F1 えきぞーすとのーと

よくあるニュースネタやこ難しいテクニカルな話ではなく、メインは予選や決勝のTV観戦したそのものを個人的観点から綴るF1ブログです。  また、懐かしのマシンやレースを振り返ったり、記録やデータからF1を分析。その他ミニカーやグッズ集めも好きなので、それらを絡めつつ広く深くアツくF1の面白さやすごさを発信し、楽しんでもらえたらいいなと思っています。

カテゴリ: 観戦記(予選)

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木曜フリー走行中に体調不良を訴えていたフェラーリのサインツは金曜フリー走行直前に虫垂炎により急遽欠場を発表。フェラーリは育成選手でF2参戦中のイギリス人オリバー・ベアマンを代走起用することとなりました。
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2005年生まれのまだ18歳。2005年といえば、アロンソ様が初戴冠された年。miyabikunも既に大学を卒業して社会人やってたぞ。若いですね!

《Q1》
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ベアマン、早速入場します。カーナンバーにしろガレージ上のプラカードにしろ、あたかも予定していたかのように整うのがすごいですね。さすがF1。
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予選前に行われたフリー走行でクラッシュしてマシンを壊したキックザウバーの周はまだ修復中。間に合うのか?!
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ノリスがタイムアタックに入る。あ、このオンボードカメラ、アカンやつだ。まるで振子特急列車みたい。画面だけのティルトは、、よ、酔う。。
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ベアマンのF1本戦での1本目は生まれ年に23歳でチャンピオンを獲得したアロンソのタイムから1.260秒落ち。何せフリー走行の1回キリで臨んでいますから、致仕方が無い。
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ではチームメイトで予選が得意な先輩はどうか。アロンソから0.128秒差の暫定2番手となっています。ベアマンもいずれこうなれるから。
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残り10分半で2本目を走ったマクラーレンのピアストリがようやくアロンソをトップから引きずり下ろす。路面向上は大きそう。メルセデスは1本目は2人揃ってミディアムタイヤでのアタックで「ソフトを温存したつもり」でしょうが、あまりゆったりもしていられないぞ。
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ほらねベアマンも。ルクレール超え。後に走れば走るほど好ラップを刻める。
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フェルスタッペンが動き出したぞー。ゆっくり目にタイムアタックに入ったレッドブル系4台ですが、フェルスタッペンが一発でピアストリを一気抜き。
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残り5分。周のマシン修復は続く。このサーキットは全長が長いですから、アウトラップも時間かかるぞ。間に合うのか?!
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残り1分52秒でガレージをあとにする。タイムアタックは1分28秒かかるから、アウトラップはかなり急ぎめだよ。miyabikunは先日20番手予想を立てていたから変な話タイムアタック出来なくても正解してしまうけど、実力で自身のライバルとの位置関係を確認して存在感を示したいよね。FullSizeRender
一度Q1敗退ゾーンに降格したレーシングブルズの角田ですが、最終アタックで9番手ならばQ1突破は大丈夫そう。
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周は結局タイムアタックにギリギリ間に合わず、チームメイトのボッタスと共にQ1敗退。ほか、アルピーヌの2人にウィリアムズのサージェントと概ね読み通りのラインナップが散りました。

《Q2》
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予選屋ヒュルケンベルグはQ2のアウトラップでマシンの不調を感じてストップし、赤旗中断のキッカケになってしまいました。
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昨年のポールシッターであるペレスは1分28秒中盤のタイムでトップに立ち、一度存在感は示すも、その命は17秒後に
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相方に0.461秒上回られる。デカい。
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さらには元気なアロンソに割って入られる。
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miyabikun今回のQ3進出の切符を得られるであろう予想のウィリアムズのアルボンは新人代走のベアマンにも敗れて12番手。アルボンのキャリアをもってしても、トップチームのマシンには勝てぬか。
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ベアマンのF1初予選は11番手。マシンのランクはあれど健闘しました。アルボンとハースの2台、レーシングブルズのリカルドの5人がこれにて終了。角田は8番通過でリカルドとは大きな差を生みました。
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《Q3》
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ペレスがマクラーレン、メルセデスらを上回り市街地得意をアピール。
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ただやっぱり同じマシンで0.335秒上回ってくる。あとの頼みの綱はやはりルクレールか。
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ルクレールのアタックラップは0.8秒落ち?!こりゃダメだ。。
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残り4分を切り、各車ラストアタックに向かいます。周くん、このくらい余裕が無いとダメだったよ。チームクルーの全力の補修の末のノータイムは非常に残念だけど。
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ピアストリはフェルスタッペンまでは遠いが、しっかりノリス超え。
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角田は五強の一角を切り崩して9番グリッドへ。
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仕切り直しのルクレールのラストアタックは0.319秒届かぬか。。
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やる気満々の元気なおじさんも4番手止まり。マクラーレンとメルセデス超えは立派!
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《予選結果》
P.P. フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
  1分27秒472
 2.ルクレール   (フェラーリ・F)
  1分27秒791 +0.319秒
 3.ペレス     (レッドブル・HRB)
  1分27秒807 +0.335秒

フェルスタッペンは2番手ルクレールに対して0.3秒の大差を付けるポールポジションを獲得。フロントロウは前戦バーレーンGPと同じ面々が並びました。市街地サーキットを得意とするペレスはルクレールの僅差に迫るも3番手。角田はサインツ欠場のチャンスをしっかりモノにし、今シーズン初のQ3進出、9番グリッドを獲得しています。

