チラホラ2024年型新車(ひとまずカラーリングだけ)が明らかになり始めましたね。何だかんだで今シーズン開幕まで2週間を切っているんですよね。春ですね。そんな中miyabikunは実にスローペースに未だ2023年のネタを扱っています(笑)なかなかゆっくり、じっくりブログを書くことができない日々を送っていますが、今回は数字でみるF1の「各種ポイントランキングほか」を中心に書いていきます。
《ポイントランキング》
〈ドライバー〉
1 フェルスタッペン 575pts (1→)
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チラホラ2024年型新車(ひとまずカラーリングだけ)が明らかになり始めましたね。何だかんだで今シーズン開幕まで2週間を切っているんですよね。春ですね。そんな中miyabikunは実にスローペースに未だ2023年のネタを扱っています(笑)なかなかゆっくり、じっくりブログを書くことができない日々を送っていますが、今回は数字でみるF1の「各種ポイントランキングほか」を中心に書いていきます。
《ポイントランキング》
今までは予選、決勝についてまとめてきましたが、F1はこの獲得ポイントで最終的に評価、ランク付けされます。まずはドライバー編からみていきます。
〈ドライバー〉
1 フェルスタッペン 575pts (1→)
2 ペレス 285pts (3↑)
3 ハミルトン 234pts (6↑)
4 アロンソ 206pts (9↑)◉
5 ルクレール 206pts (2↓)
6 ノリス 205pts (7↑)
7 サインツ 200pts (5↓)
8 ラッセル 175pts (4↓)
9 ピアストリ 97pts ◯
10 ストロール 74pts(15↑)
11 ガスリー 62pts(14↑)◉
12 オコン 58pts (8↓)
13 アルボン 27pts(19↑)
14 角田裕毅 17pts(17↑)
15 ボッタス 10pts(10↓)
16 ヒュルケンベルグ 9pts(16↑)◉
17 リカルド 6pts( - ↑)◉
18 周冠宇 6pts(18→)
19 マグヌッセン 3pts(13↓)
20 ローソン 2pts ◯
21 サージェント 1pt ◯
- デ・フリース 0pts(21↓)
( )は2022年ランキングからの昇降を示す
◯は新規参戦、◉は移籍参戦ドライバー
素直に上記結果とその変遷をグラフ化すると、このような見栄えになります。一昨年シーズン2022年と比較するとその対比がよくわかりますが、レッドブルのフェルスタッペンの突き抜け方が顕著で実に面白みの無い描画になってしまいます(もちろん頑張ったフェルスタッペンに罪は無いのですが)
続いてフェルスタッペンを除く21人をグラフに示したものです。このグラフは昨年末にも出しており、いつもながら見辛いので、今回ポイントグラフについて「新たな試み」でグラフを作成し、グループ別にみていこうと思います。それがこちら。
相変わらずぐちゃぐちゃグラフではありますが、右肩上がりのいつものグラフと違うでしょう。こちらは「各GP別の獲得ポイント」を示しています。ぐちゃぐちゃで密ではあるけど、各ドライバーがどの水準でポイントを積み重ねたか、またドライバー(乗るマシン)のバイオリズムも評価しやすくなると思い、今回試しに作成してみました。以下でグループ分けしながらこのグラフをみつつ、昨シーズンのポイント獲得変遷をみていきます。
フェルスタッペンを含む上位3チーム(レッドブル、フェラーリ、メルセデス)の6人によるGP別獲得ポイントになります。グラフの上限値はスプリントレースが行われたGPにおける最大獲得ポイント(スプリント1位:8、決勝優勝:25、決勝ファステストラップ獲得:1)となる34とし、優勝25ポイントを黒実線を落として強調しました。各ドライバーのグラフの色と線種は統一しています。
