あーあ、決勝観戦記は即日アップならず、今回の連続投稿は12でストップでした。やーい、miyabikunの根性無しー!(笑)
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開幕戦を心待ちにしていたことに間違いや偽りはありませんが、ほぼリアルタイム観戦は途中から非常に眠かったです。久し振りのF1の月曜観戦が堪えたのでしょうか。スタート直後で優勝者がみえたから?!目は開いて観戦はしてたものの、口はあんぐりフランク・ウィリアムズ状態だったんだと思います。翌月曜夜も観ました。これがまた眠い。。もうすぐ春だからか、なるほど!(笑)

フォーメーションラップの間にお決まりのスタートタイヤチェックです。
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新品や中古は様々ながら95%のドライバーが赤いソフトタイヤをチョイス。しかし、残る5%、つまりハースのマグヌッセンただ1人が白のハードタイヤを選んでいます。後方スタートですからね、逆ストラテジーで起死回生を図らない手はない。

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お、2番手のペレスの蹴り出しが鈍いぞ。セカンドロウのフェラーリが外と内から挟み討ちするか?!
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随分内側に寄っているな。サインツの行き場無いじゃん。
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ターン1は結局ルクレールが2位を奪う。
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アラムコのマシンが前のアラムコを突いています。5番スタートのアロンソはこれに足元を救われ、ハミルトンのみならず出足鈍ったラッセルにまで順位を奪われています。マシンに怪我が無かったからいいものの、こりゃ今後もこういうことが何回もあるな。
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2周目における順位昇降はこうなりました。ゲイン最多はボッタスの-4。ロスト最多はボッタスの相方の周と復帰のヒュルケンベルグによる+4となっています。ウィリアムズ2台は揃って-3。予選もそうでしたが、サージェントが予想以上にいい(もちろん誉めています)

冒頭にも書いた通り、序盤で盤石なるトップ快走を観ていたらmiyabikunやけに眠くなっていました。それも束の間。目が覚める出来事が3つありました(3つもあれば眠くなる暇なんて無いだろ)一つ目はこちら。
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メルセデスワークスに対して、メルセデスパワーユニット搭載車が襲いかかる。序盤に順位が入れ替わったラッセルVSアロンソのバトルです。
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13周目にサイドバイサイドに持ち込む。miyabikunの目でナイトレースとなれば黒と深緑の識別はより困難。ガツガツ攻めているイン側がアロンソ。
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ラッセルも食らい付きますが、アロンソの勢いは止まず。
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見事にかわして順位はひとまずスタート+1に。FullSizeRender
15周目、35周目のピットインでそれぞれハードタイヤに交換したアロンソの次なるターゲットはハミルトン。
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ファステストラップで追従し、ストレートエンドでググッと接近。
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インをさす。
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が、7回チャンピオンも負けられない!
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今度はどうかな?!アロンソ再び並ぶ。
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勝負アリ!アロンソこれでグリッド位置に戻る。ココまでが一つ目。アロンソのメルセデス狩りは拳に力入る走りでした。

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二つ目は時を戻して、、スタートで鈍ったペレスは上位勢で最も遅い18周目までタイヤ交換を引っ張り、26周目までにジワジワとルクレールを追い立てていきます。
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タイヤに厳しいかルクレールはペレスに捕らえられ、ペレスは2位復帰。レースペースはレッドブルの方が完全に上。ココはさほど驚きませんでした。問題はこの後。何とかスターティンググリッド順は堅持したいルクレールは34周目に2回目のタイヤ交換を終え、これでこのままフィニッシュかと思いきや
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ノーパワー。。えーっアンタ、開幕戦でパワーユニットを交換していなかった?!またぶっ壊れては残り22戦を乗り切れるのかい?!まあフェラーリらしいっちゃフェラーリらしいので期待するだけ損なのかも(笑)

あと一つは最後の方でやります。

ルクレールの早退により、チームメイトのサインツが3位に浮上。しかし、3位が欲しいのは当然サインツばかりではありません。
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母国スペインの大先輩、アロンソ見参。逃げを打つトップのフェルスタッペンより登場シーンが多い(笑)追われるサインツに対し、無線でゲキが飛ぶと
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「プッシュしたら最後まで保たないかもしれない」
サインツ、タイヤキツい宣言。昨シーズンもタイヤへの厳しさが足かせになっていましたが、まだ改善に至れていなかったんですね。それを知ったアロンソは容赦無く
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バイバイ!これでアロンソは3位表彰台を獲得あっぱれ!

