F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

カテゴリ: F1コンストラクター

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もうすぐF1の夏休みも折り返しを過ぎ、後半戦開始が近付いてきます。今シーズンこそ速いと思われたフェラーリが想像以上の失速をみせ、代わって台頭してきたのがホンダエンジンを搭載するレッドブル(ほぼフェルスタッペン)ですね。ポールポジションを獲得して、前半戦の間に2勝を挙げたことも想像以上であったし、後半戦も楽しみを増やしてくれました。今回は日本では多くのファンが期待する「ホンダエンジン」にまつわる数字や過去を振り返っておきたいと思います。某F1情報誌に先を越されてしまいましたので、取り扱う目線は少し変えています。

《エンジン別の決勝戦績と勝率》
ホンダをフォーカスする前に、F1で名だたるエンジンメーカー(サプライヤー)上位5位の決勝戦績を並べてみました。あと、他のエンジンメーカー全ては記載できませんが、ホンダ以外の日本メーカーは参考まで。冒頭からいきなり余談として、決勝参戦数にF1ではあまり馴染みのないスバル(旧 富士重工業)が入っています。実はF1に参戦したことあるんです。スバルがコローニというイタリアのチームの株を取得、1990年に水平対向12気筒エンジンを引っ提げ、C3Bの名で予選に挑みました。しかしライバルに大きく水を開けられて1回も予備予選を突破できずにF1から撤退しています。
今回の数値は優勝やポールポジションを除いて、回数でなく「レース数」で横並びとしました。例えば、先日ホンダエンジンを搭載するフェルスタッペン、クビアトによるダブル表彰台のドイツGPは表彰台回数を「1戦」とカウントしています。

    データは2019年第12戦ハンガリーGP時点
    ◯はドライバー、エンジンとも2019年現役

・決勝出走数
  1 983戦   フェラーリ ◯
  2 631戦   ルノー ◯
  3 523戦  フォード
  4 471戦   メルセデス ◯
  5 433戦   ホンダ ◯
11 147戦   無限(無限ホンダ)
13 140戦  トヨタ
15 116戦   ヤマハ
  -  (8戦)スバル

・入賞レース数
  1 806戦   フェラーリ ◯
  2 499戦   ルノー ◯
  3 423戦   メルセデス ◯
  4 383戦   フォード
  5 266戦   ホンダ ◯
  8   83戦   トヨタ
14   56戦   無限(無限ホンダ)
23   18戦   ヤマハ

・表彰台レース数
  1 578戦   フェラーリ ◯
  2 322戦   メルセデス ◯
  3 312戦   ルノー ◯
  4 289戦   フォード
  5 128戦   ホンダ ◯
14   17戦   トヨタ
16   15戦   無限(無限ホンダ)
26     2戦   ヤマハ

・優勝レース数
  1 236勝   フェラーリ ◯
  2 183勝   メルセデス ◯
  3 176勝   フォード
  4 168勝   ルノー ◯
  5   74勝   ホンダ ◯
16     4勝   無限(無限ホンダ)

グラフで一言にまとめると、こんな感じ。表彰台数は優勝数を、入賞数は表彰台数と優勝数を、決勝出走数は全てを内包します。
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今シーズンのエンジンメーカー(サプライヤー)全てが歴代の中でも古参にあたります。その中ではホンダが最も歴が浅いです。言うまでもなくフェラーリエンジンが最多、かつ他のメーカーと異なる点はメルセデスやルノー、ホンダはサプライヤーに特化した時代を含む中で「ほぼワークスチーム」でのカウントというのがすごい!さすがレース屋フェラーリですねー、と感心するだけではつまらない。今回はあくまで「ホンダ」が主役、あれだけ勝ちまくった時代があるのなら「勝率」でみたらどうか、とグラフの下に割り出した結果を出しました。ところがフェラーリを上回ったのはルノー、フォード、メルセデスの3社で、肝心なホンダは勝率17.1%とメルセデスの半分以下に。うーん、メルセデス強し。最近はレース内容もブログネタもメルセデス過ぎてますね。この比較は失敗か。
日本メーカーでみると、ホンダ系列の無限、世界のトヨタ、バイクも楽器もおまかせヤマハを大きく引き離して日本1位!F1で優勝しているのはホンダと無限(ホンダ)の2社となっています。ホンダは長年「F1命」で頑張っているし、すごいメーカーなのだ!(笑)

《ホンダ各期の戦績》
ここからちゃんと「ホンダエンジン」に特化していきます。ご存知の通り、ホンダとF1との関わりは4つの期間に分かれます。チームによってはシーズン途中にエンジンメーカーや組織をを変えていることがあります。そこは「別チーム扱い」でカウントしています。2018年に関してはフォース・インディアの件で10チームではなく、11チーム扱いです。
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こちらはF1全体でみたホンダエンジン搭載のチーム(コンストラクター)ランキングです。グレーにハッチングされているのが空白期間で、限られたスペースの中でグラフ化するとくちゅくちゅっと非常に窮屈になります。ザッとみる限りだと、ホンダの黄金期ともいえる第二期をはじめ、なかなか上の方に位置してるじゃん?!なんて。以下で期で分けたデータと戦績にまとめていきます。パワーユニット構成を示すTTはツインターボ、HTはハイブリッドターボです。

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・ホンダ第一期
    期間       :1964年〜68年(5年)
    供給先    :ホンダ
    初P.P.     :J・サーティース(68年R9イタリア)
    初入賞    :R・ギンザー(65年R3ベルギー)
    初表彰台:R・ギンザー(65年R10メキシコ)
    初優勝    :R・ギンザー(65年R10メキシコ)

    ホンダ 1964年〜68年 ドライバー6人
        P.P.1回 決勝35戦 入賞13戦 表彰台5戦 2勝

    64年:RA271E 1.5ℓV12 NA
    65年:RA272E 1.5ℓV12 NA
    66年:RA273E 3.0ℓV12 NA
    67年:RA273E 3.0ℓV12 NA
    68年:RA301E 3.0ℓV12 NA
               RA302E 3.0ℓV8   NA

