予想通りのピンクから深緑へ。ただピンクもちゃんとワンポイントで入っています。昔からmiyabikunも憧れるイギリスの高級スポーツカーメーカー「アストンマーティン」の名を得て、昨シーズンよりもさらなる好成績を残したいところです。レーシングポイント改めアストンマーティンAMR21がベールを脱ぎました。
IMG_8401

《設計》
アンドリュー・グリーン

IMG_8399
《外見》
注目されたマシンカラーから。グリーンの名の通り往年のイギリスのナショナルカラーである「グリーン」をまといました。以前に今回のアストンマーティンと同様に「なんちゃってワークスチーム」のジャガーという英系チームがあり、同じくグリーンのカラーリングでしたよね。ジャガーの緑より今回のアストンマーティンの緑は暗く感じます。前にも話した通り、miyabikunは色盲の気あるため緑、もっというと深緑が苦手で体調により極めて黒のように見えてしまうことがあるのですが、メタリックな深緑と黒のツートンカラーを採用しており、その境界をピンクのラインで表現しています。緑とピンクという一見ミスマッチな色を非常に上品にまとめましたね。今シーズン取り扱ったマシン、これから取り扱う予定のマシン含め、ざっと見た中でmiyabikunはこれが一番カッコいいんじゃないかなと思いました。皆さんはいかがでしょうか。
IMG_8402

FullSizeRender
昨年までレーシングポイントはさんざっぱら「メルセデスのコピー」と揶揄されましたね。見た目だけではなく、速さや安定感も増し、昨シーズンの好成績に繋がったので、それにより拍車がかかってしまった訳ですが、今シーズンはどんな感じでしょう。今シーズンのメルセデスW12ではなく、あくまで昨シーズンのW11を思い出しながら見てみましょう。IMG_8408
頭の中で黒の塗装を剥いで、緑に塗り替えてみてください。IMG_8406
ほほう、メルセデスのエメラルドグリーンがピンクになって波を打つカラーリングもIMG_8403
だいぶ似ていますね。これはまさしく「グリーンメルセデス」また言われちゃいそうですね。公然たる事実って感じ。これはまたまた速いのかな。昨年のペレスやストロールも表彰台やポールポジションをかっさらったぐらいですから、もしベッテルが本来のポテンシャルを活かせたとしたら、、あるかもしれませんね。面白いことになりそうだ!

ただ昨年のW11にみられなかったわかりやすい部分があります。マシンを真横から見てみます。
IMG_8405
わかりますか?!拡大すればすぐ気付きます。IMG_8412
エンジンカバーに膨らみがありますね。これはW11にはなかった(ただし、もうご存知の方がほとんどだと思いますが、今年型W12は似たような膨らみがあります)リヤウィングに対して有効な整流を期待しているのでしょうか。それともメルセデスパワーユニットの改良によるものなのでしょうか。先日見た同じメルセデスパワーユニットを積むマクラーレンにはありませんでしたよね。やっぱりマクラーレンよりはアストンマーティンは載せ換えもなく、深い間柄ということで開発に少し有利か。今シーズンのパワーユニットの詳しい配置が明らかになれば、この謎が解けるような気がします。

FullSizeRender
《シャシー》
AMR21
 全長: - mm
 全幅: - mm
 全高: - mm
 最低車体重量:752kg
 最大燃料搭載量:110kg
 ブレーキキャリパー:ブレンボ
 ブレーキディスク・パッド: - 
 サスペンション:フロント プッシュロッド
          リヤ  プルロッド
 ホイール:BBS
 タイヤ:ピレリ

FullSizeRender
《エンジン》
 メルセデスF1 M12 E Performance
  V型6気筒・バンク角90度 シングルターボ
 排気量:1,600cc
 最高回転数:15,000rpm(制限)
 最大馬力: - 馬力
 燃料・潤滑油: - 

《ドライバー》
 No.18 ランス・ストロール(カナダ)
 No.5   セバスチャン・ベッテル(ドイツ)

昨シーズン早々にフェラーリのシートを離脱したベッテルでしたが、シーズン終盤にレーシングポイント(現 アストンマーティン)の移籍を決めました。一時期は浪人もしくはF1引退か、なんてささやかれていましたから、よくこの決断ができたと驚きましたよね。その割を食ったのが結果オーライのペレスですし、またベッテルとストロールとのコンビネーションが完成したのが今でも若干の違和感を覚えます。F1ではどうも弟感満載のベッテルも近年は歳下ドライバーと組み、兄ちゃんやっています。実際には弟がいる兄ちゃんのようですし、面倒見もよさそう。ただし「弟が変に噛み付いてこなければ」
FullSizeRender
ストロールもペレス同様に昨年は好調なマシンあってか、例年よりだいぶ落ち着きと速さをみせてくれました。決勝レースは今ひとつでしたが、ネチャネチャ第14戦トルコGPの意表を突いたポールポジションは見事でした。キャリア最高位で終わらないことを祈りたい(笑)マッサの隣で得たことは何もないなんてほざいていた時代もありますが、ベッテルの隣はペレスとはまた違ったものを得られるのではないかなと思います。あ、でもブチ切れるのだけは真似しちゃダメね(笑)
FullSizeRender
またベッテルの話に戻すと、今年正念場だと思います。何だか毎年正念場な感じですが、なぜなら「もうマシンやチームメイトを引き合いに出せないから」前に乗っていたところのマシンより競争力はあるのではないかな。前のチームメイトよりかは成長具合はゆっくり目。移籍したばかりでもベッテルクラスとなれば「即戦力」と期待されます。新人のようなヘマ、子供のような態度、何せあなたは4回チャンピオンなんですから、劣化や賞味期限切れなどの噂を払拭しようじゃありませんか。ココでダメならもう行くところは無いと、肝を据えて挑んでほしいですね。本来ハミルトンと対等にやれるのはあなたしかいないはずなんです。

FullSizeRender
近年のベッテルには同じようなことを叱咤激励しています。この後もう一人、檄を飛ばさなきゃならない人がいますね(笑)再三しつこいし届く訳はないんですが、届くまで言い続けますよー。言われるうちが華です。

にほんブログ村 車ブログ F1へ
にほんブログ村