今回もまだ昨シーズン2021年の話題です。miyabikunは毎予選、決勝観戦記で「ベストとワーストのドライバーや話題」を付記し、レースでいい意味でも悪い意味でも印象的なものをピックアップしていました。それらを集計することでポイントランキングによらないシーズンのベストドライバー、つまり「ドライバー・オブ・ザ・イヤー」を選定できるのではないかと思い、一昨年シーズンから始めました。あくまでmiyabikunの独断と偏見で選出したものにはなりますが、独自の観点から2021年の「裏のチャンピオン」を決めたいと思います。以下で同じようなデータが何回か繰り返すこととなりますが、全て意味合いの異なるものですので、そこはくれぐれもお間違えの無きよう。

決勝レースのファン投票によって選出される「本家の」ドライバー・オブ・ザ・デイは先日1/8の「数字でみるF1 〜ポイントほか〜」で振り返りました。まずは参考までにそれを再掲します。

《「本家の」ドライバー・オブ・ザ・デイ獲得者》
 開幕戦 バーレーンGP      ペレス
 第2戦  エミリア・ロマーニャGP ノリス
 第3戦  ポルトガルGP      ペレス
 第4戦  スペインGP       ハミルトン
 第5戦  モナコGP        ベッテル
 第6戦  アゼルバイジャンGP   ベッテル
 第7戦  フランスGP       フェルスタッペン
 第8戦  シュタイアーマルクGP  ルクレール
 第9戦  オーストリアGP     ノリス
 第10戦イギリスGP       ルクレール
 第11戦ハンガリーGP       アロンソ
 第12戦ベルギーGP       〜無し〜
 第13戦オランダGP       ペレス
 第14戦イタリアGP       リカルド
 第15戦ロシアGP        ノリス
 第16戦トルコGP        サインツ
 第17戦アメリカGP       フェルスタッペン
 第18戦メキシコシティGP    ペレス
 第19戦サンパウロGP      ハミルトン
 第20戦カタールGP       アロンソ
 第21戦サウジアラビアGP    フェルスタッペン
 最終戦 アブダビGP      ライコネン

先日も書いたように納得できるものもあれば、ちょっとそれは違うだろと思える回も見受けられるように感じます。本家のものは時としてひいきや同情票、締切間近のレース最終盤での出来事が反映できないなどの不公平さや不確かさのある選定になることがありますね。
こちらも先日行いましたが、それらドライバー・オブ・ザ・デイの獲得回数をまとめてみます。

《ドライバー・オブ・ザ・デイ獲得回数》全21回
 1 ペレス      4回
 2 ノリス      3回
  フェルスタッペン 3回
 4 ベッテル     2回
  ルクレール    2回
  ハミルトン    2回
  アロンソ     2回
 8 リカルド     1回
  サインツ     1回
  ライコネン    1回

第12戦ベルギーGPを除く全21回の獲得回数をランキングすると、このような結果となります。レッドブルのペレスが最多の4回となり、マクラーレンのノリスと新チャンピオンとなったフェルスタッペンが3回で2位タイと続く結果となりました。この結果からいくと、ポイントランキングによらない「本家のドライバー・オブ・ザ・イヤー」はペレスということになりました。
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もちろんペレスはドライバーズチャンピオン獲得に裏で貢献したものの、年間通じて最も活躍したか、と問われるとちょっと違和感を感じてしまいます。もちろんmiyabikunの考えや選定したものが正しいわけではありませんし、miyabikunもそんなF1ファンの一人ですから、もちろんこの結果を完全否定はしません。ただその違和感を解消できないかと考え、最近は決勝のみならず予選も含めて「その日一番の走りをしたドライバー」を独自に選定しています。以下で昨年miyabikunの選んできたものを整理していきます。

《miyabikunのドライバー・オブ・ザ・デイ予選編》
 開幕戦 バーレーンGP     フェルスタッペン
 第2戦  エミリア・ロマーニャGP ペレス
 第3戦  ポルトガルGP      サインツ
 第4戦  スペインGP       シューマッハ
 第5戦  モナコGP        ルクレール
 第6戦  アゼルバイジャンGP   角田裕毅
 第7戦  フランスGP       フェルスタッペン
 第8戦  シュタイアーマルクGP  ラッセル
 第9戦  オーストリアGP     ノリス
 第10戦イギリスGP   金曜予選 ハミルトン
        スプリント予選 サインツ
 第11戦ハンガリーGP       オコン
 第12戦ベルギーGP        ラッセル
 第13戦オランダGP        ガスリー
 第14戦イタリアGP   金曜予選 ジョビナッツィ
        スプリント予選 ガスリー
 第15戦ロシアGP         ノリス
 第16戦トルコGP         シューマッハ
 第17戦アメリカGP        ペレス
 第18戦メキシコシティGP     ボッタス
 第19戦サンパウロGP  金曜予選 ラティフィ
        スプリント予選 サインツ
 第20戦カタールGP        サインツ
 第21戦サウジアラビアGP     フェルスタッペン
 最終戦アブダビGP        角田裕毅