この時代を偉そうに書いていますが、毎度のことながらmiyabikunまだ生まれていません。両親でさえ青年少女の頃。よって恥ずかしながら雑誌やビデオの受け売りです。
1964年といえば、東京オリンピックにカラーテレビ、東海道新幹線開業、全国に少しずつ高速道路が出来始めたいわゆる「高度成長期」と呼ばれた頃。本田技研工業は今よりもバイクに力を注いでいた企業で、当初はワークス参戦ではなく名門ブラバムやロータスへのエンジン供給を予定していました。しかし64年シーズン開幕半年前に急遽頓挫、ワークスでの参戦を強いられたのがきっかけでした。
開幕戦には間に合わず、F1デビューは第6戦ドイツGPでした。ドライバーにはアメリカ出身のR・バックナムの1名体制で臨み、予選24人中22位、決勝は完走こそしますがフェラーリで優勝を飾るJ・サーティースから4周遅れとなる13位で終え、現実の厳しさや課題の残る初戦となりました。
日本ではまだ馴染みがなく、周りは四輪で何十年も活躍する一流ドライバーやチームに囲まれるホンダ。65年から加入したR・ギンザーによって最終戦メキシコGPの予選3位スタートから記念すべき初優勝を挙げます。さらに67年に二輪と四輪を制覇したサーティースが加入したことで大きな転機を迎えます。開幕戦南アフリカGPで3位表彰台に立つと、リタイヤ以外は全て入賞圏内のフィニッシュを続け、第9戦イタリアGPでサーティースにも優勝をプレゼントすることに成功。コンストラクターズランキングでフェラーリを上回る4位を獲得することができました。しかし順風満帆に思えた矢先の翌68年、第6戦フランスGPでスポット参戦したJ・シュレッサーが死亡、そのシーズンをもってF1から退くことになりました。

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・ホンダ第二期
    期間       :1983年〜92年(10年)
    供給先    :スピリット、ウィリアムズ、
                      ロータス、マクラーレン、ティレル
    初P.P.     :K・ロズベルグ(85年R7フランス)
    初入賞    :K・ロズベルグ(83年R15南アフリカ)
    初表彰台:K・ロズベルグ(84年R1ブラジル)
    初優勝    :K・ロズベルグ(84年R9アフリカ)

    スピリット    1983年            ドライバー1人
        P.P.0回   決勝6戦   入賞0戦   表彰台0戦     0勝
    ウィリアムズ 1983年〜87年 ドライバー6人
        P.P.19回 決勝65戦 入賞46戦 表彰台33戦 23勝
    ロータス        1987年〜88年 ドライバー3人
        P.P.1回   決勝32戦 入賞19戦 表彰台11戦   2勝
    マクラーレン 1988年〜92年 ドライバー3人
        P.P.53回 決勝80戦 入賞71戦 表彰台64戦 44勝
    ティレル        1991年            ドライバー2人
        P.P.0回   決勝16戦 入賞3戦   表彰台1戦     0勝

    83年:RA164E 1.5ℓV6   TT
    84年:RA164E 1.5ℓV6   TT
    85年:RA165E 1.5ℓV6   TT
    86年:RA166E 1.5ℓV6   TT
    87年:RA167E 1.5ℓV6   TT
    88年:RA168E 1.5ℓV6   TT
    89年:RA109E 3.5ℓV10 NA
    90年:RA100E 3.5ℓV10 NA
    91年:RA121E 3.5ℓV12 NA(マクラーレン)
               RA101E 3.5ℓV10 NA(ティレル)
    92年:RA122E 3.5ℓV12 NA

さあキラキラの第二期ですよー!この頃になればmiyabikunは半分リアルです。F1の時代は「小排気量にツインターボ搭載」が主流になるつつありました。下位カテゴリーでモータースポーツに関わるホンダは、撤退してから15年の歳月を経た83年第9戦イギリスGPでイギリスが地元のスピリットから、ワークスではなく「エンジンサプライヤー」として復帰し、ビッグパワーターボのレースに果敢にチャレンジすることとなりました。
そして何とチャンピオンチームであるウィリアムズへの供給が決まり、ドライバーはこちらもチャンピオン経験者のK・ロズベルグがもれなく付いてきます。2年目の84年第9戦アメリカGPでロズベルグによる復帰後初優勝、85年のフランスとドイツで2戦連続のポールポジション獲得と、改良とテストを繰り返した成果が早々と発揮されました。その後、ウィリアムズにはマンセルとピケが並び、ロータスでは若手のセナとホンダの飛躍に貢献した中嶋悟がシートにおさまるという、ホンダが演出したといっても過言ではない「日本F1絶頂期」に突入していきます。そしてツインターボ締めくくりの88年にウィリアムズからマクラーレンに鞍替えしたホンダは「例の偉業」を成し遂げる。
エンジンレギュレーションに大幅な変更を伴うことで変わるかと思われた勢力図をマクラーレンとホンダ3.5ℓV10 NAではね退け、ウィリアムズ時代から「コンストラクターズ6連覇」を成し遂げます。これは現時点の最長タイ記録です。もし今シーズンもメルセデスが獲得すれば、2000年代前半を席巻したフェラーリと合わせたタイ記録となります(同一コンストラクターとすると、ホンダは4連覇となり除外)
ただライバルもジリジリと差を縮めていたのも事実で、ルノーエンジンに鞍替えしたウィリアムズは様々な新技術を導入して政権交代を図り、ホンダは「本業」に注力すべく2度目のF1撤退を決心しました。その後の技術はグループ会社である無限が引き続き、エンジンサプライヤーとしてF1を支えていきます。

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・ホンダ第三期
    期間:2000年〜08年(9年)
    供給先    :ホンダ、B・A、R、ジョーダン、
                      スーパーアグリ
    初P.P.     :J・バトン(04年R4サンマリノ)
    初入賞    :J・ヴィルヌーブ(00年R1オーストラリア)
    初表彰台:J・ヴィルヌーブ(01年R5スペイン)
    初優勝    :J・バトン(06年R13ハンガリー)