フェルスタッペンを示す紺の実線は基本的に毎レース25ポイント獲得ラインを走り、スプリント開催GPはさらに高ポイントを確実に得ていることがわかります。最大となったのはチームの地元である第9戦オーストリアGPの34ポイント。つまりスプリント1位、決勝優勝、おまけにファステストラップポイントまで得たフルマークになります。フェルスタッペンにおいては全戦入賞を果たしており、正直25ポイント以上獲得したレースを数えるより「25ポイントを下回ったレース」を数えた方が早いです。
他のドライバーで25ポイント以上獲得したドライバーはペレスが2回で、その最大値は第4戦アゼルバイジャンGPの33(決勝のファステストラップのみ逃す)ほかフェラーリのサインツが1回、レッドブル以外唯一の優勝となった第15戦シンガポールGPの25(こちらはスプリント非開催でファステストラップを逃す)になります。
続いて中団にあたる3チーム(アストンマーティン、マクラーレン、アルピーヌ)の6人です。先程のトップ3チームに比べると上がスッキリして見えますが、実は先程のグラフからフェルスタッペンを除いてしまうと、案外似たような高さまでグラフが伸びています。前半戦は緑の破線アロンソが表彰台登壇圏内を続け、後半戦に入りそれと入れ替わるような形でオレンジの実線ノリスが台頭してくるという構図。
先程のトップ3チームは全レースの優勝者おり、3人の25ポイント超えがありましたが、このグループには優勝は無くとも25ポイント超えが2人います。スプリントが行われた第17戦カタールGPのピアストリ(スプリント1位、決勝2位)と同じく第20戦サンパウロGPのノリス(スプリント2位、決勝2位とファステストラップ獲得)といずれもマクラーレンの2人でした。ポイントとしては「スプリント1位=スプリント2位+ファステスト獲得」は同じ価値ということになります。
最後は下位の4チーム(アルファロメオ、ハース、アルファタウリ、ウィリアムズ)でスポット参戦を含めた10人全員をグラフ化しています。が、このグループは毎度ながら上位中団の隙をつかないとポイント獲得が実現しないという厳しい争いを強いられるため、グラフはどうしても低調に表れてしまいます。同じ尺度ではその苦労や頑張りを確認し難いため、特別にグラフを拡大してみます。
最大値を6とすれば、こんなにメリハリある波形に変わります。6ポイントはいくつかのパターンがあり得ますが、スプリント単体でみれば3位フィニッシュ、決勝で7位入賞に値します。最大値の6ポイントを得ているのは、第3戦オーストラリアGPで7位を獲得したヒュルケンベルグ、カナダGPとイタリアGPで7位のアルボン、第19戦メキシコシティGPで7位となったリカルドの3人4例になります。ちなみにアルファタウリの角田の最大獲得は5ポイントが2回(アメリカGP決勝8位とファステストラップ獲得、サンパウロGPのスプリント6位3ポイントと決勝9位2ポイント)でした。
〈ペナルティ〉
1 ペレス 7pts(9/17で-1)
2 サージェント 6pts(9/3で-2)
3 ストロール 5pts(7/9で-2)
4 ハミルトン 4pts(7/29で-2)
ラッセル 4pts(5/28で-2)
6 角田裕毅 3pts(6/4で-2)
ヒュルケンベルグ 3pts(5/28で-2)
8 フェルスタッペン 2pts(11/18で-2)
ボッタス 2pts(10/29で-2)
周冠宇 2pts(7/23で-2)
デ・フリース 2pts ●
サインツ 2pts(4/2で-2)
- ルクレール 0pts
ノリス 0pts
ピアストリ 0pts
アロンソ 0pts
ガスリー 0pts
オコン 0pts
アルボン 0pts
リカルド 0pts
マグヌッセン 0pts
ローソン 0pts
●は昨シーズンでシート喪失
( )内は初めに無効となる時期とポイント