予選編は全22戦プラス、イギリス、イタリア、サンパウロ(ブラジル)の3箇所で行われたスプリント予選を加えた全25回で選定しました。予選での選定ポイントは単に順位やセッション通過云々だけでなく「マシンポテンシャルを引き出し、チームメイトと比べてキラリと光る部分がみられた場合」も踏まえています。この結果も回数の多い順に並べ、1回につき1ポイントを付与していきます。ポイントはのちの集計、評価で使用します。

〈獲得者ランキングと付与するポイント〉
 1 サインツ     4回×1pt
 2 フェルスタッペン 3回×1pt
 3 ガスリー     2回×1pt
  シューマッハ   2回×1pt
  ノリス      2回×1pt
  ペレス      2回×1pt
  ラッセル     2回×1pt
  角田裕毅     2回×1pt
 9 オコン      1回×1pt
  ジョビナッツィ  1回×1pt
  ハミルトン    1回×1pt
  ボッタス     1回×1pt
  ラティフィ    1回×1pt
  ルクレール    1回×1pt
         合計22+3回×1pt=25pts

ドライバー・オブ・ザ・デイ予選編での最多はフェラーリのサインツによる4回が最多となりました。今までのサインツといえば予選より決勝といった印象が強いですが、昨シーズンは移籍初年にも関わらず、ルクレールに負けず劣らずの健闘をみせていたと思います。
2位は3回獲得のフェルスタッペンであり、最大のライバルであるハミルトンの1回を上回っています。フェルスタッペンも初ポールポジション獲得までだいぶ時間を要した(とはいえ若い)ドライバーの一人でしたが、昨シーズンは開幕戦からしっかりポールポジション発進し、シーズン最多の10回のポールポジションを獲得しています。一方でポールマイスターに君臨してきたハミルトンはシーズン5回とやや少なく、決勝レースで異なる戦い方を強いられてきました。ほか、予選で健闘したアルファタウリのガスリー、トップドライバーへの道にまた一歩近付いたノリス、さらには日本の期待を大きく背負うデビューイヤーを過ごした角田くんも「変な」ひいき無しに2回miyabikunから獲得しています。

《miyabikunのドライバー・オブ・ザ・デイ決勝編》
 開幕戦 バーレーンGP     フェルスタッペン
 第2戦  エミリア・ロマーニャGP ノリス
 第3戦  ポルトガルGP      アロンソ
 第4戦  スペインGP       ハミルトン
 第5戦  モナコGP        ベッテル
 第6戦  アゼルバイジャンGP   ペレス
 第7戦  フランスGP       フェルスタッペン
 第8戦  シュタイアーマルクGP  ルクレール
 第9戦  オーストリアGP     ノリス
 第10戦イギリスGP       ルクレール
 第11戦ハンガリーGP      アロンソ
 第12戦ベルギーGP       該当なし
 第13戦オランダGP       フェルスタッペン
 第14戦イタリアGP       リカルド
 第15戦ロシアGP        ノリス
 第16戦トルコGP        ペレス
 第17戦アメリカGP       ハミルトン
 第18戦メキシコシティGP    ペレス
 第19戦サンパウロGP      ハミルトン
 第20戦カタールGP       アロンソ
 第21戦サウジアラビアGP    ハミルトン
 最終戦アブダビGP       ハミルトン

続いて「本家」と同じmiyabikunの選ぶ決勝編です。第12戦ベルギーGPは本家と同様に選び様の無いパレードでしたので、選定は21戦分になります。以下で回数順に並べ替え、予選編と区別できるよう、こちらには1回につき2ポイントを付与していきます。

〈獲得者ランキングと付与するポイント〉
 1 ハミルトン    5回×2pts
 2 アロンソ     3回×2pts
  ノリス      3回×2pts
  フェルスタッペン 3回×2pts
  ペレス      3回×2pts
 6 ルクレール    2回×2pts
 7 ベッテル     1回×2pts
  リカルド     1回×2pts
         合計22-1回×2pts=42pts

最多はスペイン、アメリカ、サンパウロ(ブラジル)、サウジアラビア、アブダビの5回獲得のハミルトンとなりました。この集計を全く意識せず、毎戦素直に評価した結果でこうなりました。毎回言っていましたが、個人的に正直ハミルトンばかり目立つシーズンは飽き飽きしています。ただ昨シーズンのハミルトンは予選編でも書いたように、予選からの逃げ切り盤石なレース展開よりも、決勝のスタートダッシュや猛威的な追い上げが度々光り、近年続いてきた勝ち方戦い方とは異なる内容が多かったと思います。獲得回数2位は3回でアロンソ、ノリス、フェルスタッペン、ペレスの4人が並びました。シーズン当初はアロンソとはいえどこまでやれるのか半信半疑で見守っていたものの、久々表彰台をはじめ、ハミルトンへの「壁」にもなり、チームメイトの初優勝にも貢献して、身をもっての「運営側へのイチャモン」とさすがの走りをみせてくれました。予選編でも上位につけたノリスは決勝でも惜しいレースがいくつもありましたね。今シーズンは初優勝も夢ではないはずです。
これら予選編と決勝編の獲得ポイントを合計して、総合的な観点からmiyabikunの選ぶ2021年ドライバー・オブ・ザ・イヤーを決めたいと思います。その結果はこちら!