    B・A・R          2000年〜05年 ドライバー6人
        P.P.2回 決勝102戦 入賞39戦 表彰台15戦 0勝
    ジョーダン       2001年〜02年 ドライバー6人
        P.P.0回 決勝34戦   入賞13戦 表彰台0戦   0勝
    ホンダ              2006年〜08年 ドライバー2人
        P.P.1回 決勝53戦   入賞21戦 表彰台4戦   1勝
    スーパーアグリ 2006年〜08年 ドライバー5人
        P.P.0回 決勝39戦   入賞2戦   表彰台0戦   0勝

    00年:RA000E 3.0ℓV10 NA
    01年:RA001E 3.0ℓV10 NA
    02年:RA002E 3.0ℓV10 NA
    03年:RA003E 3.0ℓV10 NA
    04年:RA004E 3.0ℓV10 NA
    05年:RA005E 3.0ℓV10 NA
    06年:RA806E 2.4ℓV8   NA
    07年:RA807E 2.4ℓV8   NA
    08年:RA808E 2.4ℓV8   NA

第二期から撤退した後、エンジンは無限によってF1参戦するに留まりますが、ホンダも内々でワークス参戦を夢に試作が続けられました。1999年にイギリスを拠点とするホンダ・レーシング・ディベロップメント(HRD)を設立。テストドライバーとしてF1走行経験のあるJ・フェルスタッペンを招いて準備段階に入りますが、テクニカルディレクターのH・ポスルスウェイトが心筋梗塞によって亡くなったため計画が白紙となり、エンジンサプライヤーとしての復帰を選びました(ちなみにこの頃M・フェルスタッペンが生まれています)
第三期は参戦して日の浅いB・A・Rへの供給となりました。潤沢な資金とチャンピオン経験者であるJ・ヴィルヌーブをもってしてもなかなか表彰台に手が届かず、初年2000年シーズンは決勝4位4回でコンストラクターズランキングも4位で終えます。01年から無限ホンダを搭載していたジョーダンを加えた2チーム体制とし、02年にホンダが育てた佐藤琢磨のシートを用意します。
この時代はグラフからも読み取れるように、決して順調なものではありませんでした。ホンダはお家芸ともいえた優勝はおろか、表彰台やポールポジションにもなかなか届きませんでした。何せ相手としているのは最強時代を確立したフェラーリ、底力をみせる名門ウィリアムズとBMWのタッグ、また成長著しいアロンソやライコネンといった若手の台頭と、ホンダ陣営はそれらに続く位置をさまよいます。同じく日本のワークスチームであるトヨタが徐々に実力を付け成長していくのも、ホンダとしては悔しかったことと思います。最高位はバトンと佐藤の組み合わせでいわば「確変」が起きた04年のランキング2位。ポールポジションもバトンによる同年の第4戦サンマリノGPまでお預けでした。
この頃からF1で必ず目にしてきた「タバコ広告の禁止」を受け、06年にホンダはBATの株式を取得。ホンダワークス第二期を迎えます。ただ成績は鳴かず飛ばずのまま、第13戦ハンガリーGPの荒れたレースを制したバトンが初優勝を挙げるものの、右肩下がりを抜け出せず。08年末に3度目のF1撤退を発表、チーム代表だったR・ブラウンに1ポンドで売却されました。今に続く「最強メルセデス」の前身なわけです。

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・ホンダ第四期
    期間       :2015年〜
    供給先   :マクラーレン、トロ・ロッソ、
                     レッドブル
    初P.P.     :M・フェルスタッペン(19年R12ハンガリー)
    初入賞   :J・バトン(15年R6モナコ)
    初表彰台:M・フェルスタッペン(19年R1オーストラリア)
    初優勝   :M・フェルスタッペン(19年R9オーストリア)

    マクラーレン 2015年〜17年 ドライバー3人
        P.P.0回 決勝60戦 入賞25戦 表彰台0戦 0勝
    トロ・ロッソ 2018年〜        ドライバー4人
        P.P.0回 決勝33戦 入賞17戦 表彰台1戦 0勝
    レッドブル     2019年〜        ドライバー2人
        P.P.1回 決勝12戦 入賞12戦 表彰台5戦 2勝

    15年:RA615H 1.6ℓV6 HT
    16年:RA616H 1.6ℓV6 HT
    17年:RA617H 1.6ℓV6 HT
    18年:RA618H 1.6ℓV6 HT
    19年:RA619H 1.6ℓV6 HT

まさに真っ只中の期ですね。振り返らずとも皆さんも記憶に新しいことと思いますので、多くは書きません。現パワーユニットになった1年遅れの15年から、それも輝かしい過去を持つマクラーレンとのタッグは日本のみならず世界中のF1ファンの目を釘付けにしたことでしょう。3シーズンのマクラーレンを経て、こちらもパワーユニット絡みでぐちゃぐちゃしてしまっていたレッドブルグループに載せ替え、今シーズンようやく久々に華開きました。単調で偏りのあるシーズンを盛り上げてくれる明るい話題でしたね。ホンダとレッドブルグループとは非常に良好な関係を築けていると思います。

全四期のチーム別の決勝成績内訳をグラフ化しました。さっきのメーカー別の「ホンダ」をチームに細分化したもの。一応、上から時系列で並んでいます。決勝レース数や入賞順位など、時代によって差があるため、一概にチーム別の優劣比較ができないことをご了承下さい。
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決勝の最多出走は第三期のB・A・Rの102戦です。しかし先程も書いた通り、長い割に優勝は残念ながらありません。グラフ化してみるとマクラーレンとの第一期の戦績は一段と強烈ですね。80戦の参戦で優勝は44勝は勝率は55.0%をマークします。一方でマクラーレン第二期は60戦で表彰台もポールポジションもゼロでした。伝説のタッグの再現なれば計算上は33勝してほしかったけど、チャンピオン経験者をもってしてもそうはいかないのが「スポーツの証」というべきか。
期待集まるレッドブルとのタッグは勝率16.7%、12戦全戦入賞で続いています。さすがに勝率を上回るのは難しいだろうけど、入賞率100%は誇らしいレベルですね。それもこれもフェルスタッペンの実力の賜物。このような下積み時代を経て、現在「最強」を誇るライバルに少しずつ近付いていくはずです。今後の活躍に大いなる期待が寄せられますね。

《ホンダエンジンでの個人成績》
最後にもう少しミクロにホンダをみてみます。ホンダエンジンに関わったドライバー個人の成績です。優勝とポールポジションをピックアップしました。結果はどうなるかくらい、言われなくてもわかるって?!