《先日の予選予想との答え合わせ》
ポールのフェルスタッペン、4番手アロンソ、14番手リカルド、16番手ボッタス、18番手ガスリー、20番手の周はオマケで6つ正解でした。第3戦の運を前借りしちゃったかな(笑)
Q3メンバーは「上位5チーム10人のうちのおこぼれ1枠」になりつつあり、今回はサインツに代わったベアマンがQ2脱落して角田が見事に掴みました。またQ1敗退メンバーもキックザウバー、アルピーヌの2人プラス1になっています。そう考えると、各セッションのラインナップはわかりやすい。あとは順番だけの問題か。次は頑張ります!(どこかでよく聞くフレーズ)

《予選最速タイム》
 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
  1分27秒472 Q3 ポールタイム

今回の予選最速タイムはフェルスタッペンがQ3でマークしたポールタイム1分27秒472でした。前戦バーレーンGPではQ2タイムだったわけですが、これがあるべき姿か。とにかく、このラップはとんでもなく速い。文句無し。

《Q3トップのフェルスタッペンと各チームの差》
 フェラーリ(ルクレール)   +0.319秒
 レッドブル(ペレス)     +0.335秒
 アストンマーティン(アロンソ)+0.374秒
 マクラーレン(ピアストリ)  +0.617秒
 メルセデス(ラッセル)    +0.844秒
 レーシングブルズ(角田)   +1.075秒
 ウィリアムズ(アルボン)   +1.508秒※
 ハース(マグヌッセン)    +1.548秒※
 キックザウバー(ボッタス)  +1.707秒※
 アルピーヌ(オコン)     +2.003秒※
 ※はQ1,Q2最速タイムから算出

今回の予選はポールポジションのフェルスタッペンが1人飛び抜けてしまっているのが印象的でした。市街地サーキットを得意とする相方ペレスはというと、フェラーリ(ルクレール)とアストンマーティン(アロンソ)に挟まれた0.3秒落ちグループにあり、レッドブルのマシンがとびきりマッチしていたというより「この差がフェルスタッペンとペレスの差」が表れたように思いました。
マクラーレンとメルセデスは今回0.3秒落ちからやや離れたグループとなり、下位はいつもと変わらぬ面々ながら、レーシングブルズ(角田)は前戦に近い水準の1.0秒落ちに止めて健闘したと思います。

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 アロンソ(アストンマーティン・M)

今回もフリー走行から好調さをみせたアロンソは予選でも大暴れしていましたね。miyabikunのドライバー・オブ・ザ・デイを決定付けるシーンらこちらでした。
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Q3でアタック中のハミルトンに当然ながら前を譲ったかと思えば
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そのハミルトンの背後やなピタリとしがみ付き
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自身のアタックラップにしっかり活用。このあたりのガメツさ、ちゃっかりさ。失礼(笑)テクニックはアロンソならではの賢さ。もしかしたらフェルスタッペンに続く2番手を期待した瞬間でした。若手に負けず劣らずの活き活きとした走り。この方まだまだやれると思えましたね(笑)「ハミルトンの背後」マジで狙ってるか?!
次点は全セッションでノリス先輩を上回ってみせたマクラーレンのピアストリ。Q3に進出して「ナニガシ」されないところまでチームメイトを引き離すことに成功した角田。急遽乗り慣れないトップチームで11番手を決めたフェラーリのベアマンでした。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 該当無し

危険度の高い高速市街地ジェッダにおいて派手なクラッシュなどのセッションストップは無く、皆健闘していましたので、こちらは気持ちよく「該当無し」です(地味にセッションストップはありましたが、これはあくまでマシン都合)
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《決勝の表彰台予想!》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ペレス     (レッドブル・HRB)
 3 ルクレール   (フェラーリ・F)

今回も土曜夜に行われる決勝表彰台予想は予選の額面通りと言いたいところですが、レッドブルのマシンのレースペースのよさは前戦で確認済み。先頭の方は別次元を走り、ペレスはセクター3の弓形区間でアウトからさっくりパスしてワンツーフィニッシュとなるのが目に見えています。また、前戦のサインツをみてもフェラーリのレースペースも悪いものではないと思われるので、ルクレールは表彰台登壇可能と読みます(マシントラブルや「名戦略」が炸裂したら話は別)一方でレースペースに難がありそうなアロンソは若いマクラーレンの応酬をどう耐え切るのかにも注目したいです。
角田くん、今回はイケるぞ!毎度お馴染みの「名戦略」さえなければ。レーシングブルズの新代表は、、、フェラーリから引き抜いたメキース?!、、うーん、まあ、、大丈夫!(笑)

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2024シーズン、開幕しましたよ!バーレーンGPは2004年の初開催から20回目(サクヒールGPを含めると21回目)を数えるようになりました。最早、バーレーンGPは新興GPではないですね。ここからF1史上最多となる全24戦が行われます。全部こなせちゃうのかなぁ?!(22戦頭打ち、発動しちゃうんちゃう)

《Q1》
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予選直前の土曜、いや金曜フリー走行でトップタイムをマークしたフェラーリのサインツが先頭でミディアムタイヤを履きセッション開始。
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そのトップタイムに及ばない1分31秒208。追走していたルクレールもサインツの0.052秒落ちでライバルを待ちます。
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フェラーリ2台、アルピーヌ2台がミディアムタイヤでタイム計測を終えた後、砂埃が舞うトラックが掃除されるのを見計らったか、ようやくライバル達はソフトタイヤを履いてゾロゾロとトラックイン。ソフトタイヤ勢は暫定トップのサインツを次々と上回り、路面向上の恩恵を大きく受けます。
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フリー走行では芳しいラップタイムを刻めていなかったマクラーレンのノリスが1分30秒143で頭一つ飛び出す。
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フェルスタッペンが来たぞー。1分30秒台を切る手前でトップタイム。
先日miyabikunが予選予想でポールポジションと予想したメルセデスのラッセルはというと
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あれ、フェルスタッペンから0.319秒落ちの4番手。思ったよりだいぶイマイチ。マシンのカラーリングは個人的に一番好みでフリー走行も悪くなかったんだけどなぁ。
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ソフトタイヤに履き直したサインツはいよいよ1分29秒台に入れてトップ奪還。今回はルクレールより乗れている印象を受けます。
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アルファタウリ改め、レーシングブルズ角田のQ1ラストアタックはサインツから0.5秒落ちの暫定9番手。これならばまずQ1突破は安泰とみていいかな。
一方でフェラーリと共に1回目にミディアムタイヤでアタックし、底辺まで引きずり下ろされたアルピーヌ2台は
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オコン、ガスリーとも浮上無し。どうやらタイヤコンパウンド差の問題だけでは無さそう。
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Q1はアルピーヌほかボッタス、周のキックザウバー2台とウィリアムズのサージェントがビリでは無いものの敗退。