続いては同じくドライバーズのポイントではあるものの「ペナルティ」ポイントとそのうち初めに消滅するタイミングとポイント数をランキング形式で並べました。このポイントは12ヶ月有効で累積12ポイントになると翌戦1戦出場停止となります。ペナルティポイント保有者は12人、汚れ無き無傷が10人となっています。
トップ(よくない方ね)はレッドブルのペレスの7ポイント。内訳は第15戦シンガポールGPの接触で1、第16戦日本GPではセーフティカー先導時の追い越しで2とヘヤピンでマグヌッセンに対してバチコンかましてさらに2、最終戦アブダビGPのストレートエンドでノリスを押し出して2、でした。特に後半戦は本当に荒れていましたね。どうにか新たなシーズンを迎えることはできますが、現役を続ける以上は据え置きですよ。
〈コンストラクター〉
1 レッドブル・HRBPT 860pts (1→)
2 メルセデス・M 409pts (3↑)
3 フェラーリ・F 406pts (2↓)
4 マクラーレン・M 302pts (5↑)
5 アストンマーティン・M 280pts (7↑)
6 アルピーヌ・R 120pts (4↓)
7 ウィリアムズ・M 28pts (10↑)
8 アルファタウリ・HRBPT 25pts (9↑)
9 アルファロメオ・F 16pts (6↓)
10 ハース・F 12pts (8↓)
ここからようやくコンストラクター単位のポイントの話題です。こちらのグラフも先日出したものを再掲します。
チャンピオンチームはどこと交わること無く一匹狼で逃げちゃって退屈だから、空いたスペースに数字をビッシリ並べちゃったりなんかして(笑)レッドブルは860ポイントですよ。最後の最後まで勝負が分からなかった2位のメルセデス、3位のフェラーリを出しても達しないという突き抜け方。正直、今シーズンこそはこんなシーズンになっては困ります。
お決まりのように、そんなチャンピオンには席を外してもらい、9チームで再描画。こうすればようやく各チームの攻防、至近戦の様子が少しだけ明らかになります。
度々月並みにはなりますが、上位勢は序盤にスタートダッシュを決めたアストンマーティンが徐々に失速、第7戦スペインGPでメルセデスに捕えられると、ヨーロッパラウンド最終戦のイタリアGPではフェラーリ、アメリカ大陸戦初戦のアメリカGPでマクラーレンに捕まり、結果的にランキング5位まで転落してしまいました。また前半戦入賞すらままならなかったマクラーレンは本格ヨーロッパラウンドに突入するとマシン改良がハマりようやく開花、ハイペースでポイントを積み重ねてメルセデス、フェラーリを追いました。下位はちょっとこのグラフでは見辛いので後ほど。
ドライバーズポイントグラフと同様に、コンストラクターズでも「各GP別の獲得ポイント」でグラフを描くと、このような見栄えになります。基本は紺色のレッドブルが各GPで高いポイントを獲得して常にグラフ上部を推移。ただし後半戦に入るとシンガポールGPではフェラーリが、カタールGPではマクラーレンがグラフの頂を獲っています。以降でまたいつものグループ分けしてみていきたいと思います。
トップ3を抜き出してみました。また参考までに通常の決勝レースでワンツーフィニッシュした際に得られる43ポイントと、スプリントのワンツー、ファステストラップまで獲得するフルマークとなる59ポイントにラインを引いてあります。
レッドブルにおける最低ライン(と決めつけるのも酷な話ですが)ともいえる決勝ワンツーフィニッシュは22戦中6戦であり、その最後、6回目は第14戦イタリアGPでしたので、最強を誇るレッドブルとて後半は少し巻き返されていたともいえます。最多ポイントはフルマークに2ポイント足らずのアゼルバイジャンGPの57。これはスプリントでフェルスタッペンが3位に終わったことと、決勝でファステストラップを獲れなかったことによります。2ポイント足らずとはいえ、序盤につまずいたマクラーレンが第10戦イギリスGP終了時点で59ポイントでしたので、この日のレッドブルはマクラーレンの「序盤10戦分を1GPで稼いでしまう」わけですから、スプリントでの獲得ポイントの威力はデカいです。
