャンピオン経験も優勝経験も無いサインツになりますので、果たして彼の性格がどのような形で表れるのかまだ未知数です。賢いルクレールです、過去の苦い経験や振るわぬマシンの上での出来事は学習して、チーム一丸となってチームの復興、そして健全なキャリアアップにしてほしいと願っています。
サインツは渡り鳥、苦労人だと思います。近年において苦労人と聞くと、チャンピオンチームにいながら2番手を強いられた者、チャンピオン獲得の可能性がみえた時に限って力を発揮できなかった者、そして堅実な走りに評価がありつつ中堅チームで長年くすぶり結局表彰台に辿り着けなかった者、様々思い出されます。サインツの場合はF1で7年目にして4つもチームが変わっています。諸事情はあるものの同期のフェルスタッペンはまだ2チーム(グループとしては1つ)ですから、同じキャリアを積みながら、これだけの違いを経て現在に至ります。ただサインツが近代の先輩苦労人と異なるのは「チームの浮上に貢献している」という点です。第三期ルノーワークスにおいても「レンタルからの本採用」という経緯を踏んだわけですが、ベテランのヒュルケンベルグに対しても引けをとらない安定感で予選Q3進出や入賞の常連となりました。また同郷の先輩に代わって移籍したマクラーレンではご存知の通り先輩が成し得なかった復興を牽引し、自身の表彰台獲得とコンストラクターズランキング浮上をやってのけました。派手さは無くとも決して不遇ばかりではない、渡り鳥ながらその土地土地で結果を残してステップアップを図ってきました。サインツは今の未勝利現役ドライバーで最も初優勝に近い位置にいるドライバーです。フェラーリと聞けば聞こえはいいですが、今や落ちるところまで落ちた迷走期に入っています。昨年のレースではルクレールと度々バトルを演じてくれました。チームに馴染む後輩ルクレールに臆する事なく、土地土地で結果を残してきた経験と自信で初ポールに初優勝を早々に獲得してほしいですね。ルクレールに追いつき追い越す可能性はまだまだあります。

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F1はフェラーリのためにある。フェラーリはF1のためにある。汚れなき精神、初心と野心を忘れず「ミスターF1チーム」の座を取り返せ!


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