《Q2》
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Q1でもみられましたが、Q2も誰が先に出てトラックを整えてくれるかのせめぎ合いがあり、残り13分を切る頃にようやくゾロゾロモタモタのトラックインがありました。
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ハースに続いてマクラーレンが一段上手のタイムアタックを敢行。ノリスも1分29秒台に入れてピアストリとの格の違いをみせつけています。
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フェルスタッペンはそのノリスよりさらに一段上、0.567秒削り、1分29秒台前半をマーク。タイムの向上具合がえげつない。
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ペレスは2番手。フェルスタッペンとのタイム差は、、う、うん(笑)
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ゾロゾロ、モタモタ、、
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フェルスタッペンの同門同期サインツ、食らいつく。0.2秒落ちの2番手イイね!
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角田Q2ラストアタックは残り11秒で暫定8番手。下には後続で計測中のメルセデスがいますが、仮に2人に上回られてもギリギリ10番手で突破可能。アロンソにいかれたらアウト。
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miyabikunがサインツばかり見ていたのがバレたか、ルクレールがフェルスタッペンに対して0.2秒上回るど速いスーパーラップをみせてきました。
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あ、恐れていたことが、、ハミルトン、ラッセル、アロンソに上回られたことにより、角田は11番手に転落。
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レーシングブルズの2人はここまで。あとアストンマーティンの片割れストロール、ウィリアムズのエースであるアルボン、ハースのマグヌッセンはトラックリミット違反からのリカバーならず脱落。
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怒るなよ、角田。決勝で入賞可能範囲だ、頑張ろう!

《Q3》
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ハミルトンはフェルスタッペンはともかくラッセルとノリスの後塵を拝する暫定4番手。ラッセルとの差も0.842秒とだいぶデカめ。
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各車1回目のタイムアタックを終えた頃、アロンソ様は異なるタイミングでサーキット独り占めの計測に向かいます。1回アタックにかけるのか?!
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インナートラックのセクター2最速となる1分29秒542をもってして、3番手をどこまでキープできるか。
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フェルスタッペンはラストアタックで自身をさらに0.242秒追い込み、1分29秒179。
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Q2でスーパーラップを決めたルクレールに注目が集まりますが、フェルスタッペンの背中は遠く、2番手止まりで予選を終えました。
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《予選結果》
P.P. フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
  1分29秒179
 2.ルクレール   (フェラーリ・F)
  1分29秒407 +0.228秒
 3.ラッセル    (メルセデス・M)
  1分29秒485 +0.306秒

やはり来たかフェルスタッペン。今シーズンも崩れることなく盤石スタート。そのチームメイトを差し置き、ポール屋ルクレール、メルセデスの新エース間近のラッセル、就職活動中のサインツがフロントロウ、セカンドロウに埋まります。角田はチームメイトのリカルドを上回るギリギリの11番手でシーズンの幕開けとなりました。

《先日の予選予想との答え合わせ》
今シーズン一発目の予選予想の正解は、、8番手ピアストリ、、だけかな。1戦目は1人、ならば第2戦は、、第20戦ともなると、、(ポジディブシンキング)
当てずっぽうではなかなか難しいけど、やっぱりポールはフェルスタッペンだったかー。ピアストリのスリップストリームを上手く使ってセクター1に入れたのも功を奏したか。メルセデスは思ったほどよくなかったです。ただラッセルが上という読みは当たり。他もまあまあいい線いっていたと思います。Q1落ちメンバーもQ2落ちメンバーも悪くなかったでしょう?!(笑)元気なアロンソに予選フルパワーのヒュルケンベルグ、昨シーズンの開幕戦とどこか似ていましたし、Q3メンバーをみれば順番こそシャッフルされど、昨年末と同じ顔ぶれにはなりました。

《予選最速タイム》
 ルクレール(フェラーリ・F)
  1分29秒165 Q2 ポールタイム-0.014秒

今シーズンから「予選最速タイム」の記載をしていきます。大抵がQ3のトップタイムつまりポールポジションが最速になるわけですが、天候や気温、路面状況、トラック上の混雑などにより、必ずしもそうでない時もあります。正しく今回の予選の最速はポールポジションのフェルスタッペンでなく、Q2でトップタイムをマークしたルクレールの1分29秒165でした。この後の「チーム単位のタイム差」でも使いますし、今後の企画でも使う予定としていますので、ちょうどいいかなと。

《Q2トップのルクレールと各チームの差》
 レッドブル(フェルスタッペン)+0.014秒
 メルセデス(ラッセル)    +0.320秒
 フェラーリ(サインツ)    +0.342秒
 アストンマーティン(アロンソ)+0.377秒
 マクラーレン(ノリス)    +0.449秒
 ハース(ヒュルケンベルグ)  +0.686秒※
 レーシングブルズ(角田)   +0.964秒※
 ウィリアムズ(アルボン)   +1.056秒※
 キックザウバー(ボッタス)  +1.591秒※
 アルピーヌ(オコン)     +1.628秒※
 ※はQ1,Q2最速タイムから算出