レッドブルの最大ポイントは57でしたが、ランキング2位のメルセデスはスペインGPの33、フェラーリはシンガポールGPの37と、どちらもワンツーフィニッシュの43ポイントに達していないこともわかります(スプリント週間含めて)また、レッドブル、メルセデスは好調不調ある中、全戦ポイントゲットしているのに対し、フェラーリは第3戦オーストラリアGPでノーポイントとなっています。
ルクレールはスタート直後のスピン、サインツは再々スタート直後の接触によるペナルティで入賞圏外へ。このあたりで早くもフェラーリは「こりゃ今年も無いな」と悟ったかも(笑)
続いて中団3チームのGP別ポイントグラフです。先程の全チーム版で一際目立ったマクラーレンは、中団だけで抜き出すとより目立ちます。メルセデスもフェラーリもなし得なかった43ポイントを超え、カタールGPだけで47ポイント稼ぎました。前半戦にクライマックスを迎えたアストンマーティンはフェラーリが散ったオーストラリアGPで27ポイント、母国GPの無いアルピーヌはその母国にも近いモナコGPでの21ポイントが最多ポイントでした。ほか、オランダGPも高い山を積みますが、全般的に地味や。
さっきのポイント累積グラフでは観察し辛かった下位4チームについて、グラフ尺度を変えて示します。
下位で先陣を切ったのはアルファロメオで、開幕戦からエースのボッタスは8位入賞4ポイントを獲得したものの、オーストラリアGPではハースのヒュルケンベルグによる7位により(下位)トップが入れ替わりました。ヨーロッパラウンドが始まると、ウィリアムズ(というかアルボン)が台頭、ヨーロッパラウンドが終わる頃までに一気に3チームをごぼう抜きし、下位単独のトップへ。またドライバー入れ替えや低迷が続いたアルファタウリは終盤戦に入りようやく速さを得てハースとアルファロメオを抜き、ウィリアムズまであと一歩のところまで飛躍しています。
で、下位のGP別ポイントグラフにすると、穏やかなさざ波の如く目立たなくなってしまう。さすがにトップチームと同じ尺度では可哀想。こちらも特別措置で上限値を変えます。
あれ、このグラフ、さっきドライバー編でも見たような、、。そうなんです。GP別の上限値は6であり、ドライバーズのグラフとほぼ同じ波形になります。昨シーズンの下位チームは特に両ドライバーによる「ダブルポイント」がほとんど無く、カタールGPでアルファロメオが4+2の6ポイント、失格により繰り上げとなったアメリカGPでウィリアムズが2+1の3ポイントを得たものに限られます。いかに下位が入賞する(ポイントを稼ぐ)のが大変だったかがよくわかります。
《パワーユニットコンポーネント使用数》
現代のF1は速いだけでなくいかに丈夫でエコロジーであるかも求められます。一時期に比べてゲンナリな数と量ではなくなりましたが、パワーユニットのコンポーネント使用数と超過した際のペナルティらついて回ります。全ドライバーの全コンポーネントについて、今年も数を数えてグラフ化してみました。
グラフというか最早これは「糸」ですね(笑)基数制限を改めて確認しておくと、ICE(エンジン)、TC(ターボ)、MGU-H(熱用発電機)、MGU-K(運動発電機)が年間3基まで。ES(充電器)、CE(コンピューター)が2基まで。EX(エキゾースト)が8基まで使用可能。また2022年から加わったGC(ギヤボックスケース、カセット)とGD(ギヤボックスドライブほか)がそれぞれ年間4基まで使用可能となっています。新品の規定基数を超えた一発目に10グリッド降格ペナルティ(ギヤ関連は5グリッド降格)が下りますが、2回目以降はいずれも5グリッド降格で抑えられ、以前使用した物を再び使用する場合はペナルティ対象外です(よね?!もし間違えていたらお知らせ下さい)
