決勝開催からだいぶ時間が開きましたが、miyabikunまだジェッダに居残っております(笑)せっかくの決勝土曜開催を全く活かすことが出来ませんでした。早く日本に戻って、オーストラリアに行く準備しなきゃね!
スタートタイヤはこうなりました。サインツに代わってスポット参戦となったフェラーリのベアマンと16番スタートのボッタスが赤のソフトタイヤをチョイス。ほかは黄色いソフト。スタートダッシュで前に出られるかな?!
フォーメーションラップで不穏な無線が。アルピーヌのガスリーはとことんツイていないなぁ。一応スタートは切れたものの、結局リタイヤ。誰か堕ちるところまで堕ちたアルピーヌを救ってあげておくれー。
スタートの瞬間を観ていて、6番グリッドのノリスは目で見てよくわかる不可解な動きをしていましたね。
見辛いけど、これ。ノリスのマシンはピクっと動いています。チビっちゃいましたね。7番スタートのラッセルにしっかりチクられてしまっています。これはフライングをとられちゃうのかな(結果的にこれは「フライングではない」そうです。そうなの?変なのー)
ターン2で3番スタートのペレスがルクレールを捕まえる。同じマシンに乗るんだし、ついていきたいよね。と思ったら
あら、差し返された。考えていることはルクレールも同じ。シーズン序盤から離されては困る。持ち前の速さで食らい付いてください!
スタートでやや出遅れた青マシンはこちらも紅いマシンにまくられています。角田とベアマンです。
何とか耐え抜きますが、ベアマンは予選から注目の的ですぞ。気を付けて!
4周目のコントロールラインでペレスは再びルクレールを捉えてターン1へ。
これでレッドブルがワンツー。早いな。。決まりか。
6周目に9位を走行していたアストンマーティンのストロールはイン側のウォールを舐め過ぎて
ロッドを壊して制御不能。反対側のウォールに突き刺さります。ストロールの身体は無事も、セーフティカーが入り、レースは動きをみせます。
まだレース序盤だけど、このタイミングでミディアムを捨てちゃうのかな。
多くのマシンがタイヤを替え、2スティントを迎える中、スタートでチビった6位走行のノリスはステイ。ほか、ハミルトン、ヒュルケンベルグ、周もステイしています。まだミディアムタイヤ使えるし、ハードでどんなペースを築けるかわからないしね。一か八かかけてみるのは面白いかも。
13周目にフェルスタッペンはノリスをかわしてトップ復帰。もう少しノリスを泳がせてくれてもいいじゃん、もう!(笑)
後方ではハースのマグヌッセンがウィリアムズのアルボンに壁際へ追いやり接触するという恐喝行為により、マグヌッセンに10秒のタイムペナルティが下っています。マグヌッセンらしいっちゃらしいけど、相変わらずの乱暴さんだな(笑)
これがキッカケにもなり、以降の「事件」が勃発しましたね。変にぶり返すの何だけど、備忘録としてこの後触れていきます。
26周目にそのマグヌッセンを13位走行の角田が狙っています。
あ、逃げやがった。マグヌッセンいけずぅ!
29周目、コントロールラインで角田はアウトから並びかけていく。
ターン1獲ったか!
マグヌッセンはターン2のエイペックス「より内側」から角田に並び、
出口でトラック外に追いやる。マグヌッセン久々に荒れてるぞ。面白いけどやり過ぎ。これでさらに10秒の合計20秒加算へ。ペナルティ貰って自暴自棄になったか?!頑なにディフェンスに徹し、みるみるうちに後続が詰まりだす。
タイムペナルティを貰ったマグヌッセンの本来の位置は角田ら集団よりだいぶ後ろにあります。しかし、マグヌッセンは遅く走ってもその状況は変わりません。これは単にマグヌッセンが荒れ狂っているわけではない。セーフティカーピットインを行わず10位入賞圏内を走行するチームメイト、ヒュルケンベルグのための捨て身の走りでしたね。荒っぽいが、仲間もしっかり立てるのがマグヌッセンの男気。ただ後ろを走る者、特に先程いけずぅな走りをされて、変にトラックリミット違反までとられた角田にとってはまったくもって面白くないこと。
まだタイヤ交換を済ませていない周はさておき、マグヌッセンまでのギャップはしっかり築いてヒュルケンベルグはピットイン、そしてトラックイン。ハースとしてはグッジョブ、ケビン!ハースとしては、ね。
話を少しだけ戻して27周目の5位、6位争い。前がまだタイヤ交換をしていないハミルトン、後ろがタイヤ交換を済ましてハードタイヤを履くピアストリです。
35周目の5位、6位争い。まだやってる。確かに7回チャンピオンと2年目の若手を同等比較するのは可哀想。ただハミルトンは使い古しのミディアムタイヤであり、ピアストリはハードタイヤとはいえ履歴は浅い。昨シーズンのデビューイヤーも感じましたが、ピアストリは一発の速さはなかなか切れ味抜群なものの、ロングラン、レースペースとなるとやや物足りなさを感じます。これも伸び代ですね!気になったので挙げてみました。
ステイアウトした面々は34周目にヒュルケンベルグ、37周目にハミルトン、翌38周目にノリス、そして周はレース終盤の40周までミディアムタイヤを引っ張りました。ヒュルケンベルグは予選15番手から10位フィニッシュ、ハミルトンは8番手で9位フィニッシュ、ノリスが6番手から8位フィニッシュ、周は20番手から2人のリタイヤがあって18位フィニッシュでした。ヒュルケンベルグは先述のように「チームメイトの恐喝的なバックアップ」があり順位を上げましたが、他の3人は順位を落としています。レース序盤に起きたセーフティカーピット、結果的には「入らにゃ損」という結果になりました。
え?何て?!後ろで何かあったの?!