ポールタイムでなく全セッション最速のルクレールを基点とした各チーム最速とのタイム差になります。フェラーリ、レッドブル、メルセデス、アストンマーティン、マクラーレンの上位5チームは昨シーズンと変わらず。ハース(というかヒュルケンベルグ)がやや離れてレーシングブルズ、ウィリアムズまでが1秒前後の遅れ。キックザウバーとアルピーヌは大きく離される形となりました。

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ルクレール(フェラーリ・F)

ポールポジションは今シーズン一発目もフェルスタッペンが獲りました。ただ先程も確認したようにこの予選最速タイム「裏ポール」はルクレールでした。Q2でマークした時はさすがポール屋さんだなと感心しました。やっぱり一発の速さは彼の真骨頂、揺るぎませんね。ルクレールに必要なのは安定したマシンと信頼できる戦略、これに限ります。フェラーリさん、頼みますよ!
次点は予選では活き活きのヒュルケンベルグ、一発勝負で6番タイムを射止めたアロンソでした。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 該当無し

ワーストの方は毎度ながら障害となり文句言われたドライバーやトラックリミット違反、アウトラップのダラダラ走りはあったものの、どエラい失態はみられなかったので該当無しとしました。
名前を出すのも申し訳無いけど、予想通りアルピーヌはちょっと深刻。アップデートで大きく改善されないと、母国のために戦うガスリーもオコンも2人揃って他への活路を考えてしまいそう。

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《決勝の表彰台予想!》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ペレス     (レッドブル・HRB)
 3 ルクレール   (フェラーリ・F)

合同テストやフリー走行のロングランだけでは、決勝のレースペースを断定できませんが、レッドブルの安定感は昨年と変わらずとみて、フェルスタッペンはポールトゥウィン、5番グリッドスタートのペレスがそれに続くと予想。フェラーリやメルセデスはどうかなぁ。フェラーリには「やらかし」が拭えないし、メルセデスはマシンがバムバム弾む点が信用し切れない点です。予選は一発で大健闘のアロンソも決勝は保たないんじゃないかな。
惜しい惜しい僅差の11番手となった角田は入賞圏内フィニッシュを期待しますが、兎にも角にもレースペースと戦略にかかっています。

決勝は月曜(日曜夜)でなく、この後すぐですよ!お間違え無くー。

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最近のF1はやたらと夜の風景、レースが増えました。「ヘッドライトが無い=レースは昼間に」から「ヘッドライトが無いならば、トラック全体を明るく照らしてしまえ」で容易にレースができてしまう。日中の暑さもしのげるし、光の演出もできれば、時差の大きい地域に対しても観戦し易く。多様化の世の中になってきました。今シーズンもこのトワイライトのアブダビでF1は閉幕します。

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最後の予選に向かうアルファロメオのボッタス。ん?後ろにまだボッタス?!似ている。ボッタスの兄弟かな。
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こちらはハースのマグヌッセンがスタンバイ。赤ちゃんもお座りしてだいぶ大きくなりましたね。パパのお手伝いしてお利口さん。

《Q1》
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Q1の入りは各車スロー。セッションの半分弱を静寂で過ごし、チャンピオンのフェルスタッペンがターゲットタイムを設定。1分24秒160。
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チャンピオンチームのペレスを差し置いて、マクラーレンのノリスがフェルスタッペンに続く。シーズン中盤からの飛躍は目を見張るものがありました。開幕早々からこの調子で入れれば、シーズンはもっと盛り上がったことでしょう。来シーズンは是非開幕戦からチームメイトのピアストリ共々、打倒フェルスタッペンにまい進してほしいものです。
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フェラーリのルクレールやメルセデスのラッセルはそこそこの入りも、キングはイマイチ。秋に入って急に不運と苦戦が続いています。
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1本目はトラックリミットでタイムを取り消されたウィリアムズのサージェントは現時点で来シーズンのシートが唯一確約できていません。ロングストレートを擁するヤス・マリーナではそこそこ戦えるはず。
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よし、セクター1はフェルスタッペンより速い。
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セクター2のターゲットはボーダーラインのアロンソに変わりますが、だいぶマージンを築けています。
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最終コーナー出口。今度は出るなよ?!
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アルボンには及ばずも、ノリスに続く4番時計。やればできる!
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セッション残り3分。ピットアウトレーンが騒がしくなってきました。
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え?!さっきのサージェントはまたトラックリミット違反していたの?!最終ターン16でなく、初っ端のターン1?!
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これか、さっきは見落としていた。これはアカン。
路面向上は著しく、最終アタックでは各車タイムを飛躍的に向上し、順位が目まぐるしく入れ替わります。
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いつの間にか下位に落ちたフェラーリのサインツは16番手ペレスに対しわずか0.002秒差で15番手。これはヤバい。後ろからペレスがセクター1最速で追っています。
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ペレスはトップのフェルスタッペンの0.049秒落ちの2番手でQ1通過。サインツは16番手に陥落。
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サインツをはじめマグヌッセン、アルファロメオの2人と結局ノータイムサージェントの5人が不通過。フェラーリ系は6人中2人しか残っていない。ノータイムのサージェントを除く19人が1秒以内の僅差タイムバトルでした。

《Q2》
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フェルスタッペンはQ1トップタイムをさらに引き上げて1分23秒740。最終戦も容赦無い。
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アルファタウリの角田もいい感じ。まだ全車のタイムアタックを終えていませんが、先日のmiyabikunのクソ予想を大きく上回る暫定3番手。いいですよーどんどん覆しちゃって下さい!(笑)
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ノリスがまたフェルスタッペンまで僅差に迫る。フェルスタッペンがあんなに飛び抜けていなければ、ポールや優勝が何回かあったでしょうな。
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Q1のサインツに続いて、Q2はハミルトンが怪しい。10番手が精一杯。時間いっぱいだけど、後ろからチームメイトのラッセルが自己ベストセクターを連ねてセクター3を走行中。
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ラッセル4番手でハミルトンは落ち。
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Q2ではハミルトン、アルピーヌのオコン、アストンマーティンのストロール、ウィリアムズのアルボン、アルファタウリのリカルドが脱落。角田は8番通過ヨ。