・優勝数ランキング
    ★はホンダエンジンによるチャンピオン獲得数
  1 32勝 A・セナ ★★★
  2 13勝 N・マンセル
  3 11勝 A・プロスト ★
  4   7勝 N・ピケ ★
  5   3勝 K・ロズベルグ
             G・ベルガー
  7   2勝 M・フェルスタッペン ◯
  8   1勝 R・ギンザー
              J・サーティース
              J・バトン

・ポールポジション数ランキング
  1 46回 A・セナ ★★★
  2 11回 N・マンセル
  3   6回 N・ピケ ★
  4   4回 A・プロスト ★
       4回 G・ベルガー
  6   3回 J・バトン
  7   2回 K・ロズベルグ
  8   1回 J・サーティース
             M・フェルスタッペン ◯

そうですね、こうなります。ホンダはセナ様々、セナもホンダ様々な関係でした。興味深いのは、80年代に「四天王」と呼ばれた4人全てがホンダのマシンをドライブし、ポールポジションを獲得し、優勝しています。ちなみに、チームくくりでみると4人全員が大なり小なりウィリアムズをドライブしています。数字的にはビッグメーカーに及ばないホンダでも、F1においてキーポイントになっていることがわかります。日本人の我々からしたら嬉しいですね。
様々な角度から「ホンダ」を覗くと、各期でキーマンとなったドライバーがみえてきます。第一期は初勝利を飾ったギンザーやサーティース。第二期は3回のチャンピオン全てをホンダで獲得したセナはもちろんのこと、パパベルグもあらゆる「初」を得てキャリアの多くをホンダで築きました。少し寂しい第三期もバトンが2チームを股にかけてポールポジションと優勝を獲るあたりがチャンピオンになる資質を作り上げたのかもしれません。そして第四期は暗い話題、悔しい発言、意見の不一致などがありつつもフェルスタッペンの活躍でようやく報われるようになりました。今後も充分に期待できる位置になりました。活躍が楽しみですね!
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ちょうどホンダ第四期のスタートと同じ15年開幕直前にライブドアに舞台を変えて始めたこのブログでは、ホンダについて少し冷ややかに、どこか否定的でもあり、正直距離を置いてあまり触れないできました。miyabikunがF1に興味を持つきっかけになったのはホンダの影響も大きく、今でもホンダのファンの1人であることは間違いありません。マクラーレン・ホンダの復活は嬉しいし楽しみではありつつも、心の中では「汚してほしくはない」という、保守的で逃げのある目線であったこと。また悪い予想がまんまと的中して各方面からの非難の声がとても悲しく、悔しく、怒りに感じていたからでした。メディアのように変に持ち上げたり、一喜一憂するのも、疲れてしまいますしね。
4年の歳月をかけて今シーズンようやくポールポジションと複数回優勝を手にすることができました。これはあくまで自論ですが、パワーがない、信頼性が無い、ダメだと言われていたエンジンも、ドライバーやチームも、もちろんエンジンも一丸となって「協力し合う」ことで目に見えた結果をもたらしたと考えています。結果を出せたことで自信がついたというのは勝手にみえるかもしれませんが、これからは変にうがった見方をせず、正面から見つめ、評価し、素直に応援できるようになりたいと思います。

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2019年に入ってもメルセデスの猛威は止まず、今のところ表彰台の中央に立てているのはメルセデスの2人のどちらかという序盤戦となっています。メルセデスファンにとってはたまらない内容かもしれないけど、F1全体からみたら「なかなか」なシーズンですね。ハミルトンの一人勝ちではないところが見どころかもしれません。
優勝だけではなく、表彰台登壇も記録的に期待できる状況となりました。先日は1,000戦のタイミングで「ドライバー」に照準を絞って書きました。今回は「チーム、コンストラクター」絞りで記録をまとめてみました。題して「開幕戦からどこまで続くの?!」です。近年のメルセデス色の前にもあるチーム、ドライバーに勝利が偏り、方や喜び、方やゲンナリだったことも多くあり、歴史上繰り返されていますね。その辺をみていきたいと思います。

    ★はコンストラクターチャンピオン獲得
    ◯は今シーズンの記録

《開幕戦からのチーム別連続優勝数ベスト10》
  1 11連勝 1988年 マクラーレン ★
                 セナ7勝 プロスト4勝
                 第12戦イタリアGPでストップ
  2   6連勝 2014年 メルセデス ★
                 ハミルトン4勝 ロズベルグ2勝
                 第7戦カナダGPでストップ
  3   5連勝 1992年 ウィリアムズ ★
                 マンセル5勝 パトレーゼ0勝
                 第6戦モナコGPでストップ
       5連勝 1996年 ウィリアムズ ★
                 ヒル4勝 ヴィルヌーブ1勝
                 第6戦モナコGPでストップ
       5連勝 2004年 フェラーリ ★
                 シューマッハ5勝 バリチェロ0勝
                 第6戦モナコGPでストップ
       5連勝 2019年 メルセデス ◯
                 ハミルトン3勝 ボッタス2勝
                 継続中
  7   4連勝 1991年 マクラーレン ★
                 セナ4勝 ベルガー0勝
                 第5戦カナダGPでストップ
       4連勝 1994年 ベネトン
                 シューマッハ4勝 フェルスタ&レート0勝
                 第5戦スペインGPでストップ
       4連勝 2005年 ルノー ★
                 アロンソ3勝 フィジケラ1勝
                 第5戦スペインGPでストップ
       4連勝 2016年 メルセデス ★
                 ロズベルグ4勝 ハミルトン0勝
                 第5戦スペインGPでストップ