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《決勝結果》
 1 フェルスタッペン(レッドブル・HRB)
 2 ペレス     (レッドブル・HRB)
 3 アロンソ    (アストンマーティン・M)

フェルスタッペンはあまりカメラで捉えられることも無く、終始トップをクルージング。ペレスもスタートダッシュの出遅れをリカバーしてレッドブルのワンツーフィニッシュを確立しました。ただ決勝の注目の的、主役は完全にアロンソが持っていきました。何せメルセデスとフェラーリを自らの腕一本で撃破してしまうのだから。
アルファタウリの角田くんも健闘しましたが「アルボンの壁」を打ち破ることができず、惜しくも11位入賞圏外フィニッシュに終わりました。

《ファステストラップとそのタイミング》
 周冠宇 (アルファロメオ・F)1分33秒996
 56周目/57周
 ※入賞圏外フィニッシュのため、ポイント付与無し
《ドライバー・オブ・ザ・デイ》
 アロンソ(アストンマーティン・M)
《完走(扱い)台数と規定周回走破台数》
 完走台数:17台(17台フィニッシュ)
 規定周回:11台

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《miyabikunの選ぶドライバー・オブ・ザ・デイ》
 アロンソ(アストンマーティン・M)

今回は迷うこと無く一択です。スタート直後にチームメイトに小突かれてメルセデスに先行された時は心配しましたが、そんなことは心配ご無用。自信と楽しさに満ち溢れた走りを充分堪能させてくれました。ラッセル、ハミルトン、サインツとのバトルは「これぞF1バトル」と感じられるものでしたね。上位を走るであろう予想はある程度できましたが、まさか移籍初戦で表彰台登壇には正直驚きました。この人、まだまだやれるぞ。もしかしたら今シーズン中に久々の優勝があるかもしれません。
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アロンソからやや離れた次点。アロンソの走りで霞んでしまいますが、予選に失敗して最後尾スタートとなったアロンソの後任ガスリーも中団で健闘しました。レース中盤でウィリアムズのアルボンに引っかかった後はバーチャルセーフティカーのタイミングを活用して見事にアルボンを打破。9位入賞を果たしました。チームメイトの分まで頑張った!(笑)

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」》
 オコン (アルピーヌ・R)

ガスリーが決勝で好走する裏側では、親友オコンはとても散らかっていましたよね。シーズン初戦からアカンです。
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きっかけはこのスターティンググリッドでした。ヘルメットが右を向いていますが「やべ、出ちまった」という感じだったのでしょうか。無意識だったらマズイぞ。
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フロントウィングレットを傷め、ペナルティ消化する際のコレ。これについてはオコンというよりチームの問題ですが、無意識だったらマズイぞ。ペナルティにペナルティを重ねる。
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極め付けはそのピットの際のスピード超過。非常に微々たる超過ではあったものの、3つ全てが初歩中の初歩。予選9番手からトリプルでペナルティを食らって、仕舞いにはノーポイント。ガスリーと順位がまるで入れ替わっている。今回デビューの新人ではないのだから、、。これがある意味目が覚めた出来事三つ目。
あと怪我からの復帰と入賞でかき消された感がありますが、スタート直後にアロンソに追突したストロールも決していただけるものではありません。チームメイトとのニアミスは今回が初めてではありませんし、結果的なダブル入賞したからいいものの、現にアロンソは順位を落としています。手が痛かったって?!いやそれとは別問題!miyabikunはイエローカードを提示します。

《ドライバーズポイントランキング》
   1      フェルスタッペン 25pts
   2      ペレス      18pts(-7pts)
   3      アロンソ     15pts(-3pts)
   4      サインツ     12pts(-3pts)
   5      ハミルトン    10pts(-2pts)

《コンストラクターズポイントランキング》
   1      レッドブル     43pts
   2      アストンマーティン 23pts(-20pts)
   3      メルセデス     16pts  (-7pts)
   4      フェラーリ     12pts  (-4pts)
   5      アルファロメオ     4pts  (-8pts)

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《開幕戦バーレーンGPのポイント》
・フェルスタッペンは誰とも触れ合うこと無く
・魅せるアロンソ、久々の登壇レッツゴー!
・新品タイヤ備蓄もPUは早くも備蓄無しルクレール
・オコン(とチーム)はアカン

例年よりやや早めの開幕戦は無事にフェルスタッペンが優勝を挙げ、三連覇への幸先いいスタートとなりました。今シーズンはこういうレースが続くのだろうか。とてもじゃないけどフェラーリやメルセデスが捕まえられそうな気配を感じませんでした。むしろアストンマーティンの方が元気があり、レッドブルを脅かす存在になりそうな気配。あと興味深かったのはチーム内で予選と決勝の順位がひっくり返ったものがいくつかありましたね。最も顕著だったのは言うまでも無くアルピーヌ。他はハースも逆転しています。開幕戦はこのような予測不能なことが起きがちですが、準備万端、盤石なのはレッドブルとアストンマーティンくらいでしょうか。

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