miyabikun少々計算違いをしてしまっていました。今シーズンの開幕戦バーレーンGP決勝は3/5(現地時間)じゃん、ヤベ、、シーズンオフ企画をゆるりゆるりとやっている場合ではないぞ。ことに気付き、まだ心残りはありつつも毎年恒例の「新車をみる」を始めていきたいと思います。開幕を迎えられるのは嬉しいことだけど、3/5はいくら何でも早いよー!バーレーンでもカタロニアでもアブダビでもいいから、もうちょっとテストやった方がいい気がする。
今シーズンも特に理由はありませんが、マクラーレンから始めていきます。チーム代表も一新し、再び中団トップに返り咲けるか?!マクラーレンMCL60です。

《設計》
 ジェームス・キー

《外見》

マクラーレンのマシンは1981年から「MP4」という名が使用され、そのプロジェクトの発起人であるロン・デニスが解任された2017年より「MCL」に変わりました。変わりつつも概ね連番できていたものを今シーズンいよいよ止め「マクラーレン設立60周年」を記念するものに変更されます。フェラーリあるある的なネーミングではありますが、こうなると新たな疑問と興味が湧きます。果たして来シーズンはどうなっちゃうのか。MCL37回帰?!MCL38に飛ぶ?!はたまたMCL61と続く?!長く続いた歴史を一度流れを変えると、不整合が生まれます。
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皆さんご存知の通りマクラーレンをはじめ、先日までに発表されたニューマシンは正式な2023年型とは言えず、カラーリングをお披露目したに過ぎないチームがほとんどです。本来であれば合同テストや開幕戦で見られるものの方がより現実的な形にはなりますが、さすがにそれを待ってはとても開幕戦に間に合わないため、あくまで見た目、色味を確認する程度にならざるを得ません。画像も公開されているものを一部加工や補正させていただいています。
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こちらはピアストリ車ですね。前方からの色遣いは昨年とあまり変わらず、オレンジ、水色、黒で構成されています。昨シーズンのMCL36ってどんなだったっけ?と必死に思い出したくなってしまいますが、マクラーレンは実に有難い画像を公開しています。
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ほぼ同じアングル、有難い。。オレンジ、水色、黒の三色も、やや黒みが多くなりましたね。昨シーズンはどこかボンヤリと厚ぼったい印象を受けたのはカーナンバーの色だったようです。水色は決して悪い色ではないけど、オレンジとの境界無き組み合わせはパッとしませんね。今シーズンの色の方がよっぽどいい。フロントサスペンションはプルロッドで変わらずも、その取り付き方やフロントウィングのアッパーエレメントの造形、サイドポンツーン周りで変化がみられます。
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サイドの比較をみると、サイドポンツーン開口は外側に向けて後退しており、寸胴だったサイドポンツーンはなかなかキツめなアンダーカットを施しています。メルセデスパワーユニット搭載車にありがちななだらかなエンジンカバーも「横に落とす」ものから「後方に落とす」というメリハリがあります。ちょうどその部分が黒のカラーリングで強調されているようにみえますね。
リヤサスペンション手前には「60」の数字。紛らわしいのですが、マクラーレンにはカーナンバー60のドライバーは居ません。
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リヤビューはこんな感じ。味気無いホイールカバーは昨シーズン同様にGoogle Chromeの四色が施され、走り始めると何のこっちゃわからなくなっちゃう(笑)でもココにちゃんと洒落っ気を出しているのは◯。サイドにも大きくロゴが入っています。

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《シャシー》
 MCL60
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:798kg
 最大燃料搭載量:110kg

 ブレーキキャリパー:

 ブレーキディスク、パット:
 サスペンション フロント:プルロッド
          リヤ :プッシュロッド
 ホイール:BBS
 タイヤ:ピレリ

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《パワーユニット》

 メルセデスF1 M14 E Performance
  V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
 排気量:1.6ℓ

 ICE最高回転数:15,000rpm

 MGU-K最高回転数:50,000rpm
 MGU-H最高回転数:125,000rpm
 最大出力: - 馬力+120kW(非公開)
 燃料・潤滑油: 

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《ドライバー》
 No.4   ランド・ノリス(イギリス)
 No.81 オスカー・ピアストリ(オーストラリア)

ドライバーは今やマクラーレンの顔といえるノリスと昨シーズンまでのリカルドに代わり、同郷の新人ピアストリを加えた若い2人となります。miyabikun個人的にマクラーレンに期待しているのは三点。「ノリスのF1初優勝なるか」「大型新人ピアストリの真価と適応力」「コンストラクターズで中団最上位復帰あるいは上位グループ進出なるか」です。

ノリスの才能や速さは最早説明不要ですね。昨シーズンもドライバーズランキングでは単独の中団トップに位置し、上位3チーム以外で唯一の表彰台登壇を果たしています。しかしなかなか達成できない「初優勝」です。一昨年の勢いでそろそろいくかななんて思ったものの、昨年はマシンの不出来に泣かされることとなりました。もしやこのまま優勝が叶わぬのでは?!なんて思うこともありますが、ノリスは5年目のシーズンでまだ23歳。早かれ遅かれ日の目は見られるはずです。それが今シーズンであることに期待しています。
加入問題から話題性抜群の新人ピアストリにも大いに期待をしています。下位カテゴリーで優秀な成績を収めたことでも先輩ルクレールやラッセル
のような活躍が期待できますが、それら先輩と異なるのは「ピアストリはマクラーレンからのキャリアスタート」であること。先輩2人より即戦力を問われる立場にあります。彼なら適応してくれるでしょう。今からどんな走りをするのか楽しみです。

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