開幕戦からチームの優勝者が途切れるまでのドライバー内訳を記載しています。
開幕戦からの最多連続優勝数トップは言わずと知れた1988年のプロストとセナによるマクラーレン・ホンダの11連勝でした。当時は全16戦でした。マクラーレンが抜け出て過ぎて、早い段階からこのチーム2人のどちらかのチャンピオンに絞られていました。第12戦イタリアGPのポールはセナ、2番手プロストでスタートしますが、30周目にエンジントラブルでプロストが離脱。残り2周の49周目までトップを走るセナと周回遅れのウィリアムズ代走のJ・L・シュレッサーが絡み、セナもリタイヤで連続優勝が12戦目で途切れてしまいました。結果的に残りの4戦もこのチームが優勝しており、1戦足らずの年間15勝となっています。
次点はグッと数が下がり、まだ記憶に新しい2014年のハミルトンとロズベルグによるメルセデスの開幕6連勝です。第7戦カナダGPのポールはロズベルグ、2番手ハミルトンでスタートし、44周目にハミルトンがリタイヤ、ロズベルグは68周目に当時レッドブルのリカルドに抜かれて2位フィニッシュで連勝が止まりました。
2019年シーズンはメルセデスがハミルトン3勝、ボッタス2勝の計5連続優勝を継続中です。前例からいけば、開幕6連勝までは経験しているので、翌々戦カナダGPまで優勝を続けられれば歴代単独2位に浮上し、伝説的な1988年の記録更新に向けて突き進むことになります。

《開幕戦からのチーム別連続表彰台数ベスト10》
  1 19連続 2014年 メルセデス ★
                 ハミルトン16回 ロズベルグ16回
                 開幕から全戦表彰台
  2 18連続 2004年 フェラーリ ★
                 シューマッハ15回 バリチェロ14回
                 開幕から全戦表彰台
  3 17連続 2000年 フェラーリ ★
                 シューマッハ12回 バリチェロ9回
                 開幕から全戦表彰台
     17連続 2001年 フェラーリ ★
                 シューマッハ14回 バリチェロ10回
                 開幕から全戦表彰台
     17連続 2002年 フェラーリ ★
                 シューマッハ17回 バリチェロ10回
                 開幕から全戦表彰台
     17連続 2007年 マクラーレン
                 アロンソ12回 ハミルトン12回
                 開幕から全戦表彰台
     17連続 2011年 レッドブル ★
                 ベッテル16回 ウェバー9回
                 第18戦アブダビGPでストップ
  8 16連続 1993年 ウィリアムズ ★
                 プロスト12回 ヒル10回
                 開幕から全戦表彰台
  9 13連続 1990年 マクラーレン ★
                 セナ11回 ベルガー7回
                 第14戦スペインGPでストップ
10 11連続 1988年 マクラーレン ★
                 プロスト10回 セナ9回
                 第12戦イタリアGPでストップ
     11連続 2006年 ルノー ★
                 アロンソ9回 フィジケラ3回
                 第12戦ドイツGPでストップ
 ※    5連続 2019年 メルセデス ◯
                 ハミルトン5回 ボッタス5回
                 継続中

続いて優勝から1ランク下げた縛り「開幕からの連続表彰台獲得記録」になります。何回か書いてきたことですが、過去に「シーズン全戦表彰台登壇」という偉業を成し遂げた年がいくつかあります。上記歴代8位に位置する1993年のウィリアムズ、2000年から2002年の3シーズンと2004年のフェラーリ、2007年の暗黒マクラーレンと2014年のメルセデスになります。ただし、2007年のマクラーレンはコンストラクターズポイントを剥奪され、チャンピオンは獲得していません。チームメイトの登壇数も記載しましたが、1988年の最強マクラーレン以外は登壇数の多い者がドライバーズチャンピオンを獲得しています。1988年の現象は当時「有効ポイント制」が用いられたことで、優勝数の多かったセナが有利な結果となっています。
今シーズンはまだ第5戦までしか終えていないので、現状はランキングの下に位置します。しかしながら今シーズンは過去最多タイの全21戦ですから、例え最終戦の1戦落として全戦表彰台とならなくても、歴代1位になり得ます。この手の記録は年間レース数の多い現代が有利ですね。優勝はわからないけど、今シーズンのマシンとドライバーが2人いれば、全戦表彰台かなり濃厚なレース運びをしていますよね。あと恐れるとしたら、ハミロズ時代にあった「同士討ち」くらいでしょうか。昨年までのボッタスは「忠犬」でしたが、今シーズンは何かが違う。あのヒゲは剃らない方がよさそうだ。
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《開幕戦からのチーム別連続ポール数ベスト10》
  1 15連続 1993年 ウィリアムズ ★
                 プロスト13回 ヒル2回
                 最終戦オーストラリアGPでストップ
  2 15連続 2011年 レッドブル ★
                 ベッテル12回 ウェバー3回
                 第16戦韓国GPでストップ
  3 12連続 2015年 メルセデス ★
                 ハミルトン11回 ロズベルグ1回
                 第13戦シンガポールGPでストップ
  4   9連続 1989年 マクラーレン ★
                 セナ7回 プロスト2回
                 第10戦ハンガリーGPでストップ
       9連続 1998年 マクラーレン ★
                 ハッキネン6回 クルサード3回
                 第10戦オーストリアGPでストップ
  6   7連続 1988年 マクラーレン ★
                 セナ6回 プロスト1回
                 第8戦イギリスGPでストップ
       7連続 2010年 レッドブル ★
                 ウェバー4回 ベッテル3回
                 第8戦カナダGPでストップ
       7連続 2014年 メルセデス ★
                 ハミルトン4回 ロズベルグ3回
                 第8戦オーストリアGPでストップ
  9   6連続 1990年 マクラーレン ★
                 セナ4回 ベルガー2回
                 第7戦フランスGPでストップ
       6連続 1992年 ウィリアムズ ★
                 マンセル6回 パトレーゼ0回
                 第7戦カナダGPでストップ
       6連続 1997年 ウィリアムズ ★
                 ヴィルヌーブ5回 フレンツェン1回
                 第7戦カナダGPでストップ
 ※    1回    2019年 メルセデス ◯
                 ハミルトン1回 ボッタス0回
                 第2戦バーレーンGPでストップ