《Q3》
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Q1もQ2もトップ通過。シーズンもトップ。全部トップのフェルスタッペンが最後のセッションもトップで締めるか。

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しかしそうはさせないと、ノリスがセクター1で上回っていく。
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フェルスタッペンは1分23秒445、どうだ!
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ノリスは0.371秒落ちでなかなか離れた。
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ラッセルが最後に1本目を終えて、暫定4番手。角田は今のところ6番手。ルクレールやアロンソを上回るのは立派です。フェルスタッペンが飛び抜けちゃっていますね。
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これが今シーズンのラストアタック。気合い入れていってらっしゃい!
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ノリスがセクター1で削ってくる。フェルスタッペン討伐はノリスに託した!
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セクター2でやや遅れ。セクター3で取り返せるか?!
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あーテールスライド。。終わった。。
ノリスのミスの分、ピアストリも健闘しますが届かず。
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ルクレールはセクター3で稼ぐも届かず。最終戦最後の予選はフェルスタッペンが締めくくりました。
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《予選結果》
P.P. フェルスタッペン(レッドブル・HRB)1分23秒445
 2.ルクレール   (フェラーリ・F)   1分23秒584
 3.ピアストリ   (マクラーレン・M) 1分23秒782

フェルスタッペンに対抗し続けたノリスは結局5番手に沈み、角田はそのすぐ後ろ6番手を獲得。決勝も入賞を果たしてウィリアムズ食いができるかの期待がかかります。

《先日の予選予想との答え合わせ》
えー、上位から答え合わせしていくと、、あらら、ポールダメ、2番手ダメ、3番手、4、、ダメ。お、13番手ストロール、19番手の周、そしてノータイム最後尾のサージェントの3人正解、というか当たった感じです。終わりよければ全てよし、といきませんでしたアハハ。。
最後尾ばかりでなく、最低限ポールポジションを当てなければダメですね(笑)何がアルファタウリは揃ってQ1落ちだ、何年F1観てんだよ全く!角田くんをもっと信じなさいよ、この非国民!と、自分で自分を罵ったので、今までの無礼をお許し下さい。。来シーズンも恥を忍んで懲りずに予想をやると思いますが頑張りまーす!

《Q3トップのフェルスタッペンと各チームの差》
 フェラーリ(ルクレール)が0.139秒落ち
 マクラーレン(ピアストリ)が0.337秒落ち
 メルセデス(ラッセル)が0.343秒落ち
 アルファタウリ(角田)は0.523秒落ち
 アルピーヌ(ガスリー)は0.633秒落ち※
 アストンマーティン(アロンソ)は0.639秒落ち
 ハース(ヒュルケンベルグ)が0.663秒落ち
 レッドブル(ペレス)が0.671秒落ち※
 ウィリアムズ(アルボン)は0.853秒落ち※
 アルファロメオ(ボッタス)が1.343秒落ち※
 ※はQ1,Q2最速タイムから算出

Q3に進出したレッドブルのペレスとアルピーヌのガスリーはQ2のタイムが最速でしたので、上記には※印が付きます。Q2で1分24秒078の5番時計を記録したガスリーがもしQ3で同じタイムを出せれば、角田に続きアロンソの前となる7番手を獲得できるものでした。また、ウィリアムズのアルボンの最速はQ1で記録した1分24秒298であり、Q2でそのタイムを出せれば、Q3進出には届かないものの、11番手のハミルトンより速いタイムを持っていたということになります。タラレバだらけでナンセンスな話ですが、それだけ各セッションともタイムが接近し、少しのミスで順位がいくらでも変わったということです。

《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 角田裕毅(アルファタウリ・HRB)

今回は自身の最高位となる6番グリッドを獲得した角田くんにあげたいと思います。あら、角田に冷たいmiyabikunにしては珍しい。さっきの予想大間違いのせめてもの償い?!(笑)決して冷たくしているわけではないですよ。日本人だからという変な過大評価や重荷を背負わせないようにしているだけで、期待はしていますよ。貴重な日本代表ですから。角田のF1でのキャリアにおける決勝最高位は、デビューイヤー2021年の最終戦アブダビGPでの4位です。表彰台登壇まであと一歩のところまで近付いたことがありました。その時のスターティンググリッドは8番手でした。レースペースに一抹の不安があるものの、決して狙えない位置ではありませんし、ウィリアムズとのコンストラクターズランキングにも影響があります。ここで角田主導でポイントを獲得して、僅差に近付けたり上回るようなことができれば、世間を賑わせているシート争奪戦も安泰です。
次点は安定のポール獲得のフェルスタッペン、ハミルトンを置き去りに上位グリッドを獲得したラッセルです。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 該当無し

今回の予選自体のワーストは無かったと思いますが、細かいことを言えばサインツとハミルトンにはガッカリでした。ペレスも一時期ヒヤリとさせられました。まあそういう上位がコケてくれるから、番狂わせや下位から飛躍ができるのですが。

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《決勝の表彰台予想!》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ルクレール   (フェラーリ・F)
 3 ノリス     (マクラーレン・M)

今シーズン最後の決勝表彰台予想です。先日のラスベガスGPでのルクレールをみて、miyabikunルクレールを信じることにしました。ルクレール(自身)は2位に残れる!あとはピットタイミングや戦略次第!3位はピアストリでもラッセルでもなく、ノリスです。レースとなれば巧者のノリスが力強い走りで来シーズンの「ストップ・ザ・フェルスタッペン」の最有力に名乗りを上げてくれるはず。角田は、、、9位入賞!その心はペレス、アロンソとガスリーないしオコンには捕まってしまうけど、何とか入賞圏内は確保してくれる、ということで。miyabikunまだ角田に冷たいって?!