見てもよくわからなくなっちゃっていますので端的に結果を確認すると、メルセデスパワーユニット搭載車4チーム(メルセデス、マクラーレン、アストンマーティン、ウィリアムズ)とルノー1チームは各コンポーネントならびにギヤボックス関連の交換ペナルティは1件も無く、ペナルティはフェラーリ系がボッタスを除く5台、ホンダRBPTは4台全てに何らかの超過ペナルティが下っています。
《GP別完走数 / 完走率と同一周回順位》
決勝観戦記に載せていた各GPの完走台数とフィニッシュ時にトップと同一周回で終えた車の台数になります。参考程度にご覧下さい。
開幕戦 バーレーンGP 完走17台/85%
優勝フェルスタッペンに対して11位まで同一周回
第2戦 サウジアラビアGP 完走18台/90%
優勝ペレスに対して17位まで同一周回
第3戦 オーストラリアGP 完走17台/85%
優勝フェルスタッペンに対して12位まで同一周回
第4戦 アゼルバイジャンGP 完走18台/90%
優勝ペレスに対して16位まで同一周回
優勝ペレスに対して16位まで同一周回
第5戦 マイアミGP 完走20台/100%
優勝フェルスタッペンに対して18位まで同一周回
第6戦 モナコGP 完走19台/95%
優勝フェルスタッペンに対して8位まで同一周回
優勝フェルスタッペンに対して8位まで同一周回
第7戦 スペインGP 完走20台/100%
優勝フェルスタッペンに対して12位まで同一周回
第8戦 カナダGP 完走18台/90%
優勝フェルスタッペンに対して14位まで同一周回
第9戦 オーストリアGP 完走19台/95%
優勝フェルスタッペンに対して11位まで同一周回
優勝フェルスタッペンに対して11位まで同一周回
第10戦イギリスGP 完走18台/90%
優勝フェルスタッペンに対して17位まで同一周回
第11戦ハンガリーGP 完走18台/90%
優勝フェルスタッペンに対して9位まで同一周回
優勝フェルスタッペンに対して9位まで同一周回
第12戦ベルギーGP 完走18台/90%
優勝フェルスタッペンに対して18位まで同一周回
優勝フェルスタッペンに対して18位まで同一周回
第13戦オランダGP 完走17台/85%
優勝フェルスタッペンに対して17位まで同一周回
第14戦イタリアGP 完走18台/90%
優勝フェルスタッペンに対して16位まで同一周回
第15戦シンガポールGP 完走16台/80%
優勝サインツに対して15位まで同一周回
優勝サインツに対して15位まで同一周回
第16戦日本GP 完走15台/75%
優勝フェルスタッペンに対して10位まで同一周回
第17戦カタールGP 完走17台/85%
優勝フェルスタッペンに対して13位まで同一周回
優勝フェルスタッペンに対して10位まで同一周回
第17戦カタールGP 完走17台/85%
優勝フェルスタッペンに対して13位まで同一周回
第18戦アメリカGP 完走15台75%※
優勝フェルスタッペンに対して12位まで同一周回
第19戦メキシコシティGP 完走17台/85%
優勝フェルスタッペンに対して15位まで同一周回
第20戦サンパウロGP 完走14台/70%
優勝フェルスタッペンに対して9位まで同一周回
第21戦ラスベガス GP 完走19台/95%
優勝フェルスタッペンに対して17位まで同一周回
優勝フェルスタッペンに対して17位まで同一周回
最終戦アブダビGP 完走20台/100%
優勝フェルスタッペンに対して17位まで同一周回
平均完走 17.64台/88.2%
同一周回台数 13.82台/69.1%
※第18戦アメリカGPはレース後失格の2人を除外
全車完走レースは3レース、完走台数が最も少なかったのはサンパウロGPの14台となっています。また、一昨年2022年は平均17.1台、同一周回フィニッシュが12.7台でしたので、やや向上しています。いずれにしても、近年の完走率は高く、フェルスタッペンの独走シーズンとはいえ、全車周回遅れにするレースが無くてよかった(笑)