最後は「開幕からの連続ポールポジション獲得」をみていきます。先に結論から言うと、今シーズンのメルセデスはわずか2戦目にしてこの記録から脱落しています。まだ昨日のような話なので記憶に新しい「フェラーリの優等生」があっさりと打ち破りました。決勝レースは残念だったけど。
最多は15戦連続の1993年ウィリアムズと2011年のレッドブルの2チームとなっています。惜しい(という表現がいいことか退屈かは別として)のはウィリアムズの方で全16戦レースの最終戦オーストラリアGP(アデレイド市街地)でマクラーレンのセナにポールポジションを奪われ、プロスト2番手、ヒル3番手に沈みました。ウィリアムズといえば前年1992年のマンセルとFW14Bの印象がとても強いですが、電子制御最終年となるこの1993年の復帰プロストとFW15Cも驚異的な強さを誇りました。現代のFW42と同様にある意味「地位が確立」されていた頃です。
このポールポジションについては、上記2種類と異なる点がみられます。お気付きになりましたか?そう、フェラーリがいないのです。フェラーリはチャンピオンを獲得した2007年のマッサ3回、ライコネン1回の計4回連続が最多。めちゃ強の時代は2001年と2004年の3回連続なんです。それでもチャンピオンは獲得してきたわけですから、ポールポジションが無くても、その気になればやれるのです。ただ、今シーズンはまだ決めつけてはいけないけど現時点で早くも「厳しい」雰囲気が漂っています。

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今シーズンも引き続きメルセデスがシーズンを牽引し、頭二つほどリードしています。これから暑い季節、本格ヨーロッパラウンドに入っていきます。まずは恒例の異色、モナコGPでも連続記録継続となるか見守りましょう。
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F1開幕までいよいよ1週間を切りましたね。テストの結果や各報道などから皆さんも様々な想像や願いをされていることと思います。全チームがまだその手の内を明らかにしていないナーバスな時期ではありますが、今年もシーズン前の今、可能な限りの環境でmiyabikunも独断と偏見で想像や期待を書いていきます。
あっと今回はその前に「昨年の予想と答え合わせ」をしておこうと思います。おいおい、そんなの昨年のウチにやっておけよ(笑)ごめんなさい。。

《開幕前の2018年シーズンの勢力予想》
(   )は昨年の正式なコンストラクター順位
  1 メルセデス                 (1)◯
  2 フェラーリ                 (2)◯
  3 レッドブル                 (3)◯
  4 ルノー                        (4)◯
  5 ハース                         (5)◯
  6 フォース・インディア(7)
  7 トロ・ロッソ             (9)
  8 マクラーレン              (6)
  9 ウィリアムズ              (10)
10 ザウバー                     (8)
     結果5/10正解 正解率50.0%

でした。上位は比較的決まり切ったところがあったので当てやすいけど、問題は中団以下ですね。1レースで簡単に1つ2つ順位が入れ替わることもあり得ます。昨年は予想以上にどうしようもなくなってしまったウィリアムズ、シーズン半ばでゼロスタートを強いられたフォース・インディア、さらにはなかなかやるじゃないかザウバーが予想を狂わせた要因となりました。

ココからが今回の本編です。ドライバー移籍があり新車をみて合同テストを終えた今、今シーズンの勢力予想はかなり難しい気がします。確かにテストのタイムだけみればフェラーリは常に速そうだし、メルセデスはタイムこそ少しフェラーリには劣りますが派手なクラッシュも無く堅実に距離を稼いで新パーツを試してみる余裕が感じられます。また期待のホンダ4台体制のレッドブルとトロ・ロッソも終盤にレッドブルにアクシデントはありましたがタイムはまずまずよく、失礼ながら「予想以上」な仕上がりでした。若手のマクラーレンや復帰組ザウバー改めアルファロメオもいいですね。そんなこと言ったら、ほとんどのチームがいいじゃん!ってなる(笑)負の遺産は全てウィリアムズさん家のクレアさんに押し付けてしまったかのよう。クビカはいいにしても、ラッセルにはかなり厳しい「F1入門」となってカワイソ。。
miyabikunは評論家でもメカニックでもない、しがないF1ファン。数的根拠や技術見解がなくても、当たるも八卦当たらぬも八卦でニヤニヤ妄想したっていいじゃないか、ということで今年もやります「シーズン前勢力予想」

《開幕前の2019年シーズンの勢力予想》
昨年発表の開幕4戦に続いて、3/8に第5戦スペインGPと第6戦モナコGPを飛ばして遠方の第7戦カナダGPの持ち込みタイヤが発表されました。
                                                  白 , 黄 , 赤
    開幕戦オーストラリアGP  :C2,C3,C4
    第2戦バーレーンGP           :C1,C2,C3
    第3戦中国GP                     :C2,C3,C4
    第4戦アゼルバイジャンGP:C2,C3,C4
    第5戦スペインGP              :C1,C2,C3
    第6戦モナコGP                 : -  ,  -  ,  -
    第7戦カナダGP                 :C3,C4,C5