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派手!ナイトレースを行うところは大抵似たり寄ったりでキラキラ煌びやかではあるものですが、ココは一味違う。キラキラの中に色がある。これがラスベガスなのか、、miyabikunには縁遠いなあ。プライベートでココを目がけて行くことは無いんだろうなあ。

前回F1が行われた1982年は最終戦とはいえ9/25の昼間。今回は最終戦ではなくとも日付が11/18に変わったばかりの夜中で、気温や路面温度の低さが不安視されていました。
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予選開始直前の状況は気温14℃、路面温度16℃、湿度62%の晴れです。聞いていたよりは寒くない印象。日本の関東も昨夜は一桁台まで冷え込んでいますもんね。

《Q1》
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Q1開始。いつも以上に夜景に色があるでしょう。
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まずはチーム3回目の母国GPとなるハースのマグヌッセンから計測が始まっています。ハースは今回マグヌッセンとヒュルケンベルグでマシンのバージョンが異なるという面白いアプローチをしてきました。マグヌッセンが新型でヒュルケンベルグが旧型。親分の指示ではなく、組員それぞれの選択とのこと。組別階級は最下位になってしまったし、先日けしかけた抗争も棄却されました。来シーズンの組員が既に決まっていることだけが、この組の強み。
中団下位がアタックの中、市街地屋さんペレスが一瞬トップタイムをマークし存在感を示すも、
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この初ラスベガスで猛威を振るっているのがフェラーリのポール屋さんルクレール。ペレスを0.425秒上回って1分34秒台に入れています。
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こちらは今回こそサーキット特性がマッチしてるんじゃないかと目されているウィリアムズ、それもこちらも3回目の母国GPとなるサージェントです。タイム的にもルクレールと遠からずの2番時計。今回は自力で入賞できる位置に居たいよね。
今回のチャンピオンはというと、
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まだ予選も序盤ですから断言は早いものの、ルクレールに及ばず。まあチャンピオンはポールポジションでなくても勝てちゃうからなぁ。正直何番手でもいいよね。
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畜生な決勝のグリッド降格が決まっているサインツがトップに立つと
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すかさずルクレールが塗り替える。フェラーリ2人でやり合っています。予選くらいは輝かせてくれって?!同じマシンに乗るサインツを0.715秒上回るなんて、ルクレールのタイムの削り方はエグいな。まだまだイケるのか。
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セッション中盤にして、メルセデスは下の方に沈殿しています。前戦サンパウロGPはボロクソでしたが、今回もキツいのかな。
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さすがにQ1は無いか。今回不作ならゲンコツで机が抜け落ちてしまう。ハミルトン、ラッセル共にQ1突破へ。
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残り時間1分を切ったところで17番手に止まるマクラーレンのピアストリと珍しくサージェントに置いていかれているアルボンがワイプで捉えられています。
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アルボンは順位を上げつつも、ピアストリはタイム向上ならず。
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リカルドはギリギリの14番手!ピアストリに続いてノリスも危ない!
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ストロールが11番手に浮上したため、ノリス脱落。
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マクラーレンは最近珍しく2人揃ってQ1落ち。ほかアルピーヌのオコン、アルファロメオの周、アルファタウリの角田ら1人ずつ敗退しています。

《Q2》
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Q1トップタイムのルクレールには及びませんが、アストンマーティンのアロンソがフェラーリやペレスを上回ってトップに立ちます。
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続いてハミルトンが僅差でアロンソを上回り、
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フェルスタッペンがさらに上回る。時間が経つにつれ、タイムがどんどん向上。
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今回の予選はフェラーリパワーユニット搭載車が健闘していましたね。マグヌッセンがフェラーリ2台とフェルスタッペンに続く。
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メルセデスのボッタスはギリギリ10番時計。
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ん?!メルセデス?!いやアルファロメオね。
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時間いっぱいでサージェントが6番時計。アルボンも続いて、ウィリアムズは揃ってQ3進出。
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Q2ではハミルトン、ペレス、ヒュルケンベルグ、ストロール、リカルドとQ1に続いて各チーム1人ずつ敗退となり、チームで2人残っているのはフェラーリとウィリアムズの2チームのみ。今回の予選はバラけています。

《Q3》
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ルクレールの1本目は自身のQ2トップタイムに及ばすの1分33秒021。今回の感じはまだポケットにタイムを隠し持っていそう。
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フェルスタッペンはルクレールだけでなくサインツにも届かず。今回ばかりはフェラーリに敵わぬか。
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ほらね。0.3秒削って1分32秒台へ。ルクレールは終始キレキレだった。
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《予選結果》
P.P. ルクレール   (フェラーリ・F)   1分32秒726
 2.サインツ    (フェラーリ・F)   1分32秒770
 3.フェルスタッペン(レッドブル・HRB)1分33秒104

路面向上ら著しく、各セッションで如何に遅いタイミングでタイムアタック出来たかがカギとなりました。初開催ですから、サーキットの習熟度は皆イコールですもんね。
1分33秒台の壁を破れたのはフェラーリの2人だけ。金曜フリー走行からの好調さそのままにルクレールが今シーズン4回目となるポールポジションを獲得。フェルスタッペンは全セッションともあまり無理はせずといった感じで3番手を獲得し、決勝はルクレールの隣となるフロントロウスタートとなります。やっぱりサインツのペナルティ降格はイタいよなぁ。
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何だその頭。地元スポンサーのサンタンデール銀行のロゴマークみたいだ(笑)