《2021年ドライバー・オブ・ザ・イヤー》
 1 ハミルトン     11pts
 2 フェルスタッペン 9pts
 3 ノリス      8pts
  ペレス        8pts
 5 アロンソ     6pts
 6 ルクレール    5pts
 7 サインツ     4pts
 8 ガスリー     2pts
  シューマッハ   2pts
  ベッテル     2pts
  ラッセル     2pts
  リカルド     2pts
  角田裕毅     2pts
  14 オコン      1pt
  ジョビナッツィ  1pt
  ボッタス     1pt
  ラティフィ    1pt
         合計67pts

予選では低評価に終わったハミルトンは決勝で10ポイントを強みにmiyabikunの選ぶ「2021年ドライバー・オブ・ザ・イヤー」を受賞となりました!おめでとうございます!
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え、こんなの慰めにもならないし、金にもならない、名誉も無い?!こんな賞より「本物のチャンピオン」が獲りたかったって?!そんなことわかってるよ。慰めるつもりで持ち上げているのではなく、miyabikunは「チャンピオンは逃したけど、光る走りが充分できていたよ」と評価しているんだよ!(笑)
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シーズンを通してみれば、レッドブル&フェルスタッペンに速さがあり、もしかしたらもっと早い段階でチャンピオンが決定したのかもしれません。ただハミルトンも一時は防衛は困難と思われた時期がありつつも、様々な要因や底力をみせ、終盤サウジアラビアGPでは同ポイントまで詰め寄りました。この追い上げは「さすが7回キング」を知らしめられる脅威を感じました。これに耐え抜いたフェルスタッペンも素晴らしく、そんなハミルトンをようやく上回ったと評価すべきですが、速さでなく「強さ」の観点でみても、意図も操作もないこの結果でよかったのかなという印象でした。皆さんの「2021年ドライバー・オブ・ザ・イヤー」は誰だったでしょうか?!
まだ少しだけ2021年シーズン関連の書き残しネタはありつつも、これで概ね2021年シーズンの話題は終えられたことになります。何とか1月中にここまで来れてよかったです。この先のシーズン開幕、その前に控える新車発表までまだ少し時間がありますので、少し頭を切り替えた話題にできればと思っています。

あ、あと予選、決勝観戦記ではドライバー・オブ・ザ・デイ以外にも「ザ・ワースト」と題したピックアップもやっていましたね。こちらはランキング形式にはしませんが、一応結果だけのご報告といたします。

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」予選編》
 開幕戦 バーレーンGP       マゼピン
 第2戦  エミリア・ロマーニャGP  ボッタス
 第3戦  ポルトガルGP       リカルド
 第4戦  スペインGP        ペレス
 第5戦  モナコGP         アロンソ
 第6戦  アゼルバイジャンGP    ボッタス
 第7戦  フランスGP        角田裕毅
 第8戦  シュタイアーマルクGP   リカルド
 第9戦  オーストリアGP      オコン
 第10戦イギリスGP   金曜予選   ストロール
        スプリント予選 ペレス
 第11戦ハンガリーGP       ハミルトン
 第12戦ベルギーGP        該当なし
 第13戦オランダGP        該当なし
 第14戦イタリアGP   金曜予選 該当なし
        スプリント予選 ハミルトン
 第15戦ロシアGP         該当なし
 第16戦トルコGP         該当なし
 第17戦アメリカGP        メルセデス・M
 第18戦メキシコシティGP     該当なし
 第19戦サンパウロGP  金曜予選 該当なし
        スプリント予選 ガスリー
 第20戦カタールGP        ペレス
 第21戦サウジアラビアGP     該当なし
 最終戦アブダビGP        該当なし

《miyabikunの選ぶ「ザ・ワースト」決勝編》
 開幕戦 バーレーンGP      ベッテル
 第2戦  エミリア・ロマーニャGP 該当なし
 第3戦  ポルトガルGP      ライコネン
 第4戦  スペインGP       該当なし
 第5戦  モナコGP        フェラーリ・F
 第6戦  アゼルバイジャンGP   ボッタス
 第7戦  フランスGP       該当なし
 第8戦  シュタイアーマルクGP  該当なし
 第9戦  オーストリアGP     角田&アルファタウリ
 第10戦イギリスGP       該当なし
 第11戦ハンガリーGP      該当なし
 第12戦ベルギーGP       該当なし
 第13戦オランダGP       メルセデス・M
 第14戦イタリアGP       レッドブル・H
 第15戦ロシアGP        ノリス
 第16戦トルコGP        該当なし
 第17戦アメリカGP       該当なし
 第18戦メキシコシティGP    該当なし
 第19戦サンパウロGP      該当なし
 第20戦カタールGP       該当なし
 第21戦サウジアラビアGP    フェルスタッペン
 最終戦アブダビGP       該当なし

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そもそも「最悪」だなんて名指しするのはよくありませんね。今シーズンは一つでも「該当なし」が増えることを願っています。

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