各サーキットで特性や路面温度に差はあるものの、使用頻度の高いC2、C3、C4タイヤを基準に以下のように勢力予想を立ててみました。

  1 フェラーリ
  2 メルセデス

  3 レッドブル

  4 ハース
  5 ルノー

  6 トロ・ロッソ

  7 アルファロメオ
  8 マクラーレン

  9 レーシングポイント

10 ウィリアムズ

ん?何だか気持ち悪い間がある。これはこんな感じのグループになるんじゃないかなという含みを持たせています。逃げの手ではありません(笑)どうでしょう、ヨーロッパラウンド前の序盤4戦くらいはこんな感じな気がしませんか?!
ペースはそこそこに2人体制でじっくり距離を稼ぐメルセデスに対して、とにかくハイペースで速さを知らしめるフェラーリ、テストの取り組み方や位置付けは昨年と似ているように思いました。メルセデスはもちろん速いんだけど、どこか迷い、模索している部分を感じます。トップ2チームの僅差は少なくとも序盤は昨年同様にフェラーリの方に分があると想像しています。
レッドブルとトロ・ロッソのホンダ系2チームは正直わかりません。ただ言えることは「参戦第4期で一番速く、充実している」のは間違いありません。トップチームへの供給、それも連携のとれた2チームはいわば「1チーム4台供給」みたいなもの。多少のドライバーの好みやシャシー差はありますが、様々なニーズと多くのデータ収集ができます。今のところレッドブルはトップから少し離れた、ただ4位グループよりは抜けている単独3位とみています。
4位以下は相変わらず激戦で悩ましいところ。一番の悩みの種は「ルノーの立ち位置」ですね。ドライバースキルは疑いもないベテランで、やる気は満々。でもドライバーのやる気の裏腹に「イマイチな信頼性」がついて回ります。下克下を選んだリカルドがどこまで明るく鋭いスパイスを与えるかで「黒いフェラーリ」のギャング2人を振り払い、古巣の尻尾が見えてきそうです。
中の下あたりは真・新生マクラーレンと「白いフェラーリ」復帰の2チームが至近戦になるんじゃないかと読みます。どちらもテストでは好位置でラップを重ねてきました。どちらも4位集団トップを狙うべく頑張ってほしいチームは2人のドライバースキルでアルファロメオが少し上と予想。真ん中でも後ろでも、おっちゃんが頑張れば、F1は盛り上がります。
違った意味で心配なのは、シーズン最後まで走り切れないんだかのウィリアムズ。本当は無くなってほしいともビリ争いしてほしいとも思っていませんが、見ていて痛々しい。。クビカに立て直しを託したいけど、ドライバーが頑張り切れない領域に達してしまっています。本当は速いんだろうに、ラッセルのキャリアに傷が付くような流れだけは避けてあげたいと思っています。

グダグダ長くなりましたが、今年もチームやドライバーに期待したい一言、書いていきます。

《チームやドライバー毎の印象や期待と不安》
メルセデス
・嘘か誠か、最強軍団の思惑は?!
・そろそろキングの焦る顔が見てみたい
・ボッタス、兎にも角にも始めが肝心!

フェラーリ
・今年こそ計算できるチーム代表で賢い戦略を
・続 キレない、スネない、暴れない
・あっさり上回ればルクレールはホンモノ

レッドブル
・日本ブランドをどうぞよろしく!
・ポール無しでも君は勝てるから、序盤から賢く
・早くマシンに慣れて、歳下エースに噛み付こう

ルノー
・やっちゃえルノー
・予選屋さんの表彰台、そろそろ見せてくれ
・エンジンぶっ壊れてもニコニコでいこう

ハース
・本当にちゃんとやれハース
・まっすぐ前を見て、横を見て、後ろを見て
・第2フェラーリの座を奪われないように

マクラーレン
・新しいマクラーレンの歴史作っていこう
・今回から正真正銘のエース、サインツ
・ノリス、もう少しの間ナンバー4を借りるね

レーシングポイント
・お金は大丈夫、あとは結果のみ
・君もベテラン、ヒョンなペレス表彰台強奪劇
・前のところよりワガママできるストロール

アルファロメオ
・今年から第2フェラーリ確定か
・世界中が見守るおっちゃんのF1最終章
・イタリア代表に恥じぬ走りを、ジョビナッツィ

トロ・ロッソ
・下克上ももちろん歓迎!The 走る広告塔
・塾に戻ったクビアト、また昇格狙う?!
・新「レッドブルの明るい笑顔」アルボン

ウィリアムズ
・クレアよ、実情を親父さんは何と言う
・カナダは特に気を付けて、クビカ
・ルクレールみたいな戦績を願いたいラッセル

皆さんはどのように考え、願っているでしょうか。来週末にはいよいよ開幕戦の結果が出ています。フタを開けるまではどうなるか誰もわかりません。今年も楽しみですね!


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新車もラスト1台になりました。ここは何かとお騒がせですね。新車ができていたんだかできていなかったんだか、テストも初日に間に合わずゴタゴタして、ココでの取り扱いも最後になってしまいました。ウィリアムズFW42です。

IMG_8205
《設計》
    パディ・ロウ
    ディア・ダ・ビア

《外見》
色合いは白を基調にエアブラシで吹いたような水色と黒の三色で構成されています。ウィリアムズは歴代どこかに白や青系を入れてきますね。個人的には好きです。これで速ければ申し分ないのでしょうが、ひとまずテスト参加の時点で大遅刻をかまして幸先不安。
IMG_8203
ノーズからコクピットにかけてのフォルムは段差もなくスムーズでシンプルです。ただフロントサスペンションはかなり独特で、ノーズからハの字どころか水平に持ち出されたアッパーアームはタイヤ手前で90°向きを下に変えています。センター寄りで太めにせり立つフロントウィングの気流をサスペンションの中を通過させるようにアッパーアームが避けているのでしょうか。この形は今シーズンここだけでしょうね。かなり大胆。
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近年はサイドポンツーン周りに個性が表れ、様々なウィングやフィンで構成されています。ウィリアムズは他に比べるとこちらもシンプルで少々頼りない。チームの資金力がそのままマシンの「飾り方」に反映されているかのようにみえます。せっかくいいエンジンを積んでいるのですから、それに見合った走りと成績が欲しいですね。