《先日の予選予想との答え合わせ》
ポールのルクレール、2番手サインツ、3番手フェルスタッペンの上位3人のみの正解でした。まあこれはテッパン処だったかなと。ウィリアムズの台頭はある程度予想できましたが、まさか2台揃ってQ3進出し、まさかマクラーレンが2台揃ってQ1脱落とは。。中団以下が狂いましたね。ただそんな中、順位こそ1つ分外したものの、ハミルトンの低迷は何と無く近い結果になりました。ラッセルとの明暗も注目点でした。

《Q3トップのルクレールと各チームの差》
 フェラーリ(サインツ)が0.044秒落ち
 レッドブル(フェルスタッペン)が0.378秒落ち
 メルセデス(ラッセル)が0.386秒落ち
 アルピーヌ(ガスリー)は0.513秒落ち
 ウィリアムズ(アルボン)は0.597秒落ち
 アルファロメオ(ボッタス)が0.799秒落ち
 ハース(マグヌッセン)が0.811秒落ち
 アストンマーティン(アロンソ)は0.829秒落ち
 アルファタウリ(リカルド)は1.582秒落ち※
 ※はQ1,Q2最速タイムから算出

今回は手探りで迎えたフリー走行、予選となりましたが、フェラーリはルクレールのみならずサインツも僅差で並び、マシンとのマッチングもよかったのだと思います(決勝レースは別)フェラーリがあたま一つ飛び出ていて、8チームがチーム単位ではなく1人ずつで拮抗し、アルファタウリもやや離れた形となりました。リカルドは辛うじてQ1突破できたものの、角田の最下位が現実だと思います。決勝は前を追うだけ。抜いた数を指折り期待しましょう!

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 サージェント(ウィリアムズ・M)

さあサージェント、今日の主役だ!巧者アルボンと大きな差が付けられてしまっていますが、先日の第18戦アメリカGPの繰り上げ入賞を果たし、今回また7番時計6番グリッドを手にしました。第3アメリカGPで2回目の入賞、それも「自力入賞」なるかの期待がかかります。また来シーズンF1ドライバーとしてアメリカに戻って来れるよう、シーズン終盤のポイントゲットしてほしいです。
次点は余裕もみられるキレキレのルクレール、キマらぬ相方を横目にしっかりQ3進出の中段まで引き上げたアルピーヌのガスリー、そして久々のメルセデス風カラーリングでキレのある走りができたアルファロメオのボッタスです。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 GP運営者

何と呼ぶのが正しいのかよくわかりませんが、言うまでもなくサインツを襲ったマンホール蓋のマシン損傷による交換ペナルティによるものです。過去にもマンホールの蓋やドレンカバーが走行中の風圧で吹き飛び、マシンを傷める事故がありました。サーキットや市街地街路には水はけのためのそれら設備が当然あり、それらは溶接によって止められているわけですが、しっかり整備してくれないとマシンや順位だけではなく、ドライバーや観客、コースマーシャルに被害が及ぶ可能性が無くもありません。安全率は2倍、3倍とかでなくもっと高く見積もって挑むべきだと思います。

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《決勝の表彰台予想!》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ルクレール   (フェラーリ・F)
 3 ラッセル    (メルセデス・M)

本音はルクレールの逃げ逃げ優勝を見たいところですが、現実は言わずと知れたフェルスタッペンでしょう。スタートで逃げ切れても、あの長いストレートで逃げ切れると思えない。あとラッセルを3位に予想したものの、この前のグズグズなレースペースを見せられてしまうと、5番手改め4番グリッドのガスリーの表彰台もワンチャンあるんじゃないかとも思います。
サインツの順位降格をギリギリでかわして11番グリッドスタートとなるペレスは表彰台にギリギリ届かないかなぁ。珍しくとんでも無い不作だったマクラーレンのノリスは7位8位くらいまでは浮上できるかな。アルファタウリは、、悲しいけど今回はキツいかなぁ。。たった1ラップでこの差はデカ過ぎる。。

決勝レースはとっくに終わってしまいましたが、これから晩ご飯を済ませて、ヨーロッパラウンドと同じような時間帯で観戦する予定です。

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インテルラゴスは「湖の間」が名前の由来です。ただその空は薄い雲がかかっています。ここは以前に雨で大事故が発生したことがありました。天気がちょっと心配。

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さらにQ1はトラック整備のために遅延が宣告されています。昨年奇跡のトップタイムをマークしたハースのマグヌッセンがめちゃご機嫌ですな。今年もワンチャンあったりして(笑)

《Q1》
マクラーレンのノリスが1分10秒623のトップタイムを追うフェルスタッペンは
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意外にも上回ること無く0.321秒落ち。まあまだ一本目だから驚くこともないか。
フェラーリはというと、
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サインツ、ルクレール共に1分11秒台後半の似たようなタイムでノリスの1秒落ち。これは今回期待できないか。
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一方でメルセデスのハミルトンはノリスとフェルスタッペンに割って入る2番時計。フェラーリよりメルセデスの方が入りがいい。
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ペレスさん、いつの間にかだいぶ下げですよ。大丈夫ですか?!張り切ってタイムアタックに向かって下さい。
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あれ、戻っちゃった。。やらないの?!
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お腹痛いのかな、心配だなぁ。ペレスの予選は毎回ハラハラするんだよな。あまりとやかく言いたくないし、言われてるのもみたり聞いたりしたくない。
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ルクレールがドーンと一発!なんだー引き出しに隠していたんじゃん。焦っちゃったよ。
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ペレスも0.196秒落ちならQ1突破は大丈夫かな。全く手のかかるチャンピオンチームドライバーだ(笑)
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ウィリアムズのアルボンはまたチームメイト置き去りの4番時計。
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残り30秒でハースのヒュルケンベルグが台頭。路面向上著しい。走れば走るほどタイムがよくなっていく。
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Q1はウィリアムズのサージェント、アルファタウリの2人、アルファロメオの2人が脱落。サージェントがビリでは無い。

《Q2》
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サインツをはじめ、セッション序盤に記録したフェルスタッペンの1分10秒162を上回ることができずに時間が経過していきます。
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アロンソも僅差に詰め寄りますが、上回れず。
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4分を切ったところでノリスがようやく1分10秒を切る手前までタイムを更新。ノリス今回も上々な仕上がり。
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フェルスタッペンのラストアタックは1本目にも及ばず。雲行きが怪しく、気温低下が影響しているのか。
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Q2ではハースの2台、アルピーヌの2台とウィリアムズのアルボンが脱落。チーム単位で絞られています。Q3に進出したのは前からマクラーレン、レッドブル、アストンマーティン、フェラーリ、メルセデスの5チーム10人。

《Q3》
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空はこの色。旗も強めにはためいて、雨が来る気配100%。IMG_1562
フェラーリの見立ては7分後らしいです。
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これ、ナイトレースでなく、デイレースです。魔王が襲来する前みたい(笑)たまにこんな地獄の空の色ありますよね。早目が吉か。タイムは決していいものではありませんが、フェルスタッペン、ルクレールが上位を占める中、こちらもポールポジション獲得の期待がかかるノリスは
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こりゃ酷い、湿気ってるな。1.260秒遅れのほぼ1分12秒台。デカくミスったか、あるいはトラックのある区間が濡れているか。
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ピアストリが最終セクターではみ出す。これは既に来ているぞ、雨が。
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ダメだこりゃ。。1本目の計測以降、2本目に向かう者は無し。ピアストリはノータイムのまま。
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赤旗中断イェーイ!
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呆気無し。自然相手では仕方無いですね。

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《予選結果》
P.P.フェルスタッペン(レッドブル・HRB)1分10秒727
 2.ルクレール   (フェラーリ・F)   1分11秒021
 3.ストロール(アストンマーティン・M) 1分11秒344

昨年に引き続き、雨によりタイム向上は見込めず、Q3は1本目のアタック勝負となりました。フロントロウは特に驚かないいつもの速い2人が並びますが、3番手は意外や意外、アストンマーティンのストロールが名乗りを挙げ、アロンソと共にセカンドロウを獲得しています。

《先日の予選予想との答え合わせ》
ポールのフェルスタッペン、2番手ルクレールのフロントロウ2人が正解という寂しい結果に。フロントロウが当たったのはいいものの、あわよくばノリスがポールポジションを獲得する可能性もありましたので、それはそれで見てみたかったです。昨年同様に雨の番狂わせがあったものの、まさかアストンマーティンが、それもアロンソでなくストロールが前というのも面白いですね!

《Q2トップのノリスと各チームの差》
 レッドブル(フェルスタッペン)が0.141秒落ち※
 アストンマーティン(アロンソ)は0.216秒落ち※
 フェラーリ(サインツ)が0.233秒落ち※
 メルセデス(ハミルトン)が0.245秒落ち※
 ハース(ヒュルケンベルグ)が0.454秒落ち※
 アルピーヌ(オコン)は0.541秒落ち※
 ウィリアムズ(アルボン)は0.600秒落ち※
 アルファタウリ(角田)は0.816秒落ち※
 アルファロメオ(ボッタス)が0.934秒落ち※
 ※はQ1,Q2最速タイムから算出

Q3は空の色からもわかるように、濡れ始めの路面に気温低下もあって、最速ラップはポールポジションを獲得したフェルスタッペンの1分10秒727ではなく、Q2トップタイムをマークしたノリスの 1分10秒021からの算出となります。よって全チーム全ドライバーの最速はQ2ないしQ1となるため、※マークが付きます。また、フェラーリはルクレールでなくサインツのQ2が最速でした。サインツも最近はルクレールよりいいラップを叩き出します。

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 ストロール(アストンマーティン・M)

CL「miyabikunの今回のチョイス、おかしくね?」
MV「別にいいんじゃないの?レースで負けなきゃ」
確かに今回のストロールは運的要素もあって好位置3番手になったのは間違いありませんが、チームメイトの猛者アロンソを下しましたし、たまには誉めてあげないと可哀想という同情票もあります(笑)最近は不貞腐れ気味な内容が続いています。これを機に自信を取り戻してほしいと思います。次点はポールポジションまであと一歩、タイム的には最速をマークしたノリスでした。ピアストリの健全ラップも見てみたかったです。本当にマクラーレンは勢いあります。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 該当無し

この予選はドライバーやチーム云々というより、いつ訪れるかハラハラした天候に左右されましたね。昨シーズンの金曜予選も番狂せがありましたが、過去にもブラジル(サンパウロ)は天候に左右されることがままありました。路面向上を期待するより、さっさとタイムを残してしまった方がよさそうですね。

《決勝の表彰台予想!》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ハミルトン   (メルセデス・M)
 3 ルクレール   (フェラーリ・F)

月曜朝(より後ろになっちゃいますが)の決勝レースの表彰台予想はこのようにしてみました。
優勝はさておき、2位はアストンマーティン2人を差し置いて5番手のハミルトンとしました。予選こそ健闘したアストンマーティンですが、アロンソとて最近のチームとマシンに手こずり、代わって他チームの台頭もありますので、表彰台登壇は難しいのではないかなと。ハミルトンの巧みさが勝る気がします。それはそれとして、2番手のルクレールは3位なの?!うーん、やっぱり◯ェラーリですから、あまり期待し切れないところがあります。本音は頑張ってほしいですよ!下手したらイケイケのノリスやゴーゴーサインツとスイッチしちゃうなんてことも、、レース後話し合うようなことにならないといいなと思います。

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