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
最後はファン投票によって選出される「ドライバー・オブ・ザ・デイ」の獲得者と獲得回数を整理しました。
〈GP別獲得者〉
開幕戦 バーレーンGP アロンソ
第2戦 サウジアラビアGP フェルスタッペン
第3戦 オーストラリアGP ペレス
第4戦 アゼルバイジャンGP ペレス
第5戦 マイアミGP フェルスタッペン
第6戦 モナコGP オコン
第7戦 スペインGP ハミルトン
第8戦 カナダGP アルボン
第9戦 オーストリアGP ノリス
第10戦イギリスGP ノリス
第11戦ハンガリーGP ペレス
第12戦ベルギーGP フェルスタッペン
第13戦オランダGP アロンソ
第14戦イタリアGP サインツ
第15戦シンガポールGP サインツ
第16戦日本GP ピアストリ
第17戦カタールGP ピアストリ
〈GP別獲得者〉
開幕戦 バーレーンGP アロンソ
第2戦 サウジアラビアGP フェルスタッペン
第3戦 オーストラリアGP ペレス
第4戦 アゼルバイジャンGP ペレス
第5戦 マイアミGP フェルスタッペン
第6戦 モナコGP オコン
第7戦 スペインGP ハミルトン
第8戦 カナダGP アルボン
第9戦 オーストリアGP ノリス
第10戦イギリスGP ノリス
第11戦ハンガリーGP ペレス
第12戦ベルギーGP フェルスタッペン
第13戦オランダGP アロンソ
第14戦イタリアGP サインツ
第15戦シンガポールGP サインツ
第16戦日本GP ピアストリ
第17戦カタールGP ピアストリ
第18戦アメリカGP ノリス
第19戦メキシコシティGP ノリス
第20戦サンパウロGP ノリス
第21戦ラスベガス GP ルクレール
最終戦アブダビGP 角田裕毅
〈獲得回数〉全22回
第19戦メキシコシティGP ノリス
第20戦サンパウロGP ノリス
第21戦ラスベガス GP ルクレール
最終戦アブダビGP 角田裕毅
〈獲得回数〉全22回
1 ノリス 5回(22.7%)
2 ペレス 3回(13.6%)
フェルスタッペン 3回(13.6%)
4 アロンソ 2回 (9.1%)
サインツ 2回 (9.1%)
ピアストリ 2回 (9.1%)
7 オコン 1回 (4.5%)
ハミルトン 1回 (4.5%)
アルボン 1回 (4.5%)
ルクレール 1回 (4.5%)
角田裕毅 1回 (4.5%)
オモテのチャンピオンは文句無しのフェルスタッペン。ファンの心を揺さぶった「ウラのチャンピオン」は22戦中5回獲得したマクラーレンのノリスという結果となりました。
ノリスは繰り返しになりますが、ヨーロッパラウンドを迎えてからの飛躍、後半戦の追い上げのインパクトが抜群でしたね。未勝利ながら、将来のチャンピオンの呼び声は高く、昨シーズンは特に横に座る新人ピアストリも覚醒して、対等な速さを見せつけるシーンもありましたので、今シーズン念願の初勝利やピアストリ共々さらなる飛躍が期待できます。また、初ファステストラップを獲得した角田も最終戦でドライバー・オブ・ザ・デイを獲得し、チーム名も新たに迎える4年目の期待は大きいです。機体を自信に変え(でもあくまで謙虚に)開幕戦から賢く速さを見出し、ファンを魅了してくれることを願いたいです。
今回も3回に分け、じっくり時間をかけ(笑)遅ればせながら2023年のF1を振り返りました。miyabikun個人的にはあと3つほど、やりたいことがあるのですが、開幕ならびに合同テストが控えています。果たして開幕までにそれをこなせるかどうか。。
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