《決勝結果》
1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
2 ペレス (レッドブル・HRB)
3 ルクレール (フェラーリ・F)
優勝は、、言うまでもありません(笑)2位も、、同じチームです。3位は開幕戦のサインツに変わり、今回はルクレールが獲得と2戦連続で同じチームで構成された表彰台となりました。じゃあ、第3戦も?!大3成、いや勘弁してくれ(笑)
《ファステストラップとそのタイミング》
ルクレール(フェラーリ・F)
1分31秒632 50周目/50周
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
ベアマン (フェラーリ・F)
《完走(扱い)台数と規定周回走破台数》
完走台数:18台(18台フィニッシュ)
規定周回:12台
今回の規定周回は50周で、上位12人がこなしており13位以下が周回遅れとなります。12位完走は何とマグヌッセン!20秒の罰金刑ならぬ「罰時刑」を食らっても、アルボン1人にしか抜かれませんでした。マグヌッセンがとっ散らかしたには違いないけど、それはそれで後続は情けなくないか。疲弊しちゃった?!
《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
ベアマン (フェラーリ・F)
お、サインツ!体調はいかが?!てっきり手術して入院していると思っていたので、ガレージにいたのは驚きました。サインツが見つめるモニターの先は
もちろん代役ベアマンです。予選、決勝としっかり代役は果たせたと思います。ニューフェイスの活躍、嬉しいですね!公式の結果に異論無し!いいもの見せてもらいました!残念ながら来シーズンのフェラーリには空きシートがありませんが、気になったチーム、いくつかあったんじゃないでしょうか(ただあまり誉めたり期待を込めると、一昨年みたいなこともあるので、そこは冷静に。まだ若いですから)
miyabikunが次点に選ぼうとしたのはマグ、、ウソウソ、それは止めておこう。
《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
該当無し
また該当無し?!あったろmiyabikun、お前さんの目は節穴かい。
例のでしょう、迷いましたよ。でも一部は目に余りましたが、一部はよくやったとも思っています。アルボンにした行為は確かに危険。ミラーを見ていなかったのか。そして角田とのバトルも決してスマートではないし、一歩間違えば大惨事です。誉められたものではありませんが、いずれもマグヌッセンのあの走りは今回に始まったことではない、よくあること。ベテランにもなってやっていいものではない。ただマグヌッセンはある意味評価すべきです。それは貴重な貴重なチームメイトの、チームのポイントゲットを確実にこなしたんです。ハースをはじめ、中団下位チームにとっては喉から手が出るほどほしい1ポイント。これを「チームの指示」でやりました。
近年のF1は本当にお利口さんであり、怪しげな走りや忖度があった日には非難轟々です。最近の日本のスキャンダルもそう、当事者はもちろん、周囲の目も厳しく、間接的に関与している我々の声が大きく届く世の中になりました。先日のバーレーンGPもそうですが、F1には昔からチームオーダーやチームワークは存在し、それこそ皆に崇められたセナやシューマッハの頃はもっと露骨にレースを支配する力が働いたものです。観ていて悔しかったり、腹立つことがあっても、その中で戦っていくのがF1です。この点においてよく「F1はスポーツか」ということが議論に上がり、今回もいくつかみられた「偏りのある裁定」があるのもまた悔しいけど、それもF1なんですよね。変に冷めた視点かもしれませんが、miyabikunは長年F1を観戦していく中で半ば割り切って観戦できるようにもなりました。ルールの不公平さ、偏りは是非無くしてほしい。全員が全員納得できる裁定はなかなか難しそうですが、前例を吟味し、少しずつ是正、改善に向かってほしいなと思っています。
《ドライバーズポイントランキング》
1 → フェルスタッペン 51pts
2 → ペレス 36pts(-15pts)
3 ↑ ルクレール 28pts (-8pts)
4 ↑ ラッセル 18pts(-10pts)
5 ↑ ピアストリ 16pts (-2pts)
《コンストラクターズポイントランキング》
1 → レッドブル 87pts
2 → フェラーリ 49pts(-38pts)
3 ↑ マクラーレン 28pts(-21pts)
4 ↓ メルセデス 26pts (-2pts)
5 → アストンマーティン 13pts(-13pts)
《第2戦サウジアラビアGPのポイント》
・表彰台登壇チームが早くも決まりつつあるか
・セーフティカーピットはした方が得
・ベアマンの代役アピール大成功!
・敵に回すと危ないが味方ならば心強いマグヌッセン
土曜決勝のチャンスを全く活かせなかったmiyabikun。第3戦も日本にとっては好都合、時差少なめのオーストラリアGPです。
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