IMG_8214
《シャシー》
FW42
    全長: - mm
    全幅: - mm
    全高: - mm
    最低車体重量:743kg(ドライバー含む)
    燃料タンク容量:110ℓ(制限)
    ブレーキキャリパー: -
    ブレーキディスク・パッド: -
    ホイール: -
    サスペンション:フロント プッシュロッド
                                    リヤ     プルロッド

IMG_8215
《エンジン》
メルセデスF1 M10 EQ Power+
    V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
    排気量:1,600cc(推定)
    最高回転数:15,000回転(制限)
    最大馬力: - 馬力
    燃料・潤滑油: -

IMG_8208
《ドライバー》
    No.88 ロバート・クビカ   (ポーランド)
    No.63 ジョージ・ラッセル(イギリス)

父ロバートと息子ジョージの「親子」の様なコンビです(笑)写真だけみていると、親子や師弟関係に見えてしまいますが、イコールコンディションの同僚です。
IMG_8211
クビカは先日もクローズアップした輝かしい戦績を持つ、現代のF1「不死鳥」ですね。まさかまたF1の舞台、それもドライバーとして戻ってくるとは予想していなかった方も多いと思います。名門ウィリアムズも今は落ちるところまで落ちてしまいました。早速開幕前テストも出遅れと、幸先が良くないスタートになっていますが、怪我の余韻を感じさせないクビカの攻めの走りで名門立て直しに期待したいと思います。
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ラッセルも下位カテゴリーで優秀な成績を残し、満を持してF1に昇格した有望な若手です。今シーズンからフェラーリに昇格したルクレールもそうでしたが、白いタイツ履かせたらいい歌声を聴かせてくれそうな「レーシングドライバーには似つかわしくない」様相にも感じます(笑)チームやマシンには不安はあるけど、メルセデスエンジンを駆るこのマシンでクビカに並び、引けを取らない走りを見せたりしたら、もしかしたら「銀のマシン」へのお声がけもありそうですよね。腐らず、良き先輩の走りを見習い成長して欲しい一人です。こちらも期待しましょう。

FullSizeRender
終盤2チームは若干駆け足でしたが、2019年シーズンにエントリーする10チームに20人のドライバー全てをみてきました。開幕前のカタロニアテストも前半4日を終え、徐々に開幕戦の準備が整いつつあります。

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IMG_8082
名前は何て変えてくるのかな、ストロール・レーシングかな、フォース・カナディアとかなのかななんて色々想像していたのに「レーシングポイント」のままなんだ、、なんだぁ、つまんないの!チーム消滅の危機を救ってくれただけでも感謝しないといけませんね。
IMG_8194
ケニアのスポーツ賭博企業「スポートペサ」なるところが冠スポンサーとなり、チーム国籍はカナダでもケニアでもなくイギリスになるそうです。ややこしや。チーム名は「レーシング・ポイント」とトロ・ロッソ同様に「・」が入るようですが、こちらはだいぶ長いので今回以降は普通にレーシングポイントと綴ることとします。記念すべき初号機はRP19で始まります。

《設計》
    アンドリュー・グリーン

IMG_8081
《外見》
フォース・インディア時代から引き続きグリーンが手がけているわけですが、メインはピンクのままです。ピンクのマシンは歴代でも少ないのでラインナップの中では一際目立つ色ですね。何かと表現する時にこの色使いは非常に助かります。ご存知の通りちゃまのパパ、ローレンス・ストロールがチーム再建を助け、ちゃまも当然ながら移籍してきました。対して昨シーズンに続いてシートに座るペレスも「持ち込み」支援をしているわけですから、みんなに支えられてこのチームは成り立つわけです。元からいたペレス時代からのピンクに加えて、マクラーレン同様にマシン後方から濃い目の青が侵食してきました。この青がストロール系?!真っ青になれば「チーム・ストロール」の完成か、なんてね。タイトルスポンサーのスポートペサ色のようです。
IMG_8085
一見潤沢な資金になったように思えても、マシンはあくまでエコノミーに、昨シーズンまで使用したVJM11を流用し、レギュレーション変更を伴う部分を新設計にする対応としています。
ノーズはお決まりの「フォーク」のようなカラーリングで直線的に立ち上がっていきます。このチームのカーナンバーは他に比べて先端付近に貼り付けてありますよね。ノーズにはペレスの11があって、ん?
IMG_8084
シャークフィンはストロールの18じゃないか。エコに2人で一台?!な訳はないか。
IMG_8196
こちらは先程の画像と異なり、テストでの様子となりますが、サイドポンツーン開口周辺の色が少し異なってみえます。シルバーから黒に変わったかな。光の加減なのかもしれません。サイドの絞りもキツくなって見えますが、ギヤボックスやリヤサスペンション根元付近は昨年の方が薄く、絞れていた気もします。

IMG_8083
《シャシー》
RP19
    全長: - mm
    全幅: - mm
    全高: - mm
    最低車体重量:743kg(ドライバー含む)
    燃料タンク容量:110ℓ(制限)
    ブレーキキャリパー: -
    ブレーキディスク・パッド: -
    ホイール:BBS
    サスペンション:フロント プッシュロッド
                                    リヤ     プルロッド

《エンジン》
メルセデスF1 M10 EQ Power+
    V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
    排気量:1,600cc(推定)
    最高回転数:15,000回転(制限)
    最大馬力: - 馬力
    燃料・潤滑油:ペトロナス・ラベノル

IMG_8086
《ドライバー》
    No.11 セルジオ・ペレス(メキシコ)
    No.18 ランス・ストロール(カナダ)

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ペレス、ストロールとも何気に表彰台登壇者ですね。ペレスは今でこそ確実な完走と優しいタイヤ使いに定評のあるベテランドライバーになりましたが、古くは実力以上の「マネー」を持ち込んでF1シートを得ましたよね。金も重要ですね。昨年は一瞬だけど「若かりし」シーンがちらほら見受けられました。隣のおぼっちゃまよりは持ち味の堅実な走りを続けてフィニッシュラインまで持ち帰ってきてほしいですね。
ストロールよ、金もマシンも無限ではない。大事に乗りたまえ。シート is